Ⅰ 1 年 次 科 目 必 修 総 合 科 目 必 修 専 門 科 目 選 択 総 合 科 目 自 由 科 目 教 職 科 目 Introduction to Life Science 生命科学概論 Ⅰ 前期・後期 前 期 単 位 1.5 1 科目分類 必 修 年 担当教員 多賀谷 光男(主担当) 、各教授 次 科 美しい布は縦糸と横糸を織り合わせて作られる。同じように、科学の教育は基礎から階段を踏み 授業の 目 しめて昇るような厳格な積み上げ型の教育と、その分野への興味をかき立てる斜め読みの教育が 学 年 第1学年 ねらい それぞれ縦糸と横糸のように織り合うように準備される必要がある。この講義の目的は新たに入 学してきた学生諸君に、生命科学分野への興味をかき立て、一段と激しく燃え上がらせるための 燃料の役をつとめることを目的としている。したがって、教科に沿って行われる授業と異なり、 必 毎回異なる教員が、今話題となっている生命科学関連の事柄をおりまぜて、それぞれの専門領域 修 を紹介し、生命科学分野における基本的な考え方と用語について平易に解説する。学生諸君は、 総 この講義を通して、研究への夢を育んでほしい。 合 科 目 授業内容 回 数 担 当 1 多賀谷 2 〃 3 〃 4 山岸 5 小島 6 伊藤 7 井上(英) 必 修 専 門 科 目 選 択 総 合 科 目 9 自 由 科 藤原(祺) 目 10 高橋(勇) 11 都筑 12 渡部 13 田中(正) 14 柳 8 深見 教 職 科 目 内 容 (4月 12 日) 序論1:科学する心 (4月 19 日) 序論2:生命科学の歴史をひもとく (4月 26 日) ウイルス:生物と無生物のあいだ (5月 10 日) 海底地下から宇宙へ、40 億年前から未来へ (5月 17 日) コンピュータで医薬品を設計する (5月 24 日) 有機化学と生命科学:機能性有機分子の開発 (5月 31 日) 小さな虫が開いた医科学の扉:アポトーシス、RNA 干渉、ヒトゲノム (6月7日) がん、再生医療のキーワード:組織幹細胞 (6月 14 日) 海洋における微量金属元素の分布 −生命活動とのかかわり− (6月 21 日) 環境が生物を変え、人が地球環境を変える、その未来 ? (6月 28 日) 植物と環境:順化と適応、進化と多様性 (7月5日) 生命を脅かす心血管イベント (7月 12 日) 細胞死が支える生命現象:免疫系における細胞の生と死 (7月 16 日) 天才の脳は凡人の脳とどこが違うのか。最先端の科学が天才脳の秘密に迫る 成 績 評 価 方 法:出席等により評価する。 教 科 書:定めない。 参 考 書:「生命科学への誘い」(東京化学同人)「生命科学のフロンティア」(東京化学同人) 「生命科学がわかる」(技術評論社) この他随時、授業の中で紹介する。 オフィスアワー:各教員のオフィスアワーは掲示されるので、それを参照すること。 ̶ 52 ̶
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