雑学市場 部署訪問 臨 床 工 学 科

低血圧の症状改善
部署訪問
臨 床 工 学 科
原因さまざま低血圧・・・有効対策・まず食生活、生活リズム
臨床工学技士とは・・
医師の指示のもとに、生命維持装置の
大人の場合は原因が違います。 精神的・肉体的スト
まで時間がかかる、疲れがとれない、こんな症状を
レスや不規則な生活などが原因で、生体リズムが狂い、
「低血圧のせい」 と考えている人は多いと思います。
自律神経機能に影響を与えてしまいます。
操作及び保守点検を院内で行うことを
一口に低血圧と言っても、症状のないもの、自立神
** 日常生活での工夫 **
業とする国家資格のことです。病院内
経の働きが悪くなって起きるもの、不規則な生活の
◑ 規則正しい生活を・・・
ではME または CE と言われています。
当院には平成26年4月現在、21名
の臨床工学技士が在籍しています
朝、超きるのがつらい、 超きてから調子が良くなる
※ 生命維持装置とは、人間の呼吸・循
環・代謝の一部を代替または補助す
る目的とされている装置のことです。
◑ 無理なダイエットはしない
もあり、原因を見極めて対応する必要があります。
◑ 趣味を見つけ、生活を楽しみましょう
◑ 入浴はぬるめのお湯で・・・足にお湯と
子供が朝礼などで倒れるのは・・・
子供が朝礼などで倒れることがあるのは、身体の発
育に血管などの成長が追い付かず、下半身に流れ
当院における「臨床工学技士」の主な業務
寝る時間、超きる時間を決めましょう
ためなど、原因もさまざまです。また、立って計った
血圧が寝て計った血圧より低い、「起立性低血圧」
た血液を筋肉などが、上半身に押し返す力がなく、
立っていると血圧が下がってしまうのが原因です。
これは発育のバランスがとれてきたら解決します。
冷たい水を交互にかけると自律神経の鍛錬になります。
◑ 起床するときは、ゆっくり時間をかけて・・・起立した
直後は誰でも一時的に血圧が下がります。まず一旦
上半身だけ起こし、座ったまま30秒ほど時間をかけ
るつもりでゆっくり立ちあがります。
◑ 食生活や生活リズムの乱れを解消しましょう。
◑ ストレスは大敵、上手に解消しましょう。
ユニフォームが変わりました!
血液浄化療法業務
高気圧酸素治療業務
手術室業務
内視鏡検査業務
札幌センチュリー病院では、
この春、各部署のユニフォー
[血液浄化療法業務]
ムを変えました。 装いも新た
当院の主となる業務の一つであり、透析センターに専属の臨床工学技士を配置し、看護師と共に患者さまの
に、これからも皆様に心から
観察や準備を行い、使用する透析機器の管理や透析液の水質管理を行っています。 また、急性期血液浄
愛され、信頼される病院に
化療法・アフェレシス療法に関しては、当科がメインとなり治療を行っています。
なるため、職員一同、誠心
誠意努力して参ります。
[高気圧酸素治療業務]
臨床工学科
看護師
主に当院の入院患者さまが、脳梗塞などの高気圧酸素治療適応疾患を患っ
薬局・放射線科・検査科 ・リハビリ・健診
た場合に、医師の指示のもとで臨床工学技士が装置の操作を行います。
雑学市場
[ME機器管理業務]
筋肉の色分け(白筋と赤筋)
使用頻度の高い医療機器を、安全且つ適正に使用できるよう、1カ所の部屋に
集中して管理します。 各病棟が使用したい機器の貸し出し・返却を医療機器
中央管理室のみで行い、専属の臨床工学技士が毎日、病棟へ使用状態の確
筋肉には速筋線維と遅筋線維という種類があります。 速筋は、素早く収縮することが出来
人工透析・機械室
認に出向き、誤使用防止など指導をおこなつています。 当院では現在、輸液
ポンプ・シリンジポンプ・人工呼吸器・低圧持続吸引器なとの医療機器を管理しています。 また、各医療メー
カー認定講習会受講者が多く在籍しているため、医療機器トラブルの殆んどを院内で解決することができます。
[手術室業務]
2012年より専属の臨床工学技士を配置し、手術中の医療
機器の操作・介助や手術前後の医療機器の保守点検を行
っています。また、中央材料滅菌業務を看護師と実施。
[内視鏡検査業務]
る筋肉であり、酸素を殆んど使わない無酸素運動に向いています。速筋はミトコンドリア・
ミオグロビンが少なく、白く見えます。 遅筋は、ミトコンドリア・ミオグロビンが多く赤く見えま
す。 酸素を消費しながら運動する有酸素運動向きです。
魚に例えるなら、鯛やヒラメはあまり泳ぎ回らずに、獲物を捕えるときだけ瞬発力を必要と
する速筋(白筋)です。 一方、マグロやカツオといった回遊魚は長距離を泳ぐので、遅筋
2012年より専属の女性臨床工学技士を配置し、
線維が多く赤身の魚です。 速筋線維は力は強いが長時間運動には向いていなません。
検査介助や機器の保守点検を行っています。
人の速筋と遅筋をを調べることによって、短距離又は長距離ランナ ーとしての適正を見る
をことが出来るとされ、トレーニングでその割合が変化することも知られています。
<↑白筋と赤筋↓>