公益財団法人せたがや文化財団決算書

平成26年度
公益財団法人せたがや文化財団決算書
事 業 報 告 書
財
務
諸
表
自 平成26年4月 1日
至 平成27年3月31日
目
次
(事業報告)
1
平成26年度事業報告総括
1
2
事業実績
9
3
事業評価
44
4
重要な契約の概要
49
5
登記事項
50
6
理事会、評議員会開催状況
51
7
役員名簿
52
8
評議員名簿
53
9
財団幹部名簿
54
(財務諸表)
1
貸借対照表
55
2
損益計算書(正味財産増減計算書)
56
3
付属明細書
69
4
財産目録
70
(監査報告)
監査報告書
74
事 業 報 告 書
1.平成 26 年度事業報告総括
(1)
財団全体の取り組み
平成 26 年度の財団全体の事業参加者・施設入場者数は 100 万人の大台を超えた。
昨年度と比較すると、実数では約 16 万 9 千人、増減比で約 19 パーセントの増となった。これ
は、美術館による大型展「ボストン美術館―華麗なるジャポニスム展」に多くの入館者が訪れた
ことが大きな要因だが、ほかにも文学館では「岡崎京子展」が過去最高の入場者を記録し、パ
ブリックシアターでも「ビッグフェラー」「藪原検校」が連日大入りとなった。また、生活工房、音
楽事業部の来場者数も堅調に推移した。さらに、パブリックシアターの「炎-アンサンディ」が、
平成 26 年度文化庁芸術祭大賞を受賞、美術館の「難波田史男展」が美連協奨励賞を受賞し
た。また、ワークショップ、鑑賞教室などの教育普及にも積極的に務めるとともに、世田谷区と
の連携事業として、若手アーティストの創作活動の奨励・支援のための「世田谷区芸術アワー
ド飛翔」の事業実施に取り組んだ。
平成 26 年度は「世田谷区第 2 期文化・芸術振興計画」の初年度にあたり、世田谷区立の文
化施設 3 館の指定管理者である当財団は、計画の推進に大きな役割を期待されているが、順
調に実績を積み上げることができた。
各事業部の事業参加者・施設入場者数の推移(人)
年度
生活工房
パブリック
シアター
音楽事業部
美術館
文学館
合計
26 年度
193,805
228,846
8,906
483,619
156,521
1,071,697
25 年度
195,454
207,659
9,765
350,938
138,209
902,025
24 年度
212,966
228,467
8,114
303,511
129,753
882,811
23 年度
236,680
240,672
9,785
195,609
100,406
783,152
22 年度
211,793
219,136
12,224
438,076
110,125
991,354
(世田谷アートタウン「三茶 de 大道芸」は含まず)
(2)各事業部事業
≪世田谷文化生活情報センター≫
①生活工房
公1-2「文化芸術の啓発、体験に資する展覧会」
a.「森の恵と暮らし方」と題した『ブナ帯☆ワンダーランド展』では、一般財団法人地球産業
文化研究所の助成を得て、東京展の拡充、山形県鶴岡市での巡回展、宮城県気仙沼市唐
桑町との食のイベント交流など広範囲に展開した。世田谷区内で食研究工房を主宰し世界三
大ブナ帯との共通点を探り実際の食の事業を展開する林のり子氏らとの協働作業により、日本
の基層文化を知る手がかりとして多角的に展示と関連イベントを開催することができた。男性来
場者が目立ち、子ども連れでブナ林について語る父親たちの微笑ましい姿も多く見られた。来
場者からは懐かしいという反面、知らなかったという反応も多く、小さな子どもから高齢者まで多
くの来場者が楽しみながらブナ林の育んだ暮らしぶりを体感することができた。
b.平成 23 年の 3.11 から 4 年目を迎え、福島と東京のそれぞれの立ち位置から、かき消され
がちな市民の思いをそれぞれのスナップ写真と詩によって表現する「写真とことば、記憶の種
福島―東京」と題した展示事業を開催した。市井の人々の現在おかれた状況は過去の暮らし
1
と未来に向けて希望を抱けるかどうかという微妙な状況にあることが、多くの区民にも伝わる事
業となった。
c.シリーズで展開している「七つの海と手しごと展 第 5 の海」では、サハリンに暮らす少数民
族ウイルタのイルガという文様を取り上げた。第二次世界大戦後、サハリンから日本側の北海
道に移住したウイルタも若干名が暮らしているが、その存在はほとんど知られることが無い。暮
らしの記録としての映像上映などを通じて、日本に近いところに存在する北方民族の人々の暮
らしぶりについて発信することができた。
d.また、世田谷という地域を意識した展示事業としては、三軒茶屋の由来を切り口に、日本
茶について紹介する展示、世田谷の民話を若手グラフィックデザイナーとミュージシャンによっ
て再構築した民話グラフィック展、世田谷区内のモノづくりの現場と昭和女子大学の学生との
コラボレーションによる製品の展示など、様々な角度から地域の個 性を発信することができた。
公1-3「文化芸術の啓発、体験、支援などの教育普及活動」
a. 一般向けのセミナー・ワークショップシリーズでは、定番となり好評の「サンデーモーニング
ワークショップ」でトートバッグ作り、ワインとテリーヌ、クリスマスリースとケーキ作りなどを取り上げ
暮らしの創意工夫を体験する好機となった。「知の航海」セミナーシリーズでは「ブナ帯☆ワン
ダーランド展」に因み、食と環境をテーマに掲げ、都市論としての食文化、オーガニック、食の
未来、狩猟と現代の食、和食など日本人と食の関係を探る切り口を提案することができた。毎
回熱心に参加するリピーター参加者もあり、講師との質疑応答も充実したものとなった。
b. 小中学生に向けたワークショップは、定番の分解ワークショップ、テキスタイルワークショッ
プ、アニメーション制作体験、次世代自動車の仕組みとエネルギー、昨年好評だった「漆器」
について学ぶワークショップを開催しモノの仕組みやつくることの面白さを体験する機会とした。
経年で開催することにより、かつての参加者だった兄弟姉妹から勧められて応募してくるケース
が増えている。子ども自身が経験し、伝え、勧めるという良い循環が生 まれていることが確認で
きた。また、すでに大学生になった過去の参加者が当日のスタッフとして参画してくれるというこ
とも出てきており、事業運営の励みになった。
公1-4「文化芸術活動の発表の機会の提供」
第 4 回世田谷区芸術アワード“飛翔”の募集を行った。審査の結果「CASA PROJECT」
(井上萌子主宰)を選定した。捨てられた傘を素材として活用し、アップサイクルなモノづくりを
実現しているプロジェクトで、生活工房のコンセプトにも合っている。平成 27 年度の制作発表
にむけ準備も進んでいる。
公1-6「文化芸術の活性化を図るための情報提供」
区内外への情報提供は、四半期ごとに発行するイベントガイドに加え生活工房のホーム
ページと連動させたフェイスブックページや事業の様子をこまめに発信するツイッターな
どの機能を活用し、柔軟で即時的な発信を試みた。口コミ効果への波及も見られ充実度を
増している。
公1-7「国際交流のための文化芸術活動」
留学生の研究発表と交流プログラム「JAPONDER」では、11 回目を迎え経年の研究発表
部門から出身国や地域の文化紹介に軸足を置いて展開した。今年度は過去の発表参加者の
なかからペルー出身の留学生によるトークイベント、ドキュメンタリーの上映会や食のワークショ
ップを通じて、異文化理解の促進を試みた。また、国際的なフォトジャーナリストの写真展示「D
AYSJAPAN写真展」では、国内外の紛争・公害問題・人権問題など、見過ごしがち様々な課
題を見つめる機会となった。
2
公2-1「市民活動の支援及び振興に資する事業」
市民活動支援コーナーの運営を大きな柱として、活動の運営に役立つセミナーや相談事業、
団体間の交流を促進するプログラムなどを展開した。また、創作活動をしている作り手と区民の
交流の場として人気の「世田谷アートフリマ」は春・秋の 2 回実施し、昨年以上の出店数を得て
開催し、併せて参加作家によるワークショップやデモンストレーションなどに多くの来場者の関
心を得る機会となった。
②世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアターは、世田谷パブリックシアター(主劇場)とシアタートラムの2つの劇
場と大小3つの稽古場を中心に、「新しい作品とレパートリーの創造」、「国際的な共同制作」、
「地域や、学校その他の区内施設との連携」、「人材養成・普及啓発事業」、「国内の公共劇場
との連携」等を柱に、国内外に発信する創造型の公共劇場として活動している。
公1―1「文化芸術の振興に資する展覧会、公演等の企画・実施及び調査研究」
国内演劇創作事業として、若手からベテランの実力ある演出家を起用し、主劇 場で 3 本、シ
アタートラムで 2 本の新作を上演した。主劇場では 5 月、森新太郎演出により、リチャード・ビー
ン作『ビッグ・フェラー』を、11 月、野村萬斎芸術監督企画『狂言劇場』を、3 月、井上ひさし作、
栗山民也演出、野村萬斎主演『藪原検校』の再演を、また、シアタートラムでは 9 月、ワジディ・
ムワワド作、上村聡史演出『炎-アンサンディ』を、2 月、フィリップ・リドリー作、白井晃演出『マー
キュリー・ファー』を上演した。これらの作品は世田谷での初演を皮切りに、兵庫、新潟、豊橋、
滋賀、水戸等、国内各地の創造型の公共劇場を巡演した。
今年度より、夏休み期間、子どもの主体的参加に力点を置いたいくつかの事業を“こどもプ
ロジェクト”と位置付け企画・実施した。近藤良平振付・構成、コンドルズの『GiGANT』、前川知
大作、小川絵梨子演出『暗いところからやってくる』、プロミュージシャンの指導のもと長期間の
ワークショップを体験した区内中学生と日野皓正 Quintet メンバーによる、今年で 10 回目のジ
ョイントコンサート『日野皓正 presents Jazz for Kids』、読み聞かせ『お話の森』を実施した。
公1―3「文化芸術の啓発、体験、支援などの教育普及活動」
平成 27 年 3 月には、開館以来の企画『地域の物語』を実施した。1 月から 3 月にかけてワ
ークショップを重ね、最終日にシアタートラムで作品を発表、『介助するひと、介助すること』とい
うメッセージ性の強い作品を立ち上げた。6 月には昨年に引き続き、高齢者施設と障害者施設
を訪問して行う公演、『きみといつまでも~わたしのお父さんはロボットです~』を 13 ヵ所で実施
し、劇場にはなかなか足を運べない多くの方々に楽しんで頂く機会となった。また、学校連合
行事として、区内小学校全校の 6 年生約 5,700 人を対象に、古典芸能である「狂言」鑑賞をワ
ークショップと組み合わせた『古典芸能鑑賞教室』を実施した。コミュニティプログラムや学校プ
ログラムでは年間を通じて、劇場や区内小・中学校で積み重ねている、多種多彩なワークショ
ップ事業をさらに充実させ、人気を集めた。広く区民全般に向けたもの、子どもたち、子育て世
代、教員・教育者、これからの演劇・ワークショップを担う人たち向けのものなど、対象に応じて
形式や内容を工夫し、ワークショップ、レクチャー、研究会などを展開した。
公1―4「文化芸術活動の発表の機会の提供」
区民が舞台に立つ機会として恒例の『フリーステージ』をゴールデンウィーク期間に実施した。
1,000 人近い区民が参加し、日頃の舞踊や音楽の練習の成果を発表した。若い演劇人の発
掘と育成を目的とした『ネクストジェネレーション vol.7』では、オノマリコ作、稲葉賀恵演出『解体
されゆくアントニン・レーモンド建築』を上演、これからの活躍が大いに期待される結果となっ
3
た。
公1―5「地域交流のための文化芸術事業」
18 回目を迎えた世田谷アートタウン『三茶 de 大道芸』を実施、区内外の多くの人々に三軒
茶屋の存在を知って頂ける機会となり、地域に経済効果をもたらした。
公1―6「文化芸術の活性化を図るための情報提供」
学芸活動のアニュアルレポート(2012~2013 年)、事業の紹介冊子「CarroMag.」を3冊発行
した。また、ホームページやマスコミ媒体等を通じて、劇場の活動を広く区民等に発信した。
公1―7「国際交流のための文化芸術事業」
国際共同制作として、野村萬斎構成・演出・出演『マクベス』の再演がシビウ国際演劇祭に
正式招待、パリ日本文化会館の後、世田谷、兵庫、名古屋、新潟、水戸、えずこ、福岡と国内
外を巡演した。
フランスよりダンスカンパニー、グループ・アントルスを招聘、『[àut]』を上演、先鋭的なパフォ
ーマンスを展開し、金沢での公演も実現した。また、フランスのバーレスクグループ、レ・マンジ
ュ・ドゥ・ラパンを招聘、『ラパン・ラパン』を低価格で上演、子どもから大人まで多くの観客が楽
しむパフォーマンスを披露した。
③音楽事業部
公1-1「文化芸術の振興に資する展覧会、公演等の企画・実施及び調査 研究」
気軽に楽しむ演奏会として、毎年恒例の「せたがやジュニアオーケストラ 夏のコンサート」を
実施したほか、世田谷フィルハーモニー管弦楽団と区民合唱団による「名曲コンサート」では、
昨年度と同じく、ベートーベンの「第九」を演奏し、いずれも好評であった。
音楽愛好者向け演奏会として、池辺晋一郎音楽監督が、様々な分野で活躍しているゲスト
を迎え、音楽にまつわるトークと演奏を展開する、「異分野とのコラボレーション」では、英文学
者の小田島雄志を招き、シェイクスピア作品に描き出される女性たちに焦点をあてた企画が、
大いに注目を浴びた。一方、室内楽では、亀井良信を初めとする、若き管楽器奏者たちによる
管楽アンサンブルの世界に、若い聴衆も浸り切り、甲斐麻耶、海野幹雄、海野春絵のピアノ・ト
リオによる、ドヴォルザークのピアノ三重奏曲などの演奏が醸し出す、楽しさや哀愁、激しさや
懐かしさは、室内楽の醍醐味を存分に味わわせるものであった。
多様な音楽ジャンルの演奏会として、日本の伝統音楽を取り上げたが、浪曲師国本武春が、
古典浪曲にとどまらず、ロックやブルースにまで及んだパフォーマンスにより、笑いと涙に溢れる、
迫力あるステージを繰り広げた。
公1-3「文化芸術の啓発、体験、支援などの教育普及活動」
教育普及では、小中学生を対象に、ひと夏限定で、ジュニアオーケストラのメンバーになれ
る、オーケストラ体験ワークショップを開催するとともに、ジュニアオーケストラの夏のコンサート
への来場者を対象に、楽器体験ワークショップを実施して、演奏する喜びを知る切っ掛けづく
りに繋げた。さらに、作曲家・舞台音楽家の宮川彬良による、独自の解釈で楽曲を解析しなが
ら展開する、音楽バラエティーコンサートは、既成概念を越えた音楽の楽しみ方を伝えて、満
員の聴衆を魅了した。
青少年育成としては、ジュニアオーケストラの活動が 5 年目を迎え、定期演奏会では、見事
な演奏であったとの感嘆の声が頻りで、正に成長の証となった。
区内の小・中学校などに出向いて行う「アウトリーチ活動」は、区立 6 小学校において、ミニコ
ンサートやワークショップ形式で実施し、音楽への親しみや興味を抱く場をもたらした。
4
公1-4「文化芸術活動の発表の機会の提供」
区内のアマチュア演奏家を対象とした「せたがやバンドバトル」は第 3 回目を迎え、昨年度を
さらに上回る 58 組の応募があり、予選を通過した 12 組の“おやじバンド”が決勝大会に出場し、
その技量を競い合うさまは、客席を盛んに沸かせた。さらに、世田谷フィルハーモニー管弦楽団、
区民合唱団、区民吹奏楽団への活動支援を行ったほか、第 4 回世田谷区芸術アワード“飛翔”
への応募者の中から、音楽部門の受賞者の選考を実施した。
公1-5「地域交流のための文化芸術活動」
身近なところで、音楽に触れる機会を設ける、「せたがやまちかど・まちなかコンサート」では、
まず、まちかどコンサートとして、三軒茶屋ふれあい広場、経堂駅前広場、烏山区民センター前
広場などで、ジャズ、ラテンなど、様々なジャンルの演奏を披露した。一方、まちなかコンサートと
しては、区内 10 か所の高齢者施設に出向いて、「うたのアルバム」と題するミニコンサートを実施
し、好評を博した。さらに、区内在住の音楽関係者が中心となり、世田谷から音楽文化を発信す
るため、区から新たに受託した「せたがや音楽プロジェクト」では、多彩なジャンルの出演者によ
るコンサートを初め、フォーラム、講演会を開催し、その優れた企画力を披瀝した。同様に、区か
ら新たに受託し、地域のにぎわいの核となる商店街の一層の活性化を目指す、「商店街アート
プロジェクト」では、下高井戸商店街が中心となって開催した音楽祭に演奏者を派遣し、その盛
り上がりに寄与した。
公1-6「文化芸術の活性化を図るための情報提供」
半期ごとに発刊するパンフレットにより、詳細な音楽情報を提供するとともに、エフエム世田
谷 の 番 組 に 公 演 前 の演 奏 者 など を 出 演 させた ほか、メールマ ガジン、 ブログ、 Facebook 、
Twitter など、多様な情報発信手法の活用や、マスコミ等への情報提供の充実を図り、広く区
民等への周知を図った。
≪世田谷美術館≫
公1-1「文化芸術の振興に資する展覧会、公演等の企画・実施および調査研究」
平成 26 年度は、美術の多様な展開を探る企画性の高い展覧会を開催した。画家・岸田劉
生を核とし、親子三代の精神の系譜を探ろうとした「岸田吟香・劉生・麗子―知られざる精神の
系譜」。収蔵作品を最大限に活用し、日本の写真界においてアマチュアリズムを実践し続けた
「桑原甲子雄の写真 トーキョー・スケッチ 60 年」。クロード・モネの《ラ・ジャポネーズ》を代表格
に、ボストン美術館の名品約 150 点を展観した「ボストン美術館―華麗なるジャポニスム展」。
DC ブランド BA-TSU の創業者でデザイナーであった松本瑠樹のコレクションによる「松本瑠樹
コレクション ユートピアを求めて ポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズ
ム展」。難波田家より受贈した 800 点を超える作品を厳選し、夭折の画家の青春を照射した
「難波田史男の世界―言葉とイメージの冒険―」。そして企業と美術シリーズの第 3 弾である
「東宝スタジオ展 映画=創造の現場」を開催し、さまざまな年代、そして多様な関心に応え得
る展覧会を実施した。
本館のミュージアム コレクションのおいては「陶芸家・吉田喜彦」展、「塩田コレクション 北
大路魯山人展」、「世田谷に住んだ東宝スタジオゆかりの作家たち」展を開催した。ミュージア
ム コレクションは、従前的な名品、代表作品を常陳するのではなく、企画展示との関連性やマ
ッチングを考慮し企画性の高い展覧会を構成してきた。本年度もまた、その意味において、個
性的な展覧会を並べることができた。分館においては、各館 3 期の展示を組み、計 9 本の展覧
会事業を通じて、向井潤吉、宮本三郎、清川泰次の画業を紹介することができた。特に開館
5
10 周年を迎えた宮本三郎記念美術館では、宮本三郎の画業を 3 つの時期にわけ、当時の諸
資料とともに展示し、12 月 6 日には天皇、皇后両陛下の行幸啓をいただいた。
調査研究は、各展カタログへの執筆、各種データの掲載などに反映し、さらに『世田谷美術
館紀要第 16 号』、『世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館 平成 26 年度展覧会・講座室
活動報告書』にまとめ発行した。
公1-3「文化芸術の啓発、体験、支援などの教育普及活動」
本年度も子どもと学校のプログラムでは、学芸大学との連携によるインターン生の出張授業
をふくめ、ボランティアによる鑑賞リーダーとともに鑑賞教室を実施し、良好な成果をおさめた。
生活と美術を結びつける企画は教育普及事業でも実施し「-萬 KENBUN 録-」などの街歩
き型の講座のほか、ジャンルを超えた事業として「誰もいない美術館で」を発端とするパフォーミ
ング・アーツの流れを受け、「美術と演劇のワークショップ『えんげきのえ』」を実施した。そのほ
か、当館の開館以来の事業である美術大学の卒業生を対象としたステップアップ講座も着実
に実績を積み重ねている。人材育成については、海外から講師を招き、視覚障害者の美術鑑
賞をテーマとしたミュージアム・セッションや博物館実習を実施した。
公1-4「文化芸術活動の発表の機会の提供」
アマチュア作家の制作期間などを考慮し、平成 26 年度より「区民絵画展」、「区民写真展」
を隔年開催とし、平成 26 年度は「区民絵画展」を 1 月初旬に開催した。出品者の増減は、ほ
ぼ横ばいだが、告知期間を増やすことで、より多くの応募者を今後も期待したい。また本館、清
川泰次記念ギャラリー内の区民ギャラリーは、通常通りに運営し、多くの利用者があった。
公1-5「地域交流のための文化芸術事業」
恒例の「さくら祭」は、多くの花見客で賑わう時期に合わせ実施した。美術館活動、友の会な
どに参加する多くのボランティアによる主体的な運営がなされ、地域の交流の場となった。また
緑化祭、用賀サマーフェスティバルなども、当館ボランティアとともに参加した。
公1-6「文化芸術の活性化を図るための情報提供」
高度情報社会に対応して、セタビブログや企画展に合わせたセタビポッドキャスティングなど
の工夫を凝らし、ホームページの充実に努めた。また紙媒体としては「情報ガイド」のほか、美
術館と友の会との合同誌「ニュースレター」については、紙面の大幅なリニューアルを実施し
た。
そのほか展覧会ごとに、展覧会の特性に合致した広報媒体と協力し情報告知に努めた。ま
た、ホームページについては、本年度からスマートフォン対応へと段階的に進めた。年間の記
録である「世田谷美術館年報」についても、全ての事業を網羅し、美術館活動の記録として刊
行した。
≪世田谷文学館≫
公1-1「文化芸術の振興に資する展覧会、公演等の企画・実施及び調査研究 」
文学館では、企画展のテーマ選定の指標のひとつを「文学展の幅を広げる新しい切り口、
手法を開拓できる企画展」としている。平成 26 年度は、文学館における展示の多様な可能性
を例年以上に意識しながら取り組んだ年となった。
4 月から 6 月に開催した「茨木のり子展」では詩の愛好者を超えて広く支持される詩人の生
涯と作品を紹介した。いかなる権威にも思想にも「倚りかからず」に生きた詩人の言葉はダイレ
クトに来場者の心に届き、詩人の展覧会としては過去最も多い入場者を得た。
7 月から 9 月開催の「日本 SF 展・SF の国」では、手塚治虫、星新一、小松左京、筒井康隆、
6
真鍋博ら SF(サイエンス・フィクション)第一次世代を中心に据えた 800 点に及ぶ膨大な出品資
料により、文学の周縁から出発した SF が、映像やマンガ、アニメと結びつきながら独特の進化
と浸透を遂げ、わが国を代表する一大文化ジャンルに成長したことを示した。
10 月から 12 月開催の「水上勉のハローワーク 働くことと生きること」は昭和を代表する作家
の、前半生の職業遍歴という切り口から展示を構成した。作家にとって鮮烈な体験となった代
用教員時代をイメージした教室の実物大の再現や、当館で職場体験を行った中学生たちが
執筆した解説パネルなどの意表をつく演出により、来場者がそれぞれに作家・水上勉の言葉と
向きあう展覧会となった。
1 月から 3 月の「岡崎京子展」は、1980 年代から 90 年代にかけて活躍しながら、不慮の事
故により 1996 年から活動を休止している下北沢出身のマンガ家の初の大規模な個展として開
催した。年度当初から SNS やカルチャーサイト等のネット媒体で情報が波及し、会期中も新聞、
雑誌、TV 等に数多く取り上げられた影響もあり、20 代から 40 代を中心に、開館以来最高の入
場者数を記録した。原画 350 点、関連資料 200 点の迫力と、岡崎作品の特色ともいえる力強
い「言葉」の展示により、来場者の高い満足と共感を得た。
コレクション展は、前期は「人生の岐路に立つあなたへ」と題し、作家たちが、結婚や家づくり、
リスクなど人生の局面をどのように生き、作品に描いたかを、収蔵コレクションの中から選び、紹
介した。後期「下北沢クロニクル」は、音楽や演劇の街としても知られる下北沢にスポットをあて、
現代に至る下北沢の文化史の中に、坂口安吾や萩原朔太郎ら、ゆかりの作家と作品を位置
づけようと試みた。調査研究は収蔵品の調査研究の成果を「収蔵品紹介」として「世田谷文学
館ニュース」(年 3 回発行)で発表した。
公1-3「文化芸術の啓発、体験、支援などの教育普及活動」
「せたがや子ども文学館」(子どもと学校プログラム)は、区内の小中学校、区民センター、図
書館などへの出張展示や地域と連携したワークショップを行う「どこでも文学館」を、のべ 22 か
所の学校と施設で実施したほか、館内では「コトバのミュージアム」として、落語家、ダンサー、
詩人、歌人など多彩なジャンルの講師を招き、「言葉」をテーマとするワークショップを開催した。
地域の歴史や文化を学ぶ野外ワークショップ「子ども探偵団」では、公募に応じた中学生ボラ
ンティアがリーダーとして活躍、小学 1 年生から、大学生、社会人ボランティアも含めた多世代
が共に活動するプログラムとなった。
5 回目となる菅野昭正館長プロデュースによる連続講座は「辻井喬=堤清二 文化を創造す
る文学者」を開催。小説家、詩人、実業家として活躍し、現代日本の文化に新しい領域を広げ
た辻井喬=堤清二の仕事の全貌に迫った。企画展関連イベントは、文学ジャンルのみならず
音楽、マンガ、映像、科学技術などのジャンルからも講師を招聘し、ギャラリートークや対談・座
談、ライブ、朗読会、上映会などを幅広い年齢に向けて多角的に展開した。
活動支援・共催事業では、教育委員会や友の会との各種共催事業、多摩美術大学との共
催イベント「第4回 清水邦夫の劇世界を探る」に取り組んだ。また人材育成については学芸
員実習や特別支援学級も含めた小中学生の職場体験受入を実施した。
公1―4「文化芸術活動の発表の機会の提供」
「第4回 世田谷区芸術アワード“飛翔”」は、前回の三分の一に当たる 3 作の応募にとどまり、
そのいずれも受賞の水準に届かないという外部審査員も含めた審査員の意見により、残念な
がら受賞作なしとなった。
公1-6「文化芸術の活性化を図るための情報提供」
来場者の出口調査やアンケートの分析により、利用者の情報取得径路として、ホームペー
7
ジの閲覧数と認知度が上がったことが明らかになった。紙媒体である文学館ニュース(年 3 回)
は、事業の詳細報告や紹介に重点を置くよう機能を振り分け、ページ数を増やして各記事の
内容を充実させた。
8
9
デザイン・
アートの展
示
事業名
写真とことば、記憶の種
福島-東京
◇関連イベント
①ワークショップ「こころのたねとして 福島-東京」
展覧会までのプロセスと同じ手法のワークショップを世田谷区民と
ともに開催し、各人が持ち寄った写真から詩を編み出す体験を詩人の
上田伽奈代氏と実施した。
2011年3月11日に発生した東北大震災から3年が経過する。地震・津
波・原発事故からの日々を生きる福島の人たちの声を、各人が持ち
寄った写真をもとに詩をつくるワークショップを開催し、出来上がった17
篇の詩と写真を展示した。また「写真とことば、 記憶の編み方」と題し、
本展のワークショップ推進、福島との連携を推進した写真家新井卓氏を
中心としたアーティストの作品も展示した。
東京での展覧会をブナ帯文化の色濃く残る庄内地方(鶴岡市)で紹
介した。
東京での食のワークショップの交流の一環として、宮城県の「唐桑食
の学校」の方々とワークショップを開催した。
5月24日
200
無料
無料
27年3月8日
5月23日~6月8日
無料
無料
800
2,000
500
2,000
2,000
無料
利用料金
(円)
27年3月20日~25日
27年3月7日、14日
⑥「雪の森のお話会」
ヨーロッパ、アメリカ、日本の東北地方で生まれた雪の季節のお話
を読み聞かせる会を開催した。
27年3月15日
④食のワークショップ「磯あそび」
ブナの森と海が密接につながる地、宮城県の魚介類などを使い、
当地唐桑食の学校から講師を招いて春の海のレシピを体験した。
27年3月8日
27年3月14日
③トークイベント「ルーマニア -中世の化石-」
森の惠と暮らし方<ブナ帯・食ご ヨーロッパのブナ帯に位置する東欧ルーマニアの民俗研究をして
よみ>
40年のみやこうせい氏を招き、みや氏の撮影した写真を用いながら暮ら
「ブナ帯☆ワンダーランド展」 しぶりを紹介した。
⑤ドキュメンタリー上映会「越後奥三面 山に生かされた日々」
ブナ帯の暮らしが色濃く残されていた、ダムに沈んだ奥三面集落
の四季折々の暮らしぶりを記録した作品を上映した。
27年3月6日
②シンポジウム「林のり子と清水ミチコのおはなしの森」
食研究工房を主宰する林のり子氏の実店舗「パテ屋」のコンセプト
や味覚の考え方をパテ屋で働いた経験をもつタレント清水ミチコさんと
ともに語っていただいた。
27年2月27日~
3月16日
世界三大ブナ帯の一つである東アジアの中でも多様性と独自の文化
をはぐくんできたことで知られる日本の東北地方の落葉広葉樹林帯<
ブナ林>に着目し、長年世界と日本のブナ帯文化のつながりを研究し
ている食研究工房の林のり子氏らの調査を基に展覧会を構成し、自然
の叡智に学ぶ暮らし方を四季折々の暦と食の関係などから探り紹介し
た。
27年3月3日
実施月日
実施内容
◇関連イベント
①食のワークショップ「山あそび」
春山の収穫を楽しむ習わしを「ブナ帯レシピ」で体験した。
個別事業名
2.事業実績 (1)世田谷文化生活情報センター 生活工房 8
1,403
10
419
25
30
19
85
35
20
5,990
実績人数
(人)
10
2,500
10
500
30
50
20
60
30
20
3,000
当初計画数
(人)
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム、
ギャラリー
唐桑町
鶴岡アート
フォーラム
生活工房ワーク
ショップルーム
セミナールーム
生活工房ワーク
ショップルーム
セミナールーム
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム、
ギャラリー
実施場所
10
デザイン・
アートの展
示
事業名
生活工房ギャラリー企画
5月11日
7月18日~8月31日
<「世田谷民話グラフィック展」>
世田谷区に伝わる民話の中から野毛大塚山古墳の怪奇譚「赤い血を
ふく野毛の大塚古墳」、六郷用水の誕生秘話「ほたるの光で女がほる用
水」をグラフィックデザイナの菊地敦己氏と大原大次郎氏にそれぞれイ
ラスト化し、イルリメ氏によるラップミュージックによる再生も試みた展覧
会を実施した。
5月10日
◇関連イベント
①茶飲み座談会「日本茶の未来をかたろう」
ステファン・ダントン(吉祥寺・おちゃらか)、矢部亨(塩釜 矢部園茶
舗)、丸谷誠慶(加賀 丸八製茶場)、山中史郎(デザイナー)を迎え、
日本各地の風土に合った魅力的なお茶について、さらに、お茶の新し
い飲み方の提案など、お茶を廻る可能性を語り合うイベントを開催した
②ワークショップ「手もみで闘茶!In 三軒茶屋」
摘み立ての生茶葉を実際に手もみしてお茶に仕立てる体験と各地
の茶の銘柄を当てる闘茶に挑戦するワークショップを開催した。
4月25日~5月18日
11月1日
無料
1,000
500
無料
2,000
無料
10月13日
<「一服、日本茶、三軒茶屋」>
江戸時代、文字通り三軒の茶屋があったというのが三軒茶屋の地名
の由来。日本茶の育んだ文化を、お茶の過去・現在・未来をつないで
紹介する展示を実施した。
「デザインの多様性と豊かな生活文化」「これからの衣食住」をキー
ワードに作品、写真展、活動紹介を展開する。
③ワークショップ「ウイルタ刺繍のコースター/オーナメント」
網走のウイルタ刺繍サークル フレップ会のメンバーを講師に迎
え、ウイルタ文様を刺繍する講座を開催した。
700
無料
300
300
利用料金
(円)
10月13日
サハリン島の少数民族ウイルタに伝わる伝統的な文様「イルガ」を刺
繍作品、木製の食器・道具などを展示し、かつてトナカイとともに海・山 10月4日~11月3日
に移動しながら生きていたその暮らしぶりを紹介した。
5月31日
5月25日
②トークセッション「今、出逢いたい」
栗原彬(政治学者)、安齋徹(福島から)、新井卓(写真家)、鷲尾
和彦(写真家)、猪瀬浩平(文化人類学者)、佐川美香子・阿部久美子
(福島から)、上田伽奈代(詩人)、桑原滝弥(詩人)らとともに、福島の
体験、東京の声を廻る思いを語り合うイベントを開催した。
③シンポジウム「みんな<なんみん>になるときに」
宗田勝也(難民ナウ代表)、市澤秀耕・岡本易(ともに福島から)、
栗原彬(政治学者)によるシンポジウムを開催した。
実施月日
実施内容
◇関連イベント
①上映&講演会「網走に暮らしたウイルタ」
戦後、網走に移住したウイルタの女性の暮らしぶりを追った記録映
七つの海と手しごと 第5の海
像の上映と北海道立北方民族博物館の学芸員によるトークイベントを
「オホーツク海のウイルタのイル 実施した。
ガ」
②記録上映「サハリンのウイルタを訪ねて」
サハリンに暮らすウイルタの女性たちの暮らしぶり、祈りの現場、
歌、踊りなどが生き生きと記録されたフィルムを上映した。
写真とことば、記憶の種
福島-東京
個別事業名
12,676
18
50
4,666
20
75
44
7,833
35
41
実績人数
(人)
5,000
20
50
3,000
20
60
40
8,000
30
40
当初計画数
(人)
生活工房ギャラ
リー
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ギャラ
リー
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
セミナールーム
生活工房ギャラ
リー、ワークョッ
プルームほか
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
実施場所
11
個別事業名
ワーク
ショップ・
講座
無料
27年2月14日
27年2月15日
③羊と手の教室「羊のポンポンストラップづくり」
身近な素材である毛糸を使ったアクセサリーづくりのワークショップを
実施した。
④「羊 毛糸だまニットカフェ」
若手ニット作家を囲んで、ニット体験をするニットカフェを開催した。
無料
1,500
無料
27年1月10日~
2月15日
衣服造形家の眞田岳彦氏とともに、日本では歴史の浅い羊毛の文
化。日本の風土の中で育まれ産業、衣服づくりなどに発展した様子を
展示とトークイベント、藁と羊毛を活用した正月飾りをつくり伝統文化と
素材の関係を体験するワークショップなどを展開しながら紹介した。
無料
27年2月14日、
15日
通年
日本列島の四季折々の変化を紹介する映像を通じて、森の豊かさ、
人々の暮らし、海の豊かさ、そしてそれらのつながりについて考える機
会を提供する。(本レリーフジオラマは2012年韓国の麗水で開催された
国際博覧会の日本ゾーンで発表されたレリーフジオラマ。博覧会終了
後により多くの人たちに継続発信すべく当館に引き渡された。)
1,500
1,500
12月17日
②ワークショップ「スーツの生地で作る冬のヘアバンド」
スーツの製造過程で出る余り布などを活用して、手作りヘアバンドの
製作を体験するワークショップを開催した。
500
無料
無料
1,000
利用料金
(円)
12月26日
12月13日
◇関連イベント
①トークイベント「ポピュラーミュージックの中のスーツ」
BEAMSのクリエイティブディレクター青野賢一氏を招き、音楽シー
ンにみるスーツのファッション性などについて聞くイベントを開催した。
9月6日~9月28日
<「世田谷産(セタサン)-セタガヤ デザイン PROJECT」>
第3回の世田谷区芸術アワード”飛翔”生活デザイン部門授賞者によ
るプレゼンテーション第二弾。昭和女子大学の学生と世田谷区内の工
場によるコラボレーション。アクリル、ブリキ、合成樹脂、特殊印刷を扱う
企業の協力によりアクリル玩具やアクセサリーなどの作品を制作し紹介
した。
11月14日~
12月23日
8月9日
◇関連イベント
①「オリジナルスタンプで本をつくろう」(子どもワークショップ)
展覧会場に、作品となったイラストの一部からスタンプ化したスタン
プを活用して物語を本にするワークショップを実施した。
<「モッズスーツと「洋服の並木」>
洋服のオーダーメイドを支えてきた仕立て屋は町から姿を消しつつあ
る。世田谷区内(梅ヶ丘)の「洋服の並木」はミュージシャンなどに支持さ
れるモッズスーツの名店として知られている。ユニークな服飾文化を紹
介する展示を実施した。
実施月日
実施内容
◇関連イベント
①稲わらと羊毛でつくる”未年”の正月飾り
伝統的な正月飾りに羊毛素材を取り入れて正月飾りを作るワーク
羊と手-衣服と作り手、その生き ショップを開催した。
方 (ギャラリー展示)
②羊を知り学び楽しむ2日間 「羊をかぶるマーケット」
眞田岳彦氏、若手デザイナーによる羊毛を活用した作品展示とワー
クショップ、トークイベントを同時開催した。
「森・里・海 連環」レリーフジオ
ラマ上映
デザイン・
アートの展 生活工房ギャラリー企画
示
事業名
102
22
ギャラリー展
示に含む
66
3,571
5,292
17
51
8,892
3,917
50
実績人数
(人)
80
20
―
50
2,500
5,000
20
50
5,000
3,500
40
当初計画数
(人)
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
ほか
文化生活情報
センター八角堂
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ギャラ
リー
生活工房ギャラ
リー
生活工房ワーク
ショップルーム
実施場所
12
ワーク
ショップ・
講座
事業名
実施内容
500
27年2月8日
「時を解き放つ」
時を探るワークショップ
12月23日
27年3月21日
③時のフィールドワークショップvol.2
「春の道ばたで、若菜摘む」
雑草と思いがちな春に芽吹く草を観察し、採取し、実際に食べる
ワークショップを実施した。
12月21日
12月7日、14日
9月7日
②時のドキュメンタリー上映会vol.1「一年」
日本、世界の各地に残る新たな年を迎える行事の様子を記録した
ドキュメンタリー5作品を上映した。
①時のフィールドワークショップvol.1
「長い夜を、ともし火で照らそう」
区内の農園(宍戸園)の協力によりミツロウからキャンドルを作る
ワークショップを実施した。
時間に追われて生活する現代の日本社会の様々な課題を浮き彫りに
する試みとして、暦をひも解き、時について考察する講座。2015年度に
「時ノ展覧会」に発展させる。
第3回 朝のクリスマスケーキとリースのワークショップ
SUNDAY MORNING
第2回 朝のワインとテリーヌのワークショップ
WORKSHOP2014
<日曜の朝をちょっと贅沢に… 意外な素材の組み合わせで楽しむテリーヌと自然派ワインの組み合
わせを体験した。
>
講師 飯村藤大郎
7月6日
27年3月13日
第5回 食べることの未来
講師 石倉敏明(秋田公立美術大学講師)×
藤原辰史(京都大学人文科学研究所准教授)
第1回 朝のサマー・トートバッグ・ワークショップ
海を感じさせる帆布とロープでトートバッグを制作した。
講師 TARASUKIN BONKERS
27年2月14日
第4回 狩猟から考える
講師 佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト)×
山口未花子(岐阜大学助教)
2,500
800
2,500
4,000
5,000
5,000
500
1,000
1,000
27年2月1日
知の航海2014
<日本の食を再考するシリーズ 第3回 「和食」とは何か?
>
講師 原田信夫(国士舘大学21世紀アジア学部教授
第2回 オーガニックな食と思想
講師 清野由美(ジャーナリスト)×速水健朗(ライター・編集者)
1,000
500
利用料金
(円)
27年1月20日
27年2月15日
実施月日
第1回 都市と食の文化論
講師 菊地成孔(音楽家)×坂村健(東京大学教授)
豊な環境に恵まれてきた日本の食文化やその思想、背景を知り、失
われつつある環境や日々の食事への関心を人類学、農学、文学などの
分野から多面的に考察する。(5回)
⑤トークイベント「銀座・羊毛・商い」の話し
羊と手-衣服と作り手、その生き 銀座壱番館洋服店代表の渡辺新氏を招き眞田岳彦氏とともに、日
方 (ギャラリー展示)
本が洋装化していく近代の洋服の変遷、羊毛という素材などについて
聞く会を開催した。
個別事業名
15
20
15
23
31
28
59
25
36
30
82
46
実績人数
(人)
60
90
60
15
15
15
60
60
60
60
60
40
当初計画数
(人)
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
ほか
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
セミナールーム
セミナールーム
セミナールーム
セミナールーム
生活工房ワーク
ショップ
生活工房ワーク
ショップルーム
実施場所
13
青少年課
外講座
ワーク
ショップ・
講座
事業名
中学生ワークショップ2014
こども体験ワークショップ2014
9月23日、
11月24日、
12月13日
8月1、2、3日
①中学生プラグインハイブリッド教室 次世代車を組立よう!
10年前から開催している教室。電気自動車、ハイブリッドバギーな
ど様々な次世代車の組み立て体験を開催してきた本事業。今年度は昨
年に引き続きプラグインハイブリッド(PHV)の仕組みを学び、組み立て
体験をする教室開催した。
②14歳のワンピース
14歳の女子限定で開催した本事業も今年で4年目となった。自分
の心に響く言葉からそれぞれのイメージや色、形を起こし布にレイアウト
していく作業を経て、各人が一枚の布を作り、最終的にワンピースに仕
立てた作品を着用して記念撮影会で発表するワークショップを開催し
た。
工業デザインなどの実践的なワークショップを通じて、モノづくりの本
質に触れる企画。中学生対象。
8月20、21、22日
8月19日、20日
7月20日
②くらし・うるし・研究室
石川県輪島市から桐本泰一氏を講師に招き、天然の塗料である
漆や漆器のできる工程や作業について学びながら、実際に器を使って
食事をすることなどを通じて、伝統工芸品「漆器」について体感するワー
クショップを開催した。
③夏のNEWSなアニメーション
25年度に引き続き、区内のNHK放送技術研究所を会場に、写真
とイラストを使ったコマ撮りアニメーションを制作し、最後にアナウンサー
の研修スタジオでニュース形式で作品を発表する体験をした。
④おはなしいっぱい2014
幼児から大人まで楽しめる、朗読、素話、パネルシアターなど、「世
田谷おはなしネットワーク」との共催で3日間のお話会を開催した。参加
グループ20団体。今年度で14回目となる。尚、「世田谷おはなしネット
ワーク」は文科省が推進する”子ども読書活動推進フォーラム”の平成
27年度文部科学大臣表彰で『子どもの読書活動優秀実践団体』に選ば
れた。
11月16日
①分解ワークショップ -家電製品の仕組みを探ろう-
家電製品、パソコンなど日常的に使っている工業製品がどのように
作られているかを製品を分解することで体験するワークショップ。指導は
協力企業(東芝)の社員が担い、モノづくり、技術についてコミュニケー
ションをとりながら作業を体験した。
ものの仕組みや様々なデザインの体験やコミュニケーションの体験な
どを通して、創造性を育む幼児から小学生向けの企画。
朗読を通してことばや表現の世界を体感し、朗読の基本、表現力の向 4月2日~5月9日、
20,500~
上を図り、日常生活を豊かにすることを目的とする講座。年度末に発表 7月9日~8月1日、 18,500(アー
11月26日~12月19日、
の機会を設ける。(NHK放送研修センターとの提携 各期間:4講座) 27年1月28日~2月27日 ツカード)
朗読講座
4,000
3,500
無料
500
1,000
1,000
800
27年3月28日
④時のドキュメンタリー上映会vol.2 「移動の時」
水や、草を求めて、木地師が素材を求めて、蝶やカニなどの生物
の移動など、様々な移動の様子を記録したドキュメンタリー5作品を上映
した。
「時を解き放つ」
時を探るワークショップ
利用料金
(円)
実施月日
実施内容
個別事業名
16
22
1,667
45
17
46
320
30
実績人数
(人)
15
30
1,000
30
20
40
240
60
当初計画数
(人)
生活工房ワーク
ショップルーム
都立総合工科
高等学校ほか
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
ほか
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
セミナールーム
生活工房ワーク
ショップルーム
実施場所
14
国際交流・
異文化理
解の推進
12月7日
27年2月22日
②体験セミナー「食とお酒から知るパレスチナ」
パレスチナについて、現在直面する問題だけでなく、その背景に
ある人々の日常の暮らし、食文化、国民性などについて理解を深める
体験型のセミナーを開催した。
「世田谷海外研修者の会」との共催で、研修事業とゆかりの深い日本
国内の在外公館・大使館職員らの出店する各国ブースや舞踊などの披
露、着物の着付け体験などを通じて在住外国人らと交流するイベントを
開催した。
11月22日
11月29日
◇関連イベント
①トークイベント「ジャーナリストの視点から」
広河隆一氏を招き、ジャーナリストが何をどのように考え行動し、世
界各地で起きている現実を伝えようとしているかということについて聞く
トークイベントを開催した。
ペルーからの留学生を招いて、ペルーを知る機会を設けた。
留学生研究発表会
「JAPONDER11 FUSION PERU ①映画上映会「ペルー・サベ」
学生に聞く、ペルー共和国のこ 一流シェフを夢見るペルーの料理学校の若者たちを追ったドキュ
メンタリーを上映し、留学生らと区民がミニトークと交流会で親交を深め
と」
た。
姉妹都市・区民国際交流事業
「国際交流inせたがや2014」
DAYS JAPAN 写真展
地球の上に生きる
「世界の未来をつくるために」
生活工房モニター制度の実施
11月28日~
12月15日
通年
アンケート調査より踏み込んだ内容で来場、参加した方々の中から参
加した動機、参加後の暮らし方の変化などを調査する。また、平成25年
度から始めた未来館者の調査を継続し、情報発信の一助とした。これま
での調査の蓄積を有効活用するため、事業評価の手法についてデー
タの活用法を模索中。
フォトジャーナル「DAYS JAPAN」主宰の国際フォトジャーナリズム大
賞を受賞した写真作品約70点を展示紹介した。「シリア内戦」「インド反
原発」など世界中でやむことなく続く紛争、公害、災害など、社会的な
テーマを扱った写真から、国際的な視野を広げる機会を提供した。
27年3月
年間のプログラムを記録した報告書。実施概要の他に講座の内容、
展示の写真、出演者やデザイナーのコメントなどを掲載し、生活工房の
活動を一層わかりやすく紹介する冊子を発行した。
生活工房
生活工房「アニュアルレポート」
広報
の発行
4月、7月、10月、
27年1月
通年
生活工房プログラムのスケジュール、詳細、募集、関連ブログなどを掲
載し、情報を発信する。SNS (Twitter, Facebook Page)の活用と併せ、
有効に活用し発信した。
生活工房ウエブサイトの運営
生活工房「イベントガイド」(事業 生活工房プログラムの四半期毎のスケジュール、事業内容を紹介す
季刊紙)の発行
る冊子を発行した。(4回 各10,000部)
応募期間
5月12日~9月5日
表彰式
12月13日
若手アーティストを奨励・支援する世田谷区芸術アワード飛翔「生活
デザイン」部門を募集した。審査の結果「CASA PROJECT」を採択し
た。CASAプロジェクトは不要となり捨てられた傘を素材として活用し
アップサイクルなモノづくりに発展させるプロジェクトで、創造性豊かな
課題解決型ものづくりのプロジェクトとして評価した。
第4回
世田谷区芸術アワード”飛翔”
募集
区民の表
現の場の
提供
実施月日
8月
実施内容
昭和女子大学からインターン生を受け入れ、コミュニティと交流につい
て事業の現場体験の場を提供した。(単位取得)
個別事業名
人材育成
インターン生の受け入れ
プログラム
事業名
500
1,000
800
500
無料
―
―
―
―
―
―
利用料金
(円)
67
360
36
62
1,653
―
1,500部
40,000部
―
7
1
実績人数
(人)
100
300
30
50
2,500
―
1,000部
40,000部
―
―
2
当初計画数
(人)
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
生活工房ワーク
ショップルーム
―
―
―
―
―
―
実施場所
15
個別事業名
実施内容
市民活動
支援
「『カフェ』でアートを」をテーマに、区民作品(個人、団体の写真、イラ
スト、クラフト等)を公募し、展示事業を実施した。
区民創作ギャラリー企画
(カフェくりっく展示事業)
4月5日~20日
◇関連企画
「世田谷アートフリマつながり展2014」
アートフリマ出展作家による展示企画を開催した。
通年
通年
4月19日、20日
9月20日、21日
作り手と区民が交流する機会をフリーマーケット形式で開催し、区内
のアーティストやクラフト作家の創作活動の発表、プレゼンテーション、
販売、交流、さらに、作家による来場者向けのワークショップを開催す
る。なお、春の開催(4月)の回では、アートフリマ参加作家による「つな
がり展」を併設し、作家の発表の場を設ける。
区内を中心に活動する各種団体の活動場所等の提供と市民活動の
活性化を図るための事業を行う。コーナーの運営は市民活動団体に委
託する。
27年2月24日
27年2月17日
②ワーク編「『物語』をつくる編集術ワークショップ」
講師:吉村堅樹(イシス編集学校講師)
自分たちの活動を的確に市民に伝えるために何をどのよ
うに整理し・編集し伝達すると良いか、実践を交えて学ぶ講座
を開催した。
<NPO/市民活動講座>
①レクチャー編「つつんで、ひらくコミュニティ:
地域創造に向けた『5つの物語』」
講師: 設楽 剛
いわゆるマーケティングの視点から見ていた市民のカテゴ
リーを検証し、現在の暮らし方の価値観を見据えた市民のあり
方を見出すためのレクチャーを開催した。
市民活動支援コーナーの運営
世田谷アートフリマ2014
(春・秋2回企画)
市民活動団体支援事業
6月14日~7月13日
<市民活動支援コーナーの日々展2014>
支援コーナーに登録している団体の活動についてパネルや作品
を通じてその様子を知ってもらう展示事業を実施した。
15,000円
(出展費)
-
無料
-
1,000
1,000
無料
無料
無料
10月4日~11月3日
10月18、19日
1,500
利用料金
(円)
11月23日
実施月日
<パオフェスタ2014 市民活動団体喫茶パオ>
アートタウン2014の開催に併せ、活動スペースを活用してカフェを開
設し、活動団体のブース展示・販売を行った。
NPO等市民団体の活動の活性化の一助とすることを目指し、運営の
課題解決、人材育成などのセミナー、シンポジウム等を実施する。活動
の様子を発表する「市民活動支援コーナーの日々展」を開催した。
留学生研究発表会
②ペルーの伝統料理×フュージョンフードの料理教室
「JAPONDER11 FUSION PERU
ペルーの豊かな食材を使った家庭料理と新たな食材と調理法で
国際交流・ 学生に聞く、ペルー共和国のこ 展開する料理を作りながら留学生との交流を図った。
異文化理 と」
解の推進
サハリン島の少数民族ウイルタに伝わる伝統的な文様「イルガ」を刺
七つの海と手しごと展
繍作品、木製の食器・道具などを展示し、かつてトナカイとともに海・山
第5の海 オホーツク海(再掲)
に移動しながら生きていたその暮らしぶりを紹介した。
事業名
65,806
19,896
7,400
9,000
32
29
3,621
782
7,833
24
実績人数
(人)
87,000
17,000
5,000
12,000
60
60
2,500
600
8,000
20
当初計画数
(人)
ギャラリーカフェ
くりっく
市民活動支援
コーナー
生活工房ギャラ
リー
ワークショップ
ルーム、セミ
ナールームほか
セミナールーム
セミナールーム
生活工房ギャラ
リー
市民活動支援
コーナー
生活工房ギャラ
リーほか
生活工房ワーク
ショップルーム
実施場所
16
上村聡史演出
「炎 アンサンディ」
6月28日~6月29日
穂の国とよはし芸術劇場公演(2回)
兵庫県立芸術文化センター公演(1回)
作:ワジディ・ムワワド 演出:上村聡史
中東問題に斬り込みながら同時に「家族」という身近で普遍的なテー
マを持った本作に取り組んだ演出・出演者が高く評価され、第69回文
化庁芸術祭賞演劇部門大賞を受賞。演出の上村聡史は、第22回読売
演劇大賞最優秀演出家賞、第56回毎日芸術賞第17回千田是也賞を
受賞。さらに翻訳を手がけた藤井新太郎が第7回小田島雄志・翻訳戯
曲賞を受賞した。(19回)
出演は麻実れい、岡本健一、中嶋しゅうほか。
兵庫県立芸術文化センターにて巡回公演を実施。
世田谷芸術百華2014事業
10月18日
9月28日~10月15日
7月5日
6月21日~6月22日
新潟市民芸術文化会館公演(2回)
滋賀県立芸術劇場公演(1回)
6月12日~6月15日
5月20日~6月8日
作:リチャード・ビーン 演出:森新太郎
ある特殊な使命を帯びた人々の生き様が、NYを舞台に1972年から
2001年の約30年間にわたる月日のなかに描かれている、本邦初演の
翻訳劇を上演。旬の若手演出家森新太郎を中心に、内野聖陽、浦井
健治、成河といった人気実力を兼ね備えた配役が奏功し、想定を上回
る入場者数となった。(20回)
兵庫県立芸術文化センター、新潟市民芸術文化会館、穂の国とよは
し芸術劇場、滋賀県立芸術劇場にて巡回公演を行い、公共劇場間の
連携を強めた。
兵庫県立芸術文化センター公演(5回)
5月10日~5月11日
11月9日
芸術監督の野村萬斎が、プラネタリウム・クリエーター大平貴之氏をゲ
ストに迎えてトークセッションを行い、互いの専門分野の本質を掘り下げ
た。大平氏が開発した170万個の星を投影できる「MEGASTAR」を使用
して劇場全体が満天の星空となった。聞こえにくい方向けの音声サ
ポートシステム実施公演。(1回)
世田谷芸術百華2014事業
MANSAI◎解体新書
その弐拾四『森羅万象~日常と
非日常とのテレポーテーション
~』
作:ウージェーヌ・イヨネスコ
演出:中屋敷法仁『禿の女歌手』、ノゾエ征爾『椅子』
戯曲リーディング◆時代を築い
演劇史に残る戯曲を取り上げてリーディング形式で上演するシリーズ
た作家たち②
<時代を築いた作家たち>として、不条理劇の旗手イヨネスコの初期の
ウージェーヌ・イヨネスコ『禿の女
代表作2編を取り上げた。作家であり演出家である若手演出家2名によ
歌手』『椅子』
る、1公演2作品上演。(2回)
出演は中村まこと、広岡由里子、村岡希美ほか。
実施月日
実施内容
個別事業名
国内演劇 森新太郎演出
創作事業 「THE BIG FELLAH (ビッグ・
フェラー)」
事業名
事業実績 (2)世田谷文化生活情報センター 世田谷パブリックシアター 6,500~3,250
7,500~2,750
2,000~1,000
4,000~2,000
利用料金
(円)
700
3,697
800
1,540
1,250
3,320
10,618
423
523
実績人数
(人)
700
3,400
800
1,540
1,250
3,320
9,500
450
540
当初計画数
(人)
兵庫県立芸術
文化センター
シアタートラム
兵庫県立芸術
文化センター
新潟市民芸術
文化会館
穂の国とよはし
芸術劇場
滋賀県立芸術
劇場
パブリックシア
ター
シアタートラム
パブリックシア
ター
実施場所
17
7月24日~27日
27年3月
4月~27年3月
オリジナルの新作戯曲や国内で未紹介の海外戯曲など、次年度以降
作品創造研究
の上演の可能性を探るため、調査研究の一環として、海外戯曲の翻
(翻訳・リーティング・ワークショッ
訳、若手演出家によるこども向けワークショップや海外演出家による国
プ)
際共同製作に向けたワークショップなどを行った。
劇作家の作業場
27年3月8日
福岡・キャナルシティ劇場公演(1回)
劇作家のための、創作ワークショップ。演出家であり劇作家でもある中
屋敷法仁が新しい演劇作品を生み出すために、主題や手法を探った
り、6名の俳優と共同作業しながら意欲的に試行錯誤や実験をする場を
提供。最終日には発表の場を設けた。
27年2月28日
27年2月24日
~3月20日
作:井上ひさし 演出:栗山民也
日本を屈指の劇作家・井上ひさしの作品群の中でも、代表作の一つと
されている『藪原検校』の2012年に続く再演。出演は初演時も高い評価
を受けた芸術監督・野村萬斎のほか中越典子、山西惇、辻萬長など。
演出は初演に引き続き、井上作品を知り尽くし、作者自身も信頼寄せ
ていた栗山民也が担当。また実演団体であるこまつ座との共同制作を
行った。(24回)
兵庫県立芸術文化センター公演(1回)
11月5日~7日
Bプログラム小舞「海道下リ」「蟬」、「文山賊」「歌仙」(3回)
27年2月1日~22日
11月1日~3日、8日
実施月日
Aプログラム「萩大名」「鏡冠者」「越後聟 祝言之式」(4回)
「舞台芸術(パフォーミングアーツ)としての狂言」をコンセプトに、劇場
内に特設能舞台を設置し、古典芸能である狂言を連続上演した。
Aプログラム「萩大名」「鏡冠者」「越後聟 祝言之式」、Bプログラム小
舞「海道下リ」「蟬」、「文山賊」「歌仙」、と古典のみならず新作や珍しい
作品を織り交ぜた2プログラムを上演した。
視覚障害者向けの解説付きイヤホンガイド実施公演。
世田谷芸術百華2014事業
実施内容
作:フィリップ・リドリー 演出:白井晃
これまで優れた実績を残したフィリップ・リドリー作+白井晃演出作品
群に続く、新創作・日本翻訳初演作品。緊迫する世界情勢と極限状態
に置かれた人間の残酷さと愛への渇望を描いた本品が共振し、私たち
の生きる今を色濃く映し出した上演となった。(25回)
白井晃演出作品
出演は高橋一生、瀬戸康史、中村中ほか。
「MERCURY FUR マーキュリー・ 兵庫県立芸術文化センター、福岡・キャナルシティ劇場にて巡回公演
ファー」
を実施。
「藪原検校」
芸術監督企画
「狂言劇場」
個別事業名
構成・映像・振付:近藤良平
世代を問わず人気のダンスグループ「コンドルズ」による『ガリバー旅
こどもプロジェクト①
行記』をモチーフとした新作公演。合計7回のワークショップを経た小学
こどもプロ ダンス企画
生によるオープニングアクトも行った。(5回)
ジェクト
コンドルズ日本縦断大進撃ツ
静岡市民文化会館ホール、富山・高岡市民会館、穂の国とよはし芸
アー2014「GiGANT(ギガント)」 術劇場、大阪・松下IMPホール、広島・アステールプラザ、福岡・イムズ
ホールへのツアー公演を実施し、夏休みにこどもと大人が一緒に楽し
むことが出来る機会を全国規模にて提供した。
国内演劇
創作事業
事業名
5,000~1,500
無料
無料
6,800~3,400
8,800~3,250
7,200~2,600
利用料金
(円)
2,798
45
126
959
745
5,858
11,813
3,175
実績人数
(人)
2,500
100
130
959
745
3,690
13,000
4,220
当初計画数
(人)
パブリックシア
ター
稽古場ほか
稽古場ほか
兵庫県立芸術
文化センター
キャナルシティ
劇場
シアタートラム
パブリックシア
ター
パブリックシア
ター
実施場所
18
7月21日
富山・高岡市民会館公演(1回)
こどもプロジェクト②
「暗いところからやってくる」
7月20日
8月2日
8月11日
12月22日
小金井市公演(1回)
江戸川区公演(1回)
練馬区公演(1回)
7月9日
8月9日~10日
8月17日
8月1日~3日
8月30日~31日
8月28日
兵庫公演(1回)
出演・構成:ROLLY(8月9日)、小林顕作(8月10日)
読み手であるROLLYと小林顕作が映像・音楽・照明など趣向をこらし
た演出で、絵本や童話を読み聞かせする本公演は夏休み恒例企画と
して定着してきた。大きな木のオブジェを設置したロビーではこどもたち
が大好きな本を書いてもらうなど、ただ観るだけではなく、積極的に公演
に参加できる環境を整えている。(4回)
関東圏を含5か所の施設で上演するなど各地での公演要望も増加傾
こどもプロジェクト④
向にある。
子どもと大人のための◎読み聞 世田谷区 遊びと学びの子どもプロジェクト2014事業
かせ
山口公演(1回)
「お話の森」
日野皓正をはじめとするプロジャズミュージシャンによる長期間のワー
クショップを受けた区内中学生44名と日野皓正ら一流ミュージシャンに
ジョイントコンサート。本事業は10周年を迎え、参加した中学生はのべ
約300人。バンドの卒業生がサポートスタッフとして参加し、年代や学校
の枠を越えた人材交流と育成の場となっている。(1回)
世田谷区 遊びと学びの子どもプロジェクト2014事業
作:前川知大 演出:小川絵梨子
平成24年に創られた“子供と大人のためのお芝居”を、公共劇場8館
(神奈川、水戸、世田谷、佐世保、大野城、豊橋、春日井、北九州)によ
る26年度地域創造連携プログラムにて上演。主演者による観劇前の小
学生向け関連ワークショップも同時に開催し、来て見て遊ぶプログラム
として連日盛況となった。(5回)
世田谷区 遊びと学びの子どもプロジェクト2014事業
福岡・イムズホール公演(3回)
広島・アステールプラザ公演(1回)
8月23日
8月3日
7月19日
実施月日
静岡市民文化会館ホール公演(1回)
実施内容
こどもプロジェクト①
穂の国とよはし芸術劇場公演(1回)
ダンス企画
コンドルズ日本縦断大進撃ツ
アー2014「GiGANT(ギガント)」 大阪・松下IMPホール公演(2回)
個別事業名
こどもプロ こどもプロジェクト③
ジェクト
日野皓正presents “Jazz for
Kids”「Dream Jazz Band 10th
Anniversary Concert」
事業名
3,500~500
5,500~2,500
4,000~1,000
5,000~1,500
利用料金
(円)
167
446
268
800
328
865
603
956
681
433
1,229
609
654
808
実績人数
(人)
160
440
260
800
300
1,200
670
850
680
430
1,300
600
650
800
当初計画数
(人)
シンフォニア岩国
多目的ホール
兵庫県立芸術文
化センター
小金井市民交流
センター
江戸川区総合文
化センター
大泉学園ゆめりあ
ホール
シアタートラム
パブリックシア
ター
シアタートラム
静岡市民文化
会館ホール
富山・高岡市民
会館
穂の国とよはし
芸術劇場
大阪・松下IMP
ホール
広島・アステー
ルプラザ
福岡・イムズ
ホール
実施場所
19
音楽公演 音楽提携公演
ダンス公演 ダンス提携/育成
③オペラシアターこんにゃく座「白墨の輪」
②林英哲コンサートスペシャル
「英哲・音楽会」―The Taiko 音楽 Concert―(4回)
①古武道「古武道新年会~新春の狂詩曲~」(1回)
区民に芸術性に優れた音楽の鑑賞機会提供し世田谷区の文化振興
を図るため、優れた音楽グループ等と提携して音楽コンサートを実施。
②シアタートラム公演(17回)
・クリウィムバアニー300ぷんぶっとおし新作公演
「ニューーーューーューー」
・Co.山田うん「ワン◆ピース」「十三夜」
・ながめくらしつ「誰でもない/終わりをみながら」
・ニブロール「リアルリアリティ」
・珍しいキノコ舞踊団
「珍しいキノコ御膳 美味しゅうございます」
①パブリックシアター公演(19回)
・夏木マリ印象派NEO vol.2「灰かぶりのシンデレラ」
・大駱駝艦 天賦典式「ムシノホシ」
・トヨタコレオグラフィーアワード2014 「ネクステージ最終審査会」
・イデビアンクルー「図案」
・天使館「今晩は荒れ模様」
27年2月6日~8日
27年1月21日~25日
27年1月17日
通年
通年
27年1月11日
出演:昔昔亭桃太郎/柳家権太楼(昼の回)、三遊亭歌之介/瀧川
鯉昇(夜の回)
爆笑寄席●てやん亭「新春スペ 独自性に満ちた芸を展開し、落語界の現在と未来を牽引する噺家た
伝統芸能
シャル2015~今、変わりゆく落語 ちを招き、対照的な組み合わせによる上演となった。またアーツカード
企画
界~」
キャンペーンを実施し、区民に向けて価格を抑えた鑑賞機会を提供し
た。(2回)
聞こえにくい方向けの音声サポートシステム利用公演
気鋭の若手カンパニーからベテランまで、選りすぐりのダンスカンパ
ニーと提携し、現代演劇と舞踊を専門として上演する劇場のレパート
リーの多様性を創出した。また、次代を担う振付家を選出するアワード
の実施や演劇的な要素や、音楽、美術など、異なるジャンルのアートと
の出会いを提案し、ここでしか生まれ得ない新しい舞台芸術の創造を
支援した。
8月16日~17日
演目:「空のしみ」
公募による世田谷区内在学・在住の中学生7名・高校生4名で結成し
たユース・カンパニー“トバズニハ”が、総合演出を務める振付家・伊藤
キムをはじめプロのアーティストによるサポートのもと、身体表現を活動
の中心に据える約3か月間のワークショップ・プログラムから作品を立ち
あげ、シアタートラムにて上演した。(2回)
世田谷区 遊びと学びの子どもプロジェクト2014事業
こどもプロ こどもプロジェクト⑤
ジェクト
「ユース・パフォーマンス」
実施月日
個別事業名
実施内容
事業名
1,653
1,921
12,000(ペ
ア)~2,000
552
2,933
7,450
387
222
実績人数
(人)
7,000~5,000
6,500~6,000
12,500(通し
券)~1,500
5,800~2,600
4,000~2,000
1,000~500
利用料金
(円)
1,500
7,000
400
400
当初計画数
(人)
パブリックシア
ター
パブリックシア
ター
パブリックシア
ター
シアタートラム
パブリックシア
ター
シアタートラム
シアタートラム
実施場所
20
個別事業名
コミュニ
ティ プロ 演劇・ダンスワークショップ
グラム
提携公演 演劇提携公演
事業名
202
31
③考えるワークショップ
4都市連携プロジェクト「みんなの 産み育て」
(平日コース全10回WS+展示・発表会1回/
休日コース全6回WS+展示・発表会1回)
④「世田谷のこえ アーカイブプロジェクト」
(全5回WS×1回、発表会1回)
⑥『ごちゃまぜワークショップ~子どもだヨ!全員集合~』
(全1回WS×2回)
⑦「徒歩3分のまち から」
(全2回WS×1回)
8
16
21
85
⑤カラダワークショップ
「運動したくない人のためのカラダワークショップ」
(全1回WS×2回)
12
13,925
16,619
実績人数
(人)
②「A Day in the Theatre』
(全1回WS×1回、全2回WS×1回)
2,500~無料
8,000~2,000
8,500~3,500
利用料金
(円)
①劇場体験ツアー2014「マクベス」
通年
通年
②シアタートラム公演(85回)
・イキウメ「関数ドミノ」
・トム・プロジェクト「風のセールスマン」
・無名塾「バリモア」
・日本舞台音響家協会
「舞台音響家のための公開講座≪演劇コース≫」
・てがみ座「汽水域」 ・ミナモザ「見えない雲」
・日韓演劇交流センター
「日韓ドラマリーディング2015」/シンポジウム
・TRASHMASTERS「砂の骨」
演出家・進行役・ダンサーなどを招き、地域の人々が、興味や体験に
添って気軽にワークショップに参加できるプログラムから、深く取り組む
ことのできるプログラムまでを提供した。また北九州・世田谷・水戸・仙台
の4都市が連携したワークショップも行い、「産み、育てること」にまつわ
るひとりひとりの経験や想いをタテ(世代)とヨコ(地域)の広がりの中に
捉えていくことを試みた。
通年
実施月日
①パブリックシアター公演(34回)
・シス・カンパニー「鼬」
・演劇実験室◎万有引力「身毒丸」
気鋭の若手から長年の実績を誇るカンパニーまで、優れた演劇作品
の上演実績がある劇団・ユニット・制作会社・団体等と提携するなどし、
技術補助、広告宣伝協力等を行った。
実施内容
550
34,000
当初計画数
(人)
稽古場ほか
シアタートラム
パブリックシア
ター
実施場所
21
学校その
他区内施
設との連
携プログラ
ム
コミュニ
ティ プロ
グラム
事業名
区内施設連携プログラム
学校のためのワークショップ
地域の物語
子どものためのワークショップ
個別事業名
27年2月7日~
3月1日
12月21日
③「介助者のためのワークショップ」(1回)
④「『東日本大震災復興支援“忘れない3.11”』に向けてのワークショッ
プ」(5回)
9月25日
8月5日~7日
5月~27年3月
通年
3月22日
27年1月~3月
11月~12月
5月17日~
27年2月25日
27年3月22日、
26日~27日
27年1月6日、7日
7月24日~8月31日
実施月日
②「三宿つくしんぼホーム」(1回)
①「ナツラボワークショップ」(3回)
世田谷区内の施設やNPOなど、非営利組織と協力し、演劇やダンス
を活用して、地域のニーズや組織の抱える課題などに取り組むワーク
ショッププログラムを実施した。
②先生のためのプログラム 3企画
①「かなりゴキゲンなワークショップ巡回団」
(29校 のべ283回)
ワークショップファシリテーターやアーティストが学校へ出向き、授業時
間の中で演劇的手法を用いたワークショップを実施し、子どもたちの表
現力・想像力・創造力やコミュニケーション能力を育む。また教員向けの
ワークショップを実施し、演劇ワークショップの手法を教育現場に活かす
ための思考や方法を広く伝達した。
③発表会
①プレワークショップ「介助や介護で困ること/心配なこと」
(全4回WS×1回)
②「介助するひと、介助すること」
(全14回WS×1コース)
世田谷のまちを歩き、取材し、演劇やダンスづくりを通して、自分たち
の住む地域の介助や介護のことを身体や言葉を使って考えるワーク
ショップを重ね、一般の方々にも向けて発表した。
①夏休み子どもワークショップ
「小学生のための演劇ワークショップ」
「小学生のためのダンスワークショップ」
「中学生のための演劇ワークショップ」
「高校生のための演劇ワークショップ」
②冬休み子どもワークショップ
「小学生のための演劇ワークショップ」(2回)
③中学生のための演劇ワークショップ
「世田谷パブリックシアター演劇部 中学生の部」
④春休み子どもワークショップ
「世田谷パブリックシアター演劇部 批評課」
子どもが演劇やダンスと出会い、それらを体験できる機会を提供し、子
どもの自発的な表現力・想像力・創造力やコミュニケーション能力を育
むことを目的に、夏休み・冬休み・春休み期間などに、演劇やダンスの
手法を活用したワークショップを実施した。
実施内容
無料
500
無料
1,500
2,000~無料
無料
6,000
9
7
12
8
35
4,251
290
20
15
17
3,500
2,000
74
15
121
実績人数
(人)
4,000~無料
1,000
2,500~500
利用料金
(円)
10
10
10
10
4,800
150
20
20
800
当初計画数
(人)
世田谷ボラン
ティアセンター、
三宿つくしんぼ
ホーム、
中里小学校、
北沢タウンホー
ルほか
各学校/稽古
場
稽古場/シア
タートラムほか
稽古場ほか
実施場所
22
4月26日~8月17日
8月20日~21日
日野皓正氏をはじめとするプロのミュージシャンとともに楽器の技術及
び音楽の魅力を体験するワークショップを長期間かけて実施。ワーク
ショップ卒業生約40名もサポートスタッフとして参加した。(26回)
8月17日には成果を発表するコンサートを行った。
世田谷区立小学校の教員を対象として、教科日本語の授業で必要と
される演劇ワークショップの進行方法を伝えるワークショップを実施。
(全1回WS×3回)
公演名:『きみといつまでも ~わたしのお父さんはロボットです~』
平成22年度より継続。各ホームの食堂やロビーなどふだんの生活空
間利用して、25年度に作った『きみといつまでも~わたしのお父さんは
ロボットです』を区内の特別養護老人ホーム施設内等13か所で上演。
施設の状況にあわせて歌のバージョンを加える等、さらなる工夫を施し
た。(13回)
12月には「アートに関する交流会」にて、今日の高齢化等地域社会と
向き合う活動事例として紹介された。
中学生課外講座
才能の芽を育てる体験学習
ドリームジャズバンド・ワーク
ショップ
[区受託]
教科日本語
[区受託]
移動劇場
「あっとホーム公演」
4月~27年2月
7月~27年1月
7月24日
①「演劇研究ゼミ」
(全1回読書会×10回)
②「SPTワークショップラボ」
演劇ワークショップについて考え、実践していくための研究プログラ
ム。大学や各地公共劇場、イギリスから講師を招いて実施した。(5企
画)
③「夏休み大学生インターン」
夏休み期間中に実施する子どもワークショップ事業における学生イン
ターンを募集。現場で、舞台芸術に関わる人々の仕事に触れ、舞台芸
術・ワークショップと劇場、地域について考えていく機会を提供した。
(全20回インターン)
地域市民及び観客、学生を対象に、上演作品を鑑賞するだけでなく、
より舞台芸術への関心を強め、理解を深めていくための機会を提供し
た。
6月10日~7月2日
世田谷区立小学校全64校の6年生を対象に、区民会館にて狂言「附
子」公演と公演を楽しむためのワークショップを実施し、能狂言の発想
や技能を体感し、日本固有の伝統芸能について関心を高める機会を提
供した。(12回)
小学校古典芸能鑑賞教室
[区受託]
6月2日~15日
11月1日~3日
中学校演劇部支援
②区大会支援
秋季世田谷区立中学校演劇部合同発表会全11校に対する、技術・
制作スタッフの派遣。
実施月日
7月22日
世田谷区立中学校教育研究会演劇教育部と連携し、区立中学校演
劇部に在籍する意欲ある中学生への活動支援を行った。
実施内容
①中学校演劇部夏期WS
夏期休業期間中の区中学校の全演劇部員を対象としたワークショッ
プの実施。(1回)
個別事業名
研究育成
観客育成プログラム
プログラム
学校その
他区内施
設との連
携プログラ
ム
事業名
3,000~無料
10,000
無料
無料
無料
無料
無料
利用料金
(円)
10
184
40
900
68
44
5,621
177
98
実績人数
(人)
500
800
100
50
5,700
980
当初計画数
(人)
セミナールーム
/ワークショップ
ほか
区内特別養護
老人ホーム他
各学校ほか
池尻小学校、三
宿中学校、パブ
リックシアター
砧、世田谷、烏
山、玉川区民会
館
各学校/区民
会館ほか
実施場所
23
個別事業名
区民の表
現の場の
提供
フリーステージ
舞台技術支援
舞台技術 舞台技術者養成講座
者人材育
成
プログラム
研究育成
専門家育成プログラム
プログラム
事業名
9月~27年3月
③世田谷パブリックシアターダンス食堂
当劇場にて公演する振付家、ダンサー、舞踏手を招き、トークとワーク
ショップを実施。26年度はイデビアン・クルー、Co.山田うん、笠井叡・天
使館のアーティストが「店主」を務めた。
(3メニュー 全5回)
10月26日
③舞台音響入門講座(1回)
5月4日、6日
4月29日
②世田谷クラシックバレエ連盟(1回)
③洋舞部門(2回)
4月29日
①洋楽部門(1回)
劇場開場以来継続し、18回目。世田谷区内に在住、もしくは活動拠
点を置く団体から公募。クラシックバレエ、ジャズ・モダンダンス、フラダ
ンス、洋楽など区内のアマチュア団体61団体699名の発表の機会を劇
場スタッフとともに創り上げた。
通年
10月25日
② 舞台照明入門講座(1回)
劇場使用者等に対して、設備等の使用講習会の実施や、プラン・オ
ペレートや機材等の支援を行う。
10月23日~24日
①舞台技術安全講座(2回)
「Technical Theatre Training Program 舞台技術講座」
次世代を担う舞台技術者やプランナー、デザイナーを対象に各分野別
プログラムを劇場にて実践も交えた講座を行った。
講師は世田谷パブリックシアター技術スタッフ。
前期6月~11月、
後期12月~
27年3月
4月~9月
実施月日
②舞台芸術のためのクリティック
「舞台を読む」と「批評を書く」の二部構成で開講。同時期に行われて
いる主催公演と連動して、前期と後期に分かれて実施。
(前期全5回レクチャー×1、後期全5回レクチャー×1)
①ITIレクチャーシリーズ
「世界の演劇教育を知る」「演劇と社会」「世界の同時代演劇」
世界の演劇動向に詳しいITI(国際演劇協会日本センター)と協働で
実施。同時代の舞台芸術を知る講師を招きさまざまな切り口からレク
チャーを行った。 (全1回レクチャー×6本、全2回レクチャー×1本)
演劇ワークショップの進行役、研究者、また大学生インターンを対象
に、劇場における教育普及事業の意義を周知し、地域社会に活かされ
ていくための調査研究ならびに手法の開発を継続しつつ、制作者、実
演家、研究者を育成することを目的として講座、ゼミ、実践プログラムを
実施した。
実施内容
無料
―
3,000
500
4,000
1,000
利用料金
(円)
1,440
624
300
―
32
39
34
138
前期23
後期18
272
実績人数
(人)
2,500
―
100
330
当初計画数
(人)
パブリックシア
ター/シアター
トラム
パブリックシアター
/シアタートラム
パブリックシア
ター
稽古場/セミ
ナールーム/
ワークショップほ
か
実施場所
24
「SePT」(劇場雑誌)の編集・発行を予定していたが、休刊とした。
劇場で行われている上演活動、人材育成活動、教育普及活動等の内
容を記録した「アニュアルレポート」を作成した。
劇場雑誌の発行
劇場情報の提供
シビウ演劇祭公演(1回)
作:ウィリアム・シェイクスピア 構成・演出:野村萬斎
平成19年のドラマリーディングで上演、平成21年度の初演、24年度に
は海外公演を視座に入れ、「和」のテイストを全面に押し出した演出で、
美術・照明・衣裳を新たにデザインし直し、韓国と米国にて公演しながら
精錬を重ねた。26年度には、毎年ルーマニアで行われる世界有数の演
劇フェスティバル・シビウ演劇祭のほか、フランス・パリ日本文化会館に
て公演、凱旋公演として、シアタートラム公演を行い、その後、兵庫県立
芸術文化センター、愛知・名鉄ホール、新潟市民芸術文化会館、水戸
芸術館、宮城・えずこホール、福岡市民会館への国内ツアーを実施。
世田谷発信のレパートリー作品としてさらなる広がりを見せた。
通年
学芸で行われているワークショップ・レクチャー等の普及を進めるため
の広報物「キャロマグ」を発行した。
学芸共通広報宣伝
6月9日
通年
―
通年
ホームページや印刷物のほか、マスコミ等の媒体への情報提供を通
じて、劇場の活動や事業予定・内容等について広く発信した。
劇場広報
10月18日、19日
たまがわストリートアート
第18回目の開催。三軒茶屋の活性化と地域文化向上を図るため、地
元商店街や町会等との実行委員会方式により実施。三軒茶屋の街を
舞台に、商店街の各所、劇場等15か所で「ドリームワールド」をテーマと
世田谷アートタウン 三茶de大道 した大道芸のパフォーマンスなどを行った。街の装飾や約50のパフォー
芸
マー補助、会場警備を行うボランティアには約100名が参加。2日間とも
好天に恵まれ過去最大級の来場者数を記録し、広範囲の会場ににぎ
わいをもたらした。
世田谷芸術百華2014事業(文生センター全体事業)
10月4日、5日
再開発が進む二子玉川駅前の4つの広場に大道芸パフォーマーが
集結。街中で楽しめるアートイベント「たまがわストリートアート~Des
Arts Dans La Rue~」を2日間開催。三茶de大道芸で培った知見を活か
し、二子玉川ライズへ企画協力して25年度から継続して実施している。
世田谷芸術百華2014事業
海外招聘・
国際共同 芸術監督企画「マクベス」
制作
劇場広報
地域活性
のための
文化芸術
事業
募集
5月12日~9月5日
表彰式
12月13日
若手アーティストを奨励・支援する世田谷区芸術アワード飛翔「舞台
芸術」部門の募集に際し、広報、審査等を実施。申込団体12件のうち、
「開幕ペナントレース」(主宰 村井雄)の受賞が決定。
28年2月シアタートラムにて受賞者公演を実施予定。
第4回
世田谷区芸術アワード”飛翔”
募集
区民の表
現の場の
提供
27年2月27日
~3月1日
ネクストジェネレーション Vol.7
団体名:趣向
作品名:「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」
世田谷区を中心に活動する若手実演団体から公募により選考された
団体の作品を上演する企画。劇場側が制作・技術の両面で提案及び
サポートを行った。(6回)
平成20年度からの継続事業であり、これまで14団体が選出され、若手
アーティストの登竜門としての認知度が上がってきている。
区民の表
現の場の
提供
実施月日
実施内容
個別事業名
事業名
6,800~3,400
―
―
―
―
無料
無料
―
2,800~1,400
利用料金
(円)
250
6,000部
0部
7,000部
―
218,000
2,840
12
945
実績人数
(人)
250
100部
900部
7,000部
―
200,000
2,500
―
800
当初計画数
(人)
ゴング劇場
―
―
―
―
パブリックシア
ター、三軒茶屋
駅周辺商店街
ほか
二子玉川ライズ
―
シアタートラム
実施場所
25
海外招聘・
国際共同
制作
事業名
ダンス招聘公演
スペインダンス企画
演劇招聘公演
芸術監督企画「マクベス」
個別事業名
9月19日~20日
10月4日~5日
金沢21世紀美術館・シアター21公演(3回)
9月18日~20日
作品名:[àut](アウト)
フランスを拠点に活躍する、若手パフォーマンスカンパニー グルー
プ・アントルスの新作公演。世界で活躍してきたダンサー、ミュージシャ
ン、舞台美術やシステム設計など手掛けてきたスタッフが集結した刺激
的な作品。ワークショップではのべ50人を越す参加があった。フランス
政府の文化機関であるアンスティチュ・フランセと協力し、フランスの最
新舞台事情を紹介し、両国の文化交流の一翼を担った。(3回)
また、関連企画として座・高円寺にてカンパニー作品のビデオ上映会
及びトークを行った。金沢21世紀美術館・シアター21にて国内ツアーを
実施。
世田谷芸術百華2014事業
ワークショップ
10月18日
作品名:『クジラ~はるかな海の伝説~』 “Ballenas, Historias de
Gigantes”
メキシコやチリに伝わる伝説や神話をもとにうまれたクジラの物語。ス
ペイン、 メキシコ、チリ、 ウルグアイのアーティストが共同でクリエイショ
ンしたこの作品の主人公は、スクリーンから飛び出すクジラ。映像とダン
スがコラボレーションした大人も子どもも楽しめる、新感覚のパフォーマ
ンス。公演とワークショップを三茶de大道芸の期間中に実施し、家族で
楽しめるプログラムとした。(2回)
芸術百華2014事業
27年2月15日
7月29日
福岡市民会館公演(1回)
団体名:レ・マンジュ・ドゥ・ラパン(フランス)
公演名:「ラパン!ラパン!」
フランス各地の劇場や演劇祭に引っ張りだこのコミックサーカスグルー
プを招聘。バルーンパフォーマンスやジャグリングを生演奏と奇抜なビ
ジュアルで笑いを生み出す4人組のステージは、子どもから大人まで楽
しめるとあって、家族連れでにぎわった。(2回)
7月16日
7月12日~13日
7月8日~9日
7月6日
宮城・えずこホール公演(1回)
水戸芸術館公演(2回)
新潟市民芸術文化会館公演(2回)
愛知・名鉄ホール公演(1回)
7月1日~2日
6月20日~27日
シアタートラム公演(9回)
兵庫県立芸術文化センター公演(2回)
6月13日~14日
実施月日
パリ日本文化会館公演(2回)
実施内容
3,000~2,000
3,000~2,000
7,000~2,000
2,500~1,500
4,000~1,000
6,800~3,400
利用料金
(円)
220
56
421
546
1,291
750
1,523
628
1,200
1,720
1,509
2,140
450
実績人数
(人)
220
50
700
550
2,500
750
1,500
620
1,200
1,700
1,500
4,000
450
当初計画数
(人)
金沢21世紀美術
館・シアター21
稽古場
シアタートラム
パブリックシア
ター/ワーク
ショップルーム
パブリックシア
ター
福岡市民会館
えずこホール
水戸芸術館
新潟市民芸術
文化会館
名鉄ホール
兵庫県立芸術
文化センター
シアタートラム
パリ日本文化会
館
実施場所
26
個別事業名
実施内容
宮川彬良のせたがや音楽研究
所
「宮川泰まつり」と題して、日本のポップス界の育ての親といわれ、親し
みやすいメロディーを数多く作り出してきた作曲家故・宮川泰をフィー
チャーしたコンサートを開催した。
ワークショップ
♯2として、作曲家・舞台音楽家の宮川彬良が、ベートーヴェンの「運
命」と「第九」を題材に、独自の解釈で楽曲を解析しながら展開する、音
楽バラエティーコンサートを開催した。「歓喜の歌」を歌うコーナーへの
参加者を募り、ワークショップを開講した。
小中学生を対象に、ひと夏限定で、せたがやジュニアオーケストラのメ
ンバーーになれる、オーケストラ体験ワークショップを開講した。(12回)
区民の表
現の場の
提供
今年度の室内楽演奏会に出演したピアノ・トリオのメンバーが、区立6
小学校において、ミニコンサートとワークショップを混合した形式で、実
施した。
世田谷区民音楽団体の支援
[区受託]
世田谷フィルハーモニー管弦楽団、世田谷区民合唱団、世田谷区民
吹奏楽団の活動支援を行った。
せたがやアマチュア・バンドバト 第3回目を迎えて、前年度をさらに上回る58組の応募があった中、決
ル
勝大会に進んだ12組の”おやじバンド”が、技量を競い合った。
子どもと学
校プログラ 学校へのアウトリーチ
ム
通年
27年2月15日
―
1,000
―
1,000
12月21日
10月20日、
11月27日、28日
―
3,000~2,500
5,000
2,000~2,500
15,000
3,500~3,200
3,000~1,000
通年
27年3月28日
10月3日、10日、
16日
10月18日
6月8日~8月2日
6月29日
11月29日
②「ピアノ・トリオの楽しみ」
甲斐麻耶、海野幹雄、海野春絵が、ドヴォルザークのピアノ三重奏曲
などの演奏により、楽しさや哀愁、激しさや懐かしさを醸し出した。
浪曲師国本武春が、従来の浪曲にとどまらず、ロックやブルースなど
様々なジャンルを取り入れたパフォーマンスを展開した。
6月14日
3,500~1,500
2,500~1,000
27年1月25日
27年2月1日
500
利用料金
(円)
8月2日
実施月日
①「亀井良信と管楽器の精鋭たち」
若き管楽器奏者たちが、管楽アンサンブルの世界を表現した。
池辺音楽監督が、英文学者の小田島雄志氏を招き、シェイクスピア作
品に描き出された女性たちに焦点を当て、トークと演奏を展開した。
世田谷の未来を担う青少年に、音楽を通じた情操教育を行うことを目
せたがやジュニアオーケストラ運
的に、「せたがやジュニアオーケストラ」を運営した。年間を通じての練
青少年育 営
習や、演奏会などを開催した。(団員90名)
成
せたがやジュニアオーケストラ定 「せたがやジュニアオーケストラ」の活動成果の発表として、指揮者に
期演奏会
汐澤安彦氏を迎え、第5回定期演奏会を開催した。
ワーク
ショップ・
講座
音楽ワークショップ
(オーケストラ体験)
多様な音楽
ジャンルの 日本の伝統音楽
演奏会
音楽愛好
者向け演
奏会
室内楽演奏会
音楽監督企画
(異分野とのコラボレーション)
せたがやジュニアオーケストラ夏 せたがやジュニアオーケストラが、客席と一体となった恒例のコンサー
気軽に楽 休みコンサート
トを開催した。
しめる演奏
世田谷フィルハーモニー管弦楽団と世田谷区民合唱団による合同コ
会
せたがや名曲コンサート
ンサートとして、ベートーヴェンの「第九」を披露した。
事業名
事業実績 (3)世田谷文化生活情報センター 音楽事業部 ―
670
368
724
90
1,109
59
600
15
261
380
288
1,356
783
実績人数
(人)
―
800
200
1,000
―
1,000
50
300
120
300
600
300
1,500
1,000
当初計画数
(人)
―
世田谷区民会
館
区立小・中学校
世田谷区民会
館
区内各所
世田谷区民会
館
世田谷区民会
館別館
世田谷パブリッ
クシアター
船橋公文書庫・
弦巻中学校ほ
か
北沢タウンホー
ル
成城ホール
成城ホール
昭和女子大学
人見記念講堂
世田谷区民会
館
実施場所
27
第4回
個別事業名
応募期間
5月12日~9月5日
表彰式 12月13日
若手アーティストを奨励・支援する、世田谷区芸術アワード”飛翔”「音
楽」部門への応募に向けて、広報、審査等を実施し、打楽器奏者の會
田瑞樹氏が受賞した。
音楽事業
音楽事業部広報
部広報
商店街アートプロジェクト
[区受託]
ホームページや印刷物のほか、多様な情報発信手法を活用するとと
もに、マスコミ等の媒体への情報提供の充実を図り、事業予定・内容等
について広く区民等への周知に努めた。
地域のにぎわいの核となる商店街の一層の活性化を図るため、商店
街が中心となって開催した音楽祭に演奏者を派遣した。
オーキッドミュージックサロン
区内在住の音楽関係者が中心となって、世田谷から音楽文化を発信
するため、「奇跡のジャパニーズ・スタンダードの誕生」と題するフォーラ
ム、多彩なジャンルの出演者によるコンサート「せたがやmusicマル
シェ」、「読み聞かせの1・2・3」と題する「おはなし」と「うた」の集いを開催
地域活性
シリーズ 世田谷音楽プロジェク した。
のための
ト2014
文化芸術
北沢タウンホール
[区受託]
事業
成城ホール
通年
10月26日
―
―
無料
無料
8月30日
11月22日
無料
―
―
利用料金
(円)
7月1日
通年
実施月日
実施内容
地域交流活動として、駅前などの広場で、様々なジャンルの演奏を披
せたがやまちかど・まちなかコン
露するとともに、区内10か所の高齢者施設に出向いて、歌のコンサート
サート
を実施した。
募集
区民の表現
世田谷区芸術アワード”飛翔”
の場の提供
事業名
―
250
100
420
210
1,313
8
実績人数
(人)
―
300
300
1,000
―
当初計画数
(人)
―
下高井戸駅商
店街/三井住
友銀行前
オーキッドミュー
ジックサロン
成城ホール
北沢タウンホー
ル
商店街/福祉
施設等16か所
―
実施場所
28
企画展事
業
事業名
ボストン美術館
―華麗なるジャポニスム展
ボストン美術館
―華麗なるジャポニスム展
桑原甲子雄の写真
トーキョー・スケッチ60年
岸田吟香・劉生・麗子
―知られざる精神の系譜 展
個別事業名
6月28日~
9月15日
6月28日
7月6日
7月26日
8月2日
在外日本美術の収蔵で著名なボストン美術館との共同企画による
「ジャポニスム」(19世紀末に日本美術が西洋に与えた影響)の検証
展。同館の所蔵品から、浮世絵、モネ、ゴッホら印象派以降の名品約
150点を展示。モネの大作《ラ・ジャポネーズ》を含む出品は、絵画、工
芸、写真と多彩。NHK、NHKプロモーション共催。
京都市美術館、名古屋ボストン美術館へ巡回。(69日間)
ジャポニスム展 記念講演会
「《ラ・ジャポネーズ》修復物語」
講演者:アイリーン・コネファル *逐次通訳、手話通訳付
ジャポニスム展 ファッションショー
(昭和女子大学服飾デザインマネジメントコース コラボレーション企画)
「ジャポニスム×ファッション」
ジャポニスム展 記念講演会
「描かれた“日本人”―ジャポニスムの一側面」
講演者:馬渕明子 *手話通訳付
ジャポニスム学会 受賞記念講演会・シンポジウム
第1部:第34回ジャポニスム学会受賞記念講演
「アール・ヌーヴォーのデザイナーM.P.ヴェルヌイユ」
講演者:廣瀬緑
第2部:ジャポニスム学会 シンポジウム
「ジャポニスムの諸相
―フランス・アメリカ・浮世絵・文学・美術館」
発表・ディスカッション
6月1日
桑原展 映画上映会
「1930年代の記録映画―『プロキノ作品集』より」
4月19日~
6月8日
日本写真史に独自の足跡を残した桑原甲子雄の歩みを検証した。ア
マチュア写真家として撮り歩いた戦前の東京に始まり、戦時色が色濃く
なるなか撮影した満州、戦後復興を経てバブル景気に突入する東京、
憧れの都パリなど、1930年代から90年代に至る桑原の仕事の全貌を俯
瞰した。当館の収蔵品を中心に他館の作品や資料も加え約200点によ
る回顧展。(44日間)
5月3日
(2月6日)~
4月6日
〈麗子像〉の連作で知られる岸田劉生には、幕末・維新の風雲児とも
いうべき傑物の父・吟香(ぎんこう)がいた。吟香関連の稀少資料や劉生
の代表作に加え、愛娘・麗子の生涯を紹介し、この稀有なる親子三代
の精神の系譜を探った。(6日間)
【25年度からの継続事業】
桑原展 講演会
「桑原甲子雄の仕事―写真の魅力と批評の眼」
講演者:金子隆一 *手話通訳付
実施月日
実施内容
事業実績 (4)世田谷美術館 無料
無料
無料
無料
1,500~500
無料
無料
1,000~500
1,200~500
利用料金
(円)
172
188
325
198
166,781
51
50
10,066
7,448
実績人数
(人)
150
150
150
150
175,000
150
150
10,000
3,000
〔25年度:
19,000〕
当初計画数
(人)
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
世田谷美術館
実施場所
29
松本瑠樹コレクション ユートピ
アを求めて
ポスターに見るロシア・アヴァン
ギャルドとソヴィエト・モダニズム
展
ボストン美術館
―華麗なるジャポニスム展
個別事業名
東宝スタジオ展
映画=創造の現場
難波田史男の世界
企画展事 ―イメージの冒険―
業
事業名
3月7日
3月8日
3月14日
「映画監督」
講師:小谷承靖 *手話通訳付
「映画美術」
講師:竹中和雄、竹中悦子 *手話通訳付
2月28日
27年2月21日~
(4月19日)
1月29日
12月6日~
27年2月8日
10月11日、19日、
11月2日、15日
9月30日~
11月24日
8月23日
実施月日
「特撮美術篇」
講師:三池敏夫、島倉二千六 *手話通訳付
東宝スタジオ展 映画講座―創造の現場を語る
東宝スタジオ展 記念講演会
「史料からみる砧撮影所―音画芸術の殿堂」
講師:冨田美香 *手話通訳付
「企業と美術」というテーマの第三回。昭和7年、現在の砧に東宝スタ
ジオ(通称砧撮影所)の前身となる写真化学研究所(通称P・C・L)が設立
された。昭和12年に東宝となり、砧撮影所では日本映画を代表する東
京時代劇「七人の侍」や特撮映画「ゴジラ」などが製作された。本展で
は、現在業界随一の設備を誇る東宝スタジオと、ここで映画製作に携
わった様々なクリエイターたちの仕事を紹介。(33日間)
担当学芸員による展覧会解説
〔世田谷美術館友の会共催〕 *手話通訳付
画家・難波田龍起の次男として、世田谷経堂で生まれ育った史男
(1941-1974)は、長じてのち絵を描き、詩文をしたため、思索にふけり、
人知れず独自の空想世界を遊歩するかのような若者となった。学生運
動渦中の60年代に青春期を過ごし、32歳で不慮の死を遂げるまでに、
2,000点を超えるドローイングを描き残す。当館収蔵の500点余より、約
200点を紹介。(51日間)
ソヴィエト展 関連企画 世田谷デザイン学校(特設)
第1講 「ロシア・アヴァンギャルドのデザイン言語」
講師:栗原幸治
第2講 「ロシア・アヴァンギャルドのタイポグラフィ」
講師:木村 雅彦
第3講 「ロシア・アヴァンギャルドのデザイン言語」
講師:籾山 昌夫
第4講 「ロシア・アヴァンギャルドのデザイン言語」
講師:鳥羽 耕史
松本瑠樹氏のコレクションより、帝政ロシア時代からソヴィエト連邦建
国初期までのポスター、未公開作品を多数含む約180点によって、ロシ
ア・アヴァンギャルドからソヴィエト・モダニズムのポスター芸術の全貌を
紹介。(49日間)
ジャポニスム展 記念講演会
「ボストン美術館のジャポニスムを読み解く」
講演者:遠藤望 *手話通訳付
実施内容
無料
無料
無料
無料
1,000~500
無料
1,000~500
無料
1,000~500
無料
利用料金
(円)
106
88
158
64
9,354
71
8,737
141
9,998
180
実績人数
(人)
150
150
150
150
12,000
150
10,000
120
12,000
150
当初計画数
(人)
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
世田谷美術館
講堂
実施場所
30
収蔵品展
調査・研究
事業名
通年
宮本三郎の作品に係る調査・研究を行った
25年度ミュージアムコレクションⅢ
画文往還 世田谷の文人たち(18日間)
清川泰次作品に係る作品展を年3回実施した。
第1期 清川泰次—かたちの変遷(98日間)
第3期 向井潤吉と文学―
連載小説の挿絵と装幀を中心に(75日間)
第2期 向井潤吉 異国の空の下で(104日間)
第3期 清川泰次—線をめぐって(75日間)
清川泰次記念ギャラリー収蔵品
展
第2期 清川泰次-色との対話(104日間)
[指定管理]
向井潤吉アトリエ館収蔵品展
[指定管理]
向井潤吉作品に係る作品展を年3回実施した。
第1期 向井潤吉 民家十二カ月(98日間)
ミュージアムコレクションⅢ
世田谷に住んだ東宝スタジオゆかりの作家たち(74日間)
200~100
200~100
12月20日~
27年3月22日
200~100
200~100
200~100
200~100
8月9日~12月7日
4月5日~7月27日
12月20日~
27年3月22日
8月9日~12月7日
4月5日~7月27日
200~100
200~100
9月28日~12月21日
27年1月4日~
(4月12日)
200~100
200~100
―
―
―
―
―
―
利用料金
(円)
4月29日~6月8日
(1月25日)~
4月20日
通年
通年
清川泰次の作品に係る調査・研究を行った
学芸員による調査研究成果を美術研究に資するため『紀要』として編集
発行。
世田谷美術館の収蔵作品を、テーマを設定して公開した。年3回実施
すした。
通年
向井潤吉の作品に係る調査・研究を行った
通年
通年
平成27年度開催予定の「速水御舟とその周辺」展、「金山康喜」展、
「写真家・濱谷浩」展、「フリオ・ゴンサレス」展、「ファッション史の愉し
み」展をはじめ、次年度以降の企画展案にまつわる調査・折衝のための
出張や資料収集を中心に、企画展事業全体の中長期の実施準備を進
めた。
素朴派や世田谷ゆかりの作家等の調査・研究を行った
実施月日
実施内容
美術館 ミュージアム コレクショ ミュージアムコレクションⅠ
ン
陶芸家 吉田喜彦展(36日間)
[指定管理]
ミュージアムコレクションⅡ
北大路魯山人展 塩田コレクション(73日間)
紀要編集・発行
②収蔵品等
[指定管理]
①企画展
調査・研究
個別事業名
551
816
887
1,143
2,177
2,170
13,364
14,544
5,940
2,807
350部
―
―
―
―
―
実績人数
(人)
2,400
8,100
30,000
400部
―
―
―
―
―
当初計画数
(人)
清川泰次記念
ギャラリー
清川泰次記念
ギャラリー
清川泰次記念
ギャラリー
向井潤吉アトリ
エ館
向井潤吉アトリ
エ館
向井潤吉アトリ
エ館
世田谷美術館
世田谷美術館
世田谷美術館
世田谷美術館
世田谷美術館
世田谷美術館
及び分館
向井潤吉アトリ
エ館
清川泰次記念
ギャラリー
宮本三郎記念
美術館
世田谷美術館
実施場所
31
ワーク
ショップ・
講座
資料収集・
管理
収蔵品展
事業名
タノシサハッケンクラス
美術品の修復、保管・整理
[指定管理]
通年
通年
②経年変化や貸出に伴う収蔵品の修復、新規収蔵品の額縁新調、額
装改善、紙作品のマット装などを行った。
内訳は、修復:68点、額縁新調:68点、マット装:234点。
③収蔵作品の貸出(当年度に作品を出庫したもの)について、館外へ
の作品の貸出は17件で、内訳は作品195点、資料13点であった。
猟師町残照―銭湯パラダイス郷愁編
ハマのゆ・再び 銭湯パラダイス夏季番外編
続々・銭湯パラダイス東奔西走
―建築意匠學入門-
根岸線開業50周年記念
ヨコハマ・パノラマウォーク―写真家と歩く横浜―
小川三知を巡る旅―日本のステンドグラスのパイオニア―
11月8日、15日
7月6日
6月7日、14日、
21日、28日
10月18日、25日
10月3日、10日、
24日
9月27日、10月31日
5月17日、24日、
31日
桑原展関連企画
TOKYOパノラマウオーク―写真家と歩く東京―
逍遥・旧山手通り―知られざる旧跡と建築を巡る旅―
5月10日
逍遥・鎌倉―鎌倉の美術館と近代建築を巡る旅
トーキョー・レトロ・ミュージアム PartⅣ
4月26日
通年
①世田谷区が所有している美術作品の燻蒸、修復、額装など系統的な
作品の整理、保管、管理を行った。
新収蔵品等の燻蒸:505点
-萬KENBUN録-
通年
世田谷ゆかりの作家や美術界の重要な作家の作品を遺族や区民等
からの寄贈により収集した。
美術作品の収集-購入:0点、寄贈:260点
平成27年3月31日現在 14,775点作品を登録し保管している。
12月20日~
27年3月22日
第3期 開館10周年 宮本三郎の仕事 1960's-1970's
絢爛な色彩の神話世界へ(75日間)
作品収集
[指定管理]
8月9日~
12月7日
宮本三郎記念美術館収蔵品展
第2期 開館10周年 宮本三郎の仕事 1940's-1950's
[指定管理]
従軍体験と戦後の再出発(104日間)
実施月日
4月5日~
7月27日
実施内容
宮本三郎作品に係る作品展を年3回実施した。
第1期 開館10周年 宮本三郎の仕事 1920's-1930's
修行時代から滞欧期まで(98日間)
個別事業名
1,500~1,000
1,000
3,000~1,000
1,500~1,000
1,000
500
2,500~1,000
500
500
―
―
―
―
200~100
200~100
200~100
利用料金
(円)
68
54
150
57
46
61
144
49
53
―
―
―
―
1,235
1,781
1,541
実績人数
(人)
150
50
150
30
30
30
100
30
30
―
―
―
―
3,600
当初計画数
(人)
横浜山手下の
街と銭湯ほか
浦安の街並みと
銭湯ほか
中野区鍋屋横丁
の街と銭湯ほか
元町、山手公園
ほか
日本基督教団安
藤記念協会ほか
朝倉彫塑館ほ
か
鎌倉文学館ほ
か
八広、四ツ木界
隈ほか
旧朝倉家住宅
ほか
世田谷美術館
世田谷美術館
世田谷美術館
世田谷美術館
宮本三郎記念
美術館
宮本三郎記念
美術館
宮本三郎記念
美術館
実施場所
32
ワーク
ショップ・
講座
事業名
創作室活動
美術と演劇のワークショップ
タノシサハッケンクラス
個別事業名
10月4日、11日、18日、
25日、11月1日、8日、
15日、22日
100円ワークショップ
「モダニズム・カンバッチ(ユートピア展)」(8回)
「豆皿絵付(魯山人展)」(8回)
100円ワークショップ 「さくら祭」(2回)
100円ワークショップ
「特撮!謎の巨大生物出現(東宝スタジオ展)」(6回)
100円ワークショップ
「トライ!ドライポイント(難波田展)」(9回)
8月31日
100円ワークショップ 「用賀サマーフェスティバル」
3月28日、29日
12月6日、13日、20
日、
27日、27年1月10日、
17日、24日、31日、
2月7日
27年2月21日、28日、
3月7日、14日、
21日、28日、
(27年4月4日、11日、
18日)
8月30日
8月1日、8日、15日、
22日、29日
100円ワークショップ
「ラ・ジャポネーズでハイ!ポーズ(ジャポニスム展)」(5回)
ナイトツアー2014 「《ラ・ジャポネーズ》の謎を解け!」
100
6月28日、7月5日、
12日、19日、26日、
8月2日、9日、16日、
23日、30日、
9月6日、13日
100円ワークショップ
「ウチワ・des・ジャポネズリー(ジャポニスム展)」(12回)
100
100
100
100
100
500
100
100
7月26日
用賀小学校スマイルスクール100円ワークショップ
100
100
4月19日、26日、
5月3日、10日、
17日、24日、31日、
6月7日
5月18日
100
2,000~500
2,000~500
3,000
利用料金
(円)
4月5日
11月16日
5月18日
10月11日~13日
実施月日
100円ワークショップ 「緑化祭」
100円ワークショップ
「日光写真で遊ぼう!フォトグラム体験(桑原展)」 (8回)
100円ワークショップ 「家族の肖像(岸田展)」(1回)
創作室講座
「松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて」関連企画
美術と演劇のワークショップ「えんげきのえ」
講師:柏木陽
「桑原甲子雄の写真 トーキョー・スケッチ60年」関連企画
美術と演劇のワークショップ「えんげきのえ」
講師:柏木陽
BACK TO NATURE 2014
実施内容
215
102
456
443
114
46
643
969
72
127
176
15
11
10
17
実績人数
(人)
80
200
200
200
160
40
200
200
70
160
200
20
15
15
30
当初計画数
(人)
世田谷美術館
創作室C
創作室D
創作室C
用賀駅前広場
世田谷美術館
世田谷美術館
講堂
創作室C
用賀小学校
大蔵運動公園
創作室C
創作室C
世田谷美術館
創作室、
展示室
世田谷美術館
創作室、
展示室
川場村
実施場所
33
ワーク
ショップ・
講座
事業名
分館講座室活動
美術大学
個別事業名
500
10月13日
27年3月20日
27年1月17日
音広場「ニューイヤーコンサート」
出演:アコルディ弦楽四重奏団
1,500
1,500
500
500
10月12日
27年1月25日
1,000
500
500
10月11日
27年1月18日
音広場「シャンソンの夕べ
~宮本三郎のレコードジャケットをめぐって~」
出演:池田ひろ子他
「音広場」 閉館後の展示室で行うコンサート
展覧会関連企画 講演会
〈作り手から見た宮本三郎〉第8回「神話を描くということ」
講師:天野喜孝
ワークショップ「Play Paint~10年目の美術館のなかで~」
講師:松岡亮
記念講演会「西洋美術と宮本三郎」
講師:諸川春樹
記念講演会「戦争記録画の失われた歴史を求めて」
講師:宮本陽一郎
宮本三郎記念美術館 開館10周年記念企画
vol.28「ニューイヤー・オペラ・コンサート」
9月21日
vol.27「コジ・ファン・トゥッテ」:モーツァルト
500
27年3月7日
500
500
12月7日
5月25日
500
9月15日
vol.26「アラベラ」:リヒャルト・シュトラウス
500
無料
20,000~10,000
無料
60,000
利用料金
(円)
5月17日
毎月第2土曜日
「月例ギャラリートーク」
担当学芸員の小テーマにそった作品解説を毎月第2土曜日14時から
展示室で行った(12回)
「宮本三郎記念美術館と地域の会共催事業 人ひろば」主に地域に
ゆかりのある方を講師にお呼びして、講演会を実施した
vol.25「等々力渓谷の魅力と自然保護」
講師:吉村俊雄
vol.26「グルメが長生の秘訣~105歳・片山豊の食べ物絵日記~」
講師:片山豊
vol.27「テレビの正体」
講師:高橋修
vol.28「自由が丘で出版社をするということ」
講師:三島邦弘
「音と映像で楽しむクラシック講座」
講師の方の解説を交えながら、皆でオペラのDVDを鑑賞した
27年1月20日~
3月31日
6月21日
5月9日~12月17日
実施月日
美術大学ステップアップ講座
(4講座:木彫、デッサン、エッチング、映画)
セタビ映画祭
美術大学
実施内容
55
42
23
27
19
15
43
48
38
55
29
65
48
65
100
80
60
実績人数
(人)
50
50
50
50
50
20
50
50
50
50
50
50
50
120
60
60
60
当初計画数
(人)
宮本館展示室
宮本館展示室
宮本館講座室
宮本館講座室
宮本館講座室
宮本館講座室
宮本館講座室
宮本館講座室
宮本館講座室
宮本館講座室
宮本館講座室
宮本館講座室
宮本館講座室
宮本館展示室
世田谷美術館
世田谷美術館
世田谷美術館
実施場所
34
プロムナ-ド・コンサ-ト
企画展関連イベント
建築空間とパフォーマンス
分館講座室活動
個別事業名
子どもと学
校プログラ
ム
6月14日
浅田 結希 フルート・リサイタル
「ふれることから始めよう
-イタリア・オメロ触覚美術館の教育プログラム」
講師:アナリザ・トゥラサッティ
鑑賞教室特別プログラム
ミュ-ジアム・セッション2014
8月6日
通年
500
―
―
川場小学校美術鑑賞教室
群馬県川場村小学校4年生を対象に出張授業と鑑賞教室賞教室を
行った。
11月4日
―
―
無料
無料
無料
無料
無料
無料
6,000~3,000
2,500~2,000
【中学生】 美術館、向井館、清川館、宮本館
【小学生】
5月~27年3月
27年3月22日
白井 菜々子 コントラバス・リサイタル
小学校(4年生)、中学校(1年生)を対象に実施
※美術鑑賞教室の運営には世田谷美術館ボランティアが参加
27年1月25日
11月16日
常田 麻衣 ファゴット・リサイタル
橋本 彩子 ヴァイオリン・リサイタル
9月20日
5月11日
ハビエル・バスケス ピアノリサイタル
松山 萌 トランペット・リサイタル
7月12日
5月25日
3,000~2,500
3,500
27年3月1日
27年1月8日、9日
3,000
100
利用料金
(円)
27年2月15日
8月20日~24日
実施月日
ジャポニスム展〈美術と音楽の対話〉
「音楽のジャポニスムを探して」
桑原展 ライブ
「東京昭和十一年をうたう」
出演:斎藤晴彦とハレハレバンド
デッサン講座〈自画像〉「拝啓、わたしが形になる時」
講師:梅津庸一
実技講座〈花〉「水墨で花を描く」
講師:岩田壮平
トランス/エントランス vol.13
ENTRANCE 構成・演出:多田淳之介
夏のオープンワークショップ
「君のレコード 聴いた音で絵を描こう!」
講師:サイトウケイスケ
ワークショップ
実施内容
美術鑑賞教室で来館する小学校のうち、希望校に対して事前に出張
事業を行った。展覧会の内容や美術館に親しみを持っていただくことを
目的に、体験学習型の授業を主体とし、啓発、普及活動を実施した。ま
た、当館が提供する資料に基づく教員自身による“自前”の事前事業も
行われた。(参加25校)
子どもと学
校プログラ 鑑賞教室
ム
ワーク
ショップ・
講座
事業名
93
2,095
30
2,477
5,665
156
163
170
156
153
156
133
108
176
15
15
68
実績人数
(人)
130
3,000
30
2,570
5,700
180
180
180
180
180
180
150
150
200
15
15
190
当初計画数
(人)
世田谷美術館
講堂
区内参加校
川場村
世田谷美術館
展示室、講堂/
分館
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
世田谷美術館
講堂
宮本館講座室
宮本館講座室
屋外特設会場
実施場所
35
美術館広
報
美術館だより・年報の発行
美術館広報
ボランティア活動
第4回
世田谷区芸術アワード“飛翔”
募集
地域活性
のための
文化芸術
事業
さくら祭
区民の表
現の場の
提供
③清川泰次記念ギャラリー
区民ギャラリー
②美術館(本館)講堂
区民ギャラリー等の貸出
[指定管理]
①美術館(本館)
区民ギャラリー
6月、10月、
27年2月
27年3月1日
②25年度の館全体の事業を報告する年報を作成した。
27年3月28日、29日
美術館PRのため、砧公園の桜のお花見に合わせエントランス広場や
くぬぎ広場を使って、フリーマーケット、チャリティライブ、100円ワーク
ショップなどを行った。合わせて東日本大震災復興支援の募金活動も
行った。(2日間)
通年
通年
世田谷区立小学校鑑賞教室及び出張授業、中学校鑑賞教室、川場
村小学校出張授業、ミュージアム・ツアー、ワークショップ、イベント等の
支援を行った。
館の案内や事業予定及び事業内容等について、ホームページ、印刷
物等による情報提供を行った。
①美術館だよりを友の会とともに年3回発行し、館の活動をお知らせし
た。
応募期間
5月12日~9月5日
表彰式 12月13日
通年
通年
通年
若手アーティストのための世田谷区芸術アワード“飛翔”の「美術」部
門の第4回募集・授賞年にあたる。12名の応募があり、2名の授賞者を
決定し表彰した。受賞発表記念展を27年度に行った。
世田谷美術館及び清川泰次記念ギャラリーにおいて、創作活動発表
の場として区民ギャラリーの貸出を行った。
創作活動発表の場として、世田谷美術館の区民ギャラリーA・B貸出
を行った。
文化・芸術に関する活動・発表の場として、美術館活動に支障のない
範囲で世田谷美術館の講堂貸出を行った。
創作活動発表の場として、清川泰次記念ギャラリーの区民ギャラリー
貸出を行った。
27年1月4日~11日
区内及び川場村在住・在勤・在学者を対象に絵画作品(洋画、水彩
画、日本画、版画)を募集し、審査の上、入賞(61点)・入選(192点)の
作品を区民ギャラリ-で展示した。(応募数308点)
区民絵画展
区民の表
現の場の
提供
通年
世田谷美術館が所蔵している美術専門書の閲覧やビデオ視聴、リファ
レンスサービス等による情報提供を行った。
9月~12月
実施月日
アートライブ
ラリーの運 アートライブラリーの運営
営
実施内容
学芸員後継者育成と美術館の普及のために、博物館学実習の講義、
実習を行った。(10日間)
個別事業名
人材育成
博物館実習
プログラム
事業名
―
―
―
無料
―
―
14,400
3,000~9,000
69,120~
17,280
―
無料
10,000
利用料金
(円)
330部
4,500部
―
4,015
470
12
6,638
1,454
88,054
308
16,427
18
実績人数
(人)
500部
4,500部
―
5,000
450
―
6,000
1,600
78,000
360
12,000
20
当初計画数
(人)
―
―
―
世田谷美術館
世田谷美術館
ほか
―
清川泰次記念
ギャラリー
世田谷美術館
世田谷美術館
区民ギャラリー
世田谷美術館
世田谷美術館
実施場所
36
区内在住書家による所属会派を超えた作品展を行った。
通年
世田谷ゆかりの作家や区民等からの寄贈・寄託により、文学資料等の
収集を行った。世田谷区が所有している作品を系統的に整理するととも
に、良好な状態で保存・展示するため保管管理をした。23年度末移行
した新収蔵品管理システムによる文学資料のデータ管理を行った。
■文学資料の収集:購入0点、寄贈、2,159点
(平成27年3月31日現在97,657点の収蔵品を登録・保管)
■収蔵品の貸付:4件(216点)
■収蔵品の撮影:290点
いつでも、どこでも子どもたちを受け入れることの出来る博物館事業を
展開した。学校や地域との連携を図るアウトリーチ事業「世界の名作の
写真展」を出張展示したほか、展示に関わるワークショップを実施した。
また、館内においても企画展・コレクション展と連動したジュニア世代向
けのワークショップやワークシート制作などのプログラム開発を行い、こ
の世代が利用しやすい環境を作っていった。
資料収集・ 資料収集・管理
管理
[指定管理]
子どもと学
校プログラ
ム
どこでも文学館(地域・学校・企
(せたがや 業連携)
子ども文学
館)
常設展
通年
通年
文学館常設展示室で、世田谷を舞台にした文学作品の関連資料と、
ゆかりの文学者の資料を展示し、区民に広く文学に親しむ機会を提供
した。前期は「人生の岐路に立つあなたに」、後期は「下北沢クロニク
ル」と題して展示替えを行い、館蔵資料を幅広く紹介した。
コレクション展
[指定管理]
調査・研究 調査・研究
通年
27年1月24日~
3月31日
文学館活動の基盤となる世田谷ゆかりの作家・ゆかりの作品の調査・
研究を行った。成果は「世田谷文学館ニュース」(年3回)に発表した。
下北沢で育ち、『pink』『リバーズ・エッジ』『ヘルター・スケルター』など
で時代を代表するマンガ家となった岡崎京子の初の本格的な企画展。
岡崎京子展 戦場のガールズ・
少女マンガに革新をもたらしたその先鋭的な表現世界と、今日に通じる
ライフ
テーマの普遍性を、作品原画、掲載誌、映画関連資料等から紹介し
た。
第34回 世田谷の書展
800~無料
無料
―
200~100
―
800~240
無料
日本SF展・SFの国
27年1月6日~
21日
7月19日~9月28日
「竹取物語」以来、日本の伝統文化である「SF」的思考と、日本人の精
神史との深い関わりを通観する初の大型企画展。〈きょうの想像力があ
すを築く〉をテーマに、星新一・小松左京・筒井康隆・手塚治虫ら、第一
世代の作品をはじめ、全世界に浸透する特撮やアニメーションなども視
野に収めながら、多角的、立体的に「日本SF」を検証した。
700~無料
700~無料
4月19日~6月29日
現代女性詩人のなかで最も人気のあるひとり、茨木のり子を紹介する
東京での初の本格的展覧会。日記や手稿、書簡などで詩作の過程を
検証し、日常の姿も紹介。多くの来場者から詩人の全体像をより深く理
解できるようになったとの評価を受けた。
茨木のり子展
利用料金
(円)
10月18日~
12月21日
実施月日
実施内容
個別事業名
企画展事
数十の職業を転々とし、あらゆる人間苦に翻弄されながら作品を書き
業
水上勉のハローワーク 働くこと 続け、晩年、自身の体験を、著作『働くことと生きることと』を通して中・高
と生きること
校生に向けてメッセージを残した世田谷ゆかりの作家の人と作品を、新
たな視点で紹介した。
事業名
事業実績 (5)世田谷文学館 29,898
―
31,748
―
24,789
1,134
3,535
14,081
15,681
実績人数
(人)
20,000
―
20,000
―
9,400
1,000
8,200
10,300
8,500
当初計画数
(人)
世田谷文学館、
区内小中学校、
区民センターな
ど
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
実施場所
37
個別事業名
講演会等 企画展・コレクション展関連講
事業
座、ワークショップ等事業
子ども探偵団
子どもと学
校プログラ コトバのミュージアム
ム
(せたがや
子ども文学
館)
事業名
無料
無料
11月23日
27年1月11日
『SFドラマ 猿の軍団』上映会(2回)
「星新一賞」関連イベント・おはなし「宇宙のヒミツ」
講師:名村栄次郎
「星新一賞」関連イベント・ワークショップ
「小さな物語の作り方」① 講師:江坂遊ほか
「星新一賞」関連イベント・ロボット製作体験
講師:JoeNagata
「星新一賞」関連イベント・ワークショップ
「小さな物語の作り方」② 講師:江坂遊ほか
工場見学
共催:日本機械学会・動力エネルギーシステム部門
世田谷文学館100円ワークショップ
「SFプラ板を作ろう!」(3回)
無料
無料
100
7月27日
8月1日
8月2日、31日、
9月6日
無料
無料
7月27日
8月2日
無料
1,500
7月26日
6月22日
「記念コンサート②」 出演:沢知恵
1,500
無料
6月21日
「記念コンサート①」 出演:沢知恵
500
500
7月26日
5月25日
「記念講演」 講師:金裕鴻
日本SF展
5月17日
無料
無料
11月2日
通年
無料
無料
利用料金
(円)
8月5日
5月11日
実施月日
「記念対談」 出演:谷川俊太郎、小池昌代
茨木のり子展
企画展やコレクション展のテーマと連動したトークイベント、コンサー
ト、、ワークショップなどを実施し、展覧会をさまざまな角度から鑑賞する
機会を提供した。
自然の中で詩をつくるなど、自然と芸術の体験活動が合致したプログ
ラムを実施した。第1回「山の仕事」など、子どもたち自身のアイディアを
盛り込む、企画を4回実施し、その活動報告展示を3回開催した。
コトバのミュージアム① 「ことばのワークショップ」
講師:石津ちひろ、ほか
コトバのミュージアム② 「お話の森」
出演:小林顕作
コトバのミュージアム③ 「ことばとからだ」
講師:日本女子体育大学ダンス・プロデュース研究部
コトバのミュージアム④ 「ことばとしぐさ」
講師:林家きく麿、柳家花どん
コトバのミュージアム⑤ 「ことばとことば」
講師:天野慶
「ことば」を中心に、落語家、美術家、ダンサー、文学者等多彩な芸術
家を講師に招く連続ワークショップを開催した。子どもの自己表現力や
コミュニケーション能力を育む活動を、継続的に実施した今回初めて近
隣大学に協力を依頼し、第三回「ことばとからだ」で、実現した。
実施内容
152
64
20
33
75
26
71
183
202
165
178
2,210
24
24
29
192
55
実績人数
(人)
2,000
↓
150
170
当初計画数
(人)
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
ほか
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
実施場所
38
個別事業名
講演会等 企画展・コレクション展関連講
事業
座、ワークショップ等事業
事業名
無料
500
8月10日
8月23日
11月22日
講演会「無言館の青春」 講師:窪島誠一郎
27年1月9日
27年1月10日
27年1月11日
27年1月12日
27年1月14日
27年1月17日
「鑑賞講座」① 講師:師田久子
「鑑賞講座」② 講師:泉原壽巖
「鑑賞講座」③ 講師:川口青澄
「鑑賞講座」④ 講師:後藤俊秋
「鑑賞講座」⑤ 講師:稲村龍谷
「鑑賞講座」⑥ 講師:池亀壽泉
第34回世田谷の書展
11月15日
無料
無料
無料
無料
無料
無料
500
無料
無料
500
9月28日
7月19日~9月28日
1,000
1,000
9月7日
9月14日
無料
無料
9月6日
朗読会「水上勉を読む」 解説:福島勝則
水上勉展
「SF展スタンプラリー」
「ホシヅルの日@SFの国」
出演:星マリナ
記念イベント② 「記念トーク&ライブ」
出演:浦沢直樹、難波弘之
記念イベント③ 「筒井康隆先生朗読会」
出演:筒井康隆
記念イベント④ 「対談 日本SFの未来」
出演:豊田有恒、夢枕獏
8月30日
無料
8月9日
『ウルトラマンディガ』上映会&お絵かき会(3回)
無料
8月3日
無料
無料
8月3日
8月24日
無料
利用料金
(円)
8月2日
実施月日
『ウルトラマンディガ』上映会(3回)
『SFドラマ 猿の軍団』トークショー
出演:豊田有恒、斉藤浩子
『ウルトラマンギンガ』撮影会
出演:ウルトラマンギンガ
『ウルトラマンギンガ』上映会&握手会
出演:ウルトラマンギンガ
東京海洋大学見学
講師:刑部真弘
「世田谷ロケット」
共催:桜丘区民センター運営協議会 講師:大嶋龍男
記念イベント① 『「人工知能」集中講義』
講師:松原仁
実施内容
64
36
71
36
52
47
178
86
5,104
148
205
214
101
198
170
70
72
21
235
283
126
実績人数
(人)
↑
2,000
↓
当初計画数
(人)
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
桜丘区民セン
ター
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
実施場所
39
7月~8月
学芸員後継者育成のために、博物館学実習の講義・実習を行った。
(6日間)
通年
通年
教育委員会との共催による読書活動推進事業、学校ボランティアを対
象とした研修、文学館友の会、区民センター、多摩美術大学との共催イ
ベントを実施した。
共催事業
文学館の普及のため、近隣中学校等の職場体験を受け入れた。
通年
文学活動を中心とする区内活動団体の講座等を支援し、区民の生涯
学習の要望に応える事業を実施した。
10月18日
「創り続けられた時間と空間」 講師:小池一子
活動支援
10月13日
「辻井喬にとっての政治と文学」 講師:山口昭男
通年
10月12日
「二つの名前を持つこと」 講師:三浦雅士
本年度は展覧会関連事業で実施。(個別事業名:企画展・コレクショ
ン展関連講座、ワークショップ等事業内容、参照)
10月5日
10月4日
27年3月28日
「辻井喬=堤清二という人間」 講師:松本健一
「詩人・辻井喬」 講師:粟津則雄
館長プロデュースによる連続講座。詩人で実業家の辻井喬=堤清二
氏の文学・文化における業績を顕彰する講演会を集中して開催した。(5
回)
「下北沢クロニクル」シモキタトーク
出演:金子マリ、KenKen
コレクション展
3月29日
27年3月14日
ギャラリートーク② 講師:志磨遼平
「小沢健二アコースティックコンサート」
出演:小沢健二ほか
27年3月7日
ギャラリートーク① 講師:今日マチ子
27年2月28日
27年2月15日
27年1月31日
レクチャー 講師:宮沢章夫
ワークショップ「“90年代”ZINEをつくろう!」
講師:マンガナイト
ワークショップ「あみぐるみをつくろう!」
講師:タカモリ・トモコ
27年1月25日
11月1日
実施月日
上映会『ひなぎく』+ミニトーク 出演:山崎まどか
プレトーク 出演:桜沢エリカ、安野モヨコ、しまおまほ
岡崎京子展
実施内容
講演会、上映会、
朗読会等事業
連続講座
企画展・コレクション展関連講
座、ワークショップ等事業
個別事業名
人材育成
学芸員実習、職場体験受入
プログラム
活動支援・
共催事業
講演会等
事業
事業名
―
―
―
―
500
無料
無料
無料
無料
1,000
500
500
500
1,000
利用料金
(円)
32
6
1,248
431
―
84
94
98
112
101
156
495
93
41
28
73
187
183
181
実績人数
(人)
―
―
―
700
600
↑
2,000
当初計画数
(人)
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
ほか
世田谷文学館
ほか
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷文学館
実施場所
40
個別事業名
文学館広
報
区民の表
現の場の
提供
通年
文学館ニュースの増頁、ホームページでもアクセスなど閲覧の多い頁
でスマートフォン対応を始めるなど情報提供の充実を図った。展覧会広
報等の情報提供、掲載も増加している。
本年度より全号12に増やし、事業の内容報告や収蔵品紹介などより
充実させた。配布状況も毎号ほぼ完配となっている。(年3回)
文学館広報
文学館ニュースの発行
4月、8月、12月
応募期間
5月12日~9月5日
表彰式 12月13日
通年
実施月日
若手アーティストを奨励・支援する世田谷区芸術アワード飛翔「文学」
部門の募集に際し、広報、審査等を実施した。
絵本コーナー利用者
閲覧利用者
当館で収蔵している図書・雑誌、直筆原稿、台本、視聴覚資料などの
閲覧・視聴サービスを行う。ロビーでは絵本コーナーを常設。
実施内容
第4回
世田谷区芸術アワード”飛翔”
募集
ライブラ
ライブラリーの運営
リーの運営
事業名
―
―
―
―
利用料金
(円)
30,000部
―
3
8,337
9,250
実績人数
(人)
30,000部
―
―
―
当初計画数
(人)
―
―
―
世田谷文学館
世田谷文学館
実施場所
41
来館者サ
ポート
事業名
来館者サポート
個別事業名
事業実績 (6)財団共通 通年
通年
通年
通年
通年
②車椅子・昇降式車椅子等の貸出
③ベビーカーの貸出
④授乳スペースの提供
世田谷文学館
①車椅子・昇降式車椅子等の貸出
②ベビーカーの貸出など
5月3日、6月28日、
7月26日、8月23日、
27年1月29日、
2月28日、3月7日、
8日、14日
通年
⑬聴覚障害者のためのコミュニケーションボードの設置
世田谷美術館
①手話通訳付き講演会・講座等(9回)
通年
⑫非常時の避難方法及び広域避難場所への地図の配布
―
―
―
―
―
無料
―
―
―
通年
―
通年
―
―
通年
通年
―
通年
―
―
通年
⑤視覚障害者のための音声案内システム付き化粧室の設置
―
―
通年
通年
④客席内エレベーターの利用
⑥視覚障害者のための舞台説明会
(対象:主催公演) 5公演
⑦盲導犬を伴っての観劇
(対象:主催公演) 4公演
⑧視覚障害者向けの解説付きイヤホンガイド
(対象:主催公演) 1公演
⑨聞こえ難い方向けの音声サポート
(対象:主催公演) 2公演
⑩聴覚障害者のための上演台本の貸出
(対象:主催公演、要事前申込)
⑪聴覚障害者のためのオンライン手話サービス
(アクセス、チケト購入方法等)
通年
③車椅子の貸出
108(付添94)
定価の10%引き、
付添者1名無料
通年
205(121公演)
2,000円
通年
―
―
―
―
―
1,103
―
―
―
0
12
51
8
75(付添含む)
―
―
―
―
―
通年
―
実績人数
(人)
―
利用料金
(円)
―
実施月日
②車椅子スペースの利用
様々な状況にある区民等の参加機会を増やすため、公演等において
来館者サポートを行った。
生活工房
①車椅子の貸出
劇場
①託児サービス 託児付き公演(477公演)
実施内容
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
当初計画数
(人)
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷美術館
世田谷美術館
世田谷美術館
世田谷美術館
パブリックシア
ター、
シアタートラム
シアターホーム
ページ
パブリックシア
ター、
シアタートラム
パブリックシア
ター
シアタートラム
パブリックシア
ター、
シアタートラム
ワークショップ
ルーム等
―
実施場所
42
世田谷文化生活情報センターの施設維持管理を行った。
世田谷文学館の施設維持管理
[指定管理]
通年
講義室の貸出を行った。
~3,000
通年
無料
―
9,000~3,000
通年
通年
69,120~
17,280
―
通年
―
8,000~無料
通年
世田谷文学館の施設維持管理を行った。
世田谷美術館及び分館の施設
①世田谷美術館区民ギャラリー 146団体
維持管理
文化芸術 [指定管理]
の拠点施
②清川泰次記念ギャラリー区民ギャラリー 45団体
設の管理
運営
③世田谷美術館講堂 25団体
世田谷美術館及び3分館(向井潤吉アトリエ館、清川泰次記念ギャラ
リー、宮本三郎記念美術館)の施設維持管理、区民ギャラリー及び講堂
の貸出を行った。
9,720~2,400
―
無料
無料
―
―
―
1,000~500
―
利用料金
(円)
通年
通年
毎月25日発行
4月、7月、12月
8月2日、3日
②ふるさと区民まつりPR活動
③財団広報誌の発行
通年
―
27年2月28日、
3月26日
通年
実施月日
①財団ホームページの運用
財団ホームページ等により財団及び事業内容等を紹介する。また、ふ
るさと区民まつり等のイベント会場での事業PRなどの広報活動を行っ
た。
世田谷区民を対象とする会員制の公演・展覧会チケット等の割引、先
行発売等、会員向けメールマガジンによる情報提供等の特典制度によ
り、財団事業や施設利用者の拡大と情報提供、広報活動の強化を図っ
た。
④託児サービス(岡崎京子展)
③授乳室の利用
実施内容
財団各部の事業内容等を広く区民等に周知するため、毎月25日にタ
せたがや文化・スポーツ情報ガ ブロイド版の情報紙を発行した。(12回)
イドの発行
新聞(主要6紙)折り込み、図書館等の区施設、区内鉄道駅広報スタン
ド等に配布した。
財団広報
せたがやアーツカード
来館者サポート
個別事業名
文化芸術
世田谷文化生活情報センターの
の拠点施
生活工房セミナールーム、ワークショップルームの貸出を行った。
施設維持管理
設の管理
[指定管理]
運営
世田谷区内の劇団等による演劇・舞踊・音楽公演、落語など、様々な
催し物を実施した。5団体(公演回数24回)
財団広報
来館者サ
ポート
事業名
3,217
―
1,454
6,638
88,054
―
6,205
26,072
―
各299,200部
47,500部
―
―
登録者数
10,473
15
―
実績人数
(人)
―
―
1,600
6,000
78,000
―
―
―
―
各299,200部
47,500部
―
―
6,000
―
―
当初計画数
(人)
世田谷文学館
世田谷文学館
世田谷美術館
清川泰次記念
ギャラリー
世田谷美術館
―
世田谷文化生
活情報センター
世田谷文化生
活情報センター
世田谷文化生
活情報センター
―
―
馬事公苑
―
―
世田谷文学館
世田谷文学館
実施場所
43
実施内容
通年
通年
通年
通年
パブリックシアターのロビーカフェを委託により運営した。(営業回数
230回)
世田谷文化生活情報センター内のギャラリーカフェ「カフェくりっく」を
委託により運営した。
世田谷美術館内のレストラン「ル・ジャルダン」は、利用者等への飲食
提供サ-ビスおよび結婚式等パ-ティ-(108組)を実施した。
世田谷美術館内の地下喫茶「セタビカフェ」にて、来館者への飲食提
供サ-ビスを行った。
ロビーカフェの運営
ギャラリーカフェの運営
レストランの運営
カフェの運営
飲食物提
供事業
通年
文学館ミュージアムショップの運 ミュージアムショップを運営し、展覧会に関連した書籍や絵はがき等
営
のグッズの販売を行った。
通年
実施月日
通年
パブリックシアターDVD等の販 劇場で上演された公演等を映像化したDVDや関連商品の販売を
売
行った。
個別事業名
ミュ-ジアムショップにおいて、ゆかりの作家関連商品、収蔵品のオリ
物品販売 美術館ミュージアムショップの運
ジナルグッズ等の直接販売、企画展図録、関連グッズ・書籍等の受託
事業
営
販売、他館等でのオリジナルグッズの委託販売を行った。
事業名
―
―
―
―
―
―
6,264~500
利用料金
(円)
49,397
45,377
65,806
10,000
―
―
10,139本
実績人数
(人)
40,000
38,000
87,000
10,000
―
―
―
当初計画数
(人)
世田谷美術館
世田谷美術館
世田谷文化生
活情報センター
世田谷文化生
活情報センター
世田谷文学館
世田谷美術館
及び3分館
世田谷文化生
活情報センター
実施場所
3. 事業評価
(1)生活工房
来場者総数は 193,805 人で前年の 195,454 人と比べ、1,649 人減(1%)マイナスとなった。展覧会
事業数は昨年の 15 企画に対して今年度は 12 企画と絞り込んだが、来場者数はおよそ 20%増、貸
館事業で約 5%増と堅調であった一方、全体としては、ギャラリーカフェくりっくの来場者が落ち込ん
だことが響いて、若干の減少となった。
アンケート調査による分析では、ほぼ例年同様、子ども向けのワークショップは参加者のほぼ
100%が区民、一般向けでは約 70%が区民の参加となっている。また、展覧会事業などについては、
来場者の 60%が生活工房に初めて訪れるという結果も出ており、テーマの設定によって、未来場者
が開拓されていることも実感する。
生活工房部門は事業展開の分野が多岐にわたる事もあり、助成金の取得が容易ではないが、26
年度は一般財団法人地球産業文化研究所からの助成金を得て、2 月下旬から 3 月中旬にかけて
「ブナ帯☆ワンダーランド」展を開催し、東京展に加え山形県鶴岡市の鶴岡アートフォーラムでの巡
回展、宮城県気仙沼市唐桑町との展示を含むワークショップ交流を展開することが可能となった。日
本の基層文化を探ること、世界三大ブナ帯との共通点などの探究という壮大なテーマに対し、来場
者にはリピーターが多くまた、小さな子どもから高齢者まで年齢層が多岐にわたっていたこと、男性
の来場者が目立ったことなど、これまでとやや違った傾向があった。来場者のターゲットを絞り込まず、
むしろ子どもにも親しみやすい展示を心がけたことが結果として現れたものと考える。
広報の成果としては、やはり新聞各紙に取り上げられた時に、高齢者層からの反応が強くなること
があげられるが、ホームページのアクセスでは目的の情報を得るとサイトから離れてしまう傾向が強い
という分析結果を得た。今後は、フェイスブックページ、ツイッタ―といった手法を有効に活用しなが
ら、サイト内の様々な情報にも興味を持ってもらえるような運用を目指す必要があると考えている。
(2)世田谷パブリックシアター
開館17年目、指定管理 3 年目、文化庁特別支援4年目の年度にあたる。両劇場の年間入場者総
数は 163,121 人(年間公演総回数-480 回)、また劇場事業全体については、年間参加者・入場者
総数は 228,846 人となった。国内のツアー公演数41回は、他の公共劇場との連携がさらに緊密にな
っている証左といえる。
事業収益については、収支率 122%の『ビッグフェラー』(リチャード・ビーン作・森新太郎演出)、
100.4%の『藪原検校』などを中心とした主催公演が作品の高評価とともに成果を挙げた。『藪原検校』
はこまつ座との共同主催で平成 24 年以来の再演となった。
公演事業としては、野村萬斎芸術監督構成・演出・主演の再演『マクベス』が、シビウ国際演劇祭
に正式招待され、パリ日本文化会館での公演を含め国内外ツアーを、また『マーキュリー・ファー』
(フィリップ・リドリー作・白井晃演出)は若い観客層を多く取り込み連日大入りとなった。さらに『炎-ア
ンサンディ』(ワジディ・ムワワド作・上村聡史演出)が、平成 26 年度文化庁芸術祭大賞を、同作演出
の上村聡史が、読売演劇大賞最優秀演出家賞、毎日芸術賞千田是也賞、同作翻訳の藤井慎太郎
が小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞した。各作品とも高い評価を得て舞台芸術界に大いに貢献した。
44
海外からは、フランスのダンスカンパニー“グループ・アントルス”の『[àut]』を、バーレスクグループ
“レ・マンジュ・ドゥ・ラパン”の『ラパン・ラパン』を招聘し、多くの観客を集め好評を博した。
人材養成、普及啓発事業では、「コミュニティプログラム」「学校その他区内施設との連携プログラ
ム」「研究育成プログラム」の 3 つの柱により、通年でのワークショップ・レクチャーの実施、学校現場
等での活動及び地域の活性化への支援など、未来の観客創造の観点も踏まえ積極的な展開を行っ
た。
今後は、財政状況が厳しい状況の中、国内外の公共劇場と連携して作品創造及び人材交流をす
るといった制作形態の改革や、多様な料金システムの設定、ウェブテクノロジーの活用等による鑑賞
機会の刷新、新たな観客を育成する等、時代の流れを的確に捉えながら事業を展開していくことが
必要である。
(3)音楽事業部
平成 26 年度の音楽事業参加者数は 8,906 人と、引き続き安定した数字を確保した。これは、世田
谷区から、「せたがや音楽プロジェクト」や「商店街アートプロジェクト」といった事業を新たに受託する
とともに、まちかど・まちなかコンサートや学校へのアウトリーチ活動が、広く区民に浸透、定着したこ
とで、着実に参加者を増やしたことが考えられる。
まず、世田谷区から、新たに委託され、区内在住の音楽関係者が、世田谷からの音楽文化の発
信を目指した「せたがや音楽プロジェクト」は、コンサート、フォーラム、講演会を開催する中で、斬新
な企画力を発揮し、今後の活動の継続により、着実な成果を上げ得ることを予見させた。
次に、今年度より、本格的に取り組んだ「まちなかコンサート」は、10 か所の高齢者施設において
開催したが、適時、プログラムの検証に基づく質的向上を図るなど、より聴衆に楽しんでもらえるよう、
創意工夫に努めた。
さらに、教育普及では、小中学生を対象に、ひと夏限定でジュニアオーケストラのメンバーになれ
る、オーケストラ体験ワークショップの開催を試み、演奏する喜びを知る切っ掛けづくりに繋げた。
一方、「第 3 回せたがやバンドバトル」には、昨年度をさらに上回る 58 組の応募があり、決勝大会も
大いに盛り上がったが、こうした人気をさらに高めるとともに、質的向上を図るための仕組みの検討が
課題である。
今後はさらに中長期的な視野をもち、より多くの区民の生活の質の向上に寄与すべく、区民が望
む質の高い演奏会を実施することを心がけるほか、教育普及事業にも力を注ぎ、豊かな感性、想像
力や創造性を持った未来の区民の育成にも努めたい。
(4)世田谷美術館
今年度は、NHK との共催による大型展「ボストン美術館―華麗なるジャポニスム」を開催し 167,000
人近くの入場者を得たのが特筆すべき点であった。従って年間入場者数も昨年度の 35 万人余から
大幅に増加し、483,619 人の入場者数を数えた。
企画展全体では、前年度から続く毎日新聞社と実行委員会を組んだ「岸田吟香・劉生・麗子―知
られざる精神の系譜」展が 6 日間ではあったが、桜の時期と重なり、目標の 124.1%まで入場者数を伸
ばした。
45
収蔵品を活用した 2 本の展覧会は地域性を活かした良い成果を上げた。「桑原甲子雄の写真」展
の入場者数は目標の 100.7%と健闘し、写真や東京に興味をもった 20 代から 70 代までの幅広い年
齢層が外国の方も含めて来場した。冬の時期の「難波田史男展」は、時節柄入場者数こそ目標の
87.4%であったが、独創的な作品を残した早世の画家の紹介ということで美術館連絡協議会の「美連
協奨励賞」を受賞した。難波田史男を知る友人や地域の方々の声を聞くこともでき、地域に根差した
展覧会として意義深いものがあった。
このほか、神奈川県立近代美術館との巡回展「松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて ポスタ
ーに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム展」は、DC ブランド BA-TSU の創業者でデ
ザイナーであった松本瑠樹のコレクションによるポスター展であったため、デザインに関心のある若
い人たちの興味を捉え、当館では珍しく 20 歳~40 歳代が来場者の 70%を占め、若い世代にアピー
ルできる展覧会となった。また巡回による他館との協力体制や共通経費の共同負担などで経費節減
の成果もあがった。
平成 27 年 2 月から開催した「東宝スタジオ展 映画=創造の現場」は、「企業と美術」シリーズの第
3 弾として開催した企画展で、異なる業種との共同企画の困難さを感じた部分もあったが、様々な媒
体に取り上げられ、歴史的な観点からもこの時期でなければできない展覧会として意義深いものとな
った。同展は、会期が寒い時期から始まったため、26 年度の入場者数は伸び悩み、目標の約 80%
に留まった。
本館・分館含めた収蔵品展の入場者数も、北大路魯山人・塩田コレクションの展示や宮本三郎記
念美術館の 10 周年を反映し、目標の 116.7%の入場者を得た。そのほか大型展の影響は教育普及
事業の参加者数やレストラン・カフェの収益事業の利用者数にも大きな伸びをもたらし、館全体とし
て前年度より 132,700 人近い入場者数増加となった。
調査研究では、各展覧会の図録執筆はもとより、収蔵品等の調査研究の成果を 3 人の執筆者に
よる紀要第 16 号で発表した。また、前年度の全事業と新収蔵品を網羅した報告書である年報や、宮
本三郎記念美術館の展覧会・講座室活動報告書を発行した。
本館や分館での収蔵品展示は、年間 3 期に分けて行った。本館では「ボストン美術館―華麗なる
ジャポニスム」展が 2 階展示室も使用したため、開催日数は前年度より 81 日少なくなったが、約
36,700 人の入場者を数えている。10 周年となった宮本三郎記念美術館では「開館 10 周年 宮本三
郎の仕事」として宮本三郎の画業を 3 つの時期に分け展観を行い、前年度より 600 人近く多い入場
者数を得た。さらに、第 2 期 「宮本三郎の仕事 1940’s-1950’s 従軍体験と戦後の再出発」の会
期中、天皇皇后両陛下の行幸啓を仰いだことは特筆に値する。
教育普及事業は、子どもと学校プログラムで、区内全小学校 4 年生及び全中学校 1 年生を対象に、
ボランティアの鑑賞リーダーと共に作品を鑑賞する鑑賞教室を実施し、小学生 5,665 人、中学生
2,477 人が来館した。また小学校 23 校には鑑賞教室特別プログラムとして学芸大学のインターン生
による出張授業の指導・実施を行った。
ワークショップ・講座では、展覧会と関連した 100 円ワークショップの利用者が「ボストン美術館―
華麗なるジャポニスム」展との関連で、前年度利用者数の倍にあたる約 3,000 人の参加があり、充実
した事業を実現できた。
街歩き型の講座は今年度も好評で、前年度参加者数の 144%にあたる 682 人が参加した。
46
人材育成にあたっては、ミュージアム・セッションや博物館実習を開催し、前年度同様内容の充実
した成果を挙げている。
前年度は目標の 25%に留まっていた「美術と演劇のワークショップ」は着実に浸透が図られ、今年
度の参加者数は目標の 70%となった。美術大学のステップアップ講座も前年度同様の実績を残し
た。
広報活動は、年間予定表や年 3 回発行の友の会との合同誌『ニュースレター』の作成といった紙
媒体ばかりでなく、スマートフォン対応の画面設定など、ホームページも改善を行い、高度情報社会
に対応できる広報をめざし、情報発信も積極的に行った。
(5)世田谷文学館
平成 26 年度の利用者数は、156,521 人で、平成 25 年度の 138,209 人に対し、113%の伸びとな
った。これは主に企画展とコレクション展の入場者数が共に、当初目標の 158.3%という高い達成率
を上げたためで、結果として平成 25 年度を 1 万 8 千人上回る利用者数を得た。
とりわけ、「茨木のり子展」では目標の 184.5%、「岡崎京子展」では 263.7%という極めて高い入場
者数を記録した。これは当初の目標設定が低かったというよりも、企画の意図をはるかに超えた反響
があったためととらえている。
「茨木のり子展」の来場者の中心は、50 代以上が 73%、女性が 76%であった。「こうした混沌とし
た時代だからこそ、茨木のり子さんのような凛とした精神の持ち主が語りかける言葉に耳を傾けたい」
(70 代男性)など、19 歳で敗戦を迎えた痛みを終生抱えながら、時代にも思想にも左右されずに詩
作を続けた詩人の生涯と作品に共感する声が多く寄せられた。また、ラジオや「天声人語」で紹介さ
れたことにより、会期後半に入場者が急増、急きょカタログの 3 刷に踏み切った。通常、文学館のカタ
ログ購入率の平均は入場者の 20%強であるが、本展では 28%という高い数字を示した。
過去最高の入場者 24,789 人を記録した「岡崎京子展」は、新聞、雑誌、TV、ウェブサイトからの取
材や記事掲載が常より格段に多かった。これは岡崎氏が活躍中の 90 年代にリアルタイムの読者であ
った世代が、マスメディアの中核を担う世代に成長したためと考えられ、岡崎氏に影響を受けたとす
るアーティスト、マンガ家、作家らによる展覧会評も数多く見られた。来場者の中心は 20 代(14.9%)、
30 代(26.1%)、40 代(36.6%)であり、初めて来館した人が 70%、都外在住者は 35%と、新規ユー
ザーの獲得にも貢献した展覧会であった。また、本展では、情報入手径路としてインターネットを挙
げる来場者が初めて 50%を超えた。開催にあたり、療養中の岡崎氏から寄せられたメッセージに感
動した、という声も多く、会場出口に特設した同氏に贈るメッセージコーナーには、2,000 通ものカー
ドが集まった。
「日本 SF 展・SF の国」は入場者目標達成率 136.7%であった。20 代(26%)、30 代(27%)、40 代
(21%)、50 代以上(21%)と各世代が万遍なく訪れ、展覧会のほかにも、館内スタンプラリーはじめ、
製鉄工場や海洋大学への見学ツアー、特撮ヒーロー握手会、桜丘区民センター運営協議会との共
催ワークショップ「世田谷ロケット」などを含む多彩な関連イベントには、夏休みの家族連れが数多く
参加した。(計 17 イベント、参加人数のべ 7,388 人)
「水上勉のハローワーク 働くことと生きること」は、目標達成率 43.1%であったが、助成金(平成 26
年度文化庁地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業)が交付されたこともあり、著名
47
な文学者を新たなテーマで見つめなおすという実験的な展示が実現できた。来場者の反応は「教室
や火葬場の再現、著作の抜粋と子どもたちの感想文、いっさいがよかった」(40 代女性)、「この時代
の若い人びとが切実に苦悩している。働くことの意味、ヒントが作品の中にたくさんちりばめられてい
て、考えさせられた」(60 代女性)と好意的であったほか、展覧会評でも「見て、読み、かつ考える、新
しい展示の試み」(「読売新聞」)と評価された。今後の企画検討にあたって資するところは大きい。
なお、以上 4 本の企画展の来場者の満足度の平均値は、「大変よい・よい」が 95.3%という高い数字
を示している。
教育普及事業「せたがや子ども文学館」では、2つの新しい取り組みを開始した。一つは、区内大
学との連携として、日本女子体育大学ダンス・プロデュース研究部に協力を依頼し、ワークショップ
「コトバのミュージアム」のリーダーや、野外活動「子ども探偵団」(全 4 回)のボランティアとして活動し
てもらった。もう一つの試みは、ファシリテーター役としての中学生ボランティアの募集である。募集に
応じた中学生のべ 15 人が、「子ども探偵団」全 4 回の活動をサポートした。多世代交流による、日常
生活では経験できない体験への子どもたちの満足度は高く、保護者からも、また、参加ボランティア
からも好評を得ている。「子ども探偵団」については、画像による報告展示を館内で実施したほか、
活動の模様を記録した DVD 付きの「せたがや子ども文学館」26 年度の報告書を全国の美術館、博
物館、区内小中学校等に送付した。
世田谷文学館は、平成 27 年度に開館 20 周年を迎える。20 年間に培った実績と反省を踏まえつ
つ、「文学を体験するミュージアム」としてさらなる進化を遂げ、健全な地域社会の形成に貢献してい
きたい。
平成 26 年度事業報告には、「公益財団法人せたがや文化財団 定款」第8条第1項の2で規定す
る事業報告の付属明細書は、事業報告の内容を補則する重要な事項がないため作成しない。
48
4.重要な契約の概要
契約件名
世田谷区文化施
設の管理運営に
関する基本協定
契約年月日
平成24年4月1日
相手方
契約の概要
世田谷区長 1 (公財)せたがや文化財団は、世田谷区立世田谷美
術館、世田谷区立世田谷文学館、世田谷区立世田
谷文化生活情報センターの指定管理者として、世田
谷区立世田谷美術館条例第18条、世田谷区立世田
谷文学館条例第18条及び世田谷区立世田谷文化
生活情報センター条例第20条の規定により、次に掲
げる業務を行う。
(1)世田谷区立世田谷美術館
ア 美術館条例第2条第2号から第8号までに規定す
る事業に関する業務のうち、世田谷区が指定した
業務
イ 美術館の利用の承認等に関する業務
ウ 美術館の施設及び施設の維持管理に関する業
務
エ その他、世田谷区が必要と認める業務
(2)世田谷区立世田谷文学館
ア 文学館条例第2条第2号から第7号までに規定す
る事業に関する業務のうち、世田谷区が指定した
業務
イ 文学館の利用の承認等に関する業務
ウ 文学館の施設及び設備の維持管理に関する事
務
エ その他、世田谷区が必要と認める業務
(3)世田谷区立世田谷文化生活情報センター
ア センター条例第2条各号に規定する事業に関す
る業務のうち、世田谷区が指定した業務
イ センターの利用の承認に関する業務のうち、世田
谷区が指定する業務
ウ センターの施設及び設備の維持管理に関する業
務
エ その他、世田谷区が必要と認める業務
2 指定期間は平成24年4月1日より平成29年3月31日
までの5年間とする。
世田谷区文化施
平成26年4月1日
設の管理に関する
年度協定
世田谷区長 1 (公財)せたがや文化財団は、世田谷区立世田谷
美術館、世田谷区立世田谷文学館、世田谷区立世
田谷文化生活情報センターの指定管理者として、世
田谷区文化施設の管理運営に関する基本協定及び
年度協定の仕様書に定める業務を行う。
2 協定期間は平成26年4月1日より平成27年3月31日
までの1年間とする。
49
5.登記事項
なし
50
6.理事会・評議員会開催状況
(1)
理事会
回
開催日
議案番号
件名
第1回
平成 26 年 議案第 1 号
平成 25 年度公益財団法人せたがや文化財団決算について
(定時)
5 月 27 日 議案第 2 号
平成 26 年度第1回評議員会の招集について
報告事項
平成 26 年度大規模事業等実施積立金の執行予定について
第2回
平成 27年 議案第3号
平成 27 年度公益財団法人せたがや文化財団事業計画
(定時)
2 月 16 日
及び収支予算について
議案第4号
公益財団法人せたがや文化財団会計事務規程の一部改正
について
議案第5号
平成 26 年度公益財団法人せたがや文化財団補正予算
(第一次)について
議案第6号
平成 26 年度第 2 回評議員会の招集について
報告事項
理事長及び常務理事の職務執行状況報告について
世田谷区条例改正に伴う公益財団法人せたがや文化財団職員
給与規程の一部改正について
(2)
評議員会
回
開催日
議案番号
件名
第1回
平成 26 年 議案第 1 号
平成 25 年度公益財団法人せたがや文化財団決算について
(定時)
6 月 17 日 報告事項
平成 26 年度大規模事業等実施積立金の執行予定について
第2回
平成 27 年 議案第 2 号
平成 27 年度公益財団法人せたがや文化財団事業計画及び
(臨時)
2 月 23 日
収支予算について
議案第 3 号
平成 26 年度公益財団法人せたがや文化財団補正予算
(第一次)について
51
7.役員名簿
(平成27年3月31日現在)
【理事:10 名】
【任期:平成25年6月11日から2年間】
役職名
氏 名
備
多惠子
考
公益財団法人せたがや文化財団
世田谷文化生活情報センター館長事務取扱
理 事 長
永井
常務理事
酒 井 忠 康
公益財団法人せたがや文化財団
世田谷美術館館長
常務理事
菅 野 昭 正
公益財団法人せたがや文化財団
世田谷文学館館長
常務理事
千 葉 信 哉
公益財団法人せたがや文化財団
事務局長
理
事
池 松 俊 雄
元日本テレビ放送網株式会社取締役
理
事
大 西 幸 男
世田谷区法曹会代表幹事
理
事
桑 島 俊 彦
東京都商店街振興組合連合会理事長
理
事
竹 内 修 司
前世田谷文学館友の会会長
理
事
名 児 耶
公益財団法人五島美術館理事・学芸部長
理
事
湯川
明
れい子
音楽評論家、作詞家
【監事:2 名】
【任期:平成23年6月1日から4年間】
監
事
鈴 木 重 雄
公認会計士・税理士
監
事
河 合 岳 夫
世田谷区会計管理者
52
8.評議員名簿
【評議員:12名】
(平成27年3月31日現在)
【任期:平成23年4月1日から4年間】
氏
名
備
考
秋 山
光 文
お茶の水女子大学名誉教授
朝 生
公 章
有限会社印材舎代表取締役社長
大 笹
吉 雄
演劇評論家
木 村
慶 子
医療法人社団こころとからだの元氣プラザ理事(医学博士)
斉 藤
重 男
世田谷区町会総連合会副会長
佐々木
進士
健二
五十八
弁護士
東京農業大学名誉教授
末 吉
暁 子
児童文学作家
田 村
哲 夫
学校法人渋谷教育学園理事長、学校法人青葉学園理事長
丹
治
誠
元日本銀行理事
丹 羽
正 明
音楽評論家
渡 瀬
靖 夫
株式会社セガワ代表取締役会長
53
9.財団幹部名簿
(平成27年3月31日現在)
職務名
氏 名
備 考
理事長
永 井 多惠子
事務局長
千 葉 信 哉
次長
張 堂 明 観
世田谷文化生活情報センター館長
副館長
永 井 多惠子
小 池 正 海
生活工房室長
鈴 木 律 子
劇場部長
楫 屋 一 之
技術部長
熊 谷 明 人
音楽事業部長
小 野 村 登
世田谷美術館館長
酒 井 忠 康
副館長事務取扱
常務理事
霧 生 秋 夫
総務部長
霧 生 秋 夫
学芸部長
清 水 眞 砂
世田谷文学館館長
菅 野 昭 正
副館長
理事長事務取扱
小 池 正 海
総務部長
副館長
常務理事
城
倉
茂
総務部長
城
倉
茂
学芸部長
生 田 美 秋
芸術監督
野 村 萬 斎
音楽監督
池 辺 晋一郎
54
副館長事務取扱
常務理事
副館長事務取扱
財 務 諸 表
1.貸借対照表
(平成27年3月31日現在)
(単位:円)
科 目
当年度
Ⅰ 資産の部
1.流動資産
①現金預貯金
②未収入金
③商品
④貯蔵品
⑤繰延事業費
⑥前払金
⑦立替金
流
動
資
産
合
計
2.固定資産
(1)基本財産
①国公債
②預貯金
基
本
財
産
合
計
(2)特定資産
①退職給付引当資産
特
定
資
産
合
計
(3)その他の固定資産
①建物附属設備
34,417,777
減価償却累計額
△ 12,223,402
②器具備品
72,267,050
減価償却累計額
△ 43,730,628
③リース資産
48,698,914
減価償却累計額
△ 10,555,088
④ソフトウエア
⑤長期前払費用
⑥保証金等
⑦大規模事業等実施積立金
⑧経営安定化積立金
⑨事故対策積立金
そ の 他 の 固 定 資 産 合 計
固
定
資
産
合
計
資
産
合
計
Ⅱ 負債の部
1.流動負債
①未払金
②前受金
③預り金 ④賞与引当金
⑤リース債務
流
動
負
債
合
計
2.固定負債
①退職給付引当金
②リース債務
固
定
負
債
合
計
負
債
合
計
Ⅲ 正味財産の部
1.指定正味財産
①世田谷区出捐金
指定正味財産合計
(うち基本財産への充当額)
(うち特定資産への充当額)
2.一般正味財産
(うち基本財産への充当額)
(うち特定資産への充当額)
正
味
財
産
合
計
負 債 及 び 正 味 財 産 合 計
前年度
増 減
270,543,742
216,286,752
26,658,625
549,319
1,555,574
4,805,980
12,093,409
532,493,401
152,016,505
259,709,005
22,383,019
542,843
5,140,735
4,096,714
4,432,311
448,321,132 746,311,530
53,688,470
800,000,000
746,608,500
53,391,500
800,000,000
△ 296,970
296,970
0
210,374,467
210,374,467
234,440,620
234,440,620
△ 24,066,153
△ 24,066,153
22,194,375
28,536,422
38,143,826
3,034,105
0
60,000
41,500,000
250,000,000
90,000,000
473,468,728
1,483,843,195
2,016,336,596
30,062,725
△ 10,094,366
66,924,990
△ 38,451,590
28,266,796
△ 14,787,878
19,968,359
28,473,400
13,478,918
6,297,049
0
60,000
31,498,365
180,000,000
90,000,000
369,776,091
1,404,216,711
1,852,537,843
240,473,688
1,842,600
42,038,171
16,717,052
13,306,729
314,378,240
167,525,694
2,935,450
38,911,883
14,870,561
2,464,234
226,707,822
210,374,467
25,272,851
235,647,318
550,025,558
234,440,620
11,229,637
245,670,257 472,378,079
800,000,000
800,000,000
(800,000,000)
(0)
666,311,038
(0)
(210,374,467)
1,466,311,038
2,016,336,596
55
800,000,000
800,000,000
(800,000,000)
(0)
580,159,764
(0)
(234,440,620)
1,380,159,764
1,852,537,843
118,527,237
△ 43,422,253
4,275,606
6,476
△ 3,585,161
709,266
7,661,098
84,172,269
4,355,052
△ 2,129,036
5,342,060
△ 5,279,038
20,432,118
4,232,790
2,226,016
63,022
24,664,908
△ 3,262,944
0
0
10,001,635
70,000,000
0
103,692,637
79,626,484
163,798,753
72,947,994
△ 1,092,850
3,126,288
1,846,491
10,842,495
87,670,418
△ 24,066,153
14,043,214
△ 10,022,939
77,647,479
0
0
(0)
(0)
86,151,274
(0)
(△ 24,066,153)
86,151,274
163,798,753
2.損益計算書(正味財産増減計算書)
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
科 目
当年度
前年度
(単位:円)
増 減
Ⅰ 一般正味財産の部
1 経常増減の部
(1)経常収益
基本財産運用益
4,320,447
4,625,874
△ 305,427
4,320,447
4,625,874
△ 305,427
924,121
919,970
4,151
924,121
919,970
4,151
1,136,335,148
1,024,277,475
112,057,673
事業運営収益
677,721,152
579,480,475
98,240,677
区事業等受託収益
458,613,996
444,797,000
13,816,996
1,056,110,000
1,009,251,000
46,859,000
1,056,110,000
1,009,251,000
46,859,000
89,217,583
132,796,051
△ 43,578,468
89,217,583
132,796,051
△ 43,578,468
10,217,515
433,966
9,783,549
10,217,515
433,966
9,783,549
37,998,370
15,362,505
22,635,865
37,998,370
15,362,505
22,635,865
167,638
324,335
△ 156,697
雑収益
67,888
245,939
△ 178,051
受取利息
99,750
78,396
21,354
2,335,290,822
2,187,991,176
147,299,646
2,244,205,575
2,188,470,263
55,735,312
549,658,858
532,272,232
17,386,626
△ 522,786
23,430,821
△ 23,953,607
交際費
658,527
647,810
10,717
式典費
1,942,246
2,363,415
△ 421,169
会議費
272,526
324,307
△ 51,781
旅費交通費
9,085,022
8,254,349
830,673
通信運搬費
12,483,801
14,325,527
△ 1,841,726
消耗経費
39,241,006
37,352,763
1,888,243
印刷製本費
54,146,273
45,155,364
8,990,909
保険料
5,189,563
5,755,468
△ 565,905
修繕費
17,937,189
13,571,358
4,365,831
光熱水費
12,614,748
11,712,655
902,093
諸謝金
40,442,605
41,520,040
△ 1,077,435
基本財産運用益
特定資産運用益
特定資産運用益
事業収益
受取区補助金
受取区補助金
受取助成金等
受取助成金等
受取寄附金
受取寄附金
受取負担金
受取負担金
雑収益
経 常 収 益 計
(2)経常費用
事業費
給料手当等
退職給付費用
56
科 目
当年度
支払負担金
(単位:円)
増 減
前年度
88,867,935
27,771,065
61,096,870
692,802,490
682,365,444
10,437,046
使用料及び賃借料
35,032,144
42,675,101
△ 7,642,957
支払手数料
14,891,882
18,043,730
△ 3,151,848
広報宣伝費
71,195,683
67,955,585
3,240,098
臨時雇賃金
117,020,644
117,837,040
△ 816,396
17,748,400
9,067,050
8,681,350
上演出演料
245,918,340
246,613,479
△ 695,139
舞台費
126,821,981
128,803,782
△ 1,981,801
59,646,100
84,621,109
△ 24,975,009
8,438,921
6,793,942
1,644,979
21,748,588
18,911,764
2,836,824
922,889
325,063
597,826
4,925,889
5,559,040
△ 633,151
700,000
2,745,340
△ 2,045,340
3,981,101
2,414,806
1,566,295
△ 2,262
25,596
△ 27,858
6,185
8,200
△ 2,015
10,277
3,648
6,629
174,960
198,450
△ 23,490
支払手数料
864
0
864
減価償却費
54,764
163,000
△ 108,236
2,249,131,464
2,194,029,303
55,102,161
86,159,358
△ 6,038,127
92,197,485
120,858
266,856
△ 145,998
120,858
266,856
△ 145,998
120,858
266,856
△ 145,998
120,858
266,856
△ 145,998
0
361,829
△ 361,829
0
361,829
△ 361,829
0
361,829
△ 361,829
7,743
0
7,743
7,743
0
7,743
7,743
0
7,743
委託費
租税公課
制作企画費
商品仕入
減価償却費
支払利息(リース債務)
管理費
報酬
給料手当等
退職給付費用
通信運搬費
消耗経費
委託費
経 常 費 用 計
当期経常増減額
2 経常外増減の部
(1)経常外収益
雑収益
雑収益
雑収益
経 常 外 収 益 計
(2)経常外費用
貸倒損失
貸倒損失
貸倒損失
固定資産除却損
固定資産除却損
固定資産除却損
57
科 目
当年度
雑損
(単位:円)
増 減
前年度
51,199
119,920
△ 68,721
51,199
119,920
△ 68,721
51,199
119,920
△ 68,721
経 常 外 費 用 計
58,942
481,749
△ 422,807
当期経常外増減額
61,916
△ 214,893
276,809
86,221,274
△ 6,253,020
92,474,294
70,000
70,000
0
当期一般正味財産増減額
86,151,274
△ 6,323,020
92,474,294
一般正味財産期首残高
580,159,764
586,482,784
△ 6,323,020
一般正味財産期末残高
666,311,038
580,159,764
86,151,274
基本財産運用益
4,320,447
4,625,874
△ 305,427
一般正味財産への振替額
4,320,447
4,625,874
△ 305,427
当期指定正味財産増減額
0
0
0
指定正味財産期首残高
800,000,000
800,000,000
0
指定正味財産期末残高
800,000,000
800,000,000
0
1,466,311,038
1,380,159,764
86,151,274
雑損
雑損
税引前当期一般正味財産増減額
法人税、都民税及び事業税
Ⅱ 指定正味財産の部
Ⅲ 正味財産期末残高
58
(1)損益計算書(正味財産増減計算書) 内訳表
科 目
公1
公益目的事業会計
公2
文化芸術の振興、地域
文化創造活動の支援 市民活動の支援及び
及び
振興に関する事業
教育普及に関する事業
小計
Ⅰ 一般正味財産の部
1 経常増減の部
(1)経常収益
基本財産運用益
0
0
0
0
0
0
0
0
0
924,121
0
924,121
924,121
0
924,121
退職給付引当預金運用益
136,000
0
136,000
退職給付引当債権運用益
788,121
0
788,121
1,103,539,315
319,200
1,103,858,515
644,925,319
319,200
645,244,519
事業運営収益
644,925,319
319,200
645,244,519
区事業等受託収益
458,613,996
0
458,613,996
431,587,000
0
431,587,000
27,026,996
0
27,026,996
1,040,679,000
15,431,000
1,056,110,000
1,040,679,000
15,431,000
1,056,110,000
1,040,679,000
15,431,000
1,056,110,000
89,217,583
0
89,217,583
89,217,583
0
89,217,583
89,217,583
0
89,217,583
10,217,515
0
10,217,515
10,217,515
0
10,217,515
10,217,515
0
10,217,515
28,764,254
0
28,764,254
28,764,254
0
28,764,254
28,764,254
0
28,764,254
167,638
0
167,638
67,888
0
67,888
67,888
0
67,888
99,750
0
99,750
99,750
0
99,750
2,273,509,426
15,750,200
2,289,259,626
基本財産運用益
基本財産運用益
特定資産運用益
特定資産運用益
事業収益
事業運営収益
指定管理受託収益
区事業受託収益
受取区補助金
受取区補助金
受取区補助金
受取助成金等
受取助成金等
受取助成金
受取寄附金
受取寄附金
受取寄附金
受取負担金
受取負担金
受取負担金
雑収益
雑収益
雑収益
受取利息
受取利息
経 常 収 益 計
59
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
(単位:円)
収1
収益事業等会計
収2
物品販売事業
飲食物提供事業
内部取引
消去
法人会計
小計
合計
0
0
0
4,320,447
4,320,447
0
0
0
4,320,447
4,320,447
0
0
0
4,320,447
4,320,447
0
0
0
0
924,121
0
0
0
0
924,121
0
0
0
0
136,000
0
0
0
0
788,121
28,793,286
3,683,347
32,476,633
0
0
1,136,335,148
28,793,286
3,683,347
32,476,633
0
0
677,721,152
28,793,286
3,683,347
32,476,633
0
677,721,152
0
0
0
0
458,613,996
0
0
0
0
431,587,000
0
0
0
0
27,026,996
0
0
0
0
1,056,110,000
0
0
0
0
1,056,110,000
0
0
0
0
1,056,110,000
0
0
0
0
89,217,583
0
0
0
0
89,217,583
0
0
0
0
89,217,583
0
0
0
0
10,217,515
0
0
0
0
10,217,515
0
0
0
0
10,217,515
305,471
8,928,645
9,234,116
0
37,998,370
305,471
8,928,645
9,234,116
0
37,998,370
305,471
8,928,645
9,234,116
0
37,998,370
0
0
0
0
167,638
0
0
0
0
67,888
0
0
0
0
67,888
0
0
0
0
99,750
0
0
0
0
99,750
29,098,757
12,611,992
41,710,749
4,320,447
60
0
2,335,290,822
科 目
公1
公益目的事業会計
公2
文化芸術の振興、地域
文化創造活動の支援 市民活動の支援及び
及び
振興に関する事業
教育普及に関する事業
小計
(2)経常費用
事業費
給料手当等
退職給付費用
13,868,949
2,216,507,358
547,182,800
1,363,735
548,546,535
△ 520,761
△ 73
△ 520,834
交際費
656,427
656,427
式典費
1,942,246
1,942,246
会議費
272,267
259
272,526
旅費交通費
9,085,022
通信運搬費
10,462,570
1,557,855
12,020,425
消耗経費
37,664,138
1,106,351
38,770,489
印刷製本費
53,651,337
9,085,022
53,651,337
保険料
5,090,163
修繕費
17,937,189
17,937,189
3,887,208
3,887,208
諸謝金
40,376,125
40,376,125
支払負担金
87,767,935
1,100,000
88,867,935
684,819,564
7,419,166
692,238,730
使用料及び賃借料
32,071,874
1,177,963
33,249,837
支払手数料
14,507,662
14,507,662
広報宣伝費
71,195,683
71,195,683
臨時雇賃金
113,382,039
113,382,039
光熱水費
2,202,638,409
委託費
租税公課
17,118,217
99,400
4,786
5,189,563
17,123,003
上演出演料
245,918,340
245,918,340
舞台費
126,821,981
126,821,981
59,646,100
59,646,100
0
0
制作企画費
商品仕入
減価償却費
20,779,394
支払利息(リース債務)
39,507
922,889
20,818,901
922,889
管理費
報酬
給料手当等
退職給付費用
通信運搬費
消耗経費
委託費
支払手数料
減価償却費
経 常 費 用 計
当期経常増減額
61
2,202,638,409
13,868,949
2,216,507,358
70,871,017
1,881,251
72,752,268
(単位:円)
収益事業等会計
収2
収1
物品販売事業
飲食物提供事業
法人会計
小計
内部取引
消去
合計
18,681,415
9,016,802
27,698,217
1,088,228
24,095
1,112,323
549,658,858
△ 1,947
△5
△ 1,952
△ 522,786
2,100
658,527
0
1,942,246
0
272,526
0
9,085,022
463,376
463,376
12,483,801
470,517
470,517
39,241,006
494,936
494,936
54,146,273
0
5,189,563
0
17,937,189
8,727,540
12,614,748
66,480
40,442,605
0
88,867,935
2,100
368,655
8,358,885
66,480
0
2,244,205,575
356,400
207,360
563,760
692,802,490
1,640,824
141,483
1,782,307
35,032,144
384,220
14,891,882
0
71,195,683
3,638,605
117,020,644
625,397
17,748,400
0
245,918,340
0
126,821,981
0
59,646,100
8,438,921
8,438,921
929,687
21,748,588
0
922,889
384,220
3,638,605
436,297
189,100
8,438,921
833,803
95,884
4,925,889
4,925,889
700,000
700,000
3,981,101
3,981,101
△ 2,262
△ 2,262
6,185
6,185
10,277
10,277
174,960
174,960
864
864
54,764
54,764
18,681,415
9,016,802
27,698,217
4,925,889
0
2,249,131,464
10,417,342
3,595,190
14,012,532
△ 605,442
0
86,159,358
62
科 目
公1
公益目的事業会計
公2
文化芸術の振興、地域
文化創造活動の支援 市民活動の支援及び
及び
振興に関する事業
教育普及に関する事業
小計
2 経常外増減の部
(1)経常外収益
雑収益
120,858
0
120,858
120,858
0
120,858
120,858
0
120,858
120,858
0
120,858
0
0
0
貸倒損失
0
0
0
貸倒損失
固定資産除却損
0
0
0
7,743
0
7,743
7,743
0
7,743
7,743
0
7,743
1,850
0
1,850
1,850
0
1,850
1,850
0
1,850
9,593
0
9,593
111,265
0
111,265
税引前当期一般正味財産増減額
70,982,282
1,881,251
72,863,533
他会計振替額
6,951,194
0
6,951,194
0
0
0
当期一般正味財産増減額
77,933,476
1,881,251
79,814,727
一般正味財産期首残高
472,198,240
8,992,758
481,190,998
一般正味財産期末残高
550,131,716
10,874,009
561,005,725
他会計振替額
0
0
0
基本財産運用益
0
0
0
一般正味財産への振替額
0
0
0
当期指定正味財産増減額
0
0
0
指定正味財産期首残高
0
0
0
指定正味財産期末残高
0
0
0
550,131,716
10,874,009
561,005,725
雑収益
雑収益
経 常 外 収 益 計
(2)経常外費用
貸倒損失
固定資産除却損
固定資産除却損
雑損
雑損
雑損
経 常 外 費 用 計
当期経常外増減額
法人税、都民税及び事業税
Ⅱ 指定正味財産の部
Ⅲ 正味財産期末残高
63
(単位:円)
収益事業等会計
収2
収1
物品販売事業
飲食物提供事業
内部取引
消去
法人会計
小計
合計
0
0
0
0
120,858
0
0
0
0
120,858
0
0
0
0
120,858
0
0
0
0
120,858
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
7,743
0
0
0
0
7,743
0
0
7,743
0
49,349
0
49,349
0
51,199
49,349
0
49,349
0
51,199
49,349
0
51,199
49,349
49,349
0
49,349
0
58,942
△ 49,349
0
△ 49,349
0
61,916
10,367,993
3,595,190
13,963,183
△ 605,442
△ 5,161,426
△ 1,789,768
△ 6,951,194
0
0
51,977
18,023
70,000
0
70,000
5,154,590
1,787,399
6,941,989
△ 605,442
86,151,274
89,932,441
3,427,148
93,359,589
5,609,177
580,159,764
95,087,031
5,214,547
100,301,578
5,003,735
666,311,038
0
0
0
0
0
0
0
0
4,320,447
4,320,447
0
0
0
4,320,447
4,320,447
0
0
0
0
0
0
0
0
800,000,000
800,000,000
0
0
0
800,000,000
800,000,000
95,087,031
5,214,547
100,301,578
805,003,735
64
0
0
86,221,274
1,466,311,038
財務諸表に対する注記
1. 重要な会計方針
(1)
有価証券の評価基準及び評価方法
満期保有目的の債券については、取得価額と債券金額の差が金利の調整と認められるため償却
原価法を採用している。
(2)
棚卸資産の評価基準及び評価方法
商品については、最終仕入原価法を採用している。
(3)
固定資産の評価方法
有形固定資産については定額法により減価償却を実施している。
無形固定資産については定額法により減価償却を実施している。
(4)
引当金の計上基準
退職給付引当金については、職員に対する退職給付金の支給に備えるため、職員退職手当支給
規程に基づく期末要支給額を計上している。
賞与引当金については、職員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当期に帰属す
る額を計上している。
(5)
リース取引の処理方法
平成20年4月以降の所有権移転外ファイナンス・リース取引については、「リース取引に関する会
計基準」等を適用し、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理から通常の売買取引にかかる
方法に準じた会計処理に変更し、リース資産として計上している。
また、リース資産の減価償却の方法はリース期間定額法によっている。
なお、20年3月以前の所有権移転外ファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係
る方法に準じた会計処理によっている。
(6)
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は税込み方式によっている。
65
2. 基本財産及び特定資産の増減額及びその残高
基本財産及び特定資産の増減額及びその残高は、次のとおりである。
(単位:円)
科
目
前期末残高
当期増加額
当期減少額
当期末残高
基本財産
国
定
公
期
普
預
通
貯
預
小
債
746,608,500
100,073,200
100,370,170
746,311,530
金
50,000,000
0
0
50,000,000
金
3,391,500
296,970
0
3,688,470
800,000,000
100,370,170
100,370,170
800,000,000
234,440,620
0
24,066,153
210,374,467
計
特定資産
退職給付引当資産
小
計
234,440,620
0
24,066,153
210,374,467
合
計
1,034,440,620
100,370,170
124,436,323
1,010,374,467
3. 基本財産及び特定資産の財源等の内訳
基本財産及び特定資産の財源等の内訳は、次のとおりである。
(単位:円)
科
目
当期末残高
(うち指定正味
(うち一般正味
財産からの充当
財産からの充当
額)
額)
(うち負債に対
応する額)
基本財産
国
定
公
期
普
通
小
預
貯
預
債
746,311,530
(746,311,530)
―
―
金
50,000,000
(50,000,000)
―
―
金
3,688,470
(3,688,470)
―
―
800,000,000
(800,000,000)
―
―
計
特定資産
退職給付引当資産
210,374,467
―
―
(210,374,467)
―
―
(210,374,467)
―
(210,374,467)
小
計
210,374,467
合
計
1,010,374,467
(800,000,000)
66
4. 満期保有目的の債券の内訳並びに帳簿価額、時価及び評価損益
満期保有目的の債券の内訳並びに帳簿価額、時価及び評価損益は、次のとおりである。
(単位:円)
科
目
帳 簿 価 額
時
価
評 価 損 益
静岡県公債 平成 22 年第 9 回
200,211,200
208,140,000
7,928,800
神奈川県公債 第 48 回 5 年
299,890,200
301,140,000
1,249,800
静岡県公債 平成 25 年第 4 回
146,210,130
152,409,400
6,199,270
東京都公債 第 741 回
100,000,000
99,904,600
△95,400
利付国債 10 年
100,626,221
104,338,300
3,712,079
埼玉の川・愛県債
18,946,277
19,003,950
57,673
東京再生都債 第 17 回 3 年
30,000,000
29,982,000
△18,000
895,884,028
914,918,250
19,034,222
合
計
5. 補助金等の内訳並びに交付者、当期の増減額及び残高
補助金等の内訳並びに交付者、当期の増減額及び残高は、次のとおりである。
(単位:円)
補助金等の名称 交
付
前
期
者 末
残
高
平成26年度 世田谷 世田谷区
当
期
当期増加額 当期減少額 末
残
高
0
1,056,110,000
1,056,110,000
0
0
71,171,213
71,171,213
0
0
615,000
615,000
0
0
5,000,000
5,000,000
0
0
1,200,000
1,200,000
0
0
11,231,370
11,231,370
0
0
1,145,327,583
1,145,327,583
0
区補助金
劇場・音楽堂等活性 文化庁
化事業等
公共ホール等活性化 財団法人地域創造
支援事業等
愛・地球博成果継承 一般財団法人地球
発展助成事業
産業文化研究所
特定求職者雇用開発 東京労働局
助成金
民間助成金
26 件
合
計
67
貸借対照
表上の
記載区分
6. 関連当事者との取引の内容
関連当事者との取引の内容は、次のとおりである。
(単位:円)
属性
法人等
住所
の名称
資産
事業の内容
総額
又は職業
議決
関係内容
取引の
権の 役員 事業
所有
取引金額
科目
期末
内容
割合
基本財 世田谷 東京都
―
・ 財団法人せ
―
―
補助 財政支援 1,056,110,000 受取補
産の出 区
世田谷
たがや文化
金事
資
区
財団に対す
業の
る補助金交
委託
0
助金等
付
・ 世田谷区文
業務 指定管理
化施設の管
委託
431,587,000 区受託
0
事業収
理運営関す
益
る基本協定
・ 事業の業務
業務 事業の業
委託等
委託
務委託、
事業収
実施委託
益
7. 指定正味財産から一般正味財産への振替額
指定正味財産から一般正味財産への振替額の内訳は、次のとおりである。
(単位:円)
内
訳
金
額
経常収益への振替額
基本財産受取利息
合
4,320,447
計
4,320,447
8. その他
平成23年4月1日に公益財団法人に移行している。
68
27,026,996 区受託
0
3.附属明細書
1. 基本財産及び特定資産の明細
基本財産及び特定資産については、財務諸表の注記2.基本財産及び特定資産の増減額及びその残
高に記載をしているため、記載を省略する。
2. 引当金の明細
賞与引当金
(単位:円)
科
目
賞与引当金
期首残高
14,870,561
当期減少額
当期増加額
目的使用
16,717,052
期末残高
その他
14,870,561
0
16,717,052
退職給付引当金
(単位:円)
科
目
退職給付引当金
期首残高
234,440,620
当期減少額
当期増加額
目的使用
0
69
24,066,153
期末残高
その他
0
210,374,467
4.財産目録
(平成27年3月31日現在)
(単位:円)
貸借対照表科目
場所・物量等
使用目的等
金額
(流動資産)
現金
手元保管
運転資金として
4,077,524
預貯金
三菱東京UFJ銀行三軒茶屋支店
三菱東京UFJ銀行世田谷支店
みずほ銀行世田谷支店
三井住友銀行成城支店
三井住友銀行自由が丘支店
りそな銀行世田谷支店
昭和信用金庫三軒茶屋支店
世田谷信用金庫用賀支店
世田谷信用金庫駒沢支店
世田谷信用金庫烏山支店
世田谷桜丘三郵便局
東京中央農協千歳支店
ゆうちょ銀行
昭和信用金庫 本店
オリックス銀行
住信SBIネット銀行
楽天銀行
運転資金として
112,945,783
1,231
1,603,825
277,244
135,760,164
7,208
307,424
10,241,040
370,521
4,526,732
8,611
388,392
22,000
6,000
22
5
16
区受託料、助成金、チ
ケット収入など
216,286,752
26,658,625
未収入金
流動資産合計
(固定資産)
基本財産
商品
各館ショップ等
ミュージアムショップ等
の商品
貯蔵品
手元保管
収入印紙、郵券等
549,319
繰延事業費
翌年度事業経費の繰
延
1,555,574
前払金
翌年度諸経費等
4,805,980
立替金
実行員会経費の立替
12,093,409
532,493,401
投資有価証券
静岡県公債 平成22年第9回
神奈川県公債第48回5年
静岡県公債 平成25年第4回
東京都公債 第741回
基本財産による果実を
法人全体の管理費に
充てるため指定された
財産
200,211,200
299,890,200
146,210,130
100,000,000
定期預貯金
東京中央農協千歳支店
世田谷目黒農協本店
昭和信用金庫本店
りそな銀行世田谷支店
基本財産による果実を
法人全体の管理費に
充てるため指定された
財産
20,000,000
10,000,000
10,000,000
10,000,000
普通預金
三菱東京UFJ銀行世田谷支店
基本財産による果実を
法人全体の管理費に
充てるため指定された
3,688,470
70
(単位:円)
特定資産
貸借対照表科目
退職給付引当資産
その他の
固定資産
場所・物量等
・有価証券
利付国債
埼玉の川・愛県債
・定期預金
東京中央農協千歳支店
昭和信用金庫本店
オリックス銀行
住信SBIネット銀行
・普通預金
三井住友銀行自由が丘支店
使用目的等
職員に対する退職金の
支払いに備えた積立資
産
金額
100,626,221
18,946,277
50,000,000
10,000,000
20,000,000
10,000,000
801,969
建物附属設備
スポットライト、パーテーション等
公益目的事業の用に
供している。
22,194,375
器具備品
映像・音響システム、電動車椅子、
展示ケース等
公益目的事業の用に
供している。
28,536,422
リース資産
サーバー、パソコン等一式
主に公益目的事業の
用に供している。
38,143,826
ソフトウェア
財団会計システム、美術館・文学館 主に公益目的事業の
収蔵品管理システム等
用に供している。
3,034,105
敷金・保証金
駐車場保証金
公益目的事業の用に
供している。
大規模事業等実施積立金 ・定期預金
三菱東京UFJ銀行世田谷支店
オリックス銀行
・普通預金
世田谷信用金庫用賀支店
公益目的事業に充当
する積立資産
経営安定化積立金
・定期預金
世田谷信用金庫烏山支店
大和ネクスト銀行
住信SBIネット銀行
楽天銀行
・普通預金
世田谷信用金庫用賀支店
公益目的事業に充当
する積立資産
・有価証券
東京再生都債
・定期預金
世田谷信用金庫用賀支店
世田谷信用金庫駒沢支店
公益目的事業に充当
する積立資産
事故対策積立金
固定資産合計
資産合計
60,000
15,000,000
16,500,000
10,000,000
30,000,000
100,000,000
20,000,000
30,000,000
70,000,000
30,000,000
30,000,000
30,000,000
1,483,843,195
2,016,336,596
71
(単位:円)
貸借対照表科目
場所・物量等
使用目的等
金額
(流動負債)
未払金
今年度事業費等
224,470,864
未払法人税等
70,000
未払消費税等
10,521,500
未払社会保険料等
5,411,324
前受金
翌年度事業のチケット
代等
1,842,600
預り金
源泉所得税、住民税、
社会保険料等
チケット代
受託販売商品の業者
支払い分等
10,830,566
賞与引当金
職員の賞与支払いに
備えた引当金
16,717,052
リース債務
リース会計処理に伴う
負債(1年以内に支払う
13,306,729
流動負債合計
(固定負債)
13,219,025
17,988,580
314,378,240
退職給付引当金
職員に対する退職金支
払いに備えた引当金
210,374,467
リース債務
リース会計処理に伴う
負債(1年を超えて支払
うもの)
25,272,851
固定負債合計
負債合計
正味財産
235,647,318
550,025,558
1,466,311,038
72
74