共同利用型研究開発施設利用促進委員会活動報告

共同利用型研究開発施設利用促進委員会活動報告
−共同利用型研究開発施設の利用促進活動−
1.共同利用型研究開発施設利用促進委員会の目的
研究開発用ギガビットネットワークの一環として全国5箇所に整備される共同利
用型研究開発施設(以下「共同利用施設」という。)に関して、その効果的な利用方
法の検討及び研究開発の振興策を講じること等により共同利用施設の利用促進を図
り、もって次世代超高速ネットワークの実現に資する研究開発を推進することを目的
とする。
2.開催状況
・第1回
平成11年6月1日
・第2回
平成11年10月5日
・第3回
平成12年1月14日
3.活動内容
研究開発施設を必要とする企業、教育研究機関等の利用者に対し、広く共同利用型
研究開発施設を供するために、「共同利用型研究開発施設利用促進委員会」において
利用促進方策を検討した。その概要は、以下のとおりである。
(1)各共同利用施設における研究内容のとりまとめ及び研究成果の公表
共同利用型研究開発施設利用促進委員会において事例発表を行った。
<別紙1参照>
第1回・デジタル・コンテント・クリエーション(㈱電通)
・ネットワークを利用した著作権管理と2次利用編集の調和技術の研究
(大日本印刷㈱)
第2回・家庭における映像配信/利用技術の研究(NTTアクセスサービスシステム研究所)
第3回・マルチメディア over IP on ギガビットネットワーク技術の研究・開発
(三菱電機㈱)
(2)各共同利用施設における技術面・実務面での課題解決方策の検討
共同利用型研究開発施設利用促進委員会では、利用促進に係わる課題等を委員
からアンケート等で集約した。その結果、「共同利用型研究開発施設や利用公募に
関する地域の認知度の向上」が課題として指摘され、広報手段としては、「学会誌、
業界誌、専門家の記事、広告」、「ホームページ」、「地元企業等とりまとめ機関と
の協力」などが重要とされた。また、研究活動の活性化のために、「研究者間の情
報交換の支援」、「研究成果発表会等の開催」、「成果に関する広報活動」が挙げら
れた。
(3)共同利用施設の効果的な利用方法及び利用促進方策の検討
①広報活動の展開
・通信・放送機構のホームページにおいて「研究開発用ギガビットネットワー
ク」のページを刷新(http://www.shiba.tao.go.jp/JGN/index.htm)。各施
設のホームページも充実を図った
<別紙2参照>
・パンフレット、ビデオ等の作成・配布
・電子情報通信学会誌2月号に利用公募についての記事を掲載
・研究者やマスコミ等の見学に対する積極的な対応
・ギガビットネットワークシンポジウム
99での広報、
・その他イベント等へ数多くの出展
②地域協議会の設立
・地元自治体や近隣大学等と連携したPR活動を実施
<別紙3参照>
③共同利用施設の設備を使って実施できる研究テーマ例の整理
<別紙4参照>
④共同利用施設(ギガビット・ラボ)によるJGN利用支援サービス
研究パートナーを見つけられない、利用に関する技術的支援が必要といった課
題に対処するために、共同利用施設(ギガビット・ラボ)の研究員等による利用
技術のコンサルティング、研究支援サービスを企画、検討中。
別紙1
共同利用型研究開発施設を使った研究開発事例
−共同利用型研究開発施設利用促進委員会での事例発表案件−
●デジタル・コンテント・クリエーション
実施者
:㈱電通
利用施設・設備:つくば情報通信研究開発支援センター
(デジタルコンテント作成支援用設備)
研究内容
:大容量通信ネットワーク時代における次世代双方向型デジタル
コンテント(番組)の制作技術として、汎用的かつ最適なユー
ザーインタフェースおよびプラットフォームの模範となり得る
プロトモデルの研究開発
期待される効果:インディーズTV、VRオンラインといったコンセプトによる
ニュービジネスの創生
●ネットワークを利用した著作権管理と2次利用編集の調和技術の研究
実施者
:大日本印刷㈱
利用施設・設備:つくば情報通信研究開発支援センター
(高度画像処理技術・評価設備)
研究内容
:ネットワークを利用して静止画や映像等のデジタルコンテンツ
を配信する際の、著作権管理手法を備えた 2 次利用の為の編集
技術の研究を行う。
期待される効果:デジタル技術、高速ネットワークを利用した、コンテンツ流通
において著作権の保護が可能となり、美術館/博物館等の経済
的価値に富んだ高品質なデジタルデータが呼び込め、結果とし
て多く名経済効果が期待できる。
●家庭における映像配信/利用技術の研究
実施者
:NTTアクセスサービスシステム研究所
利用施設・設備:つくば情報通信研究開発支援センター
(宅内擬似ネットワーク試験設備)
研究内容
:マルチメディア社会に対応可能な、高速・広帯域な情報流通を
可能とする宅内ネットワーク、とくにインタフェース(IEEE1394
等)、伝送媒体(光ファイバ)、ワイヤレス方式に関する研究を
行う。
期待される効果:次世代のホームネットワークに期待される高速・広帯域ネット
ワーク技術の検証を行うことにより、技術の適用性を示すとと
もに、開発予定の各種機器へその技術を反映させ、豊かな情報
社会実現へ寄与する。
●マルチメディア over IP on ギガビットネットワーク技術の研究・開発
実施者
:三菱電機㈱
利用施設・設備:けいはんな情報通信研究開発支援センター
(JGN を使ってけいはんなと大船を結ぶ)
研究内容
:IP をベースとした超高速・広帯域ネットワークにおいて、大容量
マルチメディアコンテンツやデジタル放送データを配信する技
術の研究・開発を行う
期待される効果:通信・放送融合分野における IP ベースの通信技術を開発し、多
様なサービスを実現する。
別紙2
ホームページによる共同利用型研究開発施設の紹介
■通信・放送機構のホームページから各施設へリンク
■北九州情報通信研究開発支援センターのホームページの例
・利用者の環境に応じて、Full VersionとLight Versionを提供
1
■北九州情報通信研究開発支援センターのホームページの例(Full Version)
・ VRMLを用いて3次元画像で施設・施設を詳細に紹介。
2
■北九州情報通信研究開発支援センターのホームページの例(Full Version)
・イベント情報もビジュアルに。
・書式提供機能も充実。
3
■北九州情報通信研究開発支援センターのホームページの例(Light Version)
・利用事例を紹介。
・アンケートで潜在利用者の声を集める。
4
別紙3
地域協議会の現状
(共同利用型研究開発施設関係)
センター名
名称
会長
(部会長)
つくば
けいはんな
京都
岡山
つくばギガビットラボ利 近畿次世代超高速ネット 次世代超高速ネットワー
用促進委員会
ワーク推進協議会
ク九州地区推進協議会
けいはんな情報通信研究 共同利用型研究開発施設
開発支援センター利用促 利用促進部会
進部会(けいはんな部会)
近畿次世代超高速ネット
ワーク推進協議会
京都情報通信研究開発支
援センター利用促進部会
(京都部会)
岡山県高度情報化推進協
議会
ギガビットネットワーク
利用促進部会
海老原 義彦
筑波大学
学術情報処理センター
センター長
鍬田 利秋
精華町
町長
岡本 卓爾
岡山大学
工学部教授
総合情報処理センター長
島田 重康
(財)関西文化学術研究都
市推進機構
常務理事
北九州
岡村 耕二
九州大学
情報処理教育センター
助教授
構成員
大学、民間企業、関係自 民間企業、自治体、関経 大学、民間企業
治体、関東電監 等
連、近畿電監
事務局
つくば市
活動状況 6 月 29 日
設立
等
民間企業、自治体、近畿 大学、民間企業
電監
等
(財)関西文化学術研究都 北九州市
市推進機構ほか5者
精華町ほか3者
㈱岡山広域産業情報シス
テム
4 月 9 日 設立
10 月 13 日部会開催
2 月 23 日部会開催予定
10 月 13 日 設立
11 月 24 日部会開催
2 月 23 日部会開催予定
7 月 29 日 設立
10 月 7 日部会開催
10 月 21 日 設立
2 月 25 日部会開催予定
別紙4
設備利用モデル
−共同利用型研究開発施設の設備とその利用例−
<つくば情報通信研究開発支援センター>
設備名
1.長距離光伝送試験設備
利用例
①実際の長距離伝送ネットワークと同等な環境下における
多様な線路特性と信号波長依存性の検証実験
②ネットワーク機器相互間の接続の正常性確認およびそれ
らを用いたアプリケーションサービス実験
2.ATMネットワーク環境試験 ①ATM(Asynchronous Transfer Mode)技術をベースにした
設備
ネットワーク構築技術の開発
②ATMバックボーンとの接続技術の開発
3.宅内擬似ネットワーク試験設 ①家庭の情報流通基盤である高品質かつ汎用性のある将来
備
型ホームネットワークの研究開発とそれを用いたサービ
ス実験
4.ネットワーク分散処理技術開 ①分散コンピューティング環境を積極的に利用した高度な
発設備
計算技術やアプリケーションの開発
②通信機器の開発や超高速通信機器を構成するデバイスと
その素材を開発するためのシミュレーション
5.高度映像伝送実験設備
①仮想空間映像を用いて多地点同時に同一情報により遠隔
操作で共同作業を行う環境開発
②多地点実写映像を視点一致の環境情報としてシームレス
な映像合成を演出し、双方向でディスカッションできる遠
隔教育・遠隔会議(コミュニティ)等の環境開発
③けいはんな情報通信研究開発支援センターとの間でギガ
ビットATM交換網を介して高速映像伝送実験
6.高度画像処理技術・評価設備 ①美術館・博物館のライブラリーデータを鑑賞する場合を想
定した映像伝送技術、著作権管理技術、ユーザーインター
フェース技術の実証実験および研究
7.デジタルコンテント作成支援 ①大容量映像CG素材を駆使した新しい双方向型コンテン
用設備
トの制作手法や編集手法の研究
8.コミュニティ研究室
①ノートパソコン、50インチの大画面モニター及びテレビ
電話等を利用した各種自由研究やパソコン研修、テレビ会
議等の実験
1
<けいはんな情報通信研究開発支援センター>
設備名
利用例
1.セキュリティ保護実験設備
①デジタルコンテンツに著作権情報を電子透かしとして埋
め込むことにより、権利者を明らかにし、不正利用を抑制
するための研究
②低速ネットワークにおいても高精細画像を配信可能であ
る複数解像度画像やインタラクティブ・コンテンツを、広
域電子芸術博物館へ応用する技術の研究
③IPネットワーク環境において高い信頼性を保ちながら、マ
ルチメディアコンテンツなどの大量情報をネットワーク
の負荷を最小にし、多数の端末へ一斉に配信する技術の開
発
2.高速映像伝送実験設備
①仮想空間映像を用いて多地点同時に同一情報を遠隔操作
で共同作業を行う環境開発
②多地点実写映像をお互いの視線が一致する環境情報とし
てシームレスな映像合成で演出し、双方向でディスカッシ
ョンできる遠隔教育・遠隔会議(コミュニティ)等の環境
開発
③つくば情報通信研究開発支援センターとの間でギガビッ
トATM交換網を介して高速映像伝送実験
3.大容量データ知的処理研究開 ①知識獲得技術の研究開発
発設備
②マルチモーダルコミュニケーション解析技術の研究
③グローバル情報の検索、抽出技術の研究開発
④異文化交流の実証実験
4.超高精細映像技術研究開発設 ①美術品画像、医療向け画像のデジタイズと各種CGコンテ
備
ントの作成
②デジタルアーカイブを利用した超高精細画像の配信シス
テムの構築
③ウォークスルー型各種美術館や、博物館向けコンテントの
作成
5.音声・映像検索/配信実験設 ①動画像コンテンツ定期購読サービスのモニター実験
備
②動画像コンテンツ・ライセンス費徴収サービスのモニター
実験
③動画像コンテンツの視聴率分析サービスのモニター実験
6.デジタルコンテント編集支援 ①各種VTRの動画素材をデジタルデータとしてリニア編集
設備
し、デジタルコンテンツを制作
②3D DVE、クロマキー各種エフェクト及びテロップ作成支援
2
環境による各種効果
③マルチメディア(静止画像、動画、3D、音声)を利用し
たデジタルコンテンツの作成及び作成環境の研究
7.各種ネットワーク環境試験設 ①様々な擬似的ネットワーク環境を構築しての相互接続試
備
験、トラブル解析、動作確認実験、高速・広帯域ネットワ
ークの試用試験等の検証
②ATM及びLAN上のプロトコルの検証、メタル及び光のケーブ
ルの特性測定、各種擬似回線を用いた伝送特性等の測定
8.シミュレーション設備
①回路シミュレータ、電磁界シミュレータ等を組み合わせた
研究開発支援モデルの最適化に関する研究
②高速動作において、デジタル回路が電磁的にもたらす問題
へのコンピュータシミュレーション技術の応用と計測技
術の研究
③携帯型RF機器が近傍に置かれた情報機器に与える影響
についての研究
④機器組み込み型平面アンテナの相互干渉問題に関する研
究
3
<北九州情報通信研究開発支援センター>
設備名
利用例
1.異種ネットワーク接続実験設 ①通信速度の異なる各種ネットワーク環境下におけるコン
備
テンツ配信実験
②ユーザサイドの多様な通信形態に対応するインターネッ
ト放送の研究開発
③電子商取引におけるネットワーク上でのセキュリティ認
証実験
④ビデオカンファレンスシステムの有効性の検証
2.データベース管理・検索技術 ①ビデオ、静止画、テキスト等を一括検索するマルチメディ
開発設備
ア・データベースシステムの研究開発
②ネットワークで結ばれた複数のデータベースを一括検索
する分散型データベースシステムの研究開発
③大型並列計算機を用いた、高度なデータ検索手法の開発
④異なるデータベースへのデータ分配時におけるデータ構
造化技術及びデータ間整合性等の検証
⑤エージェント機能に基づくデータベースシステムの総合
的な研究・開発・評価
3.高臨場感マルチメディア実験 ①立体映像や立体音響による高臨場感VR(バーチャルリア
設備
リティ)コンテンツの評価
②VR体験者の生理反応を測定し、VRの表現及び制御技術
を研究・検証
③ノンリニアビデオ編集やデジタルマルチチャンネルオー
ディオ編集システムを利用した高品質な映像並びに音響
コンテンツの編集技術開発
④データグローブ、ヘッドマウントディスプレイ等、多様な
インターフェースデバイスを用いたVRコンテンツの研
究開発
4.遠隔協調作業環境実験設備
①個々に独立した技術として存在するテレビ会議システム
やサーバのデータ共有システムなどを、一つの有機的なマ
ルチメディア会議システムとして統合化していく研究開
発
②ネットワーク上で、異なる会社や組織が協調作業を行って
いくために必要とされるセキュリティー機能の実験
③仮想オフィスにおけるビジネスロジックの構築
5.多次元画像データ生成・解析 ①環境データのモニタリングを行い、データベース化したう
設備
えでGISアプリケーションで表示
4
②衛星画像データの解析処理
③GISデータをWebにより情報発信
④大容量サーバ、大型並列計算機を用いたスピーディな多次
元画像データ解析
6.デジタルコンテント作成編集 ①コンテントを大画面並びに超高精細ディスプレイに表示
支援設備
し、評価
②3次元形状入力機等を用いた高度なデジタル映像編集加
工
③Win及びMac版の各種オーサリングソフトに基づく、
多様なデジタルコンテントのオーサリング
5
<京都情報通信研究開発支援センター>
設備名
利用例
1.研究開発基盤設備
(各種アプリケーションの研究開発及び実証実験を行うため
の共通基盤)
2.研究開発施設共用設備
①各種データの作成と収集
②ネットワークに障害等が発生した際の原因の特定・分析
③各種高速トラヒック転送に関する研究開発、実証実験
④ネットワーク信頼性の確認
⑤各種コンテンツの流通方法の研究
3.IP over WDM 伝送実験設備
①超高速IPネットワークにおけるネットワークリソース
の有効利用に関する技術の研究
②超高速IPネットワークにおけるネットワーク品質、セキ
ュリティ技術等の研究開発および実証実験
③トラフィック負荷分散技術に関する研究
④IPマルチキャストルーティング技術に関する研究
4.ネットワークリソース管理技 ①ユービキタスコンピューティング環境管理技術に関する
術開発設備
研究
②利用者環境の多元的・階層的管理技術に関する研究
③地域コミュニティにかかわるリソース管理技術の研究
④マルチメディア情報管理・配信技術、利用者情報管理技術
の研究
5.高度情報配信技術開発設備
①放送、動画、静止画、テキストを融合させた多次元マルチ
メディアコンテントの制作・管理・配信機能、利用者収集
データの管理機能に基づく様々な端末に対応させるため
のコンテント自動変換・配信技術に関する研究
②利用者にとって最適な利用者支援型コンテント生成・配信
技術に関する研究
③配信先への振り分け配信技術の研究
6.高度利用者認証技術開発設備 ①外部からのアクセスログを収集・解析したり、秘匿データ
を送受信に必要なメール環境を提供する研究
②DES・RSAなどのデータ暗号化/復号化、鍵生成/鍵
管理、電子署名などの各種セキュリティ要素技術や公正性
保証機能の研究
③暗号化/復号化を行うのに必要な鍵の生成・管理技術の研
究
7.ユーザインタフェース技術開 ①遠隔装置であるモニター検証評価装置、公共施設用検証評
発設備
価装置のオブジェクトコントロールを行う研究
6
②ページ型のユーザインタフェースや3Dキャラクタの動
作及び発話内容といった、ユーザ操作支援オブジェクトの
研究
③遠隔にあるモニター装置とのリアルタイムなコミュニケ
ーションを可能とする、対話型アプリケーションの研究
④ネットワークを介して、公共施設用検証評価装置の稼動状
況を常時監視・通知、稼動状況や障害報告の研究
⑤ケーブルモデムシステム上りCH自動変更機能の実フィ
ールドでの実証研究
8.研究開発施設遠隔利用設備
①本施設内の設備の遠隔利用
②モニターの反応の収集
③地域コミュニティでのマルチメディアコンテントの活用
研究
7
<岡山情報通信研究開発支援センター>
設備名
利用例
1.研究開発基盤設備
(各種アプリケーションの研究開発及び実証実験を行うため
の共通基盤)
2.研究開発施設共用設備
①超高速な伝送ラインの提供による各種の高速トラフィッ
ク転送に関する研究開発や実証実験
②実フィールドにおいて、WDM伝送へ各種通信路特性が与
える影響の把握
③リング型ネットワーク等の冗長構成におけるネットワー
ク信頼性の確認
④学生向け授業コンテンツ、生涯学習用コンテンツ、大学一
般教育科目用コンテンツのコンテンツ作成
⑤映像インフォメーションサービスの研究
⑥映像編集技術の習得や活用方法の検討
⑦立体映像の効率的作成方法の検討、開発
⑧映像コンテンツの流通方法の研究開発
3.WDMネットワーク設備
①リング形WDM回線において、大容量伝送技術およびネッ
トワーク負荷分散等の研究開発
4.ネットワークセキュリティ管 ①イントラネットの簡易セキュリティ監視技術ソフトウェ
理技術開発設備
ア開発
②ネットワーク不正アクセス源の特定技術の研究
③暗号化ソフトウェアの実フィールド実験
④広域ネットワークにおけるセキュリティ監視の運用方法
の研究
⑤広域ネットワークにおけるコンピュータ犯罪の統計学的
研究
5.高度利用者認証技術開発設備 ①電子透かし技術、暗号化・複合化技術およびデジタルコン
テンツ処理の研究
②広域広範囲に渡る様々な機関における電子認証技術の実
証実験
③個人認証技術を活用したアプリケーションの開発
6.大容量情報配信技術開発設備 ①マルチメディアデータの効率的通信方法の開発
②ネットワーク高負荷状態での通信制御方式の開発
③ATMやWDMなど各種ネットワーク上での映像伝送の
研究
7.分散データベース管理・処理 ①ビデオ、静止画、テキスト等を一括検索するマルチメディ
技術開発設備
アデータベースの開発
8
②ネットワーク上の分散型データベースの管理技術の開発
③分散データベースでの障害管理/運用方式の研究開発
8.高速検索技術開発設備
①大規模データベースの高速検索技術の研究
②データベースの簡易検索インタフェースソフトウェアの
開発
③複数のデータベースサーバから効率良く必要なデータを
検索する手法の研究
④知的検索技術の研究開発
9.研究開発施設遠隔利用設備
①行政ワンストップサービスに関する開発
②一般消費者向けの情報提供のあり方の研究
③新しいコミュニケーションツールの開発
④大型表示装置を使用した効果的な広告コンテンツの検討
⑤会議用プレゼンテーション表示装置の実用検証
⑥館内の情報提供端末の開発
⑦TV会議端末を利用した高校等における共同勉強会や各
種交流会用アプリケーションの開発
⑧県庁や市町村役場における会議、行政連絡等の効率化の方
式検討
⑨TV会議を利用した遠隔健康相談システムの開発
⑩インターネットアクセス端末のフィールド試験
⑪一般消費者向けの各種アンケート調査方法の研究
⑫行政サービスのアプリケーション開発
⑬インターネットの利用状況調査/利用ニーズの調査
⑭双方向CATV網でのQOS(帯域保証)に関する研究開
発
⑮複数地区CATV網での集中ネットワーク運用管理技術
の開発
⑯複数地区CATV網での統合アップリンクのあり方、利用
方法に係わる研究開発
9