NISA口座 ~今年中が約6割

NISAコラム
ISA意識調査④
いつ申し込む?NISA口座 ~今年中が約6割~
2013年6月
少額投資非課税制度≪愛称:NISA(ニーサ)≫は、2014年1月から制度がスタートします。NISA専用の非課税口座
(NISA口座といいます)の開設にあたっては、税務署から『非課税適用確認書』という書類の交付を受ける必要があり
ます。NISA口座を開設できる金融機関は一人につき1社のみで、2013年10月から必要書類の交付申請が可能です。
申請手続きは金融機関を通じて行なわれますので、投資家の方がわざわざ税務署に出向く必要はありません。
また、金融機関へのNISA口座の開設申込みは10月よりも前からできますが、税務署からの書類の交付を受けてはじ
めて、NISA口座の開設が可能となります。なお、2014年1月以降でもNISA口座の開設は可能です。
では、投資家はいつ頃、NISA口座の開設を申し込むのでしょうか。弊社が本年3月に調査実施した「少額投資非課税
制度(日本版ISA)に関する意識調査」で、NISA口座の開設時期を聞いたところ、全体では75%が「現時点では何も決
まっていない」との回答でした。一方、利用意向者のみに限ってみると、「2013年末まで」とする割合は56%にのぼりま
した。また、「2014年中」とする割合は9%で、合計すると65%になりました。
ただし、NISA口座を開設する金融機関については、利用意向者でも「金融機関は決まっている」との回答は35%で、6
割超の方はNISA口座の開設先をまだ決めていないようです。その一方で、29%の方は、金融機関は決まっていない
ながらも「金融機関は未定だが、案内を取り寄せて検討する予定だ」としています。投資家の方にとっては、金融機関
からの情報提供が、どの金融機関にNISA口座を開設するかの決め手になるものとみられます。
NISA口座の開設時期と金融機関の検討状況
Q) 2014年1月から始まる少額投資非課税制度(日本版ISA)を利用する際、非課税口座を開設する金融機関と、開設時期
について、どのように考えられていますか。口座開設の時期と開設する金融機関について、以下の中からあてはまるものを
1つお選びください。
現時点では非課税口座を開設するかわからない方、開設する意向がない方も、開設することを想定してお考えください。
非課税口座開設時期 (n=81,749)
<外円;全体、 内円;ISA利用意向者>
非課税口座開設先の金融機関 (n=81,749)
<外円;全体、 内円;ISA利用意向者>
その他
0%
2013年末まで
11%
2014年中 3%
2015年以降 1%
21%
0%
56%
13%
時期は決まっていない
10%
その他 0%
口座開設する金融機関は
決まっている
7%
金融機関は未定だが、
案内を取り寄せて
検討する予定だ
0%
8%
21%
35%
金融機関については
まだ考えていない
9%
15%
1%
9%
現時点では
何も決まっていない
75%
29%
現時点では
何も決まっていない
75%
(注)弊社調べ「少額投資非課税制度(日本版ISA)に関する意識調査」は、事前調査(約8万サンプル)と本調査(6,358サンプル)で実施。
対象は、20歳以上の男女。インターネット調査として2013年3月1日~11日に実施。
設問においては、日本版ISAに関する説明を提示し、それを受けて、制度の利用意向を聞いている。
(出所)弊社「少額投資非課税制度(日本版ISA)に関する意識調査」より野村アセットマネジメント作成
当資料は、参考情報の提供を目的として野村アセットマネジメントが作成したご参考資料です。投資勧誘を
目的とした資料ではありません。当資料は市場全般の推奨や証券市場等の動向の上昇または下落を示唆
するものではありません。当資料は信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正
確性、完全性を保証するものではありません。当資料中の記載事項は、全て当資料作成時以前のものであ
り、事前の連絡なしに変更されることがあります。当資料中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収
益を示唆あるいは保証するものではありません。投資に関する決定は、お客様ご自身でご判断なさるようお
願いいたします。投資信託のお申込みにあたっては、販売会社よりお渡しします投資信託説明書(交付目
論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
商号:野村アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第373号
加入協会:一般社団法人投資信託協会/
一般社団法人日本投資顧問業協会