社内労働4団体中

平成 16 年 9 月 30 日発行 メ−ル [email protected]
〒169-8701 東京都新宿区西新宿 1−9−1 新宿ビ 9F 全労組内
TEL 03-3346-2874
純プロスタッフ・セカンドキャリア開発研修
社内労働四団体中、三団体は反対
社内労働団体
略
称
FAX 03-3346-2876
組合員をリストラする制度に 労組(明治安田生命労働組合) が賛成しているこ
とに、非常に驚いている。発令された者の苦しみを判っていない。
組合はいかなる時も組合員を守る義務がある。五百名ぐらい、どうでもいいと思っ
ているのか。五百名の後ろには二千名の家族がいる。その方々を見殺しにするよう
では、組合の恥、日本の恥である。
労協議長
首藤信次郎
会社提案・改悪労働協約
組合見解
明治安田生命労働組合
労 組
賛成
調印済み
賛成した理由を組合員に説明していない。
組合員の抗議は門前払い。
全明治安田生命労働組合
全労組
反対
調印拒否
本人の同意がない職種の変更、出向・派遣は協約違反。
即時撤回を要求
MY ユニオン
反対
調印拒否
同
上
反対
調印拒否
同
上
明治安田生命レディスユニオン
明治安田生命労働組合協議会
労 協
「全労組」会社と団体交渉
9 月 22 日 「全明治安田生命労働組合・小林茂委員長」 は、純増プロ
ジェクトスタッフ・セカンドキャリア開発研修発令に抗議して、会社と団体
交渉を行った。
席上、組合側は「労働条件に重大な影響を及ぼす、職種の変更、出
向・派遣については、労働協約に基づき、組合と本人の同意が必要であ
る。会社はこのような手続きを一切無視して、発令を強行している。
明らかな協約違反であり、人事権の乱用である」 と抗議、即時撤回を要
求した。
会社側は、多数派組合である「労組」の承認を得ている。
セカンドキャリア開発研修発令前に、個別面談で本人の同意を得ている
ので、協約違反には当たらないと、反論した。
多数派組合の「労組」に所属している組合員は、執行部の理不尽な決
定にも従わないといけないのか・・・?
全労組の顧問弁護士は 「労働条件の一方的な切り下げは、多数派組
合が承認しても、無効」 との裁判所の判断は定着しており、会社の主張
は正しくない。
参 考
発令前に本人の同意を得たと言っているが、極めて疑わしい。
一方的な通告だったのではないか。
自分をリストラに追い込むような組合に、組合費を払い続けるのは、
滑稽というか筋が通らない。
憲法で保障された脱退・加入の権利を行使しなければ、組合は
ますます堕落する。
特定の組合から脱退したことをもって、会社が不利益な処遇を行
えば、組合差別となり、会社は数千万円の慰謝料を払うことになる。
恐れる必要は全くないのである」 と述べている。
労働協約(職員出向・派遣規程) 第 1 条
会社は、職員に出向・派遣を命ずるに当たっては、予め本人に
通知し、その同意を得て行うものとする。
職員就業規則第 40 条 (出向・派遣・職種変更)
会社は、業務の都合により、あらかじめ本人に通知したうえで、
出向・派遣を命ずることがある。
ただし、勤務条件が著しく異なる場合は、あらかじめ本人に通知し、
その同意を得て行う。
2 会社は、あらかじめ本人の同意を得たうえで、第 2 条に定める
職種(注・総合職〜営業専門職まで 11 種類) の変更を命ずること
がある。
(規則の遵守)
第 3 条 会社および職員は、互いにこの規則を遵守し、誠意を
もってその義務を履行しなければならない。