新しい学年に進級し、1ヶ月半が過ぎました。意欲的に学習に取り組む様子が職員室内 でも聞かれています。授業以外でも、家庭学習の取り組みを自主的に進めているお子さん もいるようです。ご家庭での声かけ、本当にありがとうございます。 さて、No.1 で紹介した「姿勢」と「持ち物」について成果は現れてきているでしょうか。 定着に向けて、ねばり強く全教員で取り組んでいきたいと思います。さて今回は、 「各学年 で取り決めている筆箱の中身」について紹介します。 今年度学年で取り決めた「筆箱の中身」 学年 中身 1年生 ◇えんぴつ4~6ほん ◇けしごむ1こ 2年生 ◇えんぴつ 4~6本 ◇青えんぴつ1本 ◇あか・あおえんぴつ1ぽん ◇じょうぎ1こ(購入したもの) ◇赤えんぴつ1本 ◇けしゴム1こ 3年生 ◇えんぴつ4~5本 ◇赤ペン1本 ◇青ペン1本 *サインペン→筆箱の中 ◇定規1こ ◇消しゴム1こ ◇定規1こ 4年生 ◇鉛筆4~6本 ◇消しゴム1こ ◇赤ペン1本 ◇青ペン1本 *サインペン→お道具袋の中 ◇定規1こ 5年生 ◇鉛筆5本 ◇消しゴム1こ ◇赤ペン1本 ◇青ペン1本 *サインペン1本→お道具箱の中 ◇定規1こ ◇黄色蛍光ペン1本 6年生 ◇鉛筆4~6本 ◇消しゴム1こ ◇定規1こ ◇赤ペン1本 ◇青ペン1本 *サインペン 1 本→お道具袋の中 ◇黄色蛍光ペン1本 光の子 それぞれの学年の持ち物に準ずる 中学生 学習に必要な筆記用具 ※シャープペンシル可 ※鉛筆については、毎日家で削りましょう。また HB、B、2B の濃いものにしましょう。 毎日使う道具ですので、消しゴムや鉛筆はすぐ消耗していきます。使いやすい長さや大きさになっ ているか、筆箱の中にも目を向けてみて下さい。使いやすい道具を用いることで美しい文字やノート 作りにつながります。 下の表をもとにして、低学年・中学年・高学年別に指導しています。学習を進めるときに、 子どもたちに「聴き方」「話し方」について意識させています。 ご家庭では、特に「姿勢」と、言葉づかいを含む「話し方」について、お子さんの様子 を見ていただければと思います。 【低学年(+光の子)がめざす「ききかた」「はなしかた」】 ききかた・はなしかた きく ★目と耳をつかって、はなしをきく。 ○しせいをただしくして、はなす人をよくみてきく。 ○わかったときは、うなずいたりしながらきく。 はなす ★かんがえをくわしくはなす。 ○じぶんのいけん・かんがえをはっきりはなす。 ◇れい◇「わたしは○○にさんせいです。」「△△にはんたいです。」 「わたしは○○だとおもいます。(なぜなら~~だからです。)」 ◎「聴く」と「聞く」 「きく」という漢字には、あえて「聴」という字を用いて います。国語辞典(『大辞泉』)を見ると、 「聞」→音・声を耳で感じ取る 「聴」→心を落ち着けて注意して耳にいれる 聴 とあります。聴の字には、目と耳と心が含まれています。 話を音として聞くのではなく、目線を話し手に向け、心 から注意して話を聴くよう、指導しています。 ☆中学年・高学年の保護者には、 「聴き方」 「話し方」の表を下のように切り替えて、お たよりを配布しています。 【中学年がめざす「きき方」「話し方」】 きき方・話し方 きく ★自分の考えとくらべながらきく。 ○しせいを正しくして、話す人をよく見てきく。 ○わかったときはうなずきながらきく。 ○友だちと自分の考えを、くらべながらきく。 話す ★けつろんを言ってから、理由を話す。 ○けっかを言ってから、「だから」「なぜなら」を使って理由をつけて話す。 ◇れい◇「わたしは○○だと思います。なぜなら~~だからです。」 【高学年がめざす「聴き方」「話し方」】 聴き方・話し方 聴く ★相手の話していることを整理しながら聴く。 ○しせいを正しくして、話す人をよく見て聴く。 ○わかった時はうなずきながら聴く。 ○話のおおよその内容をとらえる。 ○友達と自分の考えを比べながら聴く。 話す ★相手に自分の考えがわかってもらえるように話す。 ○理由をはっきりさせて話す。 ○順序を表す言葉や、「つまり」「たとえば」の言葉をそえてくわしく話す。 ○立場をはっきりさせて、自分の意見を話す。 ◇例◇「わたしは○○と思います。たとえば~~の場合は……だからです。」
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