洞簾歌口制作手順 まず、音の出し方、顎の当たり、唇の形、笛の握り腕の出し用、等々より 割り出し た角度が右の図、共に10°と、その寸法12、腕はほどほど少し多めに胸の前に出し顎 当たりは顎の窪みにほとんどを下唇で歌口を潰し、本の少しの隙間に沈み込むような、 唇は細く薄くした様で気持ちは、丸く尖った口笛の吹くが如く細く長く糸の様に強く柔ら かく弱く吹く、この口角度を忘れずに。 1/4 鉛筆で黒付けですが、手小穴正面中心 より少し左側寄り気味にセンター線を入れそ の両方に6mm取って12mm図面通り 歌口の黒付けとす。 (両手で手小穴を押さえて笛を構えた時 竹が細い故に右に回る為) 下写真12mm半丸やすり、荒、細目をつかい ます。 次に尖った鋸、此の先が丁度10°両方の黒 を内側より、外皮一枚残す様に気を付けて 刃先が全部埋まったら、10°半丸やすり荒 から順次半丸小も、ちなみに、角は半丸を 立てて使ってみては・・・ 斜め平ら滑る板の如く。 2/4 丁重に慎重に気配って外皮一枚残す位吹 きながら削って吹く。 3/4 1尺9寸根株付 1尺9寸丸筒 4/4
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