予稿集は、アクション・リサーチだ けで書きましたが

質的研究について考える
アクション・リサーチ
2011年11月26日
神戸大学
金井壽宏
お詫び、47枚目は読めません。
1
TKANAI
予稿集は、アクション・リサーチだ
けで書きましたが、
(せっかく、JAASの会員でないのに、お越しく
ださった佐藤さんとごいっしょなので)組織開
発とかかわるアクション・リサーチを、組織エ
スノグラフィーと対比しながら、どうすれば、両
者がひょっとしたら両立するかを考えたい。
2
TKANAI
あるエスノグラフィー
(わたしには、そう見える)
E.L.Trist and C. Sofer. (1956). Exploration
in Group Relations. Leicester University
Press.
そう見えるが、これはアクション・リサーチを提
唱した、K.Lewinも関与した、Tavistock
Institute of Human Relationsの報告書。
3
TKANAI
そこで、予稿集のアジェンダに加
え、もうひとつのアジェンダ
せっかく佐藤さんがおらるので、アク
ション・リサーチとエスノグラフィー、
また、あえて二人の師EHS(Edgar
H. Schein)とJvH(John Ban
Maanen)を比較しながら
夏から議論し始めた、EHSのJvM化
と、JvMのEHS化
4
TKANAI
予稿集の3.4 第3パラグラフ
わたし自身は、現時点では次のような構想を
持っている。実は、エスノグラフィーをアクショ
ンリサーチの介入に活かし、アクションリサー
チの場で実際に起こっている出来事のプロセ
スを、エスノグラフィーとしてライブに描き出し、
また、その結果を、後に、アクションリサーチ
に従事するODエクスパートにフィードバック
するという介入を行うという構想である。
5
TKANAI
予稿集の3.4 第3パラグラフ(つ
づき)
このことを、内輪では、ジョン・ヴァン-マーネン
(JvM)のエドガー・H.シャイン(EHS)化とも、
EHSのJvM化とも呼ぶ、アクションリサーチと
エスノグラフィーの相乗的併用可能性を考慮
している。
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TKANAI
神戸大学リポジトリー(KERNEL)で
取り出せる論文
Kernelに金井壽宏の名前入れて、検索条件にクリニカルと入れたら、下記の二件
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/kernel/
今回と直結した論文
経営組織論における臨床的(クリニカル)アプローチと
民俗誌的(エスノグラフィック)アプローチ : 定性的研
究方法の基礎と多様性を探る
もう一点、
組織行動論におけるクリニカル・アプローチ : エド
ガー・H.シャインのアプローチとアクション・リサーチ
の一形態
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TKANAI
原体験、エンカウンター
1984年8月20日 MIT E52のビル、5階で、ギ
デオン・クンダに初対面。
講義でも、オフィスでも、クンダの恩師で、後
に自分の恩師にもなるジョン・ヴァン・マーネ
ンに出会う。ジョガー観察。
博士課程のセミナーで、エドガー・H.シャイン
に習う。組織の定義。
組織を研究する方法のあり方について、深く
内省しつつ、その内省を調査の実践につなげ
る機会が豊かであった。
8
TKANAI
もっと古い、アクションリサーチと
の出会いから
1.学部の学生のときに、当時、九州大学に
おられた三隅二不二先生が、集中講義
2.臨床心理学者を目指していた時期があり、
介入というinterventionの訳語には抵抗が
あったが、臨床的介入が、家族、組織レベル
でもありうるという感触を、学部学生のときか
ら朧気ながら、もっていた。
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TKANAI
出会い(つづき)
3.第3の決定的出会いは、留学先のMITが
K.レヴィンの足跡の濃い教育研究機関であっ
たことがあげられる。D.マクレガー、W.ベニス
とともに初期のNLTにも貢献し、独自のプロ
セス・コンサルテーションという方法を編み出
したE.H.シャイン教授に、筆者が直接、薫陶
を受けた。
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TKANAI
出会い(続き)
4.筆者の勤務校である神戸大学にかかわる
ことだが、その建学の理念が、「学理と実際
の融合」であり、より理論(学理)ほど実践(実
際)的というK.レヴィンの思想ともよく符合す
ることがあげられる。そのためか、恩師の占
部都美教授も、兄弟子の加護野忠男教授も、
アクションリサーチに近い形で、企業等の組
織と接しているようにも見受けられ、その影響
を受けた。
11
TKANAI
興味ある対比
身近なメンターの間で
John van Maanen教
授
警察組織の研究
L.W.Porter教授の指導
で博士論文とASQの論
文
シアトル市警(ユニオン
シティ)でのエスノグラ
フィー
組織エスノグラフィーと
いう方法
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Edgar H. Schein教授
集団圧力の研究、洗脳
の研究
コーネル大学かMITか
着任時のMITに、
D.McGregor、そして、
K.Lewinの影響
DEC、Ken Olsen
アクション・リサーチ、プ
ロセス・コンサルテー
ション
TKANAI
誤解されないように、わたしが主
張し始めいてること
EHSのJvM化
プロセス・コンサルテー
ションそのものの組織
エスノグラフィーを作成
して、それをツールに、
組織変革に介入するよ
うなプロセス・コンサル
テーションの新たな道
を探る
JvMのEHS化
組織エスノグラファーで
なければ、できないよう
なフィードバックを調査
協力組織に行い、人類
学的倫理的に問題がな
ければ、そのフィード
バックを、自律的変革
のツールにしてもらう
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TKANAI
組織エスノグラフィーといいつつ、介
入に近い例示 J.S.BrownとJ.Orr
PARC ゼロックス・パロ・アルト・リサーチ・セ
ンター
神戸大学経営と南カリフォルニア大学の交流
のカクテル・パーティのJ.S.Brown
ゼロックスのコピー機の修理。
その調査にだれを雇うか。組織と仕事のエス
ノグラフィー
エスノグラフィー(民族誌)は、未開民族、トロ
ブリアンド諸島、サモアだけが対象ではない。
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TKANAI
Xerox PARCのリーダーとして、
Xeroxのコピー機の修理部隊に
介入したい(それをより効果的な組織にした
い)という観点から、J.Orrに調査を依頼した。
Orrをゼロックスのコピー機修理学校に通わ
せ、そのあと、エスノグラファーとして観察。
しかし、それは、組織の慣行に介入し、変え
ていくため。
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TKANAI
J.S.ブラウン、時代が違ったら、
人類学者の時代のエスノグラファーなら邪道だろう。
B.マリノフスキーが、トロブリアンド諸島のクラ・シス
テムに介入するために、また、M.ミードがサモア島
での思春期のひとたちの行動を変えるために、
フィールドに入っていたら、それは、エスノグラファー
として倫理的に問題であろう。
逆に、支援職としてのOD専門家が介入したのに、ク
ライアント組織が変わらなかったら、効果において
問題であろう。
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TKANAI
JvM(ほぼアクション・リサーチの余地
はないものの、研究動機)
ロサンジェルス
時代は、フラワーチルドレン、ウッドストック、自由、
超越的瞑想、・・・ところで、ODやっているひとたち
のHumanistic Values
自由に振る舞うと、ぶちあたるのが警察。ところが、
友人が警察官になると、警察官のように振る舞うよ
うになった。研究動機においては、そんな社会、組
織を変えたいというアクションリサーチ的姿勢はあっ
た。
組織社会化(organizational socialization)
質問紙でのパネルデータ(LWPorterの指導)
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TKANAI
JvMのユニオン市警へのエントリー
20箇所の警察組織に調査協力依頼状を出し
て、OKしてくれた唯一の組織がユニオン市警。
その理由は、カリフォルニア大学アーバイン
校の組織開発の先生が、その警察組織に組
織開発で介入して(支援して)いた(アクショ
ン・リサーチをしていた)から。
ユニオン市警にJvMを紹介した教授は、OD
の専門家でその紹介でこの組織に入ってい
る。
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TKANAI
すべてが大当たり!になるとは限
らないリスク JvM
モデルがあって、質問紙調査等で定量的
データで検証する場合に比べると、組織エス
ノグラフィーは、観察からリッチポイントがみ
つかるかどうか、わからないのでハイ・リスク。
しかし、記述は深く、リッチに。
スコットランドヤード(ロンドン警視庁)のエスノ
グラフィー
ニューキングランドの漁師のエスノグラフィー
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TKANAI
すべてが大当たり!になるとは限
らないリスク EHS
守秘義務のせいで書けないというリスク
介入がもくろみどおりの効果を上げないリスク
(malpracticeの一種、医者なら→しかし、
EHSは、医者-患者モデルをとらない)
そもそも、対象組織が、助けてほしいと思わ
ないと、クリーンなデータは出てこないという
認識(E.K.ヤクラさんのストーリ)
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TKANAI
日本の組織エスノグラファーの草
分け
暴走族がなぜ暴走するか、月並みな質問紙調査な
ど読みたいですか。また、新聞記事のステレオタイ
プ。
京都の右京連合→暴走族のエスノグラフィー
引き続き、演劇のエスノグラフィー、それから、出版
業のエスノグラフィー
佐藤さんへの質問→暴走族からは、助言を求めら
れなくても、金字塔のエスノグラフィーが上梓される
と、演劇の世界のひと、出版業のひとから、組織を
変えるための助言を求められるようにならないか?
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TKANAI
エスノグラファーの調査方法につ
いて、記述法について
金井壽宏 佐藤郁哉 ギデオン・クンダジョ
ン・ヴァン・マーネン『組織エスノグラフィー』有
斐閣、2010。
ギデオン・クンダ『洗脳するマネジメント−−企
業文化を操作せよ』日本経済新聞社、2005
年。
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TKANAI
アクション・リサーチやODの一形
態(EHSバージョン)
プロセス・コンサルテーション(と支
援学)
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TKANAI
アクション・リサーチ
その代表的展開例が組織開発。
アクション・リサーチが生み出す実践理論が
扱うのは
変える
直す
よくする
変える、直す、よくする支援をする(PC, Helping)
欠陥をみつめ、危機下に訴えるよりも、ポジティブに変革
を探求する(AI)
ゆさぶる
伝える コミュニケーションを伴う(MRI)
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TKANAI
介入ということ言葉がまずいが、
世の中には、アクション・リサーチ、組織開発
等の名の下に、対象に影響を与える(変えよ
うとする)ときに、実践的な理論が生まれると
いうエンピリカルな方法と、一種の実践哲学
(変えること重視)の立場のひとたちがいる。
たとえば、K.Lewin
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TKANAI
介入法3様
源流としてのクルト・レヴィン
MRI ミルトン・エリクソン、ポール・ワツラ
ウィック
PC エド・シャイン
盗聴マイクをいっしょに探す、山に登らせる、小話
を聞かせる 「ブリーフ」という意味
プロセスの対語が内容であるとわかれば、OK
AI D.クーパーライダー、ダイアナ・ウィット
ニー
仮想敵としてコッター・モデル
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TKANAI
組織開発
リチャード・べッカードの定義によれば、組織
開発とは、(1)計画に基づき、(2)組織全体
にかかわる努力であり、(3)トップ主導でマ
ネージされ、(4)組織の有効性や組織の健康
を高め、(5)行動科学の知識を活用して、組
織のいろんなプロセス(手順)における計画的
介入もしくは計画的ゆさぶり(planned
intervention)であるという特徴をもつ。
27
TKANAI
ODと組織変革との関係、計画的
変化との関係など
オキシモロン(撞着語法)としての計画的変化
計画と変化は相容れないところもあり、「計画
された変化」という表現は、オキシモロン撞着
語法の一種ともいえる−−よくあげられる撞着
表現の例としては、ポール・サイモンの曲名
でもあるが、Sound of silence(静けさの音)
というフレーズがあげられる。そういう微妙な
実践がODではある。
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TKANAI
ODと介入(このへんな訳語)
ODは、クライアント組織の変化を手助けする、
相手のことを配慮した積極的な働きかけとい
う意味で、interventionを重視してきたが、「介
入」という定訳はいただけない。まるでよけい
なお節介、あるいは、軍事介入のようなニュ
アンスの訳語に、わたしはこれまでもずっと抵
抗してきた。かつて、この語を「ゆさぶり」と訳
した実務家がいたが、この言葉のほうには味
がある
29
TKANAI
古くて新しいもの
ODの歴史は古い。それだけに定義も多様で、
T.M.イーガンは、27通りのODの定義を外観
して、なんと定義のなかに60個も変数が登
場することを確認した。しかし、根っこに共通
のODらしいものの見方というものはある。た
とえば、「計画された変化(planned
change)」や「介入(intervention)」というOD
の共通基盤となるふたつの言葉だ。
30
TKANAI
K.Lewinの警句
Nothing is so practical as a good theory. よい理論ほど実
践的なものはない。
「アクションにつながらない研究はいらないし、研究に基づか
ないアクションもいらない(No research without action; No
action without research)」
ひとから成り立つシステムを理解する最良の方法は、それを
変えてみることだ。
どうせアクション・リサーチを目指すなら、神戸大学は、「経営
アクション・リサーチ」,とりわけ管理会計グループ(加登さん、
三矢さん、松尾貴巳さん)の実践。
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TKANAI
冒頭に、導入したいキーワード
Unhelpful help
助けにならない助けに満ちあふれている社会。
しかも、善意の名の下に。
たとえば、道を聞かれた、すぐ教えてしまう。
相手がなにを求めているのは、なにに困って
いるのかを知らずに。
「マサチューセッツ通りはどこですか?」
「パーティに連れて行って?」
「数学の問題の解き方を教えて?」
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TKANAI
経営学が本当に役立つとは?
経営行動科学が・・・
学説をそのまま応用するのか、もし、どこにも
実践家が、学説や方法は参考にしながら、自
分で解決を見いだす一助となるのがいいの
か
エスノグラファーも、アクション・リサーチのイ
ンターベンショニストも、「科学」という言葉は
あまり使わない。
33
TKANAI
ほんとうに相手に役立つことをめ
ざすなら、
Intervention=介入という言葉よりも、
Helping=視点
という日常語のほうがいい。
34
TKANAI
内容とプロセス
後ほど、医師−患者、内容の専門家、プロエ
スの促進者という3タイプを導入しますが、こ
こでは、つぎの対比
内容の専門家
プロセスのファシリテーター
DECの創業者、ケン・オルセンに、1950年代
後半に、経営幹部会議にコンサルタントとして
呼ばれたとき 仮説例だが
それが、マイケル・ポーターだったら
35
TKANAI
皆さんが子どもだったときのことを思
い出してください
よい先生とは、正解をわかりやすく教えてくれ
るひとか、それとも
よい先生とは、学ぶ子どもが、自分で納得の
いく解に近づくプロセスを支援してくれるひと
か
藤原和博さんの考えをご存知のひと
正解と納得解
つながる力
36
TKANAI
変革のエージェントという言葉change
agent
組織開発の財産
源流は、たとえば、Tグループのトレーナー
リチャード・ベッカードの自叙伝(元は、演劇
の世界)
ベッカードのようなひとを、今の日本風にいう
と、特任教授に雇っていたMIT
37
TKANAI
皆さんへの問いかけ;研究者でありながらも、
だれかが(変革するのを)支援したいと思いま
せんか
あなたは職場のなかで、他者(部下、後輩、同僚のみな
らず先輩、上司の場合もあるかもしれません)の成長や
育成につながる支援をしたことはありますか。その時、
どのような思いでどんな支援を行ったのでしょうか。また、
支援をするうえで難しいと思ったこと、困ったことがあれ
ば、アクション・リサーチを学ぶべきだとわたしは思いま
す。
個人を変えることを越えて、家族を変える、職場を変え
る、会社全体を変える、コミュニティを変える
地震のあとの、レジリアンス(回復)やリデンプション(超
回復)の支援。
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TKANAI
AIの特徴(松瀬里保さん)
「個人や組織に内在する可能性や活力、エネ
ルギーの源泉(ポジティブ・コア)を探し、未来
志向の問いかけを繰り返していく。組織の輝
かしい未来にむけて、その主人公たちは私た
ち一人一人であるという前向きな意識、当事
者意識を醸成し、総意上達で変革の気運を
高めていく手法」 出所 D.L.クーパーライダー=D.ウィットニー著『AI−−
「最高の瞬間」を引き出す組織開発』本正人監訳、市瀬博基訳、PHP研究所、2006年;原
著は2005年)の解説、144頁。原著のサブタイトルは、「変革におけるポジティブ革命(A
Positive Revolution in Change)」というとおり、変化、変革をポジティブに捉える。
39
TKANAI
AIにおける4Dプロセス
組織に今存在するもののポジティブな力を発
見し(Discovery)、
そこからありたい姿という意味での夢を描き
(Dream)、
夢を実現する前向きな手順を設計し
(Design)、
それは実現することになっていると信じて進
む(Destiny)プロセスが、4Dサイクルとして
提示され、実践に供されている。
40
TKANAI
大学院生時代のクーパーライダー
の原体験
1980年代始め、院生のときに、Suresh
Srivastvaと組織開発をしたとき
問題の診断しフィードバックすと元気なくす
介入という考え方をあめるだけで大違い。介入と
いう代わりに探求(Inquiry) AIのIは、
Interventionではない
ネガティブよりポジティブを見る(金井としては、ネ
ガティブを踏まえてポジティブ、ポジティブが孕む
ネガティブへの視点も大事)
41
TKANAI
元の英語のままが
わかりやすいか
Discovery=Appreciate “the best of what is”
Dream=Imagine (Dream about) “what
could be”
Design=Design the future through
dialogue
Destiny=An invitation to construct the
future innovation and action 実現する運命
にあると、社会構成主義
42
TKANAI
AIサミットの4特徴
Ludema et al. (2003),p.22 より
①部屋にホールシステムを持ち込む
②未来に焦点を合わせる
③対話(ダイアローグ)と発話(ボイス)を通じ
ての共通基盤(ワイスボードのコモン・グラウ
ンド)の探求
④共有されたセルフ・マネジメントへのこだわ
り(コミットメント) shared self
management= large group intervention
43
TKANAI
アクションリサーチのリスク
1.第1の方法論上のリスクは、すべてのクリ
ニカルアプローチがそうであるように、せっか
く良かれと思って介入をおこなったのに、なに
も変化が起きないか、あるいは、クライアント
にマイナスの影響を与えてしまうリスクである。
クライアントとの初期の接触において、望まし
い変化が生じないこともあることを、説明して
おく必要がある。
44
TKANAI
アクションリサーチのリスク(つづ
き)
2.第2のリスク(正確には、この方法を躊躇
する敷居)は、クルト・レヴィンやエド・シャイン
や三隅先生・杉万先生のような有名人しか活
用できない、つまり、リサーチサイトへのアク
セスに困難がありえることである。この問題に
ついては、よりシニアな教員とコラボレーショ
ンすることによって回避できる。
45
TKANAI
アクション・リサーチのエスノグラ
フィー化と、エスノグラフィーのアクショ
ン・リサーチ化
EHSのJvM化
アクション・リサーチの
現場として、ホール・シ
ステム・アプローチが実
施される場を選び、そ
の場のエスノグラフィー
をめざす
46
JvMのEHS化
エスノグラフィーを活用
して、アクション・リサー
チの現場でのホール・
システムアプローチの
改善のためにサーベ
イ・フィードバックならぬ、
エスノグラフィー・フィー
ドバック法で介入する
TKANAI
47
TKANAI
上記のスライドは読めないです。
だから、リポジトリーを訪ねて、まずは、金井
壽宏、つぎは、キーワードで、クリニカルと入
れて、つぎをダウンロードして、上記のスライ
ドの表が載っている頁を開いてみてください。
経営組織論における臨床的(クリニカル)アプ
ローチと民俗誌的(エスノグラフィック)アプ
ローチ : 定性的研究方法の基礎と多様性を
探る
48
TKANAI
短い時間なので、全てのスライド
は使いませんでしたが、ご静聴あり
がとうございました。
49
TKANAI