石崎林太郎島田正和大空間の中のランダムな人の動き／人の動きと映像のインタラクション／装置を介して発生するコミュニケーション -------------------------------------------巨大スクリーンの中でうごめく無数の線。やがて人はそれを自設計演習Ⅰ 分達の軌跡だと知る。同じ番号第１課題の線がもう１つあるのに気づバーチャルナイトクラブき、そのパートナーを探して動 ― Virtual night club ― き回る。第２課題指導＝アストリッドクラインリトルトリップ石崎君はクラバーたちが空間の ― A little trip ― 中で繰り広げるダンスの動きが巨大なスクリーンに色とりどり３年２組のみみずのような軌跡を映し出担当＝第１課題すGPSマップのような仲間探アストリッドクライン石崎林太郎しゲーム的な提案になってい 56 斎藤牧片桐理恵子る。シンプルで無駄の無い彼の projected one of them by 斎藤牧漢字が目の前にいくつか現わるために、既存のトンネルに液アプローチは楽しい空間を約束 CCD camera. 私は、現存するnonstop エレれ、繋げていくとなにか俳句や晶パネルを貼り付け、映像をするものである。 It may be compared to ベーターでの21秒という間詩のようなものを思い起こさ流す。 interface with strangers. を、想像する空間にしようと考せ、また乗る時々によってもそすると、無機質だったチューブえた。空間を思い描く一文字のれが変化する。エレベーターのは、時には海の中、時には森の ――――――――――――――― 第１課題指導＝アストリッドクライン漢字を情報として、文章のようスピードに合った繊細で意味の中へと、次々と表情を変え、電島田正和ナルシスの神話をうまくもじっに少しづつ乗客に与えていく。あるうまい提案をしている。車に乗り込んだ人々を、異空間 Narkissos youse [narcise] て作られたかのような人工的なそれら情報の組合せを変えるこ who fell in love with his 風景の島田君の案はクラブではとにより、さまざまな空間が生 reflection in water... 自分、たぶん他人も含めて自身みだされる。また映像としてそ第２課題指導＝アストリッドクライン This space is interacitve の顔がどう見えているかというれらが空間に散らばることで、片桐理恵子片桐さんは地下鉄のトンネルを club こと以上にアピールするものは乗客はエレベーターにいるとい視覚的に変化がなく、圧迫感の巨大な水槽へと変化させた。列無いのだという真実、むしろクう意識から遠ざかっていく。そつづく地下鉄のトンネル。人々車はまるで潜水しているかのよして知らず知らずのうちに仮想は電車に乗り込み、電車はトンうに進んでいきデッドスペース空間へとリトルトリップしてネルというチューブの中を行きにきらきらした生命力をもたせいく。交う。無機質なチューブは、たその空間で乗客はだれもが認 where has many different speakers. Those have water on ラブという自分を飾れる空間だ vibrating thing , and some- からこそ違和感の無いテーマを body's face is thrown by 利用したところがおもしろい。 projecter on the surface of water. And my face is also ――――――――――――――― 第２課題 ――――――――――――――― への小旅行に導いてゆく。人々の移動（小旅行）を、退屈める色鮮やかな海の世界の美し指導＝アストリッドクラインで窮屈なものにしている。さにおどろいて口をあけてしま斎藤さんは乗っているあいだにそこで、この小旅行を楽しくすうだろう。 57