犀ヶ崖(さいががけ)資料館 - 浜松観光ボランティアガイドの会

犀ヶ崖(さいががけ)資料館
犀ヶ崖(さいががけ)資料館は「三方ヶ原(みかたがは
ら)の戦い」及び「遠州大念仏」についての理解を深め郷
土に伝わる文化遺産を後世に残していくことを目的にし
ています。犀ヶ崖資料館には、ビデオ、ジオラマや展示
物も備えられています。
犀ヶ崖資料館の基本情報
住所:〒432-8014 浜松市中区鹿谷町 25-10 TEL/FAX:053-472-8383
開館時間:9:00~17:00。 入館料:無料
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
。12 月 29 日 ~1 月 3 日
アクセス:浜松城にて、ご確認ください。
元亀 3 年 12 月(西暦 1573 年 2 月)
、徳川家康(とくが
わいえやす)は三方ヶ原において武田信玄(たけだしんげ
ん)に戦を挑んで負け、浜松城に逃げ帰りましたが、その
夜、犀ヶ崖付近で徳川軍が、武田軍を急襲して、武田軍
の人馬を犀ヶ崖に追い落としたと伝えられています。
「三方ヶ原古戦場」の史跡としては、唯一「犀ヶ崖」
が静岡県より 1939 年に指定されました。
なお、犀ヶ崖では、ここで亡くなった武田軍の兵士た
ちの霊を慰めるために、
毎年 7 月 15 日に遠州大念仏が行
われています。
ジオラマ
三方ヶ原の戦い
【犀ヶ崖(さいががけ)】
「三方ヶ原の戦い」
当時の崖の規模は東西 約 2km、幅 約
50m、深さ 約 40m のV字型と伝えられています(左図)。
この崖に、たくさんの兵士が落ちて、命を落としたと伝
えられています。
1985 年現在の規模は長さ約 116m、
幅約 30m、深さ約 13m
のU字型です(左写真)
。
和紙人形 遠州大念仏
【遠州大念仏】(左下写真)
遠州大念仏は、「三方ヶ原の戦いの際に、犀ヶ崖で戦死
した武田軍の兵士の死霊、あるいは、その怨念によって生
じた疫病や害虫を鎮めるために始められた」という伝説が
一般に知られています。
江戸時代になって、この死者供養が遠州地方の盆行事に
なりました。
は ま ま つ 案 内 人
浜松観光ボランティアガイドの会
〒430-0946 浜松市中区元城町 100-2(浜松城内)
TEL&FAX
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053-456-1303
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