（現場タイル張り仕上げ） ＡＬＣ縦壁乾式スウェイ構法 ク リ オン Ｃ Ｄ Ｓ 構 法 ■タイル割付けの注意事項 標準図 設 計 施 工 ■パネル裏面は通気性のある仕上げとする ①タイルの伸縮調整目地 １／２ ●ワーキングジョイントには、タイルの伸縮調整目地を設 ●乾式スウェイ（ＣＤＳ）構法においては、クリオンパネ ける必要があります。 ル間の目地は、ワーキングジョイント（▼印）とノンワ バックアップ材 ーキングジョイントに分類されます。 ボンドブレーカー （バックアップ材） Ⅰ．ＡＬＣパネル仕様 ・ＣＤＳ構法のパネル伸縮目地位置（▼印） ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ Ⅲ．内外装仕様 １．ＡＬＣパネル仕様 パネル間シーリング材 （ポリウレタン系） さらにその水分の気化膨張などによって、タイルの浮き、剥離などを生じやすくなります。 るため、ＣＤＳ構法ではアクリル樹脂系の目地充てん材 ●パネル裏面の仕上げは、通気性が確保できるように、ニ重壁での胴縁工法によるボード仕上 「クリオンタック」を充てんします。 10～20程度 げなどを採用してください。 目地充てん材 （クリオンタック） １．外装仕上げ（タイル張り仕上げ） JI S A 54 1 6( 軽 量 気 泡 コ ン ク リ ー ト パ ネ ル = Ａ Ｌ Ｃ タ イ ル の 品 質 は J I S A 52 0 9( 陶 磁 器 質 タ イ ル ） に 適 合 す ●ノンワーキングジョイントは、タイルの目地とパネル間 パネル）に適合するもの。 る も の と し ､そ の 材 質 は 磁 器 質 又 は せ っ 器 質 と し ま す 。 目地を合わせるようにし、タイル目地材を充填し固定す ２．ＡＬＣパネル使用部位及びパネル厚 タイル区分 ることができます。 磁器質 10 0 厚 ( 普 通 パ ネ ル ) せっ器質 12 0 ･1 2 5厚 (普 通 パ ネ ル ) その他（ パネル間シーリング材 （ポリウレタン系） ▼ 外壁 ●タイル張りしたパネルは、その面が気密仕上げとなり、高湿側からの湿流変化、水分の蓄積、 外方向の挙動によるタイル張り仕上げへの悪影響を避け 通気 タイル間シーリング材 （変成シリコーン系） ▼ ▼ ●一般部のパネル間目地は本実目地を標準とし、パネル面 2.5 2.5 ・５０二丁標準曲り 7 イ構法のパネルの動きとしてはノンワーキング目地です 動が生じることを前提にする目地で、タイル間の伸縮調 ・ タ イ ル の 形 状 ／ 寸 法 ・「JIS A5209 陶磁器質タイル」より 7 ●開口補強鋼材が挿入されたパネル間の縦目地は、スウェ が、開口補強鋼材が挿入されることにより、目地部に挙 ） 15 0 厚 ( 普 通 パ ネ ル ) ・５０角標準曲がり 通気性のある 裏面仕上げ材 タイル目地材 整目地として10mm以上設定する必要があります。 クリオンパネル 5 タイル張り ・ＣＤＳ構法タイル割り基本構成 ＣＤＳ構法のノンワーキング目地は、タイル目地材を充填し、伸縮目地の本数を低減できます。 ・５０二丁びょうぶ曲り 45 ●通気仕上げの例（胴縁工法） ３．ＡＬＣ外壁仕様 (１ )パ ネ ル 取 付 仕 様 45 45 ク リ オ ン Ｃ Ｄ Ｓ 構 法 (乾式スウェイ構法) 縦壁構法 その他（ ） (２ )設 計 荷 重 [ N/ m 2 ] 階 ～ 階 [ N/ m 2 ] 階 ～ 階 [ N/ m 2 ] 階 ～ 階 [ N/ m 2 ] 階 ～ 階 [ N/ m 2 ] ・５０角平物 7 タイルの伸縮調整目地 7 7 10mm以上 ●裏面あり足 45 階 ・５０二丁平物 １．ワーキングジョイント部のシーリング L1 ②パネルの伸縮目地 L0 45 ｂ．出入隅部の縦目地および、出入隅部のパネルと隣接 するパネルとの取合い部となる横目地。 ｃ．パネル５枚以下ごとの縦目地。 ボード張り 胴 縁 工 法 :特 記 （ １．シーリング材 ●パネル間シーリングは、アクリル系シーリング材はあるいは、ポリウレタン系シーリング材を、 タイル間のシーリングは変成シリコーン系シーリング材を標準とします。 ●各シーリングに、目地底にバックアップ材、ボンドブレ－カーを配し、ニ面接着構造とします。 －カーを配し、ニ面接着構造とします。 が相当しますが、それ以外にパネルとコンクリート等の ） 他部材との取合いの目地も含まれます。 バックアップ材 直張り工法（ＧＬ工法） １ － ２ .Ａ Ｌ Ｃ パ ネ ル 間 ※低モジュラスタイプ(50%引張応力が2N/mm2以下)に選定 種類 ニ重シーリングとします。 ａ．パネル短辺相互の取合い部である横目地。 ２．内装仕上げ Ⅱ．関連資材仕様 ●ワーキングジョイント部のシーリングは、パネル間のシーリングと、タイル間のシーリングの ●パネルの伸縮目地は、 0.7 95 ■推奨シーリングと目地形状 L1>L0 45 階 ～ (ＪＩＳ表示) 記号 アクリル系 45 45 開口補強鋼材（タテ材） 耐久性区分 ＡＣ－Ｅ ７０２０ ペイント仕上げ：特記（ ） 吹付け仕上げ ：特記（ ） タイル張り ：特記（ ） その他 ：特記（ ） ボンドブレーカー （バックアップ材） ●出隅部には、伸縮目地が集中しますので、コーナーパネ 100 20 395 600 605 600 ルの使用により、すっきりした納まりとすることができ 20 2.5 2.5 5 7.5 45+5+60 95×4+5×3 20 95×6＋5×5 95×6＋5×5 12.5 20 パネル間シーリング材 （ポリウレタン系） ます。 2.5 2.5 タイル間シーリング材 （変成シリコーン系） 95×6＋5×5 5 5 10～20程度 （エマルジョンタイプ） ポリウレタン系 ＰＵ－１ 変成シリコン系 ＭＳ－１ ８０２０ ＭＳ－２ ９０３０ ④ コーナ ーパネ ルへの 割付 ③タイルの割付け ８０２０ ■タイル張り作業工程 ＰＵ－２ タイル張りの一般的な作業工程は下記フローによる。 ⑤伸縮調整目地幅 ●タイルの割付けは、パネル１枚ごとに行います。パネル ●ＣＤＳ構法のスウェイ方式では、パネルの伸縮目地幅は層 長さが、タイル割付けの基本モデュールに合わない場合 ２９０mm）へタイルを張る場合には、下図のように曲がり 間変位による縦目地の伸縮変位量や、層間変位による横目 には、パネルの片端あるいは両端部のタイルを切断加工 品の役物タイルを用いることによって、コーナー部をすっ 地の変位などを考慮して、２０mm以上としています。従っ したカットタイルを用いて調整します。 きりと納めることができます。 て、タイルの伸縮目地幅の最小寸法は２０mm以上となりま ●１００角曲がり使用例 ２０ｍｍ以下とならないようにタイルの割付けに配慮が 時にシーリングが切れたり、タイル相互が競り合い、剥離 等を生じる恐れがあります。従って、タイルの伸縮調整目 必要です。 耐久性区分 ＭＳ－１ ８０２０ ＭＳ－２ ９０３０ 長辺方向カットの場合 ・不陸の有無の確認 必要な場合には不陸調整 ●タイルを切断して使用する場合、 カットした残り寸法が２０mmよ り小さくならないように割付け る。 ・タイル種類の確認 タイル割付 ・伸縮調整目地位置の設定 短辺方向カットの場合 ・タイル割付け その他の特記事項 ・タイル張り タイル張り ・目地詰め ２．耐火目地材（ＡＬＣパネル間） タイル面の 洗い・清掃 ロックウール又はセラミックファイバー 50二丁平物 タイル ●パネル幅方向の割付けは、パネルの伸縮目地をまたがな その他の特記事項 いように割付けます。なお、パネル間のノンワーキング ジョイントとタイルの目地にはタイル目地材を充填しま ３．防錆塗料（ＡＬＣ下地鋼材、開口部補強鋼材塗装用） す。 タイル間 シーリング 一般さび止めペイント（ＪＩＳ Ｋ ５６２１ １種)とする 加工したり、パネルの幅寸法を調整したりして、タイルの 伸縮調整目地幅を調整します。 査 パネル伸縮目地 くなってはならない。 ・パネルの目地をまだくタイル張りはダメです。 幅： 290 100角曲がり 充填します。 図面名 × 変成シリコーン系 ＡＬＣ現場タイル張り仕上げ クリオンＣＤＳ構法標準図 縮尺 メーカー名 商 品 名 ヤマウチ(株) トップシーラー＃５０００Ｌ 日本エヌエスシー(株) ベルエースＰ－４０００Ｋ ヤマウチ(株) トップシーラー＃Ｕ２ サンスター技研(株) ペンギンシール９８０、９０００ ブリヂストン(株) ペタムＰＵ２０００、ＰＵ２４００ 横浜ゴム(株) ハマタイトＵＨ－０１ＮＢ 日本エヌエスシー(株) ベルエースノンブリード、Ｐ－６０００ セメダイン(株) Ｓ－７５０ＮＢ サンスター技研(株) ペンギンシール２５００ 横浜ゴム(株) ハマタイトスーパーⅡ ブリヂストン(株) ペタムＭＳ２０００ 日本エヌエスシー(株) ベルエースＭＳ セメダイン(株) ＰＯＳシールタイプⅡ タイル伸縮調整目地 設計年月日・変更年月日 場合、ロックウールなどの耐火目地材を 材 質 ポリウレタン系 ●タイルの伸縮調整目地幅は 工事名称 に基づいた推奨品をご採用いただきますよう、お願いいたします。 アクリル系 パネルの伸縮目地幅より狭 ※印目地は、耐火指定のある ●シーリングについては、クリオン社とシーリングメーカ－との「材質の包括的品質保証契約」 ●ＣＤＳ構法のタイル伸縮調整目地幅の最小寸法は、２０mm。 20 20 × その他の特記事項 検 ●開口両脇の伸縮調整目地幅は１０mm以上必要ですが、他の 伸縮調整目地幅と整合させる場合には、タイル寸法を切断 タイル ・タイル伸縮調整目地の 目地モルタルかき落とし る必要があります。 20 記号 基本コーナーパネル長さ：45+(45+5)×n 下地検査 下地処理 (ＪＩＳ表示) タイル目地材 2.5 2.5 5 地幅は、パネルの伸縮目地幅寸法以上となるように割付け 残り寸法 ２０mm以上 種類 ・パネル表面の清掃 残り寸法 ２０mm以上 １ － ２ .タ イ ル 間 パネル間シーリング材 （ポリウレタン系） ●パネルからはみ出すようにタイルを張付けると、層間変形 ように、切断したタイルの残り寸法が長辺・短辺ともに 詳細図中 タイル間はタイル目地材を充填することを標準とします。 ●切断したタイルの強度や張付け精度に悪影響を与えない ＡＬＣ工事 摘要 ●パネル間シーリングは、アクリル系シーリング材はあるいは、ポリウレタン系シーリング材を、 す。 その他の特記事項 変成シリコン系 ２．ノンワーキングジョイント部のシーリング ●タイル張り専用のクリオンコーナーパネル（幅２９０mm× 設 計 製 図 確 認 図面番号 ＡＬＣ縦壁乾式スウェイ構法 ３．開口部 （現場タイル張り仕上げ） ク リ オン Ｃ Ｄ Ｓ 構 法 ６．パラペット部 ●開口部縦断面 標準図 設 計 施 工 ４．タレ壁部 ●独立タイプパラペット縦断面 ２／２ 笠木 アンカー位置 防水層 ●タレ壁部縦断面 Ｔプレート シーリング ボンドブレーカー （バックアップ材） バックアップ材 パネル間シーリング H セットボルト 20 シーリング バックアップ材 110 定規アングル L-75x75x6以上 ※ スライドフラットプレート イナズマプレート ※ スライドＵ金物 セットボルト アングルピース セットボルト セットボルト カットネイル タイル間シーリング ボンドブレーカー （バックアップ材） 垂れ壁支持アングル ●持出しタイプパラペット縦断面 笠木 笠木取付用鋼材 スライドＳプレート スライドＵ金物 カットネイル アンカー鉄筋 セットボルト シーリング バックアップ材 ●開口部横断面 イナズマプレート 40 Ｗ 受けアングル 持ち出し長さ (パネル厚さの６倍以内) ※ 40 見切材 開口補強鋼材（タテ材） ●一般部横断面 定規アングル L-75x75x6以上 Ｔプレート サンダープレート 定規アングル L-75x75x6以上 スライドＳプレート 定規アングル L-75x75x6以上 タイル間シーリング ボンドブレーカー （バックアップ材） 定規アングル L-75x75x6以上 ▽梁天端 タイル間シーリング ボンドブレーカー （バックアップ材） 開口補強鋼材（ヨコ材） 30 パネル長さ ▽梁天端 バックアップ材 パネル間シーリング パネル長さ サンダープレート 80 Ｔプレート ▽梁天端 イナズマプレート セットボルト クッション材 Ｔプレート Ｔプレート パネル長さ サンダープレート スライドＳプレート スライドＵ金物 セットボルト 定規アングル 20 ●一般部縦断面 バックアップ材 パネル間シーリング サンダープレート 20 パネル長さ 開口補強鋼材（ヨコ材） パラペツト補強鋼材 30 イナズマプレート 30 １．一般部 パネル長さ シーリング バックアップ材 パネル長さ セットボルト サンダープレート バックアップ材・シーリング セットボルト ▽梁天端 （バックアップ材） ボンドブレーカー シーリング スライドＳプレート 目地充填材（クリオンタック） 防水層 クッション材 イナズマプレート セットボルト ●取付金物の溶接標準（一般部） ５．コーナー部 タイル目地材 2.5 2.5 （ノンワーキングジョイント） 2.5 2.5 定規アングル シーリング ●出隅部横断面（Ｌ型コーナー使用） ●Ｔプレート ●出隅部横断面（平パネル使用） 30mm 600 40mm以上 30mm スライドＳプレート セットボルト パルル間シーリング ●サンダープレート サンダープレート 目地充填材（クリオンタック） 20mm以上 タイル目地材 （ノンワーキング ジョイント） Ｔプレート 20mm以上 スライドＳプレート セットボルト 定規アングル L-75x75x6 等 20程度 300以上 定規アングルL-65x65x6以上 シーリング材 埋込アンカー＠600 バックアップ材 L-75x75x6 等 取付けアングル Ｔプレート 共通Ｌプレート 290 コーナーパネル アングルピース ▽GL 埋込アンカー@600 ※ タイル間シーリング・ボンドブレーカー （バックアップ材） パネル間シーリング・バックアップ材 290 摘要 詳細図中 ※印目地は、耐火指定のある 工事名称 図面名 20mm以上 Ｔプレート 目地プレート 20mm以上 ●スライドＵ金物 ※ パネル間シーリング バックアップ材 タイル間シーリング・ボンドブレーカー （バックアップ材） タイル張りパネル幅（例：595） 58 5 ※ 10 ※スライドＵ金物は、カットネイル 20程度 設計年月日・変更年月日 場合、ロックウールなどの耐火目地材を 充填します。 ●イナズマプレート 45 20程度 ＡＬＣ現場タイル張り仕上げ クリオンＣＤＳ構法標準図 縮尺 40mm以上 平プレート・サンダープレート ※ 95 定規アングル アングルピース 40mm以上 セットボルト 5 15～25 イナズマプレート ※ ●スライドＳプレート 受けプレート タイル間シーリング ボンドブレーカー （バックアップ材） Ｔプレート セットボルト 定規アングル Ｌ-75×75×6 等 20程度 パネル長さ サンダープレート 定規アングル L-50X50X6以上 Ｔプレート パネル間シーリング バックアップ材 93 ●基礎部縦断面 タイル張りパネル幅（例：585） ２．基礎部 で取付け溶接は行わない。 設 計 製 図 確 認 図面番号
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