太陽光発電関連産業のニーズに応える高度専門性を持つ

経済産業省
平成22年度産学人材育成パートナーシップ事業
「太陽光発電関連産業のニーズに応える高度専門性を持つ人材育成プログラム」
第1回事業評価委員会
日
場
時
所
次第
平成22年9月7日(火)11:00~
宮崎大学総合研究棟2階プレゼンテーションルーム
1.開
会
2.開会挨拶
宮崎大学工学部長
大 坪
昌 久
福 山
敦 彦
3.委員紹介
4.資料確認
5.議長選出
6.議事
(1) 本事業の進捗状況報告
プログラム開発リーダー
(2) 事業評価の方法について
7.閉
会
配付資料
1.第1回事業評価委員会次第(本紙)
2.出席者名簿
3.配席図
4.平成 22 年度事業実施計画書
5.「太陽光発電フォーラム in 宮崎」(実施要項)
6.評価の観点
7.平成21年度評価書
8.実証講義シラバス
9.実証講義受講者募集
10.前期特別セミナー受講者名簿
11.前期特別セミナー授業評価アンケート用紙
12.前期特別セミナー授業評価アンケート結果
席上回覧
前期特別セミナーテキスト
経済産業省平成 22 年度産学人材育成パートナーシップ事業
「太陽光発電関連産業のニーズに応える高度専門性を持つ人材育成プログラム」
第 1 回事業評価委員会
氏
名
所
出席者名簿
属・職
廣一
高田
勝元
吉川セミコンダクタ(株)総務部
安全衛生採用研修課・係長
渡辺
光庸
都城工業高等専門学校
電気情報工学科長・教授
富永
宏文
宮崎県工業技術センター
副所長
川端
輝冶
宮崎県商工観光労働部
工業支援課・主幹
哲雄
備考
ソーラーフロンティア(株)総務管
佐藤
碇
敬称略
理グループ・マネージャー
冨髙
敏明委員代理
宮崎大学工学部
電気電子工学科・教授
大坪
昌久
宮崎大学工学部長
プロジェクトコーディネーター
福山
敦彦
宮崎大学工学部
材料物理工学科・准教授
プログラム開発リーダー
本田
親久
宮崎大学・特任教授
サブコーディネーター
平成21年度事業評価委員会
評価書
事業評価委員会の事業従事者(プロジェクトコーディネーター、サブコーディネーター、プ
ログラム開発リーダー)を除く評価委員(宮崎大学外 5 名、大学内 1 名)による評価である。
なお、根拠資料は第 2 回評価委員会の席上で配布したものである。
1.PDCA の機能について
1-1
事業推進体制は企業、県、大学・高専で構成されているか
事業推進体制は、事業推進委員会、プログラム開発委員会、事業評価委員会からなり、県内の昭和シ
ェルソーラー㈱、吉川セミコンダクタ(株)の 2 企業、宮崎県工業会、宮崎県工業支援課、宮崎県工業技
術センター、宮崎県産業支援財団および都城工業高等専門学校、宮崎大学のほか、九州大学、熊本大学、
鹿児島大学、熊本高等専門学校の各高等教育機関から参画している。
また、計画書には記述していないが、本事業を円滑に推進するため、管理・運営会議を設置した。
【根拠資料】実施計画書1.
(1)3)③および成果報告書(案)図1(p.1)
事業推進体制を PDCA の図に示すと以下のようになる。
Plan
Action
プログラム企画・開発管理
プログラム改善
事業推進委員会
事業推進委員会
長期インターンシップ実施 WG
自立化ロードマップ検討 WG
(成果報告会)
事業管理
運営会議
Check
Do
授業評価アンケート
プログラムの開発
事業評価
プログラム開発委員会
事業評価委員会
【評価】このことから、事業推進体制は計画通り構成されていると判断する。
(4)同意できる
6
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
0
0
0
加重平均
4.0
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
。
・一年目であるが、連携もうまく行っている。
1-2
事業推進委員会は機能しているか
事業推進委員会は、宮崎大学外の産学公の 11 名、宮崎大学内 12 名、計 23 名で構成し、本事業の推
進と管理運営について議論している。また、第 1 回と第 3 回の委員会に出席する「事業全体の管理運営」
の 11 名と、3 回の委員会全てに出席する「プログラム開発の進捗管理」の 12 名
の2つに役割を分担
した。第 1 回(9/3)は 23 名中 20 名出席、第 2 回(11/2)は 12 名全員出席、第 3 回(2/17)は 23 名
中 22 名の出席を予定している。
【根拠資料】実施計画書1.
(1)3)③-1
【評価】このことから、事業推進委員会は機能していると判断する。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
0
0
0
6
加重平均
4.0
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・なし
1-3
プログラム開発委員会は機能しているか
プログラム開発委員会は、宮崎大学外の産学の 7 名、宮崎大学内の 12 名で構成し、本事業の実証講
義のカリキュラム内容を検討し、実施した。第 1 回委員会(10/13)では、19 名中 17 名が出席し、講
義内容・講義日程を議論し、第 2 回委員会(1/19)では、19 名中 14 名が出席し、実証講義の自己点検
を行い、次年度予定の実証講義の内容について議論した。
【根拠資料】実施計画書1.(1)3)③-2
【評価】このことから、プログラム開発委員会は機能していると判断する。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
2
0
0
4
加重平均
3.7
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・第2回の出席率がやや低い。
・今回出て来た問題点を真に受け止めて、次年度への改善に繋げている。
1-4
事業評価委員会は機能しているか
事業評価委員会は、宮崎大学外の産学公の 5 名、宮崎大学内の 4 名で構成し、本事業の実施状況の評
価を行った。第 1 回委員会(12/2)では、9 名中 8 名が出席し、実証講義の授業評価アンケート内容に
ついて議論し、第 2 回委員会(2/10)では、9 名全員が出席し、事業全体の評価について議論した。
【根拠資料】実施計画書1.
(1)3)③-3
【評価】このことから、事業評価委員会は機能していると判断する。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
(2)どちらかという (1)同意できない
うと同意できる
と同意できない
6
0
0
0
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・企業、県などから積極的な発言があり、十分に機能している。
加重平均
4.0
1-5
事業の管理運営は円滑に推進されているか
計画書には記述していないが、プロジェクトコーディネーター、サブコーディネーター、プログラム
開発リーダー、同サブリーダーおよび職員で構成する管理・運営会議を設置し、週 1 回の開催を原則と
して、本事業推進の円滑化を図った。本事業推進のため管理運営会議ほか 15 回の会議を開催した。
【根拠資料】実施計画書1.
(1)3)④
【評価】このことから、本事業の管理運営は円滑に推進されていると判断する。
(4)同意できる
6
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
0
0
0
加重平均
4.0
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・なし
2.実証講義(太陽光エネルギー変換工学特論)について
2-1
講義内容の事前把握と連携は充分だったか
本年度は、5 つの教授項目について、シラバスを作成し、それに基づいて各講師が分担した。しかし
ながら、講師同士の講義内容の事前把握を行っておらず、内容の連携や重複に関しては不充分であった。
【根拠資料】成果報告書(案)4.③(イ)
【評価】このことから、講義内容の事前把握や連携は充分とは言えず、改善を要すると判断する。
(4)同意できる
5
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
1
0
0
加重平均
3.8
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・講師間の連携を取るのは実際には難しいのではないでしょうか。
・問題点を整理し、改善できる事となった。
2-2
募集案内の取組みは問題なかったか
受講者募集の案内を作成し、宮崎大学の修士学生には専攻掲示板とホームページで案内し、企業一般
に対しては、宮崎県太陽電池関連産業振興協議会、宮崎県産業支援財団、九州経済産業局メールマガジ
ンを通じて、募集した。また、プログラム開発委員会委員の個別の伝手も使って広報した。準備の関係
で、第1回講義直前の募集案内であったが、途中からの受講者や、数コマだけの受講希望者も含め、想
定受講者25名を大幅に超える申込みと、常時40名前後の出席であった。そのため、授業評価アンケ
ートの自己評価結果にも現れているが質問や発言の機会を保証する少人数教育とはならなかった。
また、当初、企業一般については若手技術者が対象であったが、受講希望者が少ないかも知れないと
の心配から、かなり年配の受講者や、企業の著名な講師目当ての1回だけの受講希望者も受け入れた。
【根拠資料】成果報告書(案)4.①、および委員会配布資料7、8
【評価】このことから、募集方法に問題はないが、少人数教育との観点から受講者数が多過ぎると教育
効果が薄れるので募集人数に制限を設けるなどの措置を講じる必要があると判断する。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
2
0
0
4
加重平均
3.7
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・時間的な制約が大きく、不十分であった所も見受けられる。自立化に向けて受講者の対象を明確にし、
広く世界へのアピールも考えられる。
・受講者のレベル差は募集人数とは関係なく生ずるが、その点はどうなのか?
・募集人数に制限を設けると宮崎大学より頂ける受講証明書が欲しくても取得できない方が多々出てく
るかも知れない。募集人数に制限を設けるのではなく募集方法と多数受講でも質問や発言の出来る講
義を考案する。<例>受講参加者でグループを作り、1つのテーマを与え討議させ、グループ毎に発
言・質問の機会を与えるなど。
3.授業評価アンケートについて
3-1
受講生の自己評価(授業への取組み、質問・発言)は充分だったか
受講者数が多く、質問しづらい環境であったことや授業内容が濃くて質問時間を取ることができない
講義が多かった。このことはアンケートの結果にも自己評価が低く現れている。プログラム委員会にお
いても、質問時間を取ったがなかなか質問が出なかったとのコメントもあったが、多くの講師の反省と
して、「時間が無く、一方通行の授業となった」、「質問の時間を取るなど双方向授業を意識的に進める
べきだった」などが挙げられていた。
【根拠資料】成果報告書(案)8.
(3)
、および委員会配布資料9-2
【評価】このことから、受講生の自己評価から授業への取組みや質問・発言については充分だったとは
言えず、授業方法の改善が必要であると判断する。
(4)同意できる
5
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
1
0
0
加重平均
3.8
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・受講生のレベルを一定の幅に保つ工夫が求められる。
・上記2-2の最後のコメントと考えは同じである。質問や発言をしなければならない環境を作る。し
かし、講義の内容が難しく、質問する生徒や企業の方は何を質問したらいいか分からない事もあると
思う。やはり授業方法や内容を考慮する必要があると思う。
3-2
授業内容(シラバス通り、興味が持てた、体系的か)は妥当であったか
授業評価アンケートの自由記述に、講義内容について、「タイトルと内容が異なる」などの疑義も一
部にあったが、
「参考になった」
「ハードな内容だがイメージが掴めた」など全体的には肯定的な受け止
め方で、講義内容についての質問でも 9 割弱の受講者が肯定的な判断を示しているので概ね妥当と思わ
れる。また、満足度についても、ほぼ 9 割近くの受講者が満足またはほぼ満足しているので開発したカ
リキュラムはほぼ有効であったと思われる。
【根拠資料】成果報告書(案)4.③(ウ)、8.(3)図 4、自由記述、および委員会資料9-2
【評価】このことから、講義内容は妥当ないし有効であったと判断する。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
1
0
0
5
加重平均
3.8
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・一年目である事を考えれば、十分である。次年度は系統的にするのがよい。(全体を見渡す事の必要
性を認識できた。
)
3-3
授業方法(速度、話し方、
、理解など)は適切であったか
授業方法については、自由記述では一部に「内容が多くハイペースだった」と感じた受講生もいたが、
全体的には、
「授業の進むスピードが適切」、「話が明瞭で聞き取りやすい」、「パワーポイント資料は分
かりやすい・見やすい」
、
「講義テキスト・配布資料が理解しやすい」の質問項目で、何れも 8 割強の受
講者が妥当と感じており、充分評価できると思われる。
【根拠資料】成果報告書(案)8.
(3)
、および委員会配布資料9-2
【評価】このことから、授業方法は充分評価されており、適切であったと判断する。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
2
0
0
4
加重平均
3.7
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・受講生からは概ね好評である。
・講演会と異なり、講義をオムニバスで実施する事の難しさが出て来た様に思われるが、改善できるも
のである。
3-4
全体感想(達成感、満足度)は良好か
全体の感想については、一部に若干低い評価の講義もあるものの、「授業の目的・目標を達成」、「授
業に満足」の何れの質問項目も、重み付平均で8割前後の受講者が肯定的で良好な感想であり、実証講
義の有効性を示していると思われる。
【根拠資料】成果報告書(案)4.③(ウ)図 2、8.(3)図 4、および委員会配布資料9-2
【評価】このことから、全体の講義に対する感想は良好なものであったと判断する。
(4)同意できる
6
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
0
0
0
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・なし
加重平均
4.0
3-5
講義の水準は適切であったか
個々のコマ毎の講義内容(3-2)と重なる部分があるが、講義全体に対して講義のレベルを受講生
に質問した。その結果、重み付き平均で、学生の 8 割弱に対し、一般受講者の 8 割強がレベルは適切だ
ったと回答していることから、講義のレベルは適切であったと思われる。一方、受講者の知識レベルの
把握については調査していないので、講師側がどのレベルに焦点を合わせるか苦労したとのプログラム
開発委員会でのコメントがあった。
【根拠資料】委員会配布資料9-1
【評価】このことから、講義の水準は適切であったと判断する。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
4
0
0
2
加重平均
3.3
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・受講生のレベルを一定に保つ工夫が求められる。
・受講者の水準を予め見ておく事が求められる様である。対象者を明確にする事から始めれば良い。
・受講者側の知識レベルの把握も必要だと思うが企業の参加者がどんな企業から参加しているか事前に
分かると助かる。講義の内容や発言に機密的な項目を考慮し発言出来る。
3-6
講義内容が仕事や就職に役立つと感じているか
これも講義全体に対する質問であるが、企業での業務に役立つと感じた一般受講者が重み付き平均で
7 割強であったのに対し、学生は若干高く 8 割弱のものが役立つと回答しており、期待感を持っている
ものと思われる。
【根拠資料】委員会配布資料9-1
【評価】実際には、学生が就職して業務についた場合に受講が役に立ったか、また、一般受講者につい
ても実際の業務を実施して役立ったかをアンケートなどで調査すべきであろう。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
(2)どちらかという (1)同意できない
うと同意できる
と同意できない
6
0
0
0
加重平均
4.0
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・一般受講者も日々の業務に役立てる為、又、太陽光のジャンルに新たに参入したい、その他色々な思
いで受講していると思う。アンケート調査を行い、結果を集計し、一般受講者に対しても評価できる
と思う。
3-7
土曜日開講は日程として適切であったか
受講者に講義日について尋ねたところ、よかったと回答した学生が重み付き平均で 73%と若干低かっ
たが、一般受講者では 84%と高率であった。したがって、開講日については改善が必要であると思われ
る。
【根拠資料】委員会配布資料9-1
【評価】このことから、開講日については改善を要すると判断する。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
1
0
0
5
加重平均
3.8
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・自立化した場合の経費の問題を考える事が必要。大学としての収入と考えるか、広報の一部と考える
か。
4.長期インターンシップについて
4-1
設置した「長期インターンシップ実施 WG」は機能したか
事業推進委員会のもとに「長期インターンシップ実施 WG」を設置し、受入企業の担当者を含めて、
メール会議を含む 10/14、11/4、11/6 の 3 回にわたって、WG の会議を開き、実施計画を作成し、2 名
の学生について長期インターンシップを実施した。実施結果については、最終報告会が3月に開催予定
のため、終了後、成果報告書に記載予定である。
【根拠資料】成果報告書(案)3.
(5)(p.7)
【評価】長期インターンシップを実施しているので、標記 WG は機能していると思われるが、成果報告
書(案)には、実施結果の記載がないので、現段階では判断できない。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
2
0
0
4
加重平均
3.7
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・インターンシップの実施内容に関して情報不足であり結果報告を待ちたい。
・インターンシップの意義も再考するのが良い。教育であるのか、何を教育するのか、その場合どの様
な企業等が適当か。企業のパテント等に関する部分はインターンシップとしては不適当である。
5.自立化ロードマップについて
5-1
「自立化ロードマップ検討WG」は機能したか
事業推進委員会のもとに「自立化ロードマップ検討WG」を設置し、メール審議を含めて 12/24、12/25、
1/26 の 3 回 WG 会議を行い、次年度の宮崎大学工学研究科修士課程の正規科目として、平日開講の時
間割を検討し、鹿児島大学との単位互換について検討した。
【根拠資料】成果報告書(案)3.
(6)(p.8)、および5.(p.14)
【評価】このことから、標記 WG は機能していると判断する。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
(2)どちらかという
うと同意できる
と同意できない
5
1
0
(1)同意できない
0
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
加重平均
3.8
【自由記述欄】
・単位互換については、鹿大のどの科目を宮崎大の学生が受講できるのか、ある程度見ておく必要があ
る。一方通行では互換とは言えない。
6.波及効果のための取組み
6-1
モデル事業として人材育成の取組みを発展させることができるか
本事業で開発したプログラム・教材は、産業界の技術動向に合わせて継続的に更新しながら引き続き
大学院教育に利用するとともに、企業においても社員教育の一部に活用できる。また、宮崎県太陽電池
関連産業振興協議会と連携して、地場産業の振興と技術力向上に寄与できる。
【根拠資料】成果報告書(案)6.① (p.17)
【評価】このことから、産学公の連携により、モデル事業として、大学院教育への貢献や地場産業の発
展に寄与できると判断する。
(4)同意できる
5
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
1
0
0
加重平均
3.8
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・今後の展開に期待する。
・事業そのものは素晴らしいものであり、宮崎大の特色として大きく発展させる事が出来れば良い。
7.大学院の教育課程における実践的な人材育成の有効性について
7-1
教育課程の位置付けについて適切であったか
本事業で開発したカリキュラムは、太陽電池関連産業の根幹の半導体工学(発電)と、電気回路(電
力制御)であることから、宮崎大学大学院工学研究科電気電子工学専攻と応用物理学専攻の2専攻内に
横断的に設置し、履修モデルの構成科目として、正規科目(2科目4単位)と位置づけ、同研究科教務
委員会の了承を得た。
【根拠資料】成果報告書(案)3.
(6)(p.8)
【評価】このことから、教育課程の位置づけは適切であったと判断する。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
(2)どちらかという (1)同意できない
うと同意できる
と同意できない
5
1
0
0
加重平均
3.8
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・今後、分野を拡げて
7-2
更に 正規科目の増加を期待する。
産業界のニーズにおける現状の課題を踏まえた解決の方向性を示しているか
「みやざきソーラーフロンティア構想」の質の高い専門教育の推進と、高い技術を身につけた技術者
の排出・育成という要請に応えるため、太陽光発電に関する専門知識に関しては、宮崎大学だけでなく、
九州内の大学、高専の教員に、最新の技術動向や現場の課題に関しては企業の専門技術者に、教材開発
および実証講義の協力を要請し、実施するとともに、企業の現場に大学院の実証講義受講者を派遣し、
単位化された長期インターンシップを実施した。
(p.17)
【根拠資料】成果報告書(案)2.
(2)(p.2)、6.②
【評価】このことから、産学が連携して、現状の課題を解決する方向を示していると判断する。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
1
0
0
5
加重平均
3.8
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・内容の充実が望まれる。
・課題を調査するという action は少なかった様に見受けられるが、方向性は示されている。
7-3
新規性・育成効果の向上について取り組んだか
産学が連携して、太陽電池の作製方法から性能評価方法、システム設計技術などの理論の習得から現
場の課題に対応できる実践技術の習得まで広範な技術を理解できる人材育成プログラムを開発すると
ともに、企業と共同で長期インターンシップを実施し、より有効なプログラムとしている。特に、
次世代材料として注目度の高い最新技術である CIS を用いた太陽電池の作製・評価に関する内容を企業
の全面バックアップの下、教材開発ならびに実証講義を実施している。
また、実証講義の有効性を検証するため、教授項目毎に授業評価アンケートを実施するとともに、教
育効果を高めるため、講義ごとに課題レポートを課すなどの工夫をしている。
【根拠資料】成果報告書(案)3.
(5)(p.6-7)、4.③
(p.10)
【評価】このことから、新規性・育成効果の向上に取り組んでいると判断する。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
1
0
0
5
加重平均
3.8
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・内容の充実が望まれる。
8.採択時の指摘事項について
8-1
ソーラーアイランド構想の中で中核企業と拠点大学との具体的な連携を構築したか
プログラム開発にあたっては、太陽電池の基礎から最先端の技術動向まで網羅するため、宮崎大学を
中心とした大学等に加え、2 企業の専門技術者が教材開発及び実証講義に参画するなど、企業の全面的
なバックアップを得て取り組んでいる。また、
「みやざきソーラーフロンティア構想」の下に設立され
た「太陽電池関連産業振興協議会」で、太陽光発電に関する情報共有ならびに人材育成について包括的
に協力していくことが確認された。さらに、同協議会の会長には本事業のプロジェクトコーディネータ
ー(大坪昌久工学部長)が就任するとともに、分科会の活動に、プログラム開発リーダー、同サブリー
ダーを中心に、本事業の主要メンバーが積極的に関与している。
【根拠資料】成果報告書(案)3.
(5)(p.6-7)、7.①
(p.18)
【評価】このことから、本事業は中核企業と拠点大学との間で充分に連携していると判断する。
(4)同意できる
(3)どちらかとい
うと同意できる
(2)どちらかという
と同意できない
(1)同意できない
1
0
0
5
※評価委員による評価点(4)~(1)の加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・関連企業の参画が望まれる。
9.その他
【自由記述欄】
・なし。
加重平均
3.8
経済産業省・産業技術人材育成支援事業
「産学人材育成パートナーシップ事業」
太陽光発電関連産業のニーズに応える
高度専門性を持つ人材育成プログラム
平成22年度
成果報告書
国立大学法人宮崎大学
目 次
1.全体概要 ............................................................................................................................... 1
2.提案事業の背景 .................................................................................................................... 2
3.人材育成プログラムの内容と構成 ....................................................................................... 4
4.実証講義(今年度実施した実証講義) .............................................................................. 10
5.長期インターンシップ(今年度実施したインターンシップ) .......................................... 21
6.自立化実現の具体性 ........................................................................................................... 23
7.波及効果のための工夫・取組 ........................................................................................... .26
8.その他情報 ......................................................................................................................... 27
9.まとめ ................................................................................................................................ 27
[別紙1]プログラム情報(様式1) .................................................................................. 63
[別紙2]科目情報(様式2) ............................................................................................. 64
[別紙3]教材情報(様式3) ............................................................................................. 68
[別紙4]募集内容(様式4) ............................................................................................. 76
経済産業省・産業技術人材育成支援事業「産学人材育成パートナーシップ事業」
太陽光発電関連産業のニーズに応える高度専門性を持つ人材育成プログラム
平成22年度成果報告書
1.全体概要
(1)テーマ名(40字以内)
太陽光発電関連産業のニーズに応える高度専門性を持つ人材育成プログラム
(2)人材育成事業の概要(200字以内)
新エネルギー社会の形成において一翼を担う太陽光発電分野で、企業ニーズを踏まえ
た高度専門人材を育成するため、産学が連携し若手技術者や大学院修士学生を対象とし
たプログラムを開発する。具体的には、製造、テスト・評価、システム設計の各現場で
求められる専門技術を身に付け、課題分析・解決能力を養うため、九州内の大学等との
連携による専門知識講座、企業による実践講座及び長期インターンシップ等のプログラ
ムを開発する。
(3)人材育成概念図(コンソーシアム構成員、産業界及び教育機関の役割分担等が分かるポンチ絵)
下記に人材育成の事業推進体制について図式化した(図1)
プログラム開発委員会
課題提供および
長期インターンシップの受入協力
目的:基礎技術や課題解決能力育成方法の教材開発
教材開発、講師派遣
構成:ソーラーフロンティア(株) 吉川セミコンダクタ(株)
大同特殊鋼(株)
(株)NTT ファシリティーズ
九州電力㈱
鹿児島大学
九州大学
熊本大学
熊本高等専門学校
都城工業高等専門学校
宮崎大学
協力機関(企業、公設試等)
事業推進委員会
ソーラーフロンティア(株)
吉川セミコンダクタ(株)
OKI セミコンダクタ宮崎(株)
(株)クラレ
東ソーファインケム(株)
目的:事業運営・推進、自立化に向けた検討
長期インターンシップ事業拡大に向けた検討
構成:ソーラーフロンティア(株)
協力機関(大学等)
九州大学
吉川セミコンダクタ(株)
宮崎県工業支援課
熊本大学
鹿児島大学
宮崎県工業会
宮崎県産業支援財団
宮崎県工業技術センター
熊本高等専門学校
都城工業高等専門学校
宮崎県工業支援課
宮崎県工業技術センター
宮崎県産業支援財団
宮崎県工業会
都城工業高等専門学校 宮崎大学
宮崎県太陽電池関連産業振興協議会
宮崎県太陽光発電普及促進協議会
事業評価委員会
目的:人材育成プログラムの点検評価
構成:ソーラーフロンティア(株) 吉川セミコンダクタ(株)
宮崎県工業支援課 宮崎県工業技術センター
都城工業高等専門学校 宮崎大学
図1
人材育成の事業推進体制図
1
2.提案事業の背景
(1)人材育成に対するニーズ
近年、環境問題への配慮や化石燃料枯渇への懸念から、無尽蔵でクリーンなエネルギ
ーである太陽光発電への期待が高まっている。宮崎県は年間の日照時間が平均2200時間
以上と多く日本で最も太陽に恵まれた地域の一つであることから太陽光発電に適している。
また住宅への太陽光発電パネル設置率も非常に高く、住民の関心も高い。宮崎県も太陽
光発電の重要性を認識し、平成18年度には官民協働の「宮崎県太陽光発電普及促進協議
会」を設立し、太陽電池産業振興のための講演会等の普及活動を行ってきた。
さらに、今後一層の発展が期待される県内の太陽電池関連企業の競争力強化、更なる
集積化を図るために、宮崎県は「みやざきソーラーフロンティア構想」を平成21年3月
に策定した。本構想は3つの視点から施策の展開を図っており、その中のソーラー産業
育成・集積プロジェクトでは、高い技術を身につけた人材輩出に向け、企業や大学等と
連携をしながら質の高い専門教育を推進すると共に、技術者を対象とした人材育成に取
り組むことを打ち出している。
現在の太陽電池の主流は結晶シリコン太陽電池であるが、更なる高変換効率および低
価格の観点から三元化合物半導体CISを用いた太陽電池が期待されている。宮崎県では、
ソーラーフロンティア(株)が県内にCIS太陽電池パネル生産工場を建設し、平成19年
度からCIS太陽電池の量産を開始している。それに伴い、太陽電池の製造装置作製やシ
ステム設計、設置など関連する企業の設立が活発化している。このように、太陽電池に
関する基礎知識・技術、課題解決能力を持つ実践的な人材から、CISをはじめとする最
新の太陽電池材料の作製、評価、システムに関する最先端の知識と技能を持つ人材を育
成することが必要とされている。
一方、国策としては、平成18年に「新・国家エネルギー戦略」が公表され、その中の
「新エネルギーイノベーション計画」では太陽光発電産業群の形成が目標とされている。
本事業は国の施策に合致したもので、国や宮崎県、そして県内太陽電池関連企業の要求
に応えるために、大学院レベルで唯一の高度専門技術者教育機関である宮崎大学を事業
実施機関として、人材育成の第一段階として若手社会人技術者および大学院生を対象と
した教育体制を構築する。一方で、太陽電池の市場投入は始まったばかりであり、その
期待に応えるためにも人材育成は必要であり、本事業が国内の太陽光発電産業群の形成
に寄与するロールモデルになると考える。
(2)実践的な人材育成の展開における現状の制約や課題、解決の方向性
宮崎県内には優良な半導体・太陽電池関連企業があり、宮崎大学の卒業・修了生も多
く就職している。これら県内企業では国際競争力の強化や技術の集積を図るため、新入
社員として入社する前の就職前教育から入社後の専門技術教育まで、あらゆるレベルの
教育に取り組む必要がある。従来、現場教育(OJT等)でのベテランから若手への技術継
承がこの役割を果たしてきたが、宮崎県における太陽電池関連企業の歴史は浅く、企業
単独による人材育成には限界がある。
一方、県内唯一の高度専門技術者教育機関である宮崎大学には、ニーズに合わせた高
度な専門技術を身につけた学生を卒業・修了させて県内企業に就職させることが望まれ
ている。しかしながら、本事業で対象とする太陽光発電関連産業の中核をなす人材育成
については、十分な教育プログラムが構築されていない。
これらの課題を解決するために、提案事業では太陽電池の作製方法や作製された太陽
電池の性能評価方法、システム設計技術だけでなく、実際の現場での課題を分析し対応
できる実践技術の教授といった、基礎から応用に至る太陽光発電に関連する技術を複数
の専攻を横断した講義カリキュラムとして構築する。太陽光発電に関する専門知識につ
いては、本学教員をはじめ協力機関の大学や高専の教員が講義し、現場での課題などに
2
ついては、各企業の中堅技術者が講義を行う。特に県内で量産が開始されたCIS太陽電
池については、ソーラーフロンティア(株)の専門技術者がその講義を行う。
さらに、太陽光発電分野における課題解決能力やコミュニケーション能力を育成する
ためのプログラムを開発する。課題解決能力やコミュニケーション能力を育成する方法
として、提案事業では宮崎大学独自の長期インターンシップを活用する。宮崎大学大学
院工学研究科では平成20年度から長期インターンシップが単位化され、平成20年度には
5名の学生が実施し単位認定され、派遣先企業や公共試験機関などから大きな成果が報
告されている。とりわけ長期インターンシップは企業と共同で課題に取り組み、現場技
術者とのコミュケーション能力を涵養できる利点がある。
一方、提案事業は地域企業の若手技術者を主に対象としている。したがって、提案事
業は、輩出される人材の地域の太陽電池関連企業への就職だけでなく、若手技術者がさ
らなる高度技術を身に付けるべく大学院博士課程に進学すると言ったキャリアパスを
作り出すことができる。企業においては、提案事業で得られた内容をもとに自立的に自
社の技術者を育成できることになる。
(3)産学人材育成パートナーシップにおける検討との関連性(※提案区分が「産学人材育成
パートナーシッププログラム開発・実証」である場合)もしくは、農林水産業と商業・工
業等の産業間連携(農商工連携)による地域経済活性化との関連性(※提案区分が「地域
産学連携プログラム開発・実証」であって、提案内容が、農商工連携との関連がある場合
に記載)について記載してください。
①社会的背景
・近年、エネルギー源の多様化、地球温暖化問題への対応のため、無尽蔵の純国産エネルギ
ーであり発電時に二酸化炭素を発生しない太陽光発電に対する期待が高まっている。
また、
日本の技術力の優位性や材料、周辺機器、施工など産業の裾野が広いことから、産業・経
済面での太陽光発電産業の重要性も高まっている。さらに、新成長戦略(基本方針)では、
日本の強みを発揮する分野として、環境・エネルギー分野が掲げられており、革新的技術
開発の前倒し等が主な施策として掲げられているところである。
・そのような中、宮崎県では、太陽光発電における我が国のフロントランナーを目指し、製
造、発電、そして活用の3拍子が揃った「みやざきソーラーフロンティア構想」を実施中
であり、なかでもソーラー産業育成・集積等が構想の柱となっている。
・また、九州経済産業局では、ソーラーフロンティア(株)を含む次世代(薄膜系)太陽電池
メーカーの集積及び既存関連産業群の集積を生かした情報集積・発信プラットフォームの
運営(九州地域太陽光発電関係団体連絡会)
、研究開発施設整備支援、人材育成事業支援等
により、太陽光発電産業群の形成を目指している。
・宮崎県、九州地域における太陽光発電産業群の形成、ひいては我が国の太陽光発電産業が、
今後、グローバル市場で確固たる競争優位を確保していくためには、我が国の強みである
「技術力」を中核とした「質」の面での差異化を図ることが必要であり、そのためには太
陽光発電産業人材育成が不可欠である。
②貢献内容
・県内唯一の高度専門技術者教育機関である宮崎大学を中心に、産学が連携し、若手技術者
や大学院修士課程学生を対象とした太陽光発電に特化した教育プログラムを開発すること
により、県内の企業を始めとする太陽電池産業を担う高度専門性を持った人材を育成する。
・しかしながら、宮崎県における太陽電池関連企業の歴史は浅く、企業単独による人材育成
には限界がある。本事業では、大学と企業が連携して、太陽電池の作製方法から性能評価
方法、システム設計技術などの理論の習得から現場の課題に対応できる実践技術の習得ま
で広範な技術を理解できる人材を育成できるプログラムを開発する。また、机上の習得の
みならず、企業と共同で課題に取り組み、現場技術者とのコミュニケーション能力を高め
3
るため、長期インターンシップを組合せてより有効なプログラムとしている。
3.人材育成プログラムの内容と構成
(1)人材育成プログラムの目標等
①育成目標とする人物像
・太陽電池関連産業に従事することを目指し、現在主流のシリコン系太陽電池だけではなく、
次世代材料として期待されている CIS 等の化合物太陽電池や色素増感型太陽電池の作製
や評価に関連する基本知識や技術を習得できる人材。
・太陽光発電システムを理解し、エネルギー問題など多面的に課題に取り組み、自ら解決で
きる能力を身に付けた人材。
・太陽電池産業を普及させるためには、技術者同士はもちろん、利用者とのコミュケーショ
ンが必要不可欠である。このため、長期インターンシップを通して、最先端の技術内容を
経験するとともに、課題探求能力や優れたコミュニケーション能力を備えた人材。
・本事業では太陽電池関連産業に従事している地域企業の若手技術者も対象としている。若
手技術者は太陽電池の基礎となる製造や評価方法の再確認をするとともに先端技術の概要
を履修する。これらを通して、地域産業を活性化できるリーダーシップを持つ人材を育成
する。
②教授する具体的な知識や実践的応用力
本事業では宮崎大学工学研究科修士課程において電気電子工学専攻と応用物理学専攻の2
つの専攻を横断した講義を設定し、太陽光発電に関連したそれぞれの分野の専門知識を有す
る大学教員および企業等から派遣された学外非常勤講師による専門的且つ実践的な教育を実
施する。到達目標は以下のような能力を備えた人材を育成することにある。
・エネルギー問題について理解できる。
・シリコンや CIS など太陽電池の特性と太陽光の関係を理解できる。
・太陽電池の光起電力の原理を理解できる。
・太陽電池の電流-電圧曲線の意味を理解できる。
・ソーラーシミュレーターを用いた太陽電池の変換効率の算出ができる。
・太陽電池モジュールの構造とその評価方法を理解できる。
・太陽電池を含むシステム設計を理解できる。
また、課題解決やコミュニケーション能力育成については、
「長期インターンシップ」を活
用する。到達目標は以下の能力を備えた人材を育成することにある。
・与えられた課題に対して問題設定ができる。
・設定された問題を解決するための手段・方法を構築できる。
・技術者などと相談しながら、手段・方法の工夫改善ができる。
(2)受講対象者及び想定受講者数等
①受講対象者
・九州地域において太陽光発電関連企業への就職を希望する、主に、電気電子工学専攻および
応用物理学専攻に所属する大学院生。
・県内の太陽光発電関連企業で、実務経験数が数年の若手社会人技術者。
<大学院生>
○宮崎大学 工学研究科
○鹿児島大学 理工学研究科
等
4
<企業若手技術者>
○太陽光発電関連企業に所属する技術者
○半導体産業に所属する技術者
○材料加工業に所属する技術者
○電気産業に所属する技術者
等
②受講者数
宮崎大学工学研究科電気電子工学専攻および応用物理学専攻大学院生、ならびに県内の太
陽光発電関連企業の若手社会人技術者で、25名程度とする。
(3)教材等
本事業は座学と実習を通して太陽電池関連産業に係わる専門知識と実践的知識を身に付け
る。宮崎県には世界最大の CIS 太陽電池メーカーであるソーラーフロンティア(株)があり、
今後のシェア拡大が大きく注目されていることから、現在主流のシリコンだけではなく、CIS
系太陽電池材料にも焦点を当てる。
太陽光発電に特化し、基礎知識から実践的技術までをカバーした大学院講義は他に存在せ
ず、本事業により充実した教材を開発することは新規であり、太陽光発電関連産業の発展に
人材育成から貢献できることが大きな特徴である。
具体的な教材開発の内容は以下の通り。
①座学(講義)における教材開発
科目名:太陽光エネルギー変換工学特論
<現在の環境・エネルギー問題について>
・環境・エネルギー問題の現状と国策を含む対策方法等について教材開発
<シリコンや CIS 他各種太陽電池材料のバンド構造と光吸収>
・シリコンや CIS 他各種太陽電池材料のバンド構造とその光学的特性について教材開発
<半導体 p-n 接合とキャリア拡散現象による光起電力効果>
・最新のデータを用いて各種太陽電池における半導体 p-n 接合とキャリア拡散現象による
光起電力効果について教材開発
<シリコンや CIS 他各種太陽電池材料の作製とその評価方法>
・シリコンや CIS 他各種太陽電池材料の作製と評価方法について教材開発
<各種太陽電池の電流-電圧特性と変換効率>
・最新のデータを用いた各種太陽電池の電流-電圧特性と変換効率について教材開発
②実習による教材開発
科目名:太陽光エネルギー変換特別セミナー
<太陽電池作製>
・太陽電池作製の原理および作製手順について教材開発
<ソーラーシミュレーターの擬似太陽光による太陽電池の変換効率算出>
・ソーラーシミュレーターの原理および使用手順および変換効率算出について教材開発
<モジュール化技術について>
・太陽電池のモジュール化技術について教材開発
<システム設計について>
・太陽電池を含む発電システム設計について教材開発
<周辺技術について>
・パワーコンディショナーや集光技術について教材開発
<応用技術について>
5
・太陽光発電の農業応用等、応用技術について教材開発
③一般・企業技術者向け座学(講義)における教材開発
科目名:太陽光エネルギー変換工学特論特別講習会
太陽光エネルギー変換工学特論に関連し、一般・企業技術者が受講しやすいよう、特別講習
会を土曜日に開講し、太陽光エネルギー変換工学特論の主要項目について講義を行った。
<現在のエネルギー問題について>
・エネルギー問題の現状とその対策方法等について教材開発
<シリコンや CIS など太陽電池材料基礎と太陽電池作製方法>
・シリコンや CIS など太陽電池材料基礎および太陽電池作製方法について教材開発
<太陽電池の電流-電圧特性と変換効率>
・太陽電池の電流-電圧特性と変換効率について教材開発
(4)採用する教授方法及び実施環境等
教授方法の中心は、座学と実習である。座学については事業実施機関である宮崎大学工学
部の講義室等を利用する。25名程度の受講者を想定し、理解度を向上させるために受講者
からの質問を受けやすくする方策を取る。
実習については太陽電池製作実習と長期インターンシップの二つを実施する。製作実習で
は作製した太陽電池を用い、ソーラーシミュレーターの擬似太陽光照射下における電流-電
圧特性を実際に測定することで太陽電池変換効率の算出方法を理解させる。実施環境として
は宮崎大学工学部の学生実験室を利用する。実技であることから、複数の教員や実習補助員
を配置することで、きめ細かな指導体制を確保する。
長期インターンシップについては、半導体関連企業での実習を通じて、実際の職場で想定
される作業や問題点を把握しその解決手段を修得させることを目的とする。実施環境として
は県内の半導体および太陽光発電関連企業の職場や工場を利用する。
(5)講師要件等
本取り組みでは「太陽光エネルギー変換工学特論」、
「太陽光エネルギー変換特別セミナー」
および「長期インターンシップ」の3種類の大学院講義等の開発に取り組んでいる。各々の
実施内容に沿って、講師に求められる要件および講師の確保について説明する。
太陽光エネルギー変換工学特論
① 現在のエネルギー問題
・ エネルギーに関連する多面的な問題について熟知していること。
・ 太陽電池を含む自然エネルギーに関する研究・開発の経験を有し、エネルギーに関連する問
題や太陽電池の問題について学術的知見を有していること。
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、宮崎大学の教員によ
り実施することとなった。
② 半導体と光吸収
・ 太陽電池の材料としての半導体(特にシリコン)に関する物性に関して熟知していること。
・ シリコン太陽電池に関する研究・開発の経験を有していること。
・ シリコン太陽電池の作製方法および評価方法についての知識を有していること。
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、宮崎大学の教員によ
り実施することとなった。
③ 半導体p-n接合、キャリア拡散、光起電力効果
・ 半導体p-n接合に関する知識を有していること。
・ 半導体のキャリア拡散、光起電力に関する学術的知見を有し、講述できること。
6
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、熊本高等専門学校お
よび宮崎大学の教員によって実施するべく講師確保を行った。
④ 太陽電池のI-V特性と太陽電池の現状と問題
・ 太陽電池のI-V特性に関する知識を有し、実測経験を有していること。
・ 太陽電池の現状、トレンドおよび問題点について熟知していること。
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、宮崎大学の教員によ
って実施することとなった。
⑤ シリコン太陽電池の作製プロセス
・ シリコン太陽電池の作製プロセスに関する知識を有していること。
・ 半導体に関連する教育・研究実績を有していること。
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、宮崎大学の教員によ
って実施することとなった。
⑥ CIS太陽電池材料の物性と評価
・ CIS系太陽電池に関する物性について熟知していること。
・ CIS太陽電池に関する評価について精通していること。
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、都城工業高等専門学
校の教員に依頼し、講師確保を行った。
⑦ CIS太陽電池材料のバンド構造と物性、CIS太陽電池の評価
・ CIS太陽電池材料のバンド構造と物性関する知識を有していること。
・ CIS太陽電池そのものの評価に関する知識を有していること。
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、鹿児島大学の教員に
依頼し、講師確保を行った。
⑧ CIS太陽電池の作製プロセス
・ CIS太陽電池の作製プロセスに関する知識を有していること。
・ CIS太陽電池の作製経験を有していること。
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、実務を重視し、企業
から協力を得ることになった。具体的には、ソーラーフロンティア(株)に講師派遣を依頼
し、講師確保を行った。
太陽光エネルギー変換特別セミナー
① シリコン太陽電池の作製およびその評価
・ シリコン太陽電池の作製手順、プロセス等について熟知していること。
・ シリコン太陽電池の作製経験があること。
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、宮崎大学の教員を中
心に実施することになった。
② 色素増感太陽電池の作製および評価
・ 色素増感太陽電池の原理についての知識を有していること。
・ 色素増感太陽電池の作製経験があること。
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、宮崎大学の教員を中
心に実施することになった。
③ 太陽光発電の周辺回路とシステム設計
・ 太陽光発電の周辺回路の設計並びにシステムとしてのパフォーマンスについての知識を有
し、実際の設計に熟知していること。
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、大同特殊鋼(株)に
依頼し、講師確保を行った。
④ 太陽電池のモジュール化技術
・ 太陽電池のモジュール化に関する知識を有していること。
・ 太陽電池モジュールの設計経験があること。
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、ソーラーフロンティ
ア(株)に依頼し、講師確保を行った。
7
⑤ パワーコンディショナーの性能、回路
・ パワーコンディショナーに関する知識を有していること。
・ パワーコンディショナーの開発・研究実績を持ち、現状の問題点や課題についての知見を有
していること。
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、実務を重視し、企業
から協力を得ることになった。具体的には、
(株)NTTファシリティーズに講師派遣を依頼し、
講師確保を行った。
⑥ 太陽電池の農業分野への応用
・太陽電池の応用技術に関する知識を有していること。
・農業分野への応用について説明できること。
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、実務を重視し、企業
から協力を得ることになった。具体的には、九州電力(株)に講師派遣を依頼し、講師確保
を行った。
長期インターンシップ
① 事前教育
・ 受け入れ企業における礼儀作法、知的所有権、守秘義務等の教育が可能であること。
・ 講師確保に関しては、昨年の経験を活かし、宮崎大学教員によって実施した。
② 長期インターンシップ
・ 受け入れ企業としては、太陽電池の材料となる半導体(ここでは特にシリコン)に関する知
識、並びに評価技術を身につけさせることができること。
・ 周辺機器として非常に重要な、種々の半導体デバイスの特性評価に関する技術を身に付けさ
せることができること。
・ 太陽電池に必要となる種々の材料開発現場における技術を身に付けさせることができるこ
と。
・ 講師確保に関しては、プログラム開発委員会のメンバーとの協議の上、吉川セミコンダクタ
(株)
、OKIセミコンダクタ宮崎(株)、
(株)クラレ、東ソーファインケム(株)に依頼し、
受け入れ先企業を確保した。
(6)人材育成プログラムの位置づけ
本人材育成プログラムは、宮崎大学大学院工学研究科修士課程の大学院生、他大学の大学院
生および企業の技術者に向けたものとなっている。詳細は以下の通りである。
宮崎大学大学院工学研究科修士課程の大学院生
本人材育成プログラムは、宮崎大学大学院工学研究科修士課程応用物理学専攻と電気電子工
学専攻において既に立ち上げられている履修モデルと併設される形で整備されている。すなわ
ち、両専攻の大学院生にとっては、これまでの履修モデルと同じ形式で選択し、受講できる。
なお、他専攻の大学院生にとっては、履修モデル自体は存在しないものの、本人材育成プログ
ラムで立ち上げた講義等を受講でき、規程の範囲内で単位認定も可能である。
他大学の大学院生
現在の実証講義では他大学の大学院生の受講も受入れている。自立化後も、特別聴講学生(入
学金、授業料不徴収)として幅広く受入れる予定である。なお、単位認定に関しては、大学間
の単位互換制度を活用し、既に協定を締結した。
企業の技術者
平成22年度は、
「太陽光エネルギー変換工学特論」を特別講習会という形式で企業技術者向
けに実施した。技術者向けということから土曜日に開講し、8コマの講義を計画し、多くの受
講者が参加した。本プログラムは、理論的な知識、太陽電池の製作・評価およびその応用に至
8
るまで、太陽電池の一連の事項を系統的に受講でき、企業における設計・製造の現場において
幅広く活用できるものと思われる。
応用物理学専攻における履修モデル
履修モデル
各モデルに関連の深い科目
原子核物理学、量子力学特論、ハドロン物理学、低エネルギ ー
量子物理工学に重 点 を 分 子 物 理 学 、 核 融 合 プ ラ ズ マ の 原 子 過 程 、 天 体 物 理 学 、
宇宙物理学特論、高エネルギー天文学、一般相対性理論
置くモデル
、環境流体力学、粒子物理学特論
物性工学特論、材料工学特論、半導体物性特論、光電子デバイス
材 料 開 発 工 学 に 重 点 工学特論、固体表面工学、固体物理学、ナノ構造光電変換デバイ
ス工学、無機材料化学特論、先端半導体デバイス特論、量子力学
を置くモデル
特論
変分法概論、モデル方程式論、非線形力学系、固有値問
計 数 物 理 工 学 に 重 点 題特論、一般相対性理論、天体物理学、宇宙物理学特論
、高エネルギー天文学、環境流体力学、計算流体力学、
を置くモデル
量子力学特論
人体構造学、人体機能学、病理・病態学、基礎生体科学
医学物理学に重点を
、原子核物理学、核医学基礎論、量子力学特論、ハドロ
置くモデル
ン物理学、粒子物理学特論、非線形力学系
物性工学特論、材料工学特論、半導体物性特論、光電子デバイス
太 陽 電 池 関 連 分 野 に 工学特論、固体表面工学、固体物理学、ナノ構造光電変換デバイ
ス工学、先端半導体デバイス特論、太 陽 光 エ ネ ル ギ ー 変 換 工
重点を置くモデル
学特論、太陽光エネルギー変換特別セミナー
専攻共通科目
応用物理学特別講義、 応用物理学特別セミナー、技術経
営 と ベ ン チ ャ ー ビ ジ ネ ス 論 、知的財産管理と技術者倫理、MOT
and Venture Business、 イ ン タ ー ン シ ッ プ 、 長 期 イ ン タ
ーンシップ、応用物理特別研究I・ II
電気電子工学専攻における履修モデル
履修モデル
各モデルに関連の深い科目
光電子デバイス工学、レーザー応用工学、光エレクトロニクス材
料工学、半導体物性特論、固体物理学、先端半導体デバイス特論、
モデルA
( 電 子 基 礎 ・ 材 料 系 ) 光エネルギー応用工学、ナノ構造光電変換デバイス工学、材料工
学特論
モデルB
計算機応用工学、回路合成論、知能情報処理回路、光通信システ
(電子システム系) ム
モデルC
ロバスト制御特論、エネルギー応用工学、電力システム工学特論、
( 電 気 エ ネ ル ギ ー 系 ) レーザー応用工学、制御システム特論、電離気体工学
モデルD
知能情報処理回路、自律移動システム、制御システム特論、ロボ
( 情 報 シ ス テ ム 系 ) ットハンドリング、神経回路網特論
太陽光発電関連分野
履修モデル
太陽光エネルギー変換工学特論、太陽光エネルギー変換
特別セミナー、光電子デバイス工学、半導体物性特論、
固体物理学、先端半導体デバイス特論、材料工学特論、
ナノ構造光電変換デバイス工学、長期インターンシップ
共通科目
電気電子工学特別研究 I、電気電子工学特別研究Ⅱ、電気電子工学
特別セミナー、インターンシップ、長期インターンシップ
MOT関 連
技術経営とベンチャービジネス論、知的財産管理と技術
者 倫 理 、 MOT and Venture Business
9
(7)講義概要
別紙様式1~3を参照。
4.実証講義(今年度実施した実証講義)
(1)太陽光エネルギー変換特別セミナー
①実証講義の概要
・講義対象(対象層、参加者の募集方法を含む)
1.宮崎大学工学研究科修士課程 2 年生、鹿児島大学理工学研究科博士前期課程 2 年生
および技術者一般を対象に受講生の公募を行なった。
2.前半の第1コマ~第8コマの実習部分については、設備や人員配置の関係から、昨
年度実証講義の単位認定者ならびに受講証明書発行者に限定し、対象者本人に通知し
た。
3.後半の第9コマ~第15コマの座学部分については、上記以外の受講生には、本事
業のホームページ上に掲示するとともに、大学院生、学部学生、高専学生に対しては
プログラム開発委員会委員を通じて、また、宮崎県内外の若手を中心とした技術者一
般には、本事業のホームページ、プログラム開発委員会委員、宮崎県太陽電池関連産
業振興協議会、宮崎県産業支援財団、九州経済産業局を通じて通知した。
・講義日程(スケジュール・場所等を含む)
1.【場所】
宮崎大学工学部研究棟および総合研究棟
2.【スケジュール】
コマ
日程
内容
形態
講師
1 5/7(金) 7・8 時限
シリコン太陽電池の作製1 実習 (西岡)
:学内者向け
5/8(土) 3・4 時限
シリコン太陽電池の作製1 実習 (西岡)
:学外者向け
2 5/14(金) 7・8 時限
シリコン太陽電池の作製2 実習 (西岡)
:学内者向け
5/8(土) 5・6 時限
シリコン太陽電池の作製2 実習 (西岡)
:学外者向け
3 5/15(土) 3・4 時限
シリコン太陽電池の作製3 実習 (西岡)
:学内者向け
5/15(土) 5・6 時限
シリコン太陽電池の作製3 実習 (西岡)
:学外者向け
4 5/21(金) 7・8 時限
シリコン太陽電池の作製4 実習 (西岡)
:学内者向け
5/22(土) 3・4 時限
シリコン太陽電池の作製4 実習 (西岡)
:学外者向け
5 5/28(金) 7・8 時限
シリコン太陽電池の作製5 実習 (西岡)
:学内者向け
5/22(土) 5・6 時限
シリコン太陽電池の作製5 実習 (西岡)
:学外者向け
6 6/5(土) 3・4 時限
色素増感太陽電池の作製1 実習 (淡野ほか3名)
7 6/5(土) 5・6 時限
色素増感太陽電池の作製2 実習 (淡野ほか3名)
8 6/5(土) 7・8 時限
色素増感太陽電池の作製3 実習 (淡野ほか3名)
9 6/12(土) 5・6 時限
太陽光発電の周辺回路とシステム設計
座学 (荒木)
10 6/26(土) 5・6 時限
太陽電池のモジュール化技術1 座学 (櫛屋)
11 6/26(土) 7・8 時限
太陽電池のモジュール化技術2 座学 (櫛屋)
12 7/10(土) 1・2 時限
パワーコンディショナーに求められる性能
座学 (小西)
13 7/10(土) 3・4 時限
パワーコンディショナーのための種々の回路と動作
座学 (小西)
14 7/10(土) 5・6 時限
太陽電池の農業分野への応用1 座学 (中原)
15 7/10(土) 7・8 時限
太陽電池の農業分野への応用2 座学 (中原)
10
・教育手法
1. 実習においては、実験書を作成して配付した。シリコン太陽電池の作製については
工学部研究棟実験室の設備を用いて、学内者は平日、学外者は土曜日に分け、教員の
指導の下2名の TA(実習補助員)と技術補佐員を配置して実施した。また、色素増
感太陽電池の作製については総合研究棟プレゼンテーションルームで4名の教員と技
術補佐員を配置して実施した。それぞれ作製した太陽電池の電流-電圧特性について
は総合研究棟に設置したソーラーシミュレーターを用いて評価した。
2. 座学においては、講義用テキストを作成して配布し、講師がPCとプロジェクター
にて講義を行った。なお、一部、必要に応じてパワーポイントや IEC 規格などの資料
も配布した。また、パワーコンディショナーの機能についての理解を深めるため、小
規模太陽電池卓上実験教材を用いて実演を行なった。
・実施体制
1.宮崎大学大学院工学研究科
2.宮崎大学大学院工学研究科
3.宮崎大学大学院工学研究科
4.宮崎大学大学院工学研究科
5.宮崎大学大学院工学研究科
6.大同特殊鋼㈱
7.ソーラーフロンティア㈱
8.㈱NTT ファシリティーズ
9.九州電力㈱
准教授
准教授
准教授
助教
助教
室長
部長
部長
副主幹
西岡
淡野
穂高
横山
田村
荒木
櫛屋
小西
中原
賢祐
公一
一条
宏有
宏樹
建次
勝巳
博雄
光久
②実証講義の成果
(ア)使用教材の概要等
・コマ毎に担当講師により実験書ならびに講義テキストを作成した。
・座学においてはコマ毎に担当講師により講義用パワーポイントを作成した。
(イ)講義実施報告
・実施状況
前半の実習については、設備と人員配置の制約から、昨年度の単位認定者ならびに
受講証明書発行者に対象を限定した。その結果、有資格者大学院生 15 名、技術者一
般 15 名のうち、宮崎大学院生 12 名、鹿児島大学院生 3 名、一般 2 名の合計 17 名が
受講した。
後半の座学については、昨年度の基礎講座に続く応用講座ということもあり、上記
の正規受講者以外に、技術者一般に公募した。当初25名程度の予想に対し、受講申
込者が、最新技術のトピックス講義聴講目当ての 1・2コマの受講希望も含め、技術
者一般36名、単位とは無関係な院生、学部学生、高専学生31名合計67名となっ
た。実際の講義においては、授業コマ毎の受講者は正規受講者を含めて、最小40名
から最大57名、平均47.1名(正規受講者14.6名、座学のみ受講者32.6名)であ
った。
前半の実習と後半の座学を含めて、正規受講者17名中、12コマ以上出席し課題
レポートを提出した単位認定者は鹿児島大学院生1名を含む10名であった。宮崎大
学外の正規受講者で10コマ以上出席者5名には受講証明書を発行した。受講証明書
の例を9.(3)②の資料に示す。
・各方面(生徒、産業界、教育機関)からの評価等
受講生の授業評価アンケートでは、実習については予習が75%前後とやや低いが
11
その他の自己評価、授業内容・方法、全体感想は95%前後と非常に高い評価となっ
ている。これは実習自体が主体的な授業への参加であることから高い評価となったも
のと思われる。
一方、座学については、受け身の授業参加であるため、講義内容の質問を含む自己
評価は60%以下でかなり低いが、授業内容・方法、満足度を含む全体感想では80%
以上となっており、興味深い内容でよかった、勉強になった、違う分野の話を聞けて
新鮮だったなどの肯定的な感想も寄せられており、概ね好評であった。
③実証講義の評価・検証・改善
(ア)実証講義の評価方法
受講生全員に対して授業評価アンケートを実施した。実習においては、それぞれの太
陽電池作製後にまとめて実施した。座学においては、講師毎(1~2コマ)に、また、
講義最終回に、実証講義全体に対する評価を実施した。その結果について、プログラム
開発委員会において担当講師からの意見を収集した。
(イ)実証講義の検証と改善方向
実証講義の検証については、受講生の授業評価アンケートの結果を9.
(3)①の資料
に示す。アンケートにより、講義の評価度を集計した結果、図2のように、講義全体で
は、
「高評価」が60%、
「ほぼ高評価」が36%、合計96%と高率であった。
コマ毎においても全体的に9割以上の高い評価度であるので、開発したカリキュラム
はほぼ有効と判断した。
図2 特別セミナー授業評価アンケート結果(評価度)
実証講義の改善方向については、受講生の授業評価アンケートおよび担当講師の意見
により、以下の課題が抽出された。
・開講日程について、今年度は学生向け実習が平日4回、土曜日5回であったが、アン
ケート結果では土曜日開講の評価について学生は57%と低く、一般の受講者は8
6%と高かった。ただ、修士2年生の場合、就職活動と重なり欠席した者がいたので
開講時期を 1 年生後期に移動させる必要がある。
・一般受講者のレベルやニーズについてのアンケートを実施する必要がある。
・一部の講義資料の配付について、文字が小さく、読めないものがあったなど不評な面
があったので改善する必要がある。
(ウ)開発カリキュラム・プログラムの有効性
12
上述のように、アンケートの講義全体集計では9割以上の評価度であるので、開発し
たカリキュラムはほぼ有効であると判断できる。また、9.
(3)①の授業評価アンケー
トの授業内容、
授業方法などの評価の高さからも本カリキュラムの有効性が判断できる。
さらに、9.
(3)③の資料に示すように、事業評価委員会の事業従事者を除く大学外委
員5名と学内委員1名による評価結果からも、本プログラムが充分機能し、開発したカ
リキュラムが有効であることを示している。
(エ)検証結果の実証講義への反映
今後も、この実証講義科目は大学院修士課程の正規科目として、通常の時間割に組み
込むとともに、一般社会人受講者には、別途、土曜日に開講することとなるため、本年
度の実証講義で得られた検証結果は、それらの講座に反映されることとなる。
(2)太陽光エネルギー変換工学特論および特別講習会
①実証講義の概要
・講義対象(対象層、参加者の募集方法を含む)
1.宮崎大学工学研究科修士課程、鹿児島大学理工学研究科博士前期課程の学生は宮崎
大学工学研究科の正規科目として予め4月に履修科目登録を行なった。
2.技術者一般向けの特別講習会については、本事業のホームページ上に掲示するとと
もに、大学院生、学部学生、高専学生に対してはプログラム開発委員会委員を通じて、
また、宮崎県内外の若手を中心とした技術者一般には、本事業のホームページ、プロ
グラム開発委員会委員、宮崎県太陽電池関連産業振興協議会、宮崎県産業支援財団、
九州経済産業局を通じて公募した。
・講義日程(スケジュール・場所等を含む)
1.【場所】
宮崎大学総合研究棟プレゼンテーションルーム
2.【スケジュール】
大学院生向け正規講義
コマ
日程
1 10/8(金) 5・6 時限
2 10/8(金) 7・8 時限
3 10/16(土) 5・6 時限
4 10/16(土) 7・8 時限
5 10/22(金) 5・6 時限
6 10/22(金) 7・8 時限
7 10/29(金) 5・6 時限
8 10/29(金) 7・8 時限
9 10/30(土) 5・6 時限
10 11/6(土) 5・6 時限
11 11/6(土) 7・8 時限
12 12/11(土) 1・2 時限
13 12/11(土) 3・4 時限
14 12/11(土) 5・6 時限
15 12/11(土) 7・8 時限
内容
形態 講師
現在のエネルギー問題
座学 (境)
半導体と光吸収
座学 (福山/碇)
半導体 p-n 接合とキャリア拡散現象 座学 (大山/吉野)
半導体 p-n 接合と光起電力効果
座学 (大山/吉野)
太陽電池の I-V 特性と変換効率
座学 (鈴木)
太陽電池の現状と問題
座学 (鈴木)
シリコン太陽電池の作製プロセス1 座学 (前田)
シリコン太陽電池の作製プロセス2 座学 (前田)
太陽電池の信頼性評価
座学 (荒木)
CIS 太陽電池材料の物性
座学 (赤木)
CIS 太陽電池材料の評価
座学 (赤木)
CIS 太陽電池材料のバンド構造と物性 座学 (寺田)
CIS 太陽電池の評価
座学 (寺田)
CIS 太陽電池の作製プロセス 1
座学 (櫛屋)
CIS 太陽電池の作製プロセス2
座学 (櫛屋)
13
技術者一般向け特別講習会
コマ
日程
内容
形態 講師
1 11/20(土) 1・2 時限
現在のエネルギー問題と太陽電池
座学 (池上)
2 11/20(土) 3・4 時限
半導体 p-n 接合と光起電力効果
座学 (柿本)
3 11/20(土) 5・6 時限
シリコン太陽電池の作製と評価
座学 (柿本)
4 11/20(土) 7・8 時限
太陽電池の変換効率
座学 (池上)
5 12/11(土) 1・2 時限
CIS 太陽電池材料のバンド構造と物性 座学 (寺田)
6 12/11(土) 3・4 時限
CIS 太陽電池の評価
座学 (寺田)
7 12/11(土) 5・6 時限
CIS 太陽電池の作製プロセス 1
座学 (櫛屋)
8 12/11(土) 7・8 時限
CIS 太陽電池の作製プロセス2
座学 (櫛屋)
・教育手法
1. 講義用テキストを作成して配布し、講師がPCとプロジェクターにて講義を行った。
なお、一部、必要に応じてパワーポイントや資料も配布した。
2.正規講義受講者については原則平日の開講としたが、講師の日程などで6割が土曜
日開講とせざるをえなかった。特別講習会についてはすべて土曜日開講とした。
・実施体制
1.宮崎大学大学院工学研究科
2.宮崎大学大学院工学研究科
3.宮崎大学大学院工学研究科
4.熊本高等専門学校
5.宮崎大学大学院工学研究科
6.宮崎大学大学院工学研究科
7.宮崎大学大学院工学研究科
8.大同特殊鋼㈱
9.都城工業高等専門学校
10.鹿児島大学理工学研究科
11.ソーラーフロンティア㈱
助教
准教授
教授
教授
准教授
助教
准教授
室長
准教授
教授
部長
境 健太郎
福山 敦彦
碇 哲雄
大山 英典
吉野 賢二
鈴木 秀俊
前田 幸治
荒木 建次
赤木 洋二
寺田 教男
櫛屋 勝巳
②実証講義の成果
(ア)使用教材の概要等
・コマ毎に担当講師により昨年度の講義テキストを基に改良・作成した。
・コマ毎に担当講師により昨年度の講義用パワーポイントを基に改良・作成した。
(イ)講義実施報告
・実施状況
大学院生向け正規講義については、当初の履修科目登録者が37名であったが、最
終的には、宮崎大学院生29名、鹿児島大学院生1名の合計30名が受講した。実際
のコマ毎の受講者は最小23名から最大30名で、平均出席率は15コマ中13.2コ
マであった。12コマ以上出席し課題を提出して単位を認定された者は26名であっ
た。
技術者一般向けの特別講習会については、技術者一般に公募した。当初30名程度
の予想に対し、受講者は、1・2コマの受講希望も含め、技術者一般29名、単位と
は無関係な院生、学部学生、高専学生12名合計41名となった。実際の講義におい
ては、授業コマ毎の受講者は、最小24名から最大27名、平均25.8名であった。
6コマ以上出席者17名には受講証明書を発行した。
・各方面(生徒、産業界、教育機関)からの評価等
受講生の授業評価アンケートでは、正規講義受講者については質問・発言が昨年度
14
の39%から53%に若干増加したものの依然として低いがその他の自己評価、授業
内容・方法、全体感想は80%以上と高い評価となっている。質問・発言の若干の増
加は、講師が質問して授業への参加を促したことによるものと思われる。
一方、特別講習会については、受け身の授業参加であるため、講義内容の質問・発
言33%を含む自己評価は60%と低いが、授業内容・方法、満足度を含む全体感想
では80%以上となっており、専門すぎてわからなかったとの感想も一部にあったが、
分かりやすかった、興味深い内容でよかった、参考になった、などの肯定的な感想も
寄せられており、概ね好評であった。
③実証講義の評価・検証・改善
(ア)実証講義の評価方法
受講生全員に対して授業評価アンケートを実施した。講師毎(1~2コマ)に、また、
講義最終回に、実証講義全体に対する評価を実施した。その結果について、プログラム
開発委員会において担当講師からの意見を収集した。
(イ)実証講義の検証と改善方向
実証講義の検証については、受講生の授業評価アンケートの結果を9.
(3)①の資料
に示す。アンケートにより、講義の満足度を集計した結果、図3のように、大学院正規
講義の講義全体では、「大変満足」が41%、「ほぼ満足」が58%、合計97%と高率
であった。コマ毎においても全体的に9割以上の高い満足度であるので、開発したカリ
キュラムはほぼ有効と判断した。
一方、特別講習会については、講義全体では「大変満足」が43%、
「ほぼ満足」が4
0%、合計83%とあった。コマ毎においても一部にやや低いコマもあるが全体的に8
割前後の満足度であるので、特別講習会用に開発したカリキュラムはほぼ有効と判断し
た。
図3 特論正規講義授業評価アンケート結果(満足度)
15
図4 特別講習会授業評価アンケート結果(満足度)
実証講義の改善方向については、受講生の授業評価アンケートおよび担当講師の意見
により、以下の課題が抽出された。
・開講日程について、今年度は大学院正規科目が平日開講を原則としたが、結局6回し
か実施できず、土曜日開講が9回となった。修士1年生の場合、会社説明会の早期化
による影響で欠席した者がいたので補講措置として特別講習会の講義を受講させた。
・大学院正規講義では講師から質問するなどの授業への参加を促したが、特別講習会も
同様な措置を積極的に講じる必要がある。
・特別講習会の受講者の一部に難しくてわからなかったとのコメントもあるのでレベル
やニーズについてのアンケートを実施して、受講生のレベルやニーズに合った講義を
展開する必要がある。
・一部の講義資料について多すぎたので用紙の節約の観点から縮小して配付したため、
文字が小さく、
読めないものがあったなど不評な面があったので改善する必要がある。
(ウ)開発カリキュラム・プログラムの有効性
上述のように、アンケートの講義全体集計で、大学院正規講義が9割以上の満足度、
特別講習会でも8割前後の満足度であるので、開発したカリキュラムはほぼ有効である
と判断できる。また、9.
(3)①の授業評価アンケートの授業内容、授業方法などの評
価の高さからも本カリキュラムの有効性が判断できる。さらに、9.
(3)③の資料に示
すように、事業評価委員会の事業従事者を除く大学外委員5名と学内委員1名による評
価結果からも、本プログラムが充分機能し、開発したカリキュラムが有効であることを
示している。
(エ)検証結果の実証講義への反映
今後も、この実証講義科目は大学院修士課程の正規科目として、通常の時間割に組み
込むとともに、一般社会人受講者には、別途、最先端技術を含む講習会形式の講座とし
て開講することとなるため、本年度の実証講義で得られた検証結果は、それらの講座に
反映されることとなる。
16
【実証講義風景】
①平成22年度実証講義 前期「太陽光エネルギー変換特別セミナー」
①-1 シリコン太陽電池製作実習風景
①-2 色素増感太陽電池製作実習風景
17
平成22年度実証講義 前期「太陽光エネルギー変換特別セミナー」
①-3 座学風景
18
【実証講義風景】
②平成22年度実証講義 後期「太陽光エネルギー変換工学特論」正規講義
19
【実証講義風景】
③平成22年度実証講義 後期「太陽光エネルギー変換工学特論」特別講習会
20
5.長期インターンシップ(本年度実施したインターンシップ)
①教育目的
一般のインターンシップによりも長い期間にわたって実際の現場における設計等を通し、そ
の組織の一員として責任を持って計画・行動する態度および倫理観を養う(社会性・人間性の
教育)。また、これまでに学んだ知識を活用するとともに、新たな技術に関しても積極的に修得
することで、長期インターンシップにおいて設定された課題や問題を解決する経験を積む。こ
の取組をとおし、課題探求及び解決能力を養う(専門性の教育)。また、実際の現場における開
発は、その多くが複数名のチームによって取り組むことになる。このような場合、個人の知識・
能力以外に、互いのコミュニケーションがきわめて重要となる。この取り組みを通し、コミュ
ニケーション能力を養う(コミュニケーション能力の教育)
。
②実施体制
宮崎大学技術系人材育成(長期インターンシップ)連携機構(工学研究科、宮崎県工業会、
宮崎県工業技術センターで構成)により、本インターンシップの大きな枠組みでの取り組み内
容を決定し、かつ、産業界との連携に取り組む。また、同機構下の長期インターンシップ実施
委員会では、実際の長期インターンシップに関する協定締結、実施計画、日程調整等の具体的
な事項の調整や実施に当たる。なお,本人材育成プログラムとの接点として、プログラム開発
サブリーダーの1人が長期インターンシップ実施委員会委員を兼務し,円滑に実施する。
長期インターンシップ実施WGの主な業務は、受入企業増のための活動、長期インターンシ
ップに関する協定締結に向けた活動、具体的な実施内容、実施日の決定等である。協定書締結
にあっては企業の上層部にまで確認が必要であったり、具体的な実施内容に関しては、工場の
責任者の許可が必要であったりと、短時間の会議で審議し、決定できることは少ないため、メ
ール審議が多くなった。
具体的な取組みとしては、新規企業として OKI セミコンダクタ宮崎(株)の受け入れ確保し
たことはWGの活動としての実績である。また、協定書に関しても、十分なメール審議を行い、
締結にまで結びつけることができた。実際に2名の学生を受入れていただいた。その他にも、
県外企業で、
(株)クラレ、東ソーファインケム(株)の両社とも長期インターンシップの協定
を締結し、学生を受入れていただいた。
また、昨年に引き続き、吉川セミコンダクタ(株)も協定書を締結することができ、2 名の
学生受け入れていただいた。
長期インターンシップ実施WGでは以上のような取組みを行い、合計で7名の学生を長期イ
ンターンシップに取組ませることができた。
③協定・契約等
受入先企業と当研究科との間で長期インターンシップに関する協定を締結し、また、受入先
企業と受講対象学生との間で守秘義務契約を結んだ。また、受講学生には、学生教育研究災害
傷害保険付帯賠償責任保険に入ることを義務付けている。
④受講者
電気電子工学専攻:4 名
応用物理学専攻:3 名
合計:7 名
⑤取組内容
(ア)事前教育 1
目 的:長期インターンシップに入る前に最低限知っておくべきマナーや安全教育、知
的所有権、守秘義務に関する教育を行うことを目的に実施する。各学生が長期インタ
ーンシップで企業へ出向く 1 週間前を目安に実施した。
講義室:E803 室
講 師:電気電子工学科 教授 淡野 公一
21
(イ)長期インターンシップ
受入企業と日程に関しては下表のとおりである。
No.
学生の専攻
企業名
日程
1
応用物理工学専攻
吉川セミコンダクタ株式会社
1/12(水)~1/26(水)
2
応用物理工学専攻
吉川セミコンダクタ株式会社
1/12(水)~1/26(水)
3
応用物理工学専攻
OKI セミコンダクタ宮崎株式会社
8/23(月)~9/3(金)
4
電気電子工学専攻
OKI セミコンダクタ宮崎株式会社
8/23(月)~9/3(金)
5
電気電子工学専攻
株式会社クラレ
7/5(月)~7/16(金)
6
電気電子工学専攻
株式会社クラレ
7/5(月)~7/16(金)
7
電気電子工学専攻
東ソーファインケム株式会社
8/2(月)~8/13(金)
(ウ)報告会
目 的:長期インターンシップに取組んだ学生による、長期インターンシップで取組ん
だ内容についての報告会を実施し、
「社会性・人間性」、
「専門性」、
「コミュニケーショ
ン能力」に関して総合的な評価を行う。この評価を通して、長期インターンシップの
単位認定を行う。
実施日:平成 23 年 3 月 9 日(水) 14:00 から
出席者:長期インターンシップ実施委員会委員、受入企業担当者、指導教員
⑥評価
昨年の評価を通して、参加学生が 2 名と少ないという指摘があった。そこで、今年は
倍増を目標として掲げ、長期インターンシップの受入先確保に取組んだ。その結果、今
年は 7 名の学生が取組むことができ、目標を達成できたと言える。また、受講者7名中
6名から提出してもらった感想文において、企業体験を通じて何れも「社会性・人間性」、
「専門性」、
「コミュニケーション能力」の必要性・重要性を痛感していることから長期
インターンシップの教育目的は達成されたものと思われる。
22
6.自立化実現の具体性
①人材育成プログラムの有効性評価、及び改善策
(ア)委託契約期間における自立化スケジュール及びアクションプラン
・平成21年度において、宮崎大学大学院工学研究科(電気電子工学専攻および応用物
理学専攻)に、
「太陽光エネルギー変換工学特論」を開講した。平成22年度「太陽光
エネルギー変換特別セミナー」を開講した。
・平成21、22年度において、長期インターシップを実施した。平成23年度は、さ
らに会社数や参加者数を増やしていく。
・宮崎大学大学院工学研究科ですでに開講されている科目(ナノ構造光電変換デバイス
工学、半導体デバイス工学など)を含めて、太陽光発電履修モデルを継続していく。
・平成22年度から鹿児島大学大学院工学研究科と単位互換を行うこととなり、さらに
周辺大学との単位互換を実現していく。
・開発した個々の教材を活用し、
「太陽光エネルギー変換工学特論」を補完していく。同
時に、「太陽光エネルギー変換特別セミナー」で活用していく。
・委託契約期間終了後も運営組織を存続し、上記講義等を継続運営する。
(イ)委託契約終了後の自立体制における、開発プログラム・教材等の質の保証の体制
・当該プロジェクト終了後も引き続き、前述した運営組織(事業推進委員会)が、人材
育成拠点化のための中核的組織(太陽光発電事業運営委員会)として機能する。
・産学官で構成されている太陽光発電事業運営委員会が、教育的効果の検証・評価、そ
れに伴う教育プログラムの改変などを行っていく。
・当該プロジェクトは、太陽光発電の最先端技術を学ぶ要素がふんだんに取り込まれて
いることから、太陽光発電事業運営委員会の企業委員が、産業界との連携を密にする
ことにより、教材の陳腐化を防いでいく。
(ウ)自立後の運営等についての大学高等教育機関(組織としての承認等々)及び産業界に
よる継続的な協力に対するコンセンサスについて。
・当該プロジェクトを産学官連携により運営していくことについては、学長レベル、産
業界では、太陽電池メーカー部門のトップ(取締役レベル)のコンセンサスを得てお
り、当該プロジェクトの企画・総合調整機能を担う「太陽光発電事業運営員会」には、
自立後も継続して、講師派遣や教材の提供等を行っていくことにしている。
・上記協力の他、産業界、特に太陽電池関連メーカーについては、学内に開発及び人材
育成のための拠点を順次整備し、自立化後の教育プログラムのサポート及び地域企業
とのつながりを確保していく。
・自立化後も太陽光発電事業運営委員会に、参加協力をしていただく予定である。
・大学院の教育カリキュラムの中で、太陽光発電履修コースを継続することについて、
電気電子工学専攻および応用物理学専攻内のコンセンサスを得ている。
(エ)当該人材育成プログラムの修了生に対する有効活用(業界主導モデルの場合、資格の
付与との連動、業界内での修了生の厚遇・起用)等の担保・検討状況
・修了生には対しては、受講証明書を発行しているが、当証明が太陽電池産業分野の専
門知識を修得した証として、産業界に広く認知され、就職や従業員のキャリア開発な
どで評価されるように太陽光発電事業運営委員会を通じて、産業界に継続的に要請す
る。
・実践的教育を活用し、就職後学生時代の専門研究分野が活かせる部署にできるだけ配
属されるように配慮する仕組みもあわせて要請していく予定である。
23
(オ)自立後の5年間における修了生の輩出目標
・毎年20名程度を予定しており、
20人×5年=100人が修了すると見込んでいる。
(カ)自立後の PDCA(Plan, Do, Check, Action)の確保
1. 講座の企画・開発(Plan)
・太陽光発電事業運営委員会での討議を大学内の運営会議にフィードバックし、企
画・開発を実施する。
2. 学生講座、社会人講座の開設(Do)
・企画・開発に基づき、学生講座、社会人講座を別々に実施する。
・FD(ファカルティ・ディベロップメント)を大学教員に実施させる。
3. アンケート(Check)
・受講生(学生および社会人)アンケートを実施する。
・コース修了者および就職先の企業に対してアンケートを実施する。これにより、
実社会において必要事項を現在の講座に反映すべきデータを整理する。
・アンケートを基に、太陽光発電事業運営委員会および学内運営会議にて、評価・
改善項目を抽出する。
4. 講座改良の提言(Action)
・評価・改善項目に関して、講座改良の提言をまとめる。
・この提言を講座の企画・開発に反映させる。
上記を図式化したものを図3に示す。
Action
Plan
講座の企画・開発
太陽電池事業運営委員会
学内運営会議
講座改良の提言
太陽電池事業運営委員会
学内運営会議
Check
Do
受講者アンケート
コース修了者アンケート
企業アンケート
評価(太陽電池事業運営委員会)
学生講座の開設
社会人講座の開設
FD の実施
図3 自立化後の PDCA サイクル
24
②自立化に向けたロードマップ
平成22年度
平成23年度
平成24年度
自立化プログラム
当該プログラム
大学院科目:太陽光エネルギー変換工学特論、同特別セミナー
社会人講座:太陽光エネルギー変換工学特論特別講習会
宮崎大学戦略経費等
太陽光発電事業運営委員会
学内運営会議
・企業向け講座は、22年度までに講義内容等を改編の実施を行い、平成23年度より開講
する。
③募集内容(別紙資料4参照)
・プログラム名称:太陽光発電関連産業のニーズに応える高度専門性を持つ人材育成プログ
ラム
・受講対象者および受講要件:
受講対象者層:大学院生あるいは、企業の若手技術者を受講対象としています。
受講要件:大学等で、半導体関連の講義を履修していることが望ましい。
・プログラム紹介:
新エネルギー社会の形成において一翼を担う太陽光発電分野で、企業ニーズを踏まえた高
度専門人材を育成するため、産学が連携し若手技術者や大学院修士学生を対象としたプログ
ラムを行います。
・修了時に授与されるもの:学位に関わる単位/受講修了証
・開講時期ならびに期間:
開講時期: 平成 23 年 4 月 1 日から 7 月 30 日および 10 月 1 日から 1 月 31 日(予定)
総計:
総計 48 時間
開催曜日: 学生(金曜日 14 時 50 分~16 時 20 分)
社会人(毎月第2土曜日 8 時 40 分~16 時 20 分)
・費用: 社会人の場合 2万円(テキストおよび実習代込)
・開催場所:
講座 宮崎大学総合研究棟(宮崎市学園木花台西 1 番 1 号)
実習 宮崎大学工学部(宮崎市学園木花台西 1 番 1 号)
・問い合わせ先電話番号:0985-58-7862
・問い合わせ先メイルアドレス:[email protected]
25
7.波及効果のための工夫・取組
①モデル事業としての応用、発展策
事業終了後の開発した成果物の水平展開、成果普及等を下記に記述方式で具体的に推進する。
(ア)本事業にて開発したプログラム・教材は、太陽電池関連産業の技術動向に合わせて継
続的に更新しながら引き続き大学院教育に活用する。
(イ)特に、太陽電池を実際に作製し評価するといった実習を含む「太陽光エネルギー変換
特別セミナー」については、開発したプログラムをモジュール化し、シリコン系・CIS
系・色素増感系太陽電池関連産業への参入を目指す地域中小企業者や企業内若手技術
者を対象とした社会人向け人材育成講座へ展開する予定である。
(ウ)この事業により九州内大学間での協力体制が構築されることに加え、産学が連携して
作りこんだ教材は、質的にも保証されるだけにとどまらず、産業界における有用な人
材を生み出すという出口の部分でも非常に有効なものとなる。
(エ)今回の事業を契機として、事業に参画した大学が当該プロジェクトで開発された教育
プログラムをベースに、九州内の太陽電池セル製造企業と連携しつつ新しい知識体系
として既存カリキュラムを整理することにより、産業高度人材育成のための拠点化を
図り、各大学が学科再編、カリキュラムの見直し等を進めていく大学改革の呼び水と
するものである。
(オ)教育と研究を一体化した実践的(派遣)教育の実施は、企業研究部門と大学のパイプ
を太くし、教育効果の向上とともに共同研究そのものを活性化させたり、人材育成(確
保)のための拠点を立地させるなど主体的な関与を行うといった新たな産学連携、実
践教育のモデルとなるものである。
(カ)当該プロジェクトは地域の経済政策(宮崎県の「産学官連携による半導体関連産業の
人材育成・確保対策」および、
「宮崎県と宮崎大学の連携による太陽電池産業の振興」)
とリンクしており、平成 21 年 10 月 16 日に設立された「宮崎県太陽電池関連産業振
興協議会」を通して、更なる関連産業の集積および雇用拡大を図るために、新たな取
引等の促進や地場産業の新規参入、技術力向上、産学連携による人材育成や新たな技
術開発等に取り組むことを進めていく予定である。
②産業界の貢献
平成 18 年 6 月に宮崎県工業会と宮崎大学との間で締結された包括連携協定に基づき、これま
でにも、研究情報交流会、地域企業との共同研究等の促進、研究成果の事業化、大学院生対象
の長期インターンシップが実施されている。これらに関しても県内産業界は多大な貢献を行っ
ている。また、本事業の自立化後も産学連携プログラムとして、継続して、産業界から講師派
遣や運営委員会への委員派遣など協力いただく予定である。さらに、本取組みを通して、以下
のような貢献が期待される。
(ア)長期・短期インターンシップの受け入れや活発な共同研究プロジェクト等の人材・学
術交流が活性化すると期待される。
(イ)本事業を経て県内の太陽光発電関連企業へ就職した人材は、その企業の中核的人材に
成長することが期待され、現場での経験を経ることで OB として大学院工学研究科への
非常勤講師等の派遣が可能となる。
(ウ)本事業を経て県内の太陽光発電関連企業へ就職した人材のうち、より専門的な知識修
得を望む技術者が宮崎大学大学院農学工学総合研究科博士後期課程(※)社会人コー
スへ入学するケースも予想される。太陽電池を農業生産現場で活用する動きはすでに
展開されており、社会人コースを修了することで工学の枠を超えた連携が可能となる。
特に、本県は第一次産業に取り組む人口が多く、関連する産業界からの貢献が期待で
きる。
※宮崎大学大学院農学工学総合研究科博士後期課程は、農学と工学の学問的背景と連
携協力の実績を踏まえて、農学と工学が連携・融合した教育研究領域の深化を図り、
26
広範な知識に基づいた総合的判断力と高度な研究能力を備え、技術・知識基盤社会の
形成に資する高度専門技術を修得できる大学院教育を行う目的で平成 19 年度に設置
された。
③大学等の貢献
本事業の取組みは、宮崎大学大学院工学研究科修士課程における重要な履修モデルの一つと
なる。このため、本事業委託期間の試行を経て、平成23年度から、2つの講義を大学院電気電
子工学専攻および応用物理学専攻の選択科目(2単位)として正式に認定する。従って、正式
科目を担当する教員に対しては、教育実績として正当に評価し、教員個人評価の中に反映させ
ることになる。また、大学における貢献としては以下のことが考えられる。
(ア)修士課程の履修モデルに組込まれることにより、企業における若手技術者が本事業の
後継科目を、科目等履修生の制度を活用して履修することができ、成績評価の結果とし
て単位の認定も可能となる。
(イ)企業で行われる技術教育の一部を大学側で担うことができ、これによる企業の競争力
アップ、引いては宮崎県全体の活性化にも繋がる。
(ウ)本事業で開発された教材やテキストを、他の高等教育機関や企業で利用できるように
提供し、高度専門性を持った太陽電池関連企業技術者の育成に寄与することができる。
8.その他情報
①本事業に参画している宮崎大学や宮崎県、宮崎県産業支援財団、宮崎県工業会、都城工業高等
専門学校などを中心として平成 21 年 10 月 16 日に「宮崎県太陽電池関連産業振興協議会」が
設立された。これには県内 58 企業を含む計 71 団体が参加しており、当協議会を通して、更な
る関連産業の集積および雇用拡大を図る。平成 22 年 10 月 27 日に開催された同協議会分科会
打ち合わせにおいて、企業参入支援分科会、人材育成分科会、研究開発分科会の3つの分科会
を立ち上げ、新たな取引等の促進や地場産業の新規参入、技術力向上、産学連携による人材育
成や新たな技術開発等に取り組むための規約を策定した。
②本事業最終年度ということで成果報告会を兼ねて、九州経済産業局・宮崎大学・宮崎県・宮崎
県太陽電池関連産業振興協議会主催として「太陽光発電フォーラム 2010 in 宮崎」を平成 22
年 11 月 17 日に開催した。太陽光発電の現状と今後に関する基調講演および特別講演、本事業
報告に加えて、太陽光発電分野に求められる人材育成について5人のパネリストを招いてパネ
ルディスカッションも行った。
9.まとめ
(1)成果と課題
<成果>
①プログラム開発
・平成22年度は「太陽光エネルギー変換特別セミナー」(15コマ)のプログラムを開発
するとともに、平成21年度に開発した「太陽光エネルギー変換工学特論」(15コマ)
については内容の改編を行なった。
・開発したプログラムは、大学院工学研究科応用物理学専攻および電気電子工学専攻の履
修モデルの中の正規科目として認定されている。
②実証講義
・15コマの実証講義「太陽光エネルギー変換特別セミナー」を実施し、延べ84名が受
講し、単位互換制度の鹿児島大学大学院生1名を含む10名について単位認定を行なっ
た。
27
・15コマの大学院向け実証講義「太陽光エネルギー変換工学特論」を実施し、延べ30
名が受講し、単位互換制度の鹿児島大学大学院生1名を含む26名について単位認定を
行なった。
・8コマの技術者一般向け実証講義「太陽光エネルギー変換工学特論」特別講習会を実施
し、延べ41名が受講した。
③長期インターンシップ
・平成22年度は受入れ4社、受講者7名となり、当初の倍増目標は一挙に昨年度の3倍
強増となった。
<課題>
技術革新による産業ニーズの多様化への対応を図る必要がある。
(2)今後の展開方向
・2科目の実証講義は大学院工学研究科2専攻の履修モデルの正規科目として継続実施
・開発した教材をモジュール化して、社会人向け人材育成講座へ展開
・共同研究型実践的(派遣)教育の充実のため、共同研究の促進およびコーディネートを産
学官連携で実施
(3)当該委託事業で得られた関連データ、資料等
①資料1:授業評価アンケート結果
②資料2:受講証明書様式
③資料3:評価委員による評価書
④資料4:長期インターンシップスケジュールおよび受講者の感想
⑤資料5:太陽光発電フォーラム 2010 in 宮崎
28
[資料1] 授業評価アンケート結果
1-1 「太陽光エネルギー変換特別セミナー」 全体評価(1~15コマ)
Ⅰ.質問項目
一般
学生
全体
評価
平均
%
0
1
2
3
4
5
合
計
0
1
2
3
4
5
合
計
B1:実験+座学の出席者(4コマ以下 →
②、5~9コマ → ③、10コマ以上 → ④)
10
0
5
2
2
0
9
22
2
1
2
1
8
0
B2:座学7コマのみの出席者(2コマ以下
→ ②、3~4コマ → ③、5コマ以上→ ④)
7
0
3
2
10
0
15 67
4
0
1
2
4
2
1
2
8
8
0
19 80
0
1
1
6
1
0
3
5
12
0
20 86
0
0
2
B5:講義日が土曜日でよかった
0
1
2
3
12
3
18 86
0
2
B6:平成22年10から開講予定の太陽光エ
ネルギー変換特論を受講したい
1
0
2
2
10
4
14 86
0
2
分類
追加質問項目\評価
B3:座学7コマ分の講義内容の水準は適
講義 切であった
全体
評価 B4:講義内容は今後の就活あるいは企業
での業務に役立つものであった
評価 0:そう思わない
1:どちらかといえばそう思わない
2:どちらかといえばそう思う
3:そう思う
3
4
5
合
計
11 73
12
1
7
3
10
0
20 50
0
7
57
11
0
4
4
14
0
22 64
5
0
13 79
2
2
3
14 13
0
32 80
8
4
0
14 79
1
0
5
13 16
0
34 83
7
4
1
0
14 57
0
3
9
7
13
3
32 73
2
5
4
0
13 69
1
2
4
7
14
4
27 78
B1,B2:④の人数/全人数×100[%]
B6:③④の人数/全人数×100[%]
学生
73
57
79 実験+座学10コマ以
上出席
79
100
57
80
69
全体
学生
67
80
86
86
86
60
特論受講希望
2
一般
一般
40
1
∑ 評価点 × 人数
実験+座学10コマ以上出席
座学のみ5コマ以上出席
座学のみ5コマ以上
講義水準
出席
内容役立つ
100
土曜日開講
80
特論受講希望
特論受講希望
講義水準
20
60
40
20
0
64
80
83
73
78
座学のみ5コマ以上出
席
0
土曜日開講
土曜日開講
講義水準
内容役立つ
内容役立つ
全体
座学のみ5コマ以上
出席
100
80
60
特論受講希望
40
20
講義水準
0
土曜日開講
内容役立つ
Ⅱ.自由記述欄
【この授業について、よかったこと、改善を求めたいこと、その他の意見や感想】
・土曜日に開講していただきありがとうございます。また機会がありましたら、参加させていただきたいと思います。(一般)
29
評価
平均
%
0
1
× 100 [%]
人数合計
最大評価点4.0
項目毎評価平均
∑
分類毎平均 =
[%]
項目数
評価平均 =
評価
平均
%
1-2 「太陽光エネルギー変換特別セミナー」 実習(1~8 コマ) 授業評価アンケート結果(平均)
1-5コマシリコン太陽電池製作
分類
共通質問項目 / 評価
A1:私はこの実験に期待をもってのぞ
自 んだ
己
A2:私はこの実験について予習した
評
価
A3:私はこの実験に熱心に取り組んだ
A4:使用した実験機器等はよく整備さ
れていた
0
1
2
3
4
5
合
計
0
1
0
1
14
0
0
1
2
8
5
0
0
0
5
0
0
0
0
0
A5:実験に使われた実験書や資料は
0
授 適切であった
業
内 A6:実験テーマの難易度は適切であっ 0
容 た
A7:この実験は太陽光エネルギー変
0
換工学特論の理解に役立つテーマで
あった
授
業
方
法
6-8コマ色素増感太陽電池作製
評価
平均
平均
%
%
0
1
2
3
4
5
合
計
16 94
0
0
0
3
13
0
0
16 77 88
0
2
1
9
4
11
0
16 92
0
0
1
1
2
13
0
15 97
0
0
0
5
10
0
15 92
0
0
0
0
0
3
12
0
15 95
0
0
3
12
0
95
評価
平均
平均
%
%
全体
評価
平均
平均
%
%
0
1
2
3
4
5
合
計
16 95
0
1
0
4
27
0
32 95
0
16 73 88
0
3
3
17
9
0
32 75 88
14
0
16 95
0
0
1
6
25
0
32 94
1
15
0
16 98
0
0
0
3
28
0
31 98
1
15
0
16 98
0
0
0
6
25
0
31 95
0
0
0
6
25
0
31 95
97
0
0
0
3
13
0
16 95
15 95
0
0
0
3
13
0
16 95
0
0
0
6
25
0
31 95
96
A8:指導に当たった講師の説明や助
言は適切であった
0
0
2
1
12
0
15 92
0
0
0
3
13
0
16 95
0
0
2
4
25
0
31 94
A9:TAの説明や助言は適切であった
(TAが居ない場合は0を選択)
0
0
1
4
10
0
15 90 92
3
0
0
2
11
0
13 96 96
3
0
1
6
21
0
28 93 94
A10:安全管理への配慮は充分であっ
た
0
0
0
4
11
0
15 93
0
0
0
2
14
0
16 97
0
0
0
6
25
0
31 95
0
0
0
4
11
0
15 93
0
0
0
3
13
0
16 95
0
0
0
7
24
0
31 94
0
0
1
2
12
0
15 93
0
0
1
2
13
0
16 94
0
0
2
4
25
0
31 94
0
0
1
0
14
0
15 97
0
0
0
2
13
0
15 97
0
0
1
2
27
0
30 97
A11:私はこの実験のシラバスに示さ
れた目的や目標を達成することができ
全 た
体
A12:私はこの実験を受けて得るもの
感
が多かった
想
A13:この実験は高く評価できると思う
評価 1:そう思わない
2:どちらかといえばそう思わない
3:どちらかといえばそう思う
4:そう思う
自己評価
授業内容
授業方法
全体感想
94
∑ 評価点 × 人数
1
× 100 [%]
人数合計
最大評価点4.0
∑ 項目毎評価平均 [%]
分類毎平均 =
項目数
評価平均 =
6-8コマ色素増感太陽電池
1-8コマ実験全体
6-8コマ色素増感太陽電池
1-5コマシリコン太陽電池
1-5コマシリコン太陽電池
全体感想
95
88
自己評価95
92
100
94
80
60
40
20
0
88
97
96
95
全体感想
授業内容
授業方法
自己評価
100
80
60
40
20
0
授業方法
1-8コマ実験全体
全体感想
自己評価
100
80
60
40
20
0
授業方法
【この授業について、よかったこと、改善を求めたいこと、その他の意見や感想】 記述無し
30
授業内容
88
96
94
95
授業内容
95
1-3 「太陽光エネルギー変換特別セミナー」 座学(9-15 コマ) 授業評価アンケート結果
一般
分類
共通質問項目 / 評価
0
自己 A1:私はこの講義に意欲的に取り組んだ
評価
学生
1
2
3
4
5
評価
平均
合計 平均
%
%
0
全体
1
2
3
4
5
評価
平均
合計 平均
%
%
0
1
2
3
4
5
評価
平均
合計 平均
%
%
0
3
5
35
49
0
92
85
0
2
9
48
28
0
87
79
0
5
14
83
77
0
179
82
A2:私は講義内容について質問や発言をした
10
56
14
2
10
0
92
35
1
59
20
7
0
0
87
34
11
115
34
9
10
0
179
35
A3:講義の内容はシラバスに沿って進められた
0
1
8
48
35
0
92
82
0
4
6
31
46
0
87
84
0
5
14
79
81
0
179
83
0
0
5
31
55
0
91
89
0
3
5
36
43
0
87
84
0
3
10
67
98
0
178
87
60
授業 A4:講義の内容に興味を持つことができた
内容
57
59
85
83
84
A5:講義の内容は体系的(道筋がはっきりし、全
体がよくわかる内容)だった
0
0
6
44
42
0
92
85
0
1
11
26
49
0
87
85
0
1
17
70
91
0
179
85
A6:講義の進むスピードは適切だった
0
2
22
35
33
0
92
77
0
0
6
38
43
0
87
86
0
2
28
73
76
0
179
81
0
0
10
41
41
0
92
83
0
1
5
32
49
0
87
87
0
1
15
73
90
0
179
85
0
0
12
43
36
0
91
82
0
1
11
30
45
0
87
84
0
1
23
73
81
0
178
83
0
0
12
45
35
0
92
81
0
2
8
35
42
0
87
84
0
2
20
80
77
0
179
82
A7:講義担当者の話し方は明瞭で聞き取りやす
授業 かった
方法 A8:この講義の「板書・OHP・パワーポイント」
(実施された方法を選択)は分かりやすく、見や
すか
た
A9:この講義に使われた教科書・補助教材・資
料(配布プリント等)は理解しやすかった
A10:私はこの講義のシラバスに示された目的
や目標を達成することができた
全体
A11:私はこの講義に関して全体的に満足でき
感想
た
A12:この講義は高く評価できると思う
1
2
18
45
25
0
91
75
0
1
12
41
38
0
92
82
0
0
3
37
51
0
91
88
82
82
4:そう思う
自己評価
100
16
50
15
0
87
71
10
34
40
0
87
82
0
1
4
35
46
0
86
87
評価平均 =
2:どちらかといえばそう思わない
3:どちらかといえばそう思う
一般
6
3
一般
58
82
84
77
学生
58
89
88
82
8
34
95
40
0
178
73
4
22
75
78
0
179
82
0
1
7
72
97
0
177
87
全体
58
86
自己評価
86
100
79
学生
80
80
60
60
40
40
0
1
0
∑ 評価点 × 人数
20
全体感想
80
1
× 100 [%]
人数合計
最大評価点4.0
∑ 項目毎評価平均 [%]
分類毎平均 =
項目数
評価 1:そう思わない
自己評価
授業内容
授業方法
全体感想
0
0
85
20
授業内容
全体感想
0
授業方法
授業方法
全体
自己評価
100
80
60
40
20
全体感想
授業内容
0
授業方法
31
授業内容
83
81
【この授業について、よかったこと、改善を求めたいこと、その他の意見や感想】
【9コマ】
・授業の内容は明確であり、内容もよく理解することができました。パワーポイントの枚数が多いので、ポイントを重点的に時間配分を分けて説明いただけ
れば良かったと思います。(一般)
・写真等をもっと使ってほしい。(一般)
・ゆっくり講義を進めてほしい。時間的余裕が欲しい。(一般)
・ありがとうございました。(一般)
・非常に興味深い内容で良かったと思います。(一般)
・複数回の実践をお願いしたい。(一般)
・高専5年の私でも大体理解できる内容でした。(一般)
・とてもわかりやすかったです。荒木先生、ありがとうございました。(学生)
・今回の講義は大変役に立った。太陽電池のこれからの進化を期待できそうな内容だった。(学生)
【10・11コマ】
・勉強になりました。英語の資料は日本語にして頂きたい。(一般)
・内容的には勉強になったと思います。自分としては、太陽電池の構造的ものの内容がもっと勉強したいと思います。(一般)
・実務的に深い経験を有する第一人者のスピーチであり、具体的問題、他社技術などと比較されていた。全体の世界の先端分野を短い時間の中にびっし
り詰み込まれていた。(一般)
・他社構造の説明や、世界基準についてもオーバーオール的な説明であり、現時点における理想的な部品構成について詳しく聞くことができました。いろ
いろな切り口で考察できると思います。(一般)
・ビデオは情報量が多く分かりやすかった。途中、音声が途切れたので、あらかじめダウンロードしてはと思う。(一般)
【12・13コマ】
・記述無し
【14・15コマ】
・パワーポイントのコピーが小さいものがあり、読めないものがありました。せめて2in1ぐらいにして下さい。(一般)
・違う分野の話を聞けて新鮮でした。(一般)
・土曜日に開講していただきありがとうございます。また機会がありましたら、参加させていただきたいと思います。(一般)
32
1-4 「太陽光エネルギー変換工学特論」正規講義(大学院) 全体 授業評価アンケート結果
0
1
2
合計
0
3
9
154 112
0
278
84
2
97
77
63
0
277
53
0
3
11 119 144
0
277
86
A4:講義の内容に興味を持つことができた
0
A5:講義の内容は体系的(道筋がはっきりし、全体がよくわかる内容)だった
0
0
12 118 148
0
278
87
0
12 127 139
0
278
86
0
1
17 126 134
0
278
85
0
4
9
125 140
0
278
86
0
18 124 136
0
278
86
2
14 142 120
0
278
84
0
2
22 160
0
278
81
A11:私はこの講義に関して全体的に満足できた
0
0
13 152 113
0
278
84
A12:この講義は高く評価できると思う
0
0
11 122 142
0
275
87
共通質問項目 / 評価
Ⅰ自己評価 A1:私はこの講義に意欲的に取り組んだ
A2:私は講義内容について質問や発言をした
Ⅱ授業内容 A3:講義の内容はシラバスに沿って進められた
Ⅲ授業方法 A6:講義の進むスピードは適切だった
A7:講義担当者の話し方は明瞭で聞き取りやすかった
A8:この講義の「板書・OHP・パワーポイント」(実施された方法を選択)は分かりやす
0
く、見やすかった
A9:この講義に使われた教科書・補助教材・資料(配布プリント等)は理解しやすかっ
0
た
Ⅳ全体感想 A10:私はこの講義のシラバスに示された目的や目標を達成することができた
∑ 評価点 × 人数
4
38
94
1
× 100 [%]
人数合計
最大評価点4.0
∑ 項目毎評価平均 [%]
分類毎平均 =
項目数
評価 1:そう思わない
評価平均 =
2:どちらかといえばそう思わない
3:どちらかといえばそう思う
4:そう思う
特論(大学院生)全体
Ⅰ自己評価
100
80
60
40
20
Ⅳ全体感想
3
評価 平
平均 均
(%) (%)
5
分類
Ⅱ授業内容
0
Ⅲ授業方法
33
69
87
85
84
【この授業について、よかったこと、改善を求めたいこと、その他の意見や感想】
1コマ
・非常に分かりやすく、興味を持てる授業でした。
2コマ
・おもしろい授業で非常に興味を持てた。今後の研究の方向性を考える事が出来ました。
3,4コマ
・テキストと同じ内容の講義をして下さい。異った内容をするならば、PPTを印刷し、プリントとして配布してもらえると嬉しかった。
・テキストにそって講義をして頂けないと復習ができません。
5,6コマ
・勉強になった。
・シュミレーション結果も記載してあり、実用的である。
・自分の研究内容の参考になる話が聞けて良かった。集光型についてや出力制御に関する詳しい話も聞いてみたい。
・特性についてよく理解できた。忘れていたことも多くあったので確認できた。
7,8コマ
・太陽電池の実物に触れることは良い機会だと思う。
・すごく勉強になりました。
・もう少し講義の日程を考えてほしい。特に土日。(就職説明会などとかぶっていたりする。)
9コマ
・劣化の評価など生産を視点とした話がきけてよかった。
・故障の要因が数多くあったので、勉強になった。商品化されるものは、想像以上に厳しい試験をクリアしているのだと実感した。
・もう少し具体的に製品等での評価の仕方などを教えてほしかった。
10,11コマ
・評価法の種類や原理について理解できた。
・SEM像で表面は非常に凹凸が多かったが、タンデム構造の作製を考えたときに接合部に影響はやはりでるのかなと思った。
12,13コマ
・ご自分の研究紹介も交え、非常に面白い内容の講義だったと思いますが、もう少しテキスト・シラバスに沿った講義にして
ほしかったと思います。また、内容を簡略化して既要が分かる様にして頂きたかったです。
しかし、実際の研究産業応用への理解は非常に深まりました。
14,15コマ
・なし
34
1-5
「太陽光エネルギー変換工学特論」正規講義(大学院)授業評価度および満足度
特論(大学院生)の評価度 (この講義は高く評価できると思う)
コマ
高評価%
1
47
2
59
3,4
33
5,6
58
7,8
50
9
69
10,11
46
12,13
38
14,15
59
全体
52
評価%
評価合計%
高評価
ほぼ評価
やや低評価
低評価
47
35
63
42
50
31
39
54
41
44
94
94
96
100
100
100
85
92
100
96
18
22
9
19
15
20
13
9
17
142
18
13
17
14
15
9
11
13
12
122
2
2
1
0
0
0
4
2
0
11
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
全数
38
37
27
33
30
29
28
24
29
275
特論(大学院)授業評価度
全体
14,15
12,13
高評価
10,11
ほぼ評価
9
7,8
やや低評価
5,6
低評価
3,4
2
1
0%
20%
40%
60%
80%
100%
特論(大学院生)の満足度 (この講義に関して全体的には満足できた)
コマ
大変満足%
満足%
満足合計%
満足
ほぼ満足
やや不満
不満
全数
1
2
3,4
5,6
7,8
9
10,11
12,13
14,15
全体
39
45
26
45
37
62
47
25
34
41
58
47
70
52
60
38
43
67
62
55
97
92
96
97
97
100
90
92
96
96
15
17
7
15
11
18
14
6
10
113
22
18
19
17
18
11
13
16
18
152
1
3
1
1
1
0
3
2
1
13
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
38
38
27
33
30
29
30
24
29
278
特論(大学院)満足度
全体
14,15
12,13
満足
10,11
ほぼ満足
9
7,8
やや不満
5,6
不満
3,4
2
1
0%
20%
40%
60%
35
80%
100%
1-6 「太陽光エネルギー変換工学特論」特別講習会(一般) 授業評価アンケート結果
分類
共通質問項目 / 評価
Ⅰ自己評価 A1:私はこの講義に意欲的に取り組んだ
A2:私は講義内容について質問や発言をした
0
1
2
3
0
2
8
61
4
14 101 13
4
評価 平
平均 均
(%) (%)
5
合計
78
0
149
86
14
0
146
33
0
4
10
53
79
0
146
85
A4:講義の内容に興味を持つことができた
0
4
15
43
87
0
149
86
A5:講義の内容は体系的(道筋がはっきりし、全体がよくわかる内容)だった
0
5
23
49
72
0
149
82
0
11
20
57
60
0
148
78
0
3
17
53
75
0
148
84
7
18
50
74
0
149
82
9
16
53
70
0
148
81
Ⅱ授業内容 A3:講義の内容はシラバスに沿って進められた
Ⅲ授業方法 A6:講義の進むスピードは適切だった
A7:講義担当者の話し方は明瞭で聞き取りやすかった
A8:この講義の「板書・OHP・パワーポイント」(実施された方法を選択)は分かりやす
0
く、見やすかった
A9:この講義に使われた教科書・補助教材・資料(配布プリント等)は理解しやすかっ
0
た
0
6
34
55
51
0
146
76
A11:私はこの講義に関して全体的に満足できた
0
6
20
59
64
0
149
80
A12:この講義は高く評価できると思う
0
3
14
45
82
0
144
86
Ⅳ全体感想 A10:私はこの講義のシラバスに示された目的や目標を達成することができた
評価 1:そう思わない
∑ 評価点 × 人数
1
× 100 [%]
人数合計
最大評価点4.0
∑ 項目毎評価平均 [%]
分類毎平均 =
項目数
評価平均 =
2:どちらかといえばそう思わない
3:どちらかといえばそう思う
4:そう思う
特別講習会(一般)平均
Ⅰ自己評価
100
80
60
40
20
Ⅳ全体感想
Ⅱ授業内容
0
Ⅲ授業方法
36
60
84
81
81
【この授業について、よかったこと、改善を求めたいこと、その他の意見や感想】
1コマ
・自分は太陽電池関係の知識が全然詳しくなくて、不安もあったが、分かりやすい授業でとてもためになったと思う。しかし、自分は前にいたので話が聞
き取れたが、全体的に声が小さかったのでマイクを使用すれば、後ろの人もよく聞きとれたと思う(高専)
・太陽電池の種類が分かってよかった(鹿大)
・太陽電池の現状を再度理解する事が出来てよかった(鹿大)
・配布物がモノクロであったため、コスト的に可能であればカラーにして欲しかった。図表、グラフが判別しづらかった(一般)
・基確的な指揮をご指導頂けて良かったです(一般)
・資料の関係もあるのだろうけど、パワーポイント、資料と見ながらマーキング、メモを考えると、やや話のスピード、流れが早いと思った(一般)
・パワーポイントは主要部分に色分けがしてあり、分かり易かった(技術者)
2コマ
・先生ご自身が経験されたこともふまえて、とても内容の濃い授業が受けられてよかった。しかし、所々分からないことがあったので自分がもっと詳しい知
識を持っていればより深く理解できたと思う(高専)
・主要ポイントが色分けしてあり見やすい(一般)
・バックグラウンドからの説明、自分の体験の説明があり分かり易かった(一般)
・資料はカラーコピーで見やすかった(一般)
・計算式が多すぎると思う(一般)
・ドリフト電流について学べてよかった(一般)
・中国や台湾が太陽電池に力を入れて、日本の太陽電池ももっと普及すればよいと思った(鹿大)
・午前中の2人の政威勢のスライドですが、裏面の印刷の向きが逆だったので少し見づらかったです
3コマ
・アニメーションがあって分かり易かった(鹿大)
・授業自体はとても高度で内容の濃いものだったが、自分の知識が授業の水準に達しておらずとても難しかった(高専)
・普段学ぶことのできないSiの作成方法を学ぶことができ、前よりも深く興味を持った(鹿大)
・専門すぎてわからなかった(一般)
・資料はカラーで見やすく分かり易かった(一般)
・専門的、具体的すぎて意味が分からない。時間が長い。途中で休憩が欲しい(集中力がなくなった)(一般)
4コマ
・パワーポイントはカラーで見やすいので、配布資料もカラーだと見やすいと思う(一般)
・パワーポイントはカラーで見やすく、ポイントは色付されて見やすかった(一般)
・図と式のバランスがよかった。しかし講師があまり聴講者の方を見なかったため、大事な部分がいまいちつかめなかった(一般)
・効率を改善する多くの要因がわかった(鹿大)
・大変説明が分かり易く、問題点や改善点、現状などを上手くまとめてあって非常に有意義な時間を過ごせた(鹿大)
・太陽光の変換について、内容の濃い授業を受けることができたと思う。しかし知識的にまだまだ追いついていけなかったので、もっと力をつけてまた講習
を受けたいと思った(高専)
5,6コマ
・全てのスライドを資料に載せてほしかった。もう少し知識をつけて受けたかった。
・前半の原理説明が長すぎた。後半のCIS評価をもっとしてほしい。
・実データによる解説が多く、この点が良かったと思う。
・非常に興味深い内容でした。今後の研究活動に参考になります。
・資料はカラーで見やすかったが文字が小さすぎる。プロジェクターにおいても小さく見づらかった。
・プリントとパワーポイント画面と両方にNo.をうっておく事で毎回パワーポイントが資料のどこに合うか説明したり、探したりすることはなくなると思う。ま
た、縮小しすぎてプリントがよく分からない(軸の単位など)。
7,8コマ
・大変参考になりました。有り難うございました。
37
1-7
「太陽光エネルギー変換工学特論」特別講習会(一般)授業評価度および満足度
特別講習会(一般)の評価度 (この講義は高く評価できると思う)
コマ
1
2
3
4
5,6
7,8
全体
高評価%
評価%
評価合計%
高評価
ほぼ評価
やや低評価
低評価
65
62
40
56
36
90
57
30
27
44
32
40
10
31
95
89
84
88
76
100
88
15
16
10
14
9
18
82
7
7
11
8
10
2
45
1
1
3
3
6
0
14
0
2
1
0
0
0
3
全数
23
26
25
25
25
20
144
特別講習会(一般)授業評価度
全体
7,8
高評価
5,6
ほぼ評価
4
やや低評価
3
低評価
2
1
0%
20%
40%
60%
80%
100%
特別講習会(一般)の満足度 (この講義に関して全体的には満足できた)
コマ
大変満足%
満足%
満足合計%
満足
ほぼ満足
やや不満
不満
全数
1
2
3
4
5,6
7,8
全体
67
42
24
44
31
52
43
25
46
40
40
46
39
40
92
88
64
84
77
91
83
16
11
6
11
8
12
64
6
12
10
10
12
9
59
2
0
7
3
6
2
20
0
3
2
1
0
0
6
24
26
25
25
26
23
149
特別講習会(一般)満足度
全体
7,8
満足
5,6
ほぼ満足
4
やや不満
3
不満
2
1
0%
20%
40%
60%
38
80%
100%
1-8 「太陽光エネルギー変換工学特論」正規講義(大学院)および特別講習会(一般)
評価 平
平均 均
% %
評価
平均
平均
%
%
0
1
2
3
4
5
合
計
1
0
0
0
17
0
18 100
分類 問項目 \ 0
1
2
3
4
5
合
計
B1 院生:全15コマ中出席(4コマ以下→
②、5~9コマ→③、10コマ以上→④)
8
0
0
0
4
0
12 100
B2 一般:全8コマ中出席(2コマ以下→②、
3~4コマ→③、5コマ以上→④)
3
0
5
0
8
1
17
57
5
0
0
0
4
0
0
0
2
4
10
1
17
82
0
1
0
9
10
0
20
85
0
0
0
6
9
1
16
84 83
0
0
2
9
8
0
19
83
B5 来年開港予定の特別セミナー(実習を
含む)を受講したい
0
0
1
4
10
1
16
84
0
0
1
9
10
0
20
86
B6 【社会人受講者のみ】この特別講習会
は無料だが有料の場合でも受講したと思う
1
3
3
5
3
0
14
57
57
講義 B3 講義内容の水準は適切であった
全体
評価 B4 講義内容は今後の就活あるいは企業
での業務に役立つと思う
評価 1:そう思わない
2:どちらかといえばそう思わない
3:どちらかといえばそう思う
4:そう思う
B3-B5:
院生
院生10コマ/一般5コマ以上出席
講義水準
内容役立つ
セミナー希望
院生10コマ/一般5
有料でも受講
コマ以上出席
100
(社会人のみ)
9 100
一般
57
82
84
84
2
3
4
5
合 評価 平均
平均
計 % %
1
0
0
0
17
0
18 100
3
0
5
0
8
1
17
57
0
1
2
13 20
1
37
84
85
0
0
2
15 17
1
35
84
0
0
2
13 20
1
36
85
81
院生
100
85
83
院生10コマ/一般5コ
86
全体
81
84
84
85
ー
ー
一般
57
マ以上出席
100
80
60
60
有料でも受講
(社会人のみ)
40
20
0
1
セミナー希望
内容役立つ
全体
院生10コマ/一般5
コマ以上出席
100
80
60
40
20
セミナー希望
40
講義水準
20
0
講義水準
0
内容役立つ
Ⅱ.自由記述欄
一般
(1) 大変参考になりました。有り難うございました。
学生 記載なし
39
講義水準
84
B1,B2:
④の人数/(合計-0の人数)×100[%]
B6:
③④の人数/全人数×101[%]
全体B1,B2の平均:
④の人数和/合計平均人数×100[%]
∑ 評価点 × 人数
80
セミナー希望
0
100
1
× 100 [%]
人数合計
最大評価点4.0
項目毎評価平均
∑
分類毎平均 =
[%]
項目数
評価平均 =
全体評価
内容役立つ
[資料2]受講証明書例
2-1 「太陽光エネルギー変換特別セミナー」
見本
見本
40
2-2 「太陽光エネルギー変換工学特論特別講習会」
見本
41
[資料3]
平成22年度
事業評価委員会
評価書
本事業評価書は、事業評価委員のうち事業従事者(プロジェクトコーディネーター、サブコ
ーディネーター、プログラム開発リーダー)を除く評価委員(宮崎大学外5委員、大学内1委
員)による評価を集約したものである。なお、根拠資料は第2回事業評価委員会の席上にて配
付したものである。
1.PDCA の機能について
1-1 事業推進体制は企業、県、大学・高専で構成されているか
事業推進体制は、事業推進委員会、プログラム開発委員会、事業評価委員会からなり、県内のソーラ
ーフロンティア㈱、吉川セミコンダクタ㈱の 2 企業、宮崎県工業会、宮崎県工業支援課、宮崎県工業技
術センター、宮崎県産業支援財団および都城工業高等専門学校、宮崎大学のほか、大同特殊鋼㈱、㈱NTT
ファシリティーズ、九州電力㈱の各企業および九州大学、熊本大学、鹿児島大学、熊本高等専門学校の
各高等教育機関から参画している。
また、本事業を円滑に推進するため、管理・運営会議を設置した。
【根拠資料】実施計画書1.(1)3)③、④および図1
【評価】このことから、事業推進体制は計画通り構成されていると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
6
0
0
0
3.0
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・事業は計画通り推進されており、産学官の連携は図られている。
1-2 事業推進委員会は機能しているか
事業推進委員会は、宮崎大学外の産学公の7名、宮崎大学内 13 名、計 20 名で構成し、本事業の推進
と管理運営について議論している。第 1 回(5/18)は全員出席、第2回(2/16)は 20 名中 19 名の出席
を予定している。
【根拠資料】実施計画書1.(1)3)③-1
【評価】このことから、事業推進委員会は機能していると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
6
0
0
0
3.0
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・なし
1-3 プログラム開発委員会は機能しているか
プログラム開発委員会は、宮崎大学外の産学の 10 名、宮崎大学内の 12 名(追加後 13 名)の計 22
42
名(追加後 23 名)で構成し、本事業の実証講義のカリキュラム内容を検討し、実施した。第 1 回委員
会(5/7)では、22 名中 18 名が出席し、講義内容・講義日程を議論し、第 2 回委員会(1/11)では、
23 名中 19 名が出席し、実証講義全般について総括を行なった。
【根拠資料】実施計画書1.(1)3)③-2
【評価】このことから、プログラム開発委員会は機能していると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
5
1
0
0
2.8
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・パネル製造のみならず、周辺機器のメーカーの参加も呼びかけては如何であろうか。
例えばインバーターの能率を改善することにより、発電ロスを低減する研究なども面白いと思う。
・新たに九州電力㈱等が加わることで、実証講義がより充実したものになったものと評価できる。
1-4 事業評価委員会は機能しているか
事業評価委員会は、宮崎大学外の産学公の 5 名、宮崎大学内の 4 名で構成し、本事業の実施状況の評
価を行った。第 1 回委員会(9/7)では、全員が出席し、評価の観点について議論し、第 2 回委員 会(1/24)
では、全員が出席(を予定)し、事業全体の評価の観点について議論(を予定)している。
【根拠資料】実施計画書1.(1)3)③-3
【評価】このことから、事業評価委員会は機能していると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
6
0
0
0
3.0
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・公の意見具申がもっと必要かと思う。
・本来なら事業の評価は、事業実施数年後の成果によって判断するのであろうが、2ヶ年事業なので現
時点ではこのような形での評価ということでしかたがない。
1-5 事業の管理運営は円滑に推進されているか
事業従事者(プロジェクトコーディネーター、サブコーディネーター、プログラム開発リーダー、同
サブリーダー、職員)および経理担当者で構成する管理・運営会議を設置し、週 1 回の開催を原則とし
て、本事業推進の円滑化を図った。本事業推進のため管理・運営会議を 23 回(4 月~1 月)開催した。
また、本事業の成果を内外に発信するため、九州経済産業局、宮崎県、同太陽電池関連産業振興協議
会と共同で「太陽光発電フォーラム 2010 in 宮崎」を開催し、141 名が参加した。
【根拠資料】実施計画書1.(1)3)③、④、宮崎大学工学部太陽光発電人材育成ホームページ
【評価】このことから、本事業の管理運営は円滑に推進されていると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
5
1
0
0
2.8
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
43
【自由記述欄】
・フォーラムの運営に関しては、もう一工夫が必要かと感じました。
(参加者からのアンケート取得等)
・口蹄疫の発生という阻害要因があったにもかかわらず、事業は円滑に推進されていると評価できる。
2.実証講義(太陽光エネルギー変換特別セミナー)について
2-1 単結晶シリコン太陽電池の作製についての実験内容(機器の整備、実験資料、難易度、特論講
義の理解)は適切であったか
単結晶シリコン太陽電池の作製についての実験内容は、シリコン結晶セル作製から発電効率測定まで
の各工程を実習し、受講者のアンケートからも実習内容、全体感想ともに90%以上の非常に高い評価
が得られた。
【根拠資料】委員会資料6-1,資料8-2
【評価】このことから、単結晶シリコン太陽電池作製についての実験内容は適切であったと判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
6
0
0
0
3.0
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・なし
2-2 単結晶シリコン太陽電池の作製についての実験方法(講師・TA の実験指導、安全管理への配
慮)は適切であったか
単結晶シリコン太陽電池の作製についての実験指導については指導教員、職員2名のほか、TA2名
を自己負担で配置して実施し、実験指導を含む実験方法についての受講者のアンケートも90%以上の
高い評価が得られた。
【根拠資料】委員会資料6-1,資料8-2
【評価】このことから、単結晶シリコン太陽電池作製についての実験方法は適切であったと判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
6
0
0
0
3.0
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・TA の重要性は認められるので継続する方が良い。自立化後は経費も賄えるものと考えられる。
2-3 色素増感太陽電池の作製についての実験内容(機器の整備、実験資料、難易度、特論講義の理
解)は適切であったか
色素増感太陽電池の作製についての実験内容は市販キットを使用して、酸化チタン薄膜への色素塗布、
炭素電極形成、電解液封入セルの組み立てから、開放電圧、短絡電流の測定までの各工程を実習し、受
講者のアンケートからも実習内容、全体感想ともに90%以上の非常に高い評価が得られた。
【根拠資料】委員会資料6-1,資料8-2
【評価】このことから、色素増感太陽電池作製についての実験内容は適切であったと判断する。
44
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
6
0
0
0
3.0
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・なし
2-4 色素増感太陽電池の作製についての実験方法(講師の実験指導、安全管理への配慮)は適切で
あったか
色素増感太陽電池の作製についての実験指導については5名の指導教員、職員を配置して実施し、実
験指導を含む実験方法についての受講者のアンケートも90%以上の高い評価が得られた。
【根拠資料】委員会資料6-1,資料8-2
【評価】このことから、色素増感太陽電池作製についての実験方法は適切であったと判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
6
0
0
0
3.0
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・なし
3.実証講義(太陽光エネルギー変換工学特論)について
3-1 講義内容の事前把握や連携ができているか
本年度も、5 つの教授項目について、シラバスを作成し、それに基づいて各講師が分担した。前年度
の講義内容について精査し、予めテキスト作成の指針を各講師に示して、講師同士で内容の連携や重複
に関して調整を行ない、講義テキストやパワーポイントの改良を行なって実施した。
【根拠資料】実施計画書1.(1)2)
、同1.
(1)3)①-2
【評価】このことから、講義内容の事前把握や連携は充分にできていると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
6
0
0
0
3.0
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・出席者から勉強になったとのコメントが寄せられている。
・最新のトピックスやホットな話題を盛り込むなど、受講者を刺激する内容になるよう配慮されている
と評価できる。
3-2 募集案内の取組みは問題なかったか
宮崎大学ならびに鹿児島大学の修士課程学生には大学院正規履修科目として大学院履修案内または
ホームページで案内し、企業技術者一般に対しては、8 コマの特別講習会を開講し、受講者募集の案内
を作成し、宮崎県太陽電池関連産業振興協議会、宮崎県産業支援財団、九州経済産業局を通じて、募集
した。また、プログラム開発委員会委員の個別の伝手も使って広報した。
45
大学院の正規科目の履修科目登録は年度初めに行なうことになっており、37名の登録があり最終的
には30名が受講した。一方、特別講習会の受講者が41名(うち技術者・一般28名)あり、常時2
5名前後の出席であった。特別講習会の後半4コマは最先端の講義ということもあり、大学院の講義も
兼ねたため、50人前後の受講者があった。
【根拠資料】委員会配布資料6-1~6-3,7-1~7-4
【評価】このことから、募集方法に問題はなく、適度の数の受講者が聴講したと判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
6
0
0
0
3.0
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・30名程度の予定で募集されたようであるが、それを上回る受講者があったことから募集方法には問
題は無かったと評価できる。
3-3 講義内容の改善・改編は図られたか
前年度講義内容の把握と連携(3-1)が充分でなかったので、今年度は講義テキストを精査して、
日進月歩の先端技術分野の情報を盛り込むためデータの最新化を図るとともに、講義内容の重複部分を
調整して改善・改編を行なった。また、大学院生に対しては特論正規講義、技術者一般に対しては特別
講習会と対象を分けて開講した。
【根拠資料】実施計画書1.(1)3)①-2、委員会資料6-2,6-3
【評価】このことから講義内容の改善・改編は図られたと判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
6
0
0
0
3.0
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・講義と講習会という分離が功を奏したと思われる。
4.授業評価アンケートについて
4-1 受講生の自己評価(授業への取組み、質問・発言)は改善されたか
昨年度の反省から、正規講義については講師に事前に受講者名簿を渡し、受講生に質問するよう要請
した。その結果、30名以下の少人数教育とも相俟って、アンケートの「発言・質問」の自己評価が昨
年の38%から53%へ上昇した。
一方、特別講習会については、後半の講義は50人前後の受講者であったこともあり、技術者一般の
アンケート回答は「発言・質問」の評価が昨年の26%から33%とほとんど改善されていなかった。
【根拠資料】委員会配布資料8-4、8-6
【評価】このことから、受講生の自己評価から授業への取組みや質問・発言についてはある程度改善が
見られたが充分だったとは言えず、更なる授業方法の改善が必要であると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
6
0
0
0
3.0
46
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・質問がし易いような雰囲気作りなど、更なる改善をお願いする。
4-2 授業内容(シラバス通り、興味が持てた、体系的か)は適切で有効であったか
特論正規講義について、授業評価アンケートの自由記述に、都合で急遽講師を交替した結果、講義内
容について「テキストと内容が異なる」などの記入があったが、
「分かりやすく興味が持てた」
「生産を
視点とした話が聞けてよかった」など全体的には肯定的な受け止め方で、講義内容についての設問でも
8割以上の受講者が肯定的な判断を示しているので概ね適切であったと思われる。また、満足度につい
ても、ほぼ 9 割以上の受講者が満足またはほぼ満足しているので、開発したカリキュラムはほぼ有効で
あったと思われる。
特別講習会について、アンケート自由記述欄に「専門的過ぎてわからなかった」
「計算式が多すぎる」
などの記述はあった一方、
「基礎的な知識を指導していただいてよかった」
「実データによる解説がよか
った」
「背景からの説明もあり分かりやすかった」など授業内容の設問で8割以上の受講者が肯定的で、
8割程度の受講者が満足またはほぼ満足していると回答している。
【根拠資料】委員会配布資料8-4、8-6
【評価】このことから、講義内容は適切で有効であったと判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
5
1
0
0
2.8
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・講師が変わっても配布したテキストを使って、その内容を講義できるような体制が望ましい。他の講
師ではその講義が出来ない様な高度な内容ではない。
・講義に満足している受講者が8割以上いるので目標を達成できたと判断するのか、9割以上ではない
のでもう少しと判断するのかは難しいところではあるが、一応の成果は認められたと判断する。
4-3 授業方法(速度、話し方、理解など)は適切であったか
特論正規講義について、自由記述欄には「テキストと異なった内容の講義は配付資料が必要」「面白
い内容だが簡略化して欲しい」などの意見もあったが、
「シミュレーション結果も記載してあり実用的」
「実際の研究・産業応用への理解が深まった」などの意見もあり、授業方法についての集計結果では8
割以上の受講者が肯定的に評価している。
特別講習会についても、一部に「配布物をカラーコピーにして欲しい」「声が小さい」などの意見も
あるが、授業方法についての結果では正規講義より若干低いものの8割以上の受講者が肯定的に評価し
ている。
【根拠資料】委員会配布資料8-4、8-6
【評価】このことから、正規講義、特別講習会ともに授業方法は適切であったと判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
5
1
0
0
2.8
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
47
【自由記述欄】
・運営コストの面では問題かも知れないが、配布物はカラーにしてあげたほうが良いと感じる。
特別講習会についても、一部に「配布物をカラーコピーにして欲しい」「声が小さい」などの意見も
あるが、授業方法についての結果では正規講義より若干低いものの8割以上の受講者が肯定的に評価
している。
4-4 全体感想(達成感、満足度)は良好か
特論正規講義、特別セミナーともに、若干授業の評価や満足度がやや低いコマもあるが、
「達成度」
「満
足度」「授業評価度」の平均は正規講義がやや高いものの何れの場合も8割以上の高い評価であった。
【根拠資料】委員会配布資料8-4、8-5、8-6,8-7
【評価】このことから達成感や満足度は良好であると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
6
0
0
0
3.0
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・受講者の基礎学力が広い範囲にわたっており、全ての評価結果を満たすような事業が、プロジェクト
本来の目的であるかどうか検証が必要であると考えられる。評価結果にも両極端と思われるコメント
があり、プロジェクトとしてどの様な方向性を持つのか、どちらに重きを置くのか検討して良い。
・特別講習会については、アンケートで評価が低かったものについては、内容を分析し、次回の講義で
改善していく必要があると考える。
4-5 授業の水準は適切であったか
個々のコマの授業内容(4-2)と重なる部分があるが、授業全体に対して授業のレベルを質問した。
その結果、特別セミナーについては一般、学生ともに8割前後の評価であったが、特論・特別講習会に
ついては一般、学生ともに8割以上が適切であったと評価している。
【根拠資料】委員会配布資料8-1、8-8
【評価】このことから、授業の水準は適切であったと判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
5
1
0
0
2.8
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・なし
4-6 授業内容が仕事や就職に役立つと感じているか
4-7と同様、授業全体についての設問で、企業での業務に役立つと感じた一般受講者は特別セミナ
ー、特別講習会ともに8割以上の回答であったのに対し、学生の受講者では、修士2年生が就職活動の
時期と重なったこともあり、特別セミナー、特論正規講義ともに8割前後の回答であった。
【根拠資料】委員会配布資料8―1,8-8
【評価】このことから、授業内容が業務や就職にほぼ役立つと感じていると判断できる。
48
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
4
2
0
0
2.7
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】コメントがありましたらご記入下さい。
・殆どの学生にとっては、自分の職業、業務内容が決まっているわけではないので、十分に考え得る評
価結果であろう。従って、このアンケート結果をどの様に解釈するのか注意が必要である。
・基礎部分について知識の習得は出来たと考えるが、その知識を持って企業のインターンシップと
融合させるような、進め方も必要と考える。
4-7 土曜日開講は日程として適切であったか
特別セミナーの実習については学生にはできるだけ平日、一般には土曜日としたが、座学は全て土曜
日であったこともあり、修士2年生は就職活動と競合して、アンケート結果は6割以下の評価であった。
一方、技術者一般は8割以上が評価した。
特論正規講義の開講日についてはできるだけ平日(一部、講師の都合で土曜日)に開講し、特別講習
会は土曜日開講として実施した。
【根拠資料】実施計画書1.(1)3)①-2、委員会配布資料8-1
【評価】このことから、開講日について、特別セミナーについては改善を要するが、特論正規講義につ
いてはほぼ改善されたものと判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
5
1
0
0
2.8
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】。
・なし
5.長期インターンシップについて
5-1 設置した「長期インターンシップ実施 WG」は機能したか
事業推進委員会のもとに「長期インターンシップ実施 WG」を設置し、受入企業の担当者を含めて、
メール会議を含み 4/28 から 1/11 までの間7回にわたって、事前打合せの WG 会議を開き、実施計画を
作成し、4企業7名の学生について長期インターンシップを実施した。
【根拠資料】実施計画書1.(1)3)②および委員会資料11の5.
【評価】このことから、長期インターンシップ実施 WG は充分機能していると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
4
2
0
0
2.7
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均
Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・長期インターンシップが教育活動であることは再認識すべきであり、対象企業へ就職できたことをそ
のままプラスの成果と判断する事には注意を要する。就職難の現在、ある程度はやむを得ないとして
49
も、企業の求人活動の一つの手法(目的)とならないように注意が必要である。但し実情は、企業に
インターンシップをお願いしている訳(無理をお願いしている部分もあろうかと考える)であり、今
後、対象企業が増えて行く際には、微妙なバランスが要求されるであろう。
・授業の延長で、インターンシップが出来る方が学生にとってより効果的と考える。
・長期インターンシップの実施に関しては、もう一工夫欲しいと思う。
・昨年度よりも受入企業が増加していることから WG は機能していると評価できる。
5-2 県工業会や県内の半導体関連産業への協力要請を通じて、新規受け入れ企業の拡大を図ったか
実施計画書で参画企業の拡大を掲げ、実際に受け入れ企業も4企業に拡大し、7名の受講者があった。
【根拠資料】実施計画書1.(1)3)②および委員会資料11
【評価】今年度は企業数が昨年度の4倍、受講者3.5倍となっているので、充分に拡大が図られてい
ると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
5
1
0
0
2.8
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・受入れ企業の拡大が必要かと思う。
・これからも受入企業や受講者を増やすよう努めて欲しい。
6.自立化ロードマップについて
6-1 「自立化ロードマップ検討WG」は機能したか
事業推進委員会のもとに「自立化ロードマップ検討WG」を設置し、メール審議を含めて7/23~
1/4の3回にわたって WG 会議を行い、就職活動との競合を避けるため、修士2年生前期の特別セミ
ナーの講義を、修士1年生の後期に移し、1年生前期に特論の講義を開講することを検討した。また、
鹿児島大学との単位互換協定を締結し、受講者の単位認定を実施した。
なお、特別講習会の技術者一般受講者に、「特別講習会を有料とした場合でも受講したか」と質問し
たところ、回答者が若干少ないが約6割の受講者が受講したと思うと回答している。
【根拠資料】委員会資料8-8、9
【評価】このことから、自立化ロードマップ検討 WG は機能していると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
4
1
1
0
2.5
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・有料にした場合、どれくらいの受講料が必要であるのか試算し、示した上でアンケートを取らないと
評価できないように考える。自立化後に講義の実施体制や内容についてどのようになるのかと言った
議論はなされている様だが、経費との関係も含めて、具体的に何を何処までやれるのかについて検討
しないと、自立化への次のステップへ進めない様に考える。
・受講しやすいように開講時期を検討するなどの努力は評価できるが、社会人が有料でも受講したくな
50
るような講義(プログラム)となるよう、より一層の改善を期待する。
7.波及効果のための取組み
7-1 モデル事業として人材育成の取組みを発展させることができるか
本事業で開発したプログラム・教材は、産業界の技術動向に合わせて継続的に更新しながら引き続き
大学院教育に利用するとともに、企業においても社員教育の一部に活用できる。また、宮崎県太陽電池
関連産業振興協議会と連携して、地場産業の振興と技術力向上に寄与できる。
【根拠資料】委員会資料11の7.①
【評価】このことから、産学公の連携により、モデル事業として、大学院教育への貢献や地場産業の発
展に寄与できると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
5
1
0
0
2.8
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・企業への波及を促進する方向で、今後も内容の検討をお願いする。
・県内にも太陽電池産業が誘致されるなど周囲の環境は整ってきつつあるので、ますます専門教育の重
要性が増すのではないか。
・太陽電池関連産業を振興する本県にとって、重要な人材育成であるとともに、企業技術者の技術力向
上につながるものと認識している。
8.大学院の教育課程における実践的な人材育成の有効性について
8-1 教育課程の位置付けについて適切であったか
本事業で開発したカリキュラムは、太陽電池関連産業の根幹の半導体工学(発電)と、電気回路(電
力制御)であることから、宮崎大学大学院工学研究科電気電子工学専攻と応用物理学専攻の2専攻内に
横断的に設置し、履修モデルの構成科目として、正規科目(2科目4単位)として位置づけて開講して
いる。
【根拠資料】委員会資料11
【評価】このことから、教育課程の位置づけは適切であったと判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
6
0
0
0
3.0
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・学部の講義をおさらいし、現場に即した応用を入れていくという内容であったと考えられる。従って、
学部で半導体をしっかり勉強してきた学生にとっては、本講義内容は易しかったかも知れない。但し、
現場を意識した講義内容は必要であり、この科目が該当するであろう。
8-2 産業界のニーズにおける現状の課題を踏まえた解決の方向性を示しているか
「みやざきソーラーフロンティア構想」の質の高い専門教育の推進と、高い技術を身につけた技術者
の輩出・育成という要請に応えるため、太陽光発電に関する専門知識に関しては、宮崎大学だけでなく、
51
九州内の大学、高専の教員に、最新の技術動向や現場の課題に関しては企業の専門技術者に、教材開発
および実証講義の協力を要請し、実施するとともに、企業の現場に大学院の実証講義受講者を派遣し、
単位化された長期インターンシップを実施した。
【根拠資料】委員会資料11の7.②
【評価】このことから、産学公が連携して、現状の課題を解決する方向を示していると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
5
1
0
0
2.8
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・太陽光パネルの製造工場へのインターンシップ派遣も検討課題と考える。
・最先端の技術に触れるというのは、学生にとって非常に興奮する体験であり、その機会を与えている
ことは評価できる。
8-3 新規性・育成効果の向上について取り組んだか
産学が連携して、太陽電池の作製方法から性能評価方法、システム設計技術などの理論の習得から現
場の課題に対応できる実践技術の習得まで広範な技術を理解できる人材育成プログラムを開発すると
ともに、企業と共同で長期インターンシップを実施し、より有効なプログラムとしている。特に、次世
代材料として注目度の高い CIS 系太陽電池の作製・評価に関する内容を企業の全面バックアップの下、
教材開発ならびに実証講義を実施している。
また、実証講義の有効性を検証するため、教授項目毎に授業評価アンケートを実施するとともに、教
育効果を高めるため、講義ごとに課題レポートを課すなどの工夫をしている。
【根拠資料】委員会資料6-2、6-3
【評価】このことから、新規性・育成効果の向上に取り組んでいると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
6
0
0
0
3.0
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・CIS 系材料を講義内容に入れたことが新規であるとは考えにくい。次世代、次次世代材料として CIGS
系の研究は世界規模で行われており、当然当初から講義内容に入れておくべきものであった。従って、
今回改良された事は評価できる。
9.採択時の指摘事項について
9-1 ソーラーアイランド構想(宮崎県のソーラーフロンティア構想)の中で中核企業と拠点大学と
の具体的な連携を構築したか
プログラム開発にあたっては、太陽電池の基礎から最先端の技術動向まで網羅するため、宮崎大学を
中心とした大学等に加え、2 企業の専門技術者が教材開発及び実証講義に参画するなど、企業の全面的
なバックアップを得て取り組んでいる。また、
「みやざきソーラーフロンティア構想」の下に設立され
た「太陽電池関連産業振興協議会」で、太陽光発電に関する情報共有ならびに人材育成について包括的
52
に協力していくことが確認された。さらに、同協議会の会長には本事業のプロジェクトコーディネータ
ー(大坪昌久工学部長)が就任するとともに、平成 22 年 10 月 27 日に開催された同協議会分科会打合
せにおいて、企業参入支援分科会、人材育成分科会、研究開発分科会の3つの分科会を立ち上げた。各
分科会の活動にはプログラム開発リーダー、同サブリーダーを中心に、本事業の主要メンバーが積極的
に関与している。
【根拠資料】委員会資料11の8.
【評価】このことから、本事業は中核企業と拠点大学との間で充分に連携していると判断する。
(3)同意できる
(2)どちらかとい
うと同意できる
(1)どちらかという
と同意できない
(0)同意できない
加重平均
5
1
0
0
2.8
※加重平均:評価点(3)~(0)の評価委員による加重平均 Σ(評価点×人数)/Σ人数
【自由記述欄】
・宮崎県との連携協力が出来ており、これが継続されることを期待する。
・太陽光発電については、今後の中核となるものであり、参加企業を拡大する事が必要と考える。その
ためには、現状の活動内容をもっと PR した方がよいと思う。
・太陽電池関連産業振興協議会の会員にも受講の機会を頂いた。今後とも、当講座と県内企業の連携が
継続していくよう県としても協力していく。
10.その他
【自由記述欄】
・今回も、長期インターンシップで、学生を受け入れ、教授したが、太陽光と直接的に、関係する授業
が出来なかったため、学生に対し申し訳なく思っている。
弊社も、太陽電池と LED ランプを使った事業が始まっているが、これから進展してものでありまだ
まだ、学生に教える段階に至っていない。
今後も、インターンシップを継続していく為に、教育カリキュラムに方向性が欲しいと考える。
・九州の大学との連携プラス、太陽光発電研究に取り組んでいる他の大学とも情報交換を進められては
如何であろうか。
・本県が策定したソーラーフロンティア構想における、ソーラー産業育成・集積プロジェクトの推進に
関して、高い技術力を身につけた人材の輩出に大きく寄与してもらった。今後、育成された人材が県
内企業で活躍されるよう期待している。
53
[資料4]長期インターンシップスケジュール例と受講者感想文
4-1 スケジュール例
H22年度 吉川セミコンダクタ株式会社 長期インターンシップスケジュール
月日
午前
担当部署
1/5(水)
事前教育
(宮崎大学対応)
別途指示
太陽光発電に関する
講演の聴講
(宮崎大学対応)
午後
守秘義務に関する事項
について(工学部教
員)旅費について、出
張書類等の作成につ
いて(工学部庶務係)
太陽電池に関する講演の聴講等(宮
太陽光発電に関する講 崎大学工学部において開催される太
陽光発電に関する講演会等を聴講
演の予習
する。)
■会社概要説明
■組織説明他
■安全衛生教育
■『ご安全に』挨拶につい ■情報セキュリティー教育
て
■緊急避難経路について
■我が社の5Sについて
1/12(水)
総務部
1/13(木)
経営戦略室
製造統括部
1/14(金)
製造統括部
■AP製造(LED工程)
①ダイスボンド(基板割、捺印etc)
②ワイヤーボンダー(点灯チェック、ワイヤー選別)
③完成検査機
■AP製造(LED工程)午前中の残件
研修報告
①ダイスボンド(基板割、捺印etc)
②ワイヤーボンダー(点灯チェック、ワイヤー選別) 書作成
③完成検査機
1/17(月)
製造統括部
■WT課工程説明
①ウエハテスト工程(仕掛、締め作業)
②品種変更(カード交換etc)
③テスター自己診断(ダイアグ)
■TP課工程説明
①ファイナル工程(仕掛、締め作業)
②チェンジキットボード交換作業
③テスター自己診断(ダイアグ、キャル)
研修報告
書作成
品質保証部
■TP課バックエンド
①外観工程(仕掛、締め作業)
・テーピング ・スキャナー ・目視外観
②検査工程
③物流工程 ・出荷作業等
宮崎RF事業所
■RFIDに関する機能説明
■WT/タグ設備の点検確認作業の体験
■製造工程実習
研修報告
書作成
生産技術部
設備概要説明
装置技術課
1/20(木)
【設備技術係】
設備保守点検及びメン
■AP/WT生産設備の説明
テナンス
AP/WT工場実習
■簡単な点検作業
■修理作業の体験
研修報告
書作成
生産技術部
装置技術課
1/21(金)
設備保守点検及びメン
テナンス
FT工場実習
■簡単な点検作業
■修理作業の体験
■機種替え作業の体験
研修報告
書作成
1/19(水)
■製品フローの説明
■工場見学
(D棟1F→WT→AP
→FT→BE)
FT設備概要説明
【設備技術係】
■FT(YSC・AKM)
生産設備の説明
■AP課
①ダイシング(WLCSP)
②ダイスピッカー
③バックグラインド
研修報告
書作成
テスト技術1課
■FT工程設定の説明
テスト技術部
■WT工程設定の説明
1/24(月) テストプログラム設計・
■アナログテストについて
評価・解析
■テストプログラムと治具管理
■テストとは?について
テスト技術3課
■メモリの用途
■メモリテストの特徴
■ICの種類等の説明
■IC設計の流れ説明
■評価・TP作成方法
説明
テスト技術2課
テスト技術部
■業務内容の説明
1/25(火) テストプログラム設計・
■各種システムの説明
評価・解析
■ネットワーク説明
品質保証について
■半導体製造プロセス過程での故障解析
■半導体組立信頼性
1/26(水)
組立技術部
LED照明
3/9(水)
長期インターンシップ
最終報告会
◆期間:H22年1月12日~
H22年1月26日(10日間)
ライン技術課
■サンプルウェハ/サンプ
研修報告
ルデバイスを使ったICの
書作成
機能説明。簡単な解析
手法の体験。
研修報告
書作成
組立技術部
組立技術部
研修報告
■LEDが照明に転用さ
■LED光源モジュール製
書作成
れる経緯(照明の歴
造方法について
史)
組立技術部
■LED発光原理
長期インターンシップ最終報告会
◆インターンシップ参加者2名:
宮崎大学工学研究科 ①応用物理学専攻 相原 健人 ②応用物理学専攻 河野 洋平
54
4-2 受講生感想文
宮崎大学
~~~長期インターンシップを体験して~~~
応用物理学専攻
るデータを取り効率的に実験を行えるようにしていきた
相原健人
いと思います。製造現場から品質技術、生産技術、等多く
インターンシップ研修を受ける
の部署を回り、その部署の役割や、品質向上のための工夫
ことで、働くことのきびしさや一
について教わりました。部署によって事業内容は異なりま
人一人の責任、協調性、またチー
すが、不良を出さないように従業員一人一人が責任をもっ
ムワークの重要性、規則等を知る
て仕事を行っていることを実感しました。十日間の研修で
ことで大学生活との違いを理解す
得た経験を今後の大学生活また就職活動に活かしていき
るため、また現在大学で学習して
たいと思います。
――――――――――――――――――――
きた知識が専門分野に関連した企
業でどの程度生かすことができるのか、どのように生かせ
宮崎大学
るかまたどのような知識が不足しているのかを知り、今後
応用物理学専攻
の課題にしていこうと思い宮崎県内で半導体部品を取扱
太陽光人材育成事業の授業の一
う吉川セミコンダクタ株式会社で十日間の研修を受けさ
環で、長期インターンシップに参
せていただきました。研修内容は社内での規則等の教育、
加させて頂きました。私が参加さ
また全部署を回りその部署の役割、事業内容また実際に作
せて頂いた会社は吉川セミコンダ
業体験を行い、品質の製品を出す為の工夫について肌で感
クタ株式会社という主に半導体製
じることができました。
造の後工程をする会社でした。期
河野洋平
インターンシップ研修を通じて、5S と呼ばれる整理、
間は 1 月 12 日から 1 月 26 日の 10 間でした。長期インタ
整頓、清掃、清潔、躾の重要性について教わりました。環
ーンシップに参加させて頂いた初日の朝、会社全体の説明
境の美化や従業員全体のモラル向上の徹底により、業務の
をして頂きました。その中で、朝の挨拶、帰りの挨拶は全
効率化、不具合流出の未然防止、職場の安全性向上等の問
て「ご安全に」と統一されていることに驚きました。なぜ
題点の顕在化につながることを学び、今後は 5S を自身の
全ての挨拶を「ご安全に」にした理由は、昔仕事中に尊い
研究にも反映させて不必要なデータは捨て、暗号化しない
人命を失ったことから、「常に安全な作業をしましょう」
見やすいデータ整理を行い、今まで以上に各測定の条件の
ということで統一されました。そして、毎月 2 日、11 日、
チェックまた記載を徹底し、実験グループ全員に徹底させ
21 日、31 日は神社に行って安全祈願し、毎年 5 月 28 日に
習慣化し、信頼性のある実験データ収得また、データ解析
は交通安全大会を開き、危険予知の発表や警察の人からの
の効率化につなげていこうと考えています。LSI 製造の後
指導を受けているそうです。日頃の挨拶とは異なり、当初
工程の教育また、ラインを見学し、外部から送られてきた
は「おはようございます」等と間違ってしまいましたが、
ウェハ上に乗った LSI の評価からパッケージングするま
インターンシップ終了ごろには、警備員の方に「ご安全に
での工程を回り役割と品質上の注意点について、学び多く
という挨拶が当たり前のようになったのでないか。
」とお
の理解を深めることができました。
っしゃるほどになりました。私はこの当たり前な事が大学
しかしその反面、現在の専門知識だけでは、全く足りな
ではあまりできず、挨拶をしても声が小さくて相手に届か
い事を実感し、大学生活の中で専門の勉強以外に企業が求
ない場合がありました。しかし、今回のインターンシップ
める問題把握・解決能力またプレゼン能力により力を注が
に参加させて頂き、挨拶の大切さを学び、10 間大きな声
ないといけないということを学びました。技術系の部署の
ですれ違う社員の方々に挨拶をしてきましたので、参加前
保全業務を行う部署では、評価装置の内部構造を見せてい
と比べて大きな声で挨拶できるように成長したと実感し
ただき、センサーの位置からサンプルを運ぶハンドラー等
ています。このことは、今後の学生生活や就職活動に活か
の機械的原理から装置の予防保全についての工夫につい
せると思います。
て教わり、効率的に装置を稼働させるためにはより装置に
インターンシップ期間中に、何度かクリーンルームに入
ついて知り、どのような期間で寿命を迎え、もしトラブル
室するために防塵服や無塵服を着ることがありました。そ
が起こったときにどのような対処をしないといけないの
の時に学んだことは、他人よりも早く着替えることです。
か事前に理解することが重要だと学びました。
社会に出ますと、限られた時間内に多くの仕事量をこなす
今後は、より実験で使用している装置の構造、また劣化
必要があり、それは会社の成長に繋がります。そのように
に伴う信号のずれ、装置が正常かどうかすぐに確認できる
教えて頂いたので、防塵服や無塵服を着る時は早く着るよ
知識を持ち、消耗品の寿命等をより理解して、信頼性のあ
う意識しましたが、インターンシップ終了まで社員の方々
55
よりも早く着ることは出来ませんでした。しかし、何事に
学生と比較する事ではないが、仕事に対しての姿勢も全
も迅速な行動が必要であることを学びましたので、前より
く違っていた。頻繁に席を立って世間話や笑い話をするこ
も実験をする作業などを迅速にでき、無駄な時間を減らす
ともなく、昼休みと定時になるまではほとんど連続で仕事
ことが出来たと思います。
に取り組んでいた。この集中力と体力はすばらしいと思っ
私は今までに、前工程をしている工場実習を 3 回してき
た。
ました。しかし、後工程は一度もなく、今回のインターン
インターンシップ初日には、初めてクリーンルームに入
シップでは一日一日が興味深い内容であり、とても充実し
った。その規模と徹底さは想像以上でとてもうれしかった。
た 10 間でした。製造部のAP課では組み立てをし、WT課、
研究室で単結晶シリコンの太陽電池の作製を行っている。
TP課ではWT、FTを行いウェハーまたはチップの良品・不
もちろん実験室は土足禁止で除湿をかけるようになって
良品を判別しました。その中で学んだことは、KY(危険予
いるが、隣の部屋とのドアが開きっ放しであり、研究室外
知)の必要性です。このKYを実地することで、労働災害を
の人がたまに土足で入室してくることもあり、目の届かな
未然に防げます。例えば、試料の置き方を統一することで
いところには埃が積もっている。ですから、クリーンルー
危険を失くすなどあります。私の研究室で使われる実験装
ムが徹底していてうれしかった分、同時に自分の研究室の
置は危険を冒す可能性があります。そのため、私は今後か
汚さと、それをあまり気にしなかった自分にはショックを
ら装置に対してKYして取り組もうとより一層思いました。
受けた。
最後に、特にインターンシップで学んだことは会社の信
また設備が充実していることから、様々な作業が楽なこ
頼性を大事にすることです。いつどんな時でも、お客様に
とに気づいた。薬品の使用・処理を始め、多種多様な分析
見られてもはずかしくないよう、結露している箇所があれ
器や道具があるため簡単に解析が可能であることだ。操作
ば、自ら進んで対処していました。私がインターンシップ
方法が難しいものもあるが、分析器がたくさんあるのはと
に参加させて頂いた期間中に、鳥インフルエンザが発症し
ても魅力的だった。
インターンシップで主に使用した機器が FIB だ。イオ
ました。発症した次の日には、総務部の方々がすぐに入口
に消毒マップをひいて対処していました。総務の方にお聞
ンビームでサンプルを削り、同時に SEM でその断面を見
きしたところ、役場から連絡が入る前に行動をすることで、
ることができる機器で、自分が触った分析器の中で最も大
会社の印象、信頼性が上がると教えてもらいました。社会
学に欲しいと思った機器である。操作は難しいが慣れれば
に出て一番大事なのはお客様への信頼、そして周りから見
効率的に解析することができる。
た会社の印象で売上の伸びに繋がることを学びました。私
わずか2週間のインターンシップであったが、自分に足
は今回学んだ事を今後の大学生活、就職活動に活かせたい
りないものが多すぎることを改めて思い知らされた。この
です。
短い経験で気づけたこと、そして身に着けたことを、これ
――――――――――――――――――――
宮崎大学
応用物理学専攻
からの研究生活(集中して作業をすれば時間を有効に使え
ること)、就職活動(仕事環境を調べて自分にあった職場
安井貴俊
を探す)など多くの場面で生かし、役立てていこうと思う。
短い間ではあったがとても充実した時間を過ごせた。
トランジスタ・MOS についての
――――――――――――――――――――
構造や動作原理、種類などの多く
の知識を身につけられたが、最も
宮崎大学
貴重な体験であったと感じられた
電気電子工学専攻
新宮政人
のは、やはり「企業で働く」とい
私がインターンシップの経験を
うことを体験できたことだ。今ま
通して重要だと感じたことは 2 つあ
でいろいろなバイトを経験したが、やはりどれとも違って
ります。1つはコミュニケーション
いた。自分よりもはるかに多くの知識と経験やプロ意識を
能力、もう1つは謙虚さなどの人間
持った社員さんの中で仕事をして、自分の未熟さを思い知
性です。他にも多くのことを、イン
らされた。朝のミーティングで、目標や売り上げ、トラブ
ターンシップを通して学ばせて頂
ルを報告しているのを聞いて利益を上げるということを
きましたが、大きく挙げるとするとこの 2 つになります。
まず、1 つ目はコミュニケーション能力です。コミュニ
とても身近に感じた。
情報管理体制にはとても驚いた。オフラインに加えデー
ケーション能力はどのような場面でも必須であり、現代の
タの暗号化、定期的な情報管理の教育などが徹底していて、
社会において個人で仕事を進めていくような業種を除い
情報は企業が存続できるかできないかに直接関わってく
て必ず必要となる能力です。私がインターンシップを体験
ることを改めて思い知らされた。
させていただいた会社では、朝会の 15 分程度で様々な部
署が報告を行い事故や業務上のミスを防ぐために相互連
56
絡が行われていました。作業中も1つ1つ確認を行いなが
また、企業で働く研究者の方と実験についてコミュニケ
ら作業を進めており、コミュニケーションをとることで安
ーションをとることで、自分の考えを相手の伝えることの
全を確保していました。業務を終了するときも本日行った
大切さを実感できた。朝のミーティングや実験の時間、勉
作業内容や結果等を上司に報告し、完遂できなかった作業
強会の中で上司や部下、年上、年下関係なく、皆さんが自
の引き継ぎや今後の作業の進め方の相談等を行っていま
分の意見や考えをみんなに伝え、みんなでそのことについ
した。このような場面においてもコミュニケーション能力
て考え、意見や今後の方向性をまとめる。その中で、私も
の重要性を知ることができました。また、同時に論理的に
自分の考えを皆さんに伝えることで、共感していただきア
説明ができることも重要な能力であるということも再認
ドバイスをいただき、時には否定されることで、議論する
識させられました。この論理的に説明するということは非
ことの重要性を学ぶことができた。
常に難しく、自分の考えを相手が理解しやすいように順序
今回、長期インターンシップに行かせていただいた株式
立てて話すことが重要です。自分は相手に対して順序良く
会社クラレは化学メーカーであり、研究開発部門の方は皆
論理立てて説明できているか常に考えながら話していま
さん化学専攻の研究者の方ばかりであった。私は電気電子
すが、それでも相手に対して上手く伝わっていないことが
専攻であり物理的なアプローチを用いることで電子材料
多く日々試行錯誤の繰り返しです。インターンシップ中に
を扱うことが多いため、今回の長期インターンシップでは
担当して頂いた方の上司に対する説明は起承転結でしっ
化学的なアプローチでの研究開発をおこなわせていただ
かり構成されており、なかでも自分が主張したいところで
き、化学の無機合成の面白さを知ることができた。また、
はデータを交えながら論理的に主張して、今後の計画や対
同じ目的の物質を生成するのに、アプローチの仕方を変え
策の相談をしており大変勉強になりました。
るだけで可能性の幅が広がることも実感した。
2 つ目は人間性です。一概に人間性といっても幅広くど
また、長期インターンシップのなかで私が感じたことと
こを取って人間性というのかは一括りにはできません。自
して、企業で働く研究者の方々は自分たち学生と違い、自
分は人間性の中でも謙虚さというものをインターンシッ
分がおこなった実験やその発言に責任が伴うので、自信を
プの中で重要だと感じました。何をするにおいても人はミ
持って開発に携わられ、様々なことを学び、如何に自分た
スをします。そこで周囲の人から指摘をされますが、それ
ちの研究開発に活かせるのか模索する姿勢を見ることが
を指摘されたと受け取るのか指摘してもらっていると受
でき、ただただ圧倒するだけであった。今回、社会に出る
け取るのかは、受け取る人次第ですが意味合いは大きく違
前に開発の現場にいかせていただき、社会人の研究者の
ってきます。そのことをインターンシップでのミーティン
方々の姿勢を学ぶことができたので、自分も企業で働きだ
グにおいて、素直で謙虚であれということを御世話をして
す前にその姿勢を見習い、今しかできないことや、今のう
頂いた担当者の方から教えられました。今までの自分を改
ちにやっておけるものをどんどんやっていこうと感じた。
めて考えてみると先輩や先生から指摘されていたことを
――――――――――――――――――――――――
注意されたと受け取っていて改善につなげていない部分
宮崎大学
が多々あったように感じます。これからはインターンシッ
2 週間、茨城県つくば市にある株式
勉強していきたいと思います。
――――――――――――――――――――
電気電子工学専攻
吉鶴喜多郎
私は、平成 22 年 7 月4~17 日の
プで学んだ素直で謙虚であれという言葉を心に刻み日々
宮崎大学
電気電子工学専攻
会社クラレのつくば研究センターへ
の長期インターンシップに参加しま
田代龍一
した。
今回の長期インターンシップを
私がこの長期インターンシップに
通じて様々なことを経験でき、学ぶ
参加したのは、大きな理由として、今私は、大学院の修士
ことができた。なかでも、企業にお
過程で研究を行っていますが、より結果が求められる企業
ける研究開発と大学での研究の違
での研究は私との研究への考え方、アプローチの仕方が異
いを学ぶことができたことが今回
なっており、今までと異なる視点での考え方を得ることが
の一番の成果であった。企業におけ
できるのではないかと考えたこと、また、企業での研究と
る研究開発は、大学での研究と異なり、如何に生産にこぎ
将来、社会人の一員として働くことに多少ならず不安を抱
つけ、利益を上げることができるかであるため、自社のオ
いており、長期インターンシップを通して、実際に企業で
リジナリティや、研究開発のスピード、先見性が求められ
の業務を体験することで、その不安を解消出来ればと考え
る。また、他社の特許出願状況に対しても常に目を向ける
たためです。
私はインターンシップ中、つくば研究センターの PV
(太
という姿勢を見ることができた。
陽電池)班へと配属されましたが、この班での研究は私の
57
修士での研究テーマの内容と重複する所があり、PV 班の
長期インターンシップでの反省点として、自分の意見や
方々は知識が豊富であり、実験の打ち合わせや、実験中の
提案をあまり出来なかったことが挙げられます。これは私
会話、月曜の夕方に行われていた勉強会の場などで多くの
自身の性格の問題でもありますが、間違いや失敗を恐れ萎
知見を得ることが出来ました。また、特に、隣にあった有
縮してしまい自分の意見や提案をあまり出来なかった場
機系の材料の研究班の方々と解析の場でご一緒すること
面が多々ありました。もっと自信を持って積極的に発言す
が多々あり、私にとっては専門が専門外である研究に関す
べきであったと思います。
ることなど様々な話を聞かせて頂きました。
全体の感想として、私はこの長期インターンシップに参
このインターンシップ中で特に印象に残ったことは、企
加して良かったと思います。この経験を、これからの修士
業の安全管理の徹底ぶりでした。インターンシップの初日
での研究や将来に活かしていきたいと思います。要望とし
に安全教習がありましたが、実験試薬、実験装置の管理か
ては、受け入れて頂く企業の都合もあり、なかなか難しい
ら緊急時の対応、廃棄物の管理など多くの点で事細かな取
とは思いますが、企業に行ってやっと慣れた頃にインター
り決めがありました。このことから、普段大学で行ってい
ンシップが終わってしまった感があったので、せめて期間
た実験ではまだまだ安全管理が不十分であったと考えさ
を 1 ヶ月程度欲しかったということがあります。
せられました。
最後に、大変お世話になった長期インターンシップ先の
私はこのインターンシップを通して、つくば研究センタ
企業の方々及び貴重な経験をさせて頂く機会を与えて下
ーの研究職の方から事務職の方まで、多くとは言えません
さった先生方に深く感謝の意を表したいと思います。
が様々な人と会話をしたりすることで、企業で働くという
観点での価値観を見聞でき非常に良い経験をさせて頂き
ました。
――――――――――――――――――― ◇ ―――――――――――――――――――
58
[資料5]「太陽光発電フォーラム 2010 in 宮崎」開催
59
「太陽光発電フォーラム2010in宮崎」開催される
去る11月17日に宮崎観光ホテルで、宮崎大学、九州経済産業局、宮崎県、宮崎県太陽電池関連産
業振興協議会の主催で、太陽光発電産業の今後の方向性や人材育成を中心に「太陽光発電フォーラム」
が開かれ、141名が参加した。
フォーラムでは、宮崎大学の菅沼学長と九州経済産業局の中島地域経済部長の主催者代表挨拶のあと、
日本政策投資銀行の鍋山産業調査部長の基調講演、ソーラーフロンティア㈱の櫛屋技術戦略企画部長の
特別講演、宮崎大学大坪工学部長の太陽光発電人材育成事業と宮崎県太陽電池関連産業振興協議会の事
業報告があった。最後に、豊田工業大学の山口教授をコーディネータと上記、鍋山氏、櫛屋氏に加えて、
三菱重工業㈱山内主幹技師、宮崎大学吉野准教授の4名のパネリストのもと、パネルディスカッション
が行なわれ、太陽光発電の人材育成について産学官の連携強化の重要性が述べられた。
九州経済産業局 中島英史部長挨拶
フォーラム会場風景
基調講演 日本政策投資銀行 鍋山徹部長
宮崎大学 菅沼龍夫学長挨拶
特別講演 ソーラーフロンティア㈱ 櫛屋勝巳部長
60
事業報告 宮崎大学 大坪昌久工学部長
パネルディスカッション風景
コーディネータ 豊田工業大学 山口真史教授
パネリスト4氏
三菱重工業㈱ 山内康弘主幹技師
ソーラーフロンティア㈱ 櫛屋勝巳部長
日本政策投資銀行 鍋山 徹部長
宮崎大学 吉野賢二准教授
61
62
[別紙1]
プログラム情報
(様式1)
* プログラム毎に以下の項目をご記入下さい。
* 例示を参考にしつつ、ご記入ください。
* プログラム3 以降がおありの場合、表を複写、番号を追記してしてご記入ください。
プログラム1
項目
プログラム名称
太陽光発電関連産業のニーズに応える高度専門性を持つ人材育成プログラム
プログラム概要
太陽電池に関する専門知識を教授する講座(座学)と、太陽電池作製や性能評
価手法、農業への太陽電池の応用など実践的な専門技術を教授する実践講座を
開発する。
学習目標
(1)現在のエネルギー問題を理解する。また,シリコンおよびCIS太陽電池の物理
的特性,作製方法,評価,電流−電圧特性について理解する。
(2)シリコン太陽電池および色素増感太陽電池を作製し,評価する。また,太陽電
池の周辺技術並びに農業分野への応用について理解する。
受 受講対象者
講
対
象 受講対応者数
者
形態
受
講
形
態 その他の内容
( 形態でその他を
選択した場合にご
記入下さい)
大学院生および関連企業の技術者
太陽光エネルギー変換工学特論:25名まで
太陽光エネルギー変換特別セミナー:20名まで
太陽光エネルギー変換工学特論特別講習会:25名まで
以下のタイプから、該当するものを○で囲んでください。(複数ある場合は、複数ご選択下さい)
学位授与型フルタイム型(平日・昼間型)/学位授与型パートタイム型(平日・夜間、土日型)
/修了証授与型パートタイム型(平日・夜間、土日型)/修了証授与型短期集中型(特定日集
中講座型)/資格授与型/その他
科目1 名称
太陽光エネルギー変換工学特論
科目2 名称
太陽光エネルギー変換特別セミナー
科目3 名称
太陽光エネルギー変換工学特論特別講習会
※恐れ入りますが、科目が4 以降は、欄を複写、番号を追記してご記入ください。
※科目の詳細情報は、シート様式2にご記入下さい。
初年度開講予定期間 平成22年4月~平成23年2月
その他、修了要件
等
(1)ここで開発する講義および実習以外に,本プログラムに関連する長期インター
ンシップを実施している。県内外の企業へ出向き90時間以上の現場実習に取組
む。
(2)単位認定および受講証明書発行
・大学院生:75%以上の出席を必須とし,各講師が課すレポート等からの評価結果
の平均点によって最終評価を行う。その結果が60点以上の場合に単位を認定す
る。
・企業の技術者:2/3以上の出席により,受講証明書を発行する。
63
[別紙2]
科目情報
(様式2)
※様式1の「 科目○名称」 の欄に記述いただいた科目毎に以下の項目をご記入下さい。
* 例示を参考にしつつ、ご記入ください。
※恐れ入りますが、科目2 以降は、表を複写、番号を追記してしてご記入ください。
※恐れ入りますが、講座5以降は、欄を複写、番号を追記してご記入ください。
項目
科目1
科目2
科目3
科目名称
太陽光エネルギー変換工学特論
太陽光エネルギー変換特別セミナー
太陽光エネルギー変換工学特論
特別講習会
科目概要
太陽電池による自然エネルギー利用技術の
教授を基本とする講義である。具体的には,
シリコンやCIS太陽電池材料の光学的性
質,太陽電池の光起電力効果,太陽電池
の変換効率の算出等を取り上げ,近年注
目されている太陽光発電の原理ならびに産
業界の現状について講義する。
太陽電池による自然エネルギー利用技術の
実習を基本とする講義である。具体的には,
太陽電池の作製,ソーラーシミュレーターによ
る太陽電池の変換効率の算出等の実習を
行う。さらに,モジュール化,システム設計,
集光技術などの太陽電池の高出力化につ
いての講義を行うと共に,農業分野への応
用について講述する。
太陽電池による自然エネルギー利用技術の
教授を基本とする講義である。具体的には,
シリコンやCIS太陽電池材料の光学的性
質,太陽電池の光起電力効果,太陽電池
の変換効率の算出等を取り上げ,近年注
目されている太陽光発電の原理ならびに産
業界の現状について講義する。
1.単結晶シリコンによる簡単な太陽電池作
製を実習させる
2.色素増感太陽電池作製を実習させる
3.擬似太陽光による太陽電池変換効率
算出方法を実習させる
4.太陽電池の高出力化のための周辺技術
を理解させる
5.太陽電池の農業分野での利用等、今
後の応用について理解させる
1.シリコンやCIS太陽電池他各種太陽電
池と太陽光の関係を理解させる
2.シリコンやCIS太陽電池材料他各種太
陽電池材料の特性と作製方法及び評価を
理解させる
3.太陽電池の光起電力の原理を理解させ
る
4.太陽電池の電流-電圧曲線の意味を
理解させる
1.現在の環境・エネルギー問題を理解させ
る
2.シリコンやCIS太陽電池他各種太陽電
池と太陽光の関係を理解させる
3.シリコンやCIS太陽電池材料他各種太
学習目標・ 習得を
陽電池材料の特性と作製方法及び評価を
目指す知識・ 技能 理解させる
4.最新のデータを用いて各種太陽電池の
光起電力の原理を理解させる
5.最新のデータを用いて各種太陽電池の
電流-電圧曲線の意味を理解させる
従来と比較した当
コマの新規性
従来講義では,半導体材料の一つとして,
数時間を使って太陽電池の講義を行ってい
た。本講義では,太陽電池という枠組みの
中で,太陽電池に特化した材料の物性から
電気的特性,製造プロセスに至るまでの講
義を行う。
従来、技術者向けの講習会では,半導体
材料の一つとして,数時間を使って太陽電池
従来講義・セミナー等では,太陽電池の製
の講義を行っていた。本講義では,太陽電
作や農業分野への応用についての講義は一
池という枠組みの中で,太陽電池に特化し
切なかった。本セミナーではこれらのことに取り
た材料の物性から電気的特性,製造プロセ
組む内容となっている。
スに至るまでの基礎的な内容について講義を
行う。
想定される講師
( 例: 役職、ご専
門、アピールポイン
ト、プロファイル概
要をご記入くださ
い。)
熊本高専,都城高専,宮崎大学の教授,
准教授および,ソーラーフロンティア(株),大
同特殊鋼(株)の実務経験のある技術者が
想定される。なお、教材は九州大学,熊本
大学,鹿児島大学の教員も作成・監修に
加わっている。大学・高専の教員に関して
は,太陽電池に関する研究業績があり,最
新動向についても熟知している。また,企業
技術者を講師として招くことで,企業における
実務を通して,現在の問題点や解決すべき
課題等について講義できる。
太陽電池の製作に関しては宮崎大学の教
員を中心に行う。なお,座学に関しては,大
同特殊鋼(株),ソーラーフロンティア(株)、
(株)NTTファシリティーズおよび九州電力
(株)の技術者を講師として招くことで、モ
ジュール化やパワーコンディショナーを含むシ
ステム設計、周辺技術、農業等異分野への
応用例など実務経験に基づき種々の課題
について講義できる。
九州大学,熊本大学,鹿児島大学の教
員,ソーラーフロンティア(株)の実務経験の
ある技術者が想定される。大学の教員に関
しては,太陽電池に関する研究業績があり,
最新動向についても熟知している。また,企
業技術者を講師として招くことで,企業にお
ける実務を通して,現在の問題点や解決す
べき課題等について講義できる。
名称
現在のエネルギー問題
シリコン太陽電池の作製1(洗浄工程)
現在のエネルギー問題と太陽電池
概要
世界と日本のエネルギー事情、化石エネル
世界と日本のエネルギー事情、化石エネル
ギーによる地球温暖化問題、再生可能エネ
不純物除去を目的とした化学薬品を用いた
ギーによる地球温暖化問題、再生可能エネ
ルギーによる発電、太陽光発電システム、太
シリコン基板のRCA洗浄
ルギーによる発電、太陽光発電システム
陽光エネルギー、太陽電池の種類と特徴、
太陽光発電普及における課題
担当講師
宮崎大学 助教 境健太郎
宮崎大学 准教授 西岡賢祐
熊本大学 教授 池上知顯
使用教材
作成テキスト
作成テキスト
作成テキスト
名称
半導体と光吸収
シリコン太陽電池の製作2(拡散防止層形
半導体p-n接合と光起電力効果
成工程)
概要
シリコンへのリン拡散pn接合形成時の非拡
半導体のバンド構造とエネルギーギャップ・状
半導体の基礎(真性半導体と不純物、電
散部への拡散防止層の形成(塗布プロセス
態密度 、Fermi-Dirac分布関数、半導体
気伝導とキャリア再結合、光吸収)、太陽電
によるシリコン基板裏面へのシリコン酸化膜
の光学的性質:光学吸収係数スペクトル
池の基礎(セルの基本方程式)
の形成)
担当講師
宮崎大学 准教授 福山敦彦/教授 碇
宮崎大学 准教授 西岡賢祐
哲雄
九州大学 教授 柿本浩一
使用教材
作成テキスト
作成テキスト
講
座
1
講
座
2
作成テキスト
64
講
座
3
講
座
4
講
座
5
講
座
6
講
座
7
講
座
8
名称
半導体p-n接合とキャリア拡散現象
シリコン太陽電池の製作3(表電極形成工
シリコン太陽電池の作製と評価
程)
概要
pn接合ダイオード、電流-電圧特性、pn接
合の空乏層容量、ダイオードの降伏
シリコン太陽電池のできるまで(原料、結晶
スピンコート法によるリン拡散剤のシリコン基 成長、ウエハー加工、不純物除去、電極形
板上への塗布・焼成、および、熱拡散による 成、セル形成)、結晶成長プロセスからコン
リン拡散pn接合の形成
ピューターシミュレーションまでの詳細ビデオ画
像
担当講師
熊本高等専門学校 教授 大山英典/宮
宮崎大学 准教授 西岡賢祐
崎大学 准教授 吉野賢二
九州大学 教授 柿本浩一
使用教材
作成テキスト
作成テキスト
作成テキスト
名称
半導体p-n接合と光起電力効果
シリコン太陽電池の製作4(裏電極形成工
太陽電池の変換効率
程)
概要
太陽電池の特性と測定方法、太陽電池の
光電効果、光起電力効果、光伝導効果、
太陽電池の電極形成(真空蒸着用のメタル 等価回路と回路方程式、等価回路を用い
ショットキーダイオード、金属と半導体の接触
ハードマスクによる、表面くし型電極、裏面全 た太陽電池の出力特性シミュレーション、太
モデル、電気的特性、ショットキー接触空乏
面電極の真空蒸着)
陽電池セルシミュレータ、太陽電池の変換
層容量
効率
担当講師
熊本高等専門学校 教授 大山 英典/
宮崎大学 准教授 西岡 賢祐
宮崎大学 准教授 吉野 賢二
熊本大学 教授 池上 知顯
使用教材
作成テキスト
作成テキスト
作成テキスト
名称
太陽電池のI-V特性と変換効率
シリコン太陽電池の製作5(特性評価)
CIGS太陽電池材料のバンド構造と物性
概要
太陽電池の特性と測定方法、太陽電池の
等価回路と回路方程式、等価回路を用い
た太陽電池の出力特性シミュレーション、I-
V特性による等価回路パラメータの推定、太
陽電池等価回路の応用、太陽電池のI-V
特性と変換効率
作製したシリコン太陽電池のI-V特性の測定
と評価。1) 短絡電流 Isc、2) 開放電圧
Voc、3) 最大出力 Pmax、4) 最適動作点
電圧 Vpm、5) 最適動作点電流 Ipm、6)
形状因子 FF、7) 変換効率η、8) 直列抵
抗 Rs、9) 並列抵抗 Rshの算定
光電子分光(XPS・UPS)、逆光電子分光
(IPES)、正・逆光電子分光法を用いた
Cu(In, Ga)Se2系太陽電池構造の界面バン
ド接続の評価
担当講師
宮崎大学 特任助教 鈴木秀俊
宮崎大学 准教授 西岡賢祐
鹿児島大学 教授 寺田教男
使用教材
作成テキスト
作成テキスト
作成テキスト
名称
太陽電池の現状と問題
色素増感太陽電池の製作1(陰極側電
極・色素吸着工程)
CIGS太陽電池の評価
概要
太陽光エネルギー、太陽電池の種類と特
徴、太陽光発電普及における課題
透明電極FTO薄膜付きガラス基板へのチタ
ニアペーストの塗布・焼結、ならびにルテニウ
ム錯体またはハイビスカス水溶液への焼結酸
化チタン膜の浸漬・色素吸着
走査ケルビンプローブ顕微鏡(KPFM,
SKPM)、走査ケルビンプローブ顕微鏡を用
いたCu(In, Ga)Se2系太陽電池構造内の粒
界ビルトインポテンシャルの評価
担当講師
宮崎大学 特任助教 鈴木秀俊
使用教材
作成テキスト
名称
シリコン太陽電池の作製プロセス1
概要
シリコンと太陽電池、単結晶Si太陽電池
透明電極FTO薄膜付きガラス基板への黒鉛 基板からサブモジュールまで(CIS系の基板、
(単結晶Si太陽電池の原理と構造、単結晶 塗布(陽極)、ヨウ化カリ溶液の滴下後、色 金属裏面電極層、CIS系光吸収層、高抵
Si太陽電池作製法)
素吸着チタニア陰極ガラス基板で挟んでセル 抗バッファ層、透明導電膜窓層、集積構造
組み立て
の形成、今後の動き)
担当講師
宮崎大学 准教授 前田 幸治
宮崎大学 教授 淡野 公一、准教授 穂
高一条、助教 横山宏有、助教 田村宏 ソーラーフロンティア(株)部長 櫛屋勝巳
樹
使用教材
作成テキスト
作成テキスト
作成テキスト
名称
シリコン太陽電池の作製プロセス2
色素増感太陽電池の作製3(特性評価)
CIGS太陽電池の作製プロセス2
概要
担当講師
使用教材
宮崎大学 教授 淡野公一、准教授 穂
高一条、助教 横山宏有、助教 田村宏
樹
作成テキスト
色素増感太陽電池の製作2(陽極側電
極・組立工程)
作製した色素増感太陽電池のI-V特性の測
多結晶Si太陽電池(基板材料製造の特
定と評価。1) 短絡電流 Isc、2) 開放電圧
長、基板作製方法、結晶粒界の電気的不
Voc、3) 最大出力 Pmax、4) 最適動作点
活性化、接合形成法、電極形成と表面処
電圧 Vpm、5) 最適動作点電流 Ipm、6)
理)、アモルファスSi太陽電池(アモルファスSi
形状因子 FF、7) 変換効率η、8) 直列抵
作製法、作製プロセス、a-Siの安定性)
抗 Rs、9) 並列抵抗 Rshの算定
宮崎大学 教授 淡野公一、准教授 穂
宮崎大学 准教授 前田幸治
高一条、助教 横山宏有、助教 田村宏
樹
作成テキスト
作成テキスト
65
鹿児島大学 教授 寺田教男
作成テキスト
CIGS太陽電池の作製プロセス1
サブモジュールからモジュールまで(バスバー
取付、モジューリング(パッケージング)、商品
化、リサイクル(原材料から廃棄物までのライ
フサイクル管理)、太陽光発電システム)
ソーラーフロンティア(株) 部長 櫛屋勝巳
作成テキスト
太陽電池の信頼性評価
太陽光発電の周辺回路とシステム設計技
術
概要
信頼性工学の基礎概念、故障物理の基
礎、太陽電池の信頼性試験方法・規格、
高信頼性設計
モジュールの接続及び保護(I-V特性および
MPPT、ミスマッチング保護回路、並列回路
で発生するミスマッチングと逆流現象)、日射
および発電量計算(太陽の動きと軌道の算
出方法、各種日射量、日射強度やスペクト
ル、発電量の算出方法)
担当講師
大同特殊鋼㈱ 室長 荒木建次
大同特殊鋼(株) 室長 荒木建次
使用教材
作成テキスト
作成テキスト
名称
CIGS太陽電池材料の物性
太陽電池のモジュール化技術1
概要
I-III-VI2族カルコパイライト型化合物半導
体、薄膜作製方法、
太陽電池のパッケージング技術(結晶系Si
太陽電池セルのパッケージング技術、薄膜
太陽電池のパッケージング技術)、太陽電池
モジュール要求される特性(太陽電池はシス
テムである、CIS 系薄膜太陽電池モジュー
ル開発の歴史)
担当講師
都城工業高等専門学校 准教授 赤木洋
二
ソーラーフロンティア(株)部長 櫛屋勝巳
使用教材
作成テキスト
作成テキスト
名称
CIGS太陽電池材料の評価
太陽電池のモジュール化技術2
概要
薄膜評価方法およびその測定結果、X線回
折法、分光光度計、走査型電子顕微鏡
(SEM)と電子プローブマイクロ分析(EPMA) 、
ホール効果測定、サーモプローブ分析
太陽電池モジュール要求される特性(薄膜
太陽電池の環境試験法と耐久性試験法、
国際規格の今後)、太陽電池モジュールのリ
サイクル技術(リサイクル性との関係、RoHS
指令のインパクト、リサイクル処理の採算性、
設計思想)
担当講師
都城工業高等専門学校 准教授 赤木洋
ソーラーフロンティア(株) 部長 櫛屋勝巳
二
使用教材
作成テキスト
作成テキスト
名称
CIGS太陽電池材料のバンド構造と物性
パワーコンディショナーに求められる機能
概要
系統連系要件(分散型電源の種類と系統
光電子分光(XPS・UPS)、逆光電子分光
連系形態、発電機とインバータの系統連系
(IPES)、正・逆光電子分光法を用いた
特性)基本機能(パワーコンディショナーの具
Cu(In, Ga)Se2系太陽電池構造の界面バン
備特性)、小規模太陽電池卓上実験教材
ド接続の評価
を用いたパワーコンディショナー機能の実演
担当講師
鹿児島大学 教授 寺田 教男
(株)NTTファシリティーズ部長 小西博雄、
宮崎大学 教授 淡野公一、准教授 穂
高一条
使用教材
作成テキスト
作成テキスト
名称
CIGS太陽電池の評価
パワーコンディショナーのための種々の回路と
動作
概要
走査ケルビンプローブ顕微鏡(KPFM,
基本回路構成、基本動作、仕様比較、北
SKPM)、走査ケルビンプローブ顕微鏡を用
杜プロジェクトにおける実施例(PCSによる
いたCu(In, Ga)Se2系太陽電池構造内の粒
系統安定化、出力変動抑制)
界ビルトインポテンシャルの評価
担当講師
鹿児島大学 教授 寺田教男
(株)NTTファシリティーズ部長 小西博雄
使用教材
作成テキスト
作成テキスト
名称
CIGS太陽電池の作製プロセス1
太陽電池の農業分野への応用1
概要
基板からサブモジュールまで(CIS系の基板、
金属裏面電極層、CIS系光吸収層、高抵
抗バッファ層、透明導電膜窓層、集積構造
の形成、今後の動き)
農業の技術革新とこれまでの農業電化の取
組み、農業の装置化・システム化と農業電
化、養液栽培関連研究の取り組みと植物
工場の研究開発
担当講師
ソーラーフロンティア(株)部長 櫛屋勝巳
九州電力(株) 副主幹研究員 中原光久
使用教材
作成テキスト
作成テキスト
名称
講
座
9
講
座
1
0
講
座
1
1
講
座
1
2
講
座
1
3
講
座
1
4
66
講
座
1
5
名称
CIGS太陽電池の作製プロセス2
太陽電池の農業分野への応用2
概要
サブモジュールからモジュールまで(バスバー
取付、モジューリング(パッケージング)、商品
化、リサイクル(原材料から廃棄物までのライ
フサイクル管理)、太陽光発電システム)
ハウス(施設)での電力の利用、ハウスの構造
と被覆資材、太陽光発電の農業分野への
利用事例、ハウス(施設)での導入の可能性
について
担当講師
ソーラーフロンティア(株)部長 櫛屋勝巳
九州電力(株) 副主幹研究員 中原光久
使用教材
作成テキスト
作成テキスト
67
[別紙3-1]
教材情報1
(様式3)
* 様式2の「 講座」 の欄に記述いただいた教材毎に以下の項目をご記入下さい。
* 例示を参考にしつつ、ご記入ください。
* 教材12 以降がおありの場合、表を複写、番号を追記してご記入ください。
項目
教材1
教材2
教材タイトル
現在のエネルギー問題
半導体と光吸収
教材を使用する科目名
太陽光エネルギー変換工学
特論
太陽光エネルギー変換工学
特論
教材3
半導体p-n接合とキャリア拡
散現象
太陽光エネルギー変換工学
特論
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
紙/電子媒体/その他
紙/電子媒体/その他
形態( 紙/ 電子媒体/ その他 か
教
○で囲んでください。
ら選択してください)
紙/電子媒体/その他
材の
形
その他の内容( その他の場合に
態
ご記入下さい。)
教
材
種
別
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
種別( テキスト/ 参考資料/ その
テキスト/副教材/講義用プレゼ
他 から選択してください)
ンテーション素材(PPT等)/その
他
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
テキスト/副教材/講義用プレゼ
ンテーション素材(PPT等)/その
他
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
テキスト/副教材/講義用プレゼ
ンテーション素材(PPT等)/その
他
その他の内容( 種別でその他を
選択した場合にご記入下さい)
世界と日本のエネルギー事
情、化石エネルギーによる地
教材が提供する知識( 例: 品質管理
球温暖化問題、再生可能エ
に関する基礎的な知識等)
ネルギーによる発電、太陽光
発電システム
半導体のバンド構造とエネル
pn接合ダイオード、電流-電
ギーギャップ・状態密度 、
Fermi-Dirac分布関数、半 圧特性、pn接合の空乏層容
導体の光学的性質:光学吸 量、ダイオードの降伏
収係数スペクトル
学習指導要領( ティーチングノート) の いずれかを○で囲んでください。
有/無
有無( ○で囲んでください。)
いずれかを○で囲んでください。
有/無
項目
教材タイトル
教材を使用する科目名
教材4
教材5
半導体p-n接合と光起電力 太陽電池のI-V特性と変換
効果
効率
太陽光エネルギー変換工学
特論
太陽光エネルギー変換工学
特論
いずれかを○で囲んでください。
有/無
教材6
太陽電池の現状と問題
太陽光エネルギー変換工学
特論
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
紙/電子媒体/その他
紙/電子媒体/その他
形態( 紙/ 電子媒体/ その他 か
教
○で囲んでください。
ら選択してください)
紙/電子媒体/その他
材の
形
その他の内容( その他の場合に
態
ご記入下さい。)
教
材
種
別
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
種別( テキスト/ 参考資料/ その
テキスト/副教材/講義用プレゼ
他 から選択してください)
ンテーション素材(PPT等)/その
他
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
テキスト/副教材/講義用プレゼ
ンテーション素材(PPT等)/その
他
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
テキスト/副教材/講義用プレゼ
ンテーション素材(PPT等)/その
他
その他の内容( 種別でその他を
選択した場合にご記入下さい)
光電効果、光起電力効果、
光伝導効果、ショットキーダイ
教材が提供する知識( 例: 品質管理
オード、金属と半導体の接触
に関する基礎的な知識等)
モデル、電気的特性、ショット
キー接触空乏層容量
太陽電池の特性と測定方
法、太陽電池の等価回路と
回路方程式、等価回路を用
いた太陽電池の出力特性シ 太陽光エネルギー、太陽電池
ミュレーション、I-V特性による の種類と特徴、太陽光発電
等価回路パラメータの推定、 普及における課題
太陽電池等価回路の応用、
太陽電池のI-V特性と変換
効率
学習指導要領( ティーチングノート) の いずれかを○で囲んでください。
有/無
有無( ○で囲んでください。)
いずれかを○で囲んでください。
有/無
68
いずれかを○で囲んでください。
有/無
項目
教材タイトル
教材を使用する科目名
教材7
教材8
教材9
シリコン太陽電池の作製プロ シリコン太陽電池の作製プロ
太陽電池の信頼性評価
セス1
セス2
太陽光エネルギー変換工学
特論
太陽光エネルギー変換工学
特論
太陽光エネルギー変換工学
特論
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
紙/電子媒体/その他
紙/電子媒体/その他
形態(紙/電子媒体/その他 か
教
○で囲んでください。
ら選択してください)
紙/電子媒体/その他
材の
形
その他の内容(その他の場合に
態
ご記入下さい。)
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
テキスト/副教材/講義用プレゼ
ンテーション素材(PPT等)/その
他
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
テキスト/副教材/講義用プレゼ
ンテーション素材(PPT等)/その
他
多結晶Si太陽電池(基板材
料製造の特長、基板作製方
シリコンと太陽電池、単結晶 法、結晶粒界の電気的不活
教材が提供する知識(例:品質管理 Si太陽電池(単結晶Si太陽 性化、接合形成法、電極形
に関する基礎的な知識等)
電池の原理と構造、単結晶 成と表面処理)、アモルファス
Si太陽電池(アモルファスSi作
Si太陽電池作製法)
製法、作製プロセス、a-Siの
安定性)
信頼性工学の基礎概念、故
障物理の基礎、太陽電池の
信頼性試験方法・規格、高
信頼性設計
学習指導要領(ティーチングノート)の いずれかを○で囲んでください。
有/無
有無(○で囲んでください。)
いずれかを○で囲んでください。
有/無
教
材
種
別
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
種別(テキスト/参考資料/その
テキスト/副教材/講義用プレゼ
他 から選択してください)
ンテーション素材(PPT等)/その
他
その他の内容(種別でその他を
選択した場合にご記入下さい)
項目
教材10
いずれかを○で囲んでください。
有/無
教材11
教材タイトル
CIGS太陽電池材料の物性 CIGS太陽電池の評価
教材を使用する科目名
太陽光エネルギー変換工学
特論
太陽光エネルギー変換工学
特論
教材12
CIGS太陽電池材料のバンド
構造と物性
太陽光エネルギー変換工学
特論
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
紙/電子媒体/その他
紙/電子媒体/その他
形態(紙/電子媒体/その他 か
教
○で囲んでください。
ら選択してください)
紙/電子媒体/その他
材の
形
その他の内容(その他の場合に
態
ご記入下さい。)
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
○で囲んでください。
種別(テキスト/参考資料/その
テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ
教
他 から選択してください)
ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その
材
他
他
他
種
別
その他の内容(種別でその他を
選択した場合にご記入下さい)
薄膜評価方法およびその測
定結果、X線回折法、分光
I-III-VI2族カルコパイライト型
教材が提供する知識(例:品質管理
光度計、走査型電子顕微鏡
化合物半導体、薄膜作製方
に関する基礎的な知識等)
(SEM)と電子プローブマイクロ
法
分析(EPMA) 、ホール効果測
定、サーモプローブ分析
光電子分光(XPS・UPS)、
逆光電子分光(IPES)、正・
逆光電子分光法を用いた
Cu(In, Ga)Se2系太陽電池
構造の界面バンド接続の評
価
学習指導要領(ティーチングノート)の いずれかを○で囲んでください。
有/無
有無(○で囲んでください。)
いずれかを○で囲んでください。
有/無
69
いずれかを○で囲んでください。
有/無
項目
教材1 3
教材タイトル
CIGS太陽電池の評価
教材を使用する科目名
太陽光エネルギー変換工学
特論
教材1 4
教材1 5
CIGS太陽電池の作製プロセ CIGS太陽電池の作製プロセ
ス1
ス2
太陽光エネルギー変換工学
特論
太陽光エネルギー変換工学
特論
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
紙/電子媒体/その他
紙/電子媒体/その他
形態( 紙/ 電子媒体/ その他 か
教
○で囲んでください。
ら選択してください)
紙/電子媒体/その他
材の
形
その他の内容( その他の場合に
態
ご記入下さい。)
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
○で囲んでください。
教
材
種
別
種別( テキスト/ 参考資料/ その
テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ
他 から選択してください)
ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その
他
他
他
走査ケルビンプローブ顕微鏡
(KPFM, SKPM)、走査ケルビ
教材が提供する知識( 例: 品質管理 ンプローブ顕微鏡を用いた
Cu(In, Ga)Se2系太陽電池
に関する基礎的な知識等)
構造内の粒界ビルトインポテ
ンシャルの評価
基板からサブモジュールまで
(CIS系の基板、金属裏面電
極層、CIS系光吸収層、高
抵抗バッファ層、透明導電膜
窓層、集積構造の形成、今
後の動き)
サブモジュールからモジュールま
で(バスバー取付、モジューリン
グ(パッケージング)、商品化、
リサイクル(原材料から廃棄物
までのライフサイクル管理)、太
陽光発電システム)
学習指導要領( ティーチングノート) の いずれかを○で囲んでください。
有/無
有無( ○で囲んでください。)
いずれかを○で囲んでください。
有/無
いずれかを○で囲んでください。
有/無
その他の内容( 種別でその他を
選択した場合にご記入下さい)
70
[別紙3-2]
教材情報2
(様式3)
* 様式2の「 講座」 の欄に記述いただいた教材毎に以下の項目をご記入下さい。
* 例示を参考にしつつ、ご記入ください。
* 教材12 以降がおありの場合、表を複写、番号を追記してご記入ください。
項目
教材1
教材2
教材3
教材タイトル
シリコン太陽電池の作製1
シリコン太陽電池の作製2
シリコン太陽電池の作製3
教材を使用する科目名
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
紙/電子媒体/その他
紙/電子媒体/その他
形態( 紙/ 電子媒体/ その他 か
教
○で囲んでください。
ら選択してください)
紙/電子媒体/その他
材の
形
その他の内容( その他の場合に
態
ご記入下さい。)
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
○で囲んでください。
教
材
種
別
種別( テキスト/ 参考資料/ その
テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ
他 から選択してください)
ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その
他
他
他
その他の内容( 種別でその他を
選択した場合にご記入下さい)
シリコンへのリン拡散pn接合
スピンコート法によるリン拡散
不純物除去を目的とした化 形成時の非拡散部への拡散
教材が提供する知識( 例: 品質管理
剤のシリコン基板上への塗
学薬品を用いたシリコン基板 防止層の形成(塗布プロセス
に関する基礎的な知識等)
布・焼成、および、熱拡散に
のRCA洗浄
によるシリコン基板裏面へのシ
よるリン拡散pn接合の形成
リコン酸化膜の形成)
学習指導要領( ティーチングノート) の いずれかを○で囲んでください。
有/無
有無( ○で囲んでください。)
項目
いずれかを○で囲んでください。
有/無
教材4
いずれかを○で囲んでください。
有/無
教材5
教材6
教材タイトル
シリコン太陽電池の作製4
シリコン太陽電池の作製5
色素増感太陽電池の作製1
教材を使用する科目名
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
紙/電子媒体/その他
紙/電子媒体/その他
形態( 紙/ 電子媒体/ その他 か
教
○で囲んでください。
ら選択してください)
紙/電子媒体/その他
材の
形
その他の内容( その他の場合に
態
ご記入下さい。)
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
○で囲んでください。
教
材
種
別
種別( テキスト/ 参考資料/ その
テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ
他 から選択してください)
ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その
他
他
他
その他の内容( 種別でその他を
選択した場合にご記入下さい)
作製したシリコン太陽電池の
I-V特性の測定と評価。1) 短
絡電流 Isc、2) 開放電圧
太陽電池の電極形成(真空
Voc、3) 最大出力 Pmax、4)
教材が提供する知識( 例: 品質管理 蒸着用のメタルハードマスクに
最適動作点電圧 Vpm、5)
よる、表面くし型電極、裏面
に関する基礎的な知識等)
最適動作点電流 Ipm、6) 形
全面電極の真空蒸着)
状因子 FF、7) 変換効率
η、8) 直列抵抗 Rs、9) 並
列抵抗 Rshの算定
透明電極FTO薄膜付きガラ
ス基板へのチタニアペーストの
塗布・焼結、ならびにルテニウ
ム錯体またはハイビスカス水
溶液への焼結酸化チタン膜の
浸漬・色素吸着
学習指導要領( ティーチングノート) の いずれかを○で囲んでください。
有/無
有無( ○で囲んでください。)
いずれかを○で囲んでください。
有/無
71
いずれかを○で囲んでください。
有/無
項目
教材タイトル
教材を使用する科目名
教材7
教材8
教材9
太陽電池の周辺回路とシステ
色素増感太陽電池の作製2 色素増感太陽電池の作製3
ム設計
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
紙/電子媒体/その他
紙/電子媒体/その他
形態( 紙/ 電子媒体/ その他 か
教
○で囲んでください。
ら選択してください)
紙/電子媒体/その他
材の
形
その他の内容( その他の場合に
態
ご記入下さい。)
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
○で囲んでください。
教
材
種
別
種別( テキスト/ 参考資料/ その
テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ
他 から選択してください)
ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その
他
他
他
その他の内容( 種別でその他を
選択した場合にご記入下さい)
作製した色素増感太陽電池
のI-V特性の測定と評価。1)
透明電極FTO薄膜付きガラ
短絡電流 Isc、2) 開放電圧
ス基板への黒鉛塗布(陽
Voc、3) 最大出力 Pmax、4)
教材が提供する知識( 例: 品質管理 極)、ヨウ化カリ溶液の滴下
最適動作点電圧 Vpm、5)
後、色素吸着チタニア陰極ガ
に関する基礎的な知識等)
最適動作点電流 Ipm、6) 形
ラス基板で挟んでセル組み立
状因子 FF、7) 変換効率
て
η、8) 直列抵抗 Rs、9) 並
列抵抗 Rshの算定
モジュールの接続及び保護
(I-V特性およびMPPT、ミス
マッチング保護回路、並列回
路で発生するミスマッチングと
逆流現象)、日射および発電
量計算(太陽の動きと軌道の
算出方法、各種日射量、日
射強度やスペクトル、発電量
の算出方法)
学習指導要領( ティーチングノート) の いずれかを○で囲んでください。
有/無
有無( ○で囲んでください。)
いずれかを○で囲んでください。
有/無
項目
教材タイトル
教材を使用する科目名
いずれかを○で囲んでください。
有/無
教材1 0
教材1 1
教材1 2
太陽電池のモジュール化技術 太陽電池のモジュール化技術 パワーコンディショナーに求めら
1
2
れる性能
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
紙/電子媒体/その他
紙/電子媒体/その他
形態( 紙/ 電子媒体/ その他 か
教
○で囲んでください。
ら選択してください)
紙/電子媒体/その他
材の
形
その他の内容( その他の場合に
態
ご記入下さい。)
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
○で囲んでください。
教
材
種
別
種別( テキスト/ 参考資料/ その
テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ
他 から選択してください)
ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その
他
他
他
太陽電池のパッケージング技
術(結晶系Si 太陽電池セル
のパッケージング技術、薄膜
太陽電池のパッケージング技
教材が提供する知識( 例: 品質管理 術)、太陽電池モジュール要
に関する基礎的な知識等)
求される特性(太陽電池はシ
ステムである、CIS 系薄膜太
陽電池モジュール開発の歴
史)
太陽電池モジュール要求され
る特性(薄膜太陽電池の環
境試験法と耐久性試験法、
国際規格の今後)、太陽電
池モジュールのリサイクル技術
(リサイクル性との関係、RoH
S指令のインパクト、リサイクル
処理の採算性、設計思想)
系統連系要件(分散型電源
の種類と系統連系形態、発
電機とインバータの系統連系
特性)基本機能(パワーコン
ディショナーの具備特性)、小
規模太陽電池卓上実験教
材を用いたパワーコンディショ
ナー機能の実演
学習指導要領( ティーチングノート) の いずれかを○で囲んでください。
有/無
有無( ○で囲んでください。)
いずれかを○で囲んでください。
有/無
いずれかを○で囲んでください。
有/無
その他の内容( 種別でその他を
選択した場合にご記入下さい)
72
項目
教材タイトル
教材を使用する科目名
教材1 3
教材1 4
教材1 5
パワーコンディショナーのための 太陽電池の農業分野への応 太陽電池の農業分野への応
種々の回路と動作
用1
用2
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
太陽光エネルギー変換特別
セミナー
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
紙/電子媒体/その他
紙/電子媒体/その他
形態( 紙/ 電子媒体/ その他 か
教
○で囲んでください。
ら選択してください)
紙/電子媒体/その他
材の
形
その他の内容( その他の場合に
態
ご記入下さい。)
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
○で囲んでください。
教
材
種
別
種別( テキスト/ 参考資料/ その
テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ
他 から選択してください)
ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その
他
他
他
基本回路構成、基本動作、
仕様比較、北杜プロジェクト
教材が提供する知識( 例: 品質管理
における実施例(PCSによる
に関する基礎的な知識等)
系統安定化、出力変動抑
制)
農業の技術革新とこれまでの
農業電化の取組み、農業の
装置化・システム化と農業電
化、養液栽培関連研究の取
り組みと植物工場の研究開
発
農業の技術革新とこれまでの
農業電化の取組み、農業の
装置化・システム化と農業電
化、養液栽培関連研究の取
り組みと植物工場の研究開
発
学習指導要領( ティーチングノート) の いずれかを○で囲んでください。
有/無
有無( ○で囲んでください。)
いずれかを○で囲んでください。
有/無
いずれかを○で囲んでください。
有/無
その他の内容( 種別でその他を
選択した場合にご記入下さい)
73
[別紙3-3]
教材情報3
(様式3)
* 様式2の「 講座」 の欄に記述いただいた教材毎に以下の項目をご記入下さい。
* 例示を参考にしつつ、ご記入ください。
* 教材12 以降がおありの場合、表を複写、番号を追記してご記入ください。
項目
教材1
教材2
教材3
現在のエネルギー問題と太陽 半導体p-n接合と光起電力 シリコン太陽電池の作製と評
教材タイトル
電池
効果
価
教材を使用する科目名
太陽光エネルギー変換工学
特論特別講習会
太陽光エネルギー変換工学
特論特別講習会
太陽光エネルギー変換工学
特論特別講習会
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
紙/電子媒体/その他
紙/電子媒体/その他
形態( 紙/ 電子媒体/ その他 か
教
○で囲んでください。
ら選択してください)
紙/電子媒体/その他
材の
形
その他の内容( その他の場合に
態
ご記入下さい。)
教
材
種
別
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
種別( テキスト/ 参考資料/ その
テキスト/副教材/講義用プレゼ
他 から選択してください)
ンテーション素材(PPT等)/その
他
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
テキスト/副教材/講義用プレゼ
ンテーション素材(PPT等)/その
他
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
テキスト/副教材/講義用プレゼ
ンテーション素材(PPT等)/その
他
その他の内容( 種別でその他を選択した場合にご記入下さい)
世界と日本のエネルギー事
情、化石エネルギーによる地
球温暖化問題、再生可能エ
教材が提供する知識( 例: 品質管理 ネルギーによる発電、太陽光
に関する基礎的な知識等)
発電システム、太陽光エネル
ギー、太陽電池の種類と特
徴、太陽光発電普及におけ
る課題
半導体の基礎(真性半導体
と不純物、電気伝導とキャリア
再結合、光吸収)、太陽電
池の基礎(セルの基本方程
式)
シリコン太陽電池のできるまで
(原料、結晶成長、ウエハー
加工、不純物除去、電極形
成、セル形成)、結晶成長プ
ロセスからコンピューターシミュ
レーションまでの詳細ビデオ画
像
学習指導要領( ティーチングノート) の いずれかを○で囲んでください。
有/無
有無( ○で囲んでください。)
いずれかを○で囲んでください。
有/無
いずれかを○で囲んでください。
有/無
項目
教材4
教材5
教材6
CIS太陽電池材料のバンド構
CIS太陽電池の評価
造と物性
教材タイトル
太陽電池の変換効率
教材を使用する科目名
太陽光エネルギー変換工学
特論特別講習会
太陽光エネルギー変換工学
特論特別講習会
太陽光エネルギー変換工学
特論特別講習会
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
紙/電子媒体/その他
紙/電子媒体/その他
形態( 紙/ 電子媒体/ その他 か
教
○で囲んでください。
ら選択してください)
紙/電子媒体/その他
材の
形
その他の内容( その他の場合に
態
ご記入下さい。)
教
材
種
別
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
種別( テキスト/ 参考資料/ その
テキスト/副教材/講義用プレゼ
他 から選択してください)
ンテーション素材(PPT等)/その
他
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
テキスト/副教材/講義用プレゼ
ンテーション素材(PPT等)/その
他
以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
テキスト/副教材/講義用プレゼ
ンテーション素材(PPT等)/その
他
その他の内容( 種別でその他を選択した場合にご記入下さい)
太陽電池の特性と測定方
法、太陽電池の等価回路と
回路方程式、等価回路を用
教材が提供する知識( 例: 品質管理
いた太陽電池の出力特性シ
に関する基礎的な知識等)
ミュレーション、太陽電池セル
シミュレータ、太陽電池の変
換効率
光電子分光(XPS・UPS)、
逆光電子分光(IPES)、正・
逆光電子分光法を用いた
Cu(In, Ga)Se2系太陽電池
構造の界面バンド接続の評
価
走査ケルビンプローブ顕微鏡
(KPFM, SKPM)、走査ケルビ
ンプローブ顕微鏡を用いた
Cu(In, Ga)Se2系太陽電池
構造内の粒界ビルトインポテ
ンシャルの評価
学習指導要領( ティーチングノート) の いずれかを○で囲んでください。
有/無
有無( ○で囲んでください。)
いずれかを○で囲んでください。
有/無
いずれかを○で囲んでください。
有/無
74
項目
教材タイトル
教材を使用する科目名
教材7
教材8
CIS太陽電池の作製プロセス CIS太陽電池の作製プロセス
1
2
太陽光エネルギー変換工学
特論特別講習会
太陽光エネルギー変換工学
特論特別講習会
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
紙/電子媒体/その他
形態( 紙/ 電子媒体/ その他 か
教
○で囲んでください。
ら選択してください)
紙/電子媒体/その他
材の
形
その他の内容( その他の場合に
態
ご記入下さい。)
教
材
種
別
以下の種別から、該当するものを 以下の種別から、該当するものを
○で囲んでください。
○で囲んでください。
種別( テキスト/ 参考資料/ その
テキスト/副教材/講義用プレゼ テキスト/副教材/講義用プレゼ
他 から選択してください)
ンテーション素材(PPT等)/その ンテーション素材(PPT等)/その
他
他
その他の内容( 種別でその他を選択した場合にご記入下さい)
基板からサブモジュールまで
(CIS系の基板、金属裏面電
教材が提供する知識( 例: 品質管理 極層、CIS系光吸収層、高
に関する基礎的な知識等)
抵抗バッファ層、透明導電膜
窓層、集積構造の形成、今
後の動き)
サブモジュールからモジュールま
で(バスバー取付、モジューリン
グ(パッケージング)、商品化、
リサイクル(原材料から廃棄物
までのライフサイクル管理)、太
陽光発電システム)
学習指導要領( ティーチングノート) の いずれかを○で囲んでください。
有/無
有無( ○で囲んでください。)
いずれかを○で囲んでください。
有/無
75
[別紙4]
募集内容
(様式4)
* 例示を参考にしつつ、ご記入ください。
* プログラムが3 つ以上おありの場合、表を複写、番号を追記してしてご記入ください。
項目
プログラム1
プログラム名称
太陽光発電関連産業のニーズに応える高度専門性を持つ人材育成プログラム
受講対象者及び受講要件
対象者層:大学院生あるいは、企業の若手技術者を受講対象としています。
受講要件:大学等で、半導体関連の講義を履修していることが望ましい。
プログラム紹介( セールスポイ 新エネルギー社会の形成において一翼を担う太陽光発電分野で、企業ニーズを
ントを中心にアピールしてくだ 踏まえた高度専門人材を育成するため、産学が連携し若手技術者や大学院修士
学生を対象としたプログラムを行います。
さい)
修了時に授与されるもの
( 例: 学位/資格/修了
証・ ・ ・ )
学位に関わる単位/受講修了証
開講時期:
平成23年4月1日から7月30日
および 10月1日から1月31日予定
開催時期並びに期間( 講義 総計48時間
等の開催される総時間と開 学生 毎金曜日
14時50分~16時20分
催時間、曜日等)
社会人 毎月第2土曜日
8時40分~16時20分
費用( 科目毎の費用が明示
2万円(テキスト代込)
できる場合は、
科目毎にご記入下さい。)
講座:
宮崎大学総合研究棟
開催場所( 講義等が実施さ 宮崎市学園木花台西1番1号
実習:
れる場所)
宮崎大学工学部
宮崎市学園木花台西1番1号
0985-58-7862
問い合わせ先電話番号
問い合わせ先メールアドレス [email protected]
76
1
2