工業部会長報告 第 2 回工業部会総会は 11 月 16 日、当所ホール 80 において 14 名が出席し、開催いた しました。今回は、ゲストに 3 名の女性起業家を迎え、 「女性起業家によるモノづくりに ついて」をテーマに懇談しました。 ①ゲスト パレアンヌ 代表 中田 邦子 氏 【内 容】 ・香水専門店&スクール、香りの開発を行っており、香りをデザインすることによ って、様々な商品をオーダーメイドで開発し、県内外に提供している。 ・平成 21 年に金足農業高校がヤマビルの研究を始め、平成 25 年にヤマビル忌避剤 を開発し特許取得。この商品のにおい成分の中に、香水の原料として使用されて いるということから依頼を受け、商品開発に取り組み「ダウンヒル」 (ヤマビル除 けスプレー)を商品化し販売している。 ・においは見えないものなのに、大きな影響を与えることが出来ることを実感でき ており、今後も地域資源を活用しながら、様々な香りを提供していきたい。 ②ゲスト ㈱REALE Lab 代表取締役 鈴木 幸絵 氏 【内 容】 ・梅干しの素材の力を活かした形で「塩分・添加物のない食品を作る」ということ を目標に、商品開発を開始し研究・開発の末、無塩の梅加工品「梅 100」を完成 させ、製法については特許を取得した。 ・特許技術である「果実由来の自己消化食品の製造方法」は、国内特許として取得 したが、今後海外展開も視野に入れており、国外移行(権利化)中である。 ・梅やエキスの市場規模の面から考えたときに、可能性を感じており、日本の UME で健康と長寿を与えられるような企業を目指していきたい。 ③ゲスト 硝子工房窯硝 代表 鎌田 祥子 氏 【内 容】 ・キルンワークは、常温のガラスをキルン(=窯)の中で焼いて製造している。そ の中で、「フュージング」と呼ばれるガラス同士を溶かして付ける技法と、「スラ ンピング」と呼ばれる型などを使用して落とし込んで曲げる技法で製造している。 ・キルンワークと吹きガラスは、ガラスを使用するという共通点があるが、それぞ れに技法があり一つ一つ奥が深いことから、それぞれに特化した職人が工房を行 っている。 ・「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」という新しいモノづくりに取り組む若き「匠」をサ ポートするプロジェクトに、秋田県代表として選ばれ、一つのプロダクトを作り 上げていき、バイヤーに向けたプレゼンテーションに臨む予定である。 【協議】「任期満了に伴う正副部会長の選任について」 協議の結果、次の 12 名を当部会の正副部会長に選任いたしました。 ■部会長 倉部 稲穂 ■副部会長 相場 栄利 岡部 忠久 小宅 錬 工藤 和典 佐藤 達哉 猿田 五知夫 宮川 昌樹 吉田 彰彦 塗 健治 武藤 真人 石郷岡 誠 日本精機㈱ 代表取締役 ㈱相場商店 秋田製錬㈱ 北光金属工業㈱ 東北電力㈱秋田支店 アルフレッサファインケミカル㈱ 猿田興業㈱ 三菱マテリアル㈱秋田製錬所 日本製紙㈱秋田工場 ㈱東北フジクラ ㈱たけや製パン ㈲佐々木製作所 代表取締役 代表取締役社長 代表取締役社長 執行役員秋田支店長 常務取締役秋田工場長 代表取締役社長 秋田製錬所長 執行役員秋田工場長 代表取締役 【新任】 代表取締役社長【新任】 代表取締役 【新任】 以上が工業部会からの報告です。
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