神戸開港150年記念事業 実施計画 骨子

神戸開港150年記念事業
実施計画 骨子
平成27年11月16日
神戸開港150年記念事業実行委員会
2017年1月1日に,開港150年を迎えるにあたり,市民とともに祝い,
海,船,港への関心を深め,また神戸港のさらなる発展のスタート
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2月 国際会議
2
3月 クィーンエリザベス
史上初の日本発着クルーズ
3
5月 神戸開港150年記念式典
4
神戸港の将来像の策定
5
7月 海フェスタ
6 9月 秋の「食」イベント
7 神戸開港150年記念事業スケジュール
8 開港150年プレイベント「松方コレクション」
9 神戸開港150年記念事業 想定規模
10 都心・ウォータフロントの再開発
1
①国際会議
国土交通省の協力を得ながら、姉妹港・友好港や経済成長著しい
アジア地域等の主要な最大20港の港湾管理者招致を目指す
概要(予定)
日 時:平成29年2月
場 所:神戸国際会議場
参 加 港 : 最大20港
実施主体:
主催:神戸港振興協会
共催:神戸開港150年記念事業実行委員会
後援:国土交通省、港湾関連業界団体
協力:国際協力機構、日本貿易振興機構
目的・内容
目 的:成長著しいアジア諸港などとの協力関係の
構築や強化を通じた港勢拡大
手段として、港勢拡大のための協定締結
内 容:①アジア物流の展望
②アジアクルーズの展開
③ウォータフロントの開発
※Asia Cruise Terminal Associationの年次総会
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も同時開催
参加依頼港(最大20港)
(1)姉妹港・友好港(3港)
シアトル港(83)、ロッテルダム港(11)、
天津港(10)
(2)アジア諸港(21港)
中国
上海港(1)★、香港港(4)、
青島港(7)、大連港(12)
韓国
仁川港(65)
台湾
高雄港(14)、基隆港(53)★
ベトナム
ハイフォン港、
ホーチミン港(24)
タイ
レムチャバン港(22)、
バンコク港(88)
シンガポール
シンガポール港(2)★
マレーシア
ポートケラン港(13)★、
タンジュンペラパス港(19)
インドネシア
タンジュンプリオク港(21)、
タンジュンペラック港(47)
ミャンマー
ヤンゴン港
フィリピン
マニラ港(36)、
スービック港★
カンボジア
シアヌークビル港
バングラデシュ チッタゴン港(86)
※( )は、2013コンテナ取扱順位
※ ★は、ACTA参加港
ACTA(アクタ)
(Asia Cruise Terminal Association)
【概要】
港湾施設の開発・運営に向けた協力体制の強化
や、国際クルーズ市場の開拓、客船誘致などの共
同推進などを目的として、平成23年11月15日に、
正式に創設された。
2
②クィーンエリザベス史上初の日本発着クルーズ
世界で最も有名な大型客船が、150年を記念して、平成29年3月に
神戸を起点に史上初の日本発着クルーズを実施
概要(予定)
船概要:総トン数 90,901総トン、
旅客定員 2,077名、船籍 バミューダ、
寄港日時:平成29年3月13日(月)6時~20時
平成29年3月20日(月)6時~21時
着岸場所: 新港第4突堤(ポートターミナル)
クルーズ内容(予定)
釜山
広島
鹿児島
神戸
① 2017年ワールドクルーズ 122日間
サウサンプトン(1/7) → ニューヨーク
→ ホノルル → シドニー → 沖縄
→ 神戸(3/13~20) → 上海 → シンガポール
→ コロンボ → ケープタウン
→ サウサンプトン(5/8)
② 日本(神戸)発着クルーズ(史上初)
神戸(3/13)→鹿児島→釜山→広島→神戸(3/20)
日本初発着クルーズ記念歓迎行事(検討中)
もてなし歓迎行事(歓迎演奏、式典、船内イベント)
市民がクルーズを身近に感じていただけるように
(船内見学会、お見送りクルーズ)など
日本初の発着港に神戸が選ばれた理由
・スムーズな乗下船が可能なポートターミナルの
存在
・市街地から港までの優れたアクセス
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③神戸開港150年記念式典
国や港を代表する方々を国内外から迎え、市民とともにお祝いする。
概要(検討)
日時場所: 平成29年5月 第3週(18日・木曜日
で調整中)
神戸ポートピアホテル
臨席希望:皇室、神戸港の港運業界、船社、関連
団体などを代表する方々
国内外の船社を代表する皆様を検討
内容(案)
平成9年5月19日 神戸開港130年式典
(1)記念式典
①開会ファンファーレ
②国歌斉唱
③主催者挨拶
④皇室のお言葉
⑤来賓式辞
⑥港湾功労者顕彰
⑦神戸港の将来像の発表
⑧神戸市歌斉唱
⑨皇室退出
(2)祝賀会
④神戸港の将来像の策定
概ね30年後の神戸港の目指すべき姿・将来像を示す。
内 容
:概ね30年後の神戸港の目指すべき姿・
将来像を示す
人口減・少子高齢化の到来や、アジア
や中南米・アフリカ地域の経済発展を
視野に入れ、検討
1868
神 戸 市
City of Kobe
1917-50th
検討体制:研究会を神戸港港湾審議会の中に設置
特徴
第1回は平成27年8月に開催
時期を逸せず、行政計画たる港湾計画
にシフトする仕組み
神戸港将来構想研究会 委員長:
黒田 勝彦神戸大学名誉教授
1967-100th
2017-150th
2047
4
⑤海フェスタ
日本最大級の「海の祭典」海フェスタ正式立候補
概要(検討)
日 時: 平成29年7月中旬~8月上旬
場 所:メリケンパークを中心に神戸港周辺
主なイベント
記念式典(通常 皇室ご臨席)
祝賀会
帆船フェスティバル(誘致中)
みなとまつり(神戸青年会議所中心のステージイベントを主とするもの)
神戸港の見学
海の総合展
シンポジウム
開港150年版みなとこうべ海上花火大会
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帆船フェスティバル(誘致中)
日本丸・海王丸・みらいへ・観光丸・
ナジェジュダ・コリアナ・エスメラルダ等
の帆船も含め、神戸港のイベントで、過去最高の
10隻の誘致をめざす。
海フェスタの誘致状況
平成27年9月11日付で神戸運輸監理部に開催希望文
書を送付。平成28年6月頃正式決定予定。
※海フェスタとは
「海の日」本来の意義を再認識し、海に感謝し、海に親しみ、海の大切
さについて理解を深めることを目的として、昭和61年から「海の祭典」と
して行われており、平成 15 年から「海の日」が国民の祝日として7月の
第3月曜日となり3連休化されたことを契機として、同年から「海フェ
スタ」に改称して開催されている。
神 戸 市
City of Kobe
5
⑥秋の「食」イベント
「食」を通じて、開港がまちの成り立ちの礎となっていることを再認
識し、みんなのみなとに更なる愛着をもってもらうイベントを開催。
「食」を通じて開港がまちの成り立ちの礎の再認識
BREAD
① 短期的な秋の食イベントとして
みんなのみなとで食フェスタ(仮)
② 長期的な開港150年イヤーの期間を通じて
(年間を通じ、市民が関与できるイベント)
はいかはらグルメ博・神戸(仮)
短期:みんなのみなとで食フェスタ(仮)
開催日程: 平成29年9月の3連休
開催会場:港への集客が期待できるエリア
内 容
:神戸はじめてグルメ
異国文化を味わうケータリングカー
マルシェなど をこれから検討
⑦神戸開港150年記念事業スケジュール
4
年間カレンダー
1月
シーズン
モチベーション
(催事・セール)
正月
▼
2月
バレンタイン
▼
3月
4月
ホワイトデー
▼
5月
6月
子供の日母の日
▼
▼
7月
父の日
▼
盆休み
▼
GW
新春
オープニング(1~2月)
春の祭典(3~5月)
9月
8月
10月
敬老の日
▼
11月
ハロウィン
▼
12月
クリスマス
▼
クリスマス
夏休み
夏の祭典(6~8月)
秋の祭典(9~12月)
ブランドコントロール下ですべての事業を発信
平成29年
神戸開港
150年記念事業
イベント
【主催催事】
【誘致催事】
平成28年
神戸開港
150年記念事業
プレイベント
参画催事の
相互連携
イメージ
国
際
会
議
神戸空港
10周年
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】
神戸港
カッター
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メリケン
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み開
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海年
上記
花念
火
大
会
帆
船
フ
ェ
ス
タ
7/中~10/中
海でつながるプロジェクトイベント
9/中~11/中
松方コレクション
なふ「
ぶねは
ふ」た
ね「ら
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花
火
大
会
K
M
G
P
招東
グへ北
ラいの
ムプ学
ロ生
しんかい
6500
一般公開
既存イベント及び新規イベントを神戸開港150年記念事業として統一的に広報展開→ロゴマークの協働活用、一括広報
各事業内で「港」をテーマとした内容を盛り込む ※例:ファッションウィークでは「マリンファッション」をテーマに、インフィオラータでは港を花で描くなど
地域団体・商店・商店街の協力を通じた市民への広報 ※ポスター、バナー掲示、市民団体活動のコンテンツ化
※神戸開港150年史編纂
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⑧開港150年プレイベント「松方コレクション」
神戸にゆかりの深い松方コレクションを開催し、神戸開港150年の気
運を高める
概要(予定)
日 時:平成28年9月~11月
場 所:神戸市立博物館
展 示 物 : 西洋絵画
東京国立博物館所蔵浮世絵
歴史資料
趣旨
川崎造船所(現川崎重工業)、神戸新聞社の初代社長
として神戸発展の基礎を築いた松方幸次郎は、世界的に
優れた美術コレクションを収集し、日本に美術館の建設
も構想していた。しかし、昭和戦前の金融恐慌のあおり
で、松方コレクションは国内外に散逸してしまう。川崎
重工設立120周年の記念及び神戸開港150年のプレイベン
トとして本展を開催する。
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松方幸次郎(1865~1950)
ポール・セザンヌ 《ジョルジォーネの「田園の合奏」より》 1878年
オルセー美術館蔵(ルーヴル美術館素描画室寄託)
© RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Tony Querrec / distributed by
AMF
川崎造船所の株式会社改組に伴い社長に就任。ドライ
ドックの建造や船台の拡張など工場の増設により造成所
の発展に努めた。
さらに、海運、車両、電機、航空機など、今日の川崎
各社の基礎を築き、神戸港における後背地重工業の発展
に大きく寄与した。
また、神戸港の築港に関し主導的役割を果たしたほか、
第1期修築計画にも尽力した。
(出典:開港100年
港湾功労者顕彰より抜粋)
過去の神戸での開催について
会期/平成元年9月14日(木)~11月26日(日)
会場/神戸市立博物館
主催/神戸市立博物館、神戸新聞社、(財)神戸市
民文化振興財団
開館日数/63日
入館者数/188,146人
出品件数/198点
クロード・モネ 《ヴェトゥイユ》
1902年
国立西洋美術館蔵
神 戸 市
City of Kobe
トゥールーズ=ロートレック 《庭に座る女》
1891年 Paris, musée d'Orsay
© RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
7
⑨神戸開港150年記念事業
想定規模
開港120年記念事業と開港150年記念事業の相違
開港120年記念事業
年
開港150年記念事業
度
昭和62年
平成28~29年
位置づけ
10年ごと
半世紀に一度
期
間
事業費
春 19日間
夏
9日間
4.2億円
1年間
500日前よりプレイベント
開港120年を参考にしながら、
今後事業規模を決定していく。
【参考1】 直近の平成27年の海フェスタ(熊本)の事業規模
約1.3億円
【参考2】 神戸開港130年時(1997年)の国際会議の事業規模
約1.0億円
⑩都心・ウォーターフロントエリアの再開発
-新港突堤西地区-
新たなにぎわいの創出,回遊性の向上
メリケンパーク
新港突堤西地区イメージ
新港突堤西地区
プロムナードからの水際景観イメージ
プロムナードからの水際景観イメージ
8
都心・ウォーターフロントエリアの再開発
-新港突堤西地区-
複合施設2015年12月17日グランドオープン
ホテル「神戸みなと温泉 蓮」
コンベンション「OCEANS GARDEN」
新港突堤西地区での次期再開発事業
総合福利厚生施設(仮称:ポートセンター)
の具体化
都心・ウォーターフロントエリアの再開発
メリケンパークのリニューアル
・イベント広場の拡充
・歩行者導線の改善
・夜間景観の演出 等
歩行者動線の改善
(東側エントランス部)
ホテルオークラ神戸
イベント広場の拡充
海洋博物館
多目的
広場
芝生広場
多目的広場
神戸ポートタワー
ステージ改修
桜並木
須磨海岸再整備事業
平成27年11月より遠浅化事業に着手し、
29年の海開きには須磨駅前区間を供用開始
駐車場
展望
広場
芝生広場
夜間景観の演出
9