第 1 回・歯科医師キャリアパス講演会 「夢をかなえる歯科医師という仕事

第 1 回・歯科医師キャリアパス講演会
1 月 28 日(木)5:45-6:45 504 教室
福岡歯科大学・学生支援推進プログラム運営委員会
平成 21 年度文部科学省大学教育学生支援推進事業・学生支援推進プログラム
「臨地体験と就業情報通信システム構築による歯学生の就業支援強化」
「夢をかなえる歯科医師という仕事」
長崎県対馬市峰町対馬市立峰歯科診療所
院長 御手洗 聖史
歯科医師という仕事は本当に素晴らしい職業です。私は幼い頃の夢を歯科医師という仕事
を通じて、ほとんど叶えてきました。昨今、歯科医師の将来を危ぶむ声もありますが、本
当なのでしょうか。対馬という離島(人口6千人)の小規模な医院の取り組みを通じて、
どのような夢や可能性が秘められているのかを私の歩みを中心に紹介したい。
【関心のある診療領域】
歯科医院をわくわく、楽しく運営する為に必要な知識・技術・生き方
世界に通用する日本の歯科医師としての海外の歯科医師との交流や学術発表
【略歴】
1990年
1994年
1999年
福岡歯科大学卒業
福岡歯科大学大学院歯学研究科歯学専攻博士課程修了(予防歯科学)・博士(歯学)取得
福岡市内での勤務医を経て、長崎県対馬市峰町対馬市立峰歯科診療所を委託開業(現在に至る)
「アメリカの歯科教育を受けて」
土屋デンタルクリニック
土屋 嘉都彦
私はアメリカで3年間の卒後研修を受けて補綴専門医になり、日本では初のアメリカ補綴
学会指導医(Fellow of American College of Prosthodontics )になりました。アメリカ
留学の経験や、この過程で感じたアメリカと日本の歯科教育の違い、これからの歯科界の
格差社会などについてお話したい。私の講演を通じて、海外留学(海外の歯科教育)を知
って頂き、興味を持っていただきたい。
【関心のある診療領域】
補綴全般、インプラント、歯科教育
【略歴】
2002年
2004年
2005年
2008年
2009年
福岡歯科大学卒業
土屋デンタルクリニック勤務
語学留学(アメリカ)
インディアナ大学補綴科(卒後研修プログラム、MSD(Master of Science in Dentistry))
MSD 取得、アメリカ補綴学会指導医
土屋デンタルクリニック勤務(大分県)
1
第 2 回・歯科医師キャリアパス講演会
2 月 3 日(水)5:45-6:45 504 教室
福岡歯科大学・学生支援推進プログラム運営委員会
平成 21 年度文部科学省大学教育学生支援推進事業・学生支援推進プログラム
「臨地体験と就業情報通信システム構築による歯学生の就業支援強化」
「歯科医師会活動と自院でのとりくみ」
松尾歯科医院
院長 松尾
憲篤
仕事を通じて、地域社会にどう関わるかという視点で医院経営を考えています。
歯科医師会の活動を通して自医院だけでは出来ない多くの取り組みに参加させていただき
多くの英知をいただいています。まだまだ道半ばではありますが、鄙*で開院される予定の
学生諸君の参考になればと思います。(*ヒナ:都会に対するいなか)
【関心のある診療領域】
地域保健・障害者歯科
【略歴】
1981年 福岡歯科大学卒業
1985年 松尾歯科医院開院
1995年 医療法人設立 理事長
2000年 福岡市 MASURAO 歯科医院開設
2006年〜 社団法人佐賀県歯科医師会社会室担当常務理事
1986年〜2006年 福岡歯科大学専修生(矯正歯科学分野)
1996年 唐津青年会議所 理事長
2003年〜2004年 浜玉町教育委員
「大学そして開業」
あらかわ歯科・矯正歯科クリニック
院長 荒川 周幸
歯科医師過剰といわれる現在、どのような歯科医が望まれるのか。大学院、助手、講師と
して研究・教育・臨床を行ってきた大学在職時代、その後勤務医を経て開業し、院長にな
ってからの体験談をお話したいと思います。
【関心のある診療領域】
一般歯科における矯正治療の必要性について
【略歴】
1993年
1998年
1998年
2003年
福岡歯科大学卒業
福岡歯科大学大学院歯学研究科歯学専攻博士課程修了・博士(歯学)取得
福岡歯科大学助手(矯正歯科学分野)
福岡歯科大学講師(矯正歯科学分野)
2
第 3 回・歯科医師キャリアパス講演会
2 月 4 日(木)5:45-6:45 504 教室
福岡歯科大学・学生支援推進プログラム運営委員会
平成 21 年度文部科学省大学教育学生支援推進事業・学生支援推進プログラム
「臨地体験と就業情報通信システム構築による歯学生の就業支援強化」
「女性院長として誇れるもの、小児歯科で学んだこと」
いしいかおり小児歯科
院長 石井 香
福岡歯科大を卒業して、小児歯科専門医として 30 年、今回は先輩卒業生として小児歯科の
魅力、やりがい、また女性だからできたこと等、お話したいと思います。
【関心のある診療領域】
小児歯科全般(日本小児歯科学会認定小児歯科専門医指導医)
【略歴】
1980年
1981年
1989年
1992年
福岡歯科大学卒業
福岡歯科大学小児歯科教室入局
福岡歯科大学助手(小児歯科学講座)
博士号取得
福岡歯科大学講師(小児歯科学講座)
福岡県前原市にて開業(現在に至る)
「リハビリテーション医療における歯科の役割とその重要性」
福岡リハビリテーション病院
障害者歯科部長 平塚 正雄
脳卒中の治療過程では早期からのリハビリテーション医療が必要になる。一方、口腔領域
はリハビリテーション医療の現場において、これまで放置されていることが多かったが、
近年は重要視されている。この講演では、歯科医師がリハビリテーション医療におけるチ
ームの一員として重要な立場にあることを伝えたい。
【関心のある診療領域】
脳卒中患者や要介護高齢者における摂食・嚥下リハビリテーションを含む歯科医療
脳卒中患者や要介護高齢者の安全な歯科治療に関する研究
【略歴】
1987年
1991年
1998年
1999年
2002年
2004年
2008年
2010年
福岡歯科大学卒業 同大学麻酔学講座入局
福岡歯科大学歯科助手(麻酔学講座)
(1992年
歯学博士(福岡歯科大学 乙第 63 号)
福岡リハビリテーション病院障害者歯科部長
沖縄県口腔衛生センター歯科診療所診療部長
福岡リハビリテーション病院障害者歯科部長
福岡市歯科医師会 公衆衛生委員会委員長
日本障害者歯科学会理事
3
高齢・障害者歯科助手へ配置換え)
第 4 回・歯科医師キャリアパス講演会
2 月 10 日(水)5:45- 801 教室
福岡歯科大学・学生支援推進プログラム運営委員会
平成 21 年度文部科学省大学教育学生支援推進事業・学生支援推進プログラム
「臨地体験と就業情報通信システム構築による歯学生の就業支援強化」
「若い歯科学生へのメッセージ・・・one of them で終わら
ないために」
島根大学医学部歯科口腔外科学講座
教授 関根 浄治
最近、卒後の進路が不明確な若人を多く見かける。将来設計に最も大切なことは、期限付
きの明確な目標設定である。公立大学歯学部受験に4回失敗した私の経験をもとに、若い
歯科学生たちに目標設定法を提示したい。
【関心のある診療領域】
口腔癌の切除と再建、インプラントによる顎口腔機能回復、顎口腔領域の細胞診
【略歴】
1989年
2007年
福岡歯科大学卒業。
長崎大学歯学部付属病院口腔外科研修医・助手・講師
スウェーデン Umea 大学顎顔面口腔外科客員教授
6月より現職
長崎大学より歯学博士号授与(乙30号)
「有床型歯科口腔外科クリニックの現状」
中央歯科・口腔外科クリニック院長
医療法人マテリアライズ 理事長
下田 恒久
保健医療の崩壊、劣悪化が叫ばれるようになって久しい。しかし、われわらの原点は、高
度・安価・安全で良質の医療を提供することに他ならない。今、何を考え、最低限の Win-Win
の関係を構築するかを伝えたい。
【関心のある診療領域】
口腔顎・顔面外科、顎関節外科、顎矯正外科、口腔顎・顔面インプラント、有病者歯科治療
【略歴】福岡歯科大学大学院歯学研究科歯学専攻博士課程修了・1期(甲8号)
1986年 福岡歯科大学卒業
1990年 福岡歯科大学助手(口腔外科学第2講座)
1993年〜1994年 UCLA 顎顔面外科留学
1996年 福岡歯科大学講師(口腔外科学第2講座)
1999年 福岡歯科大学助教授(口腔外科学第2講座)
2006年 中央区大名にて中央歯科・口腔外科クリニック開業(平成21年2月法人化)
4