1 この科目の構成について 教 地理歴史科 科 対象コース カレッジコース 科 理系 対象クラス 使用教科書 新詳地理B 初訂版 帝国書院 新詳高等地図 初訂版 帝国書院 使用副教材 新地理要点ノート フォトグラフィア 2 啓隆社 地理図説 地理B 目 単 位 3単位 2年2・5・6組 とうほう この科目の目標・学習内容・学習方法について 学 習 目 標 ―この科目を学習して何を身に付けてほしいのか― 2年生では、地図、地形、気候、農業、林業、水産業、エネルギー資源、鉱産資源について学びます。これらの学習から、次のことを身 につけて下さい。 (1) 世界および日本の自然環境について学び、それが人間の生活や生産活動、エネルギー資源・鉱産資源の分布にどのような影響を与 えているのかを把握する力を身につけて下さい。 (2) 農業・林業・水産業・エネルギー資源・鉱産資源の生産活動について、それぞれの産業の特色と課題、特色ある生産地域について 把握する力を身につけて下さい。 学 習 内 容 ―この科目で学習する大まかな内容― (1)地図の種類→地図の歴史、世界地図の種類、地形図のきまりについて学びます。 (2)世界の地形、陸水と土壌、世界の気候→人間の生活の舞台となっている地球の自然について学びます。 (3)日本の自然と生活→我が国の自然の特色と、そこから発生する自然災害の種類、その対策である防災について学びます。 (4)世界の農業・林業・水産業・エネルギー資源・鉱産資源→それぞれの産業の特色と課題、特色ある生産地域について学びます。 学 習 方 法 ―この科目を学校と家庭でどのように学習すればいいのか― (1) 学校 授業では、口頭での説明にも大切な内容が含まれています。「自分で大切だと思った内容」を追加してノートに書き込んで下さい。 その書き込みが定期考査や模試で出題されるようになれば、地理のセンスが身についてきた証拠です。 (2) 家庭 ① 復習は必要です。授業で理解できなかった用語や内容は、その日のうちに教科書などで確認しておきましょう。 ② 新聞やテレビのニュースを必ず見ましょう。問題を解く際に力強い味方になります。常識で解ける問題もあるのです。 ③ 模試の見直しの際、模範解答の解説書を熟読し、「正解の根拠・地図や統計読解のテクニック」を理解し覚えましょう。 3 この科目の評価方法について 評 価方 法 ―何を使って評価するのか― (1)定期考査→年5回の定期考査は、授業の学習内容から出題します。 (2)授業内容の確認小テスト→授業での学習内容について、基本事項の定着度の確認のために行います。 (3)統計資料の小テスト→授業内容に関する統計資料を用い、資料読解のテクニックの確認を行います。 (4)地図読解・主題図の作業→地形図を用いての読図演習、統計資料を用いての分布図作成を行います。 (5)夏休み・冬休みの課題→予習・復習用の課題です。休み明けに、課題内容の確認テストを行います。 評価における定期考査の割合 70 4 % この科目の評価の観点について 評価の観点 ―この科目の学習内容はどのような基準で評価されるのか― (1)関心・意欲・態度 地理へ関心を持ち、進んで授業の内容を理解しようとしていたのか見ます。すなわち、授業における発言、課題や作業への取り組み、 課題や作業の提出状況、小テストへ取り組む姿勢も見ます。 (2)思考・判断・表現 授業で学んだ基本的な用語や説明内容を理解するだけではなく、時間の流れ(歴史)や空間の広がり(国際社会)を意識して、自然 や人間の生産活動について、これからの質的・量的変化を読み取れるかを見ます。 (3)資料活用の技能 授業の内容にあわせて、地図・書籍・統計・画像資料の「どれを収集し、どのように読み取れたのか」を見ます。すなわち、資料の 収集力と分析力を見ます。 (4)知識・理解 授業で学んだ地図・自然環境・産業・資源について、基本的な用語や説明内容を理解し、これらの知識を正しく身につけているかを 見ます。 5 この科目の学習計画について 年間学習計画 期 月 1 4 5 6 7 2 8 9 重視する評価の観点 ―この科目でいつ・何を・どのように学ぶのか― 学 習 の 項 目 第1編 第1節 (1) 地図とその利用 地理的視野の拡大 地理的知識と地図 (2) おもな日本地図 第2節 (1) (2) さまざまな図法による地図 地図を平面に おもな図法 (3) 第3節 (1) (2) (3) (4) 第4節 球面上の世界 さまざまな地図 一般図と主題図 統計地図の種類 新しい地図の世界 地形図 地域調査 第2編 第1章 第1節 (1) 自然環境(地形と気候) 地形 大陸の形成と世界の大地形 大陸の形成 (2) 第2節 (1) (2) (3) 第3節 (1) (2) 世界の大地形 山地の地形 褶曲山地 断層山地 火山地形 平野の地形 浸食平野 堆積平野 第4節 (1) 海岸の地形・その他 海岸の地形 (2) (3) (3) 乾燥地形 カルスト地形 氷河地形 第2章 第1節 (1) (2) 気候 気候と気候要素 気温 風 (3) 第2節 第3節 (1) (2) (3) (4) (5) 降水 気候区分 熱帯・乾燥帯気候 熱帯気候 熱帯モンスーン気候 サバナ気候 砂漠気候 ステップ気候 学 ① ② ① ② 習 の 内 容 関 思 技 知 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 気温分布の特色(大陸の西岸・東岸の対比など)を学びます。 赤道低圧帯・中緯度高圧帯・高緯度低圧帯を学びます。 恒常風(貿易風・偏西風・極東風)を学びます。 季節風(モンスーンアジア・夏の風向・冬の風向)を学びます。 熱帯低気圧(台風・サイクロン・ハリケーン)を学びます。 地方風(やませ・ブリザード・フェーン現象など)を学びます。 対流性降雨・地形性降雨・前線性降雨を学びます。 ケッペン・気候記号の意味・気候記号の組合せを学びます。 ● ● 特色・植生・土壌・人間生活との関連・分布地域を学びます。 特色・植生・土壌・人間生活との関連・分布地域を学びます。 特色・植生・土壌・人間生活との関連・分布地域を学びます。 特色・植生・土壌・人間生活との関連・分布地域を学びます。 特色・植生・土壌・人間生活との関連・分布地域を学びます。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● 地図の歴史(粘土板地図・TOマップなど)を学びます。 地理上の発見(マゼランの世界周航など)を学びます。 地図の歴史(行基図・伊能図など)を学びます。 地形図の作成機関(国土交通省国土地理院)を学びます。 ① ② ③ ① 正積図法(サンソン図法・グード図法など)を学びます。 正角図法(メルカトル図法・等角航路など)を学びます。 正方位図法(正距方位図法・大圏コースなど)を学びます。 世界標準時・日付変更線・時差・サマータイムを学びます。 ① ① ① ① ① 一般図・実測図・編集図・主題図を学びます。 絶対分布図(ドットマップなど)・階級区分図を学びます。 GPS・リモートセンシング・GISを学びます。 等高線の種類(計曲線・主曲線など)・地図記号を学びます。 地域調査の手順を学びます。 ■ 第1回定期考査 ① ② ① プレートテクトニクス(広がる境界など)を学びます 内的営力(地殻運動など)・外的営力(浸食など)を学びます。 安定陸塊・古期造山帯・新期造山帯を学びます。 ① ① ① 褶曲作用・ヒマラヤ山脈・アルプス山脈を学びます。 地塁山地・地溝帯・断層湖・傾動地塊を学びます。 火山岩尖・成層火山・盾状火山・カルデラ湖を学びます。 ● ① ① 準平原・盾状地・構造平野・ケスタ地形を学びます。 沖積平野(谷底平野・扇状地・氾濫原・自然堤防・後背湿地・ 水無川・三角州など)を学びます。 ② 洪積台地(河岸段丘・海岸段丘など)を学びます。 ① ② ③ ① ① ① 離水海岸・沈水海岸(三角江・リアス海岸など)を学びます。 砂浜海岸の微地形(砂嘴・砂州・陸繋島など)を学びます。 サンゴ礁(裾礁・堡礁・環礁)を学びます。 岩石砂漠・砂砂漠・外来河川・塩湖・内陸河川を学びます。 溶食作用・ドリーネ・ウバーレ・ポリエを学びます。 大陸氷河・ホルン・カール・モレーン・U字谷を学びます。 ■ 第2回定期考査 ① ① ② ③ ④ ⑤ ① ① ① ① ① ① ① 年間学習計画 期 月 ―この科目でいつ・何を・どのように学ぶのか― 学 第4節 (1) (2) (3) (4) 第5節 (1) (2) (3) (4) 第6節 (1) 10 11 12 習 の 項 目 温帯気候 地中海性気候 西岸海洋性気候 温暖湿潤気候 温暖冬季少雨気候 亜寒帯気候・寒帯気候 亜寒帯湿潤気候 亜寒帯冬季少雨気候 ツンドラ気候 氷雪気候 高山気候 高山気候 第3章 第1節 (1) (2) (3) (4) 第2節 (1) 陸水と海洋 陸水 水の循環 河川 湖沼 地下水 海洋 陸半球・水半球 (2) (3) 第4章 (1) (2) (3) 大洋と附属海 海流 日本の自然環境 地理的位置と国土 地形 変化に富んだ気候 第1編 第1章 第1節 (1) (2) 産業と資源 農林水産業 農牧業の立地と変容 農牧業 農牧業の成立条件 第2節 (1) (2) (3) (4) 第3節 (1) 自給的農業 焼畑農業 オアシスおよび灌漑農業 遊牧 集約的稲作農業・畑作農業 アジアの代表的な農業国 中国 (2) (3) タイ インド 第4節 (1) (2) (3) (4) (5) 第5節 第6節 (1) (2) ヨーロッパ式農牧業 混合農業 酪農 園芸農業 地中海式農業 EUの共通農業政策 ロシアおよび周辺国 企業的農牧業 企業的穀物農業 企業的牧畜業 第7節 (1) 企業的農牧業国 アメリカ合衆国 学 重視する評価の観点 習 の 内 容 ① ① ① ① 特色・植生・土壌・人間生活との関連・分布地域を学びます。 特色・植生・土壌・人間生活との関連・分布地域を学びます。 特色・植生・土壌・人間生活との関連・分布地域を学びます。 特色・植生・土壌・人間生活との関連・分布地域を学びます。 ① ① ① ① 特色・植生・土壌・人間生活との関連・分布地域を学びます。 特色・植生・土壌・人間生活との関連・分布地域を学びます。 特色・植生・土壌・人間生活との関連・分布地域を学びます。 特色・植生・土壌・人間生活との関連・分布地域を学びます。 ① 特色・人間生活との関連・分布地域を学びます。 ■ 第3回定期考査 ① ① ① ① 地球上の水収支・地球上の水の存在量を学びます。 河川縦断面・河況係数・流量を学びます。 淡水湖・汽水湖・塩湖・富栄養湖を学びます。 透水層・不透水層・被圧地下水・掘り抜き井戸を学びます。 関 思 技 知 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ① 陸半球(ナント付近)・水半球(アンティポデス諸島)を学び ます。 ① 太平洋・大西洋・インド洋・地中海・沿海を学びます。 ① 暖流(黒潮など)・寒流(ペルー海流など)を学びます。 ① ① ① 択捉島・沖ノ鳥島・南鳥島・与那国島・領土問題を学びます。 フォッサマグナ・糸魚川静岡構造線・中央構造線を学びます。 小笠原気団・オホーツク海気団・梅雨前線を学びます。 ① ① ② ③ 農業の自然条件・農業の社会条件を学びます。 栽培限界・寒冷限界・高距限界・棚田・等高線耕作を学びます。 集約的農業・粗放的農業・土地生産性・労働生産性を学びます。 チューネンの孤立国・主要穀物の栽培限界を学びます。 ① ① ① ① ハック・キャッサバ・タロイモ・ヤムイモを学びます。 オアシス・アスワンハイダム・カナート・フォガラを学びます。 ゲル・パオ・リャマ・アルパカ・トナカイを学びます。 沖積平野・デカン高原・東北地方・華北地方を学びます。 ① 人民公社・生産責任制・万元戸・チンリン山脈―ホワイ川線・ スーチョワン盆地・チュー川を学びます。 ① チャオプラヤ川・緑の革命・浮稲を学びます。 ① ガンジス川・パンジャブ地方・アッサム地方・ジュート・綿花 レグール土・ザミンダール制を学びます。 ① ① ① ① ① ① 三圃式農業・北フランス平原・コーンベルトを学びます。 デンマーク・ポルダー・移牧・酪農地域を学びます。 促成栽培・抑制栽培・近郊農業・輸送園芸を学びます。 地中海沿岸・カリフォルニア地方・オリーブを学びます。 支持価格制度・輸出補助金・輸入課徴金を学びます。 集団農業・チェルノーゼム・ひまわりを学びます。 ① ① 産業革命・大規模農業・プレーリー・湿潤パンパを学びます。 フィードロット・乾燥パンパ・メリノ腫を学びます。 ■ 第4回考査 ① 適地適作・穀物メジャー・アグリビジネス・小麦地帯・とうも ろこし地帯・牧畜地帯・土壌浸食を学びます。 年間学習計画 期 3 月 1 2 3 ―この科目でいつ・何を・どのように学ぶのか― 学 習 の 項 目 (2) (3) (4) 第8節 第9節 オーストラリア ニュージーランド アルゼンチン プランテーション農業 日本の農業 第 1 0節 (1) (2) (3) (4) (5) 第 1 1節 (1) (2) (3) (4) 林産資源 熱帯林 温帯林 冷帯林 森林の役割 日本の林業 世界の水産業 水産業 漁業の近代化 大漁場成立の条件 世界の主要漁場と主要漁獲国 第 1 2節 (1) (2) (3) 第 1 3節 (1) (2) (3) (4) 日本の水産業 特色 諸問題 水産養殖・加工 食料問題 人口と食料の実態 食料不足地域の問題 食料過剰地域 日本の食料問題 第2章 第1節 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) 第2節 (1) (2) 鉱工業 エネルギー資源 エネルギー資源の推移 石炭 石油 天然ガス 2度の石油危機と変化 電力 新しいエネルギー 鉱産資源 鉱産資源 鉱産資源の生産 第3節 (1) (2) (3) (4) 第4節 (1) (2) ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 工業の発展と立地 近代工業の発展 工業立地 工業立地分類 工業の立地移動 ヨーロッパの工業 工業地帯の成立 各国の工業の特色 イギリス フランス スペイン・オランダなど スウェーデン ドイツ スイス・イタリア ポーランド・チェコ 学 重視する評価の観点 習 の 内 容 ① ① ① ① ① グレートアーテジアン盆地・マリー川・冷凍船を学びます。 北島・南島・コリデール種・ジャージー種を学びます。 エスタンシア・パンパ・アルファルファを学びます。 嗜好品・モノカルチャー・天然ゴム・油やしを学びます。 農地改革・減反政策・農産物の自由化・セーフガード・自給率 を学びます ◎ 道徳教育を実施 ① ① ① ① ① ① ① ① ① ① ① ① ① ① ① ① 関 思 技 知 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● アマゾン川・セルバ・マングローブ・ラワンを学びます。 シュヴァルツヴァルト・人工林・酸性雨を学びます。 軟木・常緑針葉樹・林産都市を学びます。 水資源の涵養・防風林・レクリエーションを学びます。 国有林・私有林・米材・北洋材を学びます。 漁業・水産養殖・栽培漁業を学びます。 沿岸漁業・沖合漁業・遠洋漁業を学びます。 バンク・潮目・天然の良港を学びます。 北西太平洋漁場・北東太平洋漁場・南東太平洋漁場・北西大西 洋漁場・北東大西洋漁場を学びます。 とる漁業・育てる漁業・買う漁業を学びます。 乱獲・水産資源の枯渇・零細経営を学びます。 かき養殖・真珠養殖・のり養殖・うなぎ養殖を学びます。 人口爆発・食料供給の地域格差を学びます。 サヘル地域・人為的要因・輸出用農産物の生産を学びます。 食料自給率・アグリビジネスを学びます。 食料自給率の低さ・バイオ燃料・遺伝子組み換え作物・狂牛病 を学びます。 ① ① ① ① ① ① ① エネルギー革命・固体燃料・液体燃料・ガス体燃料を学びます。 古期造山帯・鉄鋼業・火力発電・中国を学びます。 新期造山帯・パイプライン・サウジアラビアを学びます。 クリーンエネルギー・LNG・アメリカ合衆国を学びます。 資源ナショナリズム・OPEC・OAPECを学びます。 水力発電・火力発電・原子力発電・地熱発電を学びます。 風力発電・太陽光発電・バイオマスエネルギーを学びます。 ① ① 金属資源・非金属資源・貴金属・レアメタルを学びます。 鉄鉱石・銅・錫・鉛・亜鉛・ニッケル・マンガンを学びます。 ■ 第5回考査 ① ① ① ① マニュファクチュア・蒸気機関・工場制機械工業を学びます。 立地因子・立地条件・ウェーバーの工業立地論を学びます。 原料指向型・市場指向型・電力指向型・臨海指向型を学びます。 アメリカ合衆国の綿工業の例・鉄鋼業の例を学びます。 ① 内陸地域から臨海地域への移動・ブルーバナナを学びます。 ① ① ① ① ① ① ① ランカシャー・ブラックカントリー・北海油田を学びます。 ダンケルク・マルセイユ・トゥールーズを学びます。 ビルバオ・ロッテルダム・ユーロポートを学びます。 キルナ・エリヴァレ・森林資源を学びます。 ライン川・ルール・ガストアルバイターを学びます。 工業の三角地帯・タラント・バノーニ計画を学びます。 シロンスク炭田・グダンスク・ボヘミアを学びます。
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