公演チラシ(裏)

「一級の価値を持つものとして、スークとパネンカの名盤に匹敵する」
レペルトゥアール誌(フランス)
「ピアノは豊潤で生き生きとしており、ニュアンスが実に豊かだ」
ディアパゾン誌(フランス)
∼いずれもヤナーチェク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(ヴァイオリン:V. レメシュ)に対する評
榊原 祐子 (旧姓:萱原)Sachiko Kayahara-Sakakibara ピアノ
国立音楽大学ピアノ科卒業、岡山大学大学院教育学研究科修了、プラハ芸術アカデミー
(AMU)研究科修了。ピアノを中屋柚生子、田村安佐子、イェルク・デームス、ヤン・パネンカの各
氏に師事。
1994 年にチェコを代表するカルテット、プラジャーク弦楽四重奏団と初共演、以来メンバー
に信頼を得てチェコ、フランス、ドイツ、日本など各地で多数共演、レコーディングパートナー
としてフランス名門レーベル Harmonia Mundi から多くの CD をリリース。デビュー盤「ヤナー
チェク室内楽曲集」は、ディアパゾンドール室内楽部門 1998 年年間最優秀賞を受賞、欧州メ
ジャー音楽各紙で絶賛を受ける。マーラー作曲ピアノ四重奏曲の CD は 2010 年レオナルド・ディ
カプリオ主演映画「シャッターアイランド」のサウンドトラックに採用され、映画を象徴する
シーンの挿入曲になっている。
オーケストラソリストとしてベルリン室内管弦楽団、プラハ・モーツァルトオーケストラと協
演。チェコ、スロバキア、日本の音楽祭に招かれソロリサイタル。ソロアルバムに、「ヤナーチェ
クピアノ作品集」
(デンマーク / オルフセンレコード)と、伊福部昭、林光、萩京子らのピアノソ
ロ作品を収録した「日本組曲」
(チェコ / ラジオサーヴィス)があり、前者はドイツ・メンブラン
レーベル「ヤナーチェク BOX 名盤 10 選」となってノイマン=チェコフィル、ヘフリガーなど往
年の巨匠名演に並び収められている。
邦人作品とチェコ現代音楽作品の紹介に意欲的に取り組みチェコ FM でレコーディング、録
音部最高評点を得てチェコFMアーカイヴに 10 作品が所蔵されている。
7 年間のプラハ滞在を経て 2004 年に帰国、拠点を愛知に移す。コントラバス榊原利修ととも
に、様々なコンサートシリーズを企画出演。宗次ホール弦楽四重奏マスタークラスでヴァーツ
ラフ・レメシュ氏、ウィハン弦楽四重奏団、プラジャーク弦楽四重奏団の通訳を担当するなど、
日本で数少ないチェコ語通訳としても活躍。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員。
プラハ市立音楽学校講師を経て、現在 愛知県立芸術大学、名古屋音楽大学非常勤講師。
http://www.sakakibaramusic.com
パヴェル・エレット
Pavel Eret ヴァイオリン
パガニーニ国際コンクールのセミ・ファイナリスト。アメリカ、グリースボローおよびベルギー、
ニールペルトでのコンクールで優勝。コンチェルティーノ・プラハ・コンクール、オタカル・セヴィ
シック・コンクールにおいて入賞。チェコ・共和国で行われたコチアン・ヴァイオリン・コンクール
において優勝。また 1998∼2001 年、名古屋フィルハーモニー交響楽団にて、ソリスト、コンサー
トマスターを務める。ソリストとしても国際的に活躍する。2005 年プラハの春音楽祭、リサイタ
ル(日)を開催。同年 12 月、ニース(仏)においてアンサンブル・オーケストラ・アルプ・ドゥ・ラ・メー
ルと共に E. ロブレーリオの La Vivaldiana を世界初演。同年、妹のヴィラ・エレトヴァと共に2台
のヴァイオリンのための作品を収録し、6枚目の CD をリリース。
プラハ音楽院、プラハ芸術アカデミー(AMU)修了、J. トマーシェク氏に師事。奨学金を得てヴィー
ン音楽大学に留学、
M.フリシェンシュラーガー教授に師事。
2008 年フジテレビ「のだめカンタービレ新春スペシャル」でヴァイオリンのソリストを演じた。
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