「社会的経済」って何? 変革と復興を目指す「もう一つの経済」を考える東北の集い 協賛と参加のお願い ソウル宣言の会 代表 若森資朗 2013 年、2014 年と二度にわたり注目すべき国際大会「グローバル社会的経済フォーラム(GSE F) 」が、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長のリーダシップのもと、韓国ソウル市で開催されま した。そこには全世界の「社会的(連帯)経済」を支援する自治体などの公的機関や、そのことを実践 するNGOやNPO、協同組合などの非営利団体が集まり、活発な討論が行われました。2013 年大会 では「ソウル宣言」を採択、2014 年には前年の大会を受けて「グローバル社会的経済協議会」の設立 を確認し、参加団体、個人がそれぞれ世界で動き出しています。 この大会が目指しているものは、不平等の拡大、生態系の破壊、対立(憎しみ)の激化をもたらした、 市場原理主義に過度に傾斜し全世界を闊歩するグローバル資本に対し、不都合や生きにくさを感じてい る人達、また今のままの社会では未来はないと感じた人達が変革を目指し、生活現場から「社会的(連 帯)経済」を育成、発展させ、グローバル資本の支配に対し、「もう一つの経済」と呼ばれる「社会的 (連帯)経済」のグローバル連帯を形成することにより対抗していこうというものです。 日本の社会情況は省みると、アベノミクスの成果との触れ込みで株価高騰、賃金アップ、好景気が演 出されていますが、世論調査を見る限り大多数の国民はそのようにとらえてはいません。大企業、大都 市に富が集中し、そして富裕層が恩恵を受けていると感じているのです。地方の疲弊、労働者の非正規 化による貧困、中間層の転落への危機感、効率重視の競争社会による心身の疲弊は社会不安となって現 れています。3.11 被災地においては中央主導、官主導の復興では掬い取れない問題が累積しています。 福島原発事故に向き合うことが忌避され、原発再稼働がもくろまれています。しかしその様な日本の社 会状況にあっても、生活者自らが現状を打開しようとする社会的(連帯)経済の実践が多様に生まれ、 各地で継続されています。私たちはその実践を相互に学び、つながりあい、世界とも連帯していくこと が現在の閉塞情況を打開する道になると確信しています。 そこで私たちはソウル宣言で示された世界の社会的(連帯)経済の動向を学び、地域での実践の交流 を広げるために下記の要綱で集会を開催することにしました。つきましては 是非、共に「社会的(連 帯)経済」の実践を学び、グローバルかつローカルでの連帯を目指す本集会の協賛と参加・協力をお願 いする次第です。 記 集会名称: 「社会的経済」って何?~変革と復興を目指す「もう一つの経済」を考える集い GSEF2014 の成功を受け、日本の社会的(連帯)経済の現状と今後の課題 日 時:2015 年5月23日(土) 午後1時 30 分~4時30分 会 場:ハーネル仙台(http://www.heanel.jp/) 〒980-0014 仙台市青葉区本町 2-12-7 参加費:500 円(資料代) 主 共 催:ソウル宣言の会(http://www.seoulsengen.jp/) 催:●●●、●●●、 ・・・ 集会事務局:ワーカーズコープ東北事業本部、生活協同組合あいコープみやぎ 【プログラム】 第一部 基調報告 演題 第二部 日本協同組合学会会長 柳沢敏勝氏(明治大学商学部教授) 「社会的経済組織の現状と今日的課題(仮)」 パネルディスカッション ―― 東北各地からの実践報告 懇親会 午後5時00分~午後6時30分 以上 ------------------------------------------------------------------------------------------ 5.23集会協賛 申込み書 5・23集会に協賛します。 ①団体賛同 貴団体名( 住所 ) ( ) ご担当者名( ) 連絡先( ) ②個人賛同 お名前( ) 所属 ( ) 連絡先( ) 協賛をいただいた団体・個人は集会案内のチラシ等に掲載しご紹介させていただきます。 申込書送り先 FAX;022-284-6973 E-mail; あいコープみやぎ組織運営室(担当 豊嶋馨)行
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