グリーフワーク 大切な人を失った時、人は心の奥まで傷つけられたような深 い悲しみに陥ります。この深い悲しみを外に表現することなく、 グリーフワーク としての 心の奥に溜め込んでしまっている状態を「グリーフ ( 悲嘆 )」 としての 葬送 を考える。 といいます。 親族や地域社会との繋がりが密接だったかつては、大切な人 葬送 を考える。 を失った時、その悲しみを周囲の人々が共有し、また一つ一つ 意味を込めて執り行われてきた「葬送」には、時間と段階を経 ecoffin LABO event 2012 ながら大切な人がいなくなった現実を受け止め、グリーフ ( 悲 嘆 ) の状態から一歩ずつ前を向いて歩き始めるためのプロセス ( グリーフワーク ) としての意味合いがありました。 ところが急激な少子高齢化・核家族がすすんだ現在、地域社 ecoffin LABO event 2012 ■展 示 【みる1】 環境共生型棺エコフィン ・エコフィンと一般的な合板製棺のカットモデル 比較展示。 ・「葬儀と環境の結びつき」が分かるパネル展示。 ・「エコフィン」をご利用いただいたお客様の声の パネル展示。 【みる2】旅立ちの衣装「天使服」 ・天使服と従来の死装束との比較展示。 ■学習会 【まなび1】 5/25( 金 )13:30 ∼ 15:00 テーマ「エコ棺からはじまる " 私らしい 葬送」 会や親族との人の繋がりは薄れ、また葬送は簡略化、その結果、 多くの方々は、次世代に美しい地球を引き継ぎたいと 人々は悲嘆やその想いを表出する場所や機会を失ってしまいま 願い、日常の様々な場面で、環境に配慮した生活を大切 した。悲しみを押さえ込むことは、身体的・精神的に変調をき にしています。実は「葬儀」においても、普段と同じよ たしたり、グリーフ ( 悲嘆 ) の状態を長引かせる一因となって うに次世代を考えた選択が出来るのです。 しまいます。 人々のライフスタイルは変化し、「本当に親しい人達だけで、 ゆっくり心をこめて大切な人をおくりたい」と望む人が増加し た現代において、葬送のかたちとはどうあるべきなのでしょう か? 従来のスタイルにとらわれることなく、故人の遺志、そし て家族が今まで大切にしてきた価値観を尊重した葬送の実現こ そが必要とされているのではないかと、私たちウィルライフは 考えます。 今回のセミナーでは、「環境」と「葬儀」の結びつき について、またエコフィンをご利用いただいたお客様の 声から、どのような想いをこめて「人と地球にやさしい お葬式」が選ばれているのかをご紹介します。 「エコ棺」からはじまる " 私らしい 葬送、一緒に考え てみませんか? 【まなび2】6/13( 水 )13:30 ∼ 15:00 ∼先人の知恵から学ぶ∼ 「グリーフワークと しての死装束の役割」 かつて旅立ちの装束は、身内の女性数人が一針一針故 そこでエコフィン・ラボでは、一人でも多くの方に、深い悲 人への想いをこめて作ったそうです。古くからある日本 しみを癒し前をむいて歩むための 私らしい 葬送を実現して の葬送儀礼には、故人を葬り供養するだけでなく、遺さ 頂きたいと願い、「グリーフワークとしての葬送を考える」を テーマに、イベントを企画致しました。 今回のイベントでは、葬儀において欠かすことの出来ない 「棺」と「死装束」をクローズアップ。期間中、環境にやさし い棺「エコフィン」と旅立ちの衣装「天使服」を展示します。 れた家族の悲嘆を和らげるグリーフワークとしての意味 合いがありました。このセミナーでは、先人の知恵をと おして「グリーフワークとしての死に装束の役割」を 皆さんと一緒に考えたいと思います。 ■語る会 6/27( 水 )13:30∼15:00 テーマ:「悲しみ」を語りませんか? 人の生命には限りがあり、いつか必ず大切な人との別 そして今までにエコフィンを選んだ方々の想いや、死に装束 れの時が訪れます。深い悲しみを受け止め、想い出とと に込められた先人の知恵を紹介するセミナー、それぞれの想い もに歩み始めた経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょ や考えを語り合う「語る会」を開催。グリーフワークの出発点 う。あなたはどのように「悲しみ」と向き合いますか? ともいえる葬儀においても、その人らしい選択が出来ること、 この日のエコフィン・ラボでは、和やかな空間の中、 またその意義について皆さんと一緒に考えるイベントです。 お茶を飲みながら皆さんと一緒に語り合える「語る会」 エコフィン・ラボで見て、知って、考えて、語り合い、皆さ んそれぞれの「グリーフワークとしての葬送」を見つめてみま せんか? を開催します。「悲しみ」のかたちは人それぞれ。皆さ んのご経験や、お話をお聞かせ下さいませんか? ご予約 は不要。どうぞ気軽にお立ち寄り下さい。お茶と小さな お茶菓子を用意してお待ちしています。
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