電子納品手引き(受注者)説明会 電子納品ワンポイント講座 平成17年2月14,15,16日 沖縄総合事務局 開発建設部 ワンポイント講座内容 ・電子納品実施計画及び電子成果品納品状況 ・電子成果品の内容確認手順 (手引きP51、別紙3による) ・よくある質問、間違い事例とその対応 電子納品の実施計画 (沖縄総合事務局) ●対象業務 : 平成14年度より全て ●対象工事 : 平成17年度より全て 契約予定金額 3億円以上 電子納品対象工事 2億円以上 6000万円以上 2002 2003 2004 2005 年度 電子納品H14.15実施件数 及びH16,17年度予定 対象フェーズ 年度 業務 工事 平成14年度 115件 3件 平成15年度 255件 20件 合計 370件 23件 平成16年度予定 300件程度 100件程度 平成17年度予定 300件程度 250件程度 4-1納品・検査 電子成果品の受取り・確認 (1)発注者は正しい成果品の みを正式に受け取る。 電子成果品のチェック 担当者 電子成果品 の受取り OK 電子成果物の チェック 検査へ NG 受注者へ差し戻し 電子媒体の 外観チェック 電子データの チェック (1)媒体確認(外観チェック) (2)ウイルスチェック (3)フォルダ構成/ファイル名 (4)管理ファイルチェック (XMLファイル) (5)その他内容 ※目視、チェックシステムの利用 業務編:p36、工事編:p36 2-2事前協議 電子納品のためのチェックシート ・チェックシート(手引き巻末) 別紙1:着手時協議チェックシート 別紙2:検査前協議チェックシート 別紙3:納品時チェックシート 別紙4:検査対象書類一覧表 ※別紙5:各管理ファイル管理項目一覧(各要領より) ・受発注者間協議事項一覧 各基準や要領における協議事項に対して 開発建設部の方針を示している。 業務編:p44〜63、工事編:p47〜50 電子成果品提出前の 内容確認手順 受注者は手引きP51、別紙3 「納品時チェック シート」、別紙5「管理項目一覧」により成果品の 内容を最終確認の上、発注者へ提出すること。 ■チェック内容(手引き巻末 別紙3より) (1)電子媒体の確認 (2)ウィルスチェック等 (3)フォルダ構成/ファイル名 (4)管理ファイルのデータ項目内容チェック等 (別紙5一覧参照(管理項目、必要度等)) 電子成果品確認時の留意点 ■成果品チェック方法 ・電子納品チェックシステムでエラーが出なかっ ただけで「発注者へ提出」するのは危険。 ↓ ・CDデータの目視による確認が必要。 ・その後にチェックシステムによる確認を行う。 別紙−3.納品時チェックシート1/3 業務編:別紙3、工事編:別紙3 別紙−3.納品時チェックシート1/3 業務編:別紙3、工事編:別紙3 (1)電子媒体の確認 1 悪い例:ラベルがついていない ・CD-R以外での提出(CD-RW,MO) ※あまり廉価すぎる、無名メーカのものは使用しない。 (CD−Rは品質に信頼性が欠ける。) ラベルが未記入 MO 11 4-2成果品作成 (1)電子媒体の確認 2 • 電子納品の媒体はCD-R • フォーマットは、ISO9600フォーマット(レベル1) 設計書コード、 TECRIS 登録 工事番号 番号,業務名称 TECRIS登録番号:○○○○○○○○○○ 平成○年度 1/10 ○○○○○○○○○○○業務委託 作成年月 平成○年○月 発注者 署名欄 枚数/総枚数 を記入 発注者欄 受注者欄 受注者 署名欄 発注者:国土交通省○○○○○○○事務所 受注者:△△株式会社 発注社名、 受注者名 業務編:p32、工事編:p32 ウィルスチェックに関する情報 ウィルス対策ソフト名:○○○○ ウィルス定義:○○○○年○月○日版 チェック年月日:○○○○年○月○日 フォーマット形式:ISO9660(レベル1) ウイルスチ ェック情報 CDラベル作成 インターネットで プリンタ− CD で検索 CDラベルプリンタ インターネットで プリンタ− CD で検索 (2)ウィルスチェック等 主なワクチンベンダーのWebサイト等一覧 (独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)HPより) http://www.ipa.go.jp/security/antivirus/vender.html 主なワクチンベンダー(50音順) (IPA 届出に基づき作成) ・Ahnlab.Inc(アンラボ) 、主な製品名:ウイルスブロック ・株式会社アラジンジャパン 、主な製品名:eSafe ・株式会社イーフロンティア 、主な製品名: ウイルスキラー、 ・株式会社シマンテック 、主な製品名: Norton Internet Security、 ・ソフォス株式会社 、主な製品名:Sophos Anti-Virus ・トレンドマイクロ株式会社 、主な製品名:ウイルスバスター、Inter Scan ・日本エフ・セキュア株式会社、主な製品:F-Secure アンチウィルス ・マカフィー株式会社 、主な製品名:VirusScan 、GroupShield (3)フォルダ構成/ファイル名(工事)1 (工事管理ファイル) 管理ファイル INDEX̲C.XML INDE̲C03.DTD 電子媒体ルート (発注図面フォルダ) DRAWINGS SPEC (打合せ簿フォルダ) CAD製図基準(案) (特記仕様書オリジナルファ イルフォルダ) MEET ORG (施工計画書フォルダ) PLAN ORG (完成図面フォルダ) DRAWINGF CAD製図基準(案) OTHERS (写真フォルダ) (その他のフォルダ) 工事編:p12 PHOTO PIC (写真フォルダ) デジタル写真管理情報基準(案) DRA (参考図フォルダ) OTHERS ORG01 (3)フォルダ構成/ファイル名(業務) 2 (業務管理ファイル) 管理ファイル INDEX̲D.XML INDE̲D03.DTD 電子媒体ルート (報告書フォルダ) REPORT ORG 業務編:p7 (図面フォルダ) DRAWING OTHERS (写真フォルダ) PHOTO デジタル写真管理情報基準(案) CAD製図基準(案) (測量データフォルダ) SURVEY (地質データフォルダ) BORING 地質・土質調査成果 電子納品要領(案) (その他のフォルダ) OTHERS 使わないフォルダは 作成する必要なし。 測量成果電子納品要領(案) (3)フォルダ構成/ファイル名 3 3-2-1 電子納品要領(案)等に沿った発注図面フォルダの作成 図.発注図面フォルダの作成 (3)フォルダ構成/ファイル名 4 悪い例:フォルダ名称およびファイル名称が電子納品 要領(案)に則った名前になっていない、(日本語は×) 【正しい例】 工事 【悪い例】 工事 DRAWINGS MEET PLAN フォルダ名称 発注図面 ORG M0001̲01.DOC 工事打合せ簿 M0001̲02.XLS 施工計画書 M0001̲03.PDF DRAWINGF PHOTO OTHRS 完成図面 ファイル名称 オリジナル 工事打合せ簿 その1.DOC 測定結果 総括表.xls 添付資料 その1.PDF 工事写真 その他 19 (3)フォルダ構成/ファイル名(工事) 5 • MEETフォルダの作成 – 1回の打合せで複数のオリジナルファイルがある場合 【打合せ簿 【打合せ簿のみ】 + 添付資料】 打合せ簿 打合せ簿 添付資料 M0001_01.XXX M0001_01.XXX M0001_02.XXX 原則、時系 列に付版 MEET.XML (打合せ簿管理ファイル) MEET (打合せ簿フォルダ) 同一打合資 料で連番 MEET̲03.DTD どんなソフトのデータ でも連番で格納する。 ORG (打合せ簿オリジナル ファイルフォルダ) … M0001̲01.XXX (オリジナルファイル0001 -01) Mnnnn̲nn.XXX (オリジナルファイルnnnn -nn) SPEC、PLAも 同様 (3)フォルダ構成/ファイル名(工事) 6 打ち合わせ簿(MEET)作業順序 ファイル管理ツール 日常管理ファイル ドラッグアンドドロップで日 常やり取りしている打ち合 わせ簿(MEETファイル)を 電子的にファイリング (3)フォルダ構成/ファイル名(工事) 7 • 「フォルダ構成」に関するポイント 質問 成果品が複数枚の媒体にまたがる 場合のそれぞれの媒体へのフォルダの 格納はどのようにすればよいのでしょう か? 回答 【H13.8版の場合】 それぞれの媒体に要領で規定している全て のフォルダを格納してください 【H16.6版の場合】 ひとつの媒体に格納したフォルダは、他の 媒体への格納の必要はありません – 重要 • H13.8版とH16.6版では、規定が異なるので適用する要領を確認 (3)フォルダ構成/ファイル名(工事) 7 • 「フォルダ構成」に関するポイント – 解説 • H16.6版での複数枚の媒体へのフォルダ格納例 【1枚目】 【2枚目】 INDEX̲C.XML (工事管理ファイル) 電子媒体ルート INDEX̲C.XML (工事管理ファイル) 電子媒体ルート INDE̲C03.DTD DRAWINGS (発注図フォルダ) INDE̲C03.DTD DRAWINGF (完成図フォルダ) MEET (打合せ簿フォルダ) PHOTO (写真フォルダ) PLAN (施工計画書フォルダ) OTHRS (その他フォルダ) 4 管理ファイルのデータ項目 ・管理項目(XML)とは 成果品の電子データファイルを検索、参照、 再利用していくための属性項目である。 ※DTDは文章構造を定義したもので、XMLと常にセット で格納してください。(受発注者が作るものではありませ ん。) XML、DTDは市販の電子納品作成ソフトで自動的に作成されますが、ワー プロ等で手動で作成する場合には国土技術制作総合研究所(以下、国総研と いう)HPでもXML様式、DTDを入手することが出来ます。 (4)管理ファイルのデータ項目内容チェック1 悪い例:・工事管理ファイル等が無い 【正しい例】 【悪い例】 工事 工事 INDEX̲C.XML INDE̲C03.DT D ・工事管理ファイル ・文書型定義ファイル MEET MEET.XML MEET MEET̲03.DTD ・打合せ簿管理ファイル ・文書型定義ファイル ORG PLAN M0001̲01.DOC M0001̲01.DOC M0001̲02.XLS M0001̲02.XLS M0001̲03.PDF M0001̲03.PDF PLAN.XML PLAN̲03.DTD ・施工計画書管理ファイル ・文書型定義ファイル ORG PLA01̲01.DOC PLA01̲01.DOC 25 (4)管理ファイルのデータ項目内容チェック2 悪い例:管理ファイル(XML)の中で使用禁止文字を使用 している。 →全角文字、半角英数字が原則 機種依存文字 は使用できない 1234567890 ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ abcdefghijklmnopqrstuvwxyz 全角英数字は 使用できない 半角カタカナは 使用できない 26 (4)管理ファイルのデータ項目内容チェック3 XML生データ (見にくい) (4)管理ファイルのデータ項目内容チェック4 スタイルシートまた は支援ソフト利用す るとXMLがデータ 見やすくなる (4)管理ファイルのデータ項目内容チェック5 悪い例:管理項目の情報が適切に入力されていない 別紙5を参考にチェックを行う。 工事管理ファイル情報 項目 発注年度 工事番号 入力情報 2003 工事名称 ○○線橋梁上部工 事 工事実績システム バージョン番号 工事分野 工事業種 境界座標情報 ・ ・ 必須項目が入 力されていない。 内容が間違って いる。 CORINS情報に 従ってない 国道 ガラス工事 ・ ・ ・ 特に「境界座標 情報」は抜けて いる案件が多い 29 (4)管理ファイルのデータ項目内容チェック6 必要度「◎」の必須項目は目 視確認すること。 別紙5 別紙5、(業務は別紙4)で全ての管理項目表が入 手できる。(各要領・基準を開く必要がない。) 国総研HP ココ • http://www.nilim-ed.jp/ 国総研リンク ココ http://www.nilim-ed.jp/index_link.htm CORINS項目 http://www.nilim‑ed.jp/calsec/corins.htm TECRIS項目 http://www.nilim‑ed.jp/calsec/tecris.htm (4)管理ファイルのデータ項目内容チェック7 ・目視確認するべき項目(主に必要度◎の項目 目視確認するべき項目 、チェックシステムでは内容は確認できない項目) 1)管理ファイルXML、DTDの存在 ・ルート(一番上)とフォルダ毎に存在 2)工事管理ファイル ・必要度◎項目(特に「境界座標情報」に抜けが多い) ・工事件名等、発注者情報、請負者情報の内容 (CORINSによる記入事項が多い「工種、工事分野等」) ※発注者支援ソフト等を用いるとXMLファイルが目視しやすくなる。 (4)管理ファイルのデータ項目内容チェック8 電子納品チェックシステムの利用方法 国土交通省国土技術政策総合研究所のホームページより無 償で入手することができる。 (http://www.nilim-ed.jp/calsec/checksystem.htm) 1) 電子納品チェックシステムにおけるチェック項目 l フォルダ名、ファイル名 l 管理項目の必須記入項目の有無、使用文字数、使用禁 有無 止文字 l DRAWINGS・DRAWINGF(工事)およびDRAWING(業務)フォ ルダ以下のCADファイル(SXF(P21)形式)のレイヤ名等 36 11 ・ http://www.dc.ogb.go.jp/Kyoku/index.htm チェック結果として各エラー の内容を出力。 原則としてチェックシステムのエラーが無いのを確認して発注者へ提出すること するが、発注者都合等によりエラーのまま納品する場合はこの限りではない。 (この場合、事前協議でしっかり調整しておくこと。) CADデータの確認 ・「CAD製図基準に関する運用ガイドライン」 P33、35によりチェックを行う 「CAD製図基準(案)」では P10参照 納品されたCADデータは以下の事項について確認すること ・ファイル形式がSXF(P21)であること ・指定のバージョン、レベルであること ・指定のファイル名であること ・規定のレイヤであること ・レイヤと作図されている内容の確認 ・線種や線色、線の太さ等の確認 39 開発建設部では市販民間チェックシステムによりCAD データの詳細チェックを行う。(受注者へも推奨) H15電子成果品エラー一覧 1 外 観…CDに傷が付いている、CD-RWが使用されている。 2 ラベル…電子納品要領に基づいたラベルとなっていない。(テプラ等は×) 3 親フォルダあり…余計なフォルダが一番上に設定されている 4 フォルダ名、ファイル名が要領基準に従っていない。 5 CD−Rに連携がない … 2枚以上のCD-R成果で連携がない (例:2枚の場合、1/2、2/2等が入力されていない。) 6 設計書コード・工事番号(KKMS設計書番号)が未入力 7 ファイル構成、XML内容等のエラー … XML(管理ファイル)の入力規則が間違い。または抜けている。 特に境界座標情報が抜けている事例が多い 8 PDFが10Mb越え 9 PDFファイルが紙スキャニング 10 CADファイルがP21でない、またはファイルサイズが10Mbを超えている。 11 CADファイル名、レイヤー名がCAD要領基準に従っていない。 (よくある質問、間違い事例等 1) 悪い例:必要以上枚数の工事写真を納品したため、 検索しにくく、全体ファイル容量が膨大になる。 工事写真 XML管理ファイルには枚数分の写真 情報を作成する必要がある。 1万枚 1万枚 写真サイズは100万画素程度となる こと。(1024×768) 重すぎず粗すぎな い。 42 • 写真フォルダの作成 デジタル写真管理基準(案)に準じたフォルダ構成とする。 主な写真をPICフォルダに入れ、どうしても参考で入れたい写 真はDRAフォルダに入れてください。 PHOTO.XML (写真管理ファイル) PHOTO PHOTO03.DTD P0000001.JPG PIC (写真フォルダ) (写真ファイル nnnnnnn個) Pnnnnnnn.JPG D0000001.XXX DRA (参考図フォルダ) (参考図ファイル nnnnnnn個) Dnnnnnnn.XXX (よくある質問、間違い事例等 2) 悪い例:ワープロ等で作成したにもかかわらず、スキャ ニングしてPDF形式で納品 →この場合、再利用がしにくい、ファイル容量が大きくなってしまう、 全文検索が出来ない、となってしまいます。 ※ただし、押印した協議簿等はスキャニングによる。 紙 紙 工事打合せ簿、図面等 全資料のスキャニング→電子化 44 悪い例:ワープロ等で作成したものもあると思われるが、 全てスキャニングしてPDF形式で納品したと思われる。 [ファイルの有無(打合せ簿)] メディア番 打合せ簿名称 1 指示書2003.08.28 1 01.潜水探査 1 02.汚濁防止膜の設置、カーテン長 1 03.仮桟橋の進入路 1 04.杭打構台の施工方法について 1 05.仮橋・仮桟橋工(CASE-1P17)の支持杭長変更 1 06.濁水処理 1 07.建設CALS.EC 1 07.建設CALS.EC 1 08.生コン強度24N〜27Nへの変更 1 09.水替工 1 01.工事請負代金内訳書 1 02.受注時工事カルテ 1 03.建設業退職金共済制度の加入 1 04.建設労災補償共催等加入確認書 1 05.労働保険証明 1 06.工事測量 1 07.設計図書の照査 1 08.汚濁防止フェンス使用材 1 09.磁気探査施工計画書 1 10.設計図書の照査(第2回) 1 11.途中変更時工事カルテ(第1回) 1 12.レディーミクストコンクリート配合報告書 1 13.支給材受領書 1 14.鉄筋の使用 1 15.アンカーボルトの使用 1 16.ワイヤーメッシュの使用 ファイル名 M0001̲01.PDF M0002̲01.PDF M0003̲01.PDF M0004̲01.PDF M0005̲01.PDF M0006̲01.PDF M0007̲01.PDF M0008̲01.PDF M0008̲02.PDF M0009̲01.PDF M0010̲01.PDF M0011̲01.PDF M0012̲01.PDF M0013̲01.PDF M0014̲01.PDF M0015̲01.PDF M0016̲01.PDF M0017̲01.PDF M0018̲01.PDF M0019̲01.PDF M0020̲01.PDF M0021̲01.PDF M0022̲01.PDF M0023̲01.PDF M0024̲01.PDF M0025̲01.PDF M0026̲01.PDF 有無 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ • PDFの作成方法 ワープロ等のアプリケーションから直接PDF化してくだ さい。この場合ソフトAcrobatが必要となります。 46 (よくある質問、間違い事例等 4) PDFファイルサイズは原則として10MB程度とする。 チェックシステムによりチェック可能。 PDF フ ァ イ ル の 上 限 サ イ ズ (10MB)を設定する。 メニューバーの「設 定/環境設定」にて 設定画面が表示さ れる。 チェックを中断するエ ラー件数を必要に応 じて設定する。 図6-3 電子納品チェックシステムの環境設定 47 (よくある質問、間違い事例等 5) ■CADを巡る諸課題 CAD製図基準による形式P21は比較的容量を要 すため、ファイルサイズが巨大化する傾向にある。 事 例 • 紙地形図等をショートベクトル化して大容化(位置図) • 図面サイズが必要以上に大きい(100m×100m等) • 柱状図等のハンチを1本1本作成することで大容量化 等 ※大容量化の殆どが位置図、平面図(柱状図除く) (よくある質問、間違い事例等) ※殆どの大容量化は位置図 ■位置図で広範囲になり大容量化 この場合、背景図は編集しないので、ラスター化(TIFF) してその上に位置情報を作成する。(発注者が行う。) 10MB以下を原則とするが、越える場合は受発注者協議による。 (よくある質問、間違い事例等 4) ■図面範囲が異常に広範囲になってし まい大容量化。 →図面範囲を修正する。 出典:(社)建設コンサルタンツ協会 「CAD製図基準とSXF」 CALS/EC MESSE 2005 実務者セミナー (よくある質問、間違い事例等 4) ■ハンチング (模様)を1本 1本線作成し 大容量化 →柱状図等はラスタ(TIFF)化し、図面に張り付けること。 出典:(社)建設コンサルタンツ協会 「CAD製図基準とSXF」 CALS/EC MESSE 2005 実務者セミナー (よくある質問、間違い事例等 5) 1.場所情報:境界座標情報の調べ方(要領付属資料3) 1) 測量成果電子納品「業務管理項目」 境界座標入力支援サービス 国土地理院では、業務・工事管理項目の境界座標に関する入力 支援サービスのシステムを一般公開しており、インターネットが利用 可能な環境であれば無償でサービスを利用することができる。 測量成果電子納品「業務管理項目」境界座標入力支援サービス http://psgsv.gsi.go.jp/koukyou/rect/index.html ※座標精度はそれほど正確な精度はいらない(約100m程度) (だいたいの位置がわかればいいということ。)要領P11 (よくある質問、間違い事例等 6) 1.請負者コードは何を入力するのか? →開発建設部では CORINSの登録番号を入力 (手引き別紙5) ※番号は受注者が把握 電子納品支援ソフト紹介ページ インターネットで 電子納品 支援ソフト で検索 以下のアドレスのサイトで電子納品ソフトを紹介している。 http://www.cals-chuubu-unet.ocn.ne.jp/cals/shien.htm 電子成果品作成委託業者を利用 インターネットより抜粋 受注者の留意点 ・チェックシステムだけでは入力内容は確認できな い。目視チェックを行うこと。 ・着手前に受発注者間で電子納品に関する事項 の事前協議をしっかり行うこと。(手引きP45、別紙1) ・納品前に必ず最終内容確認すること。 (手引きP51、別紙ー3、別紙ー5 ) ・電子納品の要領・基準に基づかない電子成果品 だと検査では合格しない。
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