鉱業 世界有数の鉱物生産大国 • 各種の鉱物・金属に関して、カナダは世界有数の生産大国です。 • カナダは、世界最大のカリ生産大国であり、サスカチュワン州 がカナダの生産量の約 90%を占めています。 %を占めています。 • カナダは世界最大のウラン生産大国でもあり、全世界のウラン 生産量の 32%を供給しています。ウランの生産はすべてサスカ %を供給しています。ウランの生産はすべてサスカ チュワン州で行われています。同州には、世界最大のウラン供 給業者(Cameco Corporation)、世界最大のウラン鉱 )、世界最大のウラン鉱床(キ 給業者( )、世界最大のウラン鉱床(キ ー・レイク)があります。また、世界最大の高品質ウランの鉱 床(マッカーサー川)も同州に位置しています。 1 豊富な石炭資源 • カナダ全土にわたって、石炭資源が豊富に埋蔵されています。 現在の比率を前提とすれば、石炭の採掘可能年数は約 100 年間 になっています。 • 各種の石炭加工技術が、新しく開発されています。この種の技 術が実用化されれば、石炭の競争力が強化されるだけでなく、 環境に優しい商品にすることもできます。このようなクリーン 環境に優しい商品にすることもできます。このようなクリーン な石炭関連技術を実用化して、今後も石炭を魅力的かつ低コス トの燃料として利用できるかどうかが、大きな問題になってい ます。 2 広範な調査活動 • カナダの各州・準州では、プリンス・エドワード・アイランド 州を除いて、鉱物調査を積極的に進めています。 • 近年、ノースウェスト準州でダイヤモンドが発見され、ラブラ ドルのボイシーズ湾でニッケル、銅、コバルトが発見されたこ とを受け、特にカナダでは高付加価値鉱物が発見される可能性 とを受け、特にカナダでは高付加価値鉱物が発見される可能性 が高いと言われています。 • 1993 年から 1999 年の間に、ダイヤモンドだけでも 7 億 7200 万ドルの資金が調査活動に投入されています。カナダ初のダイ ヤモンド鉱山であるエカティ鉱山(ノースウェスト準州)は、 1998 年 10 月に生産活動を開始しています。2003 年には、ノ 月に生産活動を開始しています。 ースウェスト準州で別のダイアモンド・プロジェクト(ダイア ビック・プロジェクト)の建設活動が開始されます。 • 1998 年に、アルバータ州の 65%の地域でダイヤモンドが発見 %の地域でダイヤモンドが発見 される可能性があるとされたことを受け、ダイヤモンドの調査 については、特にカナダ北部やアルバータ州において高い関心 については、特にカナダ北部やアルバータ州において高い関心 が集まっています。 3 新鉱山の発見により、新たな投資機会が生まれています • 調査プログラムが成功を収めていることで、これまでもカナダ で多数の鉱山が開発されています。また、今後も鉱山の開発が 進展していくことになります。 • 1999 年から 2002 年までの間に、50 年までの間に、 ヶ所以上の鉱山が操業を 開始する予定です。具体的には、金属鉱山 開始する予定です。具体的には、金属鉱山 9 ヶ所、非鉄 ヶ所、非鉄金属鉱 非鉄金属鉱 山 23 ヶ所、ウラン鉱山 3 ヶ所、ダイヤモンド鉱山 3 ヶ所、石 ヶ所、石 炭鉱山 1 ヶ所、工業用鉱物鉱山 1 ヶ所*などが挙げられます。 ヶ所 などが挙げられます。 • これらの鉱山については、十分な資金が調達されていません。 したがって、大きな投資機会になっています。 • *これらのプロジェクトの詳細については、カナダ天然資源省鉱 これらのプロジェクトの詳細については、カナダ天然資源省鉱 物・金属課までご質問ください。 4 カナダの企業は世界中で活発に事業を展開しています • カナダの企業は、世界中で積極的に鉱物調査活動を展開してい ます。1998 ます。 年に、カナダの大手企業(支出額が 400 万ドル未 満の企業を除く)は、世界中の調査活動に 13 億ドルの資金を 投入する予定でした。この金額は、全世界における大企業の調 査プログラム全体の 30%に相当しており、他国の追随を許さな %に相当しており、他国の追随を許さな い規模に達しています。 • カナダ系の企業は、カナダ国内に限らず、米国、メキシコ、中 南米やヨーロッパにおいても積極的に調査活動を展開していま す。 • カナダ企業に投資することで、カナダ国内のプロジェクトや、 世界中の調査活動・鉱山にも投資することになります。 5 • カナダの鉱山会社は、世界の開発活動で主導的な役割を果たし ているだけでなく、世界中における鉱山の開発や運営にも多大 な関心を寄せています。 • 1998 年に、カナダ企業が関与した鉱山の数は、カナダ国外の鉱 山が約 3300 件であり、カナダ国内の鉱山も 3500 件以上に達し ています。 • カナダは国内生産量を大幅に増大させるとともに、外国におけ る有望な鉱山を調査・開発することで、今後も世界の鉱山業界 において大きな役割を果たしていきます。 6 カナダの鉱山投入資金 • カナダの鉱業セクターが成長していることに伴い、鉱業関連機 器・サービス・セクターも成長しています。一例としては、カ ナダが鉱業資金調達の中心的存在として頭角を現していること が挙げられます。1997 年に、世界の主要証券取引所で調査・鉱 が挙げられます。 業に関して調達された資金総額(101 業に関して調達された資金総額( 億ドル)のうち、カナダ は 47%を占めています。 %を占めています。 • 1998 年には、市況が悪化したにも関わらず、合計 38 億ドルの 資金調達額のうち、カナダの資金調達額は 61%に達しています。 %に達しています。 • 大手鉱業企業は立地条件を勘案して、トロント証券取引所で資 大手鉱業企業は立地条件を勘案して、トロント証券取引所で資 金を調達するようになっています。最近、Boliden 社がトロン 金を調達するようになっています。最近、 ト証券取引所に上場するとともに、2000 年には、南アフリカの ト証券取引所に上場するとともに、 JCI Ltd.(世界第 (世界第 9 位の金生産会社)もトロント証券取引所に 上場する予定になっています。 7
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