平成２８年４月１５日お客様各位日商保険コンサルティング株式会社地震災害における損害保険対応について拝啓平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。さて、このたび、熊本県熊本地方を中心に発生した地震におかれましては大変な被害が報告されております。被災地域の皆さまにおかれましては心からお見舞い申し上げます。当社でも早期復旧に向けた情報提供に努めて参ります。取り急ぎ損害保険上の有無責を、下記のとおりご連絡します。当社では、各保険会社との連携のもと、お客様へ迅速な保険金支払を目指してまいりますので、何卒よろしくお願い致します。敬具記１．建物、家財の損害＜１＞地震保険「地震、噴火、津波」により保険の目的である建物、家財が以下の損害を被った場合に、保険金のお支払い対象となります。損害種類全損半損一部損お支払割合１００％５０％５％全損、半損、一部損の認定は、保険会社社員または損害鑑定人により判断しますが、復旧を優先とするため、保存は必要ありませんが、可能な限り写真撮影をお願いいたします。不可能であれば、損害状況を可能な限り書き留めておいてください。＜２＞火災保険「地震、噴火、津波」による損害についてはお支払いの対象となりません。ただし、「地震、噴火、津波」を原因とする火災が発生し損害の程度が以下の場合には、地震火災費用保険金をお支払いさせていただきます。［建物］半焼以上となった場合（支払保険金は、保険金額の５％（注）、ただし３００万円限度）［家財］家財が全焼となった場合、または収容建物が半焼以上となった場合（支払保険金は、保険金額の５％（注）、ただし３００万円限度）【注】お支払割合、支払限度額は、ご契約によって異なる場合がありますので、ご契約内容をご確認願います。２．人（おケガ）の損害傷害事故を補償する以下の＜１＞～＜４＞の保険では、「地震、噴火、津波」による傷害については、お支払いの対象となりません。＜１＞傷害総合保険、普通傷害保険、交通事故傷害保険等の傷害保険（海外旅行保険、つり保険を除く）＜２＞所得補償保険（長期所得補償保険、団体長期障害所得補償保険を含む）＜３＞医療保険ただし、＜１＞～＜２＞の保険では、天災危険補償特約を付帯している場合は、保険金のお支払対象となります。医療保険は保険金の対象となりますが、詳しい保険のお支払い範囲につきましては当社までご相談ください。３．自動車の損害、自動車の事故＜１＞自動車保険対人賠償保険、対物賠償保険、自損事故保険、無保険者傷害保険、搭乗者傷害保険、人身傷害補償保険、車両保険および車両諸費用保険は、「地震、噴火、津波」による事故についてはお支払いの対象となりません。ただし、以下の特約を付帯している場合は、保険金のお支払対象となります。・車両保険：地震・噴火・津波「車両損害」特約・搭乗者傷害：地震・噴火・津波「搭乗者傷害」特約＜２＞自賠責保険個別に事故状況等を調査し有無責を判断することになります。以上