スタジオデラックスⅢ L-398A

スタジオデラックスⅢ
L-398A
使用説明書
保証書付
お買いあげありがとうございます。
この使用説明書をよくお読みになり、安全に正しくお使いください。
この使用説明書には、
保証書が添付されておりますのでお読みになっ
た後も、大切に保存してください。
正しく安全にお使いいただくために
ご使用になる前に必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みの上、正
しくお使いください。
警告
このマークは、製品を正しくお使いいただけな
かった場合、製品の使用者等が死亡、または重傷
を負う可能性があることを示す警告マークです。
注意
このマークは、製品を正しくお使いいただけな
かった場合、製品の使用者等が軽傷、または中程
度の傷害を負う可能性がある状況、または物的損
害が予想される危険状況を示す注意マークです。
警告
● 取り出しの出来る光球、白色平板、光角度板、
スライド板は乳幼児の手の届かない場所に置
いてください。誤飲により窒息等の危険があ
ります。
● 乳幼児等が誤ってストラップを首に巻くこと
のないように手の届かない場所に置いてくだ
さい。窒息の危険があります。
注意
● 強力なマグネットを内蔵しています。磁気の
影響を受けやすい物に近づけないでください。
記憶の内容を失ったり、機能の一部を破損す
る場合があります。
例:キャッシュカード、フロッピーディスク、
定期券等の磁気カード類、及びテレビ、コン
ピュータ等のディスプレイ装置。
目 次
正しく安全にお使いいただくために
目 次
1.特 長 ………………………………………………………… 1
2.仕 様 ………………………………………………………… 3
3.各部の名称 …………………………………………………… 4
4.付属品 ………………………………………………………… 5
5.本体の基本的な使い方 ……………………………………… 6
1.ストッパーボタンの使い方 …………………………… 6
2.ゼロ位置の確認と調整 ………………………………… 6
3.メモ用設定指針の使い方 ……………………………… 7
6.付属品の使い方 ……………………………………………… 8
入射光式の測定 ……………………………………………… 8
1.光球 ……………………………………………………… 8
2.白色平板 ……………………………………………… 11
反射光式の測定 …………………………………………… 12
1.光角度板 ……………………………………………… 12
その他 ……………………………………………………… 14
1.エクスボージャーバリュー(EV値)
の読みとり … 14
2.シネ目盛の使い方 …………………………………… 14
3.露出倍数
(−2、−1、+1、+2)
の使い方
…… 15
7.付属品(別売)
の使い方 …………………………………… 16
1.直読スライドの特長 ………………………………… 16
2.直読スライドの使い方 ……………………………… 17
8.取扱い上の注意 …………………………………………… 18
9.アフターサービスについて ……………………………… 19
保証規定 ……………………………………………………… 20
保証書 ………………………………………………………… 22
1. 特 長
一般の被写体にはすべて、反射の強い面(反射率の高い面)と反射の
弱い面(反射率の低い面)がさまざまな階調で複雑に組み合わされて
います。そしてこの変化は当然、露出を決定する際に微妙な影響を与
えるわけで、
どの部分に露出を合わせるかが重要なポイントになりま
すし、写真のでき具合も大きく変わってきます。各部分、あるいは両
極端をそれぞれ測定し、
その平均値を求めることによって失敗のない
写真を撮ることはできますが、これは、時間がかかりすぎる欠点があ
ります。
そんな不便さを一挙に解決したのがスタジオデラックスⅢで
す。
1. 入射光式(反射光式も可能)として最高の露出計です。
2. 受光部が自由に回転できるので測定がたいへん楽にできます。
3. 指針ストッパーがついています。
測定は手元から離しても操作で
きます。
4. 指針を自由に振らせる解除機構をもうけました。
5. メモ用設定指針をもうけましたので、ライトバランスの決定に
は、一層便利になりました。
6. 光球により被写体と同一光線状態で受光できます。
被写体は普通、立体ですから、光線状態によって明るい面(ハイ
ライト)と暗い面(シャドウ)ができます。
(照明コントラスト)
。
光球はこの被写体とまったく同一の状態で光を受けますし、
各方
向からの光の強さに応じて自動的に撮影に関係のある値をメー
ターに指示させる機能をもっております。従って、一般の露出決
定には、この光球が一番便利なわけです。
7. ISO 感度とシャッター速度の組み合わせから直読スライド(別
売)を使用しますと直接絞り値を求めることができます。
8. 受光素子としてアモルファス光センサを使用していますので電池
を必要としません。
9. 付属品を使用することによって撮影の幅が広がります。
1
1. 特 長
BACK LIGHT
背後よりの光球
MAIN LIGHT
主光線
AMORPHOUS PHOTOSENSOR
アモルファス光センサ
LUMISPHERE
光球
FILL-IN LIGHT
補助光線
10
2
.4
05
11
5K
INCIDENT
LIGHT
8
16
2
320
5.6
1.2
注意
2.8
160
0
MAGNET
電磁石
80
4
64
20
40
MICROAMMETER
電流計
● 強力なマグネットを内蔵しています。磁気の
影響を受けやすい物に近づけないでください。
記憶の内容を失ったり、機能の一部を破損す
る場合があります。
例:キャッシュカード、フロッピーディスク、
定期券等の磁気カード類、及びテレビ、コン
ピュータ等のディスプレイ装置。
2. 仕 様
形 式
受 光 方 式
受 光 部
測 定 範 囲
(I S O 1 0 0 )
I S O 目盛
シャッタ目盛
絞 り 目 盛
シネコマ数目盛
E V 目 盛
校 正 定 数
使用温度範囲
保存温度範囲
寸 法
質 量
定常光用アナログ露出計
入射光式(反射光式可能)
入射光式 光球及び白色平板
反射光式 光角度板(受光角 30°)
EV 4 ∼ 17(入射光式)
EV 9 ∼ 17(反射光式)
6 ∼ 12000(1/3 ステップ)
60 ∼ 1/8000 秒
0.7 ∼ 128(1/3 ステップ)
8,18,24,64,128(f/s)
EV1 ∼ 20(1/3 ステップ)
入射光式 光 球 C = 340
白色平板
反射光式 K = 12.5 0℃∼ 40℃
− 20℃∼ 60℃
112 × 58 × 34mm
約 190 グラム
※ この使用説明書に記載の仕様および外観は、
改良のため予告なく
変更することがあります。
3
3. 各部の名称
正 面
光球 q
受光部 w
フートキャンドル e
メモ用
設定指針 !7
絞り値(直読用)r
指針 !8
EC
1/S
4
8 18 2 125
2 4
0
8 15 30 6
4
32
22
5.6
16 11 8
ストラップ掛け@5
ダイヤル
スケール目盛 u
スケールマーク i
ISO 目盛 !0
シネ目盛 !2
ストッパーボタン !3
5
128
CINE
64
250
-1
ISO
45
2.8 00 1k 2k 4k 8k
2 1.4
1 0.7 F
200
100
50
2 1
フィルム感度
切換ノブ @0
・
-2
5
マーク !9
64
128 90
ISO マーク !1
60 3
0 15 8 4
EV マーク y
・
・11
0・
5k 2
+
1
0
5k
H スケール
マーク o
EV 目盛 t
L-398A
16 0
80
320
56
40
8
640
0 28 4
2
0
Deluxe Ⅲ
o
i
d
u
1
t
S
11 1.2
5 2
6
1
0
0
320
8
.4
11 0 40 +2 -2 -1 640 1
1
2
.2 6
1
0 H + 12 E V
+1
シャッター速度目盛 !4
絞り目盛 !5
ダイヤルリング !6
裏 面
ゼロ位置調整ネジ @1
4
メ
ー
タ
ー
ス
ケ
ー
ル
ダ
イ
ヤ
ル
ス
ケ
ー
ル
4. 付属品
光球 q
HIGH 専用スライド @2
(H スライド)
HIGH
白色平板 @3
(ルミディスク)
付属品(別売)
直読スライド
光角度板 @4
(ルミグリッド)
No. 5
直読スライドは全部で 11 枚あり
ます。(ケース入り 11 枚セット)
警告
● 取り出しの出来る光球、白色平板、光角度板、
スライド板は乳幼児の手の届かない場所に置
いてください。誤飲により窒息等の危険があ
ります。
5
/S
k 1
EC
・1
CINE
50
4
12
250 8
50
2 1
64
4
8 18 2
2
60 1
2
5
11 1.2
0 160 320
640
40 8
1
1
0
2
2
1
1
2
+
.2 6
0 H +1 2 EV
+1
2
1.4
・1
60 30
12
2 1
64
128 90
15 8 4
200
100
50
ISO
8 2
1.4 1 0.7 F
EC
250 8 C I N E
1/S
500 1k
2k 4k 8k
-1
1
・
・11
-2
0・
5k 2
+
5
e
S
5k
0
200
100
ISO
6
128 90
5
8 2 0 1k 2k 4k 8
1.4 1 0.7 F
-1
5
・
・11
-2
0・
5k 2
+
1
11
60 30
15 8 4
ストッパーボタン !3 のマーク !9
・
が○の時、
ストッパーボタンを押
すと指針 !8 は明るさに応じて振
れ、はなすと指針はその振れた位
置で固定されます。
ストッパーボタンを押したまま
マーク位置が○になるまで時計
・
方向に回すと指針は解除され、ス
トッパーボタンをはなしても明
るさに応じて自由に振れます。ま
た指針を固定したい時は、そのま
まストッパーボタンを反時計方
・
向にまわしてマークを○にして
e
S
11 1.2
0 160 320
640
40 8
1.2 16
20 +1 +2 -2 -1
0 H 2 EV
+1
2
.4
5
5k
1. ストッパーボタンの使い方
0
5. 本体の基本的な使い方
64
4
8 18 2
25
60 1
2
ください。
CINE
500 1k
128
250
4
24 6
2 1.4
1 0.7 F
200
100
50
ISO
3
16
1/S
2k 4k 8k
EC
+1
5
8 18
2 4
0 12
8 15 30 6
4
2.8
1
-1
5
EV
・12
-2
45
640
11 1.2
1.2
5k 2
+
・
・11
0・
2 1
64
128 90
6
2 -2 -1
+1 +
H
15 8 4
て光を完全に遮断し、指針がゼロ
位置を正しく指示しているか確
認してください。
指針がゼロ位置からずれている
ときは、本体裏側のゼロ位置調整
ネジ @1 のネジ溝へ硬貨などをあ
てて指針を見ながら静かに回転
させ、調整してください。
320
8
Deluxe Ⅲ
0 160 320 6
40 8
40
20
60 30
ストッパーボタンを解除した状
・
態○で受光部を手か黒布で覆っ
S tu d i o
L-398A
16 0
56
80
4
40
28
20
5 10 2
.4
11
0
5k
0
2. ゼロ位置の確認と調整
5. 本体の基本的な使い方
3. メモ用設定指針の使い方
ダイヤルリング !6 とメモ用設定
指針 !7 のダイヤル部を同時にも
ち、指針位置又は設定したい明る
さの位置にメモ用設定指針を合
わせます。
※ 実用例は P11 参照。
ダイヤル部
メモ用設定指針
7
6. 付属品の使い方
ISO
12
15 8 4
2 1
4
8
200
100
50
2 4
4
8 18 2
64
5
12
0 60
2
60 3
0
90 6
a. 光球 q を受光部 w にとりつ
けてください。とりつける際
は、光球の枠の白点を受光部
の白点にあわせてセットし時
計方向に(約 45 ゜)静かに
まわすと、光球は確実に固定
されます。
b. 使用するフィルム感度の数値
をフィルム感度切換ノブ @ 0
を動かしてセットしてくださ
い。ISO 数値は右側の ISO
マーク !1 に、セットします。
絵図では ISO100 にセット
されています。
c. 被写体の測定したい位置か
ら、光球をカメラ方向に向け
ます。
(受光部は、自由に回転
します。
)
250 8 C I N E
5
k 1
2.8 00 1k 2k 4k 8
入射光式の測定
1. 光 球
6. 付属品の使い方
320
8
C
ISO
EC
8 C
INE
ISO
12
15 8 4
200
100
50
128
2 1
8 24
64
250
60 30
-2
-1
16
1/S
5
5.6 00 1k 2k 4k 8k
F
4 2.8
0.7
2 1.4 1
4
640
11 1.2
5k
・・
・13
2・
5k
15
90 64
60 30
200
100
50
0
56
40
4
8
2 0 28
Deluxe Ⅲ
S tu d i o
5 10 2
0 320 640 1.25
.4
11 80 16 2 -2 -1 k
+
+1
0 H + 1 14 E V
5 10
20
16
E
NE
1/S
2k 4k 8k
-1
+1
E
-2
・・ 9
40
11 1.2
+2
7
8
・・
16
.2
40 1
06
32
16
0
H
2
2
Deluxe Ⅲ
S tu d i o
5 10 2
20 4 0
.4
80
5 10
11
16
2 -2 -1
0
+1 +
V
H
0
640
11 1.2
80
5k
0
L-398A
5k
16 0
80
56
40
0 28 4
2
Deluxe Ⅲ
S tu d i o
5 10 2
20 4 0
.4
5 10
11
2 -2 -1
+1 +
128
e. 指針 !8 の指示したメーター
スケールのフートキャンドル
e を読みとります。
f. 読みとったフートキャンドル
の数値をダイヤルスケール目
盛 u に移し、ダイヤルリン
グ !6 を回転させて▲印のス
ケールマーク i にあわせま
す。HIGHT スライドを入れ
▲
た状態のときは、
H 印のHス
ケールマーク o にあわせて
ください。
0
d. 露出計を正しく保持して、ストッパーボタン!3 を押してください。
指針 !8 は明るさに応じて振れます。ストッパーボタンを離します
と、指針はその位置で固定されます。もし明るいところで指針が振
りきれた場合は、HIGH スライド @2 を入れてください。
90
5
8 1
2 4
0 12
8 15 30 6
64
1 8
45 32 22 16 1
9
6. 付属品の使い方
g. そのときのシャッター速度目盛!4 と絞り目盛 !5 の組み合わせが
適正露出となります。
(例)HIGH スライドを入れた状態で ISO100のとき指針がフー
トキャンドル目盛の80を指した場合の適正露出は、F/5.6で1/
250 秒、F/16 で 1/30 秒、F/90 で 1 秒となります。
※ 測定後、フィルム感度を変更する場合は、ISO の変換により、自
動的に絞り目盛とシャッター速度目盛の組み合わせが変換できま
す。
フートキャンドル
8k 1/SEC
5.6
6.4
.2
2.8 2
4
3.2 2.5
4.5 3.6
5
12
8
6
12k
10
10k
8k
25
20
16
3.2k
100
50
40
32
0
6.4k
80
64
40
200
5k
4k
160
125
64
50 0
0
1.6k
k
1.2 1k 800
2.5k
2k
3
25020
1.8
1.3 1.1
0.8
0.9
0.7F
4k
1
11
8
13 10 9
1.6 1.4
1.6
k
2k
16
18
14
0
80 1k
400500
2
0
5k
640
11 1.2
80 1k
0
25 50 100 200 50
2
30
60 125
15
※ フィルム感度の
中間値
10
320
8
16
7.1
ISO
50
400 0
8 10
2
25 2
20
250
200
16 0
56
80
40
0 28 4
2
5 10 2 2.8
2
.4
11
12 16
8
6
5
4
2
32 28
1
4 2
6
45 40 3
64
50
128 90
56
112 110 80 72
※ シャッター速度と
絞り目盛の中間値
25
64
50
4
125
100
※ メータースケールの中間値
6. 付属品の使い方
2. 白色平板(ルミデスク)
照明コントラストの調整と照度
を測定する場合に使用します。
●コントラストの測定
a. 白色平板 @3 を受光部 w にと
りつけてください。とりつけ
かたは、光球の場合と同様で
す。
(P8 参照)
b. 露出計を被写体位置で保持し
白色平板を主光源の中心に正
しく向けます。
c. ストッパーボタン !3 を押し、
メータースケールのフート
キャンドル e を読みとりま
す。このとき、メモ用設定指
針 !7 を指針位置にあわせて
おくと便利です。
d. 同様の操作で補助光源のフー
トキャンドルを読みとりま
す。この場合、主光源からの
光線が入らないように注意し
てください。
主光源
補助光源
e. 主光線と補助光線のフートキャンドルの比が対照比
(コンストラ
スト比)となります。
(例)主光源の指示目盛が640フートキャンドルで補助光源の指
示目盛が 320 フートキャンドルとすれば照明の対照比は、
640
2
2:1 となります。
=
320
1
11
6. 付属品の使い方
●照度(ルクス)の測定
a. 白色平板@3 を光球と同様の操作で受光部wにとりつけてくださ
い。
b. 被写体位置で白色平板を光源に向けてください。
c. ストッパーボタン !3 を押しメータースケールのフートキャンド
ル e を読みとります。
d. 読みとった数値を 10.76 倍したものがルクスとなります。
(例)80 × 10.76 = 860.8 ルクス
指針が振りきれてしまうときは、
HIGHスライド@2を入れてください。
このときは、フートキャンドル数値を 32 倍にして読んでください。
(例)80 × 32 = 2560 フートキャンドル
(例)2560 × 10.76 = 27545.6 ルクス
反射光式の測定
1. 光角度板(ルミグリッド)
a. 光角度板 @4 を光球 q と同様
の操作で受光部 w にとりつ
けてください。
(P8 参照)
b. 使用するフィルム感度の数値
をセットしてください。セッ
トのしかたは、入射光式の場
合と同様です。
c. 光角度板をカメラの位置から
被写体の測定したい個所に正
しく向けます。
d. もし狭い範囲を測定したい場
合は、できるだけ被写体に接
近し、被写体の主要部からの
12
6. 付属品の使い方
反射光を測定することもできます。このとき、測定個所に露出計
の陰などをいれないように十分注意してください。
e. ストッパーボタン !3 を押し、メータースケールのフートキャン
ドル e を読みとります。
だだし、フートキャンドルは、入射測定のときのみの単位ですか
ら、この場合は単に指針位置を示す目安の数値となります。
f. 読みとった数値をダイヤルスケール目盛 u に移し、ダイヤルリ
▲
ング !6 を回転させて 印の
H スケールマーク o にあわせます。
H
g. そのときのシャッター速度目
盛 !4 と絞り目盛 !5 の組みあ
わせが露出値となります。
<注>反射光式の場合は、ス
ライド類は一切使えません。
※ 反射光式の測定のとき、標準
反射板(別売)を使用すると、
より正しい数値がえられま
す。
13
6. 付属品の使い方
その他
1. エクスポジャー・バリュー(EV 値)の読みとり
5k
0
ライトバリュー方式のシャッ
L-398A
ターと絞りの組み合わせを採用
16 0
80
320
56
40
4
8
640
しているカメラには、このエクス
2 0 28
0
e
D
l
u
x
o
i
e
d
Ⅲ
S tu
11 1.2
51 2
ポジャー・バリューを読みとって
20 4 0
.4
80
5 10
11
16 16
2 -2 -1
セットすると便利です。
0
+1 +
+1
V
E
9
・
・
・8
a. 指針!8が指示したフートキャ
7・
ンドル e の数値を読みとり
200
100
50
ます。
ISO
b. その数値をダイヤルスケール
4
46
目盛uに移し、ダイヤルリン
8 18 2 125
2
60
グ !6 を回転させて▲印のス
ケールマーク i にあわせます。HIGH スライドを入れた場合は、
▲
印の
H スケールマーク o にあわせます。
H
c. EVマークyに示された数値が適正なエクスポジャー・バリュー
となります。
EC
60 3
0
2
2 1
250
128
CINE
15 8 4
90 64 45 32 2
50
k
1 0 0 1k 2k 4k 8
.7 F
-2
1/S
-1
+2
128
.25k
40 1
06
32
H
14
CINE
128
4
8 18 2
64
250
シネ撮影のときも、入射光式、反
射光式の測定と同じ操作です。た
だし、シネ目盛 !2 はシネカメラ
に適したコマ数表示になってい
ますので、使用するコマ数に対応
する絞り目盛 !5 を読みとってく
ださい。
2.8 500 1k 2k 4k
2 1
.4 1 0.7
2. シネ目盛の使い方
5
2 4
0 12
8 15 30 6
2 16 11 8 5.6 4
6. 付属品の使い方
<注>シネカメラの中には、露出時間を早くしたものもありま
す。これは回転シャッターの開角(光を透過させる部分の角度)
が狭くなっているためです。
お客様のカメラのコマ数に対するシャッター開角度を正確に知っ
ておくことは、適正露出を決めるうえで重要なことです。
シネカメラの説明書、
またはカタログなどからシャッター開角度
と照合してください。
θ
R = 1秒間に露出されるコマ数
T=
T = 露出時間
360×R
θ
= シャッター開角度
<注>コマ数はシャッター開角度 180°の値が表示されています。
3. 露出倍数(− 2、− 1、+ 1、+ 2)の使い方
▲
ダイヤルスケールの H スケールマーク( )
H 、またはスケールマーク
(▲)の両側に露出倍数目盛がついています。− 1、− 2、は露出を
1 段(1/2 倍)
、2 段(1/4 倍)少なく、+ 1、+ 2 は露出を 1 段
(2 倍)
、2 段(4 倍)に多くしたいときに使います。H スケールマー
▲
ク( )
H 、スケールマーク(▲)のかわりに、− 2、− 1、+ 1、+
2 の目盛にフートキャンドル数値をあわせてください。
+1
+2
−2
−1
+1
EC
5
-1
-2
・
+2
・
・11
0・
+2
k
1
−2
0 160 320 6
40 8
40
1.2
20 +1 +2 -2 -1
0 H 12 EV
+1 5
6
/S
k 1
−1
15
7. 付属品(別売)の使い方
1. 直読スライドの特徴
スライドは全部で 11 枚あって、すべて光球 q、白色平板 @3 と併用
します。
(ただし、光角度板を装着した場合には使えませんので注意
してください)
HIGH スライド @2 は、測定範囲をかえる(高照度と低照度)2 段切
換え用として使用することはすでに述べましたが、
直読用にも使用で
きます。
シャッター 1
スピード
スライドNo.
30
1
40
1
50
1
60
1
1
1
125 250 500
1
ISO ISO ISO ISO ISO
64 125 160 200 250
2
50
3
40
80
4
32
64
80
5
25
50
64
80
6
20
40
50
64
80
160 320
7
16
32
40
50
64
125 250
8
25
32
40
50
100 200 400
9
20
25
32
40
80
160 320
10
16
20
25
32
64
125 250
12
16
20
40
80
160
12
25
50
100
11
HIGH
16
15
1
100 125 160 200 400
100 125 160 320
100 125 250
100 200 400
<注>
・ HIGH スライドも直読スライドの一部として使用できます。
・ ケース入り 1 セットは No.1 ∼ 11 の 11 枚です。HIGH スライドは付属
品ですので、直読スライドセットには入っていませんが、ケースの中に納
めるスペースがあります。
7. 付属品(別売)の使い方
2. 直読スライドの使い方
撮影の際、使用フィルムの感度と
シャッター速度で(P16)表から
スライド板の No. を選んでくだ
さい。そのスライドを挿入し、測
定は入射光式と同様に行って、指
針 !8 が指示する絞り値 r を直接
読みとってください。
※ 直読スライドを使用すればダ
イヤルを回すことなく、極め
て迅速にセットできますから
大変便利です。
17
8. 取扱い上の注意
スタジオデラックスⅢは精密機器ですので下記の点を注意してくださ
い。
● 落下または急激な衝撃は絶対に避けてください。
● 磁性に影響ある所及び防虫剤の入っている所への保存は避けるよ
うにしてください。(金属キャビネット、タンス等)
● 精度に影響を与える恐れがありますので、光球や白色平板には、
ホコリ、ゴミ、キズが付かないようにしてください。
● 光球や白色平板が汚れたときは、
乾いた柔らかい布等で拭いてく
ださい。
有機溶剤(シンナー、ベンジン等)は、絶対に使用しないでくだ
さい。
18
9. アフターサービスについて
*弊社の製品には一定の期間内無料修理をお引き受けする保証書が
あります。記載事項をお確かめのうえ、大切に保管してください。
●無料保証期間などについて
●修理ご依頼にあたって
1.無料保証期間はお買い上げ日
修理品につきましては、故障
より 1 年間です。
内容を、またご指定の修理箇
2.保証書にお買い上げ日および
所があります場合には、その
販売店名のないものは保証の
指定箇所をできるだけ具体的
対象になりませんので、必ず
にお申し出ください。ご指定
お確かめください。
のない場合には、各部点検を
3.無料保証期間でも有料修理と
はじめ品質的、性能的に必要
なる場合もありますので、保
と認められるすべてのところ
証書の記載事項をお確かめく
を検査・調整・修理することに
ださい。
なり、修理料金が加算される
4.保証期間経過後の修理は有料
場合がありますのでご留意く
となります。また、運賃諸掛り
ださい。
はお客様にてご負担願います。 ●お問い合わせについて
●補修用部品の保有期間などに
本製品の保証、修理、使い方な
ついて
どのお問い合わせは弊社営業
1.補修用性能部品は、製造打ち
部門にご相談ください。
切り後 7 年間を目安に保有し
万一、製造上の不備で生じた
ております。したがって、本期
間を過ぎますと修理をお引き
不都合につきましては現品を
受けできないことがあります。 もって保証させていただき、
2.修理完了品には、弊社の修理
それ以外の責は負いかねます。
納品書が発行されますのでお
確かめください。
3.修理可能期間内でも浸冠水、
強度のショックその他損傷の
いちじるしいもので、修理後
の機能維持に問題が残ると思
われますものにつきましては、
修理不可能となる場合があり
ます。
19
[保証規定]
1. 使用説明書にそった正常な使
を書換えられた場合
用状態で、万一、保証期間内 (7)ご使用後の内・外装面のキ
に故障が生じました場合に
ズ、部品や付属品の紛失によ
は、保証書を現品に添えてお
る修復交換
買い上げの販売店または弊社 (8)各部点検、精密検査、分解掃
営業部門にご持参くだされば
除等を特別にご依頼された場
無料にて修理・調整させてい
合
ただきます。
(9)本製品の故障に起因する付随
2. 次のような場合には保証期間
的損害(撮影に要した諸費用
内でも保証の対象とはなりま
および撮影により得べかりし
せん。
利益の喪失など)
(1)誤ったご使用またはお取り扱 (10)お買い上げ店または、弊社営
い上の不注意により生じた故
業部門にご持参いただくに際
障、または損傷など
しての諸費用またはお買い上
(2)保管上の不備によるもの、お
げ店と弊社間の運賃諸掛り
よび使用者の責に帰すと認め 3. ご注意
られる故障、または損傷など (1)本保証書は以上の保証規定に
(3)弊社の指定する修理取扱所以
より無料修理をお約束するも
外で行われた修理・改造・分
のでこれによりお客様の権利
解掃除などによる故障または
を制限するものではありませ
損傷
ん。
(4)火災、地震、水害、公害およ (2)本保証書の表示について、ご
びその他の天災地変や落下、
不明な点は弊社営業部門にお
衝撃などによる故障または損
問い合わせください。
傷
(3)保証書をお受け取りの際は、
(5)保証書のご提示がない場合
販売店名および購入年月日な
(6)保証書にお買い上げ日、保証
どが記入されているかどうか
期間、販売店名などの記載に
をご確認ください。万一記入
不備がある場合あるいは字句
もれがありました場合には、
20
[保証規定]
ただちにお買い上げ店へお申 4. 個人情報について
し出ください。
(1)お客様より頂きました個人情
(4)保証書の再発行はいたしませ
報は、個人情報保護法のも
んので大切に保存してくださ
と、以下の利用目的等に限定
い。
し、第三者への供はいたしま
(5)本保証書は日本国内において
せん。
のみ有効です。
a. 電話・FAX・E‐Mail・手紙
などによる各種情報配信サー
ビスとそのご案内
b. 弊社、社内使用に限定した
マーケティング資料の作成
(2)お客様ご本人が確認・開示ま
たは訂正・削除を希望される
場合には、下記にご連絡くだ
さい。
連絡先
〒 178-8686
東京都練馬区大泉学園町 7-24-14
TEL 03-3978-2366 FAX 03-3922-2144
http://www.sekonic.co.jp
21
保 証 書
このたびは、
セコニック露出計をお買い上げいただきまして誠にあり
がとうございます。
この製品は弊社が心をこめ厳重な品質管理のもとに製造したものでご
ざいますが、万一保証期間内に故障が生じました場合には、本保証書
を現品に添えてお買い上げの販売店または弊社営業部門にご持参くだ
されば、無料にて修理・調整させていただきます。
(保証除外事項は P20 保証規定に記載されております)
機種名
お買上げ日
保証期間
L-398A BNo.
年 月 日
(お買上げ日より 1 年間)
ご住所
ご氏名
〒 178-8686 東京都練馬区大泉学園町 7-24-14
TEL03-3978-2366
FAX03-3922-2144
http://www.sekonic.co.jp
販売店名
22
〒 178-8686 東京都練馬区大泉学園町 7-24-14
TEL03-3978-2366
FAX03-3922-2144
http://www.sekonic.co.jp
JG1097522