パブリック・コメント制度による「富士市農業振興ビジョン（案）」に対する意見募集について ● 意見募集期間 ● 意見の提出方法平成２８年１月４日（月）から平成２８年２月４日（木）直接の場合富士市役所５階農政課へ郵送の場合〒４１７－８６０１富士市永田町１丁目１００番地富士市産業経済部農政課あてＦＡＸの場合 E メールの場合市ウェブサイト０５４５－５３－２５５０ [email protected] パブリック・コメントコーナーから専用フォームへ ● 意見の記載方法様式は問いませんが、案件名「富士市農業振興ビジョン（案）」意見、住所、氏名、電話番号を明記してください。平成２８年１月富士市産業経済部農政課富士市農業振興ビジョン（案）の概要１策定の趣旨農業・農村環境は、私たちが健康な心と体を維持するために必要な農産物を生産する場としてだけでなく、国土の保全、遊水機能、自然環境の保全、良好な景観の形成、文化の伝承等における多面的な機能を併せ持ち、私たちの安心・安全な暮らしを支えてきました。一方、社会においては、超高齢化到来と共に、人口減少、経済活動のグローバル化が進展し、社会全体の構造が大きく変化する時代を迎えています。このような状況のなか、国では、平成 27 年 3 月に新たな「食料・農業・農村基本計画」を策定しました。この基本計画では、農業の構造改革や国内外の新たな需要の取り込み等を通じて、農業や食品産業の成長産業化を進める「産業政策」と、農業・農村の多面的機能の発揮を進める「地域政策」を車の両輪として施策を展開しています。本市におきましては、これまで国・県の施策に基づき、生産者支援、生産基盤の強化、農村環境の保全等の農業振興施策に取り組んでまいりましたが、農業の担い手不足、耕作放棄地の増加等の農業全体の課題が深刻さを増している中で、改めて農業生産における課題を明確にし、農業の持続的発展及び農村の振興の方向性を示すため「富士市農業振興ビジョン（案）」を策定します。２策定の経緯本ビジョンの策定にあたり、県農林事務所、富士市農業協同組合等関係機関で構成する「富士市農業振興ビジョン策定推進会議」において検討を行いました。また、本市の農業現状を把握し、取組むべき課題を抽出するため、市内の農業者から意見等を聴取しました。３本基本計画の位置づけ本ビジョンは、国の「食料・農業・農村基本計画」及び、静岡県の「静岡県経済産業ビジョン 2014～2017」との関連性に配慮し、第五次富士市総合計画や他部門の計画との整合性を図りつつ、農業・農村の総合的な振興を図るための基本方針として位置づけるものです。４計画の期間本ビジョンの計画期間は、平成 28 年度から平成 37 年度までの 10 年間とします。なお、社会・経済情勢の変化等に柔軟に対応するよう、平成 28 年度から平成 32 年度を前期、平成 33 年度から平成 37 年度を後期として、必要に応じて見直しを行います。５計画の概要第１章富士市農業振興ビジョンの基本的事項１策定の趣旨２ビジョンの位置づけ３計画の期間第２章本市農業の背景１本市農業の概要２本市農業の特色第３章今後の基本的な考え方１基本理念「富士山から駿河湾まで２豊かな自然の恵みを基本目標「担い手の確保と育成」「生産基盤の強化」「地域特産品の競争力強化と地産地消の推進」３基本施策（１）地域農業を支える担い手の育成（２）活気ある農村社会の形成（３）農用地の有効利用と適正化（４）新たな価値の創出による農業経営の確立（５）安全・安心な農産物の供給第４章個別施策ごとの具体的な取組基本施策１地域農業を支える担い手の育成（１）認定農業者の育成・支援（２）若手農業者の育成・確保（３）企業の農業参入支援活かしたまち」（４）市民の農業参入支援基本施策２活気ある農村社会の形成（１）グリーンツーリズムの推進（２）景観保全の推進（３）市民農園の整備基本施策３農用地の有効利用と適正化（１）優良農地の保全と活用（２）農道・用排水施設の維持・管理（３）担い手への農地利用集積の促進（４）耕作放棄地の発生防止と再生利用（５）野生鳥獣被害防止対策の強化基本施策４新たな価値の創出による農業経営の確立（１）地域特産物の競争力強化（２）新たな特産物の導入（３）６次産業化への取組支援基本施策５安全・安心な農産物の供給（１）食育の推進（２）環境保全型農業の推進（３）地産地消の推進第５章６推進体制１関係機関等との連携２進行管理３推進の方向性意見募集について本ビジョンは、本市農業の持続的発展及び農村の振興の方向性を示し、農業振興施策を推進してくためのものです。ビジョンの基本的事項を記載した第１章、本市農業の背景を記載した第２章、今後の基本的な方向性を記載した第３章、個別施策を記載した第４章を中心に、考え方や取り組み内容に対して、ご意見、ご提案をお寄せください。