少年時代を岩手県二戸市で過ごした県ゆかりの グラフィックデザイナー福田繁雄(1932-2009)。 1950年代半ばから60年代、東京オリンピック や大阪万博に向けて日本のデザイン界が大きく 動き出した時代に、若手デザイナーとしてのキャ 1. リアを歩みはじめた福田は、1972年、ワルシャワ 国際ポスタービエンナーレで金賞を受賞、一躍そ の名を世界に知らしめます。情報を受けとる人間 の視覚+ユーモアのエッセンス。これらを創作の 原点とする福田の精神は、錯覚や錯視を利用した トリックアートの立体作品にも貫かれています。 本展は、DNP文化振興財団所蔵のポスター210 点と、二戸市シビックセンター福田繁雄デザイン 館所蔵の立体作品約100点に加え、アイデアス 2. 3. 4. 5. ケッチなど貴重な資料ご紹介、福田繁雄の全貌に 迫る、過去最大規模の回顧展です。ぜひこの機会 に、遊びゴコロ満載の福田ワールドに足を踏み入 れ、目をあざむかれてみてはいかがでしょう。 8. 6. 9. 1.《遊迷アート・福田繁雄展》1995年 2.《日本万国博(公式1号)》1967年 3.《WATER IS LIFE, LIFE ON EARTH》1989年 4.《RIO 92 第2回国際連合環境開発会議》1992年 5.《JAPAN-JOCONDE 1989 makoto NAKAMURA + Shigeo FUKUDA》1989年 7. 6.《リズ・テーラーのヴィナス》1984年 7.《聖徳太子のヴィナス》1984年 8.《Time 時 川崎市民ミュージアムのプロジェクトの縮小模型》1988年 9.《ランチはヘルメットをかぶって・・・》1987年 1.3.4.5 DNP文化振興財団蔵 © Shigeo Fukuda © Photo DNP Foundation for Cultural Promotion 2. DNP文化振興財団蔵 © Shigeo Fukuda Photo courtesy of Shizuko Fukuda 6.7.8 二戸市シビックセンター福田繁雄デザイン館蔵 © Shigeo Fukuda © Photo DNP artcom 9. 二戸市シビックセンター福田繁雄デザイン館蔵 © Shigeo Fukuda © Photo DNP Foundation for Cultural Promotion 関 連イベント 「福田繁雄展」開幕記念講演会 「福田的な繁雄の人と仕事」 講師:工藤強勝氏 (首都大学東京教授/グラフィックデザイナー) 日時:4月24日 (日)14:00−15:30 場所:ホール 「コミュニケーション・デザインとその周辺」 講師:タナカノリユキ氏(クリエイティブディレクター) 日時:5月8日 (日)14:00−15:30 場所:ホール 「ふしぎな立体で頭の体操」 講師:杉原厚吉氏(明治大学特任教授) 日時:6月5日 (日)14:00−15:30 場所:ホール *いづれも参加無料です。当日直接ホールにお越しください。 ◎ 交通案内 [一般]前売800円(当日1,000円) [高校生・学生]前売500円(当日600円) [小学生・中学生]前売300円(当日400円) ワークショップ 「ポスターのすすめ」 講師:杉本吉武氏(グラフィックデザイナー) (日)10:30−16:00 日時:5月22日 対象:小学4年生以上一般(定員20名) 場所:スタジオ *20名以上の団体は、 前売料金と同額で観覧できます *前売券は、本展開幕前日まで岩手県立美術館のみでの 販売となります *療育手帳、 身体障害者手帳、精神障害 者保健福祉手帳をお持ちの方、 およびその付き添いの方 には割引制度があります *企画展観覧券で常設展もご 覧になれます *往復はがきによる事前申し込みが必要です。 詳しくはお問い合せ下さい。 岩手県立美術館の管理運営は財団法人 岩手県文化振興事業団が 行っています。 大豆油インキを使用しています。 ギャラリートーク 日時:4月29日 (金・祝)、5月20日 (金)、6月3日 (金)、 6月17日 (金) 14:00(30分程度) 場所:企画展示室 *参加ご希望の方は、 当日本展観覧券をお持ちの上、 直接企画展示室にお越しください。 展覧会会期中は、 レストラン 「パティオ」 にて本展関連の特別メニューをお楽しみいただけます。 観覧料 JR盛岡駅東口より ● 岩手県交通バス太田線「先人記念館」行き 乗車、 「県立美術館前」下車 ●岩手県交通バス盛南ループ200 乗車、 「アイスアリーナ前」 または 「総合プール前」下車、徒歩5分 JR盛岡駅西口より ● 徒歩約15分 ●タクシーで約5分
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