第3号 佐島漁港から天神ヶ島磯の観察・磯遊び

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小中学生の土曜体験プログラム
第3号
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8コース[自然系E]
第3回(7月17日)
2010年7月31日(土)発行
すかっ子セミナー2010 実行委員会
連絡先 事務局(YPS)
Tel&Fax 046-823-1965 (藤澤)
e-mail [email protected]
海っ子・山っ子・もういっこ
佐島漁港から天神ヶ島磯の観察・磯遊び
梅雨が明けた 7 月 17 日(土)、佐島入口バス停に
集合、当日欠席の連絡が入って、参加すかっ子は4
名だけ、サポーターは野比小の先生を含めて8名。
近くの小さな松越川を見て佐島石切り場跡へ。ト
ンネルを抜けて左折、古い住宅街を通って漁港に出
ました。水分補給の後、「山茂丸」に立寄り、本日の
もういっこ
佐島名産・釜あげしらすを買って、
お昼にいただきました。真夏の太陽が照りつける中、
やっと天神島ビジターセンターに到着、展示品を見学して
から臨海自然教育園に向いました。
スカシユリが満開の浜辺に荷物を置いて、早速、
昼めし前に磯の生き物採取、潮が引き始めた潮だまりで
ハマユウが咲く天神ヶ島臨海自然教育園
ハゼ、エビが大量につかまりました。初めは、ひざまで浸かって慎重に採取していましたが、滑って転ん
で全身ずぶ濡れに。暑い陽射しで助かりました。 美味しいシラス をご馳走にお昼をいただくと、休むこ
となくすぐに海へ。しばらく遊んで、未練の残る海を後にするのが大変でした。
帰りは、海沿いに歩いて夏祭りの芦名の浜を経て、芦名川沿いの畑の中の道を 炎天下の行軍 。3年生
には、ちょっときつかったかな?
しらす船びき網漁の説明を聞く
大楠芦名口からバスで帰途につきました。
(高橋記)
鮮魚店でお魚のさばき方見学
すかっ子セミナー通信 2010 No.3 2010.7
潮だまりで生き物採取
● 1コース [生活環境系]
よこすかエコニコ・サークル
第3回(7月10日)
東京ガスの環境エネルギー館(横浜市鶴見区)でエコ体験学習
梅雨どきにはめずらしい快晴の朝、横須賀中央駅のホームに集合したのは、5名のすかっ子に3人のサポー
ター。京急鶴見まで電車で行った後はバスで、「環境エネルギー館」に着いたのは 10 時30分を少し過ぎてい
ました。4階の展示室へ入るやいなや、皆の目は興味でキラキラ! 「生き物謎とき研究室」で蝶の不思議を探
る、「エネルギーランド」で世界のエネルギーの歴史(石炭・石油から自然エネルギーまで)を知る、「地球を考
える!ファミリーレストラン」でフードマイレージについて学ぶ等々、次から次へとエコ体験に夢中です。
午後からは「屋上ビオトープ」で
自然の色さがし アクティビティに参加。ビオトープには植物のみどりがい
っぱいです。緑にはたくさんの緑色があること、昔から日本人はそれぞれの緑に名前をつけてきたことを、指
導員の方が分かりやすく教えてくださいました。そして、自分が見つけた緑色に、好きな名前をつけてみまし
た。 夏空の薄緑色
エメラルド色
青汁色 など、楽しい名前がいろいろつきました。帰りは、14 時 25 分発
のバスで「環境エネルギー館」を後にして、15 時 40 分に横須賀中央駅で解散しました。エコニコの皆さん、今
日の活動で一番心に残った体験は何だったかを、記録ノートに書き留めておきましょうね。 (野崎 記)
食べ物は世界中からやってくる
さあ! ビオトープ体験へ。
● 5コース 自然系 A
ショウジョウトンボ見っけ!
川がき探検隊
横須賀で一番長∼い川の源流探検へ!
7 月 3 日(土)9 時 30 分、衣笠行政センター裏に集合、すかっ子
9 名、サポーター 7 名。目の前を流れる平作川中流の水質調査(パックテスト)
を手際よく終わらせて、カルガモ、コイを観察しながら JR 衣笠駅へ。
駅前からバスで大楠登山口へ。バス停前のタンボと長屋門を観察し
て阿部倉温泉・平作川源流部へ。ここで水質・水生生物調査の後、
右沢の探検(川歩き)を終えて、お昼にしました。
午後からいよいよ平作川の源流へ。慎重派?の女の子2人を残して左沢を遡りました。木の枝が川
を覆い、倒木が行く手を遮り、クモの巣と戦い、悪戦苦闘約 30 分、足元の水の流れも涸れて、 全員、
源流制覇 の記念に写真を撮って戻りました。下り始めると、ポツポツ雨が降り出しましたが、濡れ
た すかっ子 は、へいちゃらでした。泥んこになった服を着替えて、帰りは しょうぶ園 前へ(一
部はここから JR 衣笠駅へ)。
みんなは池上高台展望広場で
遊び、池上ふれあい下水道を見、
て池上中学前バス停から汐入駅
へ出て帰りました。雨が心配さ
れましたが、大降りにならず助
かりました。
(高橋記)
すかっ子セミナー2010 通信 No.3 2010.7
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6コース
自然系B
第1回(7月25日)
:
田んぼで自然体験
「黒崎の鼻」で磯の生き物観察
今回はいつもよりだいぶ少ないメンバーでした。三崎
口駅からバスで3分、人で混みあっている海を避け、宮
田バス停から海へ向かって歩きました。このあたりは以
前素晴らしい干潟があった場所ですが、開発で埋め立て
られてしまいました。
「黒崎の鼻」は相模湾側で海の自
然が非常に良く残っている海浜です。磯だけでなく、砂
浜から台地へ続く植生が残っています。磯へ向かう途中
の岸壁で、おじさんがタコを捕っていました。キアシシ
ギやバッタ類、トビの白骨死体までも見ました。林と丘
を越えると、立派な磯が目の前に広がっていました。
磯では、ベラやハゼの仲間がたくさん泳いでいました。
水中めがねを付けて、いよいよ水中の魚観察へ!「ゴリ
タモ」という特殊な小さい網を使って生き物をすくって
みんなで観察して放しました。タイドプールなかには死
滅回遊魚(夏場に日本近海に来て、繁殖せずその年の冬
までに死ぬ魚)と呼ばれるチョウチョウウオやオヤビッ
チャが泳いでいました。熱帯魚はきれいですね。
〈文:天白牧夫
参加者わずか3名!〉
●9コース:自然系E
第3回(7月10日)
すかっ子ヨット・クラブ
夏のクルージングに向けて祥衣君、頑張っています!
報告は3回目ですが、実はすでに6回も練習をしました。
今日は梅雨の晴れ間、天気に恵まれました。クルーザー・ヨットは船を走らせるだけではありません。
海の上で、船の中で、生きていくための全てのことを学びます。
先ずはいつもの操作の練習です。カメラマンが撮影しているので少し緊張気味ですが、教えてくれる
大人がいつもより離れているので順調にこなしているようです。
【写真1(左)
】
お昼ご飯は頑張る祥衣君のために持って帰ってくれた北海道のお土産で、熊肉の大和煮やアザラシの
カレーです。
【写真2(中央)
】 午後からは落水時に備えて水泳の訓練です。水中メガネを禁じている
ので、普段から細い目がますます細くなって・・・・・。
【写真3(右)
】
すかっ子セミナ−2010 通信 No.3 2010.7
(キャプテン正木)
(4)
☆☆☆○
夏○
休○
み○
特○
別○
企○
画 ☆☆☆
9コース: ∼"ヨット体験乗船"∼
7 月 18 日(日)、浦賀ボートパーク(東浦賀)で、朝の 9 時から実施しました。
余談ですが、前日の 17 日(土)が久里浜の花火大会だったので、昼に浦賀を出て保田漁港に
行き、朝獲れ寿司を食べてから、夕方サンセットクルーズで久里浜に戻り花火を楽しみました。
さて 18 日の ヨット体験乗船 当日ですが、前日まで事前予約が一人も無かったので、船
で朝寝坊をしていたら、なんと朝一番に すかっ子セミナー実行委員 の渡辺善明さんが桟橋
に現れました。(ビックリ!!)
□早速、渡辺さんや祥衣君のお父さんと弟を乗せて出港です【写真 1】
□日食を見に行ってきたイースター島帰りの渡辺さんも舵輪を握って【写真 2(左下)】
□11 時からの出向には、すかっ子小宮一明君のご両親が乗船、船から下りない祥衣君の弟
も乗って再び出港。真剣に舵を取る小宮君のお父さん【写真 3(中央)】とヨット大好き
の弟【写真 4(右)】
ヨットに体験乗船して
渡辺善明(すかセミ実行委員)
真っ青な海に出ると、心地いい潮風が陸上の暑さを忘れさ
せてくれます。短いヨット乗船体験でしたが、身も心もリ
フレッシュできた1日でした。ありがとうございました。
◇◇◇すかっ子セミナー2010実行委員会◇◇◇
[事務局]
□ 特定非営利活動法人
よこすかパートナーシップサポーターズ(YPS)
Tel & Fax 046-823-1965 (藤澤)
ホームページ
http://www.yps.or.jp/sukasemi
□
発行:
平成22年(2010年)7月31日
すかっ子セミナー2010 通信 No,3 2010.7
<高橋>