新生児期における母子関係形成を促す看護

’・風著諭文
新生児期における母子関係形成を促す看護
一母子相互作用、乳児の行動特徴および母親の心身状態の関連一
広島県立保健福祉短期大学
竹中和子、下見千恵
呉大学看護学部
片山美香、清水凡生
論文要旨 本研究は、健康な新生児とその母親68組を対象に、新生児期における母子相互作用を看護者の
観察により評定し、乳児の行動特徴や母親の心身の状態の関連性から、新生児期における母子関係形成を促
す看護について検討した。その結果、新生児の行動特徴は、母親の疲労度や心理状態、母子の応答的相互作
用に影響していることが予測された。また、乳児の身体生理的状態が不安定であったり、分娩経過や授乳等
で母親の疲労度が高いことが予測されるケースでは、早期から母子・相互作用や母親の心身への看護の重要性
が示唆された。(「看護学統合研究」 1巻1号 p.56∼60 平成11年)
キーワード:新生児期、母子相互作用、乳児行動特徴、母親の認知、看護ケア
■ 問題と目的
母親の出産の受け止めと後の養育行動との関連
をみたMercer2〉によると、20歳未満の母親では、出
近年、地域における母子・保健医療システムの確立
産の受け止めと生後1ヶ月、4ヶ月、8ヶ月、12ヶ月の
の重要性が強調されてきているが、個々のケースの
すべての期間において、また20歳代では8ヶ月以外
二一ズにあった支援の提供は容易ではない。多くの
の期間で、養育行動とに有意に正の相関がみられ、
母親は、病院で出産し1週間前後で退院していく。親
30∼42歳の母親には有意な関連はなかったという。
との同居など、家族のサポートが期待される場合も
このことから、親になる準備段階、あるいは発達過
あるが、サポートを受けても里帰り出産など一時的
程にある母親の場合は特に、母子の心身への看護の
でであることがほとんどと思われる。そこで継続看
質が後の養育行動に影響すると考えられる。
護が重要となるが、顕在化した問題がないかぎり検
また水野…)によると、乳児期に世話がしにくく順
診レベルでとどまっているのが現状である。した
応性が悪い子どもは、幼児期に活動性が高く順応性
がって、入院期間中の看護のあり方が重要となる。
が悪く持続性がない子どもになる傾向があり、これ
新生児期は、出産という大きな危機を乗り越え、
らの子どもの母親の育児ストレスは高かった。乳児
母子ともに身体的にも心理的にも適応していく重
期の行動特徴は母親の育児ストレスと関連し、それ
要な時期である,、母親にとっては、母性を育て、人格
は幼児期の子どもの行動特徴に反映することが予
発達Pにつながる機会であるとともに、心身のバラ
測される。
ンスを崩し、産後うつ症や育児不安に陥る危険性も
Zeanahら4)は、初妊産婦34名を対象に、出生前後
ある。したがって、身体生理的状態を整える援助は
のわが子のパーソナリティ、および親の乳児との関
もちろんであるが、危機をどう乗り越えていくかと
係や最初の感じたわが子への愛情について面接調
いう心理的適応過程を支援することは、母親自身の
査を行った。その結果、乳児のパーソナリティの記
心身の安定や養育へのレディネスを高めるととも
述は出生前後でとも非常に鮮明で、いくつかの特性
に、その後の育児や子どもの情緒発達にわたって反
は後に変化した。また、たいていの親は、妊娠期間中
映すると考える、、
または生後数時間にわが子への愛情の感情を報告
たけなか かずこ
〒723−0053三原市学園町1−1 広島県立保健福祉短期大学
一56一
新生児期における母子関係形成を促す看護
した。親がわが子をどう認知しているかということ
「どちらともいえない」、「ややあてはまる」、「非常に
は、乳児の行動特徴のみならす親自身のパーソナリ
あてはまる」の5段階で評定する。
ティやわが子への関心、乳児との相互作用経験が反
2)新生児と母親の相互作用評定表
映すると考えられる。
授乳場面における新生児と母親の相互作用に関
するもので、母子の協応性を問うている項目と主と
そこで本研究では、新生児期における母子相互作
用を看護者の観察により評定し、乳児の行動特徴や
母親の心身状態の関連から、新生児期における母子
関係形成を促す看護について考察する。
して母親の赤ちゃんへの働きかけを問うている項
目、母親の疲労について間うている項目からなり、
「新生児行動特徴評定表」と同様に、5段階尺度で評
定する。
■ 用語の操作的定義
3)母親に対する質問紙
(1)母親の身体の調子、(2)母親による赤ちゃんの
赤ちゃん:新生児、乳児に対応することばであるが、
行動特徴に対する認知、(3)今の気持ち(心理状態)に
ここでは、主としてわが子としての新生児、乳児と
ついて、5段階尺度により回答を求めた。なお、(2)の
する。
項目は、看護者による「新生児行動特徴評定表」と一
養育者:ここでは両親をさし、看護者は含めないも
部対応した内容とし、(3)はSTAI71を参考にできる
のとする。
だけ項目数が少なくなるように配慮し、比較的答え
看護者:看護婦(士)あるいは助産婦あるいは保健婦
やすいと思われる同数のポジティブ項目とネガ
(士)とする.
ティブ項目を設けた。
行動特徴:特に乳児および年少幼児の場合に気質や
性格特性に対応するものとする。
5.調査手続き
1)同一新生児について看護者1名または2名が、「新
■ 研究方法
生児行動特徴評定表」にしたがって生後2日目以降
にそれぞれ評定を実施した(看護者2名が実施した
1.被験者
生後2日目より11日目までの健康な新生児(在胎
0,90)だった。
週数37w5d∼42w6d,生下時体重2,672g∼
2)同…組みの新生児と母親について、看護者1名ま
3,666g,apgarscore9点以上)とその母親(初産婦
たは2名が、それぞれ「授乳場面における母子相互
34名,経産婦34名/年齢19歳∼39歳,平均年齢28.5
作用評定表」にしたがって、生後4日目より退院ま
歳,SD−4.11)68組
場合の評定一致率は、0.98∼0.81(一致率の平均は
での期間実施した(看護者2名が実施した場合の評
定一致率は1.0∼0.72(一致率の平均は0.91)で
2.調査期間
あった。
199X年2月∼199X年4月
3)各施設の看護者が退院前の母親に「出産や育児
3.調査場所
回収した。
Y医院およびM病院産科病棟および新生児室(Y医
なお、ご協力頂いた施設および母親や看護者に
院は母児同室制、M病院は母児別室制をとってい
は、本研究の主旨にご賛同いただいたうえで実施
に関するアンケート」を個別に配付し、退院までに
る)。
した。また調査時間等を配慮して質問項目は最小
限とし、個人のデータの守秘に努めた。
4.質問紙
1)新生児行動特徴評定表
6.分析方法
ブラゼルトンの新生児行動評価(NBAS)5)の評価
各項目は、「非常にあてはまる」を5点、「ややあて
内容や、庄司らb)の「新生児行動様式質問紙」の項目
はまる」を4点、「どちらともいえない」を3点「あまり
を参考に検討して作成したもので、新生児の身体生
あてはまらない」を2点「全くあてはまらない」を1点
理的状態に関連した項目と反応性や泣きなど心理
的状態に関連した項目項目からなる。各項目は「全
として得点化した。各項目は領域別に因子分析を
行った。なお分析には統計パッケージ
くあてはまらない」から「あまりあてはまらない」、
「STATISTICA」を使用した。
一57一
新生児期における母子関係形成を促す看護
2、母子相互作用と乳児行動
特 徴との関連
表1.Ns。による乳児行勤特徴評定の因子分析結果
身体生理的特徴
0.09
0.27
10.89
手足を活発に動かす
0.39
,O.6i
眠っているときはぐっすり眠る
眠っていることが多い
寄与率
心理社会的行動特徴
.画息2、
「母親の疲労度」の3因子を抽
出した(表3)。
0.17
「応答性」は、Ns.評定「活気」
¢卵
0.12
轟盛.
0.37
および「睡眠・覚醒リズム」と
0.37
0.36
正に相関していた(図1)。
反応性
がらがらや人の声など音のするほうに顔をむける
o、轡
人の顔をじっとみつめる
0。ゑ6,
目と目がよく合う
泣き易さ
泣きの強さ
0.22
一〇,30
0.(殴
一〇.13
ヂ 晶 配
α59,
泣き声は激しい
0,(殴
泣き声は甲高い
一{).06
あまり泣かない
0.24
0.18
一〇.02
0.12
、.愈55
一つ,06
(表4)、心理状態は「幸福感」、
0.25
砧臼
り.16
「不安感」の2因子とした(表
渚
一〇,33
泣き声は弱弱しい
0.15
0.21
新しい刺激にすく牝慣れて落ち着く
0.41
0.14
泣き出してもすく牝泣きやむ
0.02
0.37
表情が穏やかである
0.06
寄与率
0.23
0.(雌
調は「疲労」、「母乳」の2因子
一〇.07
菰83、
0.43
0.36
因子分析の結果、母親の体
適編.
一{).10
遮応性
3.母親の心身の状態、乳
0.04
児の行動特徴および母
0.08
0.11
0.04
子相互作用の関連
一〇.07
・・6.84’
笑顔をよくみせる
ちょっとしたことですく牝泣く
性」、「母親からの働きかけ」、
α§1 1
しっかり吸畷する
母乳やミルクの飲みはよい
睡眠一覚醒のリズムは安定している
因子分析の結果、「応答
淑
睡眠・覚醒リズム
翫密.・
0.14
→.30
α鱒
5)。「疲労」は、相互作用の「応
、一
・答性」、Ns.評定「睡眠・覚醒リ
醐、.匹
0.02
ズム」と負に相関、「泣き易さ」
o餌
0.11
イ).10
0.13
0.13
とは正に相関していた(図
0.16
1)。
母親の「幸福感」は、Ns.評定「反応i生」、「睡眠・覚醒
■ 結 果
リズム」と正の相関、「不安感」は、Ns.評定「活気」、
「睡眠・覚醒リズム」、「泣きの強さ」と負の相関があっ
1.新生児行動特徴
た(図1)。
因子分析(主成分分析、バリ
表2.母親による赤ちゃんの行動特徴認知の因子分析結果
マックス回転法)の結果、看護者
による評定(以下Ns.評定)では
「睡眠・覚醒リズム」、「活気」、「反
応性」、「情緒安定性」、「泣き易
さ」、「泣きの強さ」の6因子、母親
による受け止め(以下母親認知)
では4因子を得た(表1,表2)。両
者の質問項目は一部対応させた
内容としたが、母親への項目は、
反応性
母瓢ミルク)をよく飲む
一〇.034
楓
.麟
泣き
磁
一〇.014
0,139
元気がいい
0,134
o麹
一〇.151
0,154
よく笑顧をみせる
0,186
.一邑629・
0,300
一{).344
・脳g・蕊、
私のことをよくみる
一{)。221
0,120
0,124
抱っこすると安心する
α7き7
0,250
0089
一〇.(》49
話しかけるとじっと聞いているように感じる
軌906
0,092
母親だとわかっていると感じる
O,607
0,221
0,118
よく眠る
0,234
0,199
0(鵬
よく泣く
0,082
0,300
、預伽
一〇335
おとなしい子だ
0,186
0,093
餐b,肪r
一〇.067
寄与率
0,274
0,217
0,141
0,103
一{).016
0,151
0,101
O呂3g l
負担を考慮し質問項目を少なく
したため、因子数が少なくなっ
ている。Ns。による評定と母親の
認知で有意な相関がみられたの
表3。母子相互作用評定の因子分析結果
母親からの働きか
項目
は、Ns.評定「活気」と、母親認知
「活気」および「睡眠・覚醒リズ
ム」であった(図1)。
け
母子ともにゆったりしている
0,011
母子はよく見つめ合っている
0,301
母親はよく語りかけている
母親はよく微笑んでいる
母親は疲労が感じられる
寄与率
一58一
α齢
」庶鵬帽
朧
菰敬918』
論癒,血魁画纏離
0,040
母親の疲労
一〇.407
0,268
一{).209
0,274
一〇.142
一〇.242
一つ.054
帖97
0,313
0,276
0,221
新生児期における母子関係形成を促す看護
表5.母親の’L浬状態の因子分析結果
表菟 母親の体調についての因子分析結果
一〇.128
鞭
α809
一〇.059
α齢’
不安感
たのしい
母乳はよく出る
お襲が痛い
よく眠れる
体がだるい
満足している
0.153
−0.401
6。4ラ6、
、,→.811
腰が痛い
0,774
ゆったりした気持ちである
0.243
不安である
o忌1ゑ
緊張している
心配である
0β51
0396
寄与率
0,424
−0,002
0,154
闇 考 察
一{)。389
0,613
一〇。131
一{).081
一〇.133
0,301
場面で観察される内容であったことから、Ns.が乳
児と関わっている時間帯と母親が関わっている時
新生児期においては、必ずしも母親による赤ちゃ
間帯はたいてい違っているが、授乳場面は両者とも
んの行動特徴の受け止めとNs,の受け止めは一致し
関わっていることが結果に反映したと思われる。
ていなかった。このことは、母親の受け止めに母親
乳児期における相互作用に影響する要因のひとつ
に、乳児の覚醒水準がある。とりわけ新生児期にお
岬べ》》梵撫帳
縦妥,.38騨荊翠こ’”
いては重要な要因となる。本研究結果でも母子相互
:量工颯互盤厘
作用における応答性に有意な正の相関がみられた
r富46
鱒 ㎜酬…◎戴少i
曳母親励..::::::ン
リズム」であった。これは、乳児は身体生理的に安定
していることでより外界の刺激を取り込み易い視
楓脳岬
一
覚的覚醒状態101になること、また母子相互作用が主
ll’覚■リズム◎[亟牽ヨi
として授乳場面で展開されることから、授乳が順調
で生理的に安定しているということは、言い換えれ
コき コ エ
回qil、
活気
=26
のは、乳児側要因では、Ns.評定「活気」と「睡眠・覚醒
ば、応答的母子相互作用をいつでも展開する準備が
国ii㊥□亟コ
・・易・ii\[二互コ
整っているということであると考えられる。
母親側の要因では、「母親からの働きかけ」が「応答
性」と有意な正の相関があった。これは、複数の感覚
*○内は相関係数(pく.05)
図1.乳児の行動特徴と母子相互作用、母親の心身の状態の関遼
への配慮をすることが、重要となる。さらに、「母親の
疲労度」は、Ns.評定「泣き易さ」と正に相関してい
た。乳児の泣きは養育行動を喚起するが、養育者に
側の要因が反映していることが考えられ、Zeanah
学習性無力感を経験させる要因ともなる。言い換え
ら4)の見解ともつながる。赤ちゃんの泣きに関する
れば、乳児が泣き易いことや身体リズムが安定して
母親とNs.による因子間で有意な関連がみられな
いないことは、母親の疲労感につながり、乳児との
かったことは、乳児の泣きに対する行動特徴が、乳
相互作用に反映するということである。MercerZ)の
児に対していだく養育者の認知や感情に反映する
研究結果にあるように、母親の年齢が10代20代で養
醐ことが要因にあると予測される。また、表1、2に示
育準備状態にある場合は、新生児期での母子相互作
すように、母親認知とNs.評定で有意な正の相関の
用経験は、後の育児行動に反映してくると考えられ
みられた「活気」は、赤ちゃんの吸畷の状況など授乳
る。したがって、分娩経過や授乳等で母親の疲労度
一59一
新生児期における母子関係形成を促す看護
が高いことが予測されるケースでは、特に母親への
■ 結論
心身への支援が必要であると考える。
母親の「幸福感」は、Ns.評定「反応性」「睡眠・覚醒
新生児期の母子相互作用、乳児の行動特徴、母親の
リズム」と正の相関、「不安感」は、Ns.評定「活気」「睡
心身状態の関連を検討した結果、以下のことが明ら
眠・覚醒リズム」「泣きの強さ」と負の相関があった
かになった。
ことから、乳児の行動特徴が、母親の心理状態に影
(1)新生児の行動特徴は、母親の疲労度や心理状
響していたことが考えられる。特に授乳も順調で活
態、母子の応答的相互作用に影響していることが予
気があり、身体生理的リズムが安定している乳児の
測された。
母親は、心理的にも安定し育児の喜びや自信をも
(2)乳児の身体生理的状態が不安定であったり、分
つ。それが養育行動に反映し、母子の応答的な相互
娩経過や授乳等で母親の疲労度が高いことが予測さ
作用に発展していくと考えられる。
れるケースでは、早期から母子相互作用や母親の心
本研究は、乳児の行動特徴や授乳場面での母子相
身への看護の重要性が示唆された。
互作用を、評定表に基づいてNs.の観察によりとら
えた。複数の評定者による一致を考慮したが、さら
付記
に客観性を高めるための指標を検討する必要があ
本研究は、平成10年度の厚生科学研究費を受け実
る。また、今回は、母親の属性や調査施設間の違い等
施した調査結果の一部をまとめたものである.
について触れていないが、今後被験者数を増やし、
本調査にご協力いただいた松田病院松田修典院長
検討していく予定である。また、ダイナミックに受
をはじめスタッフの方々、ならびに山下産婦人科内
けた新生児期の心身への影響が、母子の育児環境や
科小児科医院、山下通隆院長をはじめスタッフの
子どもの情緒発達にどのように関わっていくかに
方々、アンケートにお答えいただいたお母さまにこ
ついても、継続して調査していきたい。
ころより感謝申し上げます。
文 献
1)柏木恵子・若松素子 「親となる」ことによる人格発達:生涯発達的視点から親と研究する試み.発達
心理学研究,5(1),72−83,1994.
2)Mercer,R.T.RelatiOnship of the birth experience to later mothering behaviors.Joumal
of Nurse−Midwifery,30(4),204−211,1985.
3)水野里恵 乳児期の子どもの気質・母親の分離不安と後の育児ストレスとの関連:第一子を対象にし
た乳幼児の縦断的研究.発達心理学研究,9(1),56−65,1998.
4)Zeanah,C,H.,Zeallah P.D.,&Stewart,L.K.ParentsラCollstructions ofTheir Infants’
Personalities Before and After Birth:A Descriptive Study。Child Psychiatry and Human
Development,20(3),191−206,1990.
5)Brazelton,T。B.,&Nugent,J.K.Neonatal BehavioralAssessmentScale.3rdedition,MacKeith
Press,1995,[穐山富太郎 監訳,大城昌平・川崎千里・鶴崎俊哉(訳)ブラゼルトン新生児行動評価
原著第3版.医歯薬出版株式会社,1998.]
6)庄司順一・副田敦裕・岩崎亜美・前川喜平 子どもの気質に関する研究(2)一母親がとらえた新生児
の行動特徴の検討一.日本総合愛育研究所紀要,33,245−249,1996.
7)堀洋道・山本真理子・松井豊(編)心理尺度ファイルー人間と社会を測る一,垣内出版株式会社,1994.
8)竹内ますみ 新生児期における行動特徴一ブラゼルトン新生児行動評価尺度と看護婦による乳児
認知との関連,心理学研究,5,296−302,1984.
9)Zeskind,P.S。,&Shlngler,E.A.Child abusers’perceptual responses to newbom infant
cries varying in pitch,Infant Behavior and Development,14,335−347,1991.
10)水上啓子 新生児のstateに関する研究.教育心理学研究,28,72−76,1980.
11)竹中和子 乳児の泣きと保育者の養育行動.広島大学大学院教育学研究科修士論文抄,144−147,
1988.
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