APA アワード 2008

フォトグラファー:
正会員・青木紘二
CD:横山 準
AD:吉原 潤
水面下の撮影は、大なり小なり似通ってしまう。
人口光で少しは変化をつけれたと思う。
クライアント:キヤノン(株)
正会員・小西啓三
スタジオワークの撮影が多い中、仕事の合間をぬって、
ふらっとカメラを手に外出。
肩の力を抜いて「いい写真」が撮れれば最高ですね。
作品タイトル:
「不法投棄・自然を愛する心を∼」
2
お仕事の貰い方
今回は2名のAPA 正会員の方にシミュレーションとして
貴方のプロフィールの作り方を我々に
プレゼンテーションをして欲しいとお願いしました。
作品の選択からレイアウト全てをお任せです。
お願いした条件
1.
2.
3.
4.
5.
5枚以上の掲載された広告写真を使用する事
レイアウト全てを考えて頂きたい
顔写真とプロフィールを載せる事
使用する写真の許可を関係者から頂く事
A4の2ページ
(A3)の中で収める事
PHOTOGRAPHER
4-5
6-7
TAKENORI IIZUKA
飯塚武教
NOBUTSUGU SUGIYAMA
杉山宣嗣
PHOTO BY NAOTO NISHIHARA
3
4
T a k e n o r i
I I Z U K A
飯塚武教
e-mail [email protected]
1965年
日本大学芸術学部写真学科卒
1965年 (株)電通 宣伝技術局写真部入社
入社後、
電通 社員フォトグラファーとして
JR(旧国鉄)、
日本航空、
カネボウなどの
広告に関わる
2006年 (株)電通テック出向を経て現在フリー契約
〈受賞暦〉
広告写真は、
ひとりでも多くの人に「良いな、
美しいな」
と感動を与えるものを撮らなくて
APA展
奨励賞
ADC賞
銅賞
毎日広告デザイン賞
特選
日本雑誌広告賞
金賞
広告電通賞
新聞広告賞
他、
日経広告賞、
カタログポスター展入選など受賞多数
はならない。その一方で、
広告主の条件を満たしOKをもらわないと商売にならない。広告
主には失礼だが、
経験上それだけではつまらない広告原稿になってしまう事が多々ある。
このことは写真家にとって一番つらく、
残念なところである。そこで、
広告主の理解が最低
限必要であるが、私はいつも別案として、
イメージに合った、
パワー、
ビューティ、
ムードなど
が前面に出て、
個性が充分に発揮できている写真を、
同時にプレゼンテーションしている。
〈個展〉
2006年 1月 「感覚中国」銀座アートホール
2006年 2月 「感覚中国」アートギャラリー大磯
2006年 7月 「感覚中国」北京 国立中国美術館
2007年 7月 「感覚中国 II」富士フィルムフォトサロン東京
そして別案が運良く採用され、
印刷物として世の中に掲出されたときは、
写真家として心
2007年 10月 「感覚中国 II」汐留カレッタギャラリー
を込めてシャッターを押していて良かったと、
いつも思う。
他、
グループ展多数
5
PHOTOGRAPHER
杉山宣嗣
NOBUTSUGU SUGIYAMA
www.nsp-jp.com
日本大学芸術学部写真学科在学中より、フリーランスのフォトグラファーとして活動し、
1986年から5年間は仕事の場をオーストラリア・シドニーに移す。帰国後、人物・ファッショ
ンを中心としたコマーシャルやエディトリアルの分野で活躍。数多くの画像処理も手がけ、
デジタルフォト分野でもその名を知られているほか、
テレビ・雑誌でのコメンテーターやイベ
ントでの講演、専門学校の特別講師もこなす。
6
デジタルvsアナログ、合成vs一発。私はこんなことはどうでも良いことだと思っている。
著作権vs肖像権(パブリシティ権)。最近の私の仕事はセレブリティを起用した広告・エ
新しいモノの中にも古いモノの中にもすばらしいモノは存在する。イメージした映像が
ディトリアルが全体の半分以上になる。パブリシティ権があるので、初めに決められた使
定着できるのであれば、
どんな方法も使う。ただし、
できるだけ第三者の手は借りたくな
用目的以外にはむやみに掲載することができない。こっそりとお見せしますから、
どうぞ
いので、暗室作業をしていたように、合成・レタッチも自分ですることになる。
ご連絡下さい。
ファッション写真vsスナップ写真。もともと作り込んでいくのがあたりまえの世界なの
「デジタルだからフィルム代、現像代はかからない。よって、経費がかからない。」と、思っ
で、目的のイメージに仕上げるためには何でもアリ。出会いがしらのひらめきで切りと
てしまっているクライアントがいる。デジタルになって毎年のように新しい機材を購入し
るストレートが信条なので、
デジカメを使おうが一切、手を加えない。どちらも私にはか
なければならない。
1つの仕事に費やす時間が大幅に増加した。カメラマンの負担はア
かせない。
ナログ時代の比ではない。だから、撮影料・機材費・レタッチ料はしっかりいただきます。
7
「APAアワード2008」
「公募から就職までを考える」
記念講演を開催。
2007年9月8日
(土) 時半、
東京工芸大学
(中野キャンパス)
芸術情報館ホールにて
「APAアワード2008」「公募から就職までを考える」
が開催されました。
写真家を目指す学生、若い人たちが、
現役バリバリのクリエイター達の話を聞くことで、
プロ意識にスイッチが入り一段と大きくなっていただく企画です。
い人達の可能性を引き出すことは
作品部門応募促進はもちろんのこ
9月8日は学生たちは、まだまだ
と、学生、学校、広告写真業界を結
APAの使命のひとつです。
Webでの事前予約を上回る196
夏休み期間中でした。
名もの意識の高い、積極的な参加者
び つ け る 働 き をAPAが 行 っ た 事
そ の う え に 残 暑 厳 し く 暑 い 中、 今回のイベントはAPAアワード
で中身の濃いイベントとなりまし
が、それぞれにとっても有意義な企
画となりました。
司会進行の鈴木部長と松尾副部長。
た。
広告写真業界発展の為に多くの若
作品を手に受付をする学生達。
12
出演者のみなさん。
企 画 の 意 義 を 語 っ た 安
会 長 の 挨 拶
も今年で 回目。昨年からAPA
APAも来年で 年目、公募展
アワードとして進化した公募展。
きるのか、とても楽しみにしてい
今年もどんな作品を見ることがで
ます。
人々に向けて企画をしました。参
本日は未来の広告映像を作る
加した皆さんの成長を願っての企
画です。
な写真を如何に見せるか、プレゼ
公募展にとどまらず就職に必要
ンテーションするのか。
を見て広告業界の担当者や広告写
第二部では、皆さんのBOOK
真家がアドバイスするという業界
初の企画です。
現役で活躍中のクリエイターの
皆様に、お忙しい中、講演者やア
ドバイザーとして参加いただきあ
りがとうございます。
36
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編集・文:善本喜一郎、西原直人 撮影:舞山秀一、松尾成美、西原直人、善本喜一郎 レイアウト:岡 優太郎
(シンクロデザイン・トウキョウ)
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第一部
講 演 内 容 ダ イ ジ ェ ス ト
稼農良一
TSUBAKI担当プロデューサー
(株)アサツー ディ・ケイ
「写真家を何処で判断するか」
公募展とはあるエポックを残す、今の自分
をどういう風に残すかということ。アシスタ
ント時代にあるエポックを残したケイオガ
タ氏がTSUBAKIのカメラマンに起用される
きっかけとなったエピソードがありました。
鈴木克彦
アートディレクター (株)
博報堂
「制作者と良い関係を築くには」
馬場道浩
写真家 APA特選賞
根本タケシ
写真家 プリントアドバイザー
「応募するプリントのポイント」
カメラマンに何を求めるか?選ぶ側の立場
自分の意思が正確に伝わるのがプリント。
から話すと、アートディレクターの目と
表現者として自分の作品を大事にすること
なってイメージを定着出来るか。広告とは
は大切。インクジェットプリントの保存性
クライアントのメッセージを、最小限のコ
がよくなったのでクリアーファイルは卒業
ピー、ビジュアルで表現し、最大の効果を
してみよう。インクジェットのプリント、
求めるものと考える。作品では撮りたいも
ラフなプリントの保存が多い、粗雑にしな
のが自由に選べるが、広告では商品、ブラ
い。作品の発送時の梱包で作品に対する気
ンドのほかとは違う一番魅力的な部分を引
持ちがわかる。写真のリクルート活動、
ポー
き出して撮るのが命。短い時間に印象を残
トフォリオのいいカタチを作って就職活動
すもの、深い洞察力、無駄を削ぎ落とす。
を。
人気のあるカメラマンは時代の気分を取り
込む人。ミーティングで科学反応をおこ
し、撮影時ではファーストカットが思って
「広告写真家とはエンターティナー」
いた以上に仕上がるとこちらのテンション
世の中に名前を出し、アピールするために
イティングなど技術力がある写真家と仕事
コンペ
(公募展)に出すことがプロの登竜
がしたい。
も上がる。同じものが違うように見えるラ
門。BMWの広告写真撮影現場のビデオで
プロの現場を公開。
中村成一
写真家 元資生堂 APA優秀賞
「広告写真家の表現の幅」
APA公募展は仕事として広告写真を撮り
つつ、自分の作品を撮るクセをつけても
進藤博信
APAアワード写真作品部門担当
柳澤俊次
「写真展に応募する心構え」
「広告写真家の将来を考える」
メディアがあってこその広告写真。テクノ
ロジーの変化、デジタルの先を見据える。
APAアワード写真作品部門はいろいろな
2年前に見たフランスSONYのWebが衝撃
写真を見てもらえる公募展です。皆様の思
的。紙媒体からWebでどう活躍できるか。
いを! 未完成でも今の自分の感性を応募し
広告写真家は静止画(スチール)から動画
てください。人の目に触れることは大事で
(ムービー)も扱えるビジュアルディレク
す、ひとつの道場破りです。
9
(株)アマナ 代表取締役社長
ターという方向もある。
らった。写真という手段を使って相手に伝
える、見せる。世の中に出すことで冷静に
見える、そうした体験をすることが大事。
時間、お金がなくてもトライしようよ!
見を聞こうとする学生達の意欲は、
第二部のポートフォリオに対する 時間内に少しでも、より多くの意
アドバイサー達に息つく暇を与えな
い程で、会場の室温は更に上がって
アドバイスは業界初の試みとなりま
いくようでした。プロデューサー、
した。
分に渡り
室に移し、それは2時間
場所を芸術情報館2階の第一会議
クリエーティブディレクター、アー
トディレクター、広告写真家、写真
休みなく行われました。
アドバイサーは、大手広告代理店
作家、学生。それら面々が、予定し
向からそれを受け止めていました。
れ、アドバイサー達も全力で、真っ
面から沢山頂きました。
なった」
、
「本校でもこのイベントを
学生に向けての、有益なイベントに
クリエイティブディレクター
(株)ジェイアール東日本企画
是 非 開 催 し た い 」な ど の 声 を、 各 方
なかなか生産性のある活動でした
ね。荒削りながらエネルギッシュ
な作品に触れて、逆にこちらが勉
強させられました。
各アドバイサーの前には順番を待つ
クリエイティブディレクター
(株)アマナ取締役
長谷川羊介
外で待機する人数も、熱気をもって
児玉秀明
学生の列が絶える事がなく、会場の
は、 瞬 く 間 に 真 剣 な 学 生 達 で 覆 わ 終了してから、「就職を考えている
を超越した空間が漂っていました。
かい合う。その先には、完全不完全
と広告制作会社から選抜されたクリ
名で構成されました。
た時間を過ぎても額に汗しながら向
合わせて
エーターと、現在活躍中の写真家、
20
開始早々から熱を帯びだした会場
13
TSUBAKI担当プロデューサー
(株)アサツー ディ・ケイ
これからもどんどんアピールして
いってほしいですよね。そしてま
た、質や量を含めてのうんざりす
る位なエネルギーと遭遇したいです
ね。
『骨太な写真家求む!』
膨れて上がっていきました。
稼農良一
ポ ー ト フ ォ リ オ に 対 す る ア ド バ イ ス
プロデューサー的発想なのですが、広
告写真という枠に捕われないでいる、
というのも一つの手段ですよね。見解
を広く持った方が、ずっと目の前が開
けてくるのではないでしょうか。
第二部
第 二 部 終 了 後 の 一 言( 学 生 に 向 け て )
10
学生時分には常に大きな不安がありま
す。ですが不安は未来へ繋がるエネル
ギーであり、変化はチャンスなのだか
ら、ためらわずに当たっていってほし
いですね。
大谷義智
クリエイティブディレクター
(株)読売広告社
まだ表面上しかなぞっていない作品も
多かったですが、そこにその人なりの
思考が浮かび上がってくるようになれ
ば、一歩前進するのではないでしょう
か。
金澤正人
写真家
APA正会員
人や物の向こう側に深く関わっ
ていくというより、その手前の
空気感をさらっと表現したい若
い人達が多い印象でした。
菅野秀明
写真家
APA正会員
11
デジタルやアナログの選択問題
ではなく、どっちから入ってき
ても最終的に自分の中の本質に
辿り着けるようにしていってほ
しいですね。
込山富秀
アートディレクター
(株)
電通
この時期このタイミングでこの企画と
いうのは、大変有意義だと思います。
この中からコラボレートできる人が出
てくれば、それだけで今日の意味を成
すのでないでしょうか。
鈴木克彦
アートディレクター
(株)
博報堂
全体的に良い雰囲気でしたね。
ただ一言いえば、不完全で良い
のだから爆発的な自己表現力
を、もっと望みたかったです
ね。
照井英夫
プロデューサー
(株)
博報堂プロダクツ
第
二
部
終
了
後
の
一
言 ( 学
生
に
向
け
て )
非常に面白かったです。みんな
写真うまいな、と思いました。
中にはまだまだ完成度の低い人
もいましたけど、双方相まって
楽しかったですよ。
続ける事に意味があります。そして、
今日来てくれた人達はみんな真剣で
す。また来年、いや数ヶ月に一回のペー
スで開催していくと面白いんじゃない
でしょうか。
根本タケシ
高井哲朗
写真家
APA正会員
写真家
APA正会員
改めて、若者は模索しているんだ
なあ。と実感しました。私達だっ
てそうっだった訳ですから、是非
そのまま継続していってほしいで
すね。
初めての試みで、どれだけアド
バイスできたかわかりません
が、僕自身大変良い刺激になり
ました。いい形で発展していく
といいですね。
馬場道浩
中村成一
写真家
APA正会員
写真家
APA正会員
後援を頂いた
東京工芸大学芸術学部
日本大学芸術学部
日本写真芸術専門学校
玄光社コマーシャル・フォト編集部
講演やアドバイスにご協力頂いた法人賛助会員
(株)アサツー ディ・ケイ 稼農良一 様
(株)アマナ 児玉秀明 様
(株)ジェイアール東日本企画 長谷川羊介 様
(株)電通 込山富秀 様
(株)博報堂 鈴木克彦 様
(株)博報堂プロダクツ 照井英夫 様
(株)読売広告社 大谷義智 様
開場を提供して頂いた
東京工芸大学芸術学部
サポートして頂いた法人賛助会員
キヤノンマーケティングジャパン(株)
五十嵐 隆 様
ニコンカメラ販売(株) 関口 宏 様
富士フイルムイメージング(株) 木内格志 様
講演やアドバイスに協力頂いたAPA 正会員
金澤正人・菅野秀明・高井哲朗・中村成一
進藤博信・根本タケシ・馬場道浩
告知パンフデザイン
有限会社シンクロデザイン・トウキョウ 岡 優太郎 様
以上の方々のご協力を心より感謝申し上げます。
社団法人日本広告写真家協会 会長 安 洋次郎
企画運営:出版情報事業部部長 鈴木英雄 担当スタッフ 善本喜一郎・松尾成美・西原直人・本間日呂志 城ノ下俊治・舞山秀一・椿 孝・菅野秀明・酒井孝彦
WEB担当 伏見行介
事務局担当 大多和有季子・大隅礼子
12
速報「APAアワード2008・広告作品部門」審査結果報告
2007年10月1日、日本青年館ホテルにて「APAアワード2008・広告作品部門」の審査会が行われました。
安達会長を審査委員長とした審査員8名による厳正な審査の結果、499作品(総数873枚)の中から入賞・
入選合わせて113作品(総数331枚)、
トップの経済産業大臣賞には西田宗之さんの「SANYO AQUA
smoke」が選ばれました。詳細は次号、APAニュース・瞬105号にてお伝えいたします。
経済産業大臣賞
特選賞
フォトグラファー:瀧本幹也 / 広告主:東海旅客鉄道株式会社(JR東海)
フォトグラファー:西田宗之 / 広告主:三洋電機株式会社
優秀作品賞
フォトグラファー:立木義浩
広告主:サントリー株式会社
フォトグラファー:細川晃
広告主:東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
フォトグラファー:坂本アキラ
広告主:
Duty Free Shoppers Hong Kong Limited
フォトグラファー:瀧本幹也
広告主:
トイズファクトリー・ウーロン舎
13
MAXFACTOR 藤井秀樹
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サントリー 高崎勝二
コダック 高井哲朗
NTT 鈴木英雄
■
税
込
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価
格
1,
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判
変
形
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2
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ジ
村尾マサミ
profile
日本大学芸術学部写真学科卒業。
91年に渡米。ファッションメーカーの
57street Collection INC.と契約。
人物を中心にファッション雑誌や広
告写真で活躍中。
profile
室井佑月
モデル、女優、銀座ホステスなどを経
て、97年『小説新潮』の「読者によ
る
『性の小説』
」
に入選してデビュー。
主な著書に『ぷちすと』
『熱帯植物
園』など多数。
催
さ
れ
ま
し
た
。
ザ
に
て
8
月
15
日
か
ら
31
日
ま
で
開
貴
州
﹂
が
新
宿
コ
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カ
ミ
ノ
ル
タ
プ
ラ
ス
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リ
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と
村
尾
マ
サ
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作
品
集
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思
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作
品
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■
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館 前 間
日 10
時
日 ∼
曜 午
・
祝 後
日 6
休 時
館 /
最
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日
午
後
3
時
﹂
室
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佑
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村
尾
マ
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正
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化
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周
年
に
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告
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| 人
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告
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会
員
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会
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事
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部
大
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報
告
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知
ら
せ
(株)フレームマンからのお知らせ
フレームマンではホームページをリニューアル中です。
APA正会員が開設されているホームページにリンクする体制を整えます。
フレームマンのホームページに会員皆様のオリジナル作品を展示できる
ギャラリーページを設定する計画です。
ご希望の会員の方は、下記のメールアドレスに連絡ください。
[email protected]
担当:奈須田 一志(ナスダ カズシ)
なお、今後はオリジナル作品の取引など皆様からの
ご提案をお待ちしているとのことです。
INFORMATION
社
団
法
人
日
本
広
告
2 写
1 真
家
17 協
会
事
務
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間
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方
向
性
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い
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活
発
36.7 49.0mmCCD
東
京
都
中
央
区
9 築
階 地
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部
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所
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禁
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