学校保健学専修の紹介 近年の子どもの健康問題は

学校保健学専修の紹介
学校保健学専修の特徴
近年の子どもの健康問題は、生活習慣のみだれや
心の健康問題、体力の低下、薬物乱用、性に関わる
問題行動などきわめて多様で、現代の社会構造を背
専任教員および主な授業科目
戸部秀之(健康教育学特論 A、健康教育学演習 A)
特徴1 研究分野と研究サポート
学校保健学専修では、学校保健学、健康教育学、
竹内一夫(学校メンタルヘルス特論、学校メンタル
ヘルス演習)
景として顕在化し、ますます複雑化、深刻化してきてい
公衆衛生学、学校メンタルヘルス、養護教育学、学校
中下富子(養護教育学特論、養護教育学演習)
ます。こうした問題について、学校では家庭や地域社
看護学、保健管理学、教育生理学、発育発達学、教
関由起子(保健管理学特論、保健管理学演習)
会と共同しながら解決策を模索している段階にありま
育保健学等、多様な分野の研究指導を受けることが
野井真吾(教育生理学特論、教育生理学演習)
す。
できます。
七木田文彦(健康教育学特論 B、健康教育学演習 B)
埼玉大学大学院教育学研究科では、学校保健・学
基礎研究から教育実践研究まで、本専修担当教
校安全に関する理論構築と子どもの健康問題の解決
員全員が支援・サポートし、教員と大学院学生が対話
を図るために、『学校保健学専修』が設置されています。
を重ねながら協働的に課題を探求します。
担当します。
入試情報
学校保健学専修では、学校現場で現実に起こってい
る健康・安全問題を分析する基礎研究から、問題解
*学校保健学特論、学校保健学演習は全専任教員が
特徴2 学校現場密着型の研究と教育
募集定員:学校保健学専修を含む学校教育専攻
決に向けた応用・実践研究まで、高度な専門的知識と
学校現場と密接な関係の中で研究・教育を行い、
で計17名
幅広い研究能力、課題解決能力を備えた教員を養成
学校現場で現実に起こっている課題の解決を図ります。
募集要項の配布:6月初旬予定
することを目的とします。特に、学校保健分野で指導
講義や演習、調査、実験に加え、参与観察、アクショ
出願期間:7月下旬予定
的な役割を果たす養護教諭の育成に力を入れます。
ンリサーチなど、多彩な教育・研究方法によって、学校
入学試験:9月上旬予定
現場密着型の研究・教育を展開します。
受験科目:一般選抜(外国語科目,専門科目,
大学からの進学者に加え、現職教員を積極的に受
け入れ、特色ある現場密着型の研究・教育を展開し、
現職教員においては、学校で現実に直面している課
学校現場で現実に起こっている課題に根ざした新たな
題に対し、大学院で理論的接近を図りながら、同時に
学校保健学の創出をめざします。
学校現場で課題解決に取り組むことができるようサポ
埼玉大学大学院教育学研究科(修士課程)
ートします。
論文,口述試験)
受験資格:①大学既卒者または大学卒業見込み
者、②その他(②の資格で出願する
場合は、個別の出願資格審査を経る
○学校教育専攻(定員計 17 名)
学校教育専修,学校臨床心理専修,学校保健学専修
口述試験),現職教員等特別選抜(小
特徴3
現職教員が教員を続けながら就学できる
必要がある。)
○特別支援教育専攻(定員計 5 名)
履修環境の整備
出願資格審査期間:6月下旬予定
○教科教育専攻(定員計 40 名)
教育学研究科で実施されている夜間開講に加え、
※詳細については、
埼玉大学教育学部学務係
(℡
本専修では、半集中セミナー型授業(週末開講や夏
048-858-3144)までお問い合わせください。
期休業中開講)、授業の一部にインターネットを活用し
博士課程への進学:埼玉大学大学院修士課程修
た授業等により、現職教員が就学する際の時間的・距
了後、東京学芸大学連合大学院博士課程へ接続
入学時の基礎免許状によって、養護教諭専修免許状、
離的制約を緩和するための履修環境を整えます。本
していますので、受験による進学も可能です。
中学校教諭専修免許状(保健)、高等学校教諭専修
学大学院の長期履修学生制度を利用すれば、2年分
免許状(保健)の取得が可能です。基礎免許状および
の授業料で3年間もしくは4年間在学し、じっくりと研究
履修方法によっては、他の専修免許状を取得できる場
活動を行うことができます。
学位および取得可能免許状
大学院修了時には、修士(教育学)が授与されます。
合があります。