経営改革を支援する SOA - ABeam Consulting

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経営改革を支援する SOA
Service Oriented Architecture
SOA( サービス指向アーキテクチャ ) は、ビジネスと IT のギャップを埋め、ビジネス環境や IT 技術の変化に
迅速かつ柔軟に対応するための概念として注目されています。
アビームコンサルティングは、SOA 導入に際して独自の方法論を確立しており、ビジネスを成功へ導きます。
企業を取り巻く変化
■ 業務変革要件
IT の
柔軟性強化
・企業間システム
連携の実現
IT 効率化
・企業統合コストの削減
・サービス再利用性の向上
・既存システムの活用
効 率 化 &コ ス ト 削 減
システム要件
差 別 化 &収 益 拡 大
1990 年代に盛んに指向された従来の業務改革では、
コスト削減を意識したものが中心でした。
しかし、最近ではビジネスモデルの短命化や新たな事業
リスクに対応する“環境変化に対する変化対応力”をいか
に備えるか、あるいは顧客接点を強化し、いかに他社と
比べて競争優位を保つかといった“企業変革”に注目が
集まってきています。
また一方で、企業活動の大部分を情報システムの活用を
通じて実現している今日、ビジネスと情報システムを
切り離して考えることはできません。
日々、複雑化し変化するビジネス環境のもとで、情報
システムも新しい環境へ適応していくために、SOA が
注目されています。
競争優位性
強化
・顧客サービスの向上
ビジネス要件
業務効率化
・プロセス連携による
業務の自動化
SOA のメリット
SOA とは、ビジネスプロセスとソフトウェアなどの IT インフラを構築していくための概念です。
コンピュータのソフトウェア機能を独立したコンポーネントとして部品化し、それらを組み合わせてシステムを作りあげようと
いう考え方は以前からありましたが、SOA では、ビジネスプロセス上の処理単位を示すサービスというかたちで部品化します。
SOA には、以下のようなメリットがあります。
■ SOA のコンセプト
人の統合
プロセスの統合
ユーザインターフェイスを中心とした
ユーザに関わるレベルの IT 統合
業務プロセス・運用プロセス双方を考慮した
IT 統合
データの統合
ユーザがデータを保持するシステムを意識する
ことなくデータの確認を可能とする IT 統合
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SOA
システムの統合
異なるシステム間をシームレスにつなぐことが
可能な IT 統合基盤
個々のアプリケーションを柔軟に組み合わせることができるため、システムも市場の変化に迅速に対応することが可能となる。
社内システムをサービス化することで特定のインフラに依存しないため、ベンダーやプラットフォーム選択肢の幅が大きく
広がる。
IT 面から見たとき、各サービスの実装はサービス利用者からは隠蔽されているので、利用者は各アプリケーションの内部の
変更に関知せず、自分たちの業務範囲にのみ集中して開発が可能となる。開発側は、利用するサービスのインターフェイスの
み考慮するだけですむため、開発生産性が改善される。
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各アプリケーションは、他システムと疎結合のため、システム開発が容易になる。
継続的な業務と IT の改善を繰り返すこと (BPM: Business Process Management) で、理想の IT ガバナンスや
EA (Enterprise Architecture) を実現する中長期の視野が開けてくる。
SOA 方法論
アビームコンサルティングは、SOA の導入を成功させるための独自の方法論を確立しています。導入の各フェーズを、システム
モデル層、業務プロセスモデル層、ガバナンス層の 3 層によって考え、各層にフィットする最適な方法論を用いることで、ビジネス
を成功に導きます。
Service Oriented Architecture
■ アビームコンサルティングが提唱する SOA 方法論
Action
Solution
Enterprise Governance
Enterprise
Governance
- 改革構想方法論
- SOA 化コンセプトの確立
- 経営 & 業務 & IT のガバナンス方針策定
ITAM( IT マネジメントフレームワーク)
Business Modeling
- Industry Framework
- Master Data 統合方法論
- ABeam Method for SOA
- 業務プロセス再定義
- マスタデータ分析
- SOA 実装ロードマップ策定
Business Modeling
Business Process Expert
System Modeling
Information System Modeling
- 業務と IT 知識を兼ね備えた
技術者の提供
- IT 導入設計 / 設定
- SOA 化実装に向けた
IT 基盤設計 / 設定
Business Process Platform
SOA の導入アプローチと適用
例
SOA 導入のアプローチとしては、6 つのレベルが考えられます。企業の経営課題、業務改革ニーズと IT マネジメントの観点から、
それぞれのレベルに応じてどのような導入のパターンを取るべきか支援します。
■ SOA 導入のアプローチ
レベル
内容
レベル
1
業務アプリケーション間
の連携
(Web サービスの連携)
アプリケーション間の連携、
ユーザインターフェイスなどの統合
レベル
複数業務プロセス間
の連携
(Web サービスの連携)
複数の業務について Web サービス
を通して統合
企業単体での SOA 化
企業単体全体を考慮した上での構築
2
レベル
3
レベル
4
レベル
5
レベル
6
企業グループ全体で
SOA 化
摘要
低
ビジネスプロセス
マネジメント
の実行
適切な単位で、PDCA サイクルを
まわし、業務改善を行っていく
2015.4
・営業支援から受注までの
SaaS + ERP 連携
・成約・受渡・決済・回収までのプロセスを
SOA 化(商社)
⇒ 新規に追加させる商流への柔軟な対応
企業グループ全体を考慮した上での構築
ある特定業務の SOA 化であり、
レベル 4 の範囲が広がったもの
適用例
・ERP 受注プロセスと与信情報
(他システム)表示連携
・関係会社間の受発注連携
(ある特定領域の業務においてもグループ全体を
見渡すこともありえる)
企業を超えた
バリューチェーンの
SOA による実現
アビームコンサルティング株式会社
構築の
難易度
・マスタデータ配信
・仕入先在庫確認
(ベンダー在庫まで Web サービスを介してリアルタイムに確認)
高
本資料の無断転載・複製を禁じます
・ビジネスプロセスマネジメントの基盤を導入し、
モニタリングツールなども有効に活用していく
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