『小野国際交流クラブ 第33回例会』(2008年5月17日)

小野国際交流クラブ 第33回(平成 20 年 5 月) 例会のまとめ
<日時>
平成20年5月17日(土) 16:00∼18:00
<会場>
小野市うるおい交流館エクラ 2階中会議室
Ⅰ
今月の話題:私のエジプト観光体験(黒田哲也会員)
1
黒田会員から提供された資料
(1) エジプト基本データ+旅行日程(10 日間)
(2) エジプトの世界遺産、エジプト全図、エジプトの歴史、エジプト史年表、ピラミッド関係
資料、ナイルの水位に関する資料、エジプトの神々、王家の谷
(3) 現地で撮影した写真12葉+ピラミッドの進化・カルナック神殿・ツタンカーメン王墓の
壁画・センネジェムの墓の壁画・死者の書の写真
2
黒田会員の話
(1) 今回の旅行は、出発までにかなりエジプトについて事前に調べた。何回も資料を読み返し
頭によく入っていたので、現地での感激は少なかった。次回からは余り調べないでおいて、
現地での新鮮な感動を味わいたい。
(2) 今回(5月例会)はエジプトの遺跡、古代エジプトについて報告したい。次回(6月例会)
は現代のエジプトについて話したい。
(3) エジプトを訪れるのに最もよい時期は、12 月∼2月である。
(4) エジプトについて目にした新聞記事(2007)は少ない。
①
安倍首相のエジプト訪問
②
ハワード・カーターが持ち帰った数体のミイラの1体がハトシェプスト女王のミイラ
であると確定。
③
地下水上昇による遺跡の発掘保存に影響。
(5) 現代のエジプトに関しては、余り参考文献が出ていないが、2002 年と 2004 年に出版された
2冊の参考文献が役立つ。次回はその内容を中心にお話したい。
(6) 1952 年以降のエジプト社会:
①
社会的流動性がある社会=社会階層間の移動があった。
②
イスラム過激派もこの社会的な流動性の産物である。
③
西洋化が進んだ。
④
主人と召使の関係
⑤
官と民の関係
⑥
女性の地位が高まった。
⑦
スエズ運河の通行料収入が国家の経済力を高めた。
外貨が入った。出稼ぎも盛んにな
った。
(7) ナセルの社会主義→サダトの開放政策。官→民の流れの中で不正が多くなった。
(8) 日本とエジプトとの国交は 1922 年から始まった。1862 年と 1864 年、ヨーロッパ使節団が
エジプトを訪問している。当時のエジプトに鉄道が敷設されているのを見て驚いた。スフ
ィンクスを「巨大首塚」
、ピラミッドを「三角山」と表現した。
○
以上は黒田氏による膨大な話のほんの一部である。配布された資料によく目を通して戴きたい
(世話人からのお願い)
。
Ⅱ
Ⅲ
次回の予定
<日時>
平成20年6月21日(土)
16:00∼18:00
<会場>
小野市うるおい交流館エクラ
<話題>
現代のエジプトの実情(黒田哲也会員)
2階
世話人からのご連絡
1
7 月例会では、竹内世話人から「野田俊作の補正項」からの話題提供ある予定です。村田世
話人は「四川省」関係資料を出来るだけ用意する予定です。
2
桝谷会員が8月例会で最新のアメリカ滞在体験の話をして下さる予定です。時間があれば
最新のタイ情報も提供されると思います。
3
現在の会員数は27名です。
4
ご提供下さる話題、取り上げて欲しい話題、提供して欲しい情報については、出来るだけ
早目に村田世話人までご絡ください。