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有志団体 Blue Birds
絵画展報告書
2008/10/28
有志団体 Blue Birds
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絵画展報告書
2008/10/28
絵画展報告書
文責 神宮司真奈
《絵画展名》
『DRAW THIS WORLD―子どもたちが描いた世界―』展
「それでも、子どもは表現する。
」
《目的と形式》
本企画の目的は、戦争や紛争を考える一つの人間的な視点として、また一つの純粋な「表
現」として、子どもたちの絵を、より多くの人に見てもらうことである。
本企画の形式としては、入場無料にて、9.11 同時多発テロ後のニューヨーク、アフガニ
スタンの子どもたちが描いた絵、イラクの白血病患者の子どもたちが描いた絵、および、
ドキュメンタリー映像の上映を行った。それらの内容の理解補助として、関連本、絵を描
いた子どもたちの写真集、絵画やその背景についての短い説明書、絵のキャプション、な
ども併せて展示した。また、来場者の方に、任意でイラクの白血病の子どもたちに届ける
ための絵を書いていただくコーナーを設けた。絵には、
「あなたのスマイルを書いてくださ
い」というテーマをつけ、絵画展開催期間中は、会場内に展示した。
《主催者》
(以下、敬称略)
国際政治経済学部国際政治学科 4 年 山口織枝
〃
4 年 神宮司真奈
〃
4 年 當舎小百合
〃
4 年 松枝望
〃
4 年 山岡玲子
《絵画提供団体》
国境なきアーティストたち
日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)
《美術協力団体》
ピエロの筆
《内装協力団体》
青山学院大学一部写真部(パネル提供)
青山学院大学二部写真部(パネル、暗幕提供)
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絵画展報告書
2008/10/28
《日時》
2008 年 10 月 6 日(月)~12 日(土)
10:00~20:00(最終日のみ、15:00 終了)
《場所》
青山学院大学 7 号館 1 階ロビー
《来場者数》
全日程計:309 人
《総括》
どこか遠いもののように感じてしまいがちな「戦争」や「紛争」の近くには、日常の生
活があり、豊かな創造力や表現力を持った子どもたちがいるということを改めて感じても
らうこと。それが、私たちがこの企画を通して伝えたかったことのひとつでした。企画全
体として、至らない点や反省点もありましたが、紛争地に生きる子どもたちの絵を観て、
来場者の方々が私たちの予想以上に多くの感想や考え、意見を残して下さったことで、上
記のような私たち意図を、多くの人に感じていただけたのではないかと思いました。また、
一部・二部双方の学生や、留学生、本学の幼稚園生とそのご父兄の方にも来場していただ
けたことによって、学内での開催は実りのあるものであったと感じております。
私たちの活動を支えて下さったたくさんの方々のご協力を得てこのような展示会を行え
たことに、改めて心から謝意を表したいと思います。どうもありがとうございました。
代表 山口 織枝
・ 添付資料
―来場者アンケート集計結果
―実際のアンケート例(5 枚)
―絵画展の様子(写真)
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2008/10/28
アンケート集計結果
アンケート集計結果(全日程)
①ど こでこの展示会を知りま したか?
合計
7号館ロビーで
108
知人・友人から
67
主催者から
64
パンフレット・フライヤー
14
メーリングリスト
11
ピエロの筆から
6
校内ポスター
5
東京学生フェスティバル
2
JIMのHP・インターネット
2
無
18
その他
12
③こ の展示会の会場の装飾についてのご要望
要望
合計
黒の布はさみしい・暗い・黒じゃないほうがよい。
8
説明文の有無の意図を知りたかった
3
スペースはもっと広いほうが良い
3
布をもっと張ってほしかった
3
もっと作品数が多い方がよかった
3
他の来場者の感想を知りたかった
2
もっと目立つ場所でやってほしかった
2
写真を絵と同じように展示しても 良い
2
絵の高さが合わなかった(高すぎ・低すぎ)
2
その他
9
⑤こ の展示会の内容についてのご要望
要望
合計
これからも活動を継続してほしい
18
日本の子どもたちの絵もあるとよかった
10
もっとたくさんの人に見てもらいたい
8
もっと静かな場所で開催してほしかった
5
日本の子どもたちや親に見せて、考えてもらいたい 3
テーマはわかりやすくすべきだった
2
その他
4
②この展示会の会場の装飾についてのご感想
感想
合計
シンプルでよい(暗幕で絵や、メッセージが際立って伝わる)
89
説明文・映像・写真・本がよい
55
絵の高さ・間隔がちょうど いい
18
スマイルのワークショップがよい
16
展示会場の外側(ボード)がよい
13
落ち着いた空間だった
11
(狭い)スペースを有効活用している
7
良い
7
入りやすい
4
イスが置いてあってよい
4
丁寧に絵を飾っていた(原画を傷つけない配慮)
3
手作り感が子どもの絵とマッチしている・かわいい
2
その他
3
④この展示会の内容につ いてのご感想
感想
合計
子どもたちのここ ろの豊かさ、純粋さ・エネルギー・観察力を感じた
44
考えさせられた
35
衝撃を受けた(鳥肌がたった、ショック)
31
悲しくなった
31
戦争が子どもに与える影響の大きさを感じる。
29
テロや戦争を日常のこ ととして描いている(それが辛い、悲しい)
28
自分のできることから行動したい
23
心苦しい
22
平和な世界が訪れてほしい
21
写真・映像のなかの子どもたちの笑顔が印象的だった
18
子どもたちの存在や生活や、戦争が現実だと実感した
15
原画でインパクトがあった・驚いた
14
色使いが印象的
14
自分にできることは一体何か(わからない、模索中)
13
日本が平和な国だと改めて感じた
13
各国の子どもの絵の違い(文化の違い)が印象的
13
子どもの絵の持つ強い力・アート性を感じた
11
子どもたちの希望を感じる
11
戦争がにくい
9
絵がうまい(のはなぜか)
9
子どもは大人や大人社会の現実を映し出す鏡だと思った
6
絵画提供団体の活動やこの企画に意味を感じる
6
子ども達を取り巻く環境について考えた
6
写真よりも絵の方が伝わる
5
劣化ウラン弾について知ることができて良い
5
谷川さんの詩に共感した
4
絵を描くことで希望を与えられたんだろうと感じた
4
子どもたちは平和を願い、訴えている。早く大人に届いてほしい
4
これからも考えていきたい
3
「私の街」で戦争の絵を描くのが信じられない、そんな絵は描けない
3
子どもの頃(の感情)を思い出せた
3
絵から感情やメッセージが伝わった
3
日本の子どもに戦争をどう伝えるか、考えさせられる。
2
「戦争」「平和」というテーマは非日常すぎて、感想を述べるのは難しい 2
言葉よりも絵の方が伝わる
2
タリバン政権のせいで子どもたちがクレヨンを見たことがないのに驚いた2
日本の子どもたちが描いたらど うなるか(わからない)
2
平和な世界はいつ訪れるのか(わからない)
2
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2008/10/28
絵画展の様子
絵画展の看板
子どもの絵のポスターと絵画展のポスター
絵やアンケートをかいて下さる来場者の方
来場者の方が描いたイラクの子どもに届ける絵
展示の様子(写真はニューヨークの子どもの絵)
会場全体の様子