平成17年度評価シート(平成16年度実施事務事業) 事務事業名 担当部署 担当係長名 記入日 ケアマネジメントリーダー活動支援事業 高齢介護 健康福祉 部 島 田 弘 美 6 29 17 年 月 平成 課 071 整理番号 154500 係 所属コード # ) 会計コード 60000 事業コード 02 0000 介護保険 566 (内線 日 (開始のきっかけ) 事業開始 の経緯 国では、介護保険制度の根幹であるケアマネジャーに対する支援および資質の向上を目的とし、平成14年4月24日 付け老発第424003号によりケマネジメントリーダー活動支援事業を実施した。それに伴い市では、平成15年5月1日に 青梅市ケア支援チーム設置要綱を制定し地域におけるケアマネジメントリーダー活動の検討、ケアマネジャーによる自主 組織の設立等ケアマネジャーへの支援体制構築を推進してきた。 (これまでの取組の流れ) これまでの 取組経緯 平成15年5月1日青梅市ケア支援チーム設置要綱を制定、委員6人委嘱、平成15年6月24日青梅市ケアマネジャー 連絡会を創設、平成16年4月より同連絡会自主運営、平成16年3月ケアプランチェックおよびケアマネジャーに対する 相談会開催、平成17年7月22日サービス提供責任者連絡会設置 1.事務事業の概要 (1)事業の位置付け 3 健やかでやさしい福祉の街 章 (3)社会保障の充実 節 施策分野 ①社会保障 あり なし 根拠法令等の有無 法令名: 青梅市ケア支援チーム設置要綱 あり なし 関連計画の有無 計画名: 青梅市介護保険事業計画(介護保険法第117条による法定計画) あり なし 関連部署 部署名: 総合長期計画上 の位置付け ソフト事業 事業区分 ハード事業 補助金交付事業 ( 団体 内部管理事務 個人 施設維持管理 その他 ( ) ) 単年度事業 事業期間 複数年度事業 ⇒ ( 昭和 平成 年度 ∼ 平成 年度 ) (2)事業のねらい (この事業によってサービスを受けたのは誰(何)か?) 介護保険サービス利用者、家族、介護サービス提供事業者(ケアマネジャー) 対象 (この事業によってどのような状態を目指すのか?) 事業目的 昨年度 の目的 最終 目的 1 ケアマネジャーの個人および全体の資質向上のため研修会、勉強会等の支援をする。 2 ケアマネジャー相互の連携を図るため創設した「青梅市ケアマネジャー連絡会」の自主運営 3 ケアプランチェックおよび相談会等の制度の定着 4 サービス提供責任者連絡会の創設準備 平成18年4月に予定されている介護保険法改正の実施により新たに位置づけられる地域包括支援センター(介護保 険法第115条の39)の実施する包括的・継続的マネジメント事業の中核を担う組織として、主任ケアマネジャーと連携 し、他職種協働・連携の実現に向けて充実を図る。 (3)事業の内容 (この事業によって提供されたサービスの内容) 事業内容 1 ケアマネジャーの個人および全体の資質向上のための研修会、勉強会等の支援をする。 2 ケアマネジャー相互の連携を図るため創設した「青梅市ケアマネジャー連絡会」の自主運営 3 ケアプランチェックおよび相談会等の制度の定着 4 サービス提供責任者連絡会の創設準備 (4)事業の進め方 (この事業の活動手順(時系列)) 事業手順 1 年間計画の立案 2 調整 3 実施 4 報告書の作成 すべて直営 (この事業の運営方法(どの部分、どんな内容を委託しているのか)) 一部委託 ⇒ ケアプランチェックの利用者調査 事業手法 全部委託 ⇒ その他 ⇒ 2.評価指標の設定 活動指標 (事業内容の 数値化) 成果指標 (目的の数値化) 指標名 単位 説明・計算式 ① 研修会等開催回数 回 開催回数により目的達成度を表す。 ② 回 開催回数により目的達成度を表す。 ① 研修会参加者数 人 参加者数により目的の達成度を表す。 ② ケアプランチェック等参加数 人 参加者数により目的の達成度を表す。 ケアプランチェック等開催回数 1 3.実施結果の整理 投入コスト 千円 千円 H17年度予算 H18年度計画額 594 594 14 14 77 77 41 41 54 54 千円 直接事業費小計 349 0.20 1,764 697 0.20 1,771 780 0.20 1,771 780 0.20 1,771 2,500 2,000 1,500 1,000 0 15 1,764 千円 1,771 1,771 1,771 千円 活動指標① 15.0 5.0 2,113 千円 2,551 2,468 2,551 0.0 15 千円 265 千円 522 511 522 1,000.0 千円 800.0 (2)指標に関する実績値 指標名 活動 ① 研修会等開催回数 指標 ② ケアプランチェック等開催回数 成果 ① 研修会参加者数 指標 ② ケアプランチェック等参加数 指標の推移に関する補足説明 17 18 最終 成果指標① 千円 人 16 900.0 700.0 1,848 0.02 2.19 966.00 人 1,957 0.02 2.79 886.00 人 2,029 0.02 2.88 886.00 人 2,029 0.02 2.88 886.00 人 600.0 500.0 400.0 300.0 200.0 100.0 0.0 H15年度実績 H16年度実績 H17年度見込み 回 23.00 回 8.00 回 8.00 回 8.00 回 人 832.00 人 832.00 人 832.00 人 人 54.00 人 54.00 人 54.00 人 8.00 回 人 832.00 人 54.00 1.00 回 947.00 19.00 最終目標 回 回 回 H18年度目標 23.00 23.00 23.00 23.00 17 ) 18 10.0 千円 1単位当たりコスト(総事業費/単位) 千円 17 20.0 千円 千円 16 25.0 人 千円 人件費小計 3,000 500 千円 市民1人当たりコスト(総事業費/人口) 研修会参加者数 83 46 65 千円 人 総事業費 国庫支出金 都支出金 市債 その他特定財源 一般財源 単位 ( 50 11 千円 千円 減価償却費(定額法・残存価格なし) 公債費(利子分) 財 源 内 訳 千円 H16年度決算 503 18 最 終 ) ) ) ) ) ) H15年度決算 288 16 単位 15 (1)投入コスト・財源内訳 報償金 ( 旅費 直 ( 需用費 ( 接 役務費 事 ( 業 ( 委託料 費 ( 小計 正規職員投入人員 正規職員人件費 人 件 臨時職員投入人員 費 臨時職員人件費 小計 研修会参加者数は延べ参加者人数である。 4.事務事業の振り返り (1) 事業の対象(市民等)や取り巻く環境の変化により、事業のニーズが薄れていませんか? 薄れていない 薄れている 必 <ニーズの具体的内容、データの根拠等からの判断理由> 要 平成18年4月から改正介護保険法が施行され、地域包括支援センターを設置し、保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーの3職種を配 置し、虚弱高齢者に介護予防プランをたて、アセスメント、ケアプラン、モニタリングにより長期的な介護予防マネジメントを実施していくことと なっている。その核となっていくケアマネジャーの資質向上についての支援は、今後ますます大きくなっていく。 財政状況を考慮し、事業を休廃止した場合、市民生活への影響は大きいですか? 大きい 小さい 性 <影響の内容や度合いなどからの判断理由> 市民(要介護認定者)に適正なサービスをコーディネートしていくケアマネジャーの資質によって、利用者の要介護状態も大きく変わってい くため、ケアマネジャーのケアプランの点検や指導事業等は介護保険事業の適正な運用にかかせないものである。 の 事務事業の最終目的を達成しましたか? 達成していない 達成した 点 <残されている課題や今後期待される成果などからの判断理由> 平成18年4月から地域包括支援センター内の組織に編入されるため、業務内容について検討が必要である。 検 (2) 活動指標の目標達成状況は順調ですか? 順調である 順調ではない 効 <目標達成状況の具体的内容と問題点> ケアマネジャー個人への支援としてケアプランチエック、相談会を年間4回開催した。 ケアマネジャー全体への支援として講習会、研修 会、勉強会の企画、開催の支援を行った。問題点としては、ケアプランチェック、相談会の開催の定着化を計る。 果 成果指標の目標達成状況は順調ですか? 順調である 順調ではない <目標達成状況の具体的内容と問題点> の 勉強会等の参加者の定着化を図る。青梅市ケアマネジャー連絡会および勉強会勉強会実行委員会の自主運営を図る。ケアプランチェッ クおよび相談会の定着 事務事業の昨年度の目的は達成できましたか? 点 達成できた 達成できていない <事務事業を実施したことによる成果の内容・理由> 検 青梅市ケアマネジャー連絡会は自主運営化した。市内事業者で組織する勉強会実行委員会の自主運営については見送った。ケアプラン チエックおよび相談会は市内事業所を一巡した。 2 (3) 市民1人当たりコスト、あるいは、1単位当たりコストの額は妥当ですか? 妥当である 妥当ではない 実 <額に関するコメントと判断理由> 近隣各市町村では、ケアプラン指導について、国都の補助事業を利用し単発で1回3日間70万円程度で外部専門機関に委託して実施し ているが、単発のため、持続性は望めない。青梅市では、委員がボランティアで講師として年間通して勉強会、講習会を実施しているため、 効果が期待できる。 他の自治体や民間との比較の中で、より低いコストで事業を実施できませんか? 施 不可能である(検討の余地なし) 検討の余地がある 可能である <他の自治体や民間との比較にもとづく判断理由> 近隣市町村は、1回の講習会、研修会の開催について、委託料で実施しているため、1回1講師の単価は高額になる。現行は安価な委員 の講師報償金で運営、維持しているが、今後、NPO法人等ボランティア組織の利用または、専門組織への委託が考えられる。 内 サービスの受益対象者全体からみて、受益が特定の個人・団体に偏っていませんか? 偏っていない 偏っている <偏りの内容や度合いの分析からの判断理由> 容 受益者負担を実施していますか? 受益者負担の具体的内容 実施している⇒ 収入総額 見直す余地はない ・ 実施していない⇒ 千円 負担額を見直す余地がある 受益者負担は求められない 受益者負担を検討する余地はある <受益者負担に関する判断理由> 方 類似事業との統合可能性はありますか? すでに類似事業と統合済み 類似する事業はない 類似する事業はあるが、統合不可能 類似する事業と統合可能 <統合可能性に関する判断理由と統合可能性のある類似事業名> 法 平成18年4月の介護保険法の改正により、地域包括支援センターに配置される、主任ケアマネジャーと連携して包括的、継続的マネジメ ント事業実施する。当事業に係る都要綱は、前述の地域包括支援センター事業の中に組み込まれることにより廃止となる。 民間やNPO等のサービスに任せることはできませんか? の すでに実施済み 実施できない(検討の余地なし) 検討の余地はある 実施は可能である <民間への委託方法、もしくは、民間には任せられない理由> 点 事務事業の魅力向上のために工夫できることはありませんか? 工夫の余地はない 工夫の余地はある <工夫の内容と判断理由> NPO等ボランティア組織との連携を図る。 検 (4)特記事項 5.事務事業の改善提案 すぐにできる 改善提案 中長期的な視点で 取り組む改善提案 費用は増えるが外部専門団体に事業委託する。 ケアマネジャーの研修拠点を整備し、安定的な、恒常的な研修、講習を提供し、利用者の権利擁護を図る。 6.総合評価 (1)1次評価 事業の方向性 改善の内容 総評 (2)2次評価 事業の方向性 改善の内容 総評 評価者名 このまま継続 高齢介護課長 築 地 明 改善して継続 事業のねらい(対象) 年後を目途) 廃止 ( 事業の内容 休止 ( 年後を目途) 終了( 年後を目途) 事業手順 増加傾向 減少傾向 ) 増大 削減 ) 目標値 ( コスト ( 介護サービス事業者を支援し、利用者へのサービスの質的向上を図ることであるが、雇用主の責任も明らかにした上で 市の責任や行うべきことを精査する必要がある。 評価者名 このまま継続 行政評価プロジェクトチーム 改善して継続 事業のねらい(対象) 廃止 ( 1 事業の内容 年後を目途) 休止 ( 年後を目途) 終了( 年後を目途) 事業手順 増加傾向 減少傾向 ) 増大 削減 ( ) 目標値 ( コスト 平成18年度より、地域包括支援事業の中に業務が組み入れられる予定であり、本事業は廃止が予定されているもので ある。 しかしながら、地域包括支援事業がどの程度の予算規模・内容になるか見通しも立たない現状であり、原課としては国の 動向に充分な注意を払いながら、ケアマネージャーに対する必要な援助を行う方策を探るべく努力をして欲しい。 3
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