2011.5.11 ダイワの月間参考銘柄(5 月号) プライスライン・ドット・コム(米国、インターネットサービス) Priceline.com Incorporated (ティッカー:PCLN、大和コード:A3741) http://www.priceline.com/ 決算期 09.12 10.12 11.12 予 12.12 予 売上高 2,338 3,085 4,212 5,180 百万㌦ (+32%) (+37%) (+23%) 純利益 425 693 1,026 1,345 百万㌦ (+63%) (+48%) (+31%) (億㌦) 株価・為替情報(5/9時点) 50 529.20 ㌦ 40 株価 時価総額 263 億㌦ 予想EPS(11.12) 20.25 ㌦ 26.11 ㌦ 予想EPS(12.12) 1㌦= 80.36 円 (%) 地域別予約取扱高の推移 60 80 75 海外 (左軸) 米国内 海外比率(右軸) 70 30 65 年初来騰落率 20 60 +32% 10 55 0 ※継続事業ベース。予想はトムソン・ロイター調査。 会社概要 プライスライン・ドット・コムは 1998 年設立のオンライン旅行サービス大手。インターネット上でホ テルやレンタカー予約、航空チケットの手配などの各種トラベルサービスを提供している。同社の 日本語サイトはグループ内の「Booking.com」や「Agoda.com」で運営している。競合他社は同業の米エ クスペディアなど。1999 年 3 月にナスダック市場に上場した。 50 ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅰ ⅱ 08 09 10 11 (年) (出所)会社資料。 (十億㌦) 250 欧州・アジアのオンライン旅行販売市場規模 (%) 50 欧州・アジアのオンライン旅行販売市場規模(左軸) 1-3 月期決算は 38%増収 57%増益 / 拡大余地が大きいアジア市場 █ 1-3 月期決算は 38%増収 57%増益 プライスライン・ドット・コムの 2011 年 1-3 月期決算は、前年同期比 38%増収 57%増益。 欧米市場に加え、アジア・太平洋、南米とい った新興市場においてもオンライン旅行予約 市場の拡大という追い風が吹いた。また、平 均客室単価の上昇などを受け、ホテルやレン タカー予約などを含めた予約取扱高が前年同 期比で 57%増加し、業績拡大に貢献した。 旅行需要も膨らみつつある。しかも、アジア の旅行市場のオンライン販売比率(21%、10 年推計)は、米国(54%)や欧州(37%)の比率を 下回っていることから、オンライン旅行販売 市場の拡大余地は大きいと考えられる。アジ アの経済成長に伴う同市場の拡大が、中期的 に業績を押し上げる材料となろう。 █ 好業績が株価の下支え要因となろう 08 年後半から、同社株の上昇トレンドが続 いているが、同時に 12 ヵ月先予想 EPS(1 株当 █ 拡大余地が大きいアジア市場 たり純利益)の水準も切り上がっている。長期 海外市場での事業拡大が続いている。08 年 に亘る株価上昇は、こうした業績拡大期待を 1-3 月期に 59%だった予約取扱高の海外比率 反映した動きであると考えられる。会社は 11 は、11 年 1-3 月期は 76%にまで上昇した。 年 4-6 月期についても、前年同期比 36∼41% 海外市場の中でも、特に注目されるのがア 増収、EPS は同 52∼59%増になるとの見通し ジア市場であろう。30 億人を超える人口を抱 を示している。今後も好業績を下支え要因と え、高い経済成長を維持するアジアでは、イ ンターネットの普及が進んでいることに加え、 して、同社株の堅調地合いが続こう。(岡本) 欧州 アジア 200 40 オンライン販売比率(右軸) 150 30 100 20 50 10 0 0 06 07 08 09 10 推 11 予 (年) (出所)エクスペディア。 株価と12ヵ月先予想EPSの推移(週足) (㌦) 700 600 (㌦) 24 21 12ヵ月先予想EPS(右軸) 500 18 400 15 300 12 200 9 100 株価(左軸) 5/9まで。 0 6 3 09 10 11 10 (年) ※予想はトムソン・ロイター調査。(出所)各種資料。 本資料は、投資の参考となる情報提供のみを目的としたものです。投資に関する決定はご自身の判断でなさいますようにお願い申し上げます。本資料は、当社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、完 全性を保証するものではありません。また、本資料に記載された意見や予測等は、資料作成時点の当社の判断で、今後、予告なしに変更されることがあります。なお、本資料のご利用に際しては、最終ページの記載もご覧ください。 -1/2- お取引にあたっての手数料等およびリスクについて 手数料等およびリスクについて z 株式等の売買等にあたっては、「ダイワ・コンサルティング」コースの店舗(支店担当者)経由で国内委託取引を行う場合、約定代金に対して最大 1.20750% (但し、最低 2,625 円)の委託手数料(税込)が必要となります。また、外国株式等の外国取引にあたっては、現地諸費用等を別途いただくことがあります。 z 株式等の売買等にあたっては、価格の変動による損失が生じるおそれがあります。また、外国株式等の売買等にあたっては価格変動のほかに為替相場の変動 等による損失が生じるおそれがあります。 z 信用取引を行うにあたっては、売買代金の 30%以上で、かつ 30 万円以上の委託保証金が事前に必要です。信用取引は、少額の委託保証金で多額の取引を行 うことができることから、損失の額が差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。 z 非上場債券(国債、地方債、政府保証債、社債)を当社が相手方となりお買付けいただく場合は、購入対価のみお支払いただきます。債券は、金利水準の変 動等により価格が上下し、損失を生じるおそれがあります。外国債券は、金利水準の変動に加え、為替相場の変動等により損失が生じるおそれがあります。 z 投資信託をお取引していただく際に、銘柄ごとに設定された販売手数料および信託報酬等の諸経費、等をご負担いただきます。また、各商品等には価格の変 動等による損失を生じるおそれがあります。 ご投資にあたっての留意点 z 取引コースや商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、上場有価証券等書面、契約締結前交付書面、目論見書等をよくお読みください。 z 外国株式の銘柄には、我が国の金融商品取引法に基づく企業内容の開示が行われていないものもあります。 商号等 :大和証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第108号 加入協会:日本証券業協会、社団法人 日本証券投資顧問業協会、社団法人 金融先物取引業協会 当社と大和証券CM㈱とは、㈱大和証券グループ本社を親会社とする同一のグループ会社であり、かつ大和証券CM㈱は平成 22 年 5 月以降下記の銘柄に関する募集・売出し(普通社債を除く)にあたり主幹事会社とな っております。 アコーディア・ゴルフ(2131) カルビー(2229) ィングス(3644) メモリ(6665) ベストブライダル(2418) 日本メディカルネットコミュニケーションズ(3645) アンリツ(6754) 梅の花(7604) オリックス不動産投資法人(8954) JP ホールディングス(2749) 物語コーポレーション(3097) トータル・メディカルサービス(3163) ソフトクリエイト(3371) 1st ホールデ メディカルシステムネットワーク(4350) りそなホールディングス(8308) 日医工(4541) 日本板硝子(5202) 北國銀行(8363) みずほフィナンシャルグループ(8411) キトー(6409) ジェイテクト(6473) SBI ホールディングス(8473) フジ住宅(8860) 第一精工(6640) エルピーダ リロ・ホールディング(8876) フロンティア不動産投資法人(8964) センコー(9069) 松竹(9601)(銘柄コード順) 本資料は、投資の参考となる情報提供のみを目的としたものです。投資に関する決定はご自身の判断でなさいますようにお願い申し上げます。本資料は、当社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、完 全性を保証するものではありません。また、本資料に記載された意見や予測等は、資料作成時点の当社の判断で、今後、予告なしに変更されることがあります。なお、本資料のご利用に際しては、最終ページの記載もご覧ください。 -2/2-
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