第28号 - 五島市

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奥浦人の好きな場所
なんごうら
波と石に洗われた貝殻や、
きれいな色のシーグラスを
見つけたり。
南河原の石浜
★月1回発行 長崎県五島市(奥浦地区)戸別配布
~奥浦だより~
よかとこ!おくうら
11月号
ーContents-
1
買い物支援先進地視察 カミティ
奥浦の植物図鑑 アオノリュウゼツラン
まち協 「自分の命は自分で守る」
まち協 第22回ナイターペタンク大会
1面
1面
2面
2面
まち協
3面
今月のキラリ★おくうらの達人
3面
まち協
3面
4面
奥浦のうまかもん スジアラ鍋
奥浦人の好きな場所
4面
おくうらの事業所
坂本 勝さん
奥浦の農産品作り
南河原の石浜
九州電力
福江第二発電所
先進地視察「上五島カミティ」
黄色い花の海浜植物。クレーターのような石には
ミナの子どもがいっぱい。
南河原漁港におりて右手に進むと、きれい
な石浜が広がっています。屋根尾島や竹の子
島の景色を眺めながらビーチコーミング。千
畳敷を思わせるような岩の造形も楽しむこと
が出来る場所です。
▶防波堤の右側に石浜へ出
る道があります。
おくうらの事業所紹介
九州電力
福江第二発電所
住)長崎県五島市奥浦町1667番地
☎ 0959-73-0101
九州の離島(北は対馬、南は与論島まで)のほとんど
で内燃力(ないねんりょく)発電所が活躍しているそう
です。(図は九州電力ホームページの「離島(内燃力)発電所」より)
▲バスへ乗り込む利用者を介助するボランティア。
送迎バスへ乗り降りする際の歩行困難者の介助、重
たい荷物の持ち運び、店内での買い物のお手伝いな
ど、ボランティアはなくてはならない存在。利用者の
方も安心して送迎バスを利用できるようです。
奥浦地区では昨年の10月から宅配の買い
物支援を始めて1年。毎週1回金曜日に配達
を行い、毎回10名~15名の方が利用されて
います。この様な状況の中、利用者から「自
分で見て買い物をしたい」という要望があ
り、保健福祉部会ではこれを何とかしたいと
考え、今年1月から上五島のカミティさんが
無料の送迎バスを始めたことを知り、10月
11日(火)視察に伺ってきました。
カミティさんでは、1週間に3回(月・火・
水)、29人乗りのバスで無料送迎を行ってい
るそうで、店内では1時間ほどの買い物時間
があります。バスにはボランティアが一緒に
乗り込み、バスの乗降時の介助や荷物の持ち
運びなど、きめ細やかにサポートされてい
て、利用者の方の笑顔がとても印象的でし
た。
「知り合いもで
き、毎回楽しみ
にしている」、
「ゆっくり買い
物できる」と好
評です。
福江第二発電所ができて今年で満45年。
重油を使って車のエンジンと同じ仕組みで
発電する内燃力発電所です。4台の発電機
の総出力は21000キロワット。(五島全体の夏場
の最大電力は約6万キロワット)。平成17年に長
崎(大瀬戸町の松島)~奈良尾間が海底ケー
ブルでつながり、五島で使われる電力は全
て九州本土から送られるようになったそう
ですが、非常用電源設備として今も重要な
役割を担っています。有人島は全て送電線
でつながっていて、非常時は五島にある3
カ所の発電所(宇久、新有川、福江第二)で
五島全域の電力をまかなえるそうです。
▲カミティバリュー中村社長からの買い物支援説明
▼冷却水のため池には、
かわいい魚のイラスト
も。
▲送迎バスの待合所
奥浦の植物図鑑 「アオノリュウゼツラン」
▲機械の音がとても大きいの
で、耳栓をしながら作業するそ
うです。
▲福江第二発電所に勤務する
左 か ら 本 多 さ ん、才 津 副 所
長、橋口さん。
奥 浦 地 区 に お い て も、各 関 係 者 と 調 整
し、送迎の買い物支援の実現に向けて検討
を進めていきます 。
9月末現在の
奥浦地区(前月比)
奥小「なかよし広場」の橋のた
もとで子供の背丈より大きな葉を
人口:
人 (+7)
広げて います。ゆっくりと成 長
前年9月末:1,111人(-23)
し、数十年かかって生涯に一度だ
世帯数: 604世帯 (+7)
け花を 咲かせるそう です。別 名
20歳未満:130人 (+1)
「センチュリープランツ(世紀の
20~39歳:99人 (-1)
植物)」。花が咲いた後、株は枯
40~64歳:382人 (±0)
れるそうですが、それまでに根元
65歳以上:477人 (+7)
近くに子株を作り子孫を残すそう
高齢化率:43.84% (+0.36)
です。
奥浦だより「よかとこ!おくうら」No.28 発行:平成28年11月1日 奥浦集落支援員(鍋内)
1,088
月に一度試運転を行い、指令が
あればいつでも稼働できるように
スタンバイしています。感電など
の事故や漏油などの環境事故を起
こさないよう安全第一で取り組
み、電力の安定供給の為に日々頑
張っています。
奥浦だより「よかとこ!おくうら」No.28 発行:平成28年11月1日 奥浦集落支援員(鍋内)
2
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今月のキラリ★おくうらの達人
防災マップを活用した防災訓練
“自然に即した農業”を目指す
笑顔がとても素敵な
奥浦小学校では平成28年度、文科省の委託事業
を受け、1年を通して各種避難訓練や先進的実践校
の視察などを行いながら、防災教育を中心とした実
践的な安全教育に取り組んでいます。
これを受け、地域も共に子供達の安全教育に関わ
ることができればと、まちづくり協議会と奥小等が
一体となって実践委員会を設置し、地域と学校が連
携した避難訓練を計画しています。
さかもと まさる
坂本 勝さん(52)
プロフィール:奥浦在住(移住4
年目)、農業20年、操体法講
師、ねこたまShop&Café、
三線が好きです。
山口
防犯防災部会では、昨年度に作成した
「奥浦地区防災マップ」を活用して、危
険個所の確認や防災意識向上のため、今
後3年間で奥浦の全地区(14地区)の避難
訓練を順次行う予定です。
11月27日(日)午後1時30分から
奥浦町内において地域と学校が連携した避難訓練を
予定しています。
▲会議の中で、奥小の山口教頭先生より、8月に
奥小の6年生が訪問した宮城県気仙沼市大島での防
災教育について紹介がありました。子供たちが現
地の方の体験談や風景を見て東日本大震災のこと
を学んだ様子や、大島小学校の子供達と交流する
様子などがうかがえました。
「操体法」の公民館講座(11月より
全5回)の講師を務める勝さん。身体の
バランスの整え方や簡単な身体のほぐ
し方等を指導されています。「快医
学」という治療院で温熱療法や食事療
法、操体法などを6年ほど研修し、自
分でできる家庭医学の普及の為、先生
に付いてアフリカのウガンダやタイへ
行って学んだ経験もあるそうです。
「自然」が自分の生き方と話す勝さ
ん。自然に即した農業を目指して、奥
ノ木場の畑で少量多品目のこだわりの
野菜作りのほか、養蜂も行っているそ
うです。
和也さんからの紹介です
坂本さんとは、家がお隣さんで知り合
いになりました。坂本さんは地域の大工
さんの協力で農作業小屋を改修し9月3日
にお店をオープン。厳選した有機食品
や特産品を販売しています。紅茶や果
実ジュース、豆や焙煎方法にこだわっ
たコーヒーもありますので、地域の皆
さんぜひご利用ください。営業時間は ▲ 奥 浦 の「しら や ま
土~火(午前10時半~午後5時半)で 食 堂」の 向 いに お 店
があります。
す。
▶操体法講座で。
奥浦のうまかもん
後援各社(敬称略、順不同)
優勝は「大浜平田」チーム!
今回は昨年を上回る131チームが参加し熱戦が繰
り広げられました。10月4日(火)~7日(金)の開催予
定が、雨天の為大幅に日程変更となりご迷惑をおか
け致しました。10月5日、6日、10日、11日の4
日間で無事最終日を迎えることができました。
▲優勝「大浜平田チーム」
(左から平田幸恵さん、田原和子さん、平田耕一さん)
大浜平田チームは初戦で昨年の優勝チームを破って勝
ち進み、決勝戦では10対10に追いつかれたものの、最
終メーヌで一気に3点を獲得し見事優勝。平田さんは
「いろんな人と顔見知りになり、毎年楽しみにしていま
す」と話されていました。おめでとうございます!!
月の砂漠
川端石油店
鬼岳造園
有川石材
野瀬建設
林田水産
五島運輸株式会社
稲よし
山下勝敏
アシタバ機電・協和機電工
業(株)
本村石油店
奥浦郵便局
中山幸夫
株式会社グループホームお
くうら
グループホーム鶴亀
佐々野整骨院
株式会社三和
山一資材株式会社
九州建設機械販売株式会社
福鮓
高島酒店
奥浦慈恵院
才津プロパン(株)
北島産業株式会社
五松屋
おも舵いっぱい
サロン・ド・You
フラワーショップミヤモト
小石薫事務所
五島式典社
スズヤ
株式会社チューオー
いそだスポーツ
菊丸運動具店
赤尾栄
聖マリアの園
木口汽船
ヤンマー舶用システム(株)
ヤンマーエンジニアリング株
式会社
堂崎天主堂キリシタン資料館
荒木武雄
浦頭教会 岩崎神父様
スナックうさぎ
神田石油店
海興水産株式会社
金子産業
日本マグロ養殖(有)
小田精肉店
Le・Pon(ル・ポン)
NKテック
田中リース
割烹 石松
今村製油店
かけはし
Baby Qoo
丸宗水産
五島市観光協会
平山久利
平川陶器店
奥浦地区町内会連合会
濵口水産 濵口末彦
奥浦地区公民館長 平山末義
城山町郵便局局長 平山末義
弘松(代表 松尾弘)
姫百合丸 中村不二男船長
五島ふくえ漁協 奥浦支所
竜丸 山川義明
菓子工房noko-noki
木ノ口かたし
(有)柳田建材
大久保冷菓
奥浦だより「よかとこ!おくうら」No.28 発行:平成28年11月1日 奥浦集落支援員(鍋内)
奥浦の農産品づくり(地域振興部会)
6/18( 土 ) に 種 ま き し
た大豆が枝豆で食べごろ
になっています。大豆で
の 収 穫 は 12月 頃。葉 っ
ぱが枯れてなくなった頃
に根っこから取り天日に
干すそうです。
スジアラ鍋
のハタで、
スジアラは大型
ラ」。
地方名は「赤ア
そ う で す。
だ
旬
が
夏
初
秋~
ットより)
ネ
ー
タ
ン
イ
(写真は
うま味たっぷ
りな高級魚
作り方
材料:スジアラ、白菜、大根、ポン酢
①鍋に水を入れて沸騰したところに、スジア
ラ、白菜を入れます。スジアラが煮えれば出
来上がり。
9/9(金)に種まき
したそばに白い花が
咲 い て いま す (写 真
は 10/12)。そ ば は
種をまいてから約2
カ月~3カ月ででき
るそうです。一番上
の 花 の 実 が 70 ~
80% 黒 く な っ た ら
根元から切って収穫
するそうです。
大根おろしとポン
酢で頂きます。
先日の部会で、枝豆として試食しま
し た。甘 味 が あ り、と て も お い し く
育っていました。
スジアラからいい出汁が
出ます。あらの部分を先に
入れるといいそうです。
奥浦だより「よかとこ!おくうら」No.28 発行:平成28年11月1日 奥浦集落支援員(鍋内)