平成２８年６月６日万江小学校保健室 ☆１・２年生号☆ 歯の学習をしました１・２年生と一緒に、歯についての学習をしました。６歳臼歯の役割や特徴、特別な歯みがきの仕方、歯にいい食べ物などを学習しました。学習の様子や記入してもらったワークシートをもとに１・２年生の様子をご紹介します。「歯の王様」の誕生小学校１・２年生ごろになると、口の中に「６歳臼歯」と呼ばれる歯の王様が生えてきます。生える時期には個人差があるので４本生えそろっていない人もいました。王さまの歯どこかな～歯の王様は、子どもの歯から生え替わるのではなく、子どもの歯の後ろに新しく生えてくる大人の歯です。上に２本、下に２本、合計４本生えてきます。自分たちにも歯の王様が生えているか、鏡で確認しました。何本はえてきたかな？奥に生えているので気が付きにくいですが、「王様」と言われるほど強くて立派な歯です。ところが、歯の王様は、生え始めは軟らかく、みぞがたくさんあるため一番むし歯になりやすい歯でもあります。生えきるのに時間がかかり、背の低い期間が２年ほど続きます。ほかの歯よりも背が低いので、歯ブラシが届きません。よってむし歯になりやすいのです。 ≪歯ブラシの持ちかたと当て方≫ えんぴつ握りで細かく動かす使い分けてすみずみまでくすぐったいくらいの力で優しく歯の王様の特別なみがき方一番奥に生えていて、しかも背の低い歯の王様に歯ブラシが届くみがき方を練習しました。歯ブラシの柄でほっぺたを引っ張るように広げて、歯ブラシを横から差し込むように入れます。歯ブラシが届いたら、「つま先」を使って細かく動かしてみがきます。上手にできていましたよ。 ≪むし歯になりにくい食べ物は？≫ むし歯菌（ミュータンス菌）は甘くてベタベタ口に残る食べ物が大好きです。逆に、ベタベタせず、繊維質が多いもの、硬くてよく噛んで食べなくてはいけないものは、むし歯になりにくいということも勉強しました。よく噛む→唾液が出る→初期むし歯を治してくれるおうちの方へ今子どもたちの口の中は、乳歯と永久歯が混在し、みがき残しも多くなりむし歯になりやすい環境が続きます。できれば１０歳までは仕上げ磨きをしてあげてください。また、高学年になっても週に１回はみがき残しがないか、歯垢や歯石がたくさんついていないか見てあげてくださいね。＊勉強してみての感想＊・はの王さまが、せがひくいとわかりました。・はの王さまのみがきかたをしったからこんどからみがきたいです。・これからは、じょうずにみがいて、はをたいせつにします。