第1章 総則

第1章 総則
第1 章
総則
第1節 計画の
計画の方針
1
計画の目的と構成
この計画は、災害対策基本法(昭和 36 年法律第 223 号)第 42 条の規定に基づき、ニセコ町
の地域に係る災害対策に関し、次の構成により計画を定め、もって町民の生命、身体、財産を
災害から守ることを目的とする。
また、本計画は、以下の9章から構成される。
第1章 総則
第2章 防災組織
第3章 災害情報通信計画
第4章 災害予防計画
第5章 災害応急対策計画
この計画の目的・構成、基本方針、町の概要、過去の災害、被害
想定など、計画の基本となる事項を示す
防災会議及び災害対策本部の設置、運営についての事項と災害
時の住民組織の活用について示す
気象、水象及び地象等の予警報及び災害情報等の報告、収集
及び伝達計画について示す
災害に強い安全なまちづくりを勧めるため、防災施設の新設又は
改良、防災のための値要さ研究、教育及び訓練等の対策を示す
風水害等の災害が発生した場合、避難、消火、水防、救助、衛生
等の応急対策を示す
第6章 地震災害応急対策計画
震災が発生した場合の情報の収集及び伝達、避難、球状等の応
急対策を示す
第7章 原子力災害対策計画
原子力災害の防災対策に関する計画を別冊とすることを示す
第8章 事故災害対策計画
道路災害、危険物災害、林野火災等の事故災害の予防対策及
び応急対策を示す
第9章 災害復旧・復興計画
災害からの早期復旧のための対策を示す
2
計画の基本方針
防災に関しては、災害予防、災害応急対策、災害復旧・復興の3段階があり、それぞれの段
階において、国、地方公共団体、公共機関、住民が一体となって最善の対策をとる必要がある。
災害予防としては、防災事業の推進や町民各自の防災対策により、地震、風水害、火山噴火
災害、地すべり・山崩れ・雪崩などあらゆる災害の発生を未然に防ぎ、被害を最小に止めると
ともに、主要交通・通信機能の強化、防災施設・設備・物資の整備、防災思想・防災知識の普
及、防災訓練の実施、自主防災組織の育成・確立などを進め、周到かつ十分な災害予防を行う。
また、災害が発生した場合、迅速な情報伝達や救助・救急活動、避難、災害拡大防止活動な
どが的確に円滑に進められるよう災害応急対策の充実を図るとともに、災害からの速やかな復
旧・復興を図る。
3
計画の修正
本計画は、毎年検討を加え、必要な修正は随時行う。
1
第1章 総則
4 他の法令に基づく計画との関係
(1) 国、道の計画との関係
この計画は、国の防災基本計画、北海道の地域防災計画等、他の防災関連計画との関連、整
合に配慮したものである。
(2) 町の総合計画との関係
この計画は、「ニセコ町総合計画」との関連・整合に配慮したものである。
(3) 町の各部及び防災機関の定める計画等との関係
この計画に基づく防災活動にあたって、必要な事項については、町の各部及び各防災関係機
関で別に定める。
5
計画の周知徹底
本計画の的確かつ円滑な実施を推進するため、町の関係職員、関係行政機関、公共的団体、
その他防災に関する重要な施設の管理者等に周知徹底するとともに、住民にも広く周知を図る。
2
第1章 総則
第2節 業務の
業務の大綱
町、指定地方行政機関、道、指定公共機関、公共的団体及び防災上重要な施設の管理者の処理
すべき事務又は業務の大綱はおおむね次のとおりである。
1
ニセコ町
機関等の名称
ニセコ町
事務又は業務の大綱
(1) ニセコ町防災会議に関すること
(2) ニセコ町災害対策本部の設置及び組織の運営に関すること
(3) 住民の自主防災組織の育成に関すること
(4) 防災に関する知識の普及及び啓発に関すること
(5) 防災訓練及び防災上必要な教育の実施に関すること
(6) 災害に関する情報の伝達、収集及び広報並びに被害状況の調査、報
告に関すること
(7) 防災に関する施設、設備の整備に関すること
(8) 防災に関する食糧の供給、資材及び機器の備蓄並びに供給に関する
こと
(9) 災害応急対策及び災害復旧対策の実施に関すること
(10)消防活動及び水防活動等防災対策の実施に関すること
(11)避難の勧告又は指示に関すること
(12)被災者に対する救助並びに救護及び救援に関すること
(13)災害時における保健衛生に関すること
(14)災害時の交通及び輸送の確保に関すること
(15)被災者に対する情報の伝達及びその他の住民に対する広報に関す
ること
(16)災害時要援護者の擁護に関すること
(17)災害ボランティアの受け入れに関すること
(18)その他災害発生の防ぎょ又は拡大防止のための措置に関すること
ニセコ町教育委員会
(1) 児童及び生徒に対する防災知識の普及及び啓発に関すること
(2) 災害時における被災児童及び生徒の救護並びに応急教育に関する
こと
(3) 文教施設及び文化財の保全に関すること
(4) 避難所に係る学校施設の使用に関すること
羊蹄山ろく消防組合
(1) 災害時における火災予防及び消火対策に関すること
ニセコ支署及び
(2) 災害時における各種情報の収集、伝達、広報活動に関すること
ニセコ消防団
(3) 災害時における住民の避難、誘導及び救急救助に関すること
(4) 被災者の警戒に関すること
3
第1章 総則
2
北海道
機関等の名称
事務又は業務の大綱
後志総合振興局
(1) 防災に関する組織の整備を図り、物資及び資材の備蓄等その他災害
予防措置に関すること
(2) 災害応急対策及び災害復旧対策の実施に関すること
(3) 市町村及び防災関係機関が実施する防災事務又は業務の総合調整
に関すること
(4) 自衛隊の災害派遣要請に関すること
(5) 災害救助法(以下「救助法」という。)の適用に関すること
(6) 広域体制の調整に関すること
小樽建設管理部
真狩出張所
蘭越出張所
(1) 所轄する道路及び河川についての維持管理及び災害応急対策並び
に災害復旧の実施に関すること
(2) 水防活動の技術指導に関すること
(3) 災害時における道道の交通情報の収集及び交通路の確保を図るこ
と
後志総合振興局
保健環境部
後志教育局
(1) 災害時における医療、防疫について必要な連絡調整、援助及び指導
に関すること
(1) 災害時における児童生徒の保護及び応急教育の指導に関すること
(2) 文教施設及び文化財の被害調査並びに復旧、保全対策等に関するこ
と
後 志 農 業 改 良 普 及 (1) 農業施設、農作物等の被害調査及び応急、復旧対策に関すること
センター
(2) 畜産施設、家畜の被害調査及び応急、復旧対策に関すること
(3) 被害作物及び被害家畜の防疫に関すること
後志総合振興局
(1) 所轄道有林の治山による災害防止に関すること
森林室
(2) 所轄道有林に係る保安林、保安施設及び地すべり防止施設の整備並
びに災害復旧に関すること
(3) 災害応急対策用木材の供給に関すること
札 幌 方 面 倶 知 安 警 (1) 各種情報の収集、人身の安全のための広報活動の実施、及び注意
察署ニセコ駐在所
報・警報の伝達についての協力に関すること
(2) 災害関係機関が行う危険地域居住者の避難誘導、被災者の救助活動
の協力及び死体の検視に関すること
(3) 被災地における交通秩序の保持及び災害に伴う各種犯罪の予防取
締に関すること
(4) その他水防、災害救助活動に対する協力に関すること
(5) 災害警備本部の設置運営に関すること
(6) 危険物に対する保安対策に関すること
(7) 自治体等の防災関係機関が行う防災業務の協力に関すること
4
第1章 総則
3
指定地方行政機関
機関等の名称
事務又は業務の大綱
小樽開発建設部
(1) 災害に関する情報の伝達、収集に関すること
倶知安開発事務所
(2) 災害対策用器材等の地域への支援に関すること
(3) 所轄する国道及び開発道路の整備、維持、修繕並び災害復旧に関す
ること
小樽開発建設部
蘭越河川事業所
(1) 所轄する河川区間に関わる整備・維持管理及び災害予防、応急対策、
復旧対策等の実施に関すること
北海道農政事務所
(1) 災害時における主要食糧の確保及び供給に関すること
地域第3課
(2) 災害応急飼料対策に関すること
北海道森林管理局
(1) 所轄国有林の治山による災害防止に関すること
後志森林管理署
(2) 所轄国有林に係る保安林、保安施設及び地すべり帽子施設の整備並
びに災害復旧に関すること
(3) 災害応急対策用木材の供給に関すること
(4) 林野火災の予防対策に関すること
北海道通商産業局
(1) 災害時における防災関係物資の供給及び危険物等の保安並びに事
業者の指導に関すること
(2) 中小企業等に対する復旧資金の融通及び斡旋に関すること
北海道産業保安
電気、ガス事業の防炎上の措置の実施についての指導に関すること
監督部
北海道運輸局
(1) 災害時における海上輸送及び陸上輸送の連絡調整に関すること
運輸支局
(2) 災害時における港湾諸作業の調整及び施設利用の斡旋に関するこ
と
(3) 鉄道、軌道、索道及び自動車運送事業の安全の確保の指導に関する
こと
札幌管区気象台
(1) 気象、地象、水象等の観測並びにその成果の収集及び発表に関する
こと
(2) 気象業務に必要な観測体制の充実を図るとともに、予報、通信等の
施設及び設備の整備に努めること
(3) 気象、地象(地震にあっては、発生した断層運動による地震動に限
る)、水象の予報及び特別警報・警報・注意報、並びに台風、大雨、
竜巻等突風に関する情報等を適時・的確に防災機関に伝達するととも
に、これらの機関や報道機関を通じて住民に周知できるよう努めるこ
と
(4) 気象庁が発表する緊急地震速報(警報)について、緊急地震速報の
利用の心得などの周知・広報に努めること
(5) 市町村が行う避難勧告等の判断・伝達マニュアルやハザードマップ
等の作成に関して技術的な支援・協力を行うこと
(6) 災害の発生が予想されるときや災害発生時において、北海道や市町
村に対して気象状況の推移やその予報の解説等を適宜行うこと
5
第1章 総則
(7) 都道府県や市町村、その他の防災関係機関と連携し、防災気象情報
の理解促進、防災知識の普及啓発活動に努めること
北海道総合通信局
災害時における通信の確保に関する指導及び非常通信の訓練・運
用・管理に関すること
岩内公共職業安定
所倶知安分室
4
災害時における労働者の確保と失業者の救済についての連絡調整、
援助に関すること
陸上自衛隊
機関等の名称
陸上自衛隊
事務又は業務の大綱
災害派遣出動による救援活動に関すること
倶知安駐屯地
5
指定公共機関
機関等の名称
北海道旅客鉄道
事務又は業務の大綱
(1) 災害時における鉄道及びバスの輸送の確保に関すること
株式会社
日本貨物鉄道株式
会社
(2) 災害時における救援物資の緊急輸送に関すること
北海道支社
東日本電信電話
(1) 気象官署からの警報を町に伝達すること
株式会社
(2) 災害時における電気通信の確保に関すること
北海道支店
日本銀行札幌支店
(1) 災害時における通貨の供給確保に関すること
(2) 災害時における金融機関の業務運営の確保に係る措置を行うこと
(3) 災害時における金融機関による金融上の措置の実施に係る要請を
行うこと
日本赤十字社
北海道支部
(1) 救助法が適用された場合、北海道知事との委託協定に基づく医療、
助産、死体処理等の救援業務を実施すること
(2) 防災ボランティア(民間団体及び個人)が行う救助活動の連絡調整
に関すること
(3) 災害義援金募集(配分)委員会に関すること
日本放送協会
札幌放送局
気象、地象、水象の予報及び特別警報・警報・注意報、並びに台風、
大雨、竜巻等突風に関する情報等及び被害状況等に関する報道を実施
し、防災業務に関する業務を行うこと
電源開発株式会社
(1) 所管の電力施設等の防災対策に関すること
北海道支社
(2) ダムの放流等についての関係機関との連絡調整に関すること
日本通運株式会社
災害時における救援物資等の緊急輸送等支援に関すること
札幌支店
6
第1章 総則
北海道電力
(1) 電力供給施設の防災対策に関すること
株式会社
(2) 災害時における電力供給の確保に関すること
倶知安営業所
(3) ダムの放流等についての関係機関との連絡調整に関すること
郵便事業株式会社
(1) 災害時における郵便輸送の確保及び郵便業務運営の確保にかんす
倶知安支店
ること
(2) 郵便の非常扱いに関すること
郵便局株式会社
郵便局の窓口掲示板等を利用した後方活動に関すること
ニセコ郵便局
6
指定地方公共機関
機関等の名称
北海道放送
株式会社
札幌テレビ放送
事務又は業務の大綱
気象、地象、水象の予報及び特別警報・警報・注意報、並びに台風、
大雨、竜巻等突風に関する情報等及び被害状況等に関する報道を実施
し、防災業務に関する業務を行うこと
株式会社
北海道テレビ放送
株式会社
北海道文化放送
株式会社
株式会社
テレビ北海道
株式会社
エフエム北海道
株式会社エフエム
ノースウェーブ
北海道ガス株式
(1) ガス供給施設の防災対策に関すること
会社等ガス事業者
(2) 災害時におけるガス供給の確保に関すること
羊蹄医師会
災害時における緊急医療に関すること
北海道土地改良
(1) 土地改良施設の防災対策に関すること
事業団体連合会
(2) 農業水利施設の災害応急対策及び災害復旧対策に関すること
社団法人北海道
トラック協会及び
災害時における緊急物資及び災害対策用資材等の緊急輸送に関す
ること
各地区トラック協会
社団法人北海道
災害時における交通誘導業務及び避難所の警備等に関すること
警備業協会
7
第1章 総則
7
公共的団体及び防災上重要な施設の管理者
機関等の名称
事務又は業務の大綱
ようてい
(1) 町が行う被害状況調査及び応急対策の協力に関すること
農業協同組合
(2) 共同利用施設の災害応急対策及び災害復旧対策に関すること
ニセコ町酪農組合
(3) 被災組合員に対する融資及びその斡旋に関すること
ようてい森林組合
(4) 保険金や共済支払いの手続きに関すること
ニセコ町商工会
(1) 町が行う被害状況調査及び応急対策の協力に関すること
(2) 被災組合員の融資、斡旋に関すること
(3) 災害時における物価安定の協力に関すること
(4) 救済物資、復旧資材の確保、斡旋に関すること
倶知安厚生病院
(1) 避難訓練等、災害予防に関すること
ニセコ医院
(2) 災害時における医療及び防疫対策についての協力に関すること
ニセコ歯科
(3) 災害時における収容患者に対する医療確保に関すること
菊地歯科医院
社会福祉施設
(1) 避難訓練等、災害予防に関すること
の管理者
(2) 災害時における収容患者に対する医療確保に関すること
運送事業者
災害時における救援物資及び応急対策用物資の緊急輸送等の協力
に関すること
危険物関係施設
災害時における危険物の保安の確保に関すること
の管理者
電気通信事業者
災害時の電気通信の確保に関すること
8
第1章 総則
第3節 町民等の
町民等の基本的責務
防災の基本は、「自らの身の安全は自らが守る」ことであり、町民及び事業所は、その自覚の
もとに平常時から災害への備えを心がけることが大切である。
1
町民の責務
地域における被害の拡大防止や軽減を図るため、平常時から災害への備えを行うとともに、
災害時には自主的な防災活動に努めるものとする。
(1) 平常時の備え
① 避難の方法(避難路、避難場所等)及び家族との連絡方法の確認
② 飲料水、食糧等の備蓄、救急用品等の非常持ち出し用品の準備
③ 隣近所との相互協力関係のかん養
④ 災害危険箇所の把握
⑤ 防災訓練、研修会等への積極的参加による防災知識
⑥ 災害時に避難支援の援護を要する人々(以下「要援護者」という。)への配慮
⑦ 町内会単位の自主防災組織の結成
(2) 災害時の対応
① 地域における被災状況の把握
② 負傷者・要援護者の救助活動
③ 初期消火活動等の応急活動
④ 避難場所での自主的な活動
⑤ 防災関係機関への協力
⑥ 自主防災組織での活動
2
事業所の責務
従業員や施設利用者の安全確保、経済活動の維持など、事業所が災害時に果たす役割を十分
に認識し、防災活動の推進に努めるものとする。
(1) 平常時の備え
① 災害時における行動マニュアルの作成
② 防災体制の整備充実
③ 防災訓練の実施及び従業員等に対する防災教育の実施
(2) 災害時の対応
① 事業所の被災状況の把握
② 従業員及び施設利用者への災害情報の提供
③ 施設利用者の避難誘導
④ 従業員及び施設利用者の救助
⑤ 初期消火活動等の応急活動
⑥ ボランティア活動への支援等、地域への貢献
9
第1章 総則
第4節 町の概況
1
地勢
本町は北海道の西部、後志総合振興局管内中央部の羊蹄山(えぞ富士)西麓に位置し、東西
約 20 ㎞、南北約 19 ㎞、面積は 197.13 k ㎡である。札幌市へ約 106 ㎞(国道 230 号と道道 66
号線利用 約2時間)、函館市へは約 180 ㎞(国道5号利用 約3時間)の距離に位置し、北
部を倶知安町、東部を真狩村、南部を豊浦町に接している。
本町は、尻別川の浸食によって形成された両河岸の段丘上にあり、波状傾斜の多い丘陵盆地
を形成している。中央低地を尻別川が流れ、これに、南から真狩川、ルベシベ川が流入してい
る。北東を羊蹄山( 1,893m)、北をニセコアンヌプリ( 1,308m)、南を昆布岳( 1,045m)
に囲まれている。
東部の羊蹄山一帯を支笏洞爺国立公園、北部のニセコ連峰一帯をニセコ積丹小樽海岸国定公
園に指定されている。
ニセコの地形
10
第1章 総則
2
土地利用と集落
町の面積の 73.0%を山林・牧場・原野が占め、田畑は 14.7%、宅地は 1.2%である。集落は、
ニセコ駅南側にある市街地のほかは散居集落がほとんどを占める。
地区の状況
駐在区
№
人口
世帯数
駐在区
№
人口
世帯数
1
本通1
133
64
35 羊蹄
9
4
2
本通2
79
39
36 羊蹄1
4
3
3
本通3
48
19
37 光栄
86
36
4
本通4
97
44
38 共栄
119
53
5
本通5
142
64
39 東
129
56
6
本通6
111
55
40 豊里
55
24
7
本通7
167
67
41 別太
28
9
8
本通8
37
19
42 里見
49
24
9
本通9
59
27
43 富丘
24
11
10 本通10
67
34
44 富川
35
11
11 本通11
54
27
45 宮田
68
23
12 富士見
41
21
46 小花井
28
14
13 富士見団地
76
37
47 黒川
41
15
14 本通団地
188
96
48 板谷
13
6
15 有島団地
106
76
49 福井
86
38
80
32
50 相馬
64
28
17 羊蹄団地
145
77
51 西富
49
24
18 しらかば
105
55
52 みずほ
29
10
19 望羊団地
190
75
53 昆布
26
9
20 さくら団地
179
66
54 桂
24
11
21 中央1
14
7
55 尾の上
87
32
22 中央2
47
21
56 藤山
97
40
23 中央3
4
2
57 ニセコ
32
13
24 中央4
64
24
58 西山
48
17
25 中央5
28
16
59 滝台
35
17
26 中央6
57
28
60 東山
170
75
27 中央7
37
26
61 北栄
169
82
28 松岡
52
20
62 ふよう会
58
28
29 元町
40
19
63 温泉
49
35
30 新興
77
42
64 モイワ
48
25
31 有島
79
34
65 ペンション村
103
54
32 有島1
61
50
66 東山ペンション村
153
111
33 有島2
86
39
67 ニセコハイツ
50
50
34 有島3
42
20
4,857
2,330
16 新有島団地
注) 市街地は、
合 計
の28駐在区からなる。
11
平成25年12月末日現在
第1章 総則
3
地質と火山、活断層
地質は新第三紀及び洪積世の火山砕層物であり、黄褐色の火山灰層が全域を覆っている。ま
た、羊蹄山麓には沖積世の羊蹄系火山灰が堆積し、河川流域には小面積ながら新第三紀層に属
する堆積岩(砂岩、頁岩等)が分布している。
羊蹄山、ニセコアンヌプリは後志火山群に属している。
本町には、断層はみつかっていない。周辺にも 20 ㎞以内には断層はない。
地質図
12
第1章 総則
4
気象
四方を山岳に囲まれているため、大陸的性格を帯びており、春秋は概して温暖であるが、夏
は暑く、冬は寒い。初雪は 10 月下旬頃にみられ、冬期間は北西の季節風による降雪が続き、降
雪量の最も多い2月には 185 ㎝程度、まれに 300 ㎝を越えることもあり、雪解けは4月下旬と
なる。平均気温はおおよそ 6.0℃、年間降水量が約 1,400~1,500mm で、冬期の最深積雪は 200cm
に達することがある。
月別平均気温と降水量(平成 24 年)
降水量(mm)
月別平均気温(℃)
280.0
25.0
260.0
261.0
21.9
240.0
20.1
220.0
200.0
20.0
20.2
208.5
15.7
203.0
15.0
192.5
180.0
160.0
10.0
164.5
11.1
10.6
140.0
120.0
5.0
4.5
100.0
80.0
3.8
94.5
0.0
60.0
66.5
-1.8
67.0
61.0
57.5
40.0
20.0
0.0
-5.0
36.5
-4.9
26.5
-6.3
-7.8
1月
-10.0
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
気温:倶知安特別地域気象観測所調
降水量:ニセコアメダス調
降雪量
降雪量合計(cm)
最深積雪(cm)
1,400.0
240.0
214.0
1,200.0
220.0
200.0
186.0
173.0
180.0
164.0
1,000.0
160.0
800.0
131.0
138.0
140.0
120.0
1,215.0
600.0
1,103.0
1,093.5
1,103.0
80.0
850.0
400.0
100.0
60.0
620.5
40.0
200.0
20.0
0.0
0.0
H19年度
H20年度
H21年度
H22年度
H23年度
H24年度
羊蹄山ろく消防組合ニセコ支署調
13
第1章 総則
5
公共施設
ニセコ町の公共施設は、下表のとおりである。
■行政施設
住
所
■文化・教育施設
住
1 有島記念館
有島57番地11
所
1 ニセコ町役場
富士見47番地
2 ニセコヘリポート
曽我870番地6
3 ニセコ町下水道管理センター
本通247番地1
4 ニセコ町堆肥センター
豊里2番地1
3 ニセコ小学校
富士見12番地
5 ニセコ町一般廃棄物最終処分場
豊里131番地1
4 近藤小学校
近藤266番地
6 ニセコ町家畜共進会場
里見2番地1
5 ニセコ中学校
富士見143番地
7 ニセコ町集約草地
黒川287番地7
6 ニセコ高等学校
富士見141番地9
8 ニセコ町火葬場
羊蹄104番地35
9 町営墓地
中央墓地
里見124番地
10
〃
大曲墓地
羊蹄101番地
11
〃
小花井墓地
宮田320番地
12
〃
板谷墓地
黒川297番地
13
〃
ニセコ墓地
ニセコ86番地
1 ニセコ町総合体育館
富士見95番地
14
〃
昆布墓地
桂台24番地
2 テニスコート
富士見115番地1
中央通33番地
3 ストリートバスケット
富士見95番地
4 陸上競技場
富士見138番地1
15 ニセコ町コミュニティFM放送施設
■コミュニティ施設
住
2
7
ニセコ町学習交流センター
「あそぶっく」
ニセコ町幼児センター
(子育て支援センター)
8 学校給食センター
■スポーツ施設
所
本通105番地10
富士見17番地
富士見138番地2
住
所
5 町民運動場(グラウンド)
富士見143番地
1 ニセコ町民センター
富士見95番地
6 水泳プール
富士見139番地
2 西富地区町民センター
西富171番地7
7 野球場(運動公園)
富士見168番地4
3 近藤地域コミュニティセンター
近藤258番地3
8 ゲートボール場(運動公園)
富士見168番地4
4 元町地域コミュニティセンター
元町240番地
9 パークゴルフ場(運動公園)
富士見168番地4
5 里見地域コミュニティセンター
里見67番地4
10 多目的広場(運動公園)
富士見168番地4
6 ニセコ地域コミュニティセンター
ニセコ138番地8
7 福井地区コミュニティセンター
福井379番地2
8 ニセコ町曽我活性化センター
曽我127番地1
■観光施設
住
2 ニセコ駅前温泉「綺羅乃湯」
中央通33番地
ニセコ町五色温泉
インフォメーションセンター
■その他の施設
所
所
元町77番地10
3
■公園・キャンプ場
住
1 道の駅「ニセコビュープラザ」
ニセコ510番地1
住
所
1 有島記念館
有島56番地1
1 ようてい農業協同組合ニセコ支所
本通105番地
2 ニセコ町農村公園「ちびっこ広場」
富士見123番地10
2 ニセコ郵便局
本通103番地1
3 ニセコ町運動公園
富士見168番地4
3 北海信用金庫ニセコ支店
本通70番地
4 曽我森林公園(東啓園)
曽我39番地50
4 JRニセコ駅
中央通無番地
5 アンヌプリ森林公園
ニセコ473番地1
5 ニセコ医院
本通2番地11
6 ニセコ野営場
五色温泉郷
6 ニセコ警察官駐在所
本通105番地1
14
7 羊蹄山ろく消防組合ニセコ支署
富士見74番地
8 ニセコ町商工会
富士見95番地
第1章 総則
第5節 町の過去の
過去の災害
本町では、多くの人命にかかわるような大災害は過去に起きていないが、冷害による農作物の
被害、台風による小河川の氾濫、スキー場周辺での雪崩事故、有珠山噴火による降灰、火災等の
災害が発生している。
記録に残る地震による被害はこれまでにない。
年 月 日
種 別
被 害 状 況
地 域
明治35年
冷害
全域
明治38年5月~10月
冷害
全域
明治38年9月20日
豪雨
全域
大雨により全町被害を受けた。
洪水による死者 2名
明治41年6月28日
晩霜
全域
菜豆類に被害、特に大福豆は収穫皆無。
明治41年7月8日
火災
羊蹄山
焼失面積 792ha
明治42年4月7日
暴風雨
全域
最大風速 40m以上
被害 全壊家屋 55戸、半壊家屋 4戸、
死者 1名、橋の流失等
大正2年6月~9月
冷害
全域
収穫皆無となり、災害救助法適用。
大正2年9月16日
初霜
全域
農作物に被害。
大正4年7月22日
豪雨
全域
昭和5年8月21日
豪雨
全域
昭和6年5月~8月
冷害
全域
各河川が増水し、道路欠壊のほか、田畑に
も相当の被害を受けた。
30分間に雨量200mmに及ぶ豪雨。道路の
欠壊、橋の流失、第一王子発電所の機能
ストップ、田畑の冠水被害ほか。
※稲作の被害状況
昭和7年5月~9月
昭和9年1月2日
冷水害
火災
低温多雨、日照不足により畑作が開村以来
の大凶作。凶作民救済の目的で字ルベシベ
南1線及び6号道路国費工事を村で請け負っ
た。
※畑作の被害状況
60~80%程度
田畑の被害状況
全域
市街地
狩太尋常小学校校舎全焼
15
第1章 総則
年 月 日
種 別
被 害 状 況
地 域
昭和9年7月~9月
冷害
全域
※被害状況
昭和10年6月~9月
冷害
全域
※被害状況
昭和16年5月~8月
冷害
全域
※被害状況
昭和24年6月3日
火災
小花井
昭和24年8月18日
火災
羊蹄
昭和27年3月24日
火災
市街地
昭和29年5月9日
暴風雨
全域
旧村有林 19.8ha
損害額 不明
開拓地 19.8ha
損害額 不明
民家より出火、強風にあおられ 806.9㎡を
全焼。類焼家屋 8棟、損害額 1,000万円
原因 煙突の過熱
町内の保護苗代の約60%が被覆を風に飛ば
された。
被害総面積 4.3ha
昭和29年5月28日
晩霜
全域
冷床苗代に被害を受けた。
昭和29年6月~7月
早害
全域
6月21日~7月19日まで連日の日照りとなり、
燕麦 10%、とうもろこし・スイートコーン30%
亜麻 20%の減収。
昭和29年9月26日
台風
全域
台風15号のため、全町にわたり被害を受けた。
昭和29年10月6日
初霜
全域
大豆に被害を受けた。
昭和31年5月
早害
全域
5月中の過照により麦類に被害を受けた。
昭和31年5月~8月
冷害
全域
昭和31年8月17日
台風
全域
台風9号のため全町にわたり被害を受けた。
昭和33年5月~6月
早害
全域
採種と麦類に被害を受けた。
昭和49年5月22日
火災
原野
焼失面積 13,087㎡、枯草が延焼。
16
第1章 総則
年 月 日
種 別
被 害 状 況
地 域
昭和50年4月8日
水害
昆布川流域
融雪水による水害。
昭和50年6月12日
火災
原野
焼失面積 10,064㎡
昭和50年8月23日
水害
後志、昆布、
加春別川流域
被害額 4,102万円
昭和51年4月8日
火災
市街地
死者 2名
昭和51年5月22日
火災
林野
焼失面積 46,400㎡
昭和51年12月7日
火災
市街地
死者 1名、石油ストーブからの飛び火。
昭和54年9月10日
冷害
水稲、小豆に被害を受けた。
昭和55年7月~8月
冷害
みずほ、福井、
松岡、元町
全域
昭和56年3月19日
火災
豚舎
昭和56年7月~8月
冷害
全域
昭和56年8月23日
台風
全域
昭和62年4月27日
火災
旅館
平成2年1月15,16日
雪崩
スキー場
平成3年12月29日
雪崩
山岳
平成4年1月19日
雪崩
スキー場
平成4年2月23,24日
雪崩
スキー場
平成4年6月3日
火災
原野
※被害状況
損害額 2,684万円、保温用ランプの加熱に
より稲わらに着火。
※被害状況
台風15号のため、全町にわたり被害を受けた。
床上浸水 3戸、床下浸水 12戸、道路欠壊
154か所、河川泥盤欠壊 127か所、橋流失
2か所、橋欠壊 6か所、崖くずれ 3か所、
水道施設欠壊 2か所、水田冠水 103ha、
転作田110ha、一般畑230ha、降水量162mm
損害額 3,705万円、灯油による放火、けが人
2名。
スキー場東側危険地帯にて、表層雪崩による
スキー客 2名が死亡。
スキー登山中、山岳部員が雪崩に巻き込まれ
死者 1名。
スキー場で中学生 4名が雪崩に巻き込まれ
2名が行方不明。
スキー場立入禁止区域でスキー客 2名が表
層雪崩に巻き込まれ 1名が行方不明。
焼失面積 10,000㎡
17
第1章 総則
年 月 日
種 別
被 害 状 況
地 域
平成6年11月6日
火災
市街地
平成7年2月20日
雪崩
スキー場
平成8年2月26日
火災
市街地
平成9年5月5日
火災
原野
平成9年6月24日
火災
宿泊所
平成10年1月21日
火災
店舗兼住宅
平成10年1月28,29日
雪崩
春の滝付近
平成10年5月6日
火災
休耕田外
平成11年3月13日
雪崩
山岳
平成11年5月18日
火災
休耕地
平成11年7月29日
豪雨
全域
平成12年3月9日
火災
住宅
平成15年8月22日
火災
倉庫
損害額 2,299万円、木造2階建てコテージ
全焼。
雪崩多発地帯の立入禁止区域で表層雪崩に
より、スノーボート客 1名が死亡。
作業所でストーブから出火、
損害額 1,723万円。
ごみ焼き後の残り火より出火、焼失面積
750,000㎡。
電気コードの判断線により出火、全焼、
損害額 2,711万円
煙草の不始末により出火
損害額 35万円
スノーシューで散策中、ガイド2名とスノーボー
ド客2名が雪崩に巻き込まれ1名が死亡。
枯草に火をつけ、監視を怠り延焼拡大、
6,000㎡。
ニセコアンヌプリ北東尾根で雪崩発生し、2人
が雪崩に巻き込まれ 1名死亡。
野ネズミ退治のため、休耕地に火をつけたが
風により枯草に燃え移った 2,664㎡。
豪雨のため、全町にわたり被害を受けた。
床下浸水 1戸、道路/町道法面崩壊
1か所、河川/真狩川氾濫 1か所、
田畑被害/水稲冠水100a、畑土砂流入5a
ストーブの異常延焼により輻射熱で延焼
損害額 69万円
倉庫から出火。原因不明
損害額 892万円
平成15年9月13,14日
台風
全域
平成15年9月26日
地震
全域
平成16年2月23日
暴風雪
全域
台風14号の強風のため、倒木による町道一
時通行止、ビニールハウスのビニール破損被
害を受けた。損害3棟 1,950㎡、
被害額26万円。
地震情報 発生時刻 午前4時50分頃
震源地 釧路沖(北緯41.7度、東経144.2度
襟裳岬沖の東南東80km付近)、震源の深さ
約60km、 地震規模 マグニチュード 8.0
ニセコ町における地震状況 最大震度4、被
害なし
暴風雪のため、道道岩内洞爺線セブンイレブ
ン~アンヌプリ間で一般車輌立ち往生との情
報(11時20分頃)があった。
16時20分 暴風雪、大雪警報を解除され、
17時に国道5号の全線開通、主要道道岩内
洞爺線 ニセコ大橋~昆布温泉区間を通行
止め解除。
18
第1章 総則
年
月
日
平成 16 年 9 月 8 日
種
別
台風
地
域
被 害 状 況
台風 18 号の強風のため、全町にわたり被害
全域
を受けた。
・人的被害
負傷者 1 名(骨折入院)。
・住家被害
一般住宅(一部損壊 28 棟)
公営住宅(一部損壊多数)
非住宅(一部損壊:店舗等 6 棟、倉庫 10 棟、
車庫 6 棟、牛舎 4 棟)、(全壊:車庫 1 棟、
倉庫 1 棟)
・避難(自主避難 7 世帯 15 名でニセコ町公民
館に避難)
・公共施設被害 一部損壊 5 棟、全壊 (管理
小屋) 1 棟、倒木(桜ヶ丘公園 45 本、曽我
森林公園 32 本)
・文教施設被害 一部損壊 4 棟、全壊(バス停
2 棟)、休校(小学校 3 校、中学校、高校、
幼稚園)
・電力・電話被害(停電 191 世帯、電話 不通
約 50 世帯)、簡易水道被害(福井地区簡易
水道
停電による浄水機器故障)
・道路被害 倒木による通行支障約 45 箇所、
倒木による通行止め 1 箇所。
・農業被害 水稲 38.0ha、デントコーン 15.6
ha、スイートコーン 10.0ha、トマト(ハウ
ス)3.7ha、メロン 1.6ha、ビニールハウス
倒壊 50 棟など
被害額:1 億 6 千万円
・林業被害 道有林倒木等 437.6ha、一般民有
林倒木等
平成 18 年 2 月 8 日
火災
倉庫
被害額:1 億 6 千万円
倉庫から出火全焼。煙突の排煙により加熱炭
化、損害額 45 万円
平成 20 年 4 月 23 日
火災
原野
ごみ焼きの火が枯草に燃え広がった。847 ㎡
平成 21 年 9 月 4 日
火災
店舗兼住宅
ロースターの汁受けに溜まった油が加熱発火
したもの。損害額 72 万円
平成 21 年 10 月 17 日
火災
プレハブ
プレハブ(乾燥室)より出火。原因不明
損害額 168 万円
平成 22 年 7 月 29 日
集中豪雨
全域
集中豪雨により、主に川北、近藤、福井地区
の小麦 3ha、スイートコーン 13ha が倒壊した。
損害額 1,022 万円
平成 23 年 1 月1日
雪崩
山岳
ニセコアンヌプリ鉱山の沢で、スキーヤー1
名が雪崩により埋まり死亡
19
第1章 総則
年
月
日
平成 23 年 9 月 6 日
種
別
台風
地
域
被 害 状 況
台風 12 号により、全町にわたり被害を受け
全域
た。
・衛生施設被害
5 水道施設
被害額:800 千円
・土木被害
町河川 8 河川
千円、町道 15 路線
・農業被害
被害額:1,491
被害額:8,231 千円
水稲 5.3ha、じゃがいもほか
13.1ha、用水路 6 箇所、管理用道路 2 箇所、
法面土砂崩れ 1 箇所
被害額:57,431 千円
・一部町道通行止めによるふれあいシャトル
被害額:500 千円
の折り返し運転
・西富地区住民の福井地区コミュニティセン
ターへの避難
平成 23 年 12 月 16 日
火災
住宅兼作業所
11 世帯 27 人
原因不明。全焼。
損害額 386 千円
平成 24 年 2 月 22 日
火災
住宅・倉庫
石油ストーブに洗濯物が落下し着火。住宅全
焼、住宅兼倉庫半焼
平成 24 年 9 月 16 日
火災
損害額 3,111 千円
原因不明。全焼。
事務所
損害額 5,023 千円
平成 24 年 12 月 13 日
火災
バーナーの火が木材に着火し、床と壁の一部
住宅
を焼損
平成 25 年 1 月 213
火災
住宅
石油ストーブの放射熱が布団に着火し、内部
を焼損
平成 25 年 3 月 10 日
暴風雪
損害額 465 千円
損害額 1,665 千円
暴風雪により、道道 66 号の字元町ニセコビ
全域
ュープラザから、留寿都村の国道 230 号まで
の間が一時通行止めとなったほか、管内の国
道及び道道が通行止めとなった。
平成 25 年 4 月 7 日
風水害
低気圧の接近に伴い風雨が強まり、水田用水
全域
路が雪等によりせき止められ、道道豊浦ニセ
コ線が一時冠水した。五色温泉付近の道道が
通行止めとなり、宿泊客 20 名が一時足止め。
平成 26 年 1 月 16 日
雪崩
山岳
ニセコアンヌプリ鉱山の沢で雪崩が発生し、
日本人 1 名、外国人 2 名が怪我をした。
第6節 想定する
想定する災害
する災害
本計画においては、次のような災害を想定し、必要な予防対策、応急対策等を計画する。
1 想定される災害の種類
(1) 風水害
20
第1章 総則
本町における風水害の主な要因としては、台風期の暴風雨と集中豪雨等があげられる。
① 水
害
過去の災害履歴から、河川堤防の決壊(破堤)で発生するような大規模水害については想定
できないが、短時間強雨に伴う排水路・下水道等のオーバーフローで発生する水害として、家
屋の床上浸水、道路や田畑の冠水等が想定できる。
② 風
害
最近の災害記録(平成 16 年 9 月 8 日の風台風)でみられるように、台風に伴う風害があげ
られる。被害としては、住家屋根の損壊等を始めとして、農業施設(ビニールハウス・倉庫)
の損壊や倒木などの林業被害が想定される。
③ 土砂災害
本町には、道指定による急傾斜地崩壊危険箇所が 25 か所ある。また、土石流危険渓流も 38
渓流あるため、台風や集中豪雨等による土砂災害が想定される。
(2) 地震災害
過去に地震による災害経験はないが、北海道地域防災計画(地震・津波防災計画編)で、積
丹半島沖地震(北緯 43 度、東経 139 度、規模 M7.8)や黒松内低地断層帯地震(北緯 42 度、
東経 140 度、規模 M 7.3)が想定されている。
平成 20 年 3 月策定の「ニセコ町耐震改修促進計画」によれば、積丹半島沖地震が発生した
場合、本町では震度4程度の揺れが予想され、同様に黒松内低地断層帯の地震では最大で震度
5強程度が予想される。また、全国どこでも起こりうるいわゆる直下型地震として、M6.9 の
地震を想定した場合、震度6強から6弱が予想され、町全域で大きな被害があると考えられる。
(3) 雪
害
過去の災害履歴から暴風雪や大雪等による通行止め等、道路交通に支障を来す雪害が想定さ
れる。また、町内スキー場では、過去に雪崩による死傷事故が起きており、融雪期の大雪など
での雪崩災害が想定される。
(4) 火
災
町内では、年間平均 3 件弱の火災が発生している。火災の規模は、ほとんどが小規模である。
災害想定としては、多くて年間5件程度の火災があげられる。
(5) 原子力災害
北海道電力株式会社が設置する泊原子力発電所における放射性物質又は放射線が異常な水
準で事業所外への放出及び核燃料物質等の事業所外搬出中の事故により生ずる原子力災害が
想定される。
(6) その他の災害・事故
その他には、大規模な森林面積を有するための林野火災、大型観光バス等の通行が多いため、
国道・道道での交通事故災害が想定される。そのほか、JR函館本線が本町を通っているため
の列車事故、さらに泊原子力発電所が管内にあるため、原発事故も災害想定として含まれる。
また、山菜取り等の遭難事故が毎年のように発生している。
21
第1章 総則
第7節 防災ビジョン
防災ビジョン
地震や原子力発電所事故、火災、台風、雪崩などによる被害を最小限にくい止め、安全なまち
づくりをめざすため、次の5つの柱を基本として防災対策の推進を図る。
1
地域ぐるみの防災体制の確立
直下型大地震時等、町全体に同時に大きな被害を与える災害においては、地区ごとの自主的
かつ組織的な防災活動が極めて重要であり、災害に関する知識の普及啓発を図るとともに、地
域ぐるみの防災体制の確立に努める。
2
災害対策本部の機能強化
災害時における災害対策本部の果たす役割は大きく、特に大地震等の突発的な災害時の指揮
命令系統、動員体制等について再点検し、職員の初動体制と災害対策本部の機能強化に努める。
また、応急対策を実施する上で、気象警報や災害情報等の収集・伝達は非常に重要であり、
住民への避難勧告等とともに、これらの災害情報を迅速かつ的確に把握できるよう、情報収集・
伝達体制の確立を図る。
3
住民の予防体制の充実
防災関係機関との連携による避難・初期消火・救助等の訓練への参加を促進するとともに、
住宅建物や室内の耐震性の強化、備蓄、緊急時の情報連絡網の確立を図り、住民の予防体制の
充実を図る。
4
災害危険箇所に対する措置
土石流危険渓流、急傾斜地崩壊危険箇所、地すべり防止区域等の危険箇所・区域について、
再点検するとともに、未指定区域についても点検を行い、周辺地域住民に、災害危険箇所と災
害発生の前兆等について周知徹底する。また、冬季においては、スキー場周辺では雪崩に遭遇
しないよう気象情報等に十分留意した方策を講ずるよう努める。
5
避難体制の確立
災害が発生した場合、住民が速やかに安全に避難できるよう、情報伝達方法の整備、避難路・
避難場所の周知徹底を図るとともに、高齢者等の要援護者に配慮した避難体制を確立する。
22