お す す め 絵 本 しあわせセラピー 今すぐしあわせになる視点

おすすめ絵本
しあわせセラピー
今すぐしあわせになる視点
「なあ、とうちゃんきぼうってなに?」
僕の4歳の息子の言葉です。
近頃、「・・ってなに?」「・・ってなんで?」が口癖の息子。
いつものように、自転車で保育園に迎えに行った帰り道。
「なあ、とうちゃん、きぼうってなに?」と突然高尚なテーマ。
ここは、父としてはいかに答えるかが、大事なところ。
心の中で、いろんな言葉をつぶやく。
わかりやすくて、素敵な言葉がなかなか思いつかない。
そのとき、ちょうど雲のすき間から日がさしてきた。
そうだ!
「きぼうってな、くもっていてもかならず、
『 みんなでおひなさま 』
またおひさんが出てくるってこと」と言おうとして
きむら ゆういち・作 ふゆの いちこ・絵 教育画報
「なあ、いっちゃん・・・」と呼びかけたら、
こぐまのまーは、おひなさまが大好き。
息子が先にポツリと一言。
6月4日はむし歯予防デーです!
おじいちゃんとおばあちゃんに見せようと、大きなおひなさまを
「きぼうって、じぶんはじぶんやってことやろ」
つくりました。ところが、おひなさまは風でとばされてしまい・・。
思いがけない言葉にびっくりしながら
「すごい、いっちゃん・・」と自転車をこぎながら、
『 100万回生きたねこ 』
こどもの頭をなでていました。
佐野 洋子 作・絵 講談社
そしてその言葉を何度も反すうしていました。
「きぼうって、自分は自分やってことや」
100万回死んで、100万回も生きたねこがいました。
王様、船乗り、手品使い,どろぼう、おばあさん・・・、100万人の
人がそのねこをかわいがり、100万人の人が、そのねこが死んだときに
泣きました。あるとき、ねこは誰のねこでもないのらねこになりました。
自分が大好きなねこは、めすねこたちにちやほやされて有頂天になりますが、
一匹の白く美しいねこに魅せられます。やがてこどもが生まれ、自分よりも
大切な家族を持つことに。そして・・・。
100万回死んでも悲しくなかったねこは、はじめて愛することを知り、
愛するものを失ってなみだをながすのです。
見る人によって色々な見方がある、大人も楽しめる絵本です。
というわけで・・3秒セラピー
あなたがあなたであること。それが希望です。
名言セラピーより