平成16年度事務事業評価シート 事務事業名 担当部署 記入者 記入日 地方債事務 企画 谷田部 祐久 16 平成 部 年 (開始のきっかけ) 財政 6 月 財政 課 223 (内線 28 日 013 シート整理番号 015000 所属コード ) 会計コード 10000 99 0000 事業コード 担当 事業開始 の経緯 地方自治法にもとづき、投資的事業などの一般財源の補完に係る資金調達手段等として、また、財源の年度間調整や 世代間の公平負担等のため手段として、地方債の発行を行ってきた。 これまでの 取組経緯 長期的な視点に立ち、毎年度、予算編成において、投資的事業などの、一般財源の補完に係る資金調達手段等とし て、地方債の発行を行ってきた。近年では、地方財政法の特例債として、臨時財政対策債などを発行している。 (これまでの取組の流れ) 1.事務事業の概要 (1)事業の位置付け 5 みんなで創る街 章 (2)効率的な市政運営 節 施策分野 ①行政運営 あり なし 根拠法令等の有無 法令名: 地方財政法 あり なし 関連計画の有無 計画名: あり なし 関連部署 部署名: ソフト事業 ハード事業 内部管理事務 事業区分 総合長期計画上 の位置付け 施設維持管理 その他 ( 資金調達事務 ) 単年度事業 事業期間 複数年度事業 ⇒ ( 昭和 年度 平成 ∼ 平成 年度 ) (2)事業のねらい (この事業によってサービスを受けたのは誰(何)か?) 将来を含めたすべての市民 対象 (この事業によってどのような状態を目指すのか?) 事業目的 昨年度 の目的 最終 目的 特例債もあるが、公共施設の整備などに係る支出が、一時に多額の経費を必要とし、かつ長期間にわたり利用すること ができるものに対し、それを利用する後世代まで含めた住民が公平に負担し、財政の健全性を確保しつつ、合理的に事 業の実現を図る。 同上(ただし、、後年度の財政負担を視野に入れ、好条件での借り入れを図る。) (3)事業の内容 (この事業によって提供されたサービスの内容) 火葬場改築事業や第一小学校校舎改修事業のほか、一般財源に相当する財源として、総額約29億円財源を確保。 事業内容 (4)事業手順 (この事業の活動手順(時系列)) (対象事業、起債限度額、利率の上限などの決定) → 当初要望 → 事業計画書の提出 → ヒアリングにおける事 業内容説明→許可申請 → 許可 → (借入先選定) → 借入申込 → 借入 事業手順・手法 直営 委託( ) その他( ) 2.評価指標の設定 活動指標 (事業内容の 数値化) 成果指標 (目的の数値化) 指標名 ① 起債額合計 説明・計算式 単位 百万円 借換債、特定資金を控除 ② ① 財政規模に占める市債の割合 % 市債/財政規模 ② ※ 1 3.実施結果の整理 投入コスト (1)投入コスト・財源内訳 直接事業費小計 単位 千円 1,500 千円 1,000 500 千円 14 15 16 17 千円 0.22 1,940 人 千円 0.22 1,940 0.22 1,940 0.20 1,764 活動指標① 3,500 3,000 2,500 人 2,000 千円 1,500 1,000 500 0 千円 千円 千円 千円 ) 百万円 財政規模に占める市債の割合 成果指標① 8 7 千円 千円 終 1,764 1,764 17 千円 1,940 1,940 1,940 1,940 16 1,940 1,940 千円 (2)指標に関する実績値 指標名 活動 ① 起債額合計 指標 ② 成果 ① 指標 ② 0 千円 1単位当たりコスト(総事業費/単位) 千円 起債額合計 2,000 千円 市民1人当たりコスト(総事業費/人口) 単位 ( 人件費小計 2,500 最 財 源 内 訳 H17年度計画額 千円 小計 正規職員投入人員 正規職員人件費 臨時職員投入人員 臨時職員人件費 小計 総事業費 国庫支出金 都支出金 市債 その他特定財源 一般財源 人 件 費 H16年度予算 15 直 接 事 業 費 ) ) ) ) ) ) H15年度決算 14 ( ( ( ( ( ( H14年度決算 6 1,940 0.01 1.67 1,162 百万円 1,940 0.01 0.65 2,998 百万円 1,940 0.01 0.80 2,424 百万円 1,764 0.01 0.60 2,945 百万円 5 4 3 2 1 0 14 H14年度実績 百万 1,161.87 円 3.92 H15年度実績 H16年度見込み 百万 2,424.00 百万 2,997.90 円 円 % 7.17 % 5.88 H17年度目標 百万 2,945.00 円 % 7.15 % 15 16 17 最終 最終目標 百万 円 % 指標の推移に関する補足説明 4.事務事業の振り返り (1) 事業の対象(市民等)や取り巻く環境の変化により、事業のニーズが薄れていませんか? 薄れていない 薄れている 必 <ニーズの具体的内容、データの根拠等からの判断理由> 計画的な財政運営により、市民福祉の向上を図るためには、地方債による財源の確保が不可欠である。 要 財政状況を考慮し、事業を休廃止した場合、市民生活への影響は大きいですか? 大きい 小さい 性 <影響の内容や度合いなどからの判断理由> 事業を廃止した場合、単年度での財源確保は不可能である。また、住民が長期間にわたって利用する施設を、起債による財源を確保しな いで建設した場合、建設時の住民だけが負担する非常に不合理な手法となる。 の 事務事業の最終目的を達成しましたか? 達成していない 達成した 点 <残されている課題や今後期待される成果などからの判断理由> 検 (2) 予定された市債を、一定の条件により発行しており、目標は達成できたといえる。ただし、単年度で完結する事業等であり、毎年度におい て同様の努力が必要である。 活動指標の目標達成状況は順調ですか? 順調である 順調ではない 成 <目標達成状況の具体的内容と問題点> 予算に計上した市債を発行し、必要な財源を確保している。 果 成果指標の目標達成状況は順調ですか? 順調である 順調ではない <目標達成状況の具体的内容と問題点> の 予定した市債を発行し、必要な財源を確保している。 事務事業の昨年度の目的は達成できましたか? 点 達成できた 達成できていない <事務事業を実施したことによる成果の内容・理由> 全ての市債を滞りなく発行できたことにより、一般財源の補完や、各事業の円滑な実施に貢献できた。 検 2 (3) 市民1人当たりコスト、あるいは、1単位当たりコストの額は妥当ですか? 妥当である 妥当ではない 実 <額に関するコメントと判断理由> 内訳は人件費のみであり、地方債の発行額にもかかわらず、市民一人あたり20円は、低いコストと考える。 他の自治体や民間との比較の中で、より低いコストで事業を実施できませんか? 施 実施できない(検討の必要なし) 検討の余地がある 実施は可能である <他の自治体や民間との比較にもとづく判断理由> 低いコストで実施していることから、大幅な低コスト化は難しい。 内 サービスの受益対象者全体からみて、受益が特定の個人・団体に偏っていませんか? 偏っていない 偏っている <偏りの内容や度合いの分析からの判断理由> 容 一般財源の補完や、公共施設に伴う事業などであり、偏りはない。 受益者負担を実施していますか? 受益者負担の具体的内容 実施している⇒ 収入総額 見直す余地はない ・ 実施していない⇒ 千円 負担額を見直す余地がある 受益者負担は求められない 受益者負担を検討する余地はある <受益者負担に関する判断理由> 特定の住民等を受益者とする事業ではない。 方 類似事業との統合可能性はありますか? すでに類似事業と統合済み 法 類似する事業はない 類似する事業はあるが、統合不可能 類似する事業と統合可能 <統合可能性に関する判断理由と統合可能性のある類似事業名> 民間やNPO等のサービスに任せることはできませんか? の すでに民間に委託済み 民間に任せることはできない 検討の余地はある 任せることは可能である <民間への委託方法、もしくは、民間には任せられない理由> 市財政の財源確保に係る事務であり、性質上、民間委託はできない。 点 事務事業の魅力向上のために工夫できることはありませんか? 工夫の余地はない 工夫の余地はある <工夫の内容と判断理由> 検 平成18年度からは、これまでの許可制から協議制へ移行すること。また、資金調達方法の一つとして市場公募債を視野に入れた計画な ど、今後、地方債事務を実施して行く上で工夫の余地が出てくると考えられる。 (4)特記事項 5.事務事業の改善提案 すぐにできる 改善提案 東京都の市町村課地方債係と連絡を密にし、情報収集するとともに、縁故債の有利な借入方法や、住民参加型ミニ公 募債の発行などについて先進市等から情報を収集し検討を行い、今後の資金調達の需要に的確に対応する。 東京都の市町村課地方債係と連絡を密にし、情報収集するとともに、縁故債の有利な借入方法や、住民参加型ミニ公 中長期的な視点で 募債の発行などについて先進市等から情報を収集し検討を行い、今後の資金調達の需要に的確に対応する。 取り組む改善提案 6.総合評価 (1)1次評価 評価者名 事業の方向性 改善の内容 総評 (2)2次評価 評価者名 事業の方向性 改善の内容 総評 財政課長 池田房生 このまま継続 改善して継続 事業のねらい(対象) 年後を目途) 廃止 ( 事業の内容 休止 ( 年後を目途) 終了( 年後を目途) 事業手順 増加傾向 減少傾向 ) 増大 削減 ) 目標値 ( コスト ( 起債の基本的考え方は、財源の年度間調整、世代間の公平負担、計画的な財政運営のための手段として、また、一般 財源の補完や経済対策などの財源として、役割を果たしてきた。今後も、市債については、基本的な考え方にもとづき活 用し、また、特例債についても、財源の状況を勘案し活用していきたいと考える。しかしながら、将来的な財政負担となる ため、財政指標や特別会計等も含めた市全体の債務等の状況を勘案し対応していくべき考える。 青梅市行政評価プロジェクトチーム このまま継続 改善して継続 事業のねらい(対象) 年後を目途) 廃止 ( 事業の内容 休止 ( 年後を目途) 終了( 年後を目途) 事業手順 増加傾向 減少傾向 ) 増大 削減 ( ) 目標値 ( コスト 起債は将来的な財政負担となるため極力受けないことが望ましいが、将来にわたる世代間の公平負担等の手段として 重要である。負債の状況を十分勘案し対応願いたい。 3
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