P14~P15 平成20年度から健診が義務化になります

健康
自己負担割合
5.0%
後期高齢者医療では、医療費
の自己負担は今までどおり一割
負担となります。ただし現役並
み所得者は三割負担になりま
す。
25.1% 27.0% 28.3% 32.0% 39.0% 37.2% 39.8% 31.1% 22.4% 17.9% 12.5%
年々増加する医療費の問
題は、国・県・市の財政を
圧迫するだけでなく、市民
の皆さんの負担を増やしつ
つあります。
そこで国は、 年度から
医療制度改革を実施するこ
あなたは、本当に健康?
図3は 年度の 歳以上の国
民健康保険被保険者基本健診受
診状況です。
全体の %の人が基本健診を
受診されていますが、そのうち
異常なしは %、 人に9人は
何らかの保健指導や医療が必要
という驚くべき結果が出ていま
す。
知らず知らずのうちに、体を
むしばむ生活習慣病を事前に発
見し、予防する最も有効な方法
が特定健診なのです。
特定健診で皆さん一人一人が
ご自分の健康状態を知り、自ら
9
受診率
71
197
453
847
983 1,216 1,283
771
474
337
後期高齢者医療の経費内訳
図1
とになりました。
保
険
料の賦課
今回は、その変更点とこ
後期高齢者医療制度の財源
れからの問題、方向性を皆
は、図1のとおりで、 歳以上
さんと一緒に考えてみたい
の 人 に、 全 体 の 医 療 費 の 一 割
と思います。
が保険料として賦課徴収されま
す。
一人一人の保険料について
今回の改正の大きな柱は、
に着目して実施され、 歳から
は、収入︵所得︶状況によりこ
○後期高齢者医療制度の創設
れから決定されますが、現時点
○保険者による健診の義務化
歳までが対象となります。
では、年金などからの特別徴収
そのため、図2のように国民
ですが、それぞれに市民の皆さ
と納付書による普通徴収が予定
健康保険の人は市の健診で、そ
んに直接関係するものですので
されています。
れ以外の方は加入されている医
その概要をお知らせします。
療保険で特定健診を受けること
になります。
新しく
特定健診・特定保健指導
さらにこの特定健診には受診
﹁後期高齢者医療制度﹂
率︵受診者÷被保険者︶が 年
度までに %を超えないと、後
今まで 歳以上の人の医療保
市は、市民の皆さんの健康維
険として、
市は﹁老人医療制度﹂ 持のため、毎年基本健診を実施
期高齢者医療制度に支出する支
を運営してきましたが、それが
してきましたが、 年度からそ
援 金 が 増 え る と い う、 ペ ナ ル
廃止され、 年度から﹁後期高
ティーが課せられています。
の健診が﹁特定健診﹂と名前を
このペナルティーは、国保財
変え、健診後の保健指導と併せ
齢者医療制度﹂に変わります。
源でまかなうことになり、結果
て、保険者︵国保は市︶の義務
市町村単位の保険から県単位
的に受診率が低いと保険税が上
となります。
となり熊本県後期高齢者医療広
がるということになります。
この特定健診は、生活習慣病
域連合が高齢者医療の保険者と
健診は健康を知ることと保険
の元凶と言われるメタボリック
なります。
シンドローム︵内臓脂肪型肥満︶ 税を節減することになります。
国 県 市
4:1:1
10
%
医療費の10%
179
248
健康をつかみ取る努力をするこ
とが﹁健康立市﹂の実現につな
がるのではないでしょうか。
患者負担額
568
988 1,249 1,674 2,408 2,520 3,270 3,221 2,724 2,024 1,100
7
149
121
40
40-44 歳 45-49 歳 50-54 歳 55-59 歳 60-64 歳 65-69 歳 70-74 歳 75-79 歳 80-84 歳 85-89 歳 90-94 歳 95 歳 -
18
31
UKI CITY
August
14
広報うき 2007・8・1
広報うき 2007・8・1
August
15
UKI CITY
90
%
81
24
要指導
51
患
者
負
担 受診者数
75
支援金
40%
異常なし
310
10
215
健診方法は、
再度お知らせします
︻問い合わせ先︼
後期高齢者医療制度
市民課 老人保健係
特定健診
市民課 国保年金係
健康づくり推進課
保健総務係
☎32│1111
265
医療
給付費
保険者が
( )
払う金額
公費
50%
173
保険料
10%
65
1500
0 ∼ 74 歳の
保険料
(各医療保険から)
24
898
88
10
38
348
392
147
年度の市の健診は、以上の
事を踏まえ新しい健診体制で実
施する事になりますが、特定健
診以外のがん検診、結核検診な
ども従来どおり実施する方針で
す。
具体的実施方法は現在、利便
性や費用対効果を考慮して検討
中ですが、決定次第、広報紙な
どでお知らせします。
皆さんのご意見をお待ちして
います。
※75歳以上の後期高齢者医療被保険者については、保険者での実施が未定です。決定次第お知らせします。
※39歳までの方の特定健診(基本健診)については国保被保険者は市で、それ以外はお勤めの事業所にご相談
ください。
10
被保険者数
市の健診で受診
40
343
107
900
20
14
57
0
101
1200
要医療
114
75
保
険
者
が
医
療
機
関
に
支
払
う
額 600
20
20
市の健診で受診
介護予防のための
生活機能評価
後期高齢者医療保険
基本健診(39歳まで) 事業所の健診等
特定健診の受診率
が低いと市(国保)
から出す支援金が
増えます。
71
98
79
加入の医療保険で受診
特定健診(40歳以上)
623
580
171
69
772
300
市の健診で受診
介護予防のための
生活機能評価
74
基本健診受診者総合判定区分(国民健康保険)
平成 18 年
図3
296
革
改
の
度
制
療
医
市の健診で受診
国民健康保険 がん検診
国保の健診で受診
75
20
社会保険等
がん検診
健診が義務化になります
75歳以上
65歳∼74歳
40歳∼64歳
健診項目
∼39歳
基本健診(39歳まで) 国保の健診で受診
特定健診(40歳以上)
医療保険
平成 20 年度から
特定健診・がん検診等の受診方法
図2