くまもとDIニュース №246(2001.2) 2001.2 No.246 〒860-0003 熊本市古城町1-2 (社) 熊本県薬剤師会 医薬情報センター TEL. 096 (351) 5333 FAX. 096 (351) 5357 http://www.kumayaku.or.jp/ ユーザー名:kpa パスワード:kumayaku 薬 事 情 報 お 知 ら せ 効能追加・新効能 ◎必ず添付文書で用法用量を確認して下さい。 製品名(メーカー) 追加・新効能 承認 用法・用量 セルセプトカプセル (日本ロシュ) 従来の「難治性急性拒絶反応」から「拒絶反 応」へ効能追加。平成12年12月から1回30日 分の投薬が可能。 【用法・用量】 腎移植後の拒絶反応の抑 2000/12 通常成人にはミコフェノール酸モフェチルと 制 して1回1, 000mgを1日2回12時間毎に食後 経口投与する。なお、年齢、症状により適宜 増減するが、1日3, 000mgを上限とする。 献血ベニロン−I (化血研) 【用法・用量】 ギラン・バレー症候群(急 ギラン・バレー症候群に用いる場合は、通常、 性憎悪期で歩行困難な重 2000/12 1日にスルホ化人免疫グロブリンG400mg(8 症例) mL) /kg体重を5日間投与する。 −1− 薬効分類 規制区分 品目名(会社名) カレトラ・ソフトカプセル 内625 カレトラ・リキッド 劇〇 指〇 要 〇 (大日本製薬) 成分名 ロピナビル・ リトナビル 規 格 1カプセル 1mL 薬 価 2724 .0 1633 .0 識別コード なし PK 厚生省薬価基準 収載医薬品コード 備 考 −2− 抗ウイルス化学療法剤。HIVプロテアーゼ阻害剤 (PI)。成人における常用量が1回3カプセルと、 既存のPIの中で最も少ない服用数。カレトラ・ リキッドは国内において発売されているPIの中で 小児適応を初めて取得した抗HIV薬。平成1 2年1 2 月25日発売。 【効能又は効果】 HIV感染症 【用法及び用量】 ソフトカプセル: 通常、成人にはロピナビル・リトナビルとして1 回400mg・100mg(3カプセル)を1日2回食後 6250101M1208 に経口投与する。 6250101S1027 リキッド: 通常、成人にはロピナビル・リトナビルとして1 回400mg・100mg(5mL)を1日2回食後に経口 投与する。通常、小児には、体重7kg以上1 5kg未 満で1kgあたり12mg・3mg、15kg以上4 0kg以下 で1kgあたり10mg・25 . mgを1日2回食後に経口 投与する。最大投与量は4 00mg・1 00mg(5mL) 1日2回投与とする。 【併用禁忌】 酢酸フレカイニド、塩酸プロパフェノン、ピモジ ド、アステミゾール、テルフェナジン、シサプリ ド、酒石酸エルゴタミン、メシル酸ジヒドロエル ゴタミン、ミダゾラム、トリアゾラム くまもとDIニュース №246(2001.2) 薬価基準追補収載医薬品 平成12年12月15日官報告示 くまもとDIニュース №246(2001.2) −3− くまもとDIニュース №246(2001.2) 医薬品等回収情報 ※情報は一部抜粋しています。詳細は医薬品情報提供システムをご確認下さい。 http://www.pharmasys.gr.jp/kaisyuu/menu.html 製品名(メーカー) クラス 回収ロット番号 備考 家庭用エアマッサージ器 コンセラン ミニⅡ(CT48A) (株式会社川衛製作所) Ⅰ 平成13年1月7日当該製品(エアー ジャケット)を使用した状態で7 0歳の 数量:3774台(全製品) 女性が死亡した。その際、エアーバッ 出荷時期:昭和5 9年12月20日∼平成9年 グが押圧の状態で停止し、死因は窒息 1月14日 死である。原因については現在調査中 である。 液体絆創膏 エキバンA (タイヘイ薬品) Ⅱ TR218 純度試験が承認規格基準に不適合であ ることが判明。 腎心丹 (混元丹本舗) Ⅲ 00060597、00070702、00080405 承認事項である灰分が規格を下回って いることが判明したため。 痔疾用内服治療薬(OTC) エフレチンエース顆粒 (三宝製薬) Ⅲ N01H1 粒度試験が承認規格に適合しないこと が判明。 Ⅲ BHJA、BI7A、BKSB、CAIA、CCOA、 CENA、CG4A、CHLA、CK5A、DAHA、 DCKA、DEQA、DH4A、DJEA、DLAA、 崩壊試験規格に適合しないことが判明。 EB4A、EDNA、EFPA、EIEA、EKMA、 FBHA、FDFA、FGCA、FIJA 合計24ロット イカロン (中央薬品) (参考)クラス分類について クラス分類とは、回収される製品によりもたらされる健康への危険性の程度により、以下のと おり個別回収ごとに、I、II又はIIIの数字が割り当てられるものです。 クラスⅠ:クラスⅠとは、その製品の使用等が、重篤な健康被害又は死亡の原因となり得る状況 をいう。 クラスⅡ:クラスⅡとは、その製品の使用等が、一時的な若しくは医学的に治癒可能な健康被害 の原因となる可能性があるか又は重篤な健康被害のおそれはまず考えられない状況を いう。 クラスⅢ:クラスⅢとは、その製品の使用等が、健康被害の原因となるとはまず考えられない状 況をいう。 −9− くまもとDIニュース №246(2001.2) D I 実 例 Q.1 天然ゴム(ラテックス)アレルギーと天然ゴムラテックス含有医薬品について 一般 ●安全性情報で注意喚起 1 9 99年3月に発表された医薬品等安全性情報15 3号の中で、天然ゴムアレルギーについて注意 喚起され、医療用天然ゴム含有製品は添付文書又はその容器若しくは被包に天然ゴムを使用して いること及びアレルギー症状を生じる可能性について記載が義務づけられた。 それ以前にも、19 9 2年3月の医薬品副作用情報1 1 3号の中で、手術用手袋等天然ゴム製医療用具 によるアナフィラキシー反応について注意喚起が行われていたが、昨今、感染症予防の観点から、 医療機関においてゴム手袋の装用が多くなったことに伴い、医療従事者の天然ゴムアレルギーの 症例が増えているようだ。 ●即時型アレルギー 天然ゴムアレルギー(ラテックスアレルギー)は特異的IgE抗体が関与する即時型(I型)アレ ルギー反応であり、天然ゴム製品中に残留する原料であるHevea brasiliensisというゴムの木の蛋白 質がアレルゲンとなっているが、現在までにわかっている主要アレルゲンは約10種類となってい る。この蛋白質に感作され、産生されたラテックス特異IgE抗体は、粘膜下、皮膚のマスト細胞方 面に結合し、アレルゲンとなる蛋白質の再侵入によりマスト細胞からヒスタミンやロイコトリエ ンを始め様々なサイトカインが放出され、即時型アレルギー反応が惹起される。 ●症状 症状としては接触蕁麻疹、アナフィラキシーショック、呼吸器系症状などが報告されている (表1) 。これらの症状は抗原であるラテックス製品との接触をやめない限り進行性であり、初め は軽症でも症状が重篤になっていくことが指摘されている。特に、アナフィラキシーショックに よる死亡例が米国では2 0例以上報告されており、予防することの重要性が伺える。 表1:ラテックスアレルギーの諸症状 種類 接触蕁麻疹 原因 症状 ラテックス製品との接触 皮膚のそう痒、発赤、丘疹、膨疹、水疱形成など アナフィラキシー 粘膜などからの多量の抗原の侵入 ショック 末梢循環不全、血圧低下、気道収縮、血管運動性浮 腫など 呼吸器系症状 喘息発作、アレルギー性鼻炎、結膜炎症状など ラテックスアレルゲン蛋白質の吸引 ●ハイリスクグループ ラテックス製品は日用品として数多く使用されているが、一般集団でのラテックスアレルギー の頻度は低いようである。しかし、 医療用ラテックス製品を多用するグループはハイリスクグルー プであり、医療従事者の中でも特に手術室などでパウダー付手袋の使用頻度が高い人たち、さら −10− くまもとDIニュース №246(2001.2) にアトピー体質のある人に報告が多い。 医療従事者だけでなく、医療処置を繰り返しうけている患者もハイリスクグループに含まれる。 特に、先天性二分脊椎症や尿道奇形を有する小児患者等では生後から長期間ラテックス製のカ テーテルを留置していることから、欧米での調査では感作率が非常に高い。 また、食物アレルギーとしてバナナ、アボガド、キウイフルーツ、栗などに即時型アレルギー を持つ人もハイリスクグループである。これらの食物は、その抗原蛋白質のアミノ酸配列の一部 がラテックスに含まれる蛋白質と似ているため、特異的IgE抗体が交差反応性を示すのである。 表2:欧米でのラテックスアレルギー患者の頻度 1.一般 08 . % 2.手術室医師 75 . % 3.手術室看護婦 4.歯科医師 56 . % 137 . % 5.その他病院従事者 13 . % 6.二分脊椎症患者 36% ●診断 ハイリスクグループに該当する患者に長期間ラテックス製品を使うときにはあらかじめ検査を 行い、ラテックスアレルギーかどうか診断すべきであろう。診断の手順は、まず病歴聴取、血清 学的診断、皮膚テスト、負荷テストの順に行われる。 (1)血液検査 ラテックス特異的IgE抗体の測定で、保険適用があり利用できるのはPharmacia CAP,Ala STAT という測定キットである。ただし、血清中の特異IgE抗体を測定はラテックスアレルゲンに限ら ず多くの抗原で稀に偽陰性になることがあるので注意が必要である。 (2)皮膚テスト ラテックス手袋を刻んで試験管に入れ、これに生理食塩水を加えて1時間振盪させた液を用 いてプリックテストを行うことができる。陽性コントロールとして生食で希釈した1 0mg/ml塩 酸ヒスタミンを、陰性コントロールとして生食を使用する。 (3)負荷テスト 実際にラテックス手袋をはめてみる use test が行われるが、強い反応が予想される場合には 十分な注意が必要であり、危険な場合には行わない。 ●治療と予防 ラテックスアレルギーの治療はまず回避することである。日用品では炊事用手袋、輪ゴム、ゴ ム風船、粘着テープ、絆創膏、コンドーム等数多くの製品にラテックスが含まれているので、こ れらを使わないようにすることである。医療用具では、ラテックス手袋、点滴ルート、カテーテ ル、バルーン、注腸用カフ、マスク、麻酔バッグ、歯科用ラバーダム、絆創膏などが該当する。 緊急時、ラテックスフリー製品がない場合に使えるアイデアとして、点滴回路につながるラテッ −11− くまもとDIニュース №246(2001.2) クス管は除去し、三方活栓につなぐ。IVH用のルートにはラテックス管が存在しないので使用し やすい。血圧計などを使用する時にはサランラップを巻いて使用する、などが紹介されている。 ●医薬品に含まれる天然ゴムラテックス 医薬品の中では湿布薬(貼付剤)にラテックス含有のものがいくつかあるが、医薬品について は医療用具のようにラテックスアレルギーについての注意事項の記載が義務づけられてはいない。 ラテックス含有の有無の表示は、医療用医薬品では添付文書の組成の欄に添加物(天然ゴムラ テックス)として記載されている。一般用医薬品の中にもラテックス含有貼付剤があるはずだが、 一般薬の添加物を検索できるデータベースがないので残念ながら製品名を把握できていない。こ れら天然ゴムラテックス含有湿布薬をラテックスアレルギー患者が使用した場合には重篤でない にしても何らかのアレルギー症状が出ると予想されるので、医療用具同様の注意が必要だろう。 ラテックスアレルギーと診断された患者に対しては、非含有製品を勧めるべきである。 表3:天然ゴムラテックス含有医薬品(200 0年3月現在) 薬 品 名 会 社 名 アイデーTP 製:昭栄 発:昭栄 キュウパップ・M 製:救急薬品工業 発:山之内製薬 サニックH 昭栄 サニックM 昭栄 サリエスターM 昭和ケミカ セラスター 製:救急薬品工業 発:山之内製薬 タッチロンテープ 製:昭和ケミカ 販:三和化学研究所 ナクラスM 製:救急薬品工業 発:昭和薬品化工 ハリホット 製:大協薬品工業 発:ゼリア新薬工業 ファルジー 製:沢井製薬 発:沢井製薬 フェルビナクP「EMEC」 製:昭和ケミカ 販:エルメッド エ−ザイ フループテープ 製:昭和薬品化工 発:昭和薬品化工 ミリモス 製:メディサ新薬 発:メディサ新薬 ライラテープ 製:原沢製薬工業 発:原沢製薬工業 リフェロン 製:沢井製薬 発:沢井製薬 レイナノンテープ 製:シオノケミカル 発:大洋薬品工業,日本ケミファ 販:メルク・ホエイ 熊本大学医薬品情報データベース(http://zoa.medic.kumamoto-u.ac.jp/test/index.html)より 1)秋田浩孝・松永佳世子:ラテックスアレルギーの診断法とラテックスフリー製品,日本医事新報,39541 , 142 , 000 2)赤澤 晃:手術用手袋によるラテックスアレルギー ,日本医事新報,39761 , 082 , 000 3)赤澤 晃:ラテックスアレルギー ,日本医事新報,3 93 52 , 21 , 999 4)吉川邦彦:皮膚科学,日本医事新報,39 074 , 41 ,9 99 5)早川律子・杉浦真理子:ラテックスによる即時型アレルギー ,医薬ジャーナル,367 , 5 , 2 , 000 6)赤澤 晃:最近注目されているアレルギー疾患,薬局,5 11 , 01 , 002 , 000 −12− くまもとDIニュース №246(2001.2) JAPIC医薬関連情報速報 269∼272 ※項目は抜粋してあります。 副作用情報 ●降圧療法に対する新たな撹乱(カルシウム拮抗剤による心臓発作,心不全のリスク上昇) Kaplan,N.M.(Univ.Texas Southwestern Med.Cen.at Dallas,Dallas,USA) Lancet(9 2 45)1 9 3 3/ (2 0 0 0.1 2.2) ●Cisapride(Prepulsid)の適応制限 Australian Adverse Drug Reactions Bulletin/Vol.19,No.4,Dec.2 0 0 0/4pp 海外でのcisaprideによる重度の不整脈の報告を受け,ADRACへの報告を検討した結果,TGA はcisaprideの適応を,専門医により胃麻痺と診断された場合,制酸剤やプロトンポンプ阻害 剤が無効の成人の重度の逆流性食道炎,確定した小児の重度の胃食道逆流疾患に制限した。 ●禁忌患者に対するCisaprideの使用:FDAによる規制(枠囲み警告の追加, “Dear Health Care Professional" letterの発行)の影響 Smalley,W.(Vanderbilt Univ.Sch.Med.,Nashville,USA)ほか JAMA2 8 4(23)3 0 3 6−3 0 3 9/ (2 0 0 0.1 2.2 0) 編集部注:関連した論評が同誌同号p.3 0 4 7−3 0 49に掲載されている。 ●Ephedra Alkaloidsを含有する栄養補助食品に関連した心血管系および中枢神経系の有害事象* Haller,C.A.(Univ. California,San Francisco,USA)ほか N.Engl.J.Med.3 4 3(2 5)1 8 3 3−1 8 3 8/ (2 0 0 0.1 2.21) *編集部注:上記2件に関連した論評が同誌同号p.1 8 8 6−18 8 7に掲載されている。 ●カフェイン摂取と第1トリメスターにおける自然流産のリスク Cnattingius, S.(KarolinskaInst.,Stockholm,Sweden)ほか N.Engl.J.Med.3 4 3(2 5)1 8 3 9−1 8 4 5/ (2 0 0 0.1 2.21) ●Warfarinとニンニク,ショウガ,イチョウまたはチョウセンニンジンとの相互作用(レビュー) Vaes, L.P.J.(Univ.Utrecht,Utrecht,Netherlands)ほか Ann.Pharmacother.3 4(1 2)1 4 7 8−1 4 8 2/ (2 0 0 0.1 2) −13− くまもとDIニュース №246(2001.2) 定期購読誌から 当センターの定期購読誌から、主な項目をご紹介します。閲覧ご希望の方はお申し出ください。 雑誌名 巻 号 MRSAに対するテイコプラニンとβ- ラクタム系抗菌薬の併用効果 タイトル THE JAPANESE JOURNAL OF ANTIBIOTICS 53 12 643 特集 婦人科癌の緩和医療とターミナルケア 2.婦人科癌の疼痛の特徴と発生機序 特集 降圧薬治療−新たな「高血圧治療ガイドライン」 新しい高血圧治療ガイドライン 最初に処方する降圧薬 アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬 高齢者高血圧 向精神薬の服薬指導における連携−(1)精神分裂病患者の場合 特集 プライマリケアのための結核診療 結核の臨床免疫学とツベルクリン反応検査 非定型抗酸菌症(非結核性抗酸菌症) 小児結核とBCG接種・化学予防 特集 慢性動脈硬化症の診断と治療 薬物療法−経口薬 運動療法−間歇性跛行 今月の薬剤 アレルギー性鼻炎治療薬−外用 特集 小児における現代病の対策と治療 2.糖尿病 6.拒食症 特集1 花粉症 5.花粉防御器具の有用性 6.花粉症に対する減感作療法 特集2 慢性腎不全における二次性副甲状腺機能亢進症 β- ラクタム剤のMRSAに対する抗菌活性を復活させる成分とその作用機序 ハイテク在宅医療入門(13)在宅持続陽圧呼吸療法 保険請求Q&A 薬剤情報提供料1と2を同月に算定できるか? 小児の薬物治療Q&A(4)インフルエンザ、その他ウイルス疾患 特集 耐性が問題となる薬剤のファーマシューティカルケア 睡眠導入剤・トランキライザーのファーマシューティカルケア 患者の訴えから気づく薬の副作用 内分泌障害(下)−生殖器障害を中心に− 医薬品適応外使用情報 去痰剤 特集 薬学部・薬科大学の新たな取り組み 中毒症例シリーズ(89)キョウチクトウ中毒 医薬品適応外使用情報 気管支拡張薬(1) 質疑応答 鉄欠乏性貧血に合併する異食症 質疑応答 ホルモン補充療法による皮膚の老化予防の可能性 質疑応答 下痢でドネペジル継続困難な症例への対応 質疑応答 肥満等による皮膚萎縮線条 質疑応答 伝染性軟属腫・尋常性疣贅へのヨクイニンの効果 質疑応答 食物アレルギーの治療方針 質疑応答 6ヶ月未満の乳児に対するインフルエンザワクチン接種 質疑応答 向精神薬治療中にカフェインを投与することの功罪 質疑応答 抗生物質使用に伴うカンジダ膣炎の治療 ニューロパチーの病態と治療−最近の進歩 家族性アミロイドポリニューロパチー発生機序と治療法 糖尿病血管合併症−代謝因子からのアプローチ 2 1世紀に期待される医学・医療 SIRSとCARS−臓器不全予防のための新しい視点 産科と婦人科 産科と婦人科 薬局 薬局 薬局 薬局 薬局 治療 治療 治療 治療 臨床と薬物治療 臨床と薬物治療 臨床と薬物治療 臨床と薬物治療 医薬ジャーナル 医薬ジャーナル 医薬ジャーナル 医薬ジャーナル 医薬ジャーナル 医薬ジャーナル 医薬ジャーナル 医薬ジャーナル 調剤と情報 調剤と情報 調剤と情報 月刊薬事 月刊薬事 月刊薬事 月刊薬事 月刊薬事 月刊薬事 月刊薬事 日本医事新報 日本医事新報 日本医事新報 日本医事新報 日本医事新報 日本医事新報 日本医事新報 日本医事新報 日本医事新報 医学のあゆみ 医学のあゆみ 医学のあゆみ 医学のあゆみ 医学のあゆみ 68 68 52 52 52 52 52 83 83 83 83 20 20 20 20 36 36 36 37 37 37 37 37 7 7 7 42 42 42 42 43 43 43 −14− 頁 1 1 8 1 1 7 1 47 1 71 1 115 1 1 40 1 72 1 93 1 1 26 1 34 1 62 12 12 91 12 111 1 1 117 1 123 1 1 75 1 45 1 57 1 73 13 13 19 13 71 13 159 1 1 155 1 161 3998 109 3998 111 3999 94 3999 98 3999 99 4000 143 4000 144 4000 146 4002 143 195 10 195 10 735 195 11・12 195 13 196 1 くまもとDIニュース №246(2001.2) 医薬分業推進支援センターの利用のしかた 受付時間:月∼金曜日 8:30∼18:00 土曜日 8:30∼17:00(日曜・祝休日は除く) 熊本県薬剤師会調剤薬局(TEL:096-325-3210 FAX:096-356-0431) 業務内容:調剤業務、備蓄業務、研修業務など E-mail:kpa-rx@aaanet.or.jp 医薬情報センター (TEL:096-351-5333 FAX:096-351-5357) 業務内容:医薬品情報提供 (くまもとDIニュース)、医薬品等に関する質疑 応答、文献検索、消費者くすり相談窓口など E-mail:kpa-di@aaanet.or.jp 〒860-0003 熊本市古城町1- 2 (社) 熊本県薬剤師会医薬分業推進支援センター http://www.kumayaku.or.jp/ ユーザー名:kpa パスワード:kumayaku 【1 2月の問い合わせ件数】 分 類 一般消費者 薬 剤 師 薬局 病院 その他 Q.アズノール亜鉛華単軟膏の調製法 (薬局) 件 数 A.アズノール軟膏と亜鉛華単軟膏を等量ず 40 つ混和する。アズノールの抗炎症作用と 47 24 亜鉛華単軟膏の湿疹改善作用の両面が期 4 待できる。適応は湿疹、乳児のおむつか 医師会 16 歯科医師会 1 ぶれなど。アトピー性皮膚炎の顔面部位 薬種商・配置薬 1 その他医療 2 カンジダ症(乳児寄生菌性紅斑)には、 メーカー 0 外用抗真菌剤の上に本剤を塗布すると治 卸 7 行政・保健所 2 療期間が短縮されると記載されている。 教育 1 県外 4 その他 合計 の治療に使用するケースもある。陰股部 (PHARMA TECH JAPAN, Vol11,No.7,93頁,1995) 0 149 【その他の質問例】 Q.ペースメーカーを植込んだままの遺体を 火葬してもいいか?(行政) A.ペースメーカーは高温(600∼800℃) 担当者から一言 で破裂するので、主治医は死体検案後に 1 99 8年、日本薬剤師会は2 0 0 0年までに全 植込まれたペースメーカーを必須に取り 薬局にインターネットを導入するという 除く。ペースメーカーが未摘出の場合は 目標を発表しました。その20 0 0年はあっ 遺族から火葬場の係官へその旨申告する という間に過ぎ去り、もう2 0 0 1年です。 ように指導する。 あなたの薬局・病院ではインターネット をすることができますか? (日本医事新報,No.3758,129頁,1996) −15− くまもとDIニュース №246(2001.2) FAX一斉送信システムについて 医薬情報センターでは、医薬品等に関わる重要な情報(緊急安全性情報、回収命令など)を速 やかに会員の皆様に伝達する目的で「FAX一斉送信システム」を活用しています。今までの送信 実績は次の通りです。 ●日薬ニュース(毎月中旬頃、号外) ●緊急安全性情報 ●医薬品・医療用具等安全性情報 ●医療用医薬品再評価結果 等 現在、日薬ニュース等を受信されていない施設で、参加を希望される会員様は、以下の登録用 紙に必要事項を記入の上、医薬情報センター宛にFAXで申し込んで下さい。1施設に複数の会員 様が勤務されている場合は、代表者名で登録をお願いします。また、参加対象は、日本薬剤師会 の会員で常時自動受信できるFAX機器を設置している薬局・一般販売業・医療機関です。 登録用紙 フ リ ガ ナ 施 設 名 区 分 住 所 電 F 話 A X 番 番 1.保険薬局 2.一般販売業 3.病院・診療所 〒 − 号 ( )− 号 ( )− 直通・代表 フ リ ガ ナ 薬 剤 師 名( 代 表 ) 日 本 薬 剤 師 会 会 員 番 号 (日本薬剤師会雑誌の宛名に記載されている数字の下7桁) 所 属 (直通でない場合) 備 考 熊本県薬剤師会医薬情報センター TEL:0 9 6-3 5 1-53 33 FAX:09 6-3 5 1-5 3 5 7 −16−
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