講 義 要 綱

講
義
要
講 義 要 綱
綱
活
水
女
子
大
学
文
学
部
大
学
院
専
門
教
育
科
目
活水女子大学 文学部 ・大学院
専門教育科目
目
次
文学部
必 修 科 目 ・ 共 有 科 目 …………………………………
1
文学部
英 語 学 科 専 門 教 育 科 目 …………………………………
7
文学部
現代日本文化学科専門教育科目 …………………………………
55
文学部
人 間 関 係 学 科 専 門 教 育 科 目 ………………………………… 113
大学院
文 学 研 究 科 英 文 学 専 攻 科 目 ………………………………… 151
文 学 部
必
修
科
目
日 本 語 表 現 基 礎
…… 1
日 本 語 表 現 基 礎
…… 2
共
有
科
ヨーロッパ思想
東
ア
ジ
ア
・
思
日 本 思 想 史
目
…… 4
想
・
…… 4
…… 5
東アジアの歴史と文化
…… 5
古
…… 6
文
書
研
究
科目名
日本語表現基礎
(Method of Japanese Expression I)
担当者
単位数
服部 康喜
2単位
授業の到達目標及びテーマ
リテラシー能力の中心を「書き」においた時代から、「読み」におく時代へと変化してきている中で、あらためて「読み」=
読解力の能力を伸ばすことで、
「書き」の能力を育成することを主眼とする。「読む」とは理解することであり、その上での
文章表現の訓練を行う。
授業の概要
主として映像テクストを「見る」
・「聞く」ことによって、各自が理解した事柄をまとめ、表現する作業を継続する。さらに
文字テクストの理解へと移り、各自が文章を通して理解した事柄をまとめ、表現する訓練へとつなげて行く。
授業計画
前期>
1.はじめに―授業のねらい―
2.映像テクストによる理解と表現①
3.
〃
②
4.
〃
③
5.
〃
④
6.
〃
⑤
7.
〃
⑥
8.
〃
⑦
9.文字テクストによる理解と表現①
10.
〃
②
11.
〃
③
12.
〃
④
13.
〃
⑤
14.リテラシー能力とは―読解への回帰―
15.まとめ
試験・課題等の内容
毎回提出する小レポート(12回分)とコメント。
テキスト
龍村 仁監督「地球交響曲」及び日本近代の短編小説また
は評論作品。
評価方法
出席30%、小レポート70%
科目名
日本語表現基礎
(Method of Japanese Expression I)
担当者
単位数
黒木
香
2単位
授業の到達目標及びテーマ
文章は書く人の感じ方や え方と強く結びついている。まずは自分の えを明らかにした上で、書く目的に合わせ、言いた
いことが的確に伝わる文章を書く練習をする。大学で書くことが多いレポートを書くための基礎を身につける。
授業の概要
字数やテーマを変えた課題に合わせ、実際に文章を書く。何度も書いて、文章を書くことに慣れる。書いた文章は添削して
返却するが、最終的には自分自身で、推敲し、まとめられるようになることをめざす。
授業計画
前期>
1.文章のいろいろ
2.新聞を読む
3.文章を要約する①
4.文章を要約する②
5.自分の えを述べる①
6.自分の えを述べる②
7.構成を える①
8.構成を える②
9.推敲する①
10.推敲する②
11.
12.
13. テーマを選んで文章を書く
14.
15.
試験・課題等の内容
授業2、3回毎に課題を提出。
テキスト
必要に応じてプリントを配付する。
評価方法
出席 20%
課題 80%
参 文献
授業時に指示する。
1
文
学
部
必
修
科
目
・
共
有
科
目
科目名
日本語表現基礎
(M ethod of Japanese Expression I)
担当者
単位数
高橋 敬一
2単位
授業の到達目標及びテーマ
この授業では、
「論理的文章(レポートなど)」および「小説的文章(エッセイなど)
」を作成する方法と技術を学びながら、
自らの文章表現能力を高めることをめざします。あわせて日頃生活の中で、新聞・雑誌をはじめ多くの文章を「読む」習慣
を身につけることの大切さも学びます。
授業の概要
文章を書くことは、自分の えていることや思ったことなどを文章を通して相手に伝えるための表現手段のひとつです、そ
のための内容作りから、目的にあった表現の仕方まで、システマティックに文章を作り上げていく方法を学びます。
授業計画
前期>
1.論理的文章とは⑴
2.論理的文章とは⑵
3.内容作りの方法⑴
4.内容作りの方法⑵
5.内容作りの方法⑶
6.文章構成の技術⑴
7.文章構成の技術⑵
8.文章構成の技術⑶
9.パラグラフの構成⑴
10.パラグラフの構成⑵
11.パラグラフの構成⑶
12.文体の個性⑴
13.文体の個性⑵
14.文章評価⑴
15.文章評価⑵
試験・課題等の内容
授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ
てレポートする。
テキスト
毎時間、資料を配付する。
評価方法
レポート内容 70%
参 文献
適宜、参 図書・論文などを紹介する。
科目名
授業への参加状況
30%
日本語表現基礎
(M ethod of Japanese Expression II)
担当者
単位数
高橋 敬一
2単位
授業の到達目標及びテーマ
この授業では、
「論理的文章(レポートなど)」および「小説的文章(エッセイなど)
」を作成する方法と技術を学びながら、
自らの文章表現能力を高めることをめざします。あわせて日頃生活の中で、新聞・雑誌をはじめ多くの文章を「読む」習慣
を身につけることの大切さも学びます。
授業の概要
文章を書くことは、自分の えていることや思ったことなどを文章を通して相手に伝えるための表現手段のひとつです、そ
のための内容作りから、目的にあった表現の仕方まで、システマティックに文章を作り上げていく方法を学びます。
授業計画
後期>
1.小説的文章とは⑴
2.小説的文章とは⑵
3.内容作りの方法⑴
4.内容作りの方法⑵
5.内容作りの方法⑶
6.文章構成の技術⑴
7.文章構成の技術⑵
8.文章構成の技術⑶
9.パラグラフの構成⑴
10.パラグラフの構成⑵
11.パラグラフの構成⑶
12.文体の獲得⑴
13.文体の獲得⑵
14.文章評価⑴
15.文章評価⑵
試験・課題等の内容
授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ
てレポートする。
テキスト
毎時間、資料を配付する。
評価方法
レポート内容 70%
参 文献
適宜、参 図書・論文などを紹介する。
2
授業への参加状況
30%
科目名
日本語表現基礎
(Method of Japanese Expression II)
担当者
単位数
常吉 幸子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
学生の「書く」力は、実にまちまちです。みなさんはどうでしょうか。最初の時間に「前期はどんなことをしましたか」と
聞くことから始めるつもりです。そして、少し文章を書いてもらいます。そこから、受講生に合わせたメニューとペースで、
授業を進めていくつもりです。
「主張」し「表現」する力を、身につけてもらうことを目標とします。
授業の概要
文章を読んだり、美術や音楽や舞台芸術を鑑賞するかもしれません。そうして、感じたことを文章にする、練習をします。
あるいは、わざと人に反対する練習をするかもしれません。そうして、いえあなたのおっしゃることももっともだと思いま
す、と容認し、相手を説得する形で文章をまとめられるように、練習をしていきます。皆さんと、いろいろなことを楽しん
だり経験しながら、主張し、表現する「力」を付けていくことへと繫げていきます。400字作文については、適宜回数を減ら
すことがあります。
授業計画
後期>
1.なぜなら、たとえば、つまり、を付けて答える。
2.わざと「反対」する
3.相手の反論を「容認」しつつ主張する
4.
「描写」によって「自分」を語る
5.
「経験」と「感じ」を人に伝える
6.400字で えをまとめる。
7.同
8.同
9.
「引用」して400字書く
10.同
11.同
12.調べて「材料」を集めて構成を える⑴
13.調べて「材料」を集めて構成を える⑵
14.2000字レポートを書く
15.テーマを決め、単位レポートを課す。
試験・課題等の内容
毎回、授業中の指導や議論に積極的に参加して欲しい。
ある時期は集中的に毎回書かせることがある。
単位レポートを末期には課す。
テキスト
特になし。
評価方法
出席点30%
参 文献
特になし。
科目名
課題と平常点40%
単位レポート30%
日本語表現基礎
(Method of Japanese Expression II)
担当者
単位数
渡辺 誠治
2単位
授業の到達目標及びテーマ
次の観点から日本語の表現について実践的に学ぶ。
・簡潔であること
・論理的であること
・状況的にふさわしいこと
・相手に対して配慮すること
授業の概要
・大学における学習方法と、パラグラフ、アウトライン等、論文作成の基礎を学ぶ。
・ノートテーキングを学ぶ。
・模擬的講義を聴いてノートテーキングを行い、それに基づいて授業報告(レポート)を作成する。
・漢字のトレーニング
授業計画
後期>
1.導入
2.大学の授業:講義・演習
3.文章作成:作文・レポート・論文
4.レポート、論文の書式
5.パラグラフの基礎
6.パラグラフの基礎
7.パラグラフの基礎
8.ノートテーキング
9.レポート(報告)の作成とフィードバック
10.レポート(報告)の作成とフィードバック
11.レポート(報告)の作成とフィードバック
12.レポート(意見を含む)の作成とフィードバック
13.レポート(意見を含む)の作成とフィードバック
14.レポート(意見を含む)の作成とフィードバック
15.まとめ
試験・課題等の内容
レポート
評価方法
授業内容毎の小レポートと期末レポート
出席 30%
テキスト
コピーを使用する
70%
テキスト
必要に応じて紹介する
3
文
学
部
必
修
科
目
・
共
有
科
目
科目名
ヨーロッパ思想 ・
(European Thought I・II)
担当者
単位数
石塚
晃
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
ヨーロッパ文化の根底にある古代異教思想と初期キリスト教時代以来のキリスト教思想について理解を深めることを目的と
する。
授業の概要
ヨーロッパが古代の異教的世界からキリスト教的世界へと変貌していく古代末期・初期キリスト教時代にひとつの焦点をお
いて論じる。以下の事項は論説の切り口であって、各講義は相互に関連しつつひとつの全体を構成している。
「ヨーロッパ思想 」を受講する場合は、
「ヨーロッパ思想 」を履修もしくは最後まで聴講していることが望ましい。
授業計画
前期>
1.序論
2.ヨーロッパ世界の前提
3.
〃
4.古代ローマ時代の諸宗教
5.
〃
6.古代末期・初代キリスト教時代の精神的状況
7.
〃
8.
〃
9.初期キリスト教時代の思想
10.ストア哲学
11.新プラトン主義思想
12.書物による思想の継承
13.
〃
14.
〃
15.まとめ
後期>
1.思想表現としてのイメージ
2.
〃
3.
〃
4.思想表現としての空間
5.
〃
6.葬礼について
7.
〃
8.死生観について
9.
〃
10.救済について
11.
〃
12.世界観について
13.
〃
14.イコンのある世界
15.まとめ
試験・課題等の内容
学期末にレポートを課す。また平素の授業で文献の音読を
課し、授業への取り組み姿勢の一部として評価する。
テキスト
最初の講義で紹介する。
評価方法
学期末レポートと平素の授業への取組み姿勢にもとづき、
総合的な評価を行う。
筆記試験
70%
平素の受講姿勢・指名への応答 30%
参 文献
聖書。その他、講義の中で適宜紹介する。
科目名
東アジア思想
(East Asian Thought)
担当者
単位数
荒木 龍太郎
2単位
授業の到達目標及びテーマ
・今日激変する東アジア地域を大局的に把握する視座の獲得を念頭に置きながら、14世紀∼19世紀までの思想状況を理解する。
授業の概要
・東アジアの各地域を比較し、共通すること、異なることを明らかにしながら進めます。
・適宜、映像資料を使用します。
授業計画
前期>
1.「東アジア」の今昔
2.「漢字文化圏」とは?
3.中華システム論⑴
4.
⑵
5.
⑶
6.知識人と思想⑴
7.
⑵
8.朱子学と東アジア⑴
9.
⑵
10.
⑶
11.陽明学と東アジア⑴
12.
⑵
13.儒教と東アジア⑴
14.
⑵
15.まとめ
試験・課題等の内容
・試験は、レポート。
テキスト
・未定
評価方法
・レポート 65%
・出席
35%
参 文献
・講義の時に紹介。
4
科目名
日本思想史 ・
(Japan Thought I・II)
担当者
単位数
荒木 龍太郎
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
・転換期にある現代日本社会の様々な事柄を根源的に思索する力を養う。
文
学
部
授業の概要
・(前期)現代日本の骨格を形成した江戸期の思想を、儒学と国学を中心にして講義します。
・(後期)江戸期の思想と現代の諸問題を関連させて講義を進めます。
必
修
科
目
・
共
有
科
目
授業計画
前期>
1.日本の思想とは⑴
2.
⑵
3.近代の日本の思想
4.現代の日本の思想
5.江戸期の儒学思想⑴
6.
⑵
7.
⑶
8.
⑷
9.江戸期の国学思想⑴
10.
⑵
11.
⑶
12.
⑷
13.武士の思想⑴
14.
⑵
15.まとめ
後期>
1.東アジアと日本思想⑴
2.
⑵
3.江戸期の町人の思想
4.江戸期の民衆の思想
5.江戸期の開明思想⑴
6.
⑵
7.江戸期の経世家の思想⑴
8.
⑵
9.日本思想と「身体」⑴
10.
⑵
11.日本思想と「義と利」⑴
12.
⑵
13.日本思想と「生と死」⑴
14.
⑵
15.まとめ
試験・課題等の内容
・試験は、レポート。
テキスト
・ 徳川思想小史」
(中公新書・源了圓╱著)
評価方法
・レポート 65%
・出席
35%
参 文献
・講義の時に紹介
科目名
東アジアの歴史と文化
(East Asian History and Culture)
担当者
単位数
荒木 龍太郎
2単位
授業の到達目標及びテーマ
・現代の東アジアの文化の変遷を歴史的に理解し、変貌する東アジア地域を深層から把握する。
授業の概要
・下記の計画のテーマに焦点を当て、東アジアの多様な地域の文化を比較しながら進めます。
授業計画
後期>
1.
「東アジア」の文化について
2.東アジアの宗教⑴
3.
⑵
4.東アジアの死生観⑴
5.
⑵
6.東アジアの思想⑴
7.
⑵
8.東アジアの社会⑴
9.
⑵
10.
⑶
11.東アジアの女性⑴
12.
⑵
13.
⑶
14.
⑷
15.まとめ
試験・課題等の内容
・試験は、レポート。
テキスト
・未定
評価方法
・レポート 65%
・出席
35%
参 文献
・講義の時に紹介。
5
科目名
古文書研究
(Old Document studies)
担当者
単位数
野中 和孝
2単位
授業の到達目標及びテーマ
古典作品を通例の注釈によって読むことは、古典学習者の基本ですが、その注釈に誤りがあると、ここに重大な問題が生じ
ます。それではなにを基にして古典学習すべきかというと、原本に籠められた作者の意図を理解しながら読むことになりま
す。
授業の概要
日本最初の「仮名文の日記」作品である『土佐日記』を基にして、注釈の基本を捉えます。「仮名の形成」「仮名連鎖」「仮名
文の日記」
「女文字」「貫之の書いた女文字」
「女手」などの日本語史的な問題を捉え、『土佐日記』冒頭の解釈へと進みます。
授業計画
前期>
1.従来の古典注釈の問題点⑴
2.
〃
⑵
3.「仮名の形成」
4.「仮名連鎖」⑴
5.
〃
⑵
6.「仮名文の日記」⑴
7.
〃
⑵
8.「女文字」
9.「貫之の書いた女文字」⑴
10.
〃
⑵
11.「女手」⑴
12. 〃 ⑵
13.『土佐日記』冒頭
14.『土佐日記』と『伊勢物語』
15.総括
試験・課題等の内容
テキスト
「草仮名」の読み方を学んだ上で、小テストでチェックしま
小松英雄著『古典再入門―
『土佐日記』を入りぐちにして』
す。また、日本語の歴史についての論述テストを行います。
(笠間書院)を使用します。
評価方法
授業の理解・発表・討議(50%)
、小テスト・論述テスト
(40%)
、出欠状況(10%)で評価します。
6
参 文献
適宜、授業中に紹介します。
文 学 部
英
語
学
科
英語学科
新科目の 名 称
Integrated English I
Integrated English II
新・旧カリキュラム科目対照表
旧科目の 名 称
Integrated English I
Listening & Speaking I
Integrated English II
Listening & Speaking II
TOEIC 対策
TOEIC 対策
英語メディアリテラシー
英語メディアリテラシー
特別セミナー
IntegratedEnglishIV又はTOEFLiBT対策
特別セミナー
特別セミナー
Advanced Listening II又はTOEIC対策
英語メディアリテラシー
特別セミナー
英語・英米文化研究
英語とキャリア
資格・検定試験対策
又は
備
文学部 英語学科専門教育科目
1年次開講科目>
Integrated English I ・ II …… 7
…… 7
フランス語
a・
b …… 23
海外インターンシップ
…… 38
スペイン語
a・
b …… 23
第 二 言 語 習 得 研 究
…… 39
a ・
b …… 24
英語のしくみと働き
…… 39
…… 40
ド イ ツ 語
R e a d i n g
I
R e a d i n g
II …… 8
国際コミュニケーション論 ・
…… 24
英語のしくみと働きⅢ
O E I C 対
策 …… 9
英語メディア演習
…… 25
C
習
…… 40
ア メ リ カ の 歴 史 と 文 化 …… 10
英語メディア演習
…… 25
英 語 教 育 特 別 講 座
…… 41
イ ギ リ ス の 歴 史 と 文 化 …… 10
ビジネス・イングリッシュ
…… 26
英
…… 41
英語メディアリテラシー …… 11
英語の発想と表現
…… 26
早期英語教育演習
…… 42
海 外 語 学 研 修 A …… 11
言
語
学
概
論 …… 27
早期英語教育実習
…… 42
海 外 語 学 研 修 B …… 12
英
語
の
歴
史 …… 27
Introducing J apan II …… 43
海外ボランティア活動A
(B) …… 12
英語のしくみと働き
フランス語
a・
b …… 13
発
スペイン語
a・
b …… 13
a ・
T
学
・
…… 43
…… 44
b …… 14
Reading about Japan …… 29
映像メディアに見る異文化
…… 45
…… 14
Introducing J apan I …… 30
映像メディアに見る異文化
…… 45
英 語 と キ ャ リ ア …… 15
異
文
化
研
究
…… 30
異文化トレーニング
…… 46
英
究 …… 15
異
文
化
研
究
…… 31
英 米 文 学 講 読
…… 46
法 …… 16
英 米 文 化 論 講 義
…… 31
英 米 文 学 演 習
…… 47
英
語
本
発
研
音
法 …… 28
通訳ガイド演習
文
英 米 文 化 論 講 義
絵
ム
童
演
言語習得とバイリンガリズム …… 29
語
ズ
児
L
…… 44
芸 術 ・ 文 化 論
リ
…… 28
語
L
地 域 型 セ ミ ナ ー A
ド イ ツ 語
音
・
A
特 別 セ ミ ナ ー
…… 16
イ ギ リ ス 文 学 概 説 …… 32
英 米 文 学 演 習
…… 47
日
本
理
解
…… 17
ア メ リ カ 文 学 概 説 …… 32
英米文学特別講義
…… 48
日
本
理
解
…… 17
英 米 文 学 講 読
英米文学特別講義
…… 48
日
本
理
解
Ⅲ …… 18
文 芸 翻 訳 演 習
…… 49
異文化コミュニケーション論 …… 18
…… 33
3年次開講科目>
Advanced Listening I・II …… 33
2年次開講科目>
4年次開講科目>
R e a d i n g V・VI …… 34
R e a d i n g VII・VIII …… 49
Listening and Speaking III・IV …… 19
Integrated English V・VI …… 35
Integrated English VII・VIII …… 50
R e a d i n g III・IV …… 19
E s s a y W r i t i n g …… 35
ビ
Paragraph Writing I・ II …… 20
A ca d em ic W r it in g …… 36
Testing & Evaluation …… 51
Integrated English III・IV …… 21
英語・英米文化研究
英語リーディング活動
…… 52
T O E I C 対 策
ホスピタリティ・イングリッシュ …… 37
英語メディアで読む日本
…… 52
英語メディアリテラシー II …… 22
ビジネス・イングリッシュ
地 域 型 セ ミ ナ ー B
…… 53
英語・英米文化研究
ビジネス・ライティング …… 38
文 芸 翻 訳 演 習
…… 53
II …… 21
…… 22
…… 36
…… 37
ジ
ネ
ス
翻
訳
…… 51
科目名
Integrated English I・II
(Integrated English I・II)
担当者
単位数
Andrew Gorringe,RichardBent,SergioMazzarelli
各2単位(半期)
Goals and Themes:
1.Developing students English proficiencyin thefour primarylanguageskills ofspeaking,listening,reading and writing
2.Increasing students knowledge of English language systems (phonology,lexis,grammar,function and discourse)
3.Developing students confidence in their ability to communicate effectively in English
Summary Outline:
This bi-weekly class is part of a four-year program in Integrated English. Students will practise the various language
skills and gain knowledge of language systems in a highly integrated and communicative fashion.This is a progressive
course, where each level builds on what was previously learned, and the content and tasks become increasingly
complex. In Integrated English I and II students will develop a foundation of basic skills and knowledge as well and
the confidence to communicate effectively in English.
Contents:
First Semester
1.M aking Friends 1
2.M aking Friends 2
3.Interests 1
4.Interests 2
5.Health 1
6.Health 2
7.Review 1
8.Celebrations 1
9.Celebrations 2
10.Growing Up 1
11.Growing Up 2
12.Around Town 1
13.Around Town 2
14.Review 2
15.Term 1 Conclusion
Assignments and Examinations:
Students will be expected to actively participate in
activities and complete all homework assignments.
There will be in-class tests. Details regarding specific
assignments and the testing schedule will be given in
class.
Second Semester
1.Going Away 1
2.Going Away 2
3.At Home 1
4.At Home 2
5.Things Happen 1
6.Things Happen 2
7.Review 1
8.Communication 1
9.Communication 2
10.Appearances 1
11.Appearances 2
12.Looking Ahead 1
13.Looking Ahead 2
14.Review 2
15.Term 2 Conclusion
Evaluation:
Testing 70%
Participation 30%
Textbook(s):
M cCarthy, M cCarten and Sandiford, Touchstone
Student s Book 2 (Cambridge University Press)
Rivers and Farnoaga, Touchstone Workbook 2
(Cambridge University Press)
科目名
Reading I
(Reading I)
担当者
単位数
香川 実成
2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
科目名称は Reading ですが、この科目は基本的な文法、語彙、読解スキル、パラグラフ・ライティングの基礎等、英語コミュ
ニケーション能力を総合的に向上させることを目的とするものです。前期は主として高校までに習った文法事項や文構造の
確認作業に重点を置きつつ、徐々にリーディングの練習を組み入れていきます。リーディングは、比較的平易な英文を効率
よく大量に読む訓練を中心とします。また、語彙力増強のための小テストを週1回おこないます。
授業の概要
指定されたテキストのユニットを順番にこなしてゆきます。
練習問題の解答を含めた徹底的な予習が前提となりますが、
もっ
とも重要なのは、各々の文法事項や文構造について、
「自分がわかっていないことが何かを知る」ことです。
「知らない、わ
からない」ことを恥じる必要はないので、各自「何が理解できていないのか」を徹底的に確認してください。
授業計画
前期>
1.授業概要と授業計画
2.Unit 1 M usic and the M ind
3.Unit 1 Adjective Clauses
4.Unit 2 Body Language across Cultures
5.Unit 2 Passive Voice
6.Unit 3 Turning Waste into Wealth
7.Unit 3 Correlative Phrases 1
8.Unit 4 The Search for Other Worlds
9.Unit 4 Correlative Phrases 2
10.Unit 5 Crowdsourcing
11.Unit 5 Present Perfect Tense
12.Unit 6 Urban Landmarks
13.Unit 6 Comparatives
14.Unit 7 Food Safety
15.Unit 7 Prepositional Phrases
試験・課題等の内容
毎回の課題の他に、定期試験を実施します。
評価方法
出席・予習状況:20%、語彙小テスト:30%
定期試験:50%
16.Unit 8 Spending a Fortune
17.Unit 8 Subject-Verb Agreement
18.Unit 9 Wonders of the Deep
19.Unit 9 Parallel Structure
20.Unit 10 Product placement
21.Unit 10 Present & Future Conditional Tenses
22.Unit 11 White-collar Crime
23.Unit 11 Past Perfect Tense
24.Unit 12 Working Disabled
25.Unit 12 Reduced Adjective Clauses
26.Unit 13 Pet Therapy
27.Unit 13 Adverbial Clauses
28.Unit 14 Quantum Computers
29.Unit 14 Noun Clauses
30.Unit 15 Breaking the Poverty Cycle
テキスト
Reading Fusion 1(南雲堂、2010年)
学校語彙で学ぶ TOEIC テスト【単語集】
(成美堂)
参 文献
適宜指示します。
7
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
Reading I
(Reading I)
担当者
単位数
狩野 暁洋
2単位
授業の到達目標及びテーマ
読解に必要となる文法知識とボキャブラリーの育成に努めてゆきます。
授業の概要
文法の規則を説明した後、教科書の練習問題を解いてゆきます。又、授業の後半数回は Reading II で取り扱うパラグラフ・
リーデングとパラグラフ・ライティングの基礎について学習します。毎週語彙テストを行いますので必ず自宅で学習してお
いて下さい。
授業計画
前期>
1.Verbs 1
2.Verbs 2
3.Verbs 3
4.Nouns 1
5.Nouns 2
6.Using a Dictionary
7.Adjectives
8.Articles
9.Adverbs
10.Prepositions 1
11.Prepositions 2
12.Word Formation
13.Auxiliary Verbs
14.Phrasal Verbs
15.Conjunctions 1
16.Conjunctions 2
17.Comparisons
18.Paragraphs
19.Tenses 1
20.Present Perfect and Future
21.Active Voice and Passive Voice
22.Tense 2
23.Conditionals and Subjunctives
24.Paragraph Reading
25.Drafting and Revising
26.Cohesion and Coherence in a Paragraph
27.Descriptive Paragraph (Reading)
28.Descriptive Paragraph (Writing)
29.Narrative Paragraph (Reading)
30.Narrative Paragraph (Writing)
試験・課題等の内容
テキスト
期末試験の他に定期的に小テストと語彙クイズを行います。
Basic College English Seminar (南雲堂)
Introduction to Paragraph Reading (三修社)
評価方法
Thoughts into Writing (成美堂)
期末試験
30%
基礎から学ぶ TOEIC テスト英単熟語(南雲堂)
小テスト
30%
語彙クイズ 30%
提出物
10%
科目名
Reading II
(Reading II)
担当者
単位数
香川 実成
2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
Reading I に続いて、リーディング・スキルのさらなる向上を目標とします。ただし II では、単なるスキルの習得にとどま
らず、背景知識のリサーチにもとづくコンテンツの理解度向上を目指し、時事的な世界の社会問題についての英文を読みま
す。また、2年次でのパラグラフ・ライティングの準備として、パラグラフ構成の理解に重点をおいたリーディングもおこ
ないます。
授業の概要
指定されたテキストのユニットを順番にこなしてゆきます。練習問題の解答を含めた徹底的な予習が前提となりますが、II
では自主的に英文資料を調べる作業を要求します。前期に引き続き、ボキャブラリーテストを週1回おこないます。
授業計画
前期>
1.Unit 1 What Is a Paragraph?
2.Unit 2 The Topic Sentence
3.Unit 3 Supporting Sentences
4.Unit 4 Time Order
5.Unit 5 Space Order
6.Unit 6 Process and Direction
7.パラグラフ・ライティング①
8.Unit 1 Oil Dependency
9.Unit 2 Peace of War
10.Unit 3 Sports Idols
11.Unit 4 Deadly Influenza
12.Unit 5 What s It Say?
13.Unit 6 Animal Extinction
14.Unit 7 Driving and the Cell
15.前期まとめ
試験・課題等の内容
毎回の課題の他に、定期試験を実施します。
評価方法
出席・予習状況:20%、語彙小テスト:30%
定期試験:50%
16.Unit 7 Cause and Effect
17.Unit 8 Examples
18.Unit 9 Definition
19.Unit 10 Classification
20.Unit 11 Comparison and Contrast
21.Unit 12 Review
22.Unit 13 From a Paragraph to a Short Essay
23.パラグラフ・ライティング②
24.Unit 8 Online-Gaming Addiction
25.Unit 9 Genocide
26.Unit 10 Overpopulation
27.Unit 11 Obesity
28.Unit 12 Corruption
29.Unit 13 Global Financial Crisis
30.後期まとめ
テキスト
『効果的なパラグラフの書き方』
(Get Your Message Across)
南雲堂
『世界の潮流を読み解く!』(Reading the World:Contemporary Problems and Solutions)南雲堂
参 文献
適宜指示します。
8
科目名
Reading II
(Reading II)
担当者
単位数
狩野 暁洋
2単位
授業の到達目標及びテーマ
パラグラフ・レベルでの文章構造やつなぎ表現を学習し、正確に理解し、産出できる能力を育成します。又、授業の後半で
は複パラグラフの文章読解に挑戦します。
文
学
部
授業の概要
教科書を音読して、音と文字を関連づけます。さらに、導入部・展開部・結論部に分けて、パラグラフがどのように展開す
るか分析します。パラグラフ・ライティングの基礎についても学習します。
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
授業計画
後期>
1.Illustrative Paragraph (Reading)
2.Classification Paragraph (Reading)
3.Classification Paragraph (Writing)
4.Contrast Paragraph (Reading)
5.Contrast Paragraph (Writing)
6.Comparison Paragraph (Reading)
7.Reasons and Facts (Reading)
8.Cause and Effect (Writing)
9.Personal Opinion (Reading)
10.Personal Opinion (Writing)
11.Problem-Solving Paragraph (Reading)
12.Personal Opinion (Writing)
13.Problem-Solving Paragraph (Reading)
14.Problem-Solving Paragraph (Writing)
15.Personality
試験・課題等の内容
前期に引き続き、毎週語彙テストを行います。
評価方法
期末試験
語彙クイズ
提出物
授業への積極的参加
科目名
30%
30%
30%
10%
TOEIC 対策
(TOEIC Preparation)
16.Happiness
17.Friendship
18.Review 1
19.Difficult Decisions
20.Life-Changing M oments
21.Unexpected Events
22.Review 2
23.Finding Love
24.Kindness
25.Bravery
26.Review 3
27.Urban Legends
28.Relationship M yths
29.Adventure
30.Review 4
テキスト
Introduction to Paragraph Reading(三修社)
Thoughts into Writing(成美堂)
A Good Read 1(Cengage Learning)
基礎から学ぶ TOEIC テスト英単熟語(南雲堂)
担当者
単位数
香川 実成
1単位
授業の到達目標及びテーマ
半期間に最低100点のスコアアップを目標とします。授業では、スコアが上がりやすいパート(Parts 2,5,6&7)の解法テク
ニックをしっかりと身につけてもらいますが、それと同時に授業外で、忍耐強く語彙力を増強すること、および継続的にリ
スニングの練習をおこなうこと、この2つを必ず実践して下さい。
授業の概要
TOEIC 公式問題集の問題を使って、パートごとの実践演習をおこないます。より効果的に TOEIC 特有のボキャブラリーを
身につけることができるよう、実践演習に出てくる語句についてあらかじめ語彙テストをおこないます。
授業計画
後期>
1.前期 TOEIC IP スコアの分析と授業計画
2.Part 5 の解法と練習問題⑴
3.Part 5 の解法と練習問題⑵
4.Part 5 の解法と練習問題⑶
5.Part 5 の解法と練習問題⑷
6.Part 5 の解法と練習問題⑸
7.Part 6 の解法と練習問題
8.Part 2 の解法と練習問題⑴
9.Part 2 の解法と練習問題⑵
10.Part 7 の解法と練習問題⑴
11.Part 7 の解法と練習問題⑵
12.Part 7 の解法と練習問題⑶
13.Part 7 の解法と練習問題⑷
14.Part 7 の解法と練習問題⑸
15.Part 7 の解法と練習問題⑹
試験・課題等の内容
後期に実施される TOEIC IP を必ず受験すること。毎回お
こなう語彙テストの準備も欠かさないように。
テキスト
小石裕子『新 TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!』
(アルク)
評価方法
語彙テスト:40%、定期試験:30%
後期 TOEIC IP スコア換算分:30%
参 文献
適宜指示します。
9
科目名
アメリカの歴史と文化
(American History and Culture)
担当者
単位数
上野 葉子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
アメリカの歴史と文化について基礎的な知識を身につける。
授業の概要
アメリカの初期の植民の時代から現代にいたるまでの歴史、民族の多様性、政治システム、外交、宗教などについて英語で
書かれたテキストを読み、また、それに関する映像を見ることを通して、アメリカについての基礎的な知識を学ぶ。
授業計画
前期>
1.Introduction
2.Native Americans
3.Coming to the New World
4.Coming to the New World
5.A nation divided
6.A nation divided
7.Go west!
8.Go west!
9.A world power
10.A world power
11.The melting pot
12.The melting pot
13.Government and politics
14.Government and politics
15.In God we trust
試験・課題等の内容
授業中に数回課題を課する。積極的に取り組むことが求め
られる。
テキスト
M artha Bordman, In the USA
(Macmillan Languagehouse)
評価方法
期末試験70%、授業中の課題、授業態度(出欠を含む)30%
参 文献
授業中に指示する。
科目名
イギリスの歴史と文化
(British History and Culture)
担当者
単位数
深堀 悦子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
・諸民族の興亡の時代から現代までのイギリスの歴史・文化・社会を概観する。
・イギリスの歴史的・文化的遺産について理解を深める。
授業の概要
基本的に毎回テキストを一章ずつ進み、章ごとに設けてある理解度確認のための練習問題に取り組む。
適宜、映像を用いながら、英国の文化的・歴史的遺産を具体的に紹介してゆく。
授業計画
後期>
1.Introduction / Celtic Britain
2.Roman Britain
3.Anglo-Saxon Britain
4.The Norman Conquest
5.Medieval Britain
6.The Coming of Christianity to Britain
7.Church and State and the Dissolution of the M onasteries (1)
8.Church and State and the Dissolution of the M onasteries (2)
9.The Industrial Revolution
10.Legends and Stories
11.The English Love of Nature (1)
12.The English Love of Nature (2)
13.Churchill, Chartwell and Blenheim
14.Preserving the Past
15.Conclusion
試験・課題等の内容
毎回進むテキストの章を必ず予習して授業に臨むこと。
適時課題を課し、後期末に定期試験を行う。
テキスト
Facets of Britain (Asahi Press) 配付プリント
評価方法
授業への参加・発表 20%
提出物・課題
20%
定期試験
60%
参 文献
授業中に紹介する。
10
科目名
英語メディアリテラシー
(Media Literacy for English Learners)
担当者
単位数
Sergio M azzarelli
2単位
文
学
部
Goals and Themes:
Introducing students to the issues surrounding the use of the most popular Internet services.
Summary Outline:
This course will let students reflect on the issues surrounding the use of popular Internet services such as email,social
networking sites,and blogs. Particular attention will be paid to the vocabularyrequired to understand and discuss such
issues.
Contents:
Second Semester
1.Introduction
2.Email, pp.7-8, and Email M ania, pp.9 -14
3.Email Spam, pp.15-20
4.Email Fraud, pp.21-26
5.Email Lingo, pp.27-32
6.Email Breakups, pp.33-38
7.Mobile Email, pp.39 -44
8.Email Efficiencies, pp.45-50
9.Cyberspace, pp.51-52, and Social Networking Sites, pp53-58
10.Blogging, pp.59 -64
11.Information Superhighway, pp.65-70
12.Online Gambling, pp.71-76
13.Citizen Journalism, pp.77-82
14.Online Shopping, pp.83-88
15.Internet Advertising, pp.89 -94
Assignments and Examinations:
Students will be required to complete weekly assignments. There will be short in-class quizzes and a final
examination.
Textbook(s):
Norma Reveler and Hiromi Nema, English for the
Digital World (Tokyo:Sanshusha, 2009 ).
科目名
海外語学研修A
(English Study Abroad A)
Evaluation:
Participation
20%
Homework Assignments and in-class quizzes 20%
Final examination 60%
Reference Materials:
Links to online reference materials will be provided
during the course.
担当者
単位数
Sheila Norris
1単位(通年)
Goals and Themes:
To understand more about cross-cultural differences
To increase fluency in English speaking and listening skills
To develop confidence in cross-cultural communication abilities
To become able to share in English information about Japanese life
Summary Outline:
Through a two-week experience of living and taking classes overseas,students will gain insights into differences and
will improve their own skills for communicating in English.
Contents:
First Semester
As preparation for the overseas experience there will be sessions to explain travel arrangements and immigration
procedures, and to give information and advice about dealing with cultural differences and relating to a host family.
Students will also practice talking about themselves, Japan, and Japanese culture.
Assignments and Examinations:
Positive participation in the preparation sessions is
important. After returning to Japan, students will
submit a 500-word typed report in English on anyaspect
of life and culture that they have experienced overseas.
Textbook(s):
Prints as necessary
Evaluation:
Preparation
20%
Overseas Participation 50%
Report
30%
Reference Materials:
Books in the LL and library
11
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
海外語学研修 B
(English Study Abroad B)
担当者
単位数
Barbara Easton
2単位
Goals and Themes:
To understand more about American life
To increase fluency in English speaking and listening skills
To develop confidence in cross-cultural communication abilities
To become able to share in English information about Japanese life
Summary Outline:
Through this study students will improve their practical English skills, especially speaking and listening, through a
twoweek program including a homestay experience, classes arranged by the University of Evansville (Indiana), and
excursions. They will deepen their understanding of American culture and international relations.
Contents:
First Semester
As preparation for the overseas experience, explanation meetings will cover travel arrangements, immigration
formalities, and advice about homestay and life in America. Students will also practice talking about themselves,
Japan, and Japanese culture.
Assignments and Examinations:
Students are expected to participate positively in the
preparation and study program. After their return to
Japan, students will write a 500-word typed report in
English on a topic of their choice concerning their
impressions of American life or culture.
Textbook(s):
Handouts
科目名
海外ボランティア活動A(B)
(Overseas Volunteer Activity A)
Evaluation:
Preparation 20%
Overseas Participation 50%
Report
30%
Reference Materials:
M . Someya et al., American Homestay Do s and Don ts
(Nan undo)
担当者
単位数
香川 実成、井石 哲也
2単位
授業の到達目標及びテーマ
ボランティア活動自体、意義のあることだが、世界各国から来た同世代の若者と海外で共同生活を送ったり、あるいは現地
NGO と共に活動することにより、現地の文化に触れるだけでなく、参加者各々の出身国の文化に対する理解も育むことがで
き、二重の意味での異文化理解の場となるだろう。非英語圏のボランティア開催地も多いが、キャンプ内での共通語は基本
的に英語なので、英語コミュニケーション能力の向上にもつながる。
授業の概要
国際教育交換協議会(CIEE)による国際ボランティア・プロジェクト(IVP)
、エコボランティア(CVA)、及びカナダ、オ
セアニア、アジアでのボランティア&ホームスティ・プログラムへの参加。活動内容は、古い建物や遺跡の修繕・修復、孤
児院でのケア、各種フェスティバルの開催準備、環境保全作業、動物保護、小学校での学習支援等さまざま。原則として、
プロジェクト開催地および集合場所までの手配をすべて参加者自身でおこなうプログラムばかりなので、それなりの勇気と
覚悟が必要になるが、だからこそ、参加する意義も大きく、人生の新たな可能性を見出すきっかけになることを期待する。
授業計画
前期・後期>
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7. 事前説明会、オリエンテーション
8. 帰国報告会、時期説明会での体験報告等
9. 帰国レポート作成
10.
11.
12.
13.
14.
15.
試験・課題等の内容
事前の説明会やオリエンテーション、帰国後の報告会への
参加は必須。報告会とは別に、日本語、英語双方によるレ
ポートの提出を課す。
評価方法
説明会、報告会等への参加 20%
レポート 80%
12
テキスト
なし
参 文献
参加プロジェクト、キャンプ先等が決まり次第、現地の言語、
文化、安全情報に関する情報をインターネット等で収集す
る必要あり。原則として各自で責任を持っておこなうべき
作業であるが、必要に応じて資料を用意・配布する予定。
科目名
フランス語 a・
(French Ia・Ib)
b
担当者
単位数
橋本 千鶴子
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
フランス語は洗練された文化的イメージと実用性、国際的を兼ね備えた言語です。この授業では言語の基礎知識に基づいた
実践的運用能力の獲得を目指します。一年間の学習で実用フランス語検定5級から4級レベルの能力を身に付けることが目
標です。
授業の概要
旅行会話を中心にした教科書に沿って実際に使えるフランス語を体系的に学びます。フランス文化に親しむために、映画や
ビデオなどの映像資料、音楽などのリアルな資料もしばしば用います。
授業計画
前期>
1.フランスはどんな国?
2.パリに着いた! 1(空港)
3.パリに着いた! 2(空港)
4.ホテルにて 1(フロント)
5.ホテルにて 2(フロント)
6.アロー、アロー 1(郵便局)
7.アロー、アロー 2(郵便局)
8.テラスでお茶を 1(カフェ)
9.テラスでお茶を 2(カフェ)
10.メトロに乗ろう 1(地下鉄)
11.メトロに乗ろう 2(地下鉄)
12.名所を巡ろう 1(リヴォリ通り)
13.名所を巡ろう 2(リヴォリ通り)
14.まとめ
15.試験対策
後期>
1.水を買う 1(食料品店)
2.水を買う 2(食料品店)
3.エスカルゴって何? 1(レストラン)
4.エスカルゴって何? 2(レストラン)
5.モナリザに会う 1(ルーヴル美術館)
6.モナリザに会う 2(ルーヴル美術館)
7.モナリザに会う 3(ルーヴル美術館)
8.買い物を楽しむ 1(ショップで)
9.買い物を楽しむ 2(ショップで)
10.買い物を楽しむ 3(ショップで)
11.セーヌ川は流れる 1(セーヌ河畔散策)
12.セーヌ川は流れる 2(セーヌ河畔散策)
13.オペラ座に入ってみよう 1(オペラ座)
14.オペラ座に入ってみよう 2(オペラ座)
15.まとめ・試験対策
試験・課題等の内容
各種小テスト(動詞活用・語彙・書き取りなど)と提出課
題(作文等)
。定期試験
テキスト
はじめてのパリ―新・改訂版―
(朝日出版社)
評価方法
小テストや提出課題(15%)定期試験(80%)出席(5%)
参 文献
仏和・和仏辞典あるいは電子辞書(必携)
科目名
スペイン語 a・ b
(Spanish I a・I b)
担当者
単位数
荻原
寛
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
地中海は食文化の宝庫、そのひとつスペイン料理をテーマに、スペイン語のabcを始めるのがこの授業の特徴です。食め
ぐり旅めぐりをしながら「使えるスペイン語」を着実に身に付けていきます。テキストを用いますが、これは大事という個
所にはゆっくり時間をかけて様々な例文を示す中で、スペイン語と日本語の大きな違いにも順々に慣れていってもらいます。
ノートにはいっぱい書くので、一度休むとちょっと大変です。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていきます。
授業計画
前期>
1.スペイン語ってどんな言語?
2.ローマ字との違い
3.基本的なあいさつ
4.tu と usted
5.男性と女性
6.冠詞の使い方
7.注文してみよう
8.存在の表現(その1)
9.存在の表現(その2)
10.動きを表わす(その1)
11.動きを表わす(その2)
12.物を指す
13.自分のことを簡単に紹介する
14.目的語を代名詞にしてみる(その1)
15.目的語を代名詞にしてみる(その2)
後期>
1.不規則動詞に慣れよう(その1)
2.不規則動詞に慣れよう(その2)
3.
「好き」と「きらい」
4.間接目的代名詞を活かしたパターン
5.間接目的代名詞のウラワザ
6.再帰動詞で世界が広がる(その1)
7.再帰動詞で世界が広がる(その2)
8.レシピを読んでみよう
9.人を動かしてみよう(タメ系)
10.人を動かしてみよう(デス・マス系)
11.今日したことを日記に書こう(その1)
12.今日したことを日記に書こう(その2)
13.過去のことも記録しよう(その1)
14.過去のことも記録しよう(その2)
15.その時、どうしていたの?
試験・課題等の内容
試験は男性形・女性形の使いわけができるか、動詞の変化
(活用)
をしっかり覚えているか、の2点に重点を置いて出
題します。
テキスト
『スペイン料理はいかが?』と Que tal la comida espanola?
CD 付き(同学社、2,500円)
評価方法
小テスト
授業での積極さ
定期試験
参 文献
辞書『スペイン語ミニ辞典(改訂版)
』
(白水社、2,490円)
20%
30%
50%
13
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
ドイツ語 a・ b
(Germann Ia・Ib)
担当者
単位数
堺
雅志
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
ドイツ語のしくみ
ドイツ語 a・ bの通年でドイツ語の基礎力を養う。自己紹介と簡単な日常会話ができ、基礎的な短文の読み書きができ
るようになる。
(ドイツ語技能検定試験5級レベル)
授業の概要
ドイツ語学習の中心をなすのは文法学習である。なかでもドイツ語文法において重要なのは語形変化と語順である。この二
つの集中的な学習は、会話や作文の実践への応用をも即可能にする。ドイツ語を体系的に、かつ対象として意識的に習得す
る文法学習によって、言語に対する繊細な感覚と、綿密な思 力を高める。随時、ドイツ語圏(主としてドイツ・スイス・
オーストリア)の歴史と文化についても解説する。特に文学と生活文化に関わる話題を多く取り入れる。
授業計画
前期>
1.ドイツ語とは?
2.発音1
3.発音2
4.動詞の現在人称変化1
5.動詞の現在人称変化2
6.名詞の性と格、冠詞類
7.動詞の現在人称変化3
8.名詞の数・代名詞
9.動詞の現在人称変化4
10.前置詞1
11.前置詞2
12.分離動詞
13.従属の接続詞と副文
14.まとめ1
15.まとめ2
後期>
1.前期の復習
2.形容詞
3.過去と完了1
4.過去と完了2
5.再帰表現
6.zu 不定詞
7.中間試験
8.受動表現1
9.受動表現2
10.関係代名詞1
11.関係代名詞2
12.接続法1
13.接続法2
14.まとめ1
15.まとめ2
試験・課題等の内容
授業中に毎回課す口頭練習、暗唱、小テスト、期末試験
(筆
記)
テキスト
『D-Pop で学ぶドイツ語』鈴木╱保坂╱中村╱林
適宜資料を配布する。
評価方法
口頭練習と暗唱、小テスト 50%
期末試験 50%
尚、後期の評価にはドイツ語技能検定試験受験も加味する。
参 文献
推薦辞書『アポロン独和辞典』同学社
科目名
芸術・文化論
(Art and Culture I)
担当者
単位数
同学社
津田 礼子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
ヨーロッパでは地中海沿岸の地域とアルプス以北の北方とでは、風土と文化が大きく異なる。ラテン系民族の「石の文化」
とケルト・ゲルマン系民族の「木、森の文化」を対比させ、文化が地域の気候、風土と人間との関係によって育まれるとい
う側面を知る。
授業の概要
絵画、その他のイコノロジーを通して、主にヨーロッパの生活様式と文化について、風土との関係から える。前近代社会
に主眼を置き、ヨーロッパ文化の二つの型―①地中海型文化の例として「古代ギリシア」の生活文化、②北方ヨーロッパ型
文化の例として「中世ヨーロッパ」の生活文化を選ぶ。
授業計画
前期>
1.
ヨーロッパ文化の二つの型と風土、日本の文化・風土との比較
2.
3. 「古代ギリシア」の生活文化:石の文化―乾燥性、海洋性の風土
4.
壺絵にみる人間像と生活の場面
5.
例)ディオニソスとぶどう酒
6.
泉で水を汲む女
など
7. 「中世ヨーロッパ」の生活文化:森を開拓し、農村、都市を形成する過程、
8.
アジールの存在、生活者としての農民の姿、
9.
ゲルマン、ケルト系の文化、メンタリティー
10.
に今日の北方ヨーロッパのルーツを探る。
11.
風土の分類(和辻による)
12.
13.
まとめ:生活文化の民族的特色
14.
環境順応の原則
15.
(※スライド使用)
試験・課題等の内容
試験問題は、授業内容を理解しているかどうかを問うもの。
テキスト
和辻哲郎『風土』
(岩波書店)
他にプリントを用意
評価方法
期末試験
参 文献
日本家政学会編『生活文化論』
(朝倉書房)
太田秀道『生活の歴史3 ポリスの市民生活』
(河出書房新社)
C・ブルック『中世社会の構造』
(法政大学出版局)
他
14
100%
科目名
英語とキャリア
(English and Career)
担当者
単位数
西原 真弓
2単位
授業の到達目標及びテーマ
英語を活かせるキャリアを目指す人達が受験する資格試験とそれぞれの特徴を知り、4年間で各自がどのような勉強をすれ
ばよいか目標を立て、それに到達するための計画を立てることを目標とする。
文
学
部
授業の概要
6月までは、TOEIC の問題の形式に慣れるよう授業外で課題として問題を解いてくる。事前に提出された間違いチェック
シートにより、間違いの多い問題の解説を授業内で行う。その後は、希望職種にあわせた英語資格試験について理解し、そ
れぞれの問題の特徴を理解するため、各種試験の問題を解いていく。
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
授業計画
前期>
1.TOEIC とは
2.TOEIC 第1回課題解説
3.TOEIC 第2回課題解説
4.TOEIC 第3回課題解説
5.TOEIC 第4回課題解説
6.TOEIC 第5回課題解説
7.TOEIC 第6回課題解説
8.TOEIC 第7回課題解説
9.TOEFL ⑴
10.TOEFL ⑵
11.IELS
12.通訳案内業(ガイド)試験⑴
13.通訳案内業(ガイド)試験⑵
14.日商ビジネス英語検定
15.通訳技能検定試験、その他の試験
試験・課題等の内容
毎週課題あり
筆記試験
テキスト
別途掲示する
評価方法
課題提出率30%、筆記試験70%
参 文献
適宜指示する。
科目名
英語絵本研究
(English Picture Book Studies)
担当者
単位数
井石 令子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
英語で書かれた絵本に数多く触れ、味わうことでその特性を知ると共に、代表的作品についての知識を整理する。絵本を通
した異文化理解や多文化教育、また読み聞かせなど早期英語教育における英語絵本の活用法についても学ぶ。
授業の概要
毎回の授業で取り上げる絵本について、用いられているテーマ・語彙・表現・内容を音読や内容確認(英文読解・和訳)を
通して把握するとともに、視覚的表現方法を含めたそれぞれの絵本の特性・特徴を 察・整理する。
授業計画
後期>
1.英語絵本とその活用法
2.Pattern books (1)
3.Pattern books (2)
4.Pattern books (3)
5.Predictions (1)
6.Predictions (2)
7.Book walk (1)
8.Book walk (2)
9.Observations (1)
10.Observations (2)
11.Story Corner
12.Critical Thinking (1)
13.Critical Thinking (2)
14.英語絵本と多様な価値観
15.英語絵本と多様な価値観
試験・課題等の内容
① 課題読書レポート
② 期末レポート
テキスト
リーパー・すみ子「えほんで楽しむ英語の世界」
(一声社)
評価方法
授業参加状況(出欠・受講態度含む) 20%
読書課題レポート 30%
期末レポート
50%
参 文献
授業で適宜紹介する。
15
科目名
英語発音法
(English Phonetics)
担当者
単位数
西原 真弓
2単位
授業の到達目標及びテーマ
英語の発音の仕組みを理解し、相手に理解される正しい発音が身につくようにする。
個々の音だけでなく、英語のリズム、イントネーション、アクセントなどが、日本語とどのように違うのかを理解する。
授業の概要
毎回の授業で、自分の発音を見直してもらう。特に、個々の英語の音が正確に発音できるようにし、区別しにくい英語の音
や、日本語にはない音など、一般に聞き取りにも支障をきたす音を中心に発音クリニックを行う。また、理解される発音に
欠かせない英語のリズム、イントネーションやアクセントがいかに「英語らしい」発音にするために必要か、また、それら
を作るために起きている様々な音変化現象を解説しながら、実践練習を通して理解してもらう。
授業計画
前期>
1.Syllables
2.Vowels and vowel rules
3.Word stress and vowel length
4.Word stress and vowel clarity
5.Word stress patterns
6.Sentence focus:Emphasizing content words
7.Sentence focus:De-emphasizing structure words
8.Choosing the focus word
9.Emphasizing structure words
10.Continuants and stops
11.Continuants and stops
12.Voicing
13.Voicing and syllable length
14.Sibilants
15.Thought groups
試験・課題等の内容容
筆記試験、音読試験
毎週、ディクテーションの課題を出します
テキスト
Judy B. Gilbert Clear Speech Third Edition
(Cambridge)
評価方法
筆記試験70%、課題提出20%、出席、及び授業参加態度10%
参 文献
授業内で適宜紹介する。
科目名
特別セミナー
(Special Seminar I)
担当者
単位数
狩野 暁洋
2単位
授業の到達目標及びテーマ
この授業では将来留学を えている学生を対象に TOEFL iBT の試験対策講座を行います。TOEFL iBT 形式の問題に慣れ
ることにより、実力が十分に発揮できるように準備してゆきます。教材が多少ハイレベルなため、対象となる受講者は、英
検2級以上、或いは TOEIC 600点以上相当の英語能力のある方です。
授業の概要
TOEFL iBT の問題集を授業で解いてゆきます。Independent Task と Integrated Task の両方に挑戦します。
授業計画
後期>
1.Reading
2.Reading
3.Reading
4.Listening
5.Listening
6.Listening
7.Speaking
8.Speaking
9.Speaking
10.Writing
11.Writing
12.Writing
13.Integrated Tasks
14.Integrated Tasks
15.Integrated Tasks
試験・課題等の内容
期末テストは LL 教室で、Integrated Test を導入します。
授業外では Reading と Writing の宿題が頻繁に出ます。
評価方法
期末テスト
50%
宿題
20%
クラス・パフォーマンス 30%
16
テキスト
Mastering the TOEFL iBT Reading and Listening
(研究社)
Mastering the TOEFL iBT Speaking and Writing
(研究社)
科目名
日本理解
(Japan Literacy I)
担当者
単位数
田中 俊廣、服部
2単位
康喜
授業の到達目標及びテーマ
現代日本文化学科の学生に期待される、
「日本」
に関する基本的な知識を幅広く修得することを目指す。こうした基本的で幅
広い知識は専門性を深めていく時に欠かすことのできないものとなる。
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
授業の概要
「日本理解 」では、日本の文学・思想・哲学・宗教など、現代日本を形作ってきた精神の歴史に焦点を当てる。
授業は複数の教員が各専門領域についての講義を数回行う。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション╱導入
2.日本精神史概説
3.古代
4.
中世
5.
6.
近世
7.
8.
明治
9.
10.
大正
11.
12.
昭和
13.
14.現代
15.まとめ
試験・課題等の内容
各単元毎にレポートを課す。
また、学期末に小論文を課す。
テキスト
授業の中で紹介する。
評価方法
出席
30%
レポート・小論文 70%
参 文献
芥川龍之介「舞踏会」
、小林多喜二「蟹工船」、与謝野晶子、
中野重治の作品など。
科目名
日本理解
(Japan Literacy II)
担当者
単位数
渡辺 誠治、高橋
2単位
敬一
授業の到達目標及びテーマ
現代日本文化学科の学生に期待される、
「日本」
に関する基本的な知識を幅広く習得することを目指します。こうした基本的
で幅広い知識は専門性を深めていく時に欠かすことの出来ないものとなると えられます。
授業の概要
授業は複数の教員が各専門領域についての講義を数回行います。この授業では、日本語の成り立ちや歴史、日本語の特徴、
日本人の思 、日本語によるコミュニケーション、日本語の国際化といった方面に焦点を当てて講義します。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション
2.ことばとコミュニケーション⑴
3.ことばとコミュニケーション⑵
4.ことばとコミュニケーション⑶
5.ことばとコミュニケーション⑷
6.ことばと文化⑴
7.ことばと文化⑵
8.ことばと文化⑶
9.ことばと文化⑷
10.ことばと文化⑸
11.ことばと人間・社会⑴
12.ことばと人間・社会⑵
13.ことばと人間・社会⑶
14.ことばと人間・社会⑷
15.ことばと人間・社会⑸
試験・課題等の内容
授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ
てレポートする。
テキスト
毎時間、資料を配付する。
評価方法
レポート内容 70% 授業への参加状況 30%
参 文献
適宜、参 図書・論文などを紹介する。
文
学
部
17
科目名
日本理解
(Japan Literacy III)
担当者
単位数
黒木
2単位
香、石井 奈緒
授業の到達目標及びテーマ
現代日本文化学科の学生に期待される、
「日本」に関する基本的な知識を幅広く習得することをめざす。こうした基本的で幅
広い知識は専門性を深めていくときに欠かすことのできないものとなる。
この授業では、日本社会を形作る「家族」と「イエ」について える。
授業の概要
日本の歴史の流れに即して、社会の変化と家族のあり方の関わりについて える。簡単に括れない家族の多様性にも注目し
ながら、二人の教員が講義をする。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション/導入
2.日本の暮しの変化
3.古代社会と家族①
4.古代社会と家族②
5.貴族社会と家族①
6.貴族社会と家族②
7.武家社会と家族①
8.武家社会と家族②
9.日本の「イエ」①
10.日本の「イエ」②
11.異文化における家族①
12.異文化における家族②
13.近代家族①
14.近代家族②
15.家族研究 まとめ
試験・課題等の内容
期末レポート
テキスト
プリントして配付する。
評価方法
出席
30%
レポート・小論文 70%
参 文献
授業時に紹介する。
科目名
異文化コミュニケーション論
(Cross-cultural Communication)
担当者
単位数
西原 真弓
2単位
授業の到達目標及びテーマ
他文化の人とコミュニケーションを円滑に進めるために必要となる知識と技術を習得する。異文化コミュニケーションで最
も大切な要素となる、自文化を含めた自分の行動・思 パターンを客観視する。
授業の概要
異文化コミュニケーションに関わる様々な要素を 察し、なぜミスコミュニケーションが起こるのかを客観的に分析する力
をつけていく。講義の中に、異文化トレーニングを入れ、自分の行動パターンや思 パターンや価値観を認識していく。
授業計画
後期>
1.文化とは何か:文化の島モデル
2.コミュニケーションのメカニズム
3.高文脈文化 vs 低文脈文化
4.自己開示とコミュニケーションスタイル
5.Politeness theory
6.Face threatening Act
7.非言語コミュニケーション
8.非言語コミュニケーション
9.見えない文化:価値観と文化的特徴
10.文化の価値志向
11.文化の次元
12.異文化の認識:カテゴリー化・ステレオタイプ
13.異文化の受容:常識再
14.友好的グループ間態度形成法:DIE 法
15.カルチャーショックと異文化適応
試験・課題等の内容
学期末試験
テキスト
八代京子他『異文化トレーニング』(三修社)
評価方法
学期末試験
90%
出席、及び授業参加態度 10%
参 文献
適宜指示する。
18
科目名
Listening and Speaking III・IV
(Listening and Speaking III・IV)
担当者
単位数
Timothy Allan, John Anderson, Richard Bent
各1単位、2単位
Goals and Themes:
Following the introductory course in first year, this class will continue to practice many types of communicative
strategies for listening and speaking. In particular, we will begin to move from non-authentic to authentic resources
and items.
Summary Outline:
The class will be based on the vocabulary choices,conversation strategies,grammatical structures and activities found
in the main text. Beyond that,learners will be exposed to occasional supplementary activities. Speaking will include
pair work, group work, short presentations, and some pronunciation practice and tasks.
Contents:
First Semester
1.Introductory: Our Profiles and Goals
2.Greeting and Small Talk
3.Greeting and Small Talk
4.Quiz and Video
5.M ovies and Entertainment
6.M ovies and Entertainment
7.Quiz and M ovie
8.Staying At Hotels
9.Staying At Hotels
10.Quiz and role plays
11.Cars and Driving
12.Cars and Driving
13.Quiz and songs
14.Personal care and Appearance
15.Surveys and review
Second Semester
1.Summer Stories and New Goals
2.Eating Well
3.Eating Well
4.Quiz and recipes
5.Psychology and Personality
6.Psychology and Personality
7.Quiz and Dream Game Analysis
8.Enjoying the Arts
9.Enjoying the Arts
10.Quiz and M ini-Saruku tour
11.Living with computers
12.Living with computers
13.Quiz and M oodle tasks
14.Ethics and Values
15.Surveys and review
Assignments and Examinations:
Assignments will include regular content quizzes and
tasks. There is no final examination.
Evaluation:
Participation/attendance: 70%
Test: 30%
Textbook(s):
Saslow, J., and Ascher, A. Top Notch 2
(Pearson/Longman)
Reference Materials:
These will be recommended by the individual teacher.
科目名
Reading III・IV
(Reading III・IV)
担当者
単位数
香川 実成
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
1年次の Reading I・II に続いて、難易度、分量的にレベルアップした英文を読みます。その際、パッセージ全体の構造(パ
ラグラフ構成)をしっかり把握すると同時に、単語レベルでの意味や語法にも注意を払いながら読む、すなわち大意を把握
する読み方と、部分に注意する読み方との双方をおこないます。さらには、読んだ後のクリティカル・シンキングも試みま
す。
授業の概要
指定されたテキストのチャプター1つ分を2回の授業内でこなしてゆきます。リーディングマテリアルに関してかなり多く
の設問がついているので、十分な予習が求められます。
授業計画
前期>
1.授業概要と予定
2.Ch. 1: A Culture Difference: Being on Time
3.
〃
4.Ch. 2: Changing Lifestyles & New Eating Habits
5.
〃
6.Ch. 3: Technology Competes for Family Time
7.
〃
8.Ch. 4: Language: Is It Always Spoken?
9.
〃
10.ボキャブラリー中間テスト
11.Ch. 5: Loneliness: How Can We Overcome It?
12.
〃
13.Ch. 6: The Importance of Grandmothers
14.
〃
15.前期総括
試験・課題等の内容
定期試験の他に、毎回ボキャブラリーテストを実施します。
評価方法
授業出席状況20%、ボキャブラリー小テスト20%
定期試験60%
後期>
1.Ch. 7: Innocent until Proven Guilty
2.
〃
3.Ch. 8: The Reliability of Eyewitnesses
4.
〃
5.Ch. 9 : Solving Crimes with M odern Technology
6.
〃
7.Ch. 10: Ancient Artifacts and Ancient Air
8.
〃
9.ボキャブラリー中間テスト
10.Ch. 11: M edical Technology
11.
〃
12.Ch. 12: M ars:Our Neighbor in Space
13.
〃
14.
〃
15.後期総括
テキスト
Issues for Today 3 (Cengage Learning)
『学校語彙で学ぶ TOEIC テスト【単語集】
』
(成美堂)
*1年次購入済み
参 文献
適宜指示します。
19
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
Reading III・IV
(Reading III・IV)
担当者
単位数
授業の到達目標及びテーマ
様々なテーマからなる英文を数多く読むことにより、読解力・思
深堀 悦子
各1単位(半期)
力・語彙力を養成する。
授業の概要
基本的に毎回テキストを読み進め、読んだ内容の理解度と語彙確認のための練習問題に取り組む。
授業計画
前期>
1.Sport and Fitness (A)
2.Sport and Fitness (B)
3.Skin Deep (A)
4.Skin Deep (B)
5.Animals in Danger (A)
6.Animals in Danger (B)
7.Review 1
8.M idterm test
9.Violent Earth (A)
10.Violent Earth (B)
11.Islands and Beaches (A)
12.Islands and Beaches (B)
13.Ancient M ysteries (A)
14.Ancient M ysteries (B)
15.Review 2
後期>
1.Global Addictions (A)
2.Global Addictions (B)
3.Legendary Voyages (A)
4.Legendary Voyages (B)
5.Stories of Survival (A)
6.Stories of Survival (B)
7.Review 3
8.M idterm test
9.All in the M ind (A)
10.All in the M ind (B)
11.Art and Life (A)
12.Art and Life (B)
13.M edical Challenges (A)
14.M edical Challenges (B)
15.Review 4
試験・課題等の内容
学生の発表に基づいて解説を行うので、毎回十分な予習が
求められる。
学期ごとに中間試験および定期試験を行う。
テキスト
Nancy Douglas, Reading Explorer 3
(Heinle, Cengage Learning)
評価方法
授業への参加
課題・発表
中間・定期試験
参 文献
授業中に紹介する。
科目名
10%
30%
60%
Paragraph Writing I・II
(Paragraph Writing I・II)
担当者
単位数
Andrew Gorringe, Richard Bent
各1単位(半期)
Goals and Themes:
1.Understanding the structure of English paragraphs.
2.Ability to produce well-written paragraphs in English.
Summary Outline:
This class will help students to develop their understanding of the structure of English paragraphs. Students will keep
a weekly journal outside class to help them generate ideas for writing. Following the textbook they will be given
extensive practice in organizing their ideas logically, with point and support, and expressing themselves clearly, in
order to produce well-written English paragraphs.
Contents:
First Semester
1.Introduction
2.Topic Sentences 1
3.Topic Sentences 2
4.Supporting Sentences 1
5.Supporting Sentences 2
6.Concluding Sentences 1
7.Concluding Sentences 2
8.Descriptive Paragraphs 1
9.Descriptive Paragraphs 2
10.Narrative Paragraphs 1
11.Narrative Paragraphs 2
12.Expository Paragraphs 1
13.Expository Paragraphs 22
14.Unity 1
15.Conclusion
Assignments and Examinations:
Students will be required to write extensively inside and
outside class. They will keep a weekly journal in
English, complete written exercises from the textbook
each week,and submit formal writing assignments,each
of which will require several drafts.
Textbook(s):
Boardman, C.A. Writing to Communicate 1
(Pearson Longman)
20
Second Semester
1.Introduction
2.Unity 2
3.Coherence 1
4.Coherence 2
5.Cohesion 1
6.Cohesion 2
7.Process 1
8.Process 2
9.Reasons and Results 1
10.Reasons and Results 2
11.Opinion 1
12.Opinion 2
13.Bringing it Altogether 1
14.Bringing it Altogether 2
15.Conclusion
Evaluation:
Journal 20%, Class work 30%, Compositions 50%
科目名
Integrated English III・IV
(Integrated English III・IV)
担当者
単位数
AndrewGorringe,SergioMazzarelli,TimothyAllan
各1単位(半期)
Goals and Themes:
1.Developing students English proficiency in the four primary language skills of speaking, listening, reading, and
writing
2.Increasing students knowledge of the structural characteristics of the English language (phonology, lexis,
grammar, function, and discourse)
3.Developing students group discussion skills
Summary Outline:
This course is the second year of a four-year program in Integrated English. Students will practise the various
language skills and gain knowledge of the structural characteristics of English in a highly integrated and communicative fashion. This is a progressive course,where each level builds on what was previously learned,and the content and
tasks become increasingly complex. In Integrated English III and IV students will develop their fundamental English
skills as well as group discussion skills.
Contents:
First Semester
1.The Way We Are 1
2.The Way We Are 2
3.Experiences 1
4.Experiences 2
5.Wonders of the World 1
6.Wonders of the World 2
7.Review 1
8.Family Life 1
9.Family Life 2
10.Food Choices 1
11.Food Choices 2
12.M anaging Life 1
13.M anaging Life 2
14.Review 2
15.Term 1 Conclusion
Second Semester
1.Relationships 1
2.Relationships 2
3.What If?1
4.What If?2
5.Tech Savvy 1
6.Tech Savvy 2
7.Review 1
8.What s Up?1
9.What s Up?2
10.Impressions 1
11.Impressions 2
12.In the News 1
13.In the News 2
14.Review 2
15.Term 2 Conclusion
Assignments and Examinations:
Students will be expected to participate in activities and
complete all homework assignments. There will be inclass tests. Details regarding specific assignments and
the testing schedule will be given in class.
Evaluation:
Testing 70%
Participation 30%
Textbook(s):
M cCarthy, M cCarten, and Sandiford, Touchstone, Student s Book 3 (Cambridge University Press)
M cCarthy,M cCarten,and Sandiford,Touchstone, Workbook 3 (Cambridge University Press)
科目名
TOEIC 対策
(TOEIC II)
担当者
単位数
武内 早苗
1単位
授業の到達目標及びテーマ
・TOEIC 基礎リスニング、文法およびリーディング力の習得
・TOEIC の出題傾向に慣れ効果的な学習によりスコアアップを目指す
授業の概要
・毎回出来るだけ実践問題を入れ本番と同じように解く
・毎回リーディング等(PART 6, 7)を中心とした宿題
(集中コースということで受講者は講座前に前もって文法等の復習、語彙力を少しでも強化すること)
授業計画
集中>
1.英文法出るとこだけ 新 TOEICTEST
2.英文法出るとこだけ 新 TOEICTEST
3.英文法出るとこだけ 新 TOEICTEST
4.英文法出るとこだけ 新 TOEICTEST
5.新 TOEICTEST 直前対策模試
6.新 TOEICTEST 直前対策模試
7.新 TOEICTEST 直前対策模試
8.新 TOEICTEST 直前対策模試
9.新公式問題集
10.新公式問題集
11.新公式問題集
12.新公式問題集
13.新公式問題集
14.新公式問題集
15.新公式問題集
16.期末テスト
(クラスの状況に応じ適宜調整する)
学習スタートブック
学習スタートブック
学習スタートブック
学習スタートブック
試験・課題等の内容
・授業で使用したテキスト等の内容、課題(宿題等)
評価方法
・授業への参加状況
・期末テスト
・課題(宿題)
40%
40%
20%
テキスト
・英文法出るとこだけ(アルク)
・新 TOEICTEST 学習スタートブック(Jリサーチ出版)
・新 TOEICTEST 直前対策模試(Jリサーチ出版)
・新公式問題集 Vol.4(TOEIC 運営委員会)
参 文献
・新 TOEIC レベル判定模試1∼4
・新公式問題集 Vol.1∼3 等コピー対応
21
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
英語メディアリテラシー
(M edia Literacy for English Learners II)
担当者
単位数
Sergio Mazzarelli
2単位
Goals and Themes:
Enhance students knowledge of important issues surrounding the use of the Internet.
Teaching students how to conduct online research.
Summary Outline:
Students will read textbook passages about Internet-related issues. After that, they will conduct online research to
expand their knowledge of such issues. Finally, they will report their findings to their classmates.
Contents:
First Semester
1.Creative Searching, pp.1-6
2.Trusting Online Information, pp.7-12
3.Web Accessibility, pp.13-18
4.Netiquette, pp.19 -24
5.Cyberbullying, pp.25-30
6.Internet Addiction, pp.31-36
7.Review 1, pp.37-40
8.Midterm Examination
9.Cybercrime, pp.41-46
10.Plagiarism and the Web, pp.47-52
11.Online Games, pp.53-58
12.Web 2.0, pp.59 -64
13.The Web and Business, pp.65-70
14.The Web Tomorrow, pp.71-76
15.Review 2, pp.77-80
Assignments and Examinations:
Students will be required to complete weeklyhomework
assignments. There will be midterm and final examinations.
Evaluation:
Participation 20%
Homework assignments 40%
Examinations 40%
Textbook(s):
Joseph Shaules, Terumi Miyazoe, and Anthony Sellick,
Navigate the World Online (Tokyo: PearsonLongman, 2008).
科目名
英語・英米文化研究
(Studies in English Language and Culture I)
担当者
単位数
上野 葉子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
アメリカの文化、歴史に関する様々なトピックについて学ぶ。
授業の概要
アメリカの歴史、文化、社会を扱った英文及び映像を通して、民族、音楽、ハリウッド、スポーツなどのさまざまなトピッ
クについて理解を深める。
授業計画
後期>
1.The M elting Pot
2.Independence Day
3.Native Americans
4.Road Trip USA
5.Mississippi River
6.The Civil Rights M ovement
7.Charity and Volunteers
8.Hollywood and the Academy Awards
9.Jazz
10.Modern Baseball
11.The World of Disney
12.Country M usic
13.New York(プリント)
14.San Francisco(プリント)
15.Florida(プリント)
試験・課題等の内容
期末試験を実施する。
テキスト
John S. Lander, American Culture.『アメリカン・カル
チャー ―ビデオで巡る歴史と文化』(朝日出版社)
評価方法
期末試験 70%
参 文献
授業時に指示する。
22
授業への参加態度(出欠を含む) 30%
科目名
フランス語 a・ b
(French IIa・IIb)
担当者
単位数
橋本 千鶴子
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
初級フランス語で学んだ基礎の上に、かんたんなフランス語で書かれた文章を読んで現代フランスの政治・経済・社会・文
化に関する理解を深めていきます。到達目標は実用フランス語検定試験4級から3級程度の運用力を身につけることです。
授業の概要
教科書に沿って学習を進めます。文章の読解に少しずつ慣れていきますが、音声面も重視し、音読が正確にできるようにし
ます。内容理解とともに文法学習を継続し、語彙力とともに発信のための構文力増強を目指します。トピックに関連する様々
な資料も随時取り入れていきます。
授業計画
前期>
1.バカロレアを取ってからにしなさい! 1
2.バカロレアを取ってからにしなさい! 2
3.エコロジックな大使館 1
4.エコロジックな大使館 2
5.ファーストレディはシンガーソングライター
6.ファーストレディはシンガーソングライター
7.日本人パリジェンヌ(パリ症候群)1
8.日本人パリジェンヌ(パリ症候群)2
9.顔のないエレクトログループ(音楽)1
10.顔のないエレクトログループ(音楽)2
11.郊外の若者(社会)1
12.郊外の若者(社会)2
13.水 Eau M inerale(飲食物)1
14.水 Eau M inerale(飲食物)2
15.復習
1
2
後期>
1.フランス語を話すアメリカ人(仏語圏)1
2.フランス語を話すアメリカ人(仏語圏)2
3.私がモード Coco Chanel(ファッション)1
4.私がモード Coco Chanel(ファッション)2
5.ホームレスとの連帯(社会)1
6.ホームレスとの連帯(社会)2
7.麗しの島、コルシカ(フランスの地方)1
8.麗しの島、コルシカ(フランスの地方)2
9.イスラムとヨーロッパ(宗教)1
10.イスラムとヨーロッパ(宗教)2
11.デザート、少し、いかが?(美食)1
12.デザート、少し、いかが?(美食)2
13.ヴァンパイア・マニア(文化)1
14.ヴァンパイア・マニア(文化)2
15.復習
試験・課題等の内容
各種小テスト(語彙・動詞活用など)
。提出課題(作文など)
と定期試験。
テキスト
時事フランス語―2001年度版―
(朝日出版社)
評価方法
提出課題や小テスト(15%)定期試験(80%)出席(5%)
参 文献
仏和・和仏辞典か電子辞書(必要不可欠です)
科目名
スペイン語 a・ b
(Spanish IIa・IIb)
担当者
単位数
荻原
寛
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
a・ bで初歩の初歩を学びましたが、その第一歩にもどって文法的に知識を再確認しながら、新しい分野に入っていき
ます。内容的にはスペイン語の基本はすべてマスターすることになります。でも、文法はあくまでも先を照らしてくれる懐
中電灯みたいなものですから、大切なことは、聞いて理解し、言いたいことをなるべくわかりやすく伝えるということで、
そこに重点を置いていきます。
授業の概要
付属の DVD で、現在のスペインの学生の暮らしなどを見て、その中でスキットのスペイン語表現を見ていきます。また、CD
も活用して、どのような簡単な例文もネイティヴ・スピーカーの音を聞き逃さないようにしていきます。
授業計画
前期>
1.初歩の復習
2.ホテルに泊まるときのスペイン語
3.母音と子音 アクセントの位置
4.入学手続きをする
5.ser と estar の違い
6.自己紹介
7.ar 動詞の現在形
8.学校での会話
9.tener の現在形
10.時刻表現
11.友人との会話
12.母音変化動詞のあれこれ
13.gustar の使い方
14.サッカーのテレビ観戦
15.比較級 最上級
試験・課題等の内容
何と言っても動詞の活用を覚えるのがネック。ときどき抜
き打ちテストをします。
また、家でも日ごろ付属の CD を使って耳を慣らしておい
てください。突然リスニングのテストがあります。
評価方法
小テスト
授業での積極性
定期試験
後期>
1.過去のことを語る
2.点過去形
3.過去のことを語る・買い物
4.線過去形
5.電子メールのやりとり
6.現在分詞
7.不定語と否定語
8.パーティーを開く
9.過去分詞 受動態
10.現在完了形
11.ミニ観光
12.再帰動詞のまとめ
13.命令法
14.接続法
15.まとめ
テキスト
福嶌教隆『動く
スペイン語』
(DVD+CD 付き)
(朝日出版社、2,600円)
25%
25%
50%
23
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
ドイツ語 a・ b
(German IIa・IIb)
担当者
単位数
堺
雅志
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
ドイツ語の基礎的な文法事項を一通り学習した上でドイツ語力の深化をはかる。生活に密着した範囲の会話ができ、身近な
分野の文章を理解することができるようになる。
(ドイツ語技能検定試験4級レベル)
授業の概要
比較的読みやすいドイツ語原文を読みながら、文法事項を復習し、読解力を高める。読本が本授業の中心となるが、適宜ド
イツ語による作文を課し、ドイツ語による表現力を養い、会話に応用できるように指導する。
随時、ドイツ語圏の歴史と文化について概説する。特にドイツ語圏の芸術(文学・音楽・美術)
、衣食住文化などを視聴覚資
料を用いて紹介する。
授業計画
前期>
1.復習1
2.復習2
3.復習3
4.未修事項の学習1
5.未修事項の学習2
6.ドイツ語の構造1
7.ドイツ語の構造2
8.ドイツ語の構造3
9.ドイツ映画鑑賞
10.読本1
11.読本2
12.読本3
13.討論
14.まとめ1
15.まとめ2
試験・課題等の内容
授業中に毎回課す口頭練習、暗唱、小テスト、
期末試験(筆記)
評価方法
口頭練習と暗唱、小テスト 50%
期末試験 50%
尚、後期の評価にはドイツ語技能検定試験受験も加味する。
科目名
国際コミュニケーション論 ・
(The Theory of International Communication I ・ II)
後期>
1.前期の復習
2.詩の鑑賞
3.読本4
4.読本5
5.ドイツ映画鑑賞
6.中間試験
7.中間試験
8.中間試験Ⅲ
9.
『第九』を読む
10.
『第九』を聞く
11.読本6
12.読本7
13.討論
14.まとめ1
15.まとめ2
テキスト
『CD で学ぶドイツ語入門』三瓶慎一著、白水社。
一年次に使用した教科書。
適宜資料を配布する。
参 文献
独和辞典(すでに持っているものでよい)
担当者
単位数
山崎 祐一
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
国際コミュニケーションにおける諸問題を軸に、文化を超えて円滑なコミュニケーションを実現していくことの意義、及び
自文化と異文化の客観的相互理解の重要性について学びます。
授業の概要
文化とは何か、コミュニケーションとは何かをしっかり認識し、文化の差を優劣視しない多文化共存の国際化、文化相対主
義、異文化相互理解、そして異文化が共生できる社会について えます。また、日本と異文化圏の人々(ここでは特に英語
圏の人々)との思 方法及び行動様式の相違を具体的に取り上げ、文化が言語化されていない「沈黙の言葉」として、それ
自体コミュニケーションの価値を担っていることを理解し、異文化を知ることは、自文化の本質を理解することに繫がるこ
とを確認していきます。
授業計画
前期>
1.文化とコミュニケーション
2.国際コミュニケーションの概念
3.異文化理解と外国語学習/習得
4.カルチャー・ショックと異文化適応
5.国際コミュニケーション能力
6.表層文化と深層文化
7.国際コミュニケーションとプライバシー
8.国際コミュニケーションにおける非言語メッセージ
9.国際コミュニケーションにおけるプロクシミティ
10.国際コミュニケーションにおけるしぐさの比較
11.異文化における謝罪の方法
12.言語メッセージと文化
13.英語教育における発音指導の重要性
14.英語運用能力と音のシステム
15.実用ビジネス・イングリッシュ
試験・課題等の内容
(試験)講義内容に関する総括筆記試験
(課題)テーマに応じたリーディング・アサインメント
評価方法
試験(70%)
・出席状況(20%)
・授業参加(10%)を総合
して評価します。
24
後期>
1.国際語としての英語
2.World Englishes
3.国際理解教育の現状
4.地域の実態に応じた国際コミュニケーション活動
5.国際交流と異文化共生
6.学校教育に関する文化比較
7.言語の特性
8.国際コミュニケーションとことば
9.一万年後のコミュニケーション
10.国際コミュニケーションとサブ・カルチャー
11.プレファランスと自由
12.異文化理解と自文化再認識
13.世界の外国語教育
14.国際化と英語教育
15.英 語 と 日 本 語 の 構 造 に 基 づ く コ ミュニ ケーション
ギャップ
テキスト
(前期)
『英会話の教科書』
(Jリサーチ出版)
(後期)
『Common M isunderstandings in Japanese-Amer(金星堂)
ican Communication』
(*部分的なリーディングとして使用します。
)
参 文献
異文化コミュニケーションキーワード
(有斐閣)
、欧米人が
沈黙するとき
(大修館書店)
、
異文化理解のストラテジー
(大
修館書店)異文化トレーニング(三修社)
、子供の異文化体
験(思索社) その他講義の中で紹介します。
科目名
英語メディア演習
(Media Studies for English Learners I)
担当者
単位数
Andrew Gorringe
2単位
Goals and Themes:
1.Developing students ability to understand written content in various forms of international media such as
newspapers, magazines, and the Internet.
2.Improving students English reading and writing skills.
Summary Outline:
The modern media plays an important role in informing people about the various issues of the day. Understanding
media content is therefore vital for students interested in an international career. In this class students will learn to
understand written content drawn from a range of international media. This will both improve their English skills and
enlarge their horizons.
Contents:
First Semester
1.Newspapers 1 −Headlines
2.Newspapers 2 −The Front Page
3.Newspapers 3 −Editorials
4.Newspapers 4 −Obituaries
5.Review 1
6.Magazines 1 −Comment
7.Magazines 2 −Diaries
8.Magazines 3 −Lives
9.Magazines 4 −Agony Aunts
10.Review 2
11.The Internet 1 −Politics
12.The Internet 2 −Finance
13.The Internet 3 −Entertainment
14.The Internet 4 −Gossip
15.Review 3
Assignments and Examinations:
There will be reading and written assignments. There
will be no final exam.
Evaluation:
Participation 30% Assignments 70%
Textbook(s):
No Textbook
Reference Materials:
Kwassui Moodle Site
科目名
英語メディア演習
(Media Studies for English Learners II)
担当者
単位数
Sergio M azzarelli
2単位
Goals and Themes:
Improving students critical understanding of the media.
Summary Outline:
This course aims at improving students critical understanding of the media. To this effect,the study of passages from
the textbook will be complemented by in-class discussions.
Contents:
Second Semester
1.What Really Happened?
2.How True is What We Read?
3.How the Political Spectrum Affects Our News
4.Spinning Out of Control
5.Staged News Stories or TV Shows
6.Advertising or Brainwashing?
7.Consumerism Gone M ad
8.Stereotypes and the Media
9.The Discriminating Viewers
10.Another Bash on the Head
11.So Beautiful, So Thin
12.Privacy and the M edia
13.New M edia−Same Old Problems?
14.Depictions of Foreigners in the M edia
15.Like a Puppet on a String
Assignments and Examinations:
Students will be expected to complete weekly homework assignments. There will be in-class quizzes and a
final examination.
Evaluation:
Participation
20%
Homework assignments 20%
In-class quizzes and final examination 60%
Textbook(s):
Jonathan Lynch, Puppet on a String: Media Control in
Our Lives (Tokyo:Cengage Learning, 2010).
25
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
ビジネス・イングリッシュ
(Business English I)
担当者
単位数
John Anderson
2単位
Goals and Themes:
Students will study the contemporary business world and learn how key language is used in real contexts. They will
practice the grammar and vocabulary used in business situation as well as practice using strategies to help them
become more effective in the workplace.
Summary Outline:
Students will learn the vocabulary and structures needed to effectively communicate in everyday business situations
in English. They will practice authentic business tasks,become familiar with key business concepts and developments,
and learn to understand how business works in different cultures.
Contents:
Second Semester
1.Activities
2.Data
3.Etiquette
4.Image
5.Success
6.Future
7.Location
8.Job-seeking
9.Selling
10.Price
11.Insurance
12.Service
13.Productivity
14.Creativity
15.Motivation
Assignments and Examinations:
Activities and exercises in the textbook will mostly be
done in class. Some activities, however, may be assigned as homework. There will be regular short quizzes to monitor progress. There will be no examinations.
Evaluation:
Participation and Attendance 30%
Assignments and Quizzes
70%
Textbook(s):
Christine Johnson, Intelligent Business (Pre-Intermediate)(Pearson Longman)
科目名
英語の発想と表現 ・
(Plain English and English Expressions I・II)
担当者
単位数
西原 俊明
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
高校までに学習してきた基本動詞の用い方を Plain English の視点から捉え、コミュニケーション活動に有機的に結びつけ、
表現の幅をひろげることを目標とする。また、日英語の発想の違いに基づく表現の違いや配列パターンの違いに気づき、運
用能力に結びつけることを目標とする。
授業の概要
英語における動詞・形容詞・前置詞等の中核の意味を抽出し、意味的拡張や文法との関係を押さえる訓練をする。また、学
校文法では捉えられない文法事項を Communicative Grammar・英語学・社会言語学・認知言語学等の観点を通して学び、
英語話者の直感に迫れるような訓練を行う。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション
2.Plain English (1):go, come, 情報構造
3.Plain English (2):run, move, 発想の転換⑴
4.Plain English (3):turn, meet, 心的態度を表す助動詞⑴、
発想の転換⑵
5.Plain English (4):break,damage, destroy, 心的態度を表す助動詞⑵、発想の転換⑶
6.Plain English (5):keep, hold, 動詞に後続する要素⑴、
発想の転換⑷
7.Plain English (6):answer,bring, 動詞に後続する要素⑵、
発想の転換⑸
8.Plain English (7):put, set, 前置詞⑴、
発想の転換⑹
9.Plain English (8):fall, drop, 前置詞⑵、
発想の転換⑺
10.Plain English (9 ):organize, develop, 前置詞⑶、
発想の転換⑻
11.Plain English (10):touch, reach, 前置詞⑷、
発想の転換⑼
12.Plain English (11):press, pressure, 前置詞⑸、
発想の転換
13.Plain English (12):make,build,construct,create, 前置詞⑹、発想の転換
14.Plain English (13):shape,establish,survive, 前置詞⑺、
発想の転換
15.まとめ・試験
試験・課題等の内容
筆記試験 課題:発想の転換を学習する自習用教材
評価方法
期末試験
80%
課題・提出物
10%
授業への参加状況 10%
26
後期>
1.オリエンテーション
2.Plain English ⑴:happen, occur, draw, 時制表現⑴
3.Plain English (2):clear, clean, 時制表現⑵、
発想の転換
4.Plain English (3):expect, anticipate, 時制表現⑶、
発想の転換
5.Plain English (4):join,shake,hit,strike, 時制表現⑷、
発想の転換
6.Plain English (5):work,arrive,blow, 視点と文の意味、
発想の転換⑹
7.Plain English (6):appear,disappear,emerge, 文の適切さ⑴、発想の転換
8.Plain English (7):stay, remain, stand, glue, 文の適切さ⑵、発想の転換
9.Plain English (8):deliver,carry,sample, 文化規則と配列パターン⑴、発想の転換
10.PlainEnglish (9):contain,include,entertain, 文化規則と配列パターン⑵、発想の転換
11.Plain English (10):invite,fit,suit,jump, インパクトを与える英語⑴、E-mail 表現⑴
12.Plain English (11):inspire,impress,catch,capture, インパクトを与える英語⑴、E-mail 表現⑵
13.Plain English (12):view,block,copy, 英語らしさ⑴、E-mail表現⑶
14.Plain English (13):hand,count,cover, 英語らしさ⑵、
E-mail表現⑷
15.まとめ・試験
テキスト
Grammar in Use (Intermediate), Cambridge
プリント教材
参 文献
適宜、授業中に指示する。
科目名
言語学概論
(Introduction to Linguistics)
授業の到達目標及びテーマ
人間言語について様々な観点から
担当者
単位数
井石 令子
2単位
文
学
部
察し、その特性と研究方法を理解する。
授業の概要
各回の授業で扱うトピックについて、教科書および説明・事例等を補足する配布プリントを用いながら解説する。受講者は
教科書・配布プリントを事前に読み、練習問題に取り組んでおくことを求められる。
授業計画
前期>
1.言語の特性と言語学⑴
2.言語の特性と言語学⑵
3.音の構造⑴
4.音の構造⑵
5.語の構造・語彙の構造⑴
6.語の構造・語彙の構造⑵
7.文の構造⑴
8.文の構造⑵
9.意味の構造⑴
10.意味の構造⑵
11.意味の構造⑶
12.言語と認識⑴
13.言語と認識⑵
14.言語の運用⑴
15.言語の運用⑵
試験・課題等の内容
期末試験、課題・提出物
評価方法
期末試験
課題・提出物
出席
科目名
60%
30%
10%
英語の歴史
(History of the English Language)
テキスト
佐久間淳一他『言語学入門』
(研究社)
他プリントを使用する。
参 文献
授業時に適宜紹介する。
担当者
単位数
Richard Bent
2単位
Goals and Themes:
This course will look at the history of the English language from its Anglo-Saxon beginnings to the language spoken
today around the world. We will look at the varieties of modern English and how the language has become the first
truly global language.
Summary Outline:
Using the textbook and video,we will examine the role of English and how it became a global language. Students will
think about the impact of English on the world and its many variations and discuss questions set to them in small
groups and as a class. The course will take the from of lectures and class discussion. Students will be expected to
participate in the discussions and complete any assignments given.
Contents:
Second Semester
1.Introduction
2.An English-Speaking World
3.The M other Tongue
4.The M other Tongue
5.A M use of Fire
6.The Guid Scots Tongue
7.The Guid Scots Tongue
8.The Irish Question
9.Black on White
10.Black on White
11.Pioneers! O pioneers!
12.The Echoes of an English Voice
13.The Echoes of an English Voice
14.The New Englishes
15.Epilogue
Assignments and Examinations:
There will be regular quizzes given throughout the
semester. Students will be expected to have read assignments prior to class and be prepared to comment and
discuss content. Due to the quizzes, there will be no
midterm or final examinations.
Evaluation:
Participation: 40%
60%
Quizzes:
Textbook(s):
R. M cCrum, W. Cran, and R. M acNeil, The Story of
English Special Complete Edition
(M acM illan Languagehouse)
27
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
英語のしくみと働き
(Structures and Functions of English Language I)
担当者
単位数
西原 真弓
2単位
授業の到達目標及びテーマ
英語という言語を、主として音声・音韻の構造と機能の観点から 察する。教育的視点からの日英対照音韻論的な 察を含
む。
授業の概要
英語発音法で学習した英語音声学の基礎知識をもとに、一歩踏み込んだ英語音声の探求をする。英語の音声の細かい仕組み
を、たくさんの練習問題を解いていきながら理解する。
授業計画
後期>
1.音と文字
2.子音の素を加工する
3.子音の調音
4.日本語の母音と英語の母音
5.意味と音
6.音素の認定
7.音声特徴:弁別機能
8.音節と音の並び方
9.音節の重さ
10.音韻現象を探る⑴
11.音韻現象を探る⑵
12.同化現象
13.形態音素
14.アクセント
15.リズムとイントネーション
試験・課題等の内容
筆記試験(2回) 及び リスニング試験
テキスト
川越いつえ著『英語の音声を科学する』(大修館書店)
評価方法
定期試験(2回)90%、授業への参加態度10%
参 文献
適宜指導する。
科目名
発音リズム法
(English Pronunciation and Rhythm)
担当者
単位数
西原 真弓
2単位
授業の到達目標及びテーマ
子どもに英語を教える際に必要な英語のリズムを体得することを目的とする。子ども英語の指導者は発音がよいことが絶対
条件であるので、発音をよくする。また、実際に子どもに教える際に使用できる歌やチャンツを数多く覚える。最後に、音
と文字を繫げるのに有効な指導法であるフォニックスの教え方の基本を学ぶ。
授業の概要
子どもに英語を教える際に使うチャンツや歌を練習する。英語のリズムの特徴を体得するために、ジャズチャンツ、ボサノ
バ、ラップ、マザーグースなどを用いる。また、指導者として必要な子どもへの語りかけ方や指示の出し方、振りをつけて
の歌い方なども練習する。最後に文字への導入であるフォニックスの指導法の基本を練習する。
授業計画
前期>
1.Hello/Let s sing together/Eency Weency/ Ten Little Witches
2.Head, Shoulders/ ABC Steps/ I m a Little Teapot/ Colors
3.Five Little M onkeys/ Days of the Week/ Twelve M onths/ Bingo
4.What are you Wearing?/ Are you Hungry?/ The Bus Song
5.Ha, ha, This-a-way/ Two Little Blackbirds/ Row your Boat
6.Old M acDonald/ Do you know the Astronaut?/ Hampty Dumpty
7.If you re Happy/ Hicory, Dickory, Dock/ Ten Fat Sausages
8.My Bonnie/ Jingle Bells/ O Christmas Tree
9.We wish you a M erry Christmas/ Good-bye to you
10.jazz chants
11.chants for grammar
12.ボサノバのリズムで英語を楽しもう
13.マザーグース
14.フォニックス指導法
15.フォニックス指導法
試験・課題等の内容
筆記試験、オリジナルチャンツ作成、歌/発音の試験
評価方法
筆記試験40%、歌/発音の試験40%
オリジナルチャンツ10%、授業参加態度10%
28
テキスト
Keiko Abe-Ford 編著『Let s Sing Together SONG
BOOK』アプリコット社
プリント教材
参 文献
適宜指示する。
科目名
言語習得とバイリンガリズム
(Language Acquisition and Bilingualism)
担当者
単位数
井石 令子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
本授業はバイリンガリズム研究の入門として、発達心理学、社会言語学、(外国語)教育学など広範囲にわたる領域からのア
プローチや実践に関する基礎知識を得ることを目指す。
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
授業の概要
各回の授業で扱うトピックについて、教科書および説明・事例等を補足する配布プリントを用いながら解説する。
授業計画
後期>
1.オリエンテーション・バイリンガリズム研究とは
2.子どもと第一言語習得過程
3.言語習得理論⑴
4.言語習得理論⑵
5.バイリンガリズムの特徴と定義⑴
6.バイリンガリズムの特徴と定義⑵
7.バイリンガリズムの発達と第二言語習得⑴
8.バイリンガリズムの発達と第二言語習得⑵
9.バイリンガリズムの発達と第二言語習得⑶
10.バイリンガリズムと認知⑴
11.バイリンガリズムと認知⑵
12.バイリンガリズムと認知⑶
13.バイリンガル教育の方法⑴
14.バイリンガル教育の方法⑵
15.バイリンガル教育の方法⑶
試験・課題等の内容
期末試験、課題、提出物
評価方法
期末試験
課題・提出物
出席
科目名
60%
30%
10%
Reading about Japan
(Reading about Japan)
テキスト
コリン・ベーカー著、岡秀夫訳・編『バイリンガル教育と
第二言語習得』
参 文献
授業時に紹介する。
担当者
単位数
John Anderson
2単位
Goals and Themes:
This course aims to deepen students understanding of contemporary Japanese society as well as develop their English
reading skills.
Summary Outline:
Students will read a variety of stimulating and thought-provoking articles to gain insight into some of the current
issues and problems in a rapidly changing Japan.
Contents:
First Semester
1.Employment
2.Low Birth Rate
3.Working Poor
4.Net Cafe Refugee
5.M arriage and Women s Status
6.False Accusation
7.Hikikomori
8.Cults
9.Baby Boomers Retire
10.Immigration
11.Telecommuting
12.Buying Organs
13.Surrogate M others
14.Baby Hatch
15.Eater Disorder
Assignments and Examinations:
In addition to completing weekly units in the textbook,
students will be required to do further readings from
other sources, including the Internet. They will be
responsible for doing online assignments and for preparing for in-class discussions to demonstrate their understanding. There will be periodic tests in class, but no
final scheduled exam.
文
学
部
Evaluation:
70%
Assignments and tests
Participation and attendance 30%
Textbook(s):
Paul Stapleton, Keywords for Japan Today
(Cengage Learning)
29
科目名
Introducing Japan I
(Introducing Japan I)
担当者
単位数
Timothy Allan
2単位
Goals and Themes:
Culture is an elusive term. When we talk about Japanese culture, it can mean material or non-material, traditional
as well as modern and pop. In this class,we are using English to talk about and learn more about Japan in many ways
through the interpretive medium of English.
Summary Outline:
We have several ways to do this: 1.Nagasaki in English. 2.Traditional/modern culture exercises. 3.Textbooks and
tapes. 4.Your own contributions and ideas. We look forward to learning more about life in this country,in your own
words.
Contents:
Second Semester
1.Introductory:Our Profiles and Goals
2.Culture Survey and Noh M asks
3.M ini-talks and Bamboo Crafts
4.Folktales and paper;describing technology
5.Test #1 and describing Nagasaki festivals
6.Group Culture Project
7.Group Culture Project
8.Test #2 and Firewalking Festival
9.Folktales, storytelling, and mass media
10.Kagura performance;drama games
11.Pop culture and issues
12.Festivals and making surveys
13.Presentations: Culture Festival, Week 1
14.Presentations: Culture Festival, Week 2
15.Test #3 and self-evaluations, feedback
Assignments and Examinations:
M uch of the class will be based on small group discussions, seminar circles, occasional presentations, and
four short tests. There is no final examination.
Textbook(s):
Teacher and student materials
科目名
異文化研究
(Lectures on British and American Culture I)
Evaluation:
Participation/Tasks: 50%
Tests: 50%
Reference Materials:
Teacher and student materials based in class M oodle
website.
担当者
単位数
Richard Bent
2単位
Goals and Themes:
This course will look at contemporary Britain. We will look into what makes the British who they are,their culture
and interests, and the place of Britain in the world tobay.
Summary Outline:
Assignments will be given periodically from the textbook to be completed both in and out of class. Aside from the
textbook,students will occasionally be shown videos to help them better understand life in modern Britain. In addition
to this, two examinations will be given during the course of the semester.
Contents:
First semester
1.The British Isles
2.The English Language
3.Britain and the World
4.The British Year
5.Arriving in Britain
6.The British Family
7.At School
8.Food
9.Newspapers and M agazines
10.Television and Radio
11.Shops and Shopping
12.Sport and Leisure
13.In the Country
14.London
15.Wales, Scotland and Northern Ireland
Assignments and Examinations:
Two examinations will be given during the course of the
semester. Final grades will be based upon participation,
completion of assignments, and examination results.
Textbook(s):
M ichael Vaughan-Rees et al, In Britain 21st Century
Edition (M acmillan Languagehouse)
30
Evaluation:
Participation: 10%
Assignments: 30%
60%
Exams:
科目名
異文化研究
(Cross-Cultural Studies II)
担当者
単位数
John Anderson
2単位
Goals and Themes:
The overall objective of this course is for students to develop a greater awareness and understanding of Canada and
Canadian culture.
Summary Outline:
Students will explore various aspects of Canadian culture, and how it has evolved over time, from the earliest roots
of exploration and settlement to present day life. Students will learn of the great cultural diversity in Canada by
examining her people and ways of life. They will also discover how regional factors can affect culture and further add
to such diversity. Students will conclude their study by considering the challenges facing Canadians today, and what
may lie ahead in the future.
Contents:
Second Semester
1.Introduction to Canada
2.The Land and the People
3.Exploration and Settlement
4.Regional Studies: Western Canada and the Far North
5.Regional Studies: Ontario and Quebec
6.Regional Studies: The Atlantic Provinces
7.Cultural Diversity
8.First Nations Peoples of Canada
9.Education and Training
10.Arts and Entertainment
11.Celebrations and Festivals
12.Sport and Recreation
13.Literature and M usic
14.Canadian Identity
15.Challenges for Canadians Today
Assignments and Examinations:
In addition to in-class readings and discussions,students
will access Internet sites for further study and demonstrate their understanding in M oodle assignments. They
will be expected to complete all assignments on time.
There will be regular comprehension checks,occasional
in-class quizzes, and a midterm and final test.
Evaluation:
Assignments and tests
70%
Participation and attendance 30%
Textbook(s):
No textbook for this course
Reference Materials:
Teacher handouts, Internet links
科目名
英米文化論講義
(Lectures on British and American Culture I)
担当者
単位数
井石 哲也
2単位
授業の到達目標及びテーマ
現代イギリスとその文化的特質について学ぶ。
授業の概要
本授業では、イギリス人の生活や文化全般を視野に入れ、日本人がイギリスに対して持っている「大英帝国」、「紳士の国イ
ギリス」といったステレオタイプを正しながら、イギリスという国(またはイギリス人)の特質について 察する。
授業計画
後期>
1.導入、Chapter 1 Animals: Fictional and Real
2.Chapter 2 Exporting Sports
3.Chapter 3 Literature: The Reading Boom
4.Chapter 4 Eating Habits: Changing Tastes
5.Chapter 5 Art:Attitudes and Anonymity
6.Chapter 6 Population: Food for Thought
7.Chapter 7 Antiques: Older is Often Better
8.Chapter 8 Smoke-Free Britain
9.Chapter 9 Edinburgh: A City of Festivals
10.Chapter 10 Television: Reflecting Our Lives
11.Chapter 11 Structures of the Millennium
12 Chapter 12 Leisure: Indoor and Outdoor
13.Chapter 13 Education in the UK
14.Chapter 14 Superstition and Beliefs
15.Chapter 15 Pedal Power、まとめ
試験・課題等の内容
定期試験、課題(レポート)
テキスト
Anthony Allan, Tetsuya & Reiko Iseki, Insight into
Britain(金星堂、2010)
評価方法
定期試験70%、授業への取り組み等(課題を含む)30%
参 文献
授業の中で詳しく紹介する。
31
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
イギリス文学概説
(Introduction to British Literature)
担当者
単位数
深堀 悦子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
「イギリス文学は面白い、もっと深く学びたい」といった関心や興味を持ってもらうことが、この科目のねらいです。イギリ
スの劇・小説・詩を通して、イギリスの文化、社会、人々の精神構造について 察します。
授業の概要
イギリス文学の主要作品について、それぞれの時代背景に言及しながら、紹介してゆきます。
適宜、文学作品を抜粋したハンドアウトや映像を用いながら解説を行います。
授業計画
前期>
1.イントロダクション/古英語・中英語の文学
2.ルネサンスの散文と詩
3.演劇が起こる
4.シェイクスピア⑴
5.シェイクスピア⑵
6.清教徒革命まで
7.王政回復期
8.18世紀の散文、詩、劇
9.小説の誕生、そして成長
10.ロマン主義時代
11.ヴィクトリア朝期の詩と散文
12.ヴィクトリア朝の小説
13.第2次大戦までの小説
14.第2次大戦までの詩と劇
15.戦後の文学
試験・課題等の内容
授業では、テキストの各章を前もって読んでおくことが求
められる。
適時課題を課し、前期末に定期試験を行う。
テキスト
『イギリス文学史』(成美堂)
配付プリント
評価方法
授業への参加・発表 20%
提出物・課題
20%
定期試験
60%
参 文献
授業中に紹介する。
科目名
アメリカ文学概説
(Introduction to American Literature)
担当者
単位数
上野 葉子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
アメリカ文学について基礎的な知識を身につける。
授業の概要
アメリカ文学の歴史を時代を追って説明する。文学に影響を与えた時代背景を知ると同時に、実際に主要な作品の一部を読
み、その作品の特徴を学ぶ。
授業計画
後期>
1.ネイティブ・アメリカンの文学、植民地時代の文学―Benjamin Franklin, Anne Bradstreet, Edward Taylor など
2.19世紀初期の文学⑴―Washington Irving, James Fenimore Cooper, William Cullen Bryant
3.19世紀中期の文学⑴―Ralph Waldo Emerson, Henry David Thoreau
4.19世紀中期の文学⑵―Edgar Allan Poe, Nathaniel Hawthorne
5.19世紀中期の文学⑶―Herman Melville
6.19世紀中期の文学⑷―Walt Whitman, Emily Dickinson
7.リアリズムと自然主義の文学(19世紀後期∼20世紀初頭)⑴―M ark Twain
8.リアリズムと自然主義の文学(19世紀後期∼20世紀初頭)⑵―Henry James
9.リアリズムと自然主義の文学(19世紀後期∼20世紀初頭)⑶―Frank Norris, Stephen Crane
10.リアリズムと自然主義の文学(19世紀後期∼20世紀初頭)⑷―Kate Chopin, Theodore Dreiser
11.1920年代、1930年代の文学⑴―F. Scott Fitzgerald, Ernest Hemingway
12.1920年代、1930年代の文学⑵―William Faulkner, John Steinbeck
13.1920年代、1930年代の文学⑶―Ezra Pound, T.S. Eliot, William Carlos Williams, Wallace Stevens
14.第2次大戦後の文学⑴―Saul Bellow, J.D. Salinger, Flannery O Connor, Ralph Ellison, Tennessee Williams, Allen
Ginsberg など
15.第2次大戦後の文学⑵―Thomas Pynchon, John Irving, Toni M orrison, John Ashbery, Sam Shephard など
試験・課題等の内容
期末試験を実施する。また、毎回、次回に扱う作品の予習
を課題として課す。
評価方法
期末試験 60%
課題 30%
授業への参加態度(出欠を含む) 10%
32
テキスト
『はじめて学ぶアメリカ文学史』ミネルヴァ書房
プリント
科目名
英米文学講読
(Reading British and American Literature I)
担当者
単位数
井石 哲也
2単位
文
学
部
授業の到達目標及びテーマ
・英米文学作品の精読による、読解力養成
・作品の背景となる文化的側面の理解
授業の概要
20世紀の小説家 Evelyn Waugh (1903-1966)の短編を読む。ブラック・ユーモアにあふれた文章を味わいながら、社会に潜
むさまざまな問題点がフィクションにおいて、どのように取り上げられているかについて 察する。
授業計画
後期>
1.導入:20世紀イギリスの短編小説(以下、講読する作品名を示す)
2.On Guard (1)
3.
(2)
4.
(3)
5.
(4)
6.
(5)
7.
(6)
8. Mr. Lovedays Little Outing (1)
9.
(2)
10.
(3)
11.
(4)
12.
(5)
13.
(6)
14.
(7)
15.まとめ(短編小説と「風刺」
)
試験・課題等の内容
定期試験、授業での発表
テキスト
Evelyn Waugh, Work Suspended and Other Stories
(Penguin Books)
評価方法
定期試験70%
参 文献
適時、授業のなかで指示する。
科目名
授業における取り組み(出席を含む)30%
Advanced Listening I・II
(Advanced Listening I・II)
担当者
単位数
Sergio M azzarelli、深堀
各1単位(半年)
悦子
Goals and Themes:
Enhancing students English listening skills so as to allow them to understand TV news stories and academic lectures.
Summary Outline:
In this course, students will study two kinds of materials:TV news broadcasts in the first term and academic-style
lectures in the second term. The will be taught key vocabulary before they listen to each news story or academic
lecture. After listening,they will complete comprehension exercises as well as summarize what they have heard. To
accomplish the latter task,during the first term students will be allowed to refer to the news script. However,during
the second term they will have to refer to their own lecture notes, so note-taking skills will also be taught. Finally,
homework assignments will allow them to further reflect on the topics covered by the textbooks.
Contents:
First Semester
1.Introduction and Unit 1
2.Unit 2
3.Unit 3
4.Unit 4
5.Unit 5
6.Unit 6
7.M idterm test and Unit 7
8.Unit 8
9.Unit 9
10.Unit 10
11.Unit 11
12.Unit 12
13.Unit 13
14.Unit 14
15.Unit 15
Assignments and Examinations:
Students will be expected to complete homework assignments. There will be in class quizzes as well as midterm
and final examinations.
Second Semester
1.Introduction and Unit 1
2.Unit 2
3.Unit 3
4.Unit 4
5.Unit 5
6.Unit 6
7.Review 1
8.M idterm test
9.Unit 7
10.Unit 8
11.Unit 9
12.Unit 10
13.Unit 11
14.Unit 12
15.Review 2
Evaluation:
20%
Class participation
30%
Homework assignments
Examinations and in-class quizzes 50%
Textbook(s):
First semester: Shigeru Yamane and Kathleen Yamane,
ABC World News 13 (Tokyo:Kinseido, 2011).
Second semester: Ellen Kisslinger,Contemporary Topics
2: Academic Listening and Note-Taking Skills, 3rd
ed. (White Plains, NY:Pearson Longman, 2009 ).
33
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
Reading V・VI
(Reading V・VI)
担当者
単位数
上野 葉子
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
評論、新聞記事などを多く読み、難易度の高い英文に慣れ、文章全体のメッセージを把握する訓練をする。
授業の概要
前期:人文科学、社会科学全般にかかわる長文を読む訓練を行う。また、自習課題として、時事問題に関する記事のリーディ
ングを課す。
後期:経済、ビジネスに関する記事の英文を読む。また、学生それぞれが興味ある新聞、雑誌の記事を探して読む訓練をする。
前・後期ともに、TOEIC 試験に頻出するボキャブラリーについて、数回試験を実施する。
授業計画
前期>
1.Chapter 1 Fashion Forward
2.Chapter 2 Challenging Nature
3.Chapter 3 The M aori
4.Chapter 4 Shall We Dance?
5.Chapter 5 Pompeii
6.Chapter 6 Safari!
7.Chapter 7 Theme Parks
8.中間試験
9.Chapter 8 New York
10.Chapter 9 The Noble Nobel
11.Chapter 10 Humor and the Human Condition
12.Chapter 11 Alone at the Fair
13.Chapter 12 Art Speaks
14.プリント
15.プリント
試験・課題等の内容
中間試験、期末試験、自習課題の提出、ボキャブラリーの
試験。
評価方法
中間試験・期末試験50%、自習課題20%
ボキャブラリーの試験20%、出欠および授業態度10%
後期>
1.Rebranding Disney Stores
2.Intel s New Ad Campaign
3.M aking Consumption Sustainable
4.Balancing Growth and Job Stability
5.Big Brands and Their Copycats
6.Which Career Will Be King?
7.The Power of Global Sports Stars
8.中間試験
9.New Strategies at Starbucks
10.Social M edia and Airlines
11.Health Food Prospects in Asia
12.M inding Your M anners at Work
13.The New Outsourcing M ovement
14.Turning Rock Stars into Entrepreneurs
15.Changes in the Expatriate Haven
テキスト
前期:Beth M . Pacheco/Joan Young Gregg 共著 The
Powerful Reader: High Intermediate『英文購読
の新技法3』(マクミランランゲージハウス)
堀 江 洋 文 他 著 English for Mass Communication
『時事英語の総合演習―2011年度版』
(朝日出版社)
後期:塩見佳代子/大木久嵩/Richard Silver 編著 Global
(金
Trends in Business『最新国際ビジネス事情』
星堂)
前・後期:西谷恒志著『学校語彙で学ぶ TOEIC テスト』
(成美堂)
参 文献
授業中に指示する。
科目名
Reading V・VI
(Reading V・VI)
担当者
単位数
井石 哲也
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
Reading III・IV に引きつづき、テキストを精読し、英語読解力の養成をおこなう。時事問題も積極的に取り上げ、ビジネス
や政治等の分野で使われる表現、語彙をコンテクストの中で読めるようにする。TOEIC Readingスコア260の達成を目指す。
授業の概要
教材の精読により、英語リーディングの方法をより実践的に学ぶ。また1、2年次に『学校語彙で学ぶ TOEIC テスト』で学
習した内容の復習もあわせておこなう。
授業計画
前期>
1.導入:以下、各回のトピックを示す。
2.スキミングとスキャニング
3.予測読み
4.文脈を読む
5.パラグラフの構成を知る
6.アウトラインとブレーンストーミング
7.マインドマップ
8.時間的順序
9.原因と結果
10.理由
11.手順と方法の説明
12.比較と対照
13.具体例を挙げる
14.見解を知る
15.推測による読み
試験・課題等の内容
定期試験、小テスト、授業における発表
評価方法
定期試験60%、小テスト20%
授業への取り組み(発表等)20%
34
後期>
1.導入:前期範囲の復習
2.時事英語演習⑴
3.
⑵
4.
⑶
5.
⑷
6.
⑸
7.
⑹
8.
⑺
9.
⑻
10.
⑼
11.
12.
13.
14.
15.まとめ
テキスト
(前期・後期)
Premium Reader (Intermediate)(金星堂、2011)
参 文献
自習教材となる新聞、雑誌記事、辞書(
「英和」
、
「英英」
等)
、文法参 書等について、授業の中で詳しく紹介する。
科目名
Integrated English V・VI
(Integrated English V・VI)
担当者
単位数
Andrew Gorringe,JohnAnderson,TimothyAllan
各1単位(半期)
Goals and Themes:
1.Developing students English proficiency in the four primary language skills of speaking, listening, reading and
writing
2.Increasing students knowledge of the structural characteristics of the English language (phonology, lexis,
grammar, function, and discourse)
3.Developing students presentation skills
Summary Outline:
This course is the third year of a four-year program in Integrated English. Students will practise the various language
skills and gain knowledge of the structural characteristics of English in a highlyintegrated and communicative fashion.
This is a progressive course,where each level builds on what was previouslylearned,and the content and tasks become
increasingly complex. In Integrated English V and VI students will develop their fundamental English skills as well
as presentation skills.
Contents:
First Semester
1.Interesting Lives 1
2.Interesting Lives 2
3.Personal Tastes 1
4.Personal Tastes 2
5.World Cultures 1
6.World Cultures 2
7.Review 1
8.Socializing 1
9.Socializing 2
10.Law and Order 1
11.Law and Order 2
12.Strange Events 1
13.Strange Events 2
14.Review 2
15.Term 1 Conclusion
Assignments and Examinations:
Students will be expected to participate in activities and
complete all homework assignments. There will be inclass tests. Details regarding specific assignments and
the testing schedule will be given in class.
Second Semester
1.Problem Solving 1
2.Problem Solving 2
3.Behavior 1
4.Behavior 2
5.M aterial World 1
6.M aterial World 2
7.Review 1
8.Fame 1
9.Fame 2
10.Trends 1
11.Trends 2
12.Careers 1
13.Careers 2
14.Review 2
15.Term 2 Conclusion
Evaluation:
Testing 70%
Participation 30%
Textbook(s):
M cCarthy, M cCarten, and Sandiford, Touchstone, Student s Book 4 (Cambridge University Press)
M cCarthy,M cCarten,and Sandiford,Touchstone, Workbook 4 (Cambridge University Press)
科目名
Essay Writing
(Essay Writing)
担当者
単位数
Timothy Allan, John Anderson
1単位
Goals and Themes:
The overall goal of this course is for students to develop their essay writing skills in English. By the end of the course
students should be able to clearly express their ideas and effectively organize them in multi-paragraph essays.
Summary Outline:
In learning how to properly write an essay,students will practice the required skills at all stages of the writing process,
from prewriting and outlining, through organizing and connecting ideas, to revising, editing and proofreading. They
will experience writing a variety of types of essays, such as narration, description, and comparison / contrast. The
emphasis will be on the process of writing, with students continuing to improve their work through several drafts,
leading up to a final, presentable paper.
Contents:
First Semester
1.Essay #1
2.Essay #1
3.Essay #1
4.Essay #2
5.Essay #2
6.Essay #2
7.Essay #3
8.Essay #3
9.Essay #3
10.Essay #4
11.Essay #4
12.Essay #4
13.Essay #5
14.Essay #5
15.Essay #5
Assignments and Examinations:
Students will be expected to complete all drafts of all
assignments on time. Due to the nature of process
writing, students are strongly recommended to attend
all classes;this will help them keep up with the pace of
work as well as maximize their own learning. There
will be no examinations in this course.
Evaluation:
In addition to students checking over their own work,
feedback from their classmates and the instructor will
help guide students in the revision, editing and improving of their essays. Evaluation of students work will be
based on their efforts at all of the various stages writing.
Effort and attendance 25% Compositions 75%
Textbook(s):
teacher handouts
Reference Materials:
class M oodle website.
35
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
担当者
単位数
Academic Writing
(Academic Writing)
Sergio Mazzarelli
1単位
Goals and Themes:
Teaching students how to plan, research, organize, write, document, and revise an academic paper.
Summary Outline:
This course is intended for students who wish to write a graduation thesis and/or studyat foreign universities. In-class
exercises and weekly assignments will acquaint them with the rules and customs of academic writing. Students will
further hone their newly acquired skills by planning, researching, organizing, writing, documenting, and revising a
short academic paper on a topic of their choice.
Contents:
First Semester
1.Topics, pp.10-16
2.Sources, pp.17-23
3.MLA Documentation Style (Teacher handout)
4.Taking Notes, pp.24-31
5.The Beginning Thesis Statement, pp.32-38
6.The Working Outline, pp.39 -44
7.Avoiding Plagiarism, pp.119 -130
8.Style, pp.72-81
9.Writing the Introduction, pp.822-88
10.Support, Accuracy, and Logic, pp.89 -96
11.Writing the Body, pp.97-101
12.Tense, Transitions, and Awkward Sentences, pp.102-110
13.Writing the Conclusion, pp.111-118
14.Evaluating and Rewriting Your Paper, pp.144-150
15.Conclusion
Assignments and Examinations:
Students will be required to complete homework assignments and an 800-word academic paper. There will be
no examinations.
Evaluation:
Class participation
20%
Homework assignments 35%
Research paper
45%
Textbook(s):
David E. Kluge and M atthew A. Taylor, Basic Steps to
Writing Research Papers (Tokyo:Cengage, 2007).
Reference Materials:
MLA Handbook for Writers of Research Papers, 7th ed.
(New York:M LA, 2009 ).
科目名
英語・英米文化研究
(British / American Culture II)
担当者
単位数
井石 哲也
2単位
授業の到達目標及びテーマ
17世紀から19世紀までを中心に、イギリスのファッション(服飾)の歴史と、その特質について学ぶ。
授業の概要
チューダー朝以降のイギリスのファッションに着目し、その変遷を追いながら、その背景となる時代精神とイギリス人気質
について 察する。研究対象として、絵画(特に肖像画)に描かれたさまざまなファッション形態を細かく分析しながら、
各時代の服飾に顕著に反映されたイギリス人独特の精神性に関する理解を深める。
授業計画
前期>
1.導入
2.Part I: In the Quest of British M anliness (1)
3.
(2)
4.
(3)
5.Part II: The World of William Hogarth (1)
6.
(2)
7.
(3)
8.
(4)
9.Part III: The World of Thomas Gainsborough (1)
10.
(2)
11.
(3)
12.Part IV: The Age of Consumerism (1)
13.
(2)
14.
(3)
15.まとめ
試験・課題等の内容
レポート提出
テキスト
Fashionable England(開文社、2010)
評価方法
期末レポート70%、授業への取り組み等(出席を含む)30%
参 文献
授業の中で詳しく紹介する。
36
科目名
ホスピタリティ・イングリッシュ
(Hospitality English)
担当者
単位数
Timothy Allan
2単位
Goals and Themes:
The travel industry is now the biggest sector of the world economy,and of course,tourism and related service sectors
are increasingly important in Nagasaki in the 21 century. Part time jobs, full time professions and casual contacts
with visitors affect most of in various ways,and English is the most important medium for mutual communication. In
this class,we will have many opportunities to further develop your skills in English byfocusing on English for the hotel
and catering industry, as well as discussing more informal situations involving guests and friends in all settings.
Summary Outline:
Each part of the class is based on communicative areas, situations and functions,and structures. Each class will have
many opportunities to put these into practice,integrated with links and weekly forum discussions in the M oodle class
website.
Contents:
First Semester
1.Introductions, Profiles, Giving Information
2.Taking orders and reservations
3.Giving instructions
4.Taking requests
5.Test #1
6.Food and drink
7.Problems, complaints
8.Jobs and workplaces
9.Health and safety and work
10.Test #2
11.Applying for a job
12.Writing a resume
13.Practising interviews
14.Test #3
15.Review and feedback surveys
Assignments and Examinations:
There will be weekly tasks in class,followed by weekly
forum discussion topics online in the class M oodle
website.
There are three tests during the semester. There is no
final examination.
Evaluation:
Attendance/Participation: 60%
Tests: 40%
Total: 100%
Textbook(s):
Stott, Trish, and Revell, Rod. Highly Recommended.
(Student s Book, New Edition.) (Oxford University
Press)
Reference Materials:
Teacher and student materials based in class M oodle
website.
科目名
ビジネス・イングリッシュ
(Business English II)
担当者
単位数
Richard Bent
2単位
Goals and Themes:
This course will provide students with English vocabularyand structures theywill need in everydaybusiness situations.
Summary Outline:
While listening and speaking are emphasized, reading and writing will also be covered. Using the text as a guide,
students will be introduced to various scenarios they world encounter in authentic English language business settings,
enabling students to communicate effectively.
Contents:
First Semester
1.Getting in Touch
2.Email
3.Crossing Cultures
4.Working with Others
5.Performance at Work
6.Human Resources
7.Business M edia
8.Communication
9.Time M anagement
10.Corporate Image
11.Trading
12.E-Business
13.Finance
14.Presentations
15.Work in the Future
Assignments and Examinations:
Activities and exercises will mostly be done in class,
however additional not found in the textbook may
occasionally be assigned as homework. While there will
be no examinations during the course, there will be a
series of short quizzes throughout the semester.
Evaluation:
Class Participation:
30%
Homework Assignments: 30%
In Class Quizzes:
40%
Textbook(s):
Gareth Knight and M ark O Neil, Business Explorer 3
(Cambridge University Press)
37
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
ビジネス・ライティング
(Business Writing)
担当者
単位数
Timothy Allan
2単位
Goals and Themes:
The paradox of the digital age is that cellphones,e-mails,blogs,text messaging,etc.communication much easier and
faster than ever before,while increasing our access and workloads for exactlythe same reasons. Technologyhas made
the world into a global village but also means we need to know how best to use in for our own purposes,to the best
effects. In this class, we provide practice in writing e-mails, letters, faxes, messages, forms, resumes and more.
Summary Outline:
Each part of the class is based on a particular language focus, writing task, and online expansion task. Each class is
integrated with links, weekly forum discussions, and occasional blogs in the M oodle class website.
Contents:
Second Semester
1.Introductions, Profiles, E-M ails
2.Arranging meetings
3.Discussing travel plans
4.Recommending
5.Inviting
6.Making Inquiries
7.Review 1, and Test #1
8.Placing and responding to orders
9.Making payments, complaints
10.Review 2, and Test #2
11.Checking Progress, M emos
12.Discussing Proposals, Reports
13.Social Situations
14.Review 3, and Test #3
15.Review and feedback surveys
Assignments and Examinations:
There will be weekly tasks in class,followed by weekly
forum discussion topics and occasional blogs online in
the class M oodle website. There are three tests during
the semester. There is no final examination.
Evaluation:
Attendance/Participation: 50%
Tasks and Tests: 50%
Total: 100%
Textbook(s):
Barnard, Roger, and M eehan, Antoinette. Writing for
the Real World ( An Introduction to business Writing. Student Book 2)(Oxford University Press)
Reference Materials:
Teacher and student materials based in class M oodle
website.
科目名
海外インターンシップ
(Overseas Hotel Internship)
担当者
単位数
上野 葉子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
海外でのビジネスの現場を視察・経験をすることにより、企業が求める労働観や職業観を認識し、異文化コミュニケーショ
ン能力を育成する。
授業の概要
実施時期、研修先は未定だが、期間は1∼2週間で、内容はアメリカの小学校での実習とその事前準備としてのレクチャー
などを予定している。
授業計画
前期>
参加者募集説明会(1∼2回)
事前オリエンテーション(1∼2回)
研修
帰国報告会
リポート提出
試験・課題等の内容
帰国後の報告会には必ず参加すること。報告書の他に、
2,000字程度の日本語リポート、300語以上の英文リポート
を提出すること。
評価方法
事前報告会・オリエンテーションの参加 20%
帰国報告書 40%
リポート
40%
38
テキスト
なし
科目名
第二言語習得研究
(Second Language Acquisition)
担当者
単位数
狩野 暁洋
2単位
授業の到達目標及びテーマ
第二言語(L2)習得を多元的な視野から吟味することによって、将来語学教員になりたい学生が、常に問題意識をもち、か
つ柔軟な態度で授業に臨める態度を育成することを目的とします。
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
授業の概要
行動心理学、普遍文法、学習者の年齢や動機付けなど、多元的な視点から、第二言語習得について 察してゆきます。
授業計画
前期>
1.第一言語と第二言語の定義
2.行動心理学者の言語習得観
3.中間言語と誤用分析
4.形態素習得の研究
5.臨界期仮説
6.L2 習得の初期段階の特徴
7.母語の役割
8.動機づけ
9.不安要因とコミュニケーションをしようとする意欲
10.言語適性と学習スタイル
11.学習信条と学習方略
12.Krashen の言語習得理論とアウトプット仮説
13.生成文法的アプローチ (主語義務化の習得1)
14.生成文法的アプローチ (主語義務化の習得2)
15.類型的普遍性と第二言語習得
試験・課題等の内容
授業で取り扱ったトピックについての読書課題を出し、さ
らに知識を広めてゆきます。学期末に重要なポイントが理
解できたか確認のテストを行います。
テキスト
大喜多善夫著『英語教員のための応用言語学』(昭和堂)
評価方法
期末試験
60%
読書課題
30%
授業への積極的参加 10%
参 文献
白畑知彦編『英語習得の「常識」「非常識」
』(大修館書店)
白井恭弘著『外国語学習の科学』(岩波新書)
科目名
英語のしくみと働き
(Structures and Functions of English Language II)
担当者
単位数
狩野 暁洋
2単位
授業の到達目標及びテーマ
生成文法の基本的な え方と文の構造分析方法を紹介します。
授業の概要
英語と日本語のデータをもとに、我々人間が共通にもっている言語知識とは何かについて論じてゆきます。
授業計画
前期>
1.品詞
2.品詞と句
3.文の組み立て方
4.構造の一般化
5.束縛理論と c-command
6.階層型言語と非階層型言語
7.Xバー理論
8.普遍文法って何?
9.語彙範疇と機能範疇
10.意味役割
11.能動と受動
12.論理構造
13.コントロールと上昇
14.動詞句内主語仮説
15.主要部移動
試験・課題等の内容
定期的に課題が出題され、学期末に試験を行います。
文
学
部
テキスト
ベーシック生成文法(ひつじ書房)
評価方法
期末試験 60%
課題
20%
授業態度 20%
39
科目名
英語のしくみと働き
(Structures and Functions of English Language III)
担当者
単位数
井石 令子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
意味研究における基本概念を概観するとともに、意味と形式(構文)の関係について
と構文文法を取りあげ、二つのアプローチによる動詞の意味と文の意味を 察する。
える。代表的意味理論として意味論
授業の概要
事前の配布プリントに従い、各回で取り上げる項目を解説する。また各例文解釈等について、可能な限り質疑応答を行う。
授業計画
後期>
1.意味の定義と意味理論の流れ
2.意味特質と意味関係
3.動詞の意味と意味役割⑴
4.動詞の意味と意味役割⑵
5.意味と文法形式⑴
6.意味と文法形式⑵
7.概念意味論⑴:概念構造と語の意味・文の意味
8.概念意味論⑵:二重目的語構文の分析
9.概念意味論⑶:way構文の分析
10.概念意味論⑷:移動使役構文の分析
11.構文文法⑴:動詞の意味・構文の意味
12.構文文法⑵:構文の多義性と英語二重目的語構文
13.構文文法⑶:移動使役構文・way構文の分析
14.構文文法⑷:構文間の関係
15.まとめ
試験・課題等の内容
期末試験、課題・提出物
テキスト
プリントを配布する。
評価方法
期末試験
課題・提出物
出席
参 文献
1.R. Jackendoff, Semantic Structures
2.A.E.Goldberg,Constructions:A Construction Grammar Approach to Argument Structure (河上誓作他訳
『構文文法論:英語構文への認知的アプローチ』
)
他、授業時に適宜紹介する。
科目名
60%
30%
10%
CALL 演習
(CALL Workshops)
担当者
単位数
Sergio Mazzarelli
2単位
Goals and Themes:
Teaching students the basic principles of Computer-Assisted Language Learning (CALL),so that they can effectively
use computers and the Internet to enhance language instruction.
Teaching students how to create computer- and Internet-based language teaching materials.
Summary Outline:
This practical course is designed for students who wish to become English language teachers. They will learn how to
take advantage of computers and the Internet to enhance their classes. There will be a particular emphasis on the
creation of teaching materials.
Contents:
Second Semester
1.Introduction to CALL
2.Enhanced learning opportunities provided by he use of computers in ELT
3.Problems associated with the use of computers in ELT
4.Effective strategies to use computers and the Internet to teach reading and writing skills
5.Effective strategies to use computers and the Internet to teach listening and speaking skills
6.Software usage instruction 1
7.Software usage instruction 2
8.Software usage instruction 3
9.Creation of teaching materials 1
10.Creation of teaching materials 2
11.Creation of teaching materials 3
12.Presentation and discussion of teaching materials 1
13.Presentation and discussion of teaching materials 2
14.Revision of teaching materials 1
15.Revision of teaching materials 2
Assignments and Examinations:
Students will be required to complete homework assignments and a term project. This project will consist in
the creation, presentation, discussion, and revision of
computer- or Internet-based teaching materials. The
term project may be undertaken individually or in small
groups.
Textbook(s):
Teacher handouts.
40
Evaluation:
20%
Class participation
Homework assignments 20%
60%
Term project
Reference Materials:
Links to online reference materials will be provided via
M oodle.
科目名
英語教育特別講座
(Special Lectures on Teaching English)
担当者
単位数
狩野 暁洋
2単位
授業の到達目標及びテーマ
将来、英語教員を目指している学生を対象にしたクラスです。授業では、過去に提唱された主要な教授法について学習して
ゆきます。特に文法指導にフォーカスを置いて、文法習得という概念が時代とともにどのように映り変わってきたかについ
て えてゆきます。
授業の概要
過去に提唱されてきた主要な教授法について紹介し、それらの教授法の根底にある原理・原則について深く 察してゆきま
す。いくつかの教授法については、実際に学生に模擬授業をやってもらいます。
授業計画
後期>
1.全体の説明
2.Grammar Translation M ethod
3.Audio-Lingual Method
4.Total Physical Response
5.Community Language Teaching
6.Monitor Theory and Natural Approach (1)
7.Monitor Theory and Natural Approach (2)
8.Communicative Competence とは?
9.Communicative Language Teaching
10.Content-based, Task-based, and Participatory Approaches
11.Focus on Form
12.模擬授業
13.模擬授業
14.模擬従業
15.模擬授業
試験・課題等の内容
「英語教育用語辞典」
から、重要と思われる用語について解
説し、定期的にクイズを出します。
評価方法
期末試験
50%
クイズ
30%
授業への積極的参加 20%
科目名
英語児童文学
(Children s Literature in English-Speaking World)
評価方法
Techniques and Principles in Language Teaching
(Oxford)
「フォーカス・オン・フォーム」を取り入れた新しい英語教育
(大修館)
英語教育用語辞典(大修館)
担当者
単位数
上野 葉子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
英米の代表的な児童文学作品について基本的な知識を身につける。
授業の概要
英米の児童文学は、ファンタジーとリアリズムの二つの流れをもっている。その流れをたどりながら、時代を追って主要な
作品に触れる。また、平易な児童文学作品を実際に英語で読み、英語力を養成する。
授業計画
前期>
1.児童文学のはじまり
2.昔話と児童文学
3.近代ファンタジーの成立
4.
〃
5.19世紀のリアリズム児童文学
6.
〃
7.20世紀初頭の児童文学
8.
〃
9.
〃
10.2つの大戦の間の児童文学
11.
〃
12.現代のファンタジー児童文学
13.
〃
14.現代のリアリズム児童文学
15.
〃
試験・課題等の内容
定期試験のほかに、課題図書について小テストを数回実施
する。
評価方法
定期試験 60%
小テスト 30%
授業への参加態度(出欠を含む) 10%
テキスト
谷本誠剛『児童文学入門』
(研究社)
C.S. Lewis, The Voyage of the Dawn Treader.
その他、プリントを配付する。
参 文献
授業中に指示する。
41
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
早期英語教育演習Ⅰ
(Early Childhood English Education Workshop I)
担当者
単位数
政次カレン
2単位
Goals and Themes:
Students will learn and practice methods for teaching English to children in the Japanese context, from kindergarten
to elementary school. Students will increase their confidence in using English while learning activities suitable for
children s English classes.
Summary Outline:
This is a practical workshop-style class with the emphasis on teaching English through English. Students will learn
and practice teaching methods in class in preparation for teaching practice an local elementary schools and kindergartens.
日本の保育園や幼稚園から小学校までの子ども達を対象に英語を教えるための基本的な教授法を学ぶ。子ども英語の活動を
組み立てる上で、対象者のレベルや年齢や発達段階に適した活動とはどのようなものかを学習する。また、教師としての自
分の英語力に自信をつけるため、英語力も伸ばしていく。
Contents:
First Semester
1.Introduction
2.Classroom English
3.Introduction to listening
4.Listening games
5.Holiday activities
6.Listen and do
7.Listening activities design.
8.Teaching practice planning workshop
9.Teaching practice planning workshop
10.Teaching practice preparation
11.Teaching practice feedback.
12.Introduction to Speaking/TP
13.Vocabulary games/TP
14.Speaking games.
15.Summary and feedback.
Assignments and Examinations:
Students will complete portfolio tasks, plan activities,
and prepare materials for use in teaching practice.
There will be regular reading homework.
Evaluation:
30%
Attendance & participation:
Assignments and portfolio tasls: 70%
Textbook(s):
子ども英語指導ハンドブック English for PrimaryTeachers
M .Slattery& J. Willis, 外山節子. OUP/Obunsha
Reference Materials:
Teacher handouts
科目名
早期英語教育実習Ⅰ
(EarlyChildhood English Education Teaching PracticeI)
担当者
単位数
政次カレン
2単位
Goals and Themes:
Students will plan English lessons and teach them to children in local kindergartens and elementaryschools,using skills
learned in the Early Childhood English Education Workshop classes.
早期英語教育演習で学習したことを実際に実践する授業である。近隣の保育園や小学校で英語活動の実習を行う。
Summary Outline:
Students will prepare for and carry out teaching practice at local kindergartens and elementary schools. They will
observe,plan,prepare and reflect on the teaching experience. They will create a portfolio of lesson plans and teaching
materials to use in the future.
授業観察から始め、指導案作成、それにもとづいて、教材・教具の準備、そして、実習後の振り返りを行う。将来利用でき
るよう、指導案や教材はすべてポートフォリオに整理していく。
Contents:
First Semester
1.Introduction
2.Classroom English
3.Introduction to listening
4.Listening games
5.Holiday activities
6.Listen and do
7.Listening activities design.
8.Teaching practice planning workshop
9.Teaching practice planning workshop
10.Teaching practice preparation
11.Teaching practice feedback.
12.Introduction to Speaking/TP
13.Vocabulary games/TP
14.Speaking games.
15.Summary and feedback.
Assignments and Examinations:
Students will plan activities, prepare materials and
carry out teaching practice in local kindergartens and
elementary schools.
Evaluation:
30%
Attendance & participation:
Preparation and completion of teaching practice: 70%
Textbook(s):
子ども英語指導ハンドブック English for PrimaryTeachers
M . Slattery & J. Willis, 外山節子. OUP/Obunsha
Reference Materials:
Teacher handouts
42
科目名
担当者
単位数
Introducing Japan II
(Introducing Japan II)
授業の到達目標及びテーマ
自分の選択したトピックを英語で紹介をすることにより、自己文化を
努めます。
狩野 暁洋
2単位
察する洞察力を養い、自己発信型の英語能力育成に
授業の概要
最初の9回は日本文化について書かれた英文を取り扱い、10回目から英語による日本文化紹介を行います。芸術、スポーツ、
遊び、衣・食・住、宗教、年中行事、祝祭日、祭り、動物・植物など幅広い分野から、自分の興味のあるトピックを選択し、
クラスメートが日本に住んだ経験がない外国人だと見立てて、英語で紹介をしてください。実演したり、実物や写真を見せ
たりすると、効果的なプレゼンテーションが行えます。
授業計画
前期>
1.Talking about the Japanese Language
2.Talking about Japanese Food and Cooking
3.Talking about Family and Home Life in Japan
4.Talking about Japanese Etiquette and M anners
5.Talking about Religion in Japan
6.Talking about the Geography in Japan
7.Talking about Sports and Games in Japan
8.Talking about Japanese Communication Style
9.Talking about Special Events and Ceremonies in Japan
10.学生によるプレゼンテーション
11.学生によるプレゼンテーション
12.学生によるプレゼンテーション
13.学生によるプレゼンテーション
14.学生によるプレゼンテーション
15.学生によるプレゼンテーション
試験・課題等の内容
プレゼンテーションのほかに期末試験があります。
評価方法
期末試験
プレゼンテーション
宿題
授業への積極的参加
科目名
40%
40%
10%
10%
テキスト
Talking about Japan(栄潮社)
Beyond Your Own Culture(英宝社)
日本文化を英語で紹介する事典(ナツメ社)
参 文献
授業時に紹介します。
通訳ガイド演習 ・
(Tour Guide Course (English) I・II)
担当者
単位数
武内 早苗
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
・通訳ガイドとしての日本事象、文化、歴史等基礎知識の習得
・外国人への英語ガイディングと日本紹介、通訳基礎練習
授業の概要
・日本事象等の基礎知識ならび長崎等の主要観光名所の知識習得
・ガイド現場実習を通じて外国人観光客への説明の仕方
・ガイド業務内の通訳基礎練習
授業計画
前期>
1.通訳ガイドとは?(ガイドの紹介と仕事)
2.日本まるごと事典、長崎観光地
3.日本まるごと事典、長崎観光地
4.ガイディング準備
5.ガイド現場実習
6.ガイド現場実習
7.日本まるごと事典、長崎観光地
8.日本まるごと事典、長崎観光地
9.ガイディング準備
10.ガイド現場実習
11.ガイド現場実習
12.日本まるごと事典、長崎観光地 他
13.日本まるごと事典、長崎観光地 他
14.ガイド現場実習・通訳の基礎練習
15.ガイド現場実習・通訳の基礎練習
後期>
1.通訳ガイドとは?(ガイドの紹介と仕事)
2.日本まるごと事典、長崎観光地
3.日本まるごと事典、長崎観光地
4.ガイディング準備
5.ガイド現場実習
6.ガイド現場実習
7.日本まるごと事典、長崎観光地
8.日本まるごと事典、長崎観光地
9.ガイディング準備
10.ガイド現場実習
11.ガイド現場実習
12.日本まるごと事典、長崎観光地 他
13.日本まるごと事典、長崎観光地 他
14.ガイド現場実習・通訳の基礎練習
15.ガイド現場実習・通訳の基礎練習
試験・課題等の内容
・ガイド実習ならび日本事象等のレポート
テキスト
・日本まるごと事典(講談社インターナショナル)
・Your guide to Nagasaki(英文観光ガイド長崎)
長崎通訳研究会
評価方法
・ガイド実習、レポート内容(60%)
・授業への参加状況
(40%)
参 文献
・日本文化を英語で紹介する事典
・観光地等のパンフレット
・通訳ガイド英語過去問題 他
43
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
地域型セミナーA
(Regional Seminar A)
担当者
単位数
Timothy Allan
2単位
Goals and Themes:
This class is about Peace Studies in Nagasaki. M ore generally, it also asks:why do people argue, engage in fights,
or even start wars and acts of terror? Is there a way out of this spiral? This course will look at how conflicts begin,
where they exist, and various methods to give peace a chance, as well as discussing issues relevant to Nagasaki in
particular.
Summary Outline:
The main content areas: 1.Roots of Conflict:Poverty,Rights,Injustice. 2.Analysis of Conflicts:Who,What,Where,
When, Why. 3. Resolution and Reconciliation:Case Studies and Suggestions.
Contents:
Second Semester
1.Introductions, Goals and Profiles
2.Peace and Conflict
3.Give Peace A Chance?
4.War, Peace and Nagasaki
5.War, Peace and Nagasaki
6.Debates
7.John Ford: Return to Nagasaki
8.John Ford: Return to Nagasaki
9.United Nations and M ultilateralism
10.Peace Games and Songs
11.Case Studies−What Would You Do?
12.Human Rights and Peace
13.Review and Debates
14.Presentations/Reports
15.Final Test, and Surveys
Assignments and Examinations:
There will be several tests,as well as one longer written
report assignment. The class will be a mix of reading,
writing,listening and speaking. The content of the final
examination will reflect these four language skills, and
will also reflect the topics covered in class.
There is no final examination.
Textbook(s):
Teacher and student materials
科目名
英米文化論講義
(Lectures on British and American Culture II)
Evaluation:
Participation: 50%
Tasks:
25%
Testing:
25%
Reference Materials:
Teacher and student materials based in class M oodle
website.
担当者
単位数
上野 葉子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
アメリカの文化、社会、歴史に関する多様なトピックについて学ぶ。
授業の概要
授業は、各テーマについての学生の発表と、それに関連する講義によって進める。履修学生については、積極的な態度が求
められる。
授業計画
前期>
1.Pursuing the American Dream
2.America s Immigrant Roots
3.The Trail of Tears
4.Harriet Tubman
5.Jews and American Culture
6.The Japanese American Internment
7.The Illegal Immigration Problem
8.Barack Obama:Breaking Through the Glass Ceiling
9.Envy, Greed and Financial Collapse
10.The Tradition of American Philanthropy
11.American Megachurches
12.Interracial Marriage
13.The Same-Sex M arriage Battle
14.America s Favorite Sport
15.The Future of American Society
試験・課題等の内容
授業での発表、期末試験。
評価方法
授業での発表 40%
期末試験 40%
出席、授業への参加態度 20%
44
テキスト
Gary Dendo, M asako Dendo 著 America in Motion『ア
メリカの過去・現在・未来を読む』(成美堂)
参 文献
授業中に指示する。
科目名
映像メディアに見る異文化
(Cultural Differences Seen in Visual M edia I)
担当者
単位数
香川 実成
2単位
授業の到達目標及びテーマ
映像(主として映画)を材料に使って異文化問題を える(異文化論)ことと、映像がどのように異文化問題を扱ってきた
かを える(映像論)こと、この2つのアプローチを、混同は避けながらも併用しつつ、種々のレベルでの異文化交流や異
文化衝突について えてゆきます。できるだけ新しい映像作品を使いたいので、下記の授業計画は変更になる可能性もあり
ます。
授業の概要
受講生数にも拠りますが、学生が(あるいは学生同士で)能動的・主体的に調べ、答え、発表し、議論する、そういうイン
タラクティブな講義を試みたいと えています。よって、授業で扱う映像作品を事前に観ておくこと、及び作品に対する批
評的評価を用意しておくことが、授業参加の大前提となるでしょう。
授業計画
前期>
1.授業概要と予定
2.
『ザ・コーヴ』(The Cove)∼反捕鯨文化とどうつきあうべきか?
3.
〃
4.
『アメリカン・ヒストリーX』(American History X )∼ヘイトクライムという異文化衝突
5.
〃
6.
『やさしくキスをして』(Just a Kiss)∼イギリスのインド人社会
7.
〃
8.
『第9地区』
(District 9 )∼多層的な異文化メタファーを読み解く
9.
〃
10.
『Persepolis』(Persepolis)∼自由社会という異文化
11.
〃
12.
『ミルク』
( Milk)∼マイノリティーの闘い
13.
〃
14.
『セルロイド・クローゼット』(The Celluloid Closet)∼ハリウッド映画の同性愛表現
15.
〃
試験・課題等の内容
定期試験の代わりに、学期末レポートを課す予定。
テキスト
担当者作成の授業資料を配布します。
評価方法
授業出席状況、及び授業への積極的参加 30%
課題、発表
30%
学期末レポート 40%
参 文献
適宜指示します。
科目名
映像メディアに見る異文化
(Cultural Differences seen in Visual M edia II)
担当者
単位数
井石 哲也
2単位
授業の到達目標及びテーマ
映画を通してイギリスの歴史と文化の諸相を学ぶ。
授業の概要
7編の映画を中心に、背景となる時代の文化に焦点を当て、詳細に 察する。イギリス英語の聞き取り練習にも時間を割い
て、リスニング力向上につながるように配慮したい。
授業計画
後期>
1.導入:映画と異文化理解
2.
『エリザベス』⑴
3.
⑵
4.
『戦艦バウンティ号の叛乱』⑴
5.
⑵
6.
『ある公爵夫人の生涯』⑴
7.
⑵
8.
『プライドと偏見』⑴
9.
⑵
10.
『オリバー・ツイスト』⑴
11.
⑵
12.
『クイーン』⑴
13
⑵
14.
『ハリー・ポッター』
15.まとめ
試験・課題等の内容
定期試験、課題(レポート)
テキスト
『映画で楽しむイギリスの歴史』(金星堂、2010)
評価方法
定期試験60%、レポート30%
授業への取り組み等(出席、課題を含む)10%
参 文献
授業で詳しく紹介する。
45
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
異文化トレーニング
(Cross-cultural Training)
担当者
単位数
西原 真弓
2単位
授業の到達目標及びテーマ
異文化コミュニケーションを実際に行うときに起こりうる問題を予測することができ、それらの問題に対しての対応策を学
び、異文化コミュニケーションスキルを修得することを目標とする。
授業の概要
グローバル社会となった今日、日本人以外の人たちとコミュニケーションをとる場面が増えてきた。
自文化中心主義を排除するため、異文化を背景に持つ人たちのコミュニケーションパターンや え方、価値観などを中心に
文化の多様性の存在を、具体的に学ぶ。授業は、テキストをもとに、さらに各自が調べた上で、プレゼンテーションやディ
スカッション形式で行う。実際に使われている異文化トレーニングも行う。
授業計画
後期>
1.異文化トレーニングとは
2.The Concept of Cross-cultural Communication
3.Social Setting: Dialogues 1-10 & Explanations
4.Social Setting: Dialogues 11-17 & Explanations
5.The Workplace: Dialogues 18-27 & Explanations
6.The Workplace: Dialogues 28-37 & Explanations
7.The Workplace: Dialogues 38-49 & Explanations
8.The World of Business: Dialogues 50-58 & Explanations
9.The World of Business: Dialogues 59 -67 & Explanations
10.The World of Business: Dialogues 68-74 & Explanations
11.Seven Lessons
12.Intercultural Training (1)
13.Intercultural Training (2)
14.Intercultural Training (3)
15.Intercultural Training (4)
試験・課題等の内容
プレゼンテーション、学期末試験、課題
テキスト
Craig Storti Cross-Cultural Dialogues 74 Brief Encounters with Cultural Difference
(Intercultural Press Inc.)
評価方法
プレゼンテーション40%、学期末試験50%、課題提出率10%
参 文献
適宜示す。
科目名
英米文学講読
(Reading British and American Literature II)
担当者
単位数
香川 実成
2単位
授業の到達目標及びテーマ
反アパルトヘイト運動に関わって8週間の獄中生活を送ったという経歴を持つ、南ア生まれの白人女性児童文学作家ビヴァ
リー・ナイドゥーの集大成的短編小説集 Out of Bounds を読みます。単なる講読に終始するのではなく、各短編の背景とな
る、アパルトヘイト時代及び1994年の完全民主化以降の南ア社会について各自で調べてもらい、その発表やハンドアウトを
もとに作品の細部に踏み込んでいきたいと思っています。Amazon.co.uk のカスタマー・レビューでは全員が★5つの満点
評価、面白いことは請け合いです。
授業の概要
受講生は少ないと予想されるので、各自の担当箇所について詳細なハンドアウトを作成してもらい、それにもとづいた発表
を中心に授業を進めてゆきます。
(ポスト・)アパルトヘイト時代の南アについては映画作品も多いので、関連する DVD 映
像を観ることによって的確なイメージを持ちつつ、
「読む」作業を進めていきたいと えています。
授業計画
前期>
1.作家 Beverley Naidoo について
2.作品の背景:アパルトヘイトと民主化以降の南アの現実について
3.短編① The Dare 1948
4.〃
5.短編② The Noose 1955
6.〃
7.短編③ One Day, Lily, One Day 1960
8.〃
9.短編④ Typewriter 1976
10.〃
11.短編⑤ The Gun 1985
12.〃
13.短編⑥ The Playground 1995
14.〃
15.短編⑦ Out of Bounds 2000
試験・課題等の内容
定期試験またはレポートの他に、担当回のハンドアウト作
成を重視します。
テキスト
Beverley Naidoo, Out of Bounds: Stories of Conflict
and Hope (Puffin Books, 2001)
評価方法
出席及び授業への積極的参加…20%
発表資料及び課題…30%
定期試験または学期末レポート…50%
参 文献
無数にあるので、授業中に適宜紹介します。
46
科目名
英米文学演習
(Discussion of British and American Literature I)
担当者
単位数
深堀 悦子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
The Mousetrap というイギリス推理劇の傑作を通して、英語の読解力を養成するとともに、戯曲を読む面白さを知ってほし
い。この戯曲は1952年の初演以来、現在までロングランを続けているアガサ・クリスティの代表的作品であり、平明な口語
表現が使われているので、読みやすい。
授業の概要
戯曲を読むための基本的専門用語を解説した後、毎回の授業でテキストを読み進めてゆく。
基本的に毎回の授業は、与えられた課題についての学生による発表を中心に進められ、ディスカッションへの積極的な参加
が求められる。
授業計画
前期>
1.Introduction to The M ousetrap
2.Act I, Scene 1 (1)
3.Act I, Scene 1 (2)
4.Act I, Scene 1 (3)
5.Act I, Scene 2 (4)
6.Act I, Scene 2 (5)
7.Act I, Scene 2 (6)
8.Act II (1)
9.Act II (2)
10.Act II (3)
11.Act II (4)
12.Act II (5)
13.Act II (6)
14.Act II (7)
15.Conclusion
試験・課題等の内容
学生の発表に基づいて解説を行うので、毎回十分な予習が
求められる。
適時課題を課す。
前期末に定期試験を行う。
テキスト
Agatha Christie, The Mousetrap(南雲堂)
評価方法
授業・ディスカッションへの参加 20%
課題・発表 20%
定期試験
60%
参 文献
授業中に紹介する。
科目名
英米文学演習
(Discussion of British and American Literature II)
担当者
単位数
浅井 明美
2単位
授業の到達目標及びテーマ
アメリカ文学の中に描き出された「生と死の姿」を読み解きます。
授業の概要
時代ごとに「生と死」がどのように描かれてきたかを見た後、具体的な作品読解によって、その表現方法の理解を深めます。
学生によるプレゼンテーションも行う予定です。終わりの方でアメリカ文学以外の作品との比較も取り入れます。
授業計画
後期>
1.Intorduction
2.ネイティヴ・アメリカンの死生観
3.17世紀、ピューリタン文化の中の死生観
4.18世紀、独立革命期の中の死生観
5.19世紀、ロマンティシズムの中の死生観
6.20世紀、モダニズムの中の死生観
7.
8. Sherwoot Anderson: Death in the Woods 読解
9.
10.
11. Larry Barkdull: The mourning Dove『ナゲキバト』読解とプレゼンテーション
12.
13.マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット:『岸辺のふたり』
14.ギリシャ神話の中の死生観との関連について
15.まとめと課題作成
試験・課題等の内容
学期の終わりに課題作成・提出を求める
評価方法
課題提出
80%
出席・クラスワーク 20%
テキスト
Fantastic American Short Fiction(金星堂)
ラリー・バークダル:
『ナゲキバト』(あすなろ書房)
参 文献
必要に応じてクラスの中で紹介していく。
47
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
英米文学特別講義
(Special Lectures on British and American Literature I)
担当者
単位数
浅井 明美
2単位
授業の到達目標及びテーマ
アメリカ文化を特徴づける地域性・地方文化を手がかりに、主に中西部と南部の作家・作品を理解することを目的とします。
授業の概要
アメリカ中西部および南部作家の作品を通して自然と人間、家族像、女性像の特徴について学びます。ビデオ、DVD 等を活
用します。
授業計画
前期>
1.Introduction
2.中西部の大草原文化について
3.
4.
5. Laura lngalls Wilder: Little House on the Prairie Lives and Works of 12 North American Writers: Unit 4
6.
7.南部文化と南北戦争について
8.
9.
10. Lives and Works of 12 North American Writers: Unit 11
11.
12.
13. Lives and Works of 12 North American Writers: Unit 9
14.
15.まとめと課題作成
試験・課題等の内容
学期の終わりに課題作成・提出を求める。
評価方法
課題提出
80%
出席・クラスワーク 20%
科目名
英米文学特別講義
(Special Lectures on British and American LiteratureII)
テキスト
Lives and Works of 12 North American Writers
(成美堂)
参 文献
必要に応じてクラスの中で紹介していく。
担当者
単位数
深堀 悦子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
シェイクスピアの悲劇、喜劇、問題劇、ロマンス劇、歴史劇について学び、時代や文化によって様々に変容し続けるシェイ
クスピア作品の解釈や上演の可能性について 察する。
授業の概要
シェイクスピアの悲劇、喜劇、問題劇、ロマンス劇、歴史劇の各ジャンルからの代表作を、原文テクストからの抜粋と映画
化作品を通して紹介してゆく。
授業計画
後期>
1.イントロダクション/シェイクスピアの生涯
2.シェイクスピアの生きた時代
3.エリザベス朝の劇場と劇団
4.悲劇 ⑴
5.悲劇 ⑵
6.喜劇 ⑴
7.喜劇 ⑵
8.問題劇 ⑴
9.問題劇 ⑵
10.ロマンス劇 ⑴
11.ロマンス劇 ⑵
12.歴史劇 ⑴
13.歴史劇 ⑵
14.翻案作品 ⑴
15.翻案作品 ⑵
試験・課題等の内容
作品の理解度確認のためのディスカッションや小テストを
適時行う。
後期末に定期試験を課す。
テキスト
配付プリント
評価方法
授業への参加・発表 20%
小テスト・課題
20%
定期試験
60%
参 文献
授業中に紹介する。
48
科目名
文芸翻訳演習
(Translating Literature I)
担当者
単位数
上野 葉子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本語と英語とでは文法構造やことばのニュアンスが異なっているので、英語を自然な日本語に訳す際には、そうした違い
に注意を払うことが大切である。この授業では、この二つの言語の基本的な違いを項目別に取り上げて翻訳の際の基礎的な
スキルを身につける。
授業の概要
日本語が英語と異なっている点を説明し、実際の英文についてどう訳するのがよいのか える。訳し方に一つの正解がある
わけではないが、より自然なわかりやすい日本語にするにはどうしたらよいかクラスのメンバーで えたい。
授業計画
後期>
1.はじめに
2.単語のニュアンス
3.名詞の訳し方
4.無生物主語の訳し方
5.受動態の訳し方
6.イディオムとフレーズの話し方
7.分詞構文、関係詞の訳し方
8.同格構文、挿入構文の訳し方
9.順送りに訳すか逆送りに訳すか
10.the の扱い方
11.ことば遊びとメタファーの訳し方
12.日本語の文末表現
13.英文のライティング・スタイル
14.日本語、英語のパンクチュエーション、記号の使い方
15.まとめ
試験・課題等の内容
テキスト
授業で扱った基本的な事項について期末試験を行う。また、
プリントを配付する。
数回課題を課す。
評価方法
期末試験 40%
課題 30%
授業への参加態度(出欠を含む) 30%
科目名
Reading VII・VIII
(Reading VII・VIII)
担当者
単位数
深堀 悦子
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
様々なトピックからなる英文を数多く読むことにより、読解力・思 力・語彙力を養成する。
授業の概要
基本的に毎回テキストを読み進み、読んだ内容の理解度確認のための練習問題に取り組む。
授業計画
前期>
1.Words and Pictures (A)
2.Words and Pictures (B)
3.Love and Attraction (A)
4.Love and Attraction (B)
5.Food and Health (A)
6.Food and Health (B)
7.Review 1
8.Midterm Test
9.Design and Engineering (A)
10.Design and Engineering (B)
11.Human Journey (A)
12.Human Journey (B)
13.Conservation Challenges (A)
14.Conservation Challenges (B)
15.Review 2
後期>
1.Song and Dance (A)
2.Song and Dance (B)
3.Investigations (A)
4.Investigations (B)
5.Reputations (A)
6.Reputations (B)
7.Review 3
8.M idterm Test
9.Science Frontiers (A)
10.Science Frontiers (B)
11.Green Living (A)
12.Green Living (B)
13.Quality of Life (A)
14.Quality of Life (B)
15.Review 4
試験・課題等の内容
学生の発表に基づいて解説を行うので、毎回十分な予習が
求められる。
学期ごとに中間試験および定期試験を行う。
テキスト
Nancy Douglas, Reading Explorer 4
(Heinle, Cengage Learning)
評価方法
前期:授業への参加 10%、課題・発表 20%
中間・定期試験 70%
後期:授業への参加・発表 20%、中間・定期試験 60%
TOEIC スコア 20%
参 文献
授業中に紹介する。
49
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
Reading VII・VIII
(Reading VII・VIII)
担当者
単位数
井石 哲也
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
政治、経済、文化、芸術、科学、文学等、幅広い内容の英文を取り上げ、その内容に関して、自分の
力を養成する。TOEIC Reading スコア300の達成を目指す。
意見を発表できる能
授業の概要
教材の精読により、英語リーディングの方法をより実践的に学ぶ。応用として、海外メディアの記事に対して、twitter 等を
使い、定期的に意見を投稿してみる。また『学校語彙で学ぶ TOEIC テスト』で学習した内容の復習もあわせておこなう。
授業計画
前期>
1.導入:以下、各回のトピックを示す。
2.Energy Drinks (Food)
3.M ethod Acting (Film)
4.Luminol (Chemistry)
5.Endocine Disruptors (Environment)
6.Code-switching (Language)
7.Bluetooth (Technology)
8.Undercover M arketing (Business)
9.Temperament (Education)
10.Xenophobia (Sociology)
11.Biofeedback (Health)
12.Apotosis (Biology)
13.Lobbying (Politics)
14.The Big Bang Theory (Astronomy)
15.The Bandwagon Effect (Psychology)
後期>
1.導入:前期範囲の復習
2.Broadway M usicals (Theater)
3.Taj M ahal (Architecture)
4.Panopticism (Philosophy)
5 M edical Ethics (M edical Science)
6.Hypnosis (Supernatural Phenomenon)
7.Food Taboo (Anthoropology)
8.その他のトピック⑴
9.
⑵
10.
⑶
11.
⑷
12.
⑸
13.
⑹
14.
⑺
15.まとめ
試験・課題等の内容
定期試験、小テスト、授業における発表
テキスト
(前期・後期)Reading Expert 3 (成美堂、2011)
評価方法
定期試験60%、小テスト20%
授業への取り組み(発表等)20%
参 文献
自習教材となる新聞、雑誌記事、辞書(
「英和」
、
「英英」
等)
、文法参 書等について、授業の中で詳しく紹介する。
科目名
Integrated English VII・VIII
(Integrated English VII・VIII)
担当者
単位数
Barbara Easton
各1単位(半期)
Goals and Themes:
Improving students English proficiency in the four primary language skills of speaking, listening,
reading and writing
Increasing students knowledge of the structural characteristics of the English language (phonology, lexis, grammar,
function, and discourse)
Further developing students discussion and presentation skills
Summary Outline:
This course is the final year of a four-year program in Integrated English. Students will practice the various language
skills and gain knowledge of the structural characteristics of English in a highlyintegrated and communicative fashion.
In addition to improving their overall English skills,Integrated English VII will also help students further develop their
discussion and presentation skills.
Contents:
First Semester
1.Health Care (1);California:San Francisco
2.Health Care (2);Oregon
3.Health Care (3);Washington
4.Health Care (4);Alaska
5.Health Care (5);British Columbia
6.Health Care (6);Northwest reports
7.Test;Ontario
8.Animal Studies (1);Wisconsin
9.Animal Studies (2);Chicago
10.Animal Studies (3);M ichigan
11.Animal Studies (4);M idwest Reports
12.Animal Studies (5);Quebec
13.Animal Studies (6);Prince Edward Island
14.Food and Nutrition (1);M assachusetts
15.Food and Nutrition (2);Test
Assignments and Examinations:
Students will be expected to participate in activities and
complete all homework assignments. There willbe inclass tests. Details regarding specific assignments and
the testing schedule will be given in class.
Textbook(s):
D. M ackey & A. Savage, Read This!2 (Cambridge),
N. Fujishima, J. Lauer, & K. Tatsukawa, Fun with
TOEIC Test Listening (Eihosha)
50
Second Semester
1.Food and Nutrition (3);New York City
2.Food and Nutrition (4);M aryland
3.Food and Nutrition (5);Washington, DC
4.Food and Nutrition (6);Virginia
5.Test;Georgia
6.Criminal Justice (1);Florida
7.Criminal Justice (2);Louisiana
8.Criminal Justice (3);Coastal state reports
9.Criminal Justice (4);Texas
10.Criminal Justice (5);Arizona
11.Test;Utah
12.Psychology (1);California:San Diego
13.Psychology (2);Hawaii
14.Psychology (3);Southwest reports
15.Psychology (4);Test
Evaluation:
Testing 50% Assignments and Presentations 20%
Participation 30%
科目名
ビジネス翻訳
(Business Translation)
担当者
単位数
狩野 暁洋
2単位
授業の到達目標及びテーマ
このクラスでは、ビジネス分野での翻訳技法について学習します。
文
学
部
授業の概要
最初の数回は、翻訳を行う際の留意点について取り上げ、それから様々なジャンルの翻訳にチャレンジしてゆきます。毎週、
授業で英文を配布しますので、自宅でそれを日本語に翻訳してきて下さい。自分の書いた翻訳を他のクラスメートと比較し
て、お互いに問題点を話し合いながら、よりよい日本語訳に仕上げてゆきます。
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
授業計画
前期>
1.ビジネス翻訳とは?
2.適語・正語を見つける
3.概念訳と説明訳
4.正順訳
5.ユーザーマニュアル1
6.ユーザーマニュアル2
7.広報誌1
8.広報誌2
9.専門雑誌記事1
10.専門雑誌記事2
11.専門雑誌記事3
12.契約書1
13.契約書2
14.研究論文1
15.研究論文2
試験・課題等の内容
課題が頻繁に出ます。
テキスト
英日実務翻訳の方法(大修館)
評価方法
課題
50%
期末試験
30%
授業への積極的参加 20%
科目名
Testing & Evaluation
(Testing and Evaluation)
担当者
単位数
Andrew Gorringe
2単位
Goals and Themes:
1.Students will understand how to design and analyze English language tests.
2.Students will understand the concepts of reliability and validity.
Summary Outline:
The object of this class is for students to learn and understand the basic principles of language testing. Students will
prepare their own tests and analyze them to determine their validity and reliability.
Contents:
Second Semester
1.Teaching and Testing
2.Validity
3.Reliability
4.Backwash
5.Test Techniques
6.Stages of Test Development
7.Review
8.Testing Writing
9.Testing Oral Ability
10.Testing Reading
11.Testing Listening
12.Testing Grammar and Vocabulary
13.Testing Overall Ability
14.Testing Young Learners
15.Review
Assignments and Examinations:
Students will be expected to participate in class and do
various assignments.
Evaluation:
Participation and Attendance 30%
In-class tasks and assignments 70%
Textbook(s):
Hughes, A. Testing for Language Teachers (CUP)
Reference Materials:
Kwassui Moodle Site
51
科目名
英語リーディング活動
(Reading Activities I)
担当者
単位数
上野 葉子
1単位
授業の到達目標及びテーマ
英語の児童文学を実際に読むことによって、英語のリーディング力を養成すると同時に、英語圏の子ども文化への理解を深
める。児童文学を英語のアクティビティに生かす方法についても える。
授業の概要
授業では、A.A. M ilne の Winnie-the Pooh を読み、その独特の英語表現や穏やかなユーモア、子ども時代への郷愁を読み
とる。また、Burnett の The Secret Garden を自習用として読んできてもらい、確認テストを数回実施する。また、絵本や
児童文学を子ども英語活動に活用するアイディアについて書かれた英文を読む。
授業の履修者は、意欲的に参加することが必要である。
授業計画
前期>
1.はじめに Winnie-the Pooh Chapter 1
2. Winnie-the Pooh Chapter 1
3. Winnie-the Pooh Chapter 2
4. Winnie-the Pooh Chapter 3
5. Winnie-the Pooh Chapter 4
6. Winnie-the Pooh Chapter 5
7. Winnie-the Pooh Chapter 6
8. Winnie-the Pooh Chapter 7
9. Winnie-the Pooh Chapter 7
10. Winnie-the Pooh Chapter 8
11. Winnie-the Pooh Chapter 8
12. Winnie-the Pooh Chapter 9
13. Winnie-the Pooh Chapter 10
14.絵本・児童文学を使ったアクティビティについて
15.絵本・児童文学を使ったアクティビティについて
試験・課題等の内容
期末試験、自習テキスト確認テスト。
評価方法
期末試験50%、自習テキスト確認テスト30%、出欠および
授業への参加態度20%。
科目名
英語メディアで読む日本
(Japan through English Media)
テキスト
A.A. M ilne, Winnie-the-Pooh.
Frances Hodgson Burnett, The Secret Garden.
プリント
担当者
単位数
Sergio Mazzarelli
2単位
Goals and Themes:
Teaching students to discuss Japan-related news topics in English.
Teaching students interpret representations of Japan in English-language media.
Summary Outline:
This course aims at improving students ability to discuss Japan-related news topics in English and developing their
critical understanding of English-language media representations of Japan. The teacher will provide background
information on each of the topics to be studied. Using the Internet, students will then individually access and read
teacher-selected UK and USA newspaper articles on those topics published in 2010 so as to discuss them in class.
Finally, students will choose English-language news stories on Japan published in 2011 and give presentations about
them.
Contents:
First Semester
1.Slowing Japan s Galapagos Syndrome (Huffington Post, April 29, 2010)
2.Once Drawn to U.S. Universities, M ore Japanese Students Staying Home (Wash. Post, April 11, 2010)
3.Japan and the Ancient Art of Shrugging (NY Times, August 21, 2010)
4.Japan Tries to Face Up to Poverty Problem (NY Times, April 21, 2010)
5.Japan, Checking Its Oldest, Finds M any Gone (NY Times, August 14, 2010)
6.Big in Japan? (Wash. Post, M arch 7, 2010)
7.Bento Boxes Win Lunch Fans (NY Times, September 8, 2009 )
8.In Shift for Japan Salarymen Blow the Whistle (NY Times, June 7, 2008).
9.Japanese Actor s Drunken Brawl Shocks Kabuki Theatre World (Guardian, December 8, 2010)
10.Son Also Rises (Economist, November 25, 2010)
11.Japan s Banking Crisis Led to 20 Years of Stagnation (Guardian, November 30, 2010)
12.Yakuza Chief Arrested in Japan (Guardian, November 18, 2010)
13.Students Presentations ⑴
14.Students Presentations ⑵
15.Students Presentations ⑶
Assignments and Examinations:
Students will be expected to complete weekly homework assignments and a presentation. There will be a
final report.
Textbook(s):
No textbook.
52
Evaluation:
Participation 30%
Presentation 35%
Final report 35%
科目名
地域型セミナーB
(Regional Seminar B)
担当者
単位数
Sheila Norris
2単位
Goals and Themes:
Students will gain a deeper understanding of the relationships between Nagasaki and the wider world,both historically
and in the present.
Summary Outline:
We will look at Nagasaki s history as an international city, and learn about Nagasaki s current sister cities and the
reasons behind the connections. Both instructor and students will be involved in presenting study materials in class
or at the relevant sites if our schedules make field trips possible.
Contents:
First Semester
1.Introduction: Nagasaki in guidebooks
2.Nagasaki and China (1)
3.Nagasaki and China (2)
4.Nagasaki and Portugal
5.Nagasaki and Holland
6.Nagasaki and Korea
7.Nagasaki and France
8.Nagasaki and the UK
9.Nagasaki and the USA
10.Nagasaki and Russia
11.Nagasaki and tropical countries
12.Nagasaki s sister cities (1)
13.Nagasaki s sister cities (2)
14.Nagasaki s sister cities (3)
15.Consolidation
Assignments and Examinations:
Active participation is necessary, and whereas accurate
English is desirable, it is much less important than a
willingness to try to communicate. Students will be
expected to take turns in presenting study materials,
and should focus on clear organization as well as on
being interesting. They should also be prepared to ask
questions and talk about the materials presented by
others. Each week, those students not presenting will
write and submit a brief report on the class, with notes
on the content and a brief response to it, and this work
will form the basis of a portfolio to be submitted at the
end of the course. There is no examination.
科目名
文芸翻訳演習
(Translating Literature II)
Evaluation:
Presentation
Active participation
Weekly written work
Portfolio
担当者
単位数
30%
20%
30%
20%
香川 実成
2単位
授業の到達目標及びテーマ
本学図書館主催の翻訳コンクールと完全タイアップ、受講者全員がコンクールに応募し、賞の上位を独占することを目標と
します。課題図書は例年比較的平易な英語で書かれた(リライトされたものを含む)
、数十ページ程度の「読み物」なので、
翻訳の第1段階の分析(英文解釈)よりも、第2段階の転換、第3段階の推敲(日本語作文)の技術・センスをいかに磨きあ
げるかが重要です。3年次後期開講の「文芸翻訳演習 」単位既得者が望ましいところですが、未履修者でも受講可能です。
授業の概要
世間で開催されているいわゆる「翻訳教室」の形態で授業をおこないます。毎回2∼3人の下訳を授業マテリアルとし、受
講者全員が解釈、転換、推敲各々の視点から意見を述べ合うことにより、皆でよりよい翻訳に仕上げていきます。1つの語
句をどう訳すかの議論で90分終始してしまうこともあるかもしれませんが、それはそれで有意義なのではないでしょうか。
授業計画
前期>
1.課題図書の選択と授業予定
2.英日翻訳のスキル⑴
3.英日翻訳のスキル⑵
4.英日翻訳のスキル⑶
5.翻訳の実践⑴
6.翻訳の実践⑵
7.翻訳の実践
8.翻訳の実践
9.翻訳の実践
10.翻訳の実践
11.翻訳の実践
12.翻訳の実践
13.翻訳の実践
14.翻訳の実践
15.下訳の提出
試験・課題等の内容
各自が課題図書を選択したら、1週間以内に読み終え、翻
訳作業を開始してもらいます。定期試験はおこないません
が、授業最終回(もしくは定期試験期間中の指定日まで)
に各自が選択した図書の下訳を提出できるようにしておく
ことが必須です。
テキスト
翻訳コンクール課題図書各種
評価方法
出席状況・授業への積極的参加状況:50%
最終下訳の完成度:50%
参 文献
1回目の授業の際にリストを配布します。
53
文
学
部
英
語
学
科
専
門
教
育
科
目
文 学 部
現代日本文化学科
文学部 現代日本文化学科専門教育科目
1年次開講科目>
演 習(理 解 と 表 現) Ⅳ
…… 72
ド イ ツ 語
a ・
b …… 23
日
本
理
解
…… 55
専門プレ演習a・b
…… 72
フランス語
a・
b …… 90
日
本
理
解
…… 55
基 礎 演 習 c ・ d
…… 62
スペイン語
a・
b …… 23
日
本
理
解
Ⅲ …… 56
特別セミナーc・d
…… 62
キャリア形成と情報・メディア …… 56
古 典 文 学 講 義
…… 73
キャリア形成と女性・地域 …… 57
古 典 文 学 講 義
…… 73
専 門 演 習 a ・ b …… 91
キャリア形成と法律・経営 …… 57
近 代 文 学 講 義
…… 74
総 合 演 習 a ・ b …… 95
演 習 (理 解 と 表 現)
近 代 文 学 講 義
…… 74
特 別 セ ミ ナ ー e ・ f …… 62
…… 75
中
絵
画
の
見
か
・
…… 58
た …… 58
漢
文
学
講
義
3年次開講科目>
国
文
学
講
義 …… 95
マスコミュニケーション論 …… 59
現 代 の 日 本 語
…… 75
日 本 文 学 特 講
…… 96
日
現 代 の 日 本 語
…… 76
日 本 文 学 特 講
…… 96
日 本 の こ と ば 入 門 …… 60
日
本
語
研
究
…… 76
日
本
語
研
究
Ⅲ …… 97
文 化 人 類 学 入 門 …… 60
日
本
語
研
究
…… 77
日
本
語
研
究
Ⅳ …… 97
歴
門 …… 61
日 本 語 と 教 育
…… 77
日 本 語 と 教 育
究 …… 61
日
本
史
概
説
…… 78
日 本 語 と 教 育 Ⅲ …… 98
基 礎 演 習 a ・ b …… 62
日
本
史
概
説
…… 78
日 本 語 教 育 実 習 …… 99
特 別 セ ミ ナ ー a ・ b …… 62
文化人類学概説
…… 79
日
本
史
講
義
…… 99
日 本 古 典 文 学 史 …… 63
文 化 人 類 学 講 義
…… 79
日
本
史
講
義
…… 100
日 本 近 現 代 文 学 史 …… 63
文
…… 80
日
本
史
講
義
Ⅲ …… 100
書
道
サ ブ カ ル チ ャ ー 論
…… 80
文 化 人 類 学 講 義
…… 101
女
性
化
…… 81
文
芸
作
…… 101
論
…… 81
身
体
表
現
論 …… 102
論
…… 82
映
像
文
化
論 …… 102
デ ジ タ ル ア ー ト …… 66
マ ー ケ テ ィ ン グ 論
…… 82
観
情
時
本
文
史
事
学
学
問
入
入
題
研
門 …… 59
・
…… 64
業
論 …… 64
出
ジ ャ ー ナ リ ズ ム 論 …… 65
伝
図
経
書
報
起
館
編
概
論 …… 65
芸
作
版
統
・
文
文
化
営
論 …… 66
企
論
…… 83
芸
術
と
社
会 …… 103
中 国 語
a ・
b …… 67
ボ ラ ン テ ィ ア 論
…… 83
博
物
館
概
論 …… 104
韓 国 語
a ・
b …… 67
社会コミュニケーション論
…… 84
生
a ・
b …… 14
公共システム
・
…… 84
コンテンツマネジメント …… 105
フランス語
a・
b …… 68
市民法システム
・
…… 85
情 報 ネ ッ ト ワ ー ク 論 …… 105
スペイン語
a・
b …… 13
社 会 調 査 法
…… 85
視 聴 覚 教 育 メ デ ィ ア 論 …… 106
…… 86
環 境 デ ザ イ ン 論 …… 106
国 際 英 語
・
…… 68
実
務
学 …… 103
集
ド イ ツ 語
画
光
…… 98
・
美術の理解と鑑賞
・
涯
学
習
アートマネジメント論
…… 86
中
アカデミック・ジャパニーズ b・ b …… 69
地域マネジメント論
…… 87
社
アカデミック・ジャパニーズ c・ c …… 70
行政システム
…… 87
アカデミック・ジャパニーズⅢa・Ⅳa …… 70
w
門
…… 88
アカデミック・ジャパニーズⅢb・Ⅳb …… 71
マ ル チ メ デ ィ ア 論
…… 88
専 門 演 習 c ・ d …… 108
インターネット文化論
…… 89
総 合 演 習 c ・ d …… 110
中 国 語
a ・
b
…… 89
特 別 セ ミ ナ ー g ・ h …… 62
韓 国 語
a ・
b
…… 90
文
2年次開講科目>
演 習(理 解 と 表 現) Ⅲ …… 71
e
b
入
会
古
論 …… 104
アカデミック・ジャパニーズ a・ a …… 69
・
国
概
教
育
典 …… 107
計
画 …… 107
4年次開講科目>
化
資
源
論 …… 111
科目名
日本理解
(Japan Literacy I)
担当者
単位数
田中 俊廣、服部
2単位
康喜
授業の到達目標及びテーマ
現代日本文化学科の学生に期待される、
「日本」
に関する基本的な知識を幅広く修得することを目指す。こうした基本的で幅
広い知識は専門性を深めていく時に欠かすことのできないものとなる。
授業の概要
「日本理解 」では、日本の文学・思想・哲学・宗教など、現代日本を形作ってきた精神の歴史に焦点を当てる。
授業は複数の教員が各専門領域についての講義を数回行う。
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
授業計画
前期>
1.オリエンテーション╱導入
2.日本精神史概説
3.古代
4.
中世
5.
6.
近世
7.
8.
明治
9.
10.
大正
11.
12.
昭和
13.
14.現代
15.まとめ
試験・課題等の内容
各単元毎にレポートを課す。
また、学期末に小論文を課す。
テキスト
授業の中で紹介する。
評価方法
出席
30%
レポート・小論文 70%
参 文献
芥川龍之介「舞踏会」
、小林多喜二「蟹工船」、与謝野晶子、
中野重治の作品など。
科目名
日本理解
(Japan Literacy II)
担当者
単位数
渡辺 誠治、高橋
2単位
敬一
授業の到達目標及びテーマ
現代日本文化学科の学生に期待される、
「日本」
に関する基本的な知識を幅広く習得することを目指します。こうした基本的
で幅広い知識は専門性を深めていく時に欠かすことの出来ないものとなると えられます。
授業の概要
授業は複数の教員が各専門領域についての講義を数回行います。この授業では、日本語の成り立ちや歴史、日本語の特徴、
日本人の思 、日本語によるコミュニケーション、日本語の国際化といった方面に焦点を当てて講義します。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション
2.ことばとコミュニケーション⑴
3.ことばとコミュニケーション⑵
4.ことばとコミュニケーション⑶
5.ことばとコミュニケーション⑷
6.ことばと文化⑴
7.ことばと文化⑵
8.ことばと文化⑶
9.ことばと文化⑷
10.ことばと文化⑸
11.ことばと人間・社会⑴
12.ことばと人間・社会⑵
13.ことばと人間・社会⑶
14.ことばと人間・社会⑷
15.ことばと人間・社会⑸
試験・課題等の内容
授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ
てレポートする。
テキスト
毎時間、資料を配付する。
評価方法
レポート内容 70% 授業への参加状況 30%
参 文献
適宜、参 図書・論文などを紹介する。
文
学
部
55
科目名
日本理解
(Japan Literacy III)
担当者
単位数
黒木
2単位
香、石井 奈緒
授業の到達目標及びテーマ
現代日本文化学科の学生に期待される、
「日本」に関する基本的な知識を幅広く習得することをめざす。こうした基本的で幅
広い知識は専門性を深めていくときに欠かすことのできないものとなる。
この授業では、日本社会を形作る「家族」と「イエ」について える。
授業の概要
日本の歴史の流れに即して、社会の変化と家族のあり方の関わりについて える。簡単に括れない家族の多様性にも注目し
ながら、二人の教員が講義をする。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション/導入
2.日本の暮らしの変化
3.古代社会と家族①
4.古代社会と家族②
5.貴族社会と家族①
6.貴族社会と家族②
7.武家社会と家族①
8.武家社会と家族②
9.日本の「イエ」①
10.日本の「イエ」②
11.異文化における家族①
12.異文化における家族②
13.近代家族①
14.近代家族②
15.家族研究 まとめ
試験・課題等の内容
期末レポート
テキスト
プリントして配付する。
評価方法
出席
30%
レポート・小論文 70%
参 文献
授業時に紹介する。
科目名
キャリア形成と情報・メディア
(Information media and career development)
担当者
単位数
荒木 龍太郎
2単位
授業の到達目標及びテーマ
それぞれの人生の歩みの中で、高度情報社会の膨大な情報を積極的に活用して自己実現に結びつけることの重要性と方法に
ついて理解を深める。
授業の概要
まず「キャリア」という え方を理解する。次に、その形成における情報・メディアの関わりを把握する。 察の具体的事
例として「就活」をとりあげ、新聞記事を活用して進める。
授業は講義形式であるが、グループに分かれて討議する時間を設定し、積極的な発言を求める。
授業計画
前期>
1.「キャリア」とは?
2.あなたの「キャリア」を予測してみよう。
3.生活と情報環境⑴
4.
⑵
5.現代社会と情報・メディア⑴
6.
⑵
7.地域と情報・メディア
8.企業と情報・メディア⑴
9.
⑵
10.「就活」と情報・メディア⑴
11.
⑵
12.
⑶
13.ネット社会とキャリア形成⑴
14.
⑵
15.まとめ
試験・課題等の内容
試験はレポート
課題にレポート(数回)
テキスト
未定
評価方法
試験レポート
40%
課題レポート
30%
出席・発言状況 20%
参 文献
講義の時に適宜、紹介する。
56
科目名
キャリア形成と女性・地域
(Career Formation connected with Gender and Region)
担当者
単位数
古賀 弥生
2単位
授業の到達目標及びテーマ
キャリア形成は自己理解から始まります。自分を知るために、素敵な生き方をしていると感じる女性の先輩をみつけ、その
生き方のどこに魅力を感じるのかを分析します。先輩の生き方を知ることから自分自身の将来像をイメージすることを目標
とします。
授業の概要
先輩女性へのインタビュー、その生き方を知る素材の収集、報告を通じ、自分のあるべき将来像を形成します。その将来像
に向けた1年後、3年後、5年後、10年後……の日記を作成し発表します。また、適宜、さまざまな女性のキャリア形成や
地域に根差した生き方・働き方を映像・書籍等の素材を使用して学びます。
授業計画
後期>
1.イントロダクション/素敵な女性の先輩を見つけよう
2.目標設定、取材・調査方法について
3.取材、調査活動
4.同上
5.同上
6.同上
7.同上
8.中間報告
9.女性の生き方についてグループ討議
10.自分の将来像∼目標設定
11.
「〇年後の日記」の作成
12.同上
13.中間報告
14.日記の仕上げ
15.総括
試験・課題等の内容
取材・調査報告書、日記
評価方法
授業への参加姿勢
取材・調査報告書、日記
科目名
テキスト
なし
40%
60%
キャリア形成と法律・経営
(Law, M anagement and Career development)
参 文献
授業のなかで適宜示します。
担当者
単位数
渡邊
弘
2単位
授業の到達目標及びテーマ
キャリア形成と法律・経営との関わりについて概観し、自らのキャリアについての展望を見出すと同時に、自分の生き方と
社会との関係について深く えることを目標とする。
授業の概要
現在の労働と経営に関わる状況を概観し、それにまつわる問題点を戦後社会の構造変化の中で捉える。同時に、労働・経営
にまつわる法律の基礎、ならびに経営・マネンジメントのありかたに関する基礎について学ぶ。
授業計画
後期>
1.授業概要説明
2.労働・経営に関するビデオ視聴・討論⑴
3.労働・経営に関するビデオ視聴・討論⑵
4.戦後日本社会における労働・経営に関する構造⑴
5.戦後日本社会における労働・経営に関する構造⑵
6.戦後日本社会における労働・経営に関する構造⑶
7.戦後日本社会における労働・経営に関する構造⑷
8.企業・労働に関わる法律⑴
9.企業・労働に関わる法律⑵
10.企業・労働に関わる法律⑶
11.企業・労働に関わる法律⑷
12.マネジメントのあり方⑴
13.マネジメントのあり方⑵
14.マネジメントのあり方⑶
15.まとめ
試験・課題等の内容
リアクションペーパー、必須論文課題、期末試験
評価方法
リアクションペーパー
必須論文課題
期末試験
30%
50%
20%
テキスト
授業の後半で、
『ポケット六法』
(有斐閣)の最新版が必要
になる。
論文課題執筆の手引きとして、戸田山和久『論文の教室』
(日本放送出版協会)が必要となる。
参 文献
授業中に紹介する。かなりたくさん紹介する予定なので、
果敢に挑戦してほしい。
57
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
演習 理解と表現> ・
(Seminar (Comprehension and Expression))
担当者
単位数
荒木、高橋、常吉、服部、渡辺、黒木、野中
各4単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
⑴ 日本語基礎力の修得
⑵ 論理的思 力の育成
⑶ 言語行動能力の育成
授業の概要
「読む・聞く」といった受容活動、
「書く・話す」といった表出活動を総合的に学び、状況に相応しいコミュニケーション能
力を育成する。
授業計画
前期>
1.導入
2.表現入門⑴
3.テーマの読解
4.意見交換をする
5.調べる・まとめる
6.発表する
7.書くためのポイント
8.レポートの相互評価
9.テーマの読解
10.意見交換をする
11.調べる・まとめる
12.発表する
13.書くためのポイント
14.レポートの相互評価
15.テーマの読解
後期>
1.導入
2.表現入門⑵
3.テーマの読解
4.意見交換をする
5.調べる・まとめる
6.発表する
7.書くためのポイント
8.レポートの相互評価
9.テーマの読解
10.意見交換をする
11.調べる・まとめる
12.発表する
13.書くためのポイント
14.レポートの相互評価
15.テーマの読解
16.意見交換をする
17.調べる・まとめる
18.発表する
19.書くためのポイント
20.レポートの相互評価
21.テーマの読解
22.意見交換をする
23.調べる・まとめる
24.発表する
25.書くためのポイント
26.レポートの相互評価
27.発表
28.発表
29.発表
30.まとめ
試験・課題等の内容
単元ごとのレポート、発表
学期末の発表、レポート
評価方法
出席
単元ごとのレポート、
発表、
および学期末の発表、
レポート
科目名
16.意見交換をする
17.調べる・まとめる
18.発表する
19.書くためのポイント
20.レポートの相互評価
21.テーマの読解
22.意見交換をする
23.調べる・まとめる
24.発表する
25.書くためのポイント
26.レポートの相互評価
27.発表
28.発表
29.発表
30.まとめ
テキスト
使用しない。
参 文献
授業の中で紹介する。
30%
70%
絵画の見かた
(Looking at Pictures)
担当者
単位数
石塚
2単位
晃
授業の到達目標及びテーマ
絵画の見かたの基礎をしっかり学ぶことによって、絵画の世界という文化領域に親しめるようにし、そのことによって豊か
な人生を送る精神的基礎を築くことを目的とする。
授業の概要
最初に絵画の様々な見かたを紹介し、それらは学ぶことのできるものであることを理解する。次に絵画作品の形と意味の問
題を取り扱い、絵画作品の主題の理解のしかたを学ぶ。次に絵画の様々なジャンルごとに作品の見かたを学ぶ。PowerPoint
とスライドを使用。
授業計画
後期>
1.導入
2.絵画の見かたは習得できる
3.絵画の様々な見かた⑴
4.絵画の様々な見かた⑵
5.絵画のジャンル
6.神話画の見かた⑴
7.神話画の見かた⑵
8.宗教画の見かた⑴
9.宗教画の見かた⑵
10.寓意画の見かた
11.肖像画の見かた
12.風俗画の見かた
13.風景画の見かた
14.静物画の見かた
15.まとめ
試験・課題等の内容
学期末に筆記試験またはレポートを課す。試験を行う場合
は、授業内容を理解できているかを確認する内容とする。
試験を行う場合の教科書と自筆ノートの持込みについては、
学生と相談して決める予定である。
テキスト
ウッドフォード『絵画の見方』ミュージアム図書
評価方法
学期末 査の結果と平素の受講姿勢に基づき、総合的な評
価を行う。
期末 査
70%
平素の受講姿勢(私語・居眠り禁止)
・授業への積極的参加
30%
参 文献
聖書。その他、講義の中で適宜紹介する。
58
科目名
マスコミュニケーション論
(Mass Communication)
担当者
単位数
古川 展子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
現代日本が抱える様々な問題を、新聞・テレビのマスコミ報道を教材にして える。企業犯罪や差別問題など構造的暴力の
実態とその本質を読み解きながら、この社会の在り方、更には、自分がどうあるべきかについて えていく。授業を通して、
情報を的確に読み解き使いこなす「情報リテラシー」と、高度な意見交換ができる「コミュニケーション能力」の基礎を築
いていく。
授業の概要
講義形式の授業の他、受講者全員のスピーチ発表(意見発表)の授業を実施する。高度な知識を学ぶだけでなく、その知識
を土台にして、自分の意見を他者に伝え、建設的な意見交換ができるコミュニケーション能力を高めていきたい。また、授
業では、毎時間、自分のコメント(意見・ え)を書いてまとめる課題を課し、情報リテラシーの基礎となる文章力も鍛え
ていく。
授業計画
前期>
1.授業の概要とコンセプト
2.メディアと視聴者・読者1(メディアの限界と情報リテラシー)
3.メディアと視聴者・読者2(関西テレビ「あるある」捏造問題)
4.企業犯罪の教訓1(薬害肝炎訴訟が問いかけたこと)
5.企業犯罪の教訓2(熊本・水俣病が問い続けること)
6.企業犯罪の教訓3(企業と消費者)
7.スピーチ発表①―
「メディアと視聴者・読者」
「企業犯罪の教訓」を える―
8.差別と偏見1(ハンセン病問題で問われたこと)
9.差別と偏見2(差別の根底にあるもの)
10.世界の日本1(未来の「鏡」としての過去を学ぶ)
11.世界の日本2(
『世界100人村』で生きるということ)
12.日本の課題1(3万人が「死」を選ぶ国・日本―自殺―)
13.日本の課題2(
「足る」を知る〝持続的成熟社会" への脱皮)
14.スピーチ発表②―
「差別と偏見」
「世界の日本」
「日本の課題」を える―
15.メディアと「心」の眼
試験・課題等の内容
試験期間に、論述式筆記試験を実施。講義内容を踏まえた
上で、テーマについて自分の意見・ えを論述する。講義
形式の授業の他、受講者全員が自分の意見を述べるスピー
チ発表を2回実施予定。スピーチ発表の際は、
「予習」
が必
要。また、毎時間、オリジナルの出席票に、授業内容につ
いての意見・コメントを書いて提出する課題を課す。
テキスト
オリジナルテキスト『活水女子大学 マスコミュニケー
ション論 テキスト2011』を使用。初回授業時に配布する。
評価方法
授業への出席状況と参加態度。
(出席票にコメントを書かな
ければ「出席点」は加算しない。
)及び、論述式筆記試験の
結果・内容による。
評価規準は、定期試験67%・出席点30%・平常点3%
参 文献
講義中に適宜紹介する。
科目名
日本文学入門
(Introduction to Japanese Literature)
担当者
単位数
服部 康喜
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本文学の発生から近現代文学に至る歴史と、文学とは何であったのか、という文学に対する問の歴史との交差において、
日本文学の基礎的な知識と体系を理解する。
授業の概要
日本文学の発生から文学ジャンルの分岐と美的理念の展開をたどり、近現代文学への連続と非連続の相に至る。
授業計画
前期>
1.日本文学の発生① 言葉と祭儀
2.
② 言葉の力
〃
3.日本文学における美的理念の展開①
4.
②
〃
5.
③
〃
6.
④
〃
7.
⑤
〃
8.
⑥
〃
9.日本文学における近代の衝撃①
10.
②
〃
11.
③
〃
12.
④
〃
13.日本文学における現代の成立①
14.
②
〃
15.まとめ
試験・課題等の内容
期末試験により日本文学の基礎的な知識と展開相を問う。
テキスト
村松定孝『文学概論』
(双文社出版)及びプリント配布。
評価方法
出席30%、試験70%
参 文献
適宜紹介する。
59
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
日本のことば入門
(History of Japanese Language)
担当者
単位数
高橋 敬一
2単位
授業の到達目標及びテーマ
「ことば」を三つの側面に分けました。ランガージュ(言語行為)
、ラング(言語)
、パ
F・D・ソシュールという言語学者は、
ロール(話し言葉)です。この授業では、日常使っている「ことば(パロール)
」を日本語の歴史的視点から見た場合の特徴
について講義します。日本語を大切にする心を育てて欲しいと願っています。
授業の概要
現代日本語の特徴を、
「話し言葉」
(たとえば、共通語(標準語)
・方言・敬語・若者ことば・女性語・外来語など)を資料に
して、通時的研究方法によって一端を明らかにします。
授業計画
前期>
1.日本語の歴史⑴
2.日本語の歴史⑵
3.日本語の歴史⑶
4.共通語(標準語)の成立⑴
5.共通語(標準語)の成立⑵
6.共通語(標準語)の成立⑶
7.敬語の使い方⑴
8.敬語の使い方⑵
9.敬語の使い方⑶
10.九州方言の歴史
11.長崎方言の歴史
12.若者言葉の意義
13.女性語の歴史
14.外来語の氾濫
15.国語国字問題
試験・課題等の内容
授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ
てレポートする。
テキスト
毎時間、資料を配付する。
評価方法
レポート内容
参 文献
小池清治『現代日本語探求法』
(朝倉書店)
科目名
70%
授業への参加状況
30%
文化人類学入門
(Introduction of Cultural Anthropology)
担当者
単位数
石井 奈緒
2単位
授業の到達目標及びテーマ
グローバリズムが進行する今日、様々な形での文化と文化の出会いがあります。冷戦構造の崩壊後S.ハンチントンが〝文
明の衝突" を記したように、衝突する出会いも、また逆の出会いも存在しえます。この時間では、異文化との出会い方、ど
のようにすれば衝突が避けられるのかを え、それが実践できるようになることを目指します。
授業の概要
人間は地球上の様々な環境で生活しています。これを可能にしているのは、自然環境と人間との間で緩衝材の役割を果たす
文化の存在です。したがって文化も自ずと多様性をもつわけですが、ここでは私達にとって身近な人間関係を構築する基礎
になる家族、親族、婚姻、ジェンダーなどについて、世界各地に居住する人々の担う文化を参照しながら、人類にとって普
遍的なものとは何か、異なる点はどこかについて 察していきます。
授業計画
後期>
1.オリエンテーション
2.
「文化」とはなにか
3.シンボルと文化
4.異文化の理解
5.エスノセントリズム
6.普遍主義と相対主義
7.価値の相対化
8.フィールドワーク
9.参与観察
10.民族誌の記述
11.民俗生殖理論
12.生殖と親子関係
13.ペイターとジェニター
14.生殖医療
15.婚姻と社会関係
試験・課題等の内容
学期中に2回試験を行う他、講義中にも適宜テーマを提示
し小論文を課す予定。
評価方法
学期中に行う筆記試験 60%
講義中に提示したテーマに対する小論文
講義への参加態度
20%
60
20%
テキスト
波平恵美子編集『文化人類学
カレッジ版
第2版』
医学書院
科目名
歴史学入門
(Introduction to History)
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本の古代を素材に、歴史学の基本的な目的・研究のあり方を理解することを目標とします。よって必ずしも細かい知識の
修得は目的としません。授業はこの目的達成のため学生の理解度に合わせるので、状況を見て授業計画を変更する場合もあ
ります。
授業の概要
高等学校の日本史教科書には、歴史上の重要事件や重要語句がごく簡単な説明とともに載っています。しかし皆さんはどの
程度、そうした事件や語句が重要である理由を知っているでしょうか。この授業では教科書に太字で記された語句の背後に
ある諸研究を紹介しながら、日本社会の形成過程を、受講生の理解度にあわせて講義します。また受講生よりの質問、それ
への回答を重視します。
授業計画
後期>
1.オリエンテーション
2.古代国家の成立(その1)
3.古代国家の成立(その2)
4.古代国家の成立(その3)
5.古代国家の成立(その4)
6.古代国家の展開(その1)
7.古代国家の展開(その2)
8.古代国家の展開(その3)
9.古代国家の展開(その4)
10.古代国家の変質(その1)
11.古代国家の変質(その2)
12.古代国家の変質(その3)
13.古代国家の変質(その4)
14.古代国家の変質(その5)
15.おわりに
試験・課題等の内容
歴史学的な観点を身につけ、事件を単なる暗記ではなく、
歴史的に理解しているかを見ます。
テキスト
資料を適宜配布。
評価方法
期末試験 60%
受講状況(授業時の質問、およびコメント) 40%
参 文献
適宜紹介します。
科目名
時事問題研究
(Study of Current Topics)
担当者
単位数
野中 和孝
2単位
授業の到達目標及びテーマ
大学教育には、①専門知識の理解、②一般常識の習得、③将来の人生設計の三つの能力が要請されますが、本講座では②を
心がけます。内容は PC テキストによる新聞社説を読みながら、
「今はどのような時代なか」
「将来に向けていかに理論化する
か」を捉えます。
授業の概要
過去の新聞記事から社説や特集記事を読み、身近な社会問題や経済問題まで、大学生として身につけるべき常識を学び、自
分の えを身につけます。
授業計画
後期>
1.環境問題
2. ↓
3.教育問題
4. ↓
5. ↓
6.医療問題
7. ↓
8. ↓
9.経済問題
10. ↓
11. ↓
12. ↓
13.女性論
14. ↓
15.総 括
試験・課題等の内容
毎回授業の感想を電子メールで送り、それを次回にフイー
ドバックします。最後に特定した課題について、3,000字程
度の論述を課します。
テキスト
過去10年の新聞記事で編集した電子テキストを使用します。
評価方法
授業の理解・発表・討議(50%)
、レポート(40%)
、およ
び出席状況(10%)で評価します。
参 文献
日経・毎日・朝日・読売・西日本などの新聞
『やさしい経済学』
(日経ビジネス文庫)
61
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
基礎演習a・b・c・d
(Basic Seminar a・b・c・d)
担当者
単位数
荒木・高橋・田中・常吉・野中・服部・石井・黒木・渡辺誠・渡邊弘・奥野
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
この授業は1年生∼2年生の時から自分の関心ある専門分野について学んでみたいという学生を対象に開講されるセミナー
形式の授業です。興味関心を同じくする者同士が自主的に集うことを通して、学年の壁、教員と学生の壁を越えた学びの場
が形成されることが期待されます。開講予定の専門領域は以下の通りです。
日本古典文学・日本近現代文学・日本語日本語教育・日本文化・中国文学(漢文学を含む)
この授業の目的は、専門領域に対する興味関心を深めながら大学で研究を進めていくための基礎的な知識と研究方法を学ぶ
ことです。
授業の概要
教員と学生とがよく話し合いテーマを決めます。したがって、学生の主体性が強く求められます。授業は演習形式で行われ、
専門領域に対する感性を磨くと同時に、調査の方法、まとめ方、発表の仕方などの技能を身に付けていきます。
個々の授業内容は履修ガイダンスの際に詳しく説明します。また、開講時間(15コマ)は教員と学生とが相談をして決めま
す。
(
「キャリア教養コース」を希望する学生は、これとは別に「キャリア教養コース」での必修科目「基礎演習c・d」が
ありますので注意してください。
)
授業計画
前期> 後期>
1.オリエンテーション
2.テーマの設定
3.調査・研究の方法
4.レジュメの作成、発表などの概説
5.導入
6.演習①
7.演習②
8.演習③
9.演習④
10.演習⑤
11.演習⑥
12.演習⑦
13.演習⑧
14.演習⑨
15.まとめ
試験・課題等の内容
発表のレジュメ、
口頭発表の内容と形式、
学期末のレポート
テキスト
授業の中で紹介する。
評価方法
出席30%
参 文献
授業の中で紹介する。
科目名
発表・レポート70%
特別セミナーa・b・c・d・e・f・g・h
(Special Seminar a・b・c・d・e・f・g・h)
担当者
単位数
荒木・高橋・田中・常吉・野中・服部・石井・黒木・渡辺誠・渡邊弘・奥野
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
この授業の目的は、学科で学ぶ専門知識を社会生活の中で十分に生かしていくための応用力、実践力を育成することにあり
ます。専門性を生かした卒業後の進路を えている学生は、この授業の履修を強く勧めます。開講予定の領域は以下の通り
です。
国語科教員、日本語教員、憲法・法律、メディア・リテラシー、地域貢献活動
授業の概要
このクラスは学年縦割り(1∼4年)で実施されます。個々の授業の内容は履修ガイダンスの際に詳しく説明します。また、
開講時間(15コマ)は(一部を除き)教員と学生とが相談をして決めます。
授業計画
前期> 後期>
1.オリエンテーション
2.調査・まとめ・発表
3.調査・まとめ・発表
4.調査・まとめ・発表
5.調査・まとめ・発表
6.調査・まとめ・発表
7.調査・まとめ・発表
8.調査・まとめ・発表
9.調査・まとめ・発表
10.調査・まとめ・発表
11.調査・まとめ・発表
12.調査・まとめ・発表
13.調査・まとめ・発表
14.調査・まとめ・発表
15.振り返り
試験・課題等の内容
発表のレジュメ、口頭発表の内容と形式
学期末のレポート
テキスト
授業の中で紹介する。
評価方法
出席
発表・レポート
参 文献
授業の中で紹介する。
62
30%
70%
科目名
日本古典文学史
(History of Japanese Classical Literature)
担当者
単位数
黒木
香
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本の古典文学全体を見渡すことは困難だが、古代から近世までに成立した作品になるべく多く触れる。それは日本の歴史
を見渡すことでもある。作品成立の背景にある時代の動きを知り、各作品が生みだされた必然性を える。
また、作品に関する知識を得るにとどまらず、作品の読みを通じて、日本におけるものの え方や表現の面白さを捉える。
授業の概要
和歌・歌物語・日記文学・物語・軍記物語・随筆などのジャンルに分けた上で、いくつかの作品を一まとまりにして、講義
する。ジャンルとしての共通性と他の作品と比較しての独自性についても える。古典文学の流れを知識として知るだけで
はなく、古典文学作品を実際に読みながら、作品を知る。
授業計画
後期>
1.文学の発生
2.神話
3.漢字と仮名
4.和歌
5.歌物語
6.日記文学
7.作り物語
8.女性と作品執筆
9.歴史物語
10.貴族の時代から武家の時代へ
11.軍記物語
12.説話
13.読者の拡大①
14.読者の拡大②
15.時代と作品
試験・課題等の内容
期末に論述式の試験を行う。
ジャンル毎に作品を読ませるなどの課題を出す。
テキスト
『日本古典文学史』
(双文社出版)
評価方法
出席
10%
課題
10%
期末試験 80%
参 文献
授業時に示す。
科目名
日本近現代文学史
(History of M odern Japanese Literature)
担当者
単位数
服部 康喜
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本近現代文学史における近代リアリズムの成立と展開というテーマを軸に、日本近現代文学史における多様な文学的試行
を理解する。
授業の概要
日本近現代文学史における近代リアリズムの成立を、西洋科学の受容と日本の伝統的な文学観と自然観の相克を通して、日
本自然主義の成立と展開の相を 察することから追及する。
授業計画
前期>
1.近代リアリズム成立前史①
2.
〃
②
3.坪内逍遥の近代リアリズム
4.エミール・ゾラの移入
5.日本前期自然主義の成立①
6.
〃
②
7.日本後期自然主義の成立①
8.
〃
②
9.日本近代文学史の屈折と伝統回帰①
10.
〃
②
11.反自然主義文学の諸相①
12.
〃
②
13.
〃
③
14.自然主義を超えて―新感覚派と戦後文学―
15.まとめ
試験・課題等の内容
期末試験において日本近代リアリズムの内実を問う。
テキスト
『近代文学の源流 自然主義と半自然主義 』(双文社出版)
評価方法
出席30%、試験70%
参 文献
中村光夫『風俗小説論』、小林秀雄『私小説論ほか、適宜紹
介する。
63
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
書道Ⅰ・Ⅱ
(Calligraphy I・II)
担当者
単位数
村永 洋子
1単位
授業の到達目標及びテーマ
前期>
・漢字の五体(篆・隷・楷・行・草)の代表的古名跡の臨書学習を通しての基本的筆使いの習得及びそれをふまえた
・古名跡の背景にある日・中書道史(主に中国)の理解。
・中学校国語科「書写」授業に対応出来る力を養う。
後期>
・日本独特の表音文字である仮名の美の理解及び筆使いの習得。
・仮名の成立の背景にある日本書道史(主に平安時代)の理解。
・漢字と仮名の調和を通した書の生活化を図ると同時に教育現場での実践にも役立てたい。
作。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
前期>
1.文房四宝について。書体の変遷について。篆書の書き
方(基本)
2.篆書の書き方(石鼓文の臨書)
。隷書の書き方(基本)
3.隷書の書き方(漢時代の古名跡の臨書を中心に)
4.隷書の書き方
(ポスター等、生活書への応用)
、氏名印
の作製
5.楷書の書き方(南北朝北魏・唐の四大家の作品の臨書
を中心に)
6.
〃
7.行書の書き方(基本的筆使い、基本的くずし方)
8.
〃
(王羲之の作品の臨書を中心に)
9.草書の書き方 (
〃
)
10.各書体による倣書及び 作(中学校「書写」手本の書
き方)
。半紙作品
11.
〃
( 〃 )
。
12.小型条幅(中学校「書写」手本)の書き方
13.
〃
14.硬筆での生活書(主に手紙、封筒の書き方)について
15.鑑賞、添削方法について
試験・課題等の内容
毎時間の清書作品及び課題作品
レポート
評価方法
清書・課題作品
レポート
出席
科目名
50%
10%
40%
女性起業論
(Women s Enterprise Establishment)
後期>
1.仮名の成立と発達、用具、用材について、基本用筆に
ついて
2.いろは単体の書き方(小字)
3.
〃
。連綿について
4.連綿について(基本)
。変体仮名について
5.連綿の書き方(多字数)
6.平安時代の古典の臨書
(髙野切、 萊切)
。日本書道史
について。
7.
〃
(散らし書き)
8.小字による 作(散らし書き)
9.
〃
〃
10.片仮名の書き方。漢字・仮名交り書について
11.半紙手本の書き方、硬筆実用書について。
12.小型条幅手本の書き方
13.漢字・仮名交り書の 作(中学校「書写」手本への応用)
14.
〃
〃
15.鑑賞、添削方法について
テキスト
未定
参 文献
前期>
古碑法帖のコピー
伊東参州「図説書道新講」
書道全集(平凡社)
小・中学校「書写」
、高校「芸術科書道」テキスト
後期>
仮名古典のコピー
小・中学校「書写」
、高校「芸術科書道」テキスト
担当者
単位数
他
他
菊森 淳文
2単位
授業の到達目標及びテーマ
① 女性が生涯にわたり仕事・職業を持ち経済的独立を目指すためにはどうすれば良いかを える。
② 夢を持って意欲的に日常生活を送り、自分自身の人間的向上と社会貢献へ高い意欲を持つ人材を養成する。
授業の概要
① 女性の職業観について学ぶ。
② 女性の働き方の選択肢の一つとして、起業について必要な経営に関する知識・ノウハウを得る。
③ 事例研究として、成功した女性起業家・経営者の話を聞き、自立型人間への自己革新の機会にする。
授業計画
後期>
1.女性の職業観と働き方
2.起業の基礎①経営とは
3.起業の基礎②経営戦略と経営管理
4.起業の基礎③マーケティング戦略
5.女性起業の事例研究①∼出版・企画会社
6.女性起業の事例研究②(ディスカッション)
7.企画の基礎①企画とは∼アイデアをどう出すか
8.企画の基礎②企画書の作り方∼アイデアを事業に
9.女性起業の事例研究③∼貿易商社
10.女性起業の事例研究④(デイスカッション)
11.コミュニテイビジネスと社会起業家①
12.コミュニテイビジネスと社会起業家②
13.女性起業の事例研究⑤∼NPO 法人
14.女性起業の事例研究⑥(デイスカッション)
15.企画の基礎③企画書の作り方∼事業計画の作り方
試験・課題等の内容
① 試験∼授業内容からの出題
② レポート∼
「私ならどう起業するか」
(仮題)
評価方法
試験50%、レポート50%
64
テキスト
革新の経営力「工務店はサービス業だ―成長する建設会社
の秘訣を探る」
(建築資料研究社)
配布プリント
「コミュニティビジネスの事例紹介」
(関東経
済産業局)など
参 文献
随時配布
科目名
ジャーナリズム論
(Journalism)
担当者
単位数
古川 展子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本のジャーナリズムの現状と課題を多方面から 察し、
高度情報化社会における適切な判断力と、
情報発信のためのコミュ
ニケーション能力・情報リテラシーを養っていく。併せて、激動の現代社会を生き抜く力と感性を磨きたい。
授業の概要
講義形式の授業の他、受講者全員のスピーチ発表(意見発表)の授業を実施する。高度な知識を学ぶだけでなく、その知識
を土台にして、自分の意見を他者に伝え、建設的な意見交換ができるコミュニケーション能力を高めていきたい。また、授
業では、毎時間、自分のコメント(意見・ え)を書いてまとめる課題を課し、情報リテラシーの基礎となる文章力も鍛え
ていく。
授業計画
後期>
1.授業の概要とコンセプト
2.事件報道1(
「容疑者」の人権)
3.事件報道2(
「被害者」の人権)
4.事件報道3(性犯罪と再犯防止策)
5.交通事故がもたらす波紋
6.裁判員制度1(裁判員制度の概要)
7.裁判員制度2(あなたは、どう裁くか)
8.スピーチ発表①―事件報道・交通事故・裁判員制度を える―
9.災害報道1(雲仙普賢岳・災害取材の教訓)
10.災害報道2(緊急地震速報と災害への備え)
11.情報メディア新時代1(インターネットの基礎知識)
12.情報メディア新時代2(著作権侵害の落とし穴)
13.情報メディア新時代3(デジタル社会の課題)
14.スピーチ発表②―災害報道・情報メディア新時代を える―
15.高度情報化社会と情報リテラシー
試験・課題等の内容
試験期間に、論述式筆記試験を実施。講義内容を踏まえた
上で、テーマについて自分の意見・ えを論述する。講義
形式の授業の他、受講者全員が自分の意見を述べるスピー
チ発表を2回実施予定。スピーチ発表の際は、
「予習」
が必
要。また、毎時間、オリジナルの出席票に、授業内容につ
いての意見・コメントを書いて提出する課題を課す。
テキスト
オリジナルテキスト『活水女子大学 ジャーナリズム論
テキスト2011』を使用。初回授業時に配布する。
評価方法
授業への出席状況と参加態度。
(出席票にコメントを書かな
ければ「出席点」は加算しない。
)及び、論述式筆記試験の
結果・内容による。
評価規準は、定期試験67%・出席点30%・平常点3%
参 文献
講義中に適宜紹介する。
科目名
図書館概論
(Introduction to Library Science)
担当者
単位数
喜多 芳明
2単位
授業の到達目標及びテーマ
公共的な情報機関である図書館の、現代社会における存在意義、その理念と基本的機能、図書館を支える法的基盤と図書館
学研究等について、基本的な知識を修得する。
授業の概要
社会的情報インフラとして、また生涯学習の場としての図書館について、その意義・機能・業務等を理解するため、公共図
書館を中心に、さまざまな面から概説し、また一緒に えていくものとする。
授業計画
前期>
1.図書館の理念と意義
2.図書館を構成するもの
3.図書館の法的基盤と政策
4.公共図書館の制度と歴史
5.公共図書館の任務と機能
6.国立図書館の制度と機能
7.大学図書館の制度と機能
8.学校図書館の制度と機能
9.専門図書館の機能と活動
10.地域と図書館(図書館見学)
11.図書館ネットワーク
12.図書館の自由ということ
13.図書館員の任務、養成、人事制度
14.図書館を担う人々、及び図書館関係団体
15.社会の変化とこれからの図書館
試験・課題等の内容
期末試験ではノート及び配布資料の持ち込みを認める。
評価方法
期末試験(70%)
、レポート(20%)
、及び出席(10%)で
評価する。
その他
5月下旬から6月中の土曜に図書館見学を実施するので、
必ず参加すること。
テキスト
使用しない。必要な資料についてはプリントして配布する。
但し、図書館学全体の参 資料として下記の図書を準備す
ること。
『図書館学基礎資料』第9版 今まど子編 樹村房 2010年
2月刊.1,050円
参 文献
配布資料に記載しているほか、授業中に随時紹介する。
65
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
デジタルアート
(Digital Art)
担当者
単位数
岡
和彦
2単位
授業の到達目標及びテーマ
・マーケティングおよび、コンセプトメイキングに沿ったデザイン制作ができるようになる。
・Adobe 社ソフト Illustrator を使えるようになる。
・レイアウトや配色による表現の幅、変化を理解することができる。
・印刷物の版下作成の基本を身に付けることができる。
・デザインやアートを理解するための糸口を見つけることができる。
授業の概要
デザインやアートを学ぶ上で必要とされる基礎知識や技術を身に付け、実践を想定したデザインを制作することにより、デ
ザインやアートの重要性や え方、表現方法を身に付ける。
また、作品作成の段階々々で、デザイン概論に基づいたデザインコンセプトの基礎に立ち返り、制作物を客観的に見直すこ
とにより、さらなる技術向上を目指す。
パソコンにおけるソフトの操作を身に付け、興味を持つことにより、パソコンスキルの向上を図ることができ、パソコンを
使った専門技術の面白さや、職業分野の幅広さを認識することができる。
授業計画
後期>
1.デザイン概論1
2.Illustrator の操作を覚える1(基本操作・線や図形の操作)
3.Illustrator の操作を覚える2(塗りと線の着色・線や図形の変形・文字の入力と装飾)
4.Illustrator の操作を覚える3(イラストの加工・写真等の加工・印刷用データ・Web 用データの作成)
5.デザイン基礎1(コンセプト&マーケティング実践)
/実習
6.イラストレーション技法1(下書き&素材収集)
7.デザイン基礎2(テクニック実践)
/実習
8.イラストレーション技法2(トレース&光源認識)
9.デザイン基礎3(配色&レイアウト実践)
/実習
10.イラストレーション技法3(配色&レイアウト)
11.デザイン概論
12.DTP 基礎1
13.DTP 基礎2
14.DTP 基礎3
15.作品発表および、総合評価
試験・課題等の内容
・オリジナル、ロゴマークの作成
・テーマに沿ったイラストレーションの作成
・フライヤー作成
テキスト
・必要に応じてプリントを配布
評価方法
課題・提出物 70%
レポート内容
授業への参加状況 10%
参 文献
なし
科目名
20%
情報編集論
(Theory of Information Edition)
担当者
単位数
野中 和孝
2単位
授業の到達目標及びテーマ
情報化社会に生き抜くためには、多様化する情報の中から必要な情報を いかに選択するか が重要です。加えてそれを いか
に整理し、再発信するか ということも大切です。これらをブログや HP の活用の中で えます。
授業の概要
まずブログの活用、および HP の作成の技術を学びます。次に学科通信の「くるつーら通信」を、学生の目線で作成編集し
ます。
授業計画
後期>
1.ブログの作成
2.ブログの更新・交信
3.
↓
4.
↓
5.
↓
6.HP の作成
7.
↓
8.
↓
9.
↓
10.
「くるつーら通信」編集
11.1)アンケート
12.2)記事作成
13.3)編集・発行
14.
↓
15.
↓
試験・課題等の内容
ブログ更新を課題とします。また、
「くるつーら通信」
では
担当を分担し、それを記事にすることを課します。
テキスト
とくに使用しません。
評価方法
授業の理解(40%)
、ブログ・HP の更新(50%)
、および出
席状況(10%)で評価します。
参 文献
適宜、紹介します。
66
科目名
中国語 a・ b
(Chinese I a・I b)
担当者
単位数
胡
振剛 他
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
中国語の発音をしっかりと習得し、初歩的な中国語文法を学び、「聞く」、
「話す」、
「書く」、
「読む」
、「暗唱」
などの練習を通
じて、簡単な中国語会話が出来るような基礎力を養う。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
前期>
1.第一課 発音
2.声調と声調の変化
3.
〝
"韻
4.第二課
是 国人?
5.人称代名詞、名前の聞き方、判断文
6.
〝 " 疑問文、疑問詞疑問文
7.第三課 一起去
8.動詞述語文、所有を表す〝有"
9.副詞〝也"、
〝都"、
〝 "、〝再"
10.第四課 家人
11.家族を聞く、年齢を聞く
12.数の数え方、形容詞述語文
13.第五課 食堂在
?
14.指示代名詞、
〝在" の使い方
15.反復疑問文、連体修飾助詞〝的"
後期>
1.第六課
生日
2.年月日、曜日、〝是" の省略、動詞の重ね型
3.第七課 打 房
4.副詞の〝在"、
〝快……了"、〝想∼、打算∼"、助数詞
5.第八課 我学
6.動作の時点と継続時間、状態補語を導く〝得"
7.第九課 我
典了
8.〝了"、
〝会"、
〝能"、
〝可以"、中国のお金
9.第十課 京 和歌曲
10.〝 "、
〝
"、〝喜 "、〝 ……感 趣"
11.第十一課
去 城
12.〝有"、
〝 "、
〝 ∼"、
〝到∼"
13.第十二課
霞和小李
14.〝比"、
〝是……的"、
〝∼ 是∼"
15.〝有点 " と〝一点 "、「動詞+〝一点 "」
試験・課題等の内容
筆記試験、教科書と授業の内容
テキスト
『中国語会話を学ぼう』(白帝社)
評価方法
出席状況10%、授業時の姿勢・意欲20%、期末試験70%
参 文献
1 『やさしく くわしい 中国語文法の基礎』
(東方書店)
2.『はじめての中国語学習辞典』
(朝日出版社)
科目名
韓国語 a・ b
(Korean Ia・Ib)
担当者
単位数
松岡 雄太
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
韓国語の文字である「ハングル」は、〇や□、棒や点からなるため、はじめは文字に見えず、学習者の潜在的な壁となって
いる。しかし、ハングルは大変効率的に作られているため、その「しくみ」さえ理解すれば覚えるのに何も難しいことはな
い。前期では、まず、このハングルに慣れることを目標とする。前期では、また、すぐに使える挨拶や簡単な旅行会話を学
び、基本的な文法事項についても若干触れる。
後期では、基本的な文法、その中でも、特に、動詞と形容詞の「活用」の習得を目標とする。文法と聞くと、それだけで拒
絶反応を示す人もいるが、韓国語の文法は日本語と似たところが多いので、日本語と比べながら効率的に学習する。
授業の概要
本授業は以下の授業計画に従って進める。比較的ゆっくりとした速度で行い、毎回の授業内で完全に理解することを重視す
る。なお、授業中には、韓国の社会や文化などについても随時紹介する。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション
2.母音
3.母音 ・子音
4.子音
5.終声(パッチム)
6.発音の変化
7.文字と発音のまとめ
8.辞書の引き方
9.第11課 名詞・肯定文
10. 〃
名詞・疑問文
11.第12課 名詞・否定文
12. 〃
名詞・否定疑問文
13.第13課 用言・肯定文
14. 〃
用言・疑問文
15.まとめ
後期>
1.前期の復習
2.第14課 用言・否定文
3. 〃
用言・否定疑問文
4.第15課 2種類の丁寧語
5.第16課 用言の活用①
6. 〃
用言の活用②
7.活用のまとめ
8.第17課 敬語①
9. 〃
敬語②
10.第18課 敬語③
11.第19課 過去形
12.第20課 非断定形
13.韓国語の漢字①
14.韓国語の漢字②
15.まとめ
試験・課題等の内容
学期末の定期試験は、筆記試験とする。
授業中には、定期的に単語の書きとりやヒアリングなどの
小テストを行う。
テキスト
厳基珠(他)『韓国語の初歩(改定版)』(白水社)
また、随時プリントを配布する。
評価方法
出席状況と授業態度 20点
授業中の小テスト
30点
学期末の定期試験
50点
参 文献
油谷幸利(他)
『ポケットプログレッシブ韓日・日韓辞典』
(小学館)
(本格的に身につけたいと える人は購入を勧める)
67
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
フランス語Ⅰa・Ⅰb
(French Ia・Ib)
担当者
単位数
松藤 英恵
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
前期は、フランス語の基礎を身につけること、簡単な挨拶、自己紹介と人物紹介を、口頭・筆記の両方で表現できるように
なること、後期は、文法の範囲を広げつつ、時間や道順を尋ねる、レストランで食事をする、買い物をする等、より実践的
なコミュニケーション能力を身につけることを目標とします。実際にフランス語圏を旅行したり、生活したりする上で最低
限必要な表現を、口頭・筆記の両方で表現できるようになることが最大の目標です。
また、1年修了時点で、文部科学賞フランス語検定4級、フランス国民教育省フランス語資格試験 DELFA 1 に合格出来る
よう指導します。
授業の概要
①練習問題オリジナルプリントを使っての文法解説と筆記演習、②教科書と CD を使っての発音練習、③同じく教科書と CD
を使ってのヒアリング練習、④教科書及びオリジナルプリント、ヴィデオ教材を使用しての実践的な会話演習、⑤日用品、
ヴィデオ教材、時事問題他様々な資料を使ってのフランスの政治・経済・社会・歴史・文化・産業等の紹介、の5つの要素
を網羅して授業を進めます。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション、アルファベ、発音と綴り
2.第0課 フランスとフランス文化
3.第1課 自己紹介、主語人称代名詞、動詞 etre
4. 〃
名詞・形容詞の性数一致
5. 〃
パリ到着
6.第2課 動詞 avoir
7. 〃
不定冠詞と定冠詞
8. 〃
ホテルで
9.第3課 疑問文と否定文、第1群規則動詞
10. 〃
所有形容詞
11. 〃
会う約束
12.第4課 形容詞の位置
13. 〃
部分冠詞、否定の冠詞 de
14. 〃
カフェで
15.口頭試験
後期>
1.オリエンテーション、フランス文化に親しむ
2.第5課 指示形容詞、定冠詞の縮約
3. 〃
人称代名詞の強勢形
4. 〃
近接未来と近接過去
5. 〃
電話をかける
6.第10課 補語人称代名詞の直接目的格
7. 〃
〃
間接目的格
8. 〃
代名動詞
9. 〃
紹介する
10.第8課 疑問形容詞、第7課 数量表現
11.時間の表現
12.第6課 道を尋ねる
13.第7課・第9課 市場・デパートで買い物をする
14.レストランでの会話とお釣りの計算
15.口頭試験
試験・課題等の内容
試験は、前期・後期の期末試験・口頭試験と Dictee 等の小
テスト。
課題は、復習のための文法の練習問題が中心。他に口頭試
験のための作文やシナリオ作成等。
テキスト
藤田裕二著『Elle est gourmande!1(彼女は食いしん坊!
1)
』朝日出版社
なお、ノート、宿題提出用のレポート用紙、ファイル等は
A4サイズに統一のこと
評価方法
期末筆記試験 50%
期末口頭試験 40%
出席及び講義への取り組み・意欲等 10%
参 文献
辞書:仏和辞典を1冊、出来れば和仏辞典も購入すること。
出来るだけ新しいもの。電子辞書は不可。
旺文社『プチ・ロワイヤル仏和辞典』
『プチ・ロワイ
ヤル和仏辞典』
『ロワイヤル仏和中辞典』がお勧め。
具体的には、授業中に指示します。
科目名
国際英語 ・
(International English I・II)
担当者
単位数
Andrew Gorringe
各2単位(半期)
Goals and Themes:
1.Students will improve their English reading, writing, listening and speaking skills.
2.Students will develop the confidence to be able to use English in different settings and situations.
3.The class will focus on communicating in English with people from different countries and cultural backgrounds
whose first language may not be English.
Summary Outline:
This course is the first year of a two-year program which will help students communicate more effectively in English.
The class will meet twice a week with one of the classes in a computer lab where the students will use an online elearning system. The class will be a mixture of content-orientated and task-based learning, concentrating on using
English in practical everyday situations.
Contents:
First Semester
1.Food
2.Animals
3.Sport
4.Hotels
5.M orals
6.A Star is Born
7.Speed Dating
8.M ovies
9.The World Cup
10.The Tower of London
11.Immigration
12.Songs
13.Blood Type
14.The Old
15.Rags to Riches
Second Semester
1.M odel
2.Olympics
3.Nuclear World
4.Nobel Prize
5.Global Cooling?
6.An Actor
7.Honour Killing
8.Jobs
9.Birthrate
10.Old M ums
11.Christmas
12.Young M um
13.Wife Beater
14.Bad M um
15.Train Trouble
Assignments and Examinations:
Students will be expected to actively participate in
activities and complete all homework assignments.
There will be in-class tests.
Evaluation:
Testing and assignments 70%
Textbook(s):
No Textbook
Reference Materials:
Kwassui M oodle Site
68
Participation 30%
科目名
アカデミック・ジャパニーズ a・
(Academic Japanese Ia・IIa)
a
担当者
単位数
宮崎 聖乃、溝部
各2単位(半期)
エリ子
授業の到達目標及びテーマ
意味を明確に伝えられる文章の基礎について学び、レポートや小論文などの論理性を要する文章を書くために必要な基本事
項を学習する。
授業の概要
「パラグラフ・ライティング」と呼ばれる文章作成の基本を身につけ、それぞれのパラグラフで使用される日本語の表現につ
いて学習する。さまざまなトピックについて、適切なパラグラフを え、200∼400字程の短い文章を書く練習を中心に行う。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション
2.文章表現の基本①
3.文章表現の基本②
4.パラグラフ・ライティング1
5.パラグラフ・ライティング1
6.パラグラフ・ライティング1
7.パラグラフ・ライティング2
8.パラグラフ・ライティング2
9.パラグラフ・ライティング2
10.パラグラフ・ライティング3
11.パラグラフ・ライティング3
12.パラグラフ・ライティング3
13.パラグラフ・ライティング4
14.パラグラフ・ライティング4
15.パラグラフ・ライティング4
後期>
1.複数のパラグラフの構成について
2.複数のパラグラフの構成について
3.パラグラフ・ライティング5
4.パラグラフ・ライティング5
5.パラグラフ・ライティング5
6.パラグラフ・ライティング6
7.パラグラフ・ライティング6
8.パラグラフ・ライティング6
9.パラグラフ・ライティング7
10.パラグラフ・ライティング7
11.パラグラフ・ライティング7
12.パラグラフ・ライティング8
13.パラグラフ・ライティング8
14.パラグラフ・ライティング8
15.まとめ
試験・課題等の内容
各パラグラフごとに作文を提出
テキスト
プリント等授業の中で配布する。
評価方法
作文の提出 60%
定期試験
30%
出席等
10%
参 文献
授業の中で紹介する。
科目名
アカデミック・ジャパニーズ b・
(Academic Japanese Ib・IIb)
b
担当者
単位数
宮崎 聖乃、岩下
各2単位(半期)
える1
える2
真澄
授業の到達目標及びテーマ
社会生活を送る上で必要であるとともに、大学における学習・研究に役立つ日本語能力、すなわち「日本語能力試験1級」
レベルの日本語能力を身につける。
授業の概要
文法・語彙を中心に前期は日本語能力試験2級レベル、後期は1級レベルの授業を行う。
授業計画
前期>
1.実力診断テスト
2.2級文法①
3.2級文法②
4.2級文法③
5.語彙①
6.2級文法④
7.2級文法⑤
8.2級文法⑥
9.語彙②
10.2級文法⑦
11.2級文法⑧
12.2級文法⑨
13.2級文法⑩
14.語彙③
15.まとめ
後期>
1.1級文法①
2.1級文法②
3.1級文法③
4.語彙④
5.1級文法④
6.1級文法⑤
7.1級文法⑥
8.語彙⑤
9.1級文法⑦
10.1級文法⑧
11.1級文法⑨
12.1級文法⑩
13.語彙⑥
14.模擬試験①
15.模擬試験②
試験・課題等の内容
毎回宿題(練習問題)を提出
テキスト
プリント等授業の中で配布する。
評価方法
定期試験 80%
出席等
20%
参 文献
授業の中で紹介する。
69
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
アカデミック・ジャパニーズ c・
(Academic Japanese Ic・IIc)
c
担当者
単位数
溝部 エリ子、岩下
各2単位(半期)
真澄
授業の到達目標及びテーマ
さまざまなタイプのテクストを読み、正確に理解できるようになる。
授業の概要
語彙や表現といった言語知識の習得と、文化や社会、習慣の理解という2つの側面からテクストを理解し、テクストの内容
についてディスカッションを行う。文献、小説、記事、などはもちろん、テレビ番組やインターネットなども教材として使
用する予定である。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション
2.教材1 語彙と表現
3.
〃
4.教材1についての二次資料を読む
5.教材1についてのディスカッション
6.教材2 語彙と表現
7.
〃
8.教材2についての二次資料を読む
9.教材2についてのディスカッション
10.教材3 語彙と表現
11.
〃
12.教材3についての二次資料を読む
13.教材3についてのディスカッション
14.まとめ
15.まとめ
後期>
1.オリエンテーション
2.教材4 語彙と表現
3.
〃
4.教材4についての二次資料を読む
5.教材4についてのディスカッション
6.教材5 語彙と表現
7.
〃
8.教材5についての二次資料を読む
9.教材5についてのディスカッション
10.教材6 語彙と表現
11.
〃
12.教材6についての二次資料を読む
13.教材6についてのディスカッション
14.まとめ
15.まとめ
試験・課題等の内容
各トピックについて課題を提出
テキスト
プリント等授業の中で配布する。
評価方法
出席・授業への貢献度 20%
レポート
60%
期末テスト
20%
参 文献
授業の中で紹介する。
科目名
アカデミック・ジャパニーズ a・Ⅳa
(Academic Japanese IIIa・IVa)
担当者
単位数
交換教員
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
パラグラフ・ライティングの え方を視野に入れ、論理的で明確な文章の書き方を学習する。最終的には論文や研究発表レ
ジュメ、研究計画書など学術的な文章の作成技術を身につけることを目標とする。
授業の概要
複数のパラグラフからなる文章の構成について え、そこで使われる日本語の表現について 察する。この授業では実際に
文章を書く前の段階や書いた後の段階も重視し、構成力や自己訂正能力の養成も目指す。さまざまなトピックについて、適
切なパラグラフ構成を えて文章を書き、自分の文章や他者の文章の評価を行う。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション
2.文章表現の構成①
3.文章表現の構成②
4.トピック1
5.トピック1
6.トピック1
7.トピック1(評価と訂正について)
8.トピック2
9.トピック2
10.トピック2
11.トピック3
12.トピック3
13.トピック3
14.まとめ
15.まとめ
後期>
1.トピック4
2.トピック4
3.トピック4
4.トピック4
5.トピック5
6.トピック5
7.トピック5
8.トピック5
9.トピック6
10.トピック6
11.トピック6
12.トピック6
13.自分の選んだテーマについて書く
14.自分の選んだテーマについて書く
15.自分の選んだテーマについて書く
試験・課題等の内容
トピックごとに作文を提出
テキスト
プリント等授業の中で配布する。
評価方法
作文の提出 60%
定期試験
30%
出席等
10%
参 文献
授業の中で紹介する。
70
科目名
アカデミック・ジャパニーズ b・Ⅳb
(Academic Japanese IIIb・IVb)
担当者
単位数
宮崎 聖乃、溝部
各2単位(半期)
エリ子
授業の到達目標及びテーマ
この授業では、日本の社会的・文化的な状況の中で、適切に日本語の言語運用を行うことができるための知識と技能の修得
を目指します。
授業の概要
具体的なテーマに沿った教材を巡って、読む・書く・聞く・話す活動を通して、日本語の総合的な能力を育成します。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション
2.トピック① 資料1
3.
〃
資料2
4.
〃
資料3
5.発表
6.トピック② 資料1
7.
〃
資料2
8.
〃
資料3
9.発表
10.トピック③ 資料1
11.
〃
資料2
12.
〃
資料3
13.発表
14.全体討論
15.まとめ
テキスト
コピーを配布する。
評価方法
試験、宿題の提出
参 文献
授業の中で紹介する。
科目名
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
後期>
1.オリエンテーション
2.トピック④ 資料1
3.
〃
資料2
4.
〃
資料3
5.発表
6.トピック⑤ 資料1
7.
〃
資料2
8.
〃
資料3
9.発表
10.トピック⑥ 資料1
11.
〃
資料2
12.
〃
資料3
13.発表
14.全体討論
15.まとめ
試験・課題等の内容
試験、またはレポートによる。
演習(理解と表現)
(Seminar (Comprehension and Expression) III)
担当者
単位数
高橋 敬一、田中 俊廣、常吉 幸子、服部 康喜
4単位
授業の到達目標及びテーマ
日本語学・日本文学・日本文化研究のための基礎力を養う。
授業の概要
① 研究の基礎である「文献(小説・評論・研究論文など)」を読む。
② それらの「文献」を各自がどのように読んだかを発表する。
③ レポートにまとめる。
授業計画
前期>
1.導入
2.研究入門⑴
3.テーマの読解
4.意見交換をする
5.調べる
6.発表する
7.レポート作成
8.レポートの相互評価
9.研究入門⑵
10.テーマの読解
11.意見交換をする
12.調べる
13.発表する
14.レポート作成
15.レポートの相互評価
1.導入
2.研究入門⑶
3.テーマの読解
4.意見交換をする
5.調べる
6.発表する
7.レポート作成
8.レポートの相互評価
9.研究入門⑷
10.テーマの読解
11.意見交換をする
12.調べる
13.発表する
14.レポート作成
15.レポートの相互評価
試験・課題等の内容
授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ
てレポートする。
テキスト
毎時間、資料を配付する。
評価方法
レポート内容 70%
参 文献
適宜、参 図書・論文などを紹介する。
授業への参加状況
30%
文
学
部
71
科目名
演習(理解と表現)
Seminar (Comprehension and Expression) IV)
担当者
単位数
黒木
香、石井 奈緒、渡辺 誠治、常吉 幸子
4単位
授業の到達目標及びテーマ
日本語学・日本文学・日本文化研究のための基礎力を養う。
授業の概要
① 研究の基礎である「文献(小説・評論・研究論文など)
」を読む。
② それらの「文献」を各自がどのように読んだかを発表する。
③ レポートにまとめる。
授業計画
後期>
1.導入
2.研究入門⑴
3.テーマの読解
4.意見交換をする
5.調べる
6.発表する
7.レポート作成
8.レポートの相互評価
9.研究入門⑵
10.テーマの読解
11.意見交換をする
12.調べる
13.発表する
14.レポート作成
15.レポートの相互評価
1.導入
2.研究入門⑶
3.テーマの読解
4.意見交換をする
5.調べる
6.発表する
7.レポート作成
8.レポートの相互評価
9.研究入門⑷
10.テーマの読解
11.意見交換をする
12.調べる
13.発表する
14.レポート作成
15.レポートの相互評価
試験・課題等の内容
授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ
てレポートする。
テキスト
毎時間、資料を配付する。
評価方法
レポート内容 70%
参 文献
適宜、参 図書・論文などを紹介する。
科目名
授業への参加状況
30%
専門プレ演習a・b
(Preparatory Seminar for Career a・b)
担当者
単位数
野中 和孝
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
地域マネジメントとはなにか。この課題を都市社会学的な視点から追究し、
「都市と文化」「市民と子ども」「子どもと教育」
などのテーマを熟 します。
授業の概要
当初は学会誌に掲載された論文を読解し、理解することに努めます。また、周りで起きる社会学的な問題に話題を転じて、
理論づけとモデル検証を行います。
授業計画
前期>
1.受講生の問題提起を中心として、プレゼンおよび討議
2.を繰り返します。
3.
4.
↓
5.
↓
6.
↓
7.
↓
8.
↓
9.
↓
10.
↓
11.
↓
12.
↓
13.
↓
14.
↓
15.
総 括
後期>
1.現実社会に目を転じ、新たなテーマを設定して、プレ
2.ゼンを行います。
3.
4.
↓
5.
↓
6.
↓
7.
↓
8.
↓
9.
↓
10.
↓
11.
↓
12.
↓
13.
↓
14.
↓
15.
総 括
試験・課題等の内容
プレゼンの仕方を学び、さらに共同討議を行い、レポート
の書き方を細かく指導します。
テキスト
適宜、プリントを配布します。
評価方法
授業の理解・発表・討論(50%)
、レポート(40%)
、およ
び出席状況(10%)で評価します。
参 文献
授業中に紹介します。
72
科目名
古典文学講義
(Lectures on Classical Literature I)
担当者
単位数
黒木
香
2単位
授業の到達目標及びテーマ
人間の生き方は時代と共に変化する。現代とは異なる生活をしていた女性たちがどのように生きたのかを、古典文学作品を
中に見る。時代背景を理解すると共に、女性たちが置かれていた状況を推測する。
授業の概要
平安時代の女性たちの生き方を、物語や日記文学、説話の中に探る。複数の観点から、作品を取り上げていく。
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
授業計画
前期>
1.一夫多妻① 二人妻伝承
2.一夫多妻② 嫉妬
3.一夫多妻③ 物語の描く女性の夢
4.一夫多妻④ はかない立場
5.家の伝領①
6.家の伝領②
7.子どもと母①
8.子どもと母②
9.女性と物詣で①
10.女性と物詣で②
11.女性と老い①
12.女性と老い②
13.女性の出家①
14.女性の出家②
15.まとめ
試験・課題等の内容
期末に試験をする。
話題毎に課題を出す。
テキスト
プリントを配布する。
評価方法
出席 10%
課題 20%
試験 70%
参 文献
土田直鎮『日本の歴史5 王朝の貴族』(中央公論社)
服藤早苗『平安朝 女性のライフサイクル』
(吉川弘文館)
科目名
古典文学講義
(Lecture on Classical Literature II)
文
学
部
担当者
単位数
野中 和孝
2単位
授業の到達目標及びテーマ
中世和歌史上に燦然と輝く、藤原定家(1162年生―1241年没)の足跡を追います。テキストは長崎市伊勢宮文庫旧蔵の『井
蛙抄』
(写本)
を使用します。これは定家の曾孫、二条為世の教えを伝受した 阿の歌学書ですが、そこには定家回帰の言説
が綴られています。同時に、定家二十歳ころの和歌を鑑賞して、定家の感性を味わいます。
授業の概要
影印本を読解して「変体仮名」を学びます。まず、
「古文書とはなにか」「古文書とどう付き合うか」を学びます。次に、巻
六の歌伝を捉え直し、和歌史上の位置づけを行います。例えば、後鳥羽院と定家、西行と俊成、六条家と二条家、 阿と兼
好、などです。
授業計画
前期>
1.藤原定家の年譜
2.藤原定家と『井蛙抄』
3.
「変体仮名」と字母⑴
4.
「変体仮名」と字母⑵
5.
「変体仮名」と字母⑶
6.二条家の祖、俊成と定家⑴
7.
〃
⑵
8.後鳥羽院⑴
9.
〃 ⑵
10.御子左と反御子⑴
11.
〃
⑵
12.中世女流歌人⑴
13.
〃
⑵
14.定家「初学百首」⑴
15.定家「初学百首」⑵
試験・課題等の内容
字母の小テスト、中世和歌史のレポート、および「定家の
一首」という3つの課題を課します。
テキスト
野中和孝編著『井蛙抄雑談篇 本文と校異』(和泉書院)
『字典かな 出典明記 』(笠間書院)
評価方法
授業の理解・発表・討論(50%)
、レポート(40%)、およ
び出席状況(10%)で評価します。
参 文献
島津忠夫著『和歌文学史の研究 和歌編』
(角川書店)
佐藤恒雄著『藤原定家研究』(風間書院)
73
科目名
近代文学講義
(Lecture on M odern Literature I)
担当者
単位数
服部 康喜
2単位
授業の到達目標及びテーマ
近代文学の「読み」を大きく変えたテクストに芥川龍之介と太宰 治の作品がある。彼らの代表的な作品を「読む」ことに
よって、テクストが開く新たな世界を体験する。
授業の概要
テクストを「読む」とはどういうことなのか、という問題意識を抱きつつ、従来の古典的な方法から、ポスト・モダンを経
て、現代の「読み」のレベルを 見する。
授業計画
前期>
1.芥川龍之介と太宰 治入門①
2.
〃
②
3.芥川龍之介「羅生門」の世界
4.
〃
5.芥川龍之介「鼻」の世界
6.
〃
7.芥川龍之介「芋粥」の世界
8.
〃
9.太宰 治「晩年」の世界
10.
〃
11.太宰 治女性独白体小説の世界
12.
〃
13.太宰 治「駆込み訴え」の世界
14.
〃
15.まとめ 物語と小説
試験・課題等の内容
取り上げた作品の中から一つ選び、作品世界を期末レポー
ト(400字詰7枚以上)にまとめる。
テキスト
芥川龍之介「地獄変」
(集英社文庫)
太宰 治「晩年」
「走れメロス」(新潮文庫)
評価方法
出席30%、レポート70%
参 文献
適宜紹介する。
科目名
近代文学講義
(Lectures on M odern Literature II)
担当者
単位数
田中 俊廣
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本の近現代詩を読解・鑑賞しながら、詩人が生きた時代の思潮やことばの個性について 察します。今書かれている詩や
Jポップスの詞(詩)にもアプローチします。
授業の概要
明治時代に初めて確立された新体詩(後に「詩」と呼ばれる)の七五・五七調と古語が、口語自由詩へ展開していくところ
に、表現の多様性と深みが獲得されていきます。具体的に詩を読んでいくことを中心に、ビデオで詩人の生涯を ったり、
その時代を学んだりして、詩の魅力とことばの力について 察します。
授業計画
後期>
1.近代詩の発生と概説
2.北村 透谷
3.島崎 藤村
4.北原 白秋
5.石川
木
6.高村光太郎
7.萩原朔太郎
8.室生 犀星
9.中野 重治・金子 光晴
10.宮沢 賢治
11.中原 中也・伊東 静雄
12.鮎川 信夫・谷川俊太郎
13.茨木のり子・石垣 りん
14.中島みゆき
15.まとめ
試験・課題等の内容
レポート
テキスト
プリント
評価方法
レポート 80%
出席
20%
参 文献
『日本の詩・近代から現代へ』
(おうふう)
茨木のり子『詩のこころを読む』
(岩波ジュニア新書)
三好達治『詩を読む人のために』
(岩波文庫)
74
科目名
漢文学講義
(Lecture on Chinese Literature)
担当者
単位数
荒木 龍太郎
2単位
授業の到達目標及びテーマ
・
「漢文」を東アジア地域の中で理解する。
・
「訓読」について新たな視点から 察する。
授業の概要
まず「漢文」
「訓読」について詳しく説明し、これまでの「高校漢文」を再
「漢文」について広く えていきます。
します。次に東アジアの漢文資料を読みながら
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
授業計画
後期>
1.
「漢文」について
2.東アジア漢字文化圏⑴
3.
同上
⑵
4.
「訓読」について⑴
5.
同上
⑵
6.漢文の訓読⑴
7. 同上 ⑵
8. 同上 ⑶
9. 同上 ⑷
10. 同上 ⑸
11.日本漢詩文(奈良・平安)
12. 同上 (鎌倉・室町)
13. 同上 (江戸)
14. 同上 (明治)
15.まとめ
試験・課題等の内容
試験はレポート
テキスト
『千字文』
(岩波書店)
評価方法
レポート
出席
参 文献
講義の時に紹介。
科目名
65%
35%
現代の日本語
(Modern Japanese I)
担当者
単位数
文
学
部
渡辺 誠治
2単位
授業の到達目標及びテーマ
⑴ コトバを分析する切り口を学ぶ。
⑵ 現代日本語文法の分析を通して、言語分析の方法の基礎を修得する。
⑶ 言語の分析を通して、論理的思 法と論理的説明の方法を修得する。
授業の概要
この授業では、まずコトバを客観的に えてみることの面白さを体験します。無意識に使い分けられるコトバの実像を意識
的に眺めてみることを通して私たちの思 のあり方が見えてきます。
後半では、特に現代日本語の文法に注目し、方言や外国語などとの比較も取り入れながら、現代日本語の構造を深く えます。
授業計画
前期>
1.導入
2.現代日本語を える面白さ①
3.現代日本語を える面白さ②
4.現代日本語を える面白さ③
5.現代日本語を える面白さ④
6.日本語の文法の特徴
7.格助詞①
8.格助詞②
9.格助詞③
10.ボイス①
11.ボイス②
12.ボイス③
13.ボイス④
14.その他の問題
15.まとめ
試験・課題等の内容
学期中の小テスト、期末試験
テキスト
パワーポイントを使用する。使用するスライドは大学のコ
ンピュータよりダウンロード可能。
評価方法
学期中の小テスト30%、期末試験70%
参 文献
益岡・田窪『基礎日本語文法 改訂版』くろしお出版
野田尚史『はじめての人の日本語文法』くろしお出版
井口他『日本語文法整理読本』バベルプレス
『日本語文型辞典』くろしお出版 1998
庵功雄他 2000『初級を教える人のための日本語文法ハン
ドブック』スリーエーネットワーク
庵功雄他 2001『中上級を教える人のための日本語文法ハ
ンドブック』スリーエーネットワーク
75
科目名
現代の日本語
(M odern Japanese II)
担当者
単位数
渡辺 誠治
2単位
授業の到達目標及びテーマ
⑴ コトバを分析する切り口を学ぶ。
⑵ 現代日本語文法の分析を通して、言語分析の方法の基礎を修得する。
⑶ 言語の分析を通して、論理的思 法と論理的説明の方法を修得する。
授業の概要
この授業では、まずコトバを客観的に えてみることの面白さを体験します。無意識に使い分けられるコトバの実像を意識
的に眺めてみることを通して私たちの思 のあり方が見えてきます。
後半では、特に現代日本語の文法に注目し、方言や外国語などとの比較も取り入れながら、現代日本語の構造を深く えま
す。
授業計画
後期>
1.導入
2.現代日本語を える面白さ⑤
3.現代日本語を える面白さ⑥
4.時間の表現①
5.時間の表現②
6.時間の表現③
7.時間の表現④
8.時間の表現⑤
9.話し手の気持ちと捉え方①
10.話し手の気持ちと捉え方②
11.話し手の気持ちと捉え方③
12.その他の問題①
13.その他の問題②
14.その他の問題③
15.まとめ
試験・課題等の内容
学期中の小テスト 期末試験
テキスト
パワーポイントを使用する。使用するスライドは大学のコ
ンピュータよりダウンロード可能。
評価方法
学期中の小テスト30%、期末試験70%
参 文献
益岡・田窪『基礎日本語文法 改訂版』くろしお出版
野田尚史『はじめての人の日本語文法』くろしお出版
井口他『日本語文法整理読本』バベルプレス
『日本語文型辞典』くろしお出版 1998
庵功雄他 2000『初級を教える人のための日本語文法ハン
ドブック』スリーエーネットワーク
庵功雄他 2001『中上級を教える人のための日本語文法ハ
ンドブック』スリーエーネットワーク
科目名
日本語研究
(The Study of Japanese I)
担当者
単位数
高橋 敬一
2単位
授業の到達目標及びテーマ
」研究の二つに分け
F・D・ソシュールという言語学者は、言語の研究方法を「通時的(歴史的)研究」と「共時的(社会的)
ています。この授業では、日常使っている日本語を歴史的研究の視点から見た場合の特徴について講義します。日本語を大
切にし、分析する方法を学んで欲しいと願っています。
授業の概要
日本語の特徴を、
「音韻史」
・
「文字・表記史」
・
「文法史」
・
「敬語史」
・
「文章・文体史」などの研究成果を資料にして、日本語
の歴史を えます。
授業計画
前期>
1.五十音図の作成
2.仮名の成立⑴
3.仮名の成立⑵
4.仮名遣いの原理
5.漢字の用法
6.文法史⑴
7.文法史⑵
8.敬語史⑴
9.敬語史⑵
10.文章・文体史⑴
11.文章・文体史⑵
12.語彙史
13.方言史
14.アクセント史
15.日本語史
試験・課題等の内容
授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ
てレポートする。
テキスト
毎時間、資料を配付する。
評価方法
レポート内容
参 文献
半沢幹一『ケーススタディ
76
70%
授業への参加状況
30%
日本語の歴史』
(おうふう)
科目名
日本語研究
(The Study of Japanese II)
担当者
単位数
高橋 敬一
2単位
授業の到達目標及びテーマ
「ことば」には、
「話しことば(音声言語)
」と「書きことば(書記言語)
」という二つの側面があります。
「美しい日本語」と
は何かということを えてみると日頃使っている音声(発音の仕方)の印象が大きいように思われます。日本語の音声に目
を向けて欲しいと願っています。
授業の概要
五十音図」
・
「仮名・ローマ字」
・
「オノマトペ」
・
「アクセント」などを資料にして、現代日本語音声の特徴を
えます。
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
授業計画
後期>
1.音声言語の特質⑴
2.音声言語の特質⑵
3.音声と音韻⑴
4.音声と音韻⑵
5.オノマトペ⑴
6.オノマトペ⑵
7.現代日本語音韻体系⑴
8.現代日本語音韻体系⑵
9.清音・濁音⑴
10.清音・濁音⑵
11.撥音・促音・長音⑴
12.撥音・促音・長音⑵
13.アクセント⑴
14.アクセント⑵
15.日本語の音声
試験・課題等の内容
授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ
てレポートする。
テキスト
毎時間、資料を配付する。
評価方法
レポート内容
参 文献
湯沢質幸『音声・音韻探求法』
(朝倉書店)
科目名
70%
授業への参加状況
30%
日本語と教育
(Method of Teaching Japanese as a Foreign Language I)
担当者
単位数
渡辺 誠治
2単位
授業の到達目標及びテーマ
⑴ 外国語教育の歴史的な展開の概要を理解する。
⑵ 外国語教育における基本的な概念を理解する。
⑶ 日本語教育における日本語の「文型」という捉え方を理解する。
⑷ 教室活動の基本を理解する。
授業の概要
この授業の目的は日本語教育の基本を学ぶことです。
日本語教育は国語(科)教育、英語(科)教育とも隣接する領域であり、広くコトバに関わる教育の基本的な え方を学ぶ
ことができます。
日本語教育の領域は非常に幅広く、標準的な教え方など存在しませんが、この授業ではだいたいすべての現場に共通する基
本的な概念の理解に努めます。
授業計画
後期>
1.導入
2.日本語教育の領域①
3.日本語教育の領域②
4.外国語教育の歴史①
5.外国語教育の歴史②
6.日本語教育の歴史①
7.日本語教育の歴史②
8.日本語の「文型」①
9.日本語の「文型」②
10.日本語の「文型」③
11.日本語の「文型」④
12.教室活動入門①
13.教室活動入門②
14.教室活動入門③
15.まとめ
試験・課題等の内容
小テストによって、前回の授業内容の理解度を確認する。
期末試験(授業内容から出題する)
評価方法
小テスト
期末試験
文
学
部
テキスト
高見澤孟監修『新・はじめての日本語教育1』アスク出版
30%
70%
77
科目名
日本史概説
(Introduction of Japanese History I)
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本史の基礎知識を確認し、日本社会の歴史的形成過程、および日本社会の展開過程をおおよそ理解することを目的としま
す。対象は原始∼中世です。
授業の概要
日本」と呼ばれる国家・社会が日本列島にどのように誕生し、その後展開したのかを概観します。
授業計画
前期>
1.
「日本」とは何か?
2.弥生時代以前の列島文化―縄文・弥生文化の誕生
3.弥生時代の列島社会―社会の複雑化と国家の誕生
4.日本列島における国家の成立―邪馬台国とは何か
5.ヤマト政権から律令国家へ
6.日本律令国家の成立―東アジアにおける「日本」の誕生
7.律令国家の変容と東アジア
8.武士の登場と院政
9.源平動乱
10.鎌倉幕府とモンゴル襲来
11.鎌倉幕府の滅亡
12.南北朝の動乱
13.室町時代の国家
14.日本とその周辺領域―北海道と沖縄
15.おわりに
試験・課題等の内容
重要な歴史用語、事件の内容を理解しているか、また日本
史・世界史上におけるその意味を理解しているか、社会の
歴史的展開を理解しているかを問います。この事件があっ
たのは西暦何年かのような細かい暗記は出題しません。
評価方法
原則として期末試験で評価します
(80%)
。ただし、小テス
トなどを含む受講様態(20%)を参 とします。
科目名
日本史概説
(Introduction of Japanese History II)
テキスト
『地図で訪ねる歴史の舞台―日本』
(帝国書院) この他、毎
回要旨を配布します。
参 文献
網野善彦『
「日本」とは何か』
(講談社)
。この他は適宜紹介
します。なお高校で日本史Bを選択しなかった受講生、も
しくは該当の時代を授業で習わなかった受講生は、講義前
にあらかじめ高校日本史Bの教科書(中学校の歴史的分野
の教科書でも可)を入手して、歴史用語に馴染んでおくこ
とが必要です。
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本史の基礎知識を確認し、日本社会の歴史的形成過程、および日本社会の展開過程をおおよそ理解することを目標としま
す。対象は中世末∼現代です。
授業の概要
日本の政治・社会が近世以後、どのように展開したのかを概観します。
授業計画
後期>
1.近世近代史研究の意味・戦国時代
2.戦国大名と織田政権
3.豊臣政権
4.江戸幕府の成立
5.幕藩体制の展開
6.幕藩体制の動揺
7.ペリー来航の前提
8.開国と幕府の滅亡
9.明治憲法体制の成立
10.日清・日露戦争と日本の変貌
11.第1次世界大戦と大正デモクラシー
12.昭和初期から日中戦争へ
13.太平洋戦争
14.戦後の日本
15.おわりに
試験・課題等の内容
重要な歴史用語、事件の内容を理解しているか、また日本
史・世界史におけるその意味を理解しているか、社会の歴
史的展開を理解しているかを問います。この事件があった
のは西暦何年かのような細かい暗記は出題しません。
評価方法
原則として期末試験で評価します
(80%)
。ただし、小テス
トなどを含む受講様態(20%)を参 とします。
78
テキスト
『地図で訪ねる歴史の舞台
回要旨を配布します。
日本』
(帝国書院) この他、毎
参 文献
適宜紹介します。なお高校で日本史Bを選択しなかった受
講生、もしくは該当の時代を授業で習わなかった受講生は、
講義前にあらかじめ高校日本史Bの教科書(中学校の歴史
的分野の教科書でも可)を入手して、近世・近代に関する
歴史用語に馴染んでおくことが必要です。
科目名
文化人類学概説 ・
(Cultural Anthropology I・II)
担当者
単位数
石井 奈緒
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
文化人類学はその成立の当初から、きわめて多様性に富む世界のさまざまな民族の記述と比較に関心を寄せてきました。こ
の時間は宗教現象をキーワードに、文化の多様性にふれつつ、イスラーム社会を事例に、世界宗教と文化について えます。
授業の概要
前期は文化人類学で扱う宗教現象に関して広く世界各地の事例を参照し、後期はイスラーム社会に焦点を当てながら、宗教
を通した価値について 察します。
授業計画
前期>
1.信仰と世界観
2.習俗としての宗教
3.世界宗教と民族宗教
4.新宗教とカルト
5.アニミズム
6.アニマティズム
7.呪術
8.妖術
9.邪術
10.憑依
11.シャーマニズム
12.世界観と儀礼
13.儀礼の変容
14.再活性化運動
15.ファンダメンタリズム
後期>
1.人類学の新たな地平
2.ムスリム社会の「女性解放」
3. の中のルクソール
4.イスラーム世界と「世俗化」
5.フィールドの「年輪」
6.
「文明」についての覚え書き
7.反 FGM 運動と権力関係
8.
「制度」としての人類学者
9.スワヒリ・コーストとネットワーク
10.
「現在」の人類学
11.近代における「伝統」
12.フィールドワークと民族誌の現在
13.価値の普遍性と個別性
14.女子割礼
15.文明化と「価値の開発」
試験・課題等の内容
各学期末に試験あるいはレポートを課す他、各テーマに関
する小論文を適宜課します。
テキスト
波平恵美子編著『文化人類学
第2版』
医学書院
2002年『いまを生きる人類学』中央公論新社
大塚和夫
評価方法
授業への参加態度
各人の発表
課題として課す小論文
学期末の試験あるいはレポート
科目名
参 文献
戸田山和久
20%
20%
30%
30%
文化人類学講義
(Lectures on Cultural Anthropology I)
担当者
単位数
カレッジ版
2002年『論文の教室
レポートから卒論まで』
日本放送出版協会
石井 奈緒
2単位
授業の到達目標及びテーマ
この時間は人類の誕生と環境を扱います。自然と人間は二元論的に対立している面もありますが、それが全てではなく両者
は不断の相互作用のなかに存在します。このような人間との相互作用のなかにある自然が「環境」です。自然と人間とのか
かわりを概観しながら、自然環境と人間が互いに再生産を続けることを可能にする「持続性」を えます。
授業の概要
ここでは、まず人類に最も近い類人猿の食物採集行動を通して社会性や家族の萌芽および自然との関係について検討し、次
に狩猟採集という最もシンプルな生業システムを採用している人々に焦点を当てて、人間のシンボリズム、分配、平等性と
いった言葉をキーワードに人間と自然環境について 察します。
授業計画
後期>
1.類人猿に直立二足歩行をもたらした要因
2.類人猿の食と社会
3.乞う分配と与える分配
4.類人猿と人類の分配行動
5.食の社会化と家族の起源
6.持続性(生態学的、経済学的、社会学的)
7.動物と環境・人間と環境
8.即時リターンシステムと遅延リターンシステム
9.食物の選択
10.最適食物調達理論
11.食物選択幅モデル
12.限界収益理論
13.シンボルを介した人と自然の関係
14.食物の分配
15.平等性
試験・課題等の内容
学期中に数回試験を行う他、講義中にも適宜テーマを提示
し小論文を課す予定。
評価方法
学期中に行う筆記試験 40%
講義中に提示するテーマに対する小論文
出席を含む参加態度
20%
参 文献
『岩波講座 文化人類学』岩波書店(全十三巻)
山極寿一「ヒトはいつから人間であったのか」
(第一巻?)
寺嶋秀明「環境の持続的利用のイデオロギー―狩猟採集社
会における人と自然の関係」
(第二巻)
40%
79
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
文芸 作
(Literary Creation I)
担当者
単位数
田中 俊
2単位
授業の到達目標及びテーマ
主にエッセイ(随筆)の書き方を学習します。単にエッセイストを目指すための講座ではありません。誰でも何かを訴えた
い、表現したいという欲求はあると思います。また表現することで、 えや感覚を確認したり、新しい自己を発見したりす
ることもあります。理論と実作を繰り返しながら、いい文章の基本的要件を体得してもらいたい。
ここでエッセイをとりあげるのは、文章表現の方法を学ぶのに適していて、あらゆる文学形式の基礎になると えるからです。
授業の概要
文芸 作についての基本的な え方をもとに、優れたエッセイを読解・鑑賞します。それをもとに、エッセイを実際書いて
もらいます。三回ほど書くことになりますが、その都度添削します。これらのことから文書の書き方とよりより作品への方
法を学べるように授業を進めます。
授業計画
前期>
1.書くことの基本
2.テーマについて
3.構成について
4.導入について
5.描写について
6.タイトルについて
7.推敲について
8.
9.
10.
11.
実作と鑑賞
12.
13.
14.
15.
試験・課題等の内容
作(エッセイ)
テキスト
村田喜代子『名文を書かない文章講座』(朝日文庫)
評価方法
作 80%
出席 20%
参 文献
清水良典『自分づくりの文章術』
(ちくま新書)
科目名
サブカルチャー論
(Subcultural Study of Issues)
担当者
単位数
常吉 幸子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
サブカルチャーとは、年齢や、人種・境遇、社会階層や、「好み」などによってくくられる、社会の一部のグループには熱烈
に支持されるが、一般には「くだらない」
「子どもっぽい」「危ない」
「役に立たない」「過激すぎる」等と否定的に評価され
ることが多い。しかし、総じてサブカルチャー現象は生きて変化していく「文化」のダイナミクスそのものであり、先鋭的
「サブカルチャー」がスタンダードとなることさえある。サブカルチャーとは何か、を実感で理解していくような講義としたい。
授業の概要
下記のような、題材を使って、 察を深めていきたい。別の素材に入れ替えたり、別の展開をとったり、適宜変更する。学
生の関心に合わせたい。
授業計画
後期>
1.映画『マトリックス・レボリューションズ』の思想。
2.A.コーエンの非行少年研究と「サブカルチャー」
3.「オウム真理教」をうんだ「ある世代」のメンタリティー
4.「オウム真理教」と「カルト」
5.「人民寺院」の「事件」
6.歌舞伎『暗闇の丑松』1 封建制と「疎外」
7.歌舞伎『暗闇の丑松』2
恨み」と「逸脱」
8.ホラーもの日本舞踊『色彩間苅豆』と「たたり」
9.『死霊解脱物語聞書』の紹介と 察
10.映画『仁義なき戦い』
(深作欣二)と「ヤクザ」
11.「ヤクザ」社会は何故成り立つのか。
12.宮崎駿『風の谷のナウシカ』鑑賞
13.『ナウシカ』に込められたメッセージ
14.1960年代のアメリカ=ヒッピー文化と環境保護
15.単位レポート作成指導
試験・課題等の内容
単位レポートを課す
評価方法
出席点 30%
80
単位レポート
テキスト
プリントを配布する。
70%
科目名
出版文化
(Lecture on Pubulishing and Culture)
担当者
単位数
常吉 幸子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本近世における、出版業の成立と発展を背景に、そのことが、文学作品やものの え方にどのような影響を及ぼしたのか
を、 察していく。文化や社会制度全体の名賀で、
「出版されたもの」
の占める位置を相対化しつつ確かめていきたい。出版
のシステムと法制と経済的存立基盤の全体を生きた草体として理解することを目指す。
授業の概要
この「講義」は「歴史」でもあるし、
「物語」でもある。近世出版の実体を、さまざまな角度から見ていく。
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
授業計画
後期>
1.出版の歴史。奈良時代以降。
2.朝鮮渡来の「活字」出版と、その影響
3.奈良絵本……絵草紙屋からの出版業の展開
4.
「寺」から発生した出版と村上勘兵衛
5.薬剤問屋と「物の本」屋……書物師林白水
6.
『うらみのすけ』と『清水物語』
7.本屋仲間の成立と「講」
8.本屋仲間の成立・公認と幕府の出版取締
9.西鶴浮世草子と大坂出版界
10.読者と貸本屋
11.西村本の消長と茨木多左衛門の「成功」
12.ジャーナリズムの申し子「都の錦」という人
13.八文字屋・江島其磧の角質とその意義
14.江戸「南組」の反乱と《文運東漸》
15.須原屋一問の活躍と 出版> の使命
試験・課題等の内容
期末試験を課する
評価方法
出席点 30%
科目名
テキスト
今田洋三著『江戸の本屋さん―近世文化史の側面―』
(平凡社ライブラリー)
期末試験得点 70%
伝統文化論
(Traditional Culture in Japan)
担当者
単位数
常吉 幸子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本の伝統演劇について、その発生と相互の影響関係を、具体的な作品や資料に即して理解していく。
授業の概要
予定しているのは第1回の『春日若宮臨時祭』のみだが、必要に応じて随時、日本の伝統芸能・演劇の資料映像を使って、
日本の演劇―主として能・狂言と歌舞伎・文楽―の成立変遷史を っていく。授業計画にあるのは、実際には予定というよ
りも「メニュー」と思ってもらった方がいいかもしれない。ここから選ぶような気持ちで、学生の理解と関心に応じて、出
来るだけ多くの日本の伝統芸能・演劇に触れる機会としてもらいたい。
授業計画
前期>
1.春日大社の『春日若宮音祭』―古代・中世の芸能のカタログ―
2.奈良時代の「散楽」とその起源としての「俳優」
3.東大寺資料の「散楽」と「咒師」
4.平安時代文学に見られる「猿楽」
「さるがう」
5.
『翁猿楽』と「トウタラリ」
6.平安時代「田楽」の記録と「田楽」の隆盛
7.いつから「能」になったか
8.観阿弥・世阿弥と大和四座
9.豊臣秀吉と能の社会的経済的「基盤」
10.狂言について
11.歌舞伎の誕生……遊女歌舞伎
12.若衆・野郎歌舞伎から元禄歌舞伎へ
13.人形芝居の起源と歴史
14.人形浄瑠璃発達史と近松・義太夫
15.
「女形」「女方」とは?
試験・課題等の内容
期末に単位レポートを課す。
評価方法
出席点 30%
期末試験
テキスト
とくになし。
70%
文
学
部
参 文献
能勢朝次『能楽源流 』
(1972 岩波書店)など。
81
科目名
経営論
(Business Administration)
担当者
単位数
姫野 順一
2単位
授業の到達目標及びテーマ
この授業では企業及び NPO(非営利組織)の経営の基礎的な知識とスキルを身につけることを目標とします。そのために授
業では企業と NPO の暮らしの中での役割を え、その経営に必要な仕組みを理解し、どのようにそれらを運営するのかにつ
いて学びます。
授業の概要
この授業では、第一に企業およびNPOが暮らしにどのように関係しているのかを え、第二にそれらの仕組みを理解し、
第三にそれらの経営資源の運営はどのようになされるのかを学びます。授業の中で企業経営や NPO 経営について事例を取
り上げます。
授業計画
後期>
1.生活を支える企業と NPO
2.環境変化のなかの企業と NPO の経営
3.現代の企業社会及び NPO と経営を学ぶ意義
4.企業と NPO は誰が運営し動かしているのか
5.企業と NPO は何を目指しているのか
6.企業と NPO の経営資源
7.企業と NPO の経営組織
8.企業と NPO の活動
9.企業及び NPO の競争と協力
10.製品やサービスの提供
11.製品やサービスの開発と生産
12.企業と NPO の資金調達と運用
13.企業と NPO の人材活用
14.企業及び NPO の文化
15.まとめ
試験・課題等の内容
企業あるいは NPO の事例を取り上げて、その経営の課題
についてレポートする
テキスト
片岡信行他著『はじめて学ぶ人のための経営学』
文眞堂 2006年
評価方法
授業への参加姿勢、レスポンスシート 40%
期末レポート
60%
参 文献
PF ドラッカー『非営利組織の経営』
ダイヤモンド社 1991年
科目名
マーケティング論
(M arketing Theory)
担当者
単位数
谷村 賢治
2単位
授業の到達目標及びテーマ
20世紀システムの、そして現代においても、その中核をなす市場社会では、マーケティング活動なくして経営組織体の存続
はあり得ないとまで言われています。本講義では、マーケティングの誕生から、その展開過程そして現状をみていきながら、
基礎理論を押さえるとともに、目先の欲望に惑わされる人間の心理にも触れつつ、その本質に迫ります。
授業の概要
具体的な事例を観察しながら分かりやすくマーケティング活動に接近します。
授業計画
前期>
1.プロローグ:いかに欲望を生み、膨らませ、買わせるか
2.20世紀のアメリカにおける市場社会の勃興①
3.20世紀のアメリカにおける市場社会の勃興②
4.市場社会の展開とマーケティングの誕生
5.アメリカにおけるマーケティングの展開①
6.アメリカにおけるマーケティングの展開②
7.日本におけるマーケティングの展開①
8.日本におけるマーケティングの展開②
9.マーケティングの基礎理論①
10.マーケティングの基礎理論②
11.サービス・マーケティング①
12.サービス・マーケティング②
13.観光マーケティング
14.コモディティ化市場のマーケティング
15.エピローグ: マーケティングの神話」と「誘惑される意志」
試験・課題等の内容
小試験を行う
テキスト
プリントを配布
評価方法
授業への参加姿勢(50%)
、小試験(50%)
参 文献
講義中に指摘
82
科目名
企画実務論
(Practical Planning)
担当者
単位数
古賀 弥生
2単位
授業の到達目標及びテーマ
自分の頭の中にあるアイデアを実現するスキルは、社会のさまざまな場面で必要とされるものです。実現したい事柄に関す
る社会的背景を整理する力や実施しようとする内容の意義を検証する能力、そして柔軟な発想による提案を企画書として表
現し、プレゼンテーションによって他者に伝えることが求められます。この授業では実際に企画書を書き、効果的なプレゼ
ンテーションを行う「表現力」を養成します。
授業の概要
企画書の書き方、プレゼンテーションの方法について講義するほか、豊かな発想力・コミュニケーション力を養うためのワー
クショップを交えながら、設定された課題について実際に企画書を書きます。プレゼンテーションは、パワーポイントを使
用するやり方のほか、さまざまなパフォーマンスを期待します。
授業計画
後期>
1.オリエンテーション
2.企画づくりのために① 発想力を鍛える
3.企画づくりのために② コミュニケーション力を磨く
4.企画書のつくり方
5.テーマの設定と課題の整理
6.企画書づくり
7.同上
8.同上
9.中間発表
10.プレゼンテーションについて
11.さまざまな表現手法について
12.プレゼンテーションの準備
13.同上
14.プレゼンテーション
15.総括
試験・課題等の内容
企画書、プレゼンテーション
テキスト
なし
評価方法
授業への参加姿勢
40%
企画書、プレゼンテーション 60%
参 文献
授業のなかで適宜示します。
科目名
ボランテイア論
(Theory of Volunteer)
担当者
単位数
野中 和孝
2単位
授業の到達目標及びテーマ
子どもの地域教育の現状を理解し、大学生がそのことに関心を示し、実践参加することで、市民としての責任を全うするこ
とを目指します。そこでまず、ボランテイア(サービス・ラーニング)の歴史を学び、その上で子ども教育に参加します。
授業の概要
導入教育…ボランテイア(サービス・ラーニング)の歴史を学びます。
実践教育…月2回、土曜午前に長崎市内の小学校を訪れ、学童保育支援を行います。
成長のための反省会…毎週の反省会により、自己理解を促します。
授業計画
後期>
1.導入教育⑴
2. 〃
⑵
3. 〃
⑶
4. 〃
⑷
5.実践教育⑴
6. 〃
⑵
7. 〃
⑶
8. 〃
⑷
9. 〃
⑸
10. 〃
⑹
11. 〃
⑺
12. 〃
⑻
13. 〃
⑼
14. 〃
15.総 括
試験・課題等の内容
月2回のボランテイア体験をレポートします。また、毎週
の反省会に参加して、自己理解に役立ててください。
評価方法
月2回のボランテイア参加(40%)、レポート(30%)
、お
よび反省会の参加(30%)で評価します。
テキスト
特に使用しません。
参 文献
適宜、紹介します。
83
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
社会コミュニケーション論
(Social Communication Theory)
担当者
単位数
石井 奈緒
2単位
授業の到達目標及びテーマ
人間、社会、文化の解明にとってコミュニケーションは不可欠なものであると同時に、コミュニケーションとは人間の意味
的相互行為であるという観点から、ここでは社会的コミュニケーションに焦点をあてて様々な角度から 察していきたいと
えています。
授業の概要
ベースにする予定のテキストは1988年の発行の書籍で、当時「コミュニケーション論」のタイトルがついた書籍の中でも、
特に社会的コミュニケーションに重点を置いたものとして、当時としては珍しく、また画期的なものでした。すでにこの書
籍の発行から20年ほど経過していますので、受講生の皆さんがどのような内容を望んでいるのかに応じて、柔軟に扱う内容
を変えていきたいと えています。
授業計画
前期>
1.コミュニケーションと人間社会
2.コミュニケーションと人間社会
3.社会的コミュニケーションの理論
4.社会的コミュニケーションの理論
5.社会的コミュニケーションの理論
6.コミュニケーションの効果と機能
7.コミュニケーションの効果と機能
8.マス・コミュニケーションの影響
9.現実認識におよぼすマスメディアの影響
10.マスメディアが社会におよぼす影響
11.現代社会の情報化
12.記号環境と現代人
13.コミュニケーションの記号と意味作用
14.コミュニケーションの記号と意味作用
15.現代社会の言語コミュニケーション
試験・課題等の内容
学期中に筆記試験を行う他、数回小論文の課題を課す予定。
評価方法
学期中に行う筆記試験
講義中に提示した課題
講義への参加態度
科目名
テキスト
林進 編著『コミュニケーション論』有斐閣
40%
40%
20%
公共システム ・
(Public Management System I・II)
担当者
単位数
渡邊
弘
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
日本国憲法に定められた、あるべき政治の姿と、実際の日本の政治の姿の比較を通して、主権者として必要な政治的判断能
力を身につけることを目標とします。
社会科・公民科の教職免許を取得したい学生、公務員試験の受験を目指している学生はぜひ受講して下さい。もちろん、そ
れ以外の学生の受講も歓迎します。
授業の概要
基本的人権、国民主権、権力分立、選挙、国会・内閣・裁判所、財政、地方自治について、近代立憲主義の理念に照らし合
わせながら、現実の政治の姿について えていきます。
授業計画
前期>
1.講義概要説明
2.近代立憲主義と日本国憲法
3.人権総論⑴
4.人権総論⑵
5.憲法保障⑴
6.憲法保障⑵
7.包括的基本権
8.平等権
9.精神的自由⑴
10.精神的自由⑵
11.精神的自由⑶
12.経済的自由⑴
13.経済的自由⑵
14.社会権⑴
15.社会権⑵
後期>
1.講義概要説明
2.国民主権の原理
3.権力分立の原理
4.選挙のしくみ⑴
5.選挙のしくみ⑵
6.国会⑴
7.国会⑵
8.内閣⑴
9.内閣⑵
10.裁判所⑴
11.裁判所⑵
12.財政⑴
13.財政⑵
14.地方自治⑴
15.地方自治⑵
試験・課題等の内容
ポートフォリオの作成と期末試験
テキスト
君塚正臣編『高校から大学への憲法』
(法律文化社)
『ポケット六法』
(有斐閣)※最新版を用意すること
評価方法
ポートフォリオ
期末試験
参 文献
憲法の標準的な書籍として、芦部信喜
『憲法
(第四版)
』
(岩
波書店)を勧める。
憲法批判について学ぶ際には、芦部信喜
『憲法判例を読む』
(岩波書店)
、ならびに、
『憲法判例百選 ・ (第5版)
』
(有斐閣)を参照すること。
84
20%
80%
科目名
市民法システム ・
(civil law system I・II)
担当者
単位数
川添
志
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
前期:裁判員裁判制度がスタートし3年目を迎え、刑事裁判について、市民が裁判官と共に被告人を審理し、有罪か無罪か、
有罪の場合にはその量刑を決める役割を担うに至っている。将来裁判員になる可能性も踏まえ、刑法、刑事訴訟法の
基礎を中心に学習し、刑事裁判についての基礎知識を身につけていく。
後期:民法の基本的な え方を理解したうえで、日常生活において身近に起こりやすい法律問題やトラブルについて、消費
者契約法や特定商取引法など消費者関連法の基礎知識を身につける。
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
授業の概要
前期:講義中心であるが、実際に刑事裁判を傍聴の機会も設けていく。
後期:講義中心であるが、達成度や講義の予測可能性を図るために適宜小テストを実施していく。
授業計画
前期>
1.講義概要説明
2.刑法の基礎⑴
3.刑法の基礎⑵
4.刑法の基礎⑶
5.刑法の基礎⑷
6.刑法の基礎⑸
7.刑法の基礎⑹
8.刑事訴訟法の基礎⑴
9.刑事訴訟法の基礎⑵
10.刑事訴訟法の基礎⑶
11.刑事訴訟法の基礎⑷
12.刑事訴訟法の基礎⑸
13.少年法の基礎
14.犯罪被害者訴訟参加制度
15.まとめ
後期>
1.講義概要説明
2.民法総則⑴
3.民法総則⑵
4.民法総則⑶
5.民法総則⑷
6.民法総則⑸
7.特定商取引法⑴
8.特定商取引法⑵
9.特定商取引法⑶
10.割賦販売法
11.交通事故と損害保険⑴
12.交通事故と損害保険⑵
13.遺産相続と遺言⑴
14.遺産相続と遺言⑵
15.まとめ
試験・課題等の内容
定期試験、レポート提出
テキスト
講義中に指示する。
評価方法
出席 30%
参 文献
講義中に指示する。
科目名
試験
70%
社会調査法 ・
(Methods of Social Research I・II)
担当者
単位数
石井 奈緒
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
社会調査法は大別して質的調査と量的調査にわけられますが、前期は対面してインタビューを行うことや、参与観察、すな
わち彼らの生活に参加しながら客観的に観察することなどを通してデータを集めることについて学び、後期は調査票を設計
して配布し、統計的に分析する手法を学びます。
授業の概要
前期はフィールドワークとは何か、何故フィールドワークを行うのか、フィールドワークのやりかた、について概説されて
いるテキストを読み進めるとともに、受講者各々が調査計画をたて、調査を実施し、その報告書を書き上げるまでの指導を
行います。後期は調査票調査について、仮説をたて、質問項目をつくり、調査票を配布・回収し、それを分析し報告書の作
成を行います。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション
2.フィールドワークとは何か?
3.現場
4.カルチャー・ショック
5.エスノグラフィー
6.聞き書き
7.理論の検証と理論の生成
8.概念(限定概念・感受概念)
9.仮説
10.事例研究
11.信頼性と妥当性
12.参与観察
13.インフォーマット
14.フィールドノーツ
15.フィールド日誌
後期>
1.何を明らかにしようとするのか
2.調査テーマの設定
3.仮説をたてる
4.質問項目の作り方 その1
5.質問項目の作り方 その2
6.調査票の設計 その1
7.調査票の設計 その2
8.調査対象の設定
9.予備調査の実施
10.予備調査の集計
11.調査票の再検討
12.本調査の実施
13.本調査の集計
14.報告書の作成 その1
15.報告書の作成 その2
試験・課題等の内容
学期中に筆記試験を行う他、演習中に聴き取り調査や調査
票調査の課題を課す予定。
テキスト
佐藤郁哉『フィールドワーク
評価方法
学期中に行う筆記試験
演習中に提示した課題
演習への参加態度
参 文献
盛山和夫『社会調査法入門』有斐閣
箕浦康子『フィールドワークの技法と実際』ミネルヴァ書房
須藤賢一編『フィールドワークを歩く』嵯峨野書院
佐藤郁哉『組織と経営について知るための実践フィールド
ワーク入門』有斐閣
佐藤郁哉『フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説
をきたえる』新曜社
40%
40%
20%
文
学
部
書を持って街へ出よう』
新曜社
85
科目名
美術の理解と鑑賞 ・
(Advanced Lecture in Western Art I・II)
担当者
単位数
石塚
晃
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
西洋美術を専門的に学ぶことを通して、美術と人間についての理解を深めることを目的とする。
授業の概要
・ とも西洋美術に関する専門的な講義である。教養教育科目「美術の歴史 ・ 」
、
「西洋の文化と芸術 ・ 」
、およ
び、専門科目「絵画の見かた」等を学んで、美術の世界に興味をもった学生の来聴を歓迎する。
前期:美術における人間の表現について総論を学んだ後、古代美術における人間表現の展開を学ぶ。特にギリシャ美術はそ
の後の西洋美術の軌範となったものであり、重点的に講義する。スライドおよび PowerPoint 使用。
後期:西洋中世からルネサンス後期までの美術を詳しく学ぶ。スライドおよび PowerPoint 使用。
授業計画
前期>
1.導入
2.総論:美術における人間表現⑴
3.
⑵
〃
4.先史美術における人間像⑴
5.
⑵
〃
6.古代ギリシャ美術における人間像⑴
7.
⑵
〃
8.
⑶
〃
9.
⑷
〃
10.
⑸
〃
11.
⑹
〃
12.
⑺
〃
13.古代ローマ美術における人間像⑴
14.
⑵
〃
15.総括
後期>
1.導入
2.中世イタリアにおけるキリスト教美術⑴
3.
⑵
〃
4.
⑶
〃
5.
⑷
〃
6.
⑸
〃
7.初期ネーデルランド絵画⑴
8.
⑵
〃
9.
⑶
〃
10.
⑷
〃
11.イタリア・ルネサンス美術⑴
12.
⑵
〃
13.
⑶
〃
14.
⑷
〃
15.総括
試験・課題等の内容
学期末に筆記試験またはレポートを課す。試験を行う場合
は、教科書と自筆ノートの持込み可とし、授業内容を理解
できていれば答えられるレベルのものとする。どちらのや
り方で行うかは学生と相談して決めることもある。
テキスト
前期:関隆志『パルテノンとギリシャ陶器』東信堂
後期:授業で紹介する。
評価方法
学期末 査の結果と平素の受講姿勢に基づき、総合的な評
価を行う。
期末 査
70%
平素の受講姿勢(私語・居眠り禁止)
・授業への積極的参加
30%
参 文献
前期:授業の中で適宜紹介する。
後期:
『聖書』
。その他、授業の中で適宜紹介する。
科目名
アートマネジメント論
(Arts Management)
担当者
単位数
古賀 弥生
2単位
授業の到達目標及びテーマ
アートマネジメントは、狭義では「文化施設や文化団体の運営」に関わる領域であり、広義では芸術と社会を結ぶ機能全体
を指します。この授業では、広義の定義に従い芸術が社会といかにつながっているかを えながら、具体的な文化施設等の
運営についても学びます。
授業の概要
芸術と社会を結ぶアートマネジメントの役割を具体的な事例研究をもとに理解していきます。文化施設やアートイベントの
現場の様子を映像も用いて学びながら、その現場を支える社会環境全体を把握します。毎回の授業の中で、授業内容の要約
等、小レポートの提出を求めます。
授業計画
前期>
1.イントロダクション/アートマネジメントの領域
2.アートマネジメントの役割①
3.アートマネジメントの役割②
4.アウトリーチ
5.アートイベント
6.文化施設①
7.文化施設②
8.文化施設③
9.文化施設④
10.アートマネジメントと行政
11.アートマネジメントと企業
12.アートマネジメントとマスコミ
13.アートマネジメントと市民
14.営利と非営利∼アート NPO
15.総括
試験・課題等の内容
毎回の授業中に作成する小レポートのほか、テーマに沿っ
た内容の課題レポート提出を課します。
テキスト
古賀弥生『芸術文化がまちをつくる 地域文化政策の担い
手たち』
(九州大学出版会 2008年)
評価方法
授業への参加姿勢
課題レポート
参 文献
授業のなかで適宜示します。
86
60%
40%
科目名
地域マネジメント論
(Theory of Area M anegement)
担当者
単位数
野中 和孝
2単位
授業の到達目標及びテーマ
「市民の安心できる生活がどのようにして保障されか」を、社会学的な視点から
地域」の現状を捉え、改善案を えます。
えます。その中でも、とりわけ「子どもと
授業の概要
基礎編
…まず社会学とは何かを学び、その視点により現実社会の矛盾を 察します。
実践篇
…地域社会を中心として、1)現状把握のためのデータ収集、2)問題解決のための方法を
文
学
部
え、改善案を提示します。
授業計画
前期>
1.基礎編
2. ↓
3. ↓
4. ↓
5. ↓
6. ↓
7.実践篇
8. ↓
9. ↓
10. ↓
11. ↓
12. ↓
13. ↓
14. ↓
15.総 括
試験・課題等の内容
(理解・発表・討議)→レポート作成の指導を行いながら、
社会学の基本を学びます。最後に受講者の える 理想の
地域社会 を提案します。
テキスト
稲葉振一郎著
『社会学入門―多元化する時代をどう捉えるか』
(日本放送協会)
評価方法
授業の理解・発表・討論(50%)
、レポート(40%)
、およ
び出席状況(10%)で評価します。
参 文献
適宜、授業中に紹介します。
科目名
行政システム ・
(Administration System I・II)
担当者
単位数
飯田 直樹
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
本講義を通じて日本の行政や行政法の仕組みを理解するとともに、法律が日常生活の中にどのように入り込んでいるかを感
じてもらいたいと えております。
法律的な え方や文章の書き方は、公務員試験等法律科目を利用して資格試験受験を目指す人のみならず、法律科目の試験
は受ける予定がないという人でも社会にでる上で有益であると思います。
授業の概要
本講義では、具体的な事例や裁判例を使用し、国や地方公共団体をめぐる法律関係や行政システム、実際に新聞等で取り上
げられているニュースの法的位置づけや問題点について学びます。
同時に、法律を解釈する上で最低限必要となる法律知識や法律的な文章の書き方を習得していきます。
授業計画
前期>
1.法律を学ぶ際の基礎知識
2.行政とは
3.行政と憲法⑴
4.行政と憲法⑵
5.行政と民法⑴
6.行政と民法⑵
7.行政と刑法
8.行政と特別法
9.行政裁量
10.行政指導
11.行政による規範定立
12.行政指導
13.情報公開法・個人情報保護法
14.非権力的行政行為
15.まとめ
後期>
1.法律を学ぶ際の基礎知識
2.行政と憲法
3.行政と民法
4.行政と刑法
5.行政と特別法
6.行政手続法
7.国家賠償法⑴
8.国家賠償法⑵
9.国家賠償法⑶
10.行政事件訴訟法⑴
11.行政事件訴訟法⑵
12.行政事件訴訟法⑶
13.行政事件訴訟法⑷
14.行政事件訴訟法⑸
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業感想レポート
期末試験
テキスト
特になし。毎回プリントを配布します。
評価方法
レポート
期末試験
授業態度
参 文献
特段用意は求めませんが、行政法に興味がある人は、行政
法の書籍を一読してみてください。
30%
40%
30%
87
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
Web 入門
(Introduction to Web Ducuments)
担当者
単位数
川場
2単位
隆
授業の到達目標及びテーマ
・ウェッブの作成方法、運用管理方法について説明します。
・自分のウェブページを作成して運用できるようになります。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていきます。
授業計画
前期>
1.学習方法
2.HTML の基本
3.CSS の基本
4.CSS による1段組みのデザイン⑴
5.CSS による1段組みのデザイン⑵
6.CSS による1段組みのデザイン⑶
7.トップページのデザイン1
8.トップページのデザイン2
9.2段組みのデザイン⑴
10.2段組みのデザイン⑵
11.2段組みのデザイン⑶
12.演習課題1
13.演習課題2
14.演習課題3
15.まとめ
試験・課題等の内容
・授業中に課題を出題する
テキスト
・「HTM L & スタイルシート レイアウトブック」
㈱ソーテック ¥2,300
評価方法
・課題 100%
科目名
マルチメディア論
(M ultimedia Technology)
担当者
単位数
川場
2単位
隆
授業の到達目標及びテーマ
デジタルミュージックの基盤である M IDI と合成写真などを作成するグラフィックス処理について、実習を交えて説明しま
す。マルチメディア作品を作成し、ウェブに掲載できるようになります。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていきます。
授業計画
前期>
1.学習方法
2.MIDI の仕組みと楽曲の製作1
3.MIDI の仕組みと楽曲の製作2
4.MIDI の仕組みと楽曲の製作3
5.MIDI の仕組みと楽曲の製作4
6.MIDI の仕組みと楽曲の製作5
7.GIM P によるグラフィックスの作成1
8.GIM P によるグラフィックスの作成2
9.GIM P によるグラフィックスの作成3
10.GIM P によるグラフィックスの作成4
11.GIM P によるグラフィックスの作成5
12.GIM P によるグラフィックスの作成6
13.HTML の仕組みとウェブの作成1
14.HTML の仕組みとウェブの作成2
15.HTML の仕組みとウェブの作成3
試験・課題等の内容
・毎回、説明+実習の形式で作品を作る
評価方法
・課題 100%
88
テキスト
・電子教材
科目名
インターネット文化論
(Internet Culture)
担当者
単位数
荒木 龍太郎
2単位
授業の到達目標及びテーマ
インターネットが覆う社会では、日進月歩の技術革新によりさまざまな情報端末、ソフトが生活の隅々まで深く浸透し、そ
れに伴い新たな現象が生じてきている。その意味を深く理解する。
授業の概要
本講義では、インターネットが社会、文化、生活にどのように関わり、今後どう展開していくのかを、具体的に「グーグル」
「アマゾン」「ヤフー」、Twitter などを検討して えていきます。毎時間 PC や携帯を使用して進めます。
授業計画
後期>
1.インターネットと社会
2.インターネットの現在
3.メール、ブログ、twitter ⑴
4.
⑵
5.
「グーグル」について⑴
6.
⑵
7.
⑶
8.
「アマゾン」について⑴
9.
⑵
10.
⑶
11.
「ヤフー」について
12.
「電子書籍」について
13.ネット社会での文化現象⑴
14.
⑵
15.まとめ
試験・課題等の内容
試験はレポート
毎時間の終わりに、授業に関する簡単なレポートをメール
で送信
テキスト
未定
評価方法
試験
50%
毎時間のレポート 50%
参 文献
授業の時に紹介
科目名
中国語 a・ b
(Chinese IIa・IIb)
担当者
単位数
胡
振剛 他
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
入門段階で学んだ基礎内容を復習しながら、より多くの文法事項、実用的な会話文を学び、さらに一歩上のレベルに進める。
言葉の学習を通じて、現代中国の事情を知り、中国文化にふれる。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
前期>
1.第一課
2.第一課
3.第二課
4.第二課
5.第三課
6.第三課
7.第四課
8.第四課
9.第五課
10.第五課
11.第六課
12.第六課
13.第七課
14.第七課
15.第七課
去自由市
去自由市
会
西
会
西
去医院
去医院
去旅游
去旅游
去学
子
去学
子
好
好
食
食
小
:去外面吃
後期>
1.第八課 浪漫的〝情人 "
2.第八課 浪漫的〝情人 "
3.第八課 小
:
象
4.第九課
奴
5.第九課
奴
6.第九課 小
:
7.第十課
代民工
8.第十課
代民工
9.第十課 小
:参加高
10.第十一課 自行
11.第十一課 自行
12.第十一課 小
: 肥
13.第十二課 留学生的菜
14.第十二課 留学生的菜
15.第十二課 小
:留学的
試験・課題等の内容
筆記試験、教科書と授業の内容
テキスト
『中国語登竜門への道』(白帝社)
評価方法
出席状況10%、授業時の姿勢、意欲20%、期末試験70%
参 文献
1 『やさしく くわしい 中国語文法の基礎』
(東方書店)
2.『はじめての中国語学習辞典』
(朝日出版社)
89
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
韓国語 a・ b
(Korean IIa・ IIb)
担当者
単位数
松岡 雄太
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
「韓国語 a・ b」で習得したことを基に、コミュニケーション能力と読解力の向上を目標とする。前期では、次々と新し
い言い回しや表現を学び、後期では、前期で学んだ表現を活かして、少し長めの会話、聴解、いろいろな文体の読解を練習
する。この授業では、毎回の予習と復習が必要となる。
なお、ハングルがまだ読めない人で、受講を希望する者は、前期の授業がはじまるまでに、各自でハングルが読めるように
なっておくこと。
授業の概要
授業は以下の授業計画に従って進める。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション
2.1年次(初級)の復習1
3.1年次(初級)の復習2
4.不規則活用1
5.不規則活用2
6.第4課 遅れてすいません
7.第5課 ピビンパプを食べたいです
8.第6課 最近忙しいですか?
9.第7課 第4課∼第6課の復習
10.第8課 どこで撮った写真ですか?
11.第9課 詳しく説明して差し上げます
12.第10課 韓国に来てからどのくらいたちましたか?
13.第12課 美術館はここから近いですか?
14.第13課 運転しながら電話してはいけません。
15.まとめ
後期>
1.前期の復習
2.第15課 雨がたくさん降るみたいです
3.第16階 風邪は治りましたか?
4.第17課 ここで写真を撮ってもいいですか?
5.ニュース・天気予報を聞く
6.昔話を読む①
7.昔話を読む②
8.新聞・雑誌を読む
9.漫画を読む①
10.漫画を読む②
11.小説を読む①
12.小説を読む②
13.アニメーションを見る①
14.アニメーションを見る②
15.まとめ
試験・課題等の内容
学期末の定期試験は、筆記試験とする。
授業中は、定期的に復習テストをする。
後期の後半は、事前に自宅で辞書を使って翻訳してくる課
題を課す。
テキスト
李昌圭『韓国語をはじめよう・中級』
(朝日出版社)
また、随時プリントを配布する
評価方法
出席状況・授業態度
授業中の小テスト・課題
学期末の定期試験
参 文献
油谷幸利(他)
『ポケットプログレッシブ韓日・日韓辞典』
(小学館)
科目名
20点
40点
40点
フランス語 a・ b
(French IIa・IIb)
担当者
単位数
松藤 英恵
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
1年次に引き続き、フランス語の基礎を身につけること、前期は、1日の生活やヴァカンスの過ごし方等を、口頭・筆記の
両方で表現できるようになること、手紙やメールをフランス語で書けるようになること、後期は、文法の範囲を広げつつ、
後期では、1年次(フランス語 )で勉強した時間や道順を尋ねる、レストランで食事をする、買い物をする等の表現に加
え、乗り物に乗る、電話をかける、ホテルなどの予約をする等、より実践的なコミュニケーション能力を身につけ、実際に
フランス語圏を旅行したり、留学や生活したりする上で必要な表現を、口頭・筆記の両方で表現できるようになることが最
大の目標です。
また、2年次修了時点で、文部科学省フランス語検定3級、フランス国民教育省フランス語資格試験 DELFA 2 に合格出来
るよう指導します。
授業の概要
①練習問題オリジナルプリントを使っての文法解説と筆記演習、②教科書と CD を使っての発音練習、③同じく教科書と CD
を使ってのヒアリング練習、④教科書及びオリジナルプリント、ヴィデオ教材をを使用しての実践的な会話演習、⑤日用品、
ヴィデオ教材、時事問題他様々な資料を使ってのフランスの政治・経済・社会・歴史・文化・産業等の紹介、の5つの要素
を網羅して授業を進めます。
授業計画
前期>(
『彼女は食いしん坊!1・2』を併用)
1.オリエンテーション、フランス文化に親しむ
2.1年次の復習
3.
〃
4.第6・7課(食いしん坊1)中性代名詞 y,en
5.第6課(食いしん坊2)中性代名詞 y,en,le
6.第11課(食いしん坊1)直接法複合過去形 avoir
7.
〃
〃
etre
8.
〃
旅の話をする
9.第1課(食いしん坊2)代名動詞の複合過去形
10.
〃
過去分詞の一致
11.
〃
アルザス地方の文化
12.第12課(食いしん坊1)直接法単純未来
13.
〃
別れを言う
14.第0課(食いしん坊2)手紙・メールの書き方
15.口頭試験
後期>(
『彼女は食いしん坊!2』を使用)
1.オリエンテーション、フランス文化に親しむ
2.第2課 直接法半過去と大過去
3. 〃
複合過去と半過去
4. 〃
ストラスブールの伝統料理
5.第3課 関係代名詞
6. 〃
命令形
7. 〃
ディジョンとエスカルゴ
8.第4課 現在分詞とジェロンディフ
9. 〃
疑問代名詞
10. 〃
ボーヌとワイン
11.第5課 受動態
12. 〃
比較級と最上級
13. 〃
ローヌ・アルプ地方の文化
14.第6課 シャモニーの伝統料理
15.口頭試験
試験・課題等の内容
試験は、前期・後期の期末試験・口頭試験と Dictee 等の小
テスト。
課題は、復習のための文法の練習問題が中心。他に口頭試
験のための作文やシナリオ作成等。
テキスト
藤田裕二『Elle est gourmande!1(彼女は食いしん坊1)
』
『Elle est gourmande!2(彼女は食いしん坊!2)
』
(CD
付)朝日出版社
なお、ノート、宿題提出用のレポート用紙、ファイル等は、
A4サイズに統一のこと。
評価方法
期末筆記試験 50%
期末口頭試験 40%
出席及び講義への取り組み・意欲等 10%
参 文献
辞書:仏和辞典を1冊、出来れば和仏辞典も購入すること。
出来るだけ新しいもの。電子辞書は不可。
旺文社『プチ・ロワイヤル仏和辞典』
『プチ・ロワイ
ヤル和仏辞典』
『ロワイヤル仏和中辞典』がお勧め。
具体的には、授業中に指示します。
90
科目名
専門演習a・b
(Technical Seminar a・b)
担当者
単位数
田中 俊廣
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
文芸 作の理論と実践、そして近現代作品研究のためのセミナー。 作と研究は 書く> 読む>
える> の三つの要素の
総合的関連のもとに成立します。
前期には、その基礎として優れた文学作品の読解と鑑賞の方法を学びます。後期には、文芸 作、または研究を発表するこ
とで、具体的に方法論を学んでいきます。
授業の概要
それぞれの文芸 作(小説、詩、短歌、エッセイなど)や近現代文学についての発表を聴いて、意見交換をします。発表者
ばかりではなく、討議することによって聴く人も学ぶことが多くあるからです。
授業計画
前期>
1.文芸 作と研究の基本
2.小説の鑑賞
3.
〃
4.詩の鑑賞
5. 〃
6.短歌の鑑賞
7.俳句の鑑賞
8.
9.
10.
11.
読解と鑑賞の発表(学生)
12.
13.
14.
15.
後期>
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8. 実作・研究の発表と討議
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
試験・課題等の内容
レポートと作品
テキスト
プリント
評価方法
レポートと作品 80%
出席
20%
参 文献
高橋源一郎『小説教室』
(岩波新書)
三田誠広『天気の良い日は小説を書こう』
(集英社文庫)
三好行雄『作品論の試み』
(至文堂)
科目名
専門演習a・b
(Technical Seminar a・b)
担当者
単位数
服部 康喜
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
卒業論文の完成に向けて、基礎的な方法論と知識の習得を目指し(前期)
、その上で多様な作品の読解を目指す(後期)。
授業の概要
古典的な読解の方法論及びポスト・モダンを経た方法論を具体的な作品に即して紹介する(前期)。またその上で多様な作品
を読み進める(後期)。
授業計画
前期>
1.樋口一葉「たけくらべ」読解
2.
〃
3.夏目漱石「坊ちゃん」読解
4.
〃
5.森 鴎外「舞姫」読解
6.
〃
7.芥川龍之介歴史小説読解
8.
〃
9.川端康成「伊豆の踊り子」読解
10.
〃
11.太宰 治「富嶽百景」読解
12.
〃
13.太宰 治「ヴィヨンの妻」読解
14.
〃
15.まとめ 物語と小説
後期>
1.遠藤周作「白い人黄色い人」読解
2.
〃
「海と毒薬」読解
3.
〃
「侍」読解
4.堀 辰雄「風立ちぬ」読解
5.
〃
「菜穂子」読解
6.
〃
「かげろふの日記」読解
7.井上 靖「蒼き狼」読解
8.
〃
「天平の甍」読解
9.
〃
「敦煌」読解
10.
〃
「楼蘭」読解
11.大岡昇平「野火」読解
12.安岡章太郎「海辺の光景」読解
13.村上春樹「羊をめぐる冒険」読解
14.
〃
「ノルウェイの森」読解
15.まとめ 現代小説への展開
試験・課題等の内容
各学期で取り上げた作品の中から一つを選び、作品世界に
関する期末レポート(400字詰10枚)。
テキスト
各作家の文庫本
評価方法
出席30%、レポート70%
参 文献
適宜紹介する。
91
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
専門演習a・b
(Technical Seminar a・b)
担当者
単位数
野中 和孝
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
受講生の関心を集約してテーマを設定し、研究論文の調査・分析を行い、さらに論文作成を行います。例えば、
「まちづくり
と市民」
「市民と子ども」「都市と文化」
「子どもと教育」などです。
授業の概要
前期は輪番でプレゼンを行い、自分のテーマを絞り込みます。後期は研究論文を調査し、必要な資料の整理および論述を行
います。
授業計画
前期>
1.受講生のテーマを調査分析し、理解を進めます。
2.
3.
↓
4.
↓
5.
↓
6.
↓
7.
↓
8.
↓
9.
↓
10.
↓
11.
↓
12.
↓
13.
↓
14.
↓
15.
総 括
後期>
1.これまでの成果を論文にまとめ、1∼3のテーマを論
2.述します。
3.
4.
↓
5.
↓
6.
↓
7.
↓
8.
↓
9.
↓
10.
↓
11.
↓
12.
↓
13.
↓
14.
↓
15.
総 括
試験・課題等の内容
受講生の関心を見極め、一つ一つのテーマを追究し、分析
していきます。最後にその成果をレポートします。
テキスト
特に使用しません。
評価方法
授業の理解・発表・討論(50%)
、レポート(40%)
、およ
び出席状況(10%)で評価します。
参 文献
授業中に個別に紹介します。
科目名
専門演習a・b
(Technical Seminar a・b)
担当者
単位数
高橋 敬一
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
日本語に関する各自の研究テーマ(敬語・方言・女性語・若者言葉など)について、調査研究したものを発表し、質疑応答
を経てレポートにまとめてもらいます。
授業の概要
発表者は、日本語に関連するテーマを設定し、それについて調査し、発表(レジュメを作成する)します。その後、受講生
との質疑応答を経てレポートにまとめてもらいます。
授業計画
前期>
1.日本語研究の方法⑴
2.日本語研究の方法⑵
3.日本語研究の方法⑶
4.標準語(共通語)と方言⑴
5.標準語(共通語)と方言⑵
6.標準語(共通語)と方言⑶
7.若者言葉の文法⑴
8.若者言葉の文法⑵
9.若者言葉の文法⑶
10.現代敬語の問題点⑴
11.現代敬語の問題点⑵
12.現代敬語の問題点⑶
13.女性語の歴史⑴
14.女性語の歴史⑵
15.女性語の歴史⑶
後期>
1.日本語研究の課題⑴
2.日本語研究の課題⑵
3.日本語研究の課題⑶
4.語法論⑴
5.語法論⑵
6.語法論⑶
7.意味論⑴
8.意味論⑵
9.意味論⑶
10.語彙論⑴
11.語彙論⑵
12.語彙論⑶
13.日本語研究の将来⑴
14.日本語研究の将来⑵
15.日本語研究の将来⑶
試験・課題等の内容
授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ
てレポートする。
テキスト
毎時間、資料を配付する。
評価方法
レポート内容 70%
参 文献
適宜、参 図書・論文などを紹介する。
92
授業への参加状況
30%
科目名
専門演習a・b
(Technical Seminar a・b)
担当者
単位数
渡辺 誠治
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
この演習であつかうテーマは、現代日本語(日本語教育を含む)です。前期は、日本語の様々な研究分野を幅広く見ていき、
自分自身のテーマを探し当てることを目指します。後期は、自分の関心あるテーマについて研究計画を作成し、中間報告、
最終報告という順に内容を完成させていきます。
授業の概要
前期は、主に教員が選んだ論文や資料、データ等を読んだり分析したりします。
後期は、自分の関心あるテーマについて、テーマの絞り込み、データの収集、仮説、検証、アウトライン、中間報告……な
ど、論文作成の作業を半年かけてゆっくりと学んでいきます。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション
2.自由発表①
3.自由発表②
4.自由発表③
5.課題発表①
6.課題発表②
7.課題発表③
8.課題発表④
9.課題発表⑤
10.課題発表⑥
11.データ収集の方法
12.データ収集の方法
13.データ収集の方法
14.データの分析
15.データの分析
後期>
1.オリエンテーション
2.自由発表①
3.自由発表②
4.研究計画①
5.研究計画②
6.研究計画③
7.中間報告①
8.中間報告②
9.中間報告③
10.中間報告④
11.研究報告①
12.研究報告②
13.研究報告③
14.卒業制作に向けて
15.卒業制作に向けて
試験・課題等の内容
期末レポート、報告の際のハンドアウト、研究計画書
テキスト
使用しない。
評価方法
授業での発表内容・研究計画等(50%)
レポート(40%)
出席
(10%)
参 文献
授業の中で紹介する。
科目名
専門演習a・b
(Technical Seminar a・b)
担当者
単位数
黒木
香
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
古典文学研究をするためには、史料調査や読み、文献検索なども確実にできなければならない。この演習では古典研究の基
礎を固める。また、作品の読みを深め、自分の研究テーマを持つことをめざす。
授業の概要
前期は『大鏡』
、後期は『枕草子』を読みながら、作品を読むための基礎を身につける。発表のための、資料を作成し、発表
を行う。問題点についての 察を深める練習を通じて、自分自身の研究課題を えていく。後期には文献も読み、研究テー
マについての発表も行う。
授業計画
前期>
1.古典文学研究の方法
2.
『大鏡』概説
3.史料と作品の読み
4.
5.
6.
7.
8.
9. 『大鏡』を読む
10.
11.
12.
13.
14.
15.まとめ
後期>
1.文献検索の方法
2.『枕草子』研究の現在
3.
4.
5.
6.
7.
8. 『枕草子』を読む
9.
10.
11.
12.
13.
14.各自の研究課題選定①
15.
〃
②
試験・課題等の内容
各期ごとに、1回以上の発表とレポート提出。
適宜、課題を出す。
テキスト
『角川ソフィア文庫 大鏡』
(角川書店)
『角川ソフィア文庫 枕草子』上・下(角川書店)
評価方法
出席
20%
発表
40%
レポート 40%
参 文献
授業時に指示する。
93
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
専門演習a・b
(Technical Seminar a・b)
担当者
単位数
常吉 幸子
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
古典文学は、取っ付きにくく思う人が多い。しかし、近年はさまざまな検索ツールが「すでにある」状態で、疑問に思った
ことや知りたいことを調べるのは、決して困難ではない。大切なのは、それらを有効に利用すること。古典・近世文学には、
限りなく楽しめる「宝の海」が広がっている。
授業の概要
前期は『新古今和歌集』を国歌大観で検索しつつ、鑑賞することから始める。古典文学の学習の「基礎」である。ただし、
近世文学を学びたい希望者がいる場合、
『芭蕉七部集』の「猿蓑」を題材とすることもある。
授業計画
前期>
1.国歌大観の引き方。また『新古今』について
2.教員による《デモ》レポート 担当歌の選定
3.学生による口頭発表
4.同
5.同
6.同
7.同
8.同
9.同
10.同
11.同
12.同
13.同
14.同
15.まとめ。レポート指導。
後期>
1.後期に扱う《素材》の選定。下調べ分担。
2.
「下調べ」に基づく作戦会議。
3.学生による、口頭発表
4.同
5.同
6.同
7.同
8.同
9.同
10.同
11.同
12.同
13.同
14.
「まとめ」のための共同作業
15.
《発表会》
試験・課題等の内容
テキスト
口頭発表を、各自順番に担当するが、自分が担当しないと
岩波文庫『新古今和歌集』または同『芭蕉七部集』
きも、議論に参加し、積極的に関与することが求められる。
学期末・年度末に単位レポートを課す。
参 文献
角川書店 国歌大観 CD-ROM
集英社 古典俳文学大系 CD-ROM
評価方法
出席点30% 平常点・口頭発表40% 単位レポート30%
科目名
専門演習a・b
(Technical Seminar a・b)
担当者
単位数
荒木 龍太郎
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
・重層的な東アジアの歴史・文化を漢文資料の読解によって理解し、現代東アジア理解の視座を形成する。
授業の概要
・漢文資料の領域は、文学、思想、歴史、宗教などです。また日本漢詩文も含みます。
・受講生の希望に合わせて読解する漢文資料を選択します。
授業計画
前期>
1.漢文資料の概説
2.辞書、索引類の利用法⑴
3.
⑵
4.PC、ネットの活用方法
5.漢文資料の説明
6.漢文資料読解
7.同
8.同
9.同
10.同
11.同
12.同
13.同
14.同
15.まとめ
後期>
1.漢文資料の説明
2.論文の読み方
3.論文の書き方⑴
4.
⑵
5.漢文資料読解
6.同
7.同
8.同
9.同
10.同
11.同
12.同
13.同
14.同
15.まとめ
試験・課題等の内容
・分担の読解。
テキスト
・未定
評価方法
・読解の内容 50%
・出席状況
50%
参 文献
・講義の時に紹介
94
科目名
総合演習a・b
(Integrated Seminar a・b)
担当者
単位数
服部 康喜
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
幅広い視点から、言葉・表現・社会・文化を総合的に 察する。具体的には日本近代における言葉の成立から、多様な文学
表現の生成と文化の 出との関連、西欧文化の受容と伝統文化の変容との関連などについて見ていく。
授業の概要
日本近代における言文一致の成立から多様な文学表現の自立へ向かう側面と、言葉を介した近代的主体の生成と解体、また
西欧との出会いによる近代的主体の変容という側面を、各時代の文化現象を見比べながら、それぞれ 察する。また、適宜、
文章表現の訓練を兼ねる。
授業計画
前期>
1.近代の言葉の成立 言文一致の可能性
2.
〃
3.近代的主体の成立と自然描写①
4.
〃
②
5.
〃
③
6.
〃
④
7.近代的主体の変容と社会①
8.
〃
②
9.
〃
③
10.さまざまな試行 多様化する文学表現
11.
〃
12.
〃
13.
〃
14.言葉の解体と主体の解体①
15.
〃
②
①
②
①
②
③
④
後期>
1.言葉・主体・文化①
2.
〃
②
3.
〃
③
4.
〃
④
5.文化の危機 終末の予感
6.
〃
7.
〃
8.
〃
9.文化と言葉の再生①
10.
〃
②
11.
〃
③
12.
〃
④
13.現代の文化と言葉①
14.
〃
②
15.まとめ
①
②
③
④
試験・課題等の内容
テキスト
適宜レポート(400字詰5枚程度)を課す(各学期2∼3回)。
プリント配布。
評価方法
出席30%、レポート70%
科目名
中国文学講義
(Lecture on Chinese Literature)
参 文献
適宜紹介する。
担当者
単位数
荒木 龍太郎
2単位
授業の到達目標及びテーマ
・中国の明代(1368∼1644)の文学を、文化の多方面から 察する。
・日本江戸期の文化に与えて影響を理解する。
授業の概要
・テキスト、プリントで説明しながら文学と思想の関係が不可分であることを明らかにします。次に、江戸期の日本漢詩文
への大きな影響を説明します。
授業計画
前期>
1.中国文学の特質⑴
2.
⑵
3.明代の文学と思想⑴
4.
⑵
5.明代文学と知識人
6.古文辞派の文学⑴
7.
⑵
8.明代の小説⑴
9.
⑵
10.
⑶
11.
⑷
12.公安派の文学⑴
13.
⑵
14.江戸漢詩文と明代文学
15.まとめ
試験・課題等の内容
試験は、レポート。
テキスト
未定
評価方法
レポート 60%
出席
40%
参 文献
講義の時に紹介。
95
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
日本文学特講
(Special Lectures on Japanese Literature I)
担当者
単位数
常吉 幸子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
明治以前の日本における文学の世界を大きな流れとして紹介します。日本は東アジアの東の端に位置し、中国の影響などを
受けつつ、自国の独自性を早くから明確に意識しつつ、歴史的に培われ変化してきたものです。
授業の概要
この講義では、時代ごとに特徴的な作品を取り上げながら、明治維新までに築かれた、日本文化・日本文学のおおよその姿
を理解していくことを目的としています。
授業計画
前期>
1.日本人、または東洋人のものの見方の特質
2.万葉集の「言霊」思想について……日本人は「言挙」しない?
3.平安朝文学における「色好み」という価値観の成立
4.仏教における日本型バリエーション「本覚思想」と能⑴
5.仏教における日本型バリエーション「本覚思想」と能⑵
6.仏教における日本型バリエーション「本覚思想」と能⑶
7.狂言に見る庶民のエネルギーと商業発達史の一面
8.近世における 出版> の成立と文学の変質⑴
9.近世における 出版> の成立と文学の変質⑵
10.歌舞伎の成立、発展とその本質
11.文楽浄瑠璃の成立、発展とその本質
12.俳諧……その歴史と芭蕉の達成
13.近松の 手紙> にみる処世術と作品
14.本居宣長「もののあはれ」と日本らしさ
15.単位レポート作成指導
試験・課題等の内容
期末に単位レポートを課する
評価方法
出席点 30%
単位レポート
科目名
プリントの記入事項の完成度
50%
テキスト
プリントを配布する
20%
日本文学特講
(Special Lectures on Japanese Literature II)
担当者
単位数
田中 俊廣
2単位
授業の到達目標及びテーマ
時代と個性と女性と表現という四つのキーワードを軸に、女性が自らの生と表現を確立してきた様相を学んでいきます。
文学を中心に、美術や音楽のジャンルも鑑賞・解析することによって、学習者が自己を活かしていくための参 になればと
願っています。
授業の概要
女性の表現と自立」というテーマで、明治・大正・昭和・平成と、それぞれの時代を生きた表現者とその作品を学んでいき
ます。小説、詩、短歌という近現代の文学や美術や音楽などのジャンルを横断しながら、時代と社会と自己に向き合った女
性の表現を り検討します。現代においては、女性の活動が目立ち、また優れた作品を生み出していますが、それはまず、
江戸時代の封建的で古い え方を、表現によって打破してきた過程があるからです。現在そして未来も、これらの検証の上
に拓かれると えられます。
授業計画
前期>
1.概説
2.樋口一葉⑴
3.
⑵
〃
4.
⑶
〃
5.与謝野晶子⑴
6.
⑵
〃
7.雑誌「青 」
8.仲町貞子⑴
9.
⑵
〃
10.石垣りん⑴
11.
⑵
〃
12.三岸節子(美術)
13.秋吉敏子(モダンジャズ)
14.中島みゆき(ニューミュージック)
15.まとめ
試験・課題等の内容
レポート
評価方法
レポート70%
96
出席30%
テキスト
樋口一葉『にごりえ・たけくらべ』新潮文庫
プリント
参 文献
田中優子『樋口一葉「いやだ 」と云ふ』集英社新書
茨木のり子『詩のこころを読む』岩波ジュニア新書
科目名
日本語研究
(The Study of Japanese III)
担当者
単位数
高橋 敬一
2単位
授業の到達目標及びテーマ
方言研究の方法には、「比較方言学(方言区画論)
」と「言語地理学(方言周圏論)
」の二つの方法がある。こ授業では、「言
語地理学」の成果である「方言地図」を使って、方言の歴史を中心にその特徴を学んで欲しい。方言を大切にすることは、
日本文化を大切にすることであることを知って欲しい。
授業の概要
日本語方言の特徴を、九州方言を中心に、「方言文法」
・「方言敬語」
・「方言語彙」・
「方言アクセント」などの研究成果を踏ま
えて、明らかにしてみたい。
授業計画
前期>
1.方言意識史
2.国語政策
3.方言区画論
4.方言周圏論
5.言語地理学
6.比較方言学
7.社会言語学
8.方言敬語⑴
9.方言敬語⑵
10.方言文法⑴
11.方言文法⑵
12.方言語彙⑴
13.方言語彙⑵
14.方言アクセント
15.方言国語史
試験・課題等の内容
授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ
てレポートする。
テキスト
毎時間、資料を配付する。
評価方法
レポート内容 70%
参 文献
適宜、参 図書・論文などを紹介する。
科目名
授業への参加状況
30%
日本語研究
(The Study of Japanese IV)
担当者
単位数
高橋 敬一
2単位
授業の到達目標及びテーマ
国語審議会は「現代社会における敬意表現」(2000年)の中で、
「敬語」を三分類から五分類へ変更することを答申していま
す。それとともに現代敬語はそれを適切に使い分けるだけでなく、状況に応じて、相手や場面への配慮を示す新しい表現(敬
意表現)が求められていることを述べています。現代敬語を正しく理解し、大切にする心を学んで欲しいと願っています。
授業の概要
現代敬語の特徴を、五分類「尊敬語表現」・
「謙譲語表現」・
「丁寧語表現」
・「美化語表現」
・「丁重語表現」などの研究成果及
び具体例を資料にして、講義します。
授業計画
後期>
1.現代敬語の特徴⑴
2.現代敬語の特徴⑵
3.現代敬語の特徴⑶
4.尊敬語表現の用例⑴
5.尊敬語表現の用例⑵
6.謙譲語表現の用例⑴
7.謙譲語表現の用例⑵
8.丁寧語表現の用例⑴
9.丁寧語表現の用例⑵
10.美化語表現の用例⑴
11.美化語表現の用例⑵
12.丁重語表現の用例⑴
13.丁重語表現の用例⑵
14.敬語史⑴
15.敬語史⑵
試験・課題等の内容
授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ
てレポートする。
評価方法
レポート内容 70%
テキスト
毎時間、資料を配付する。
参 文献
菊池康人『敬語再入門』
(丸善ライブラリー)
授業への参加状況
30%
97
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
日本語と教育
(Method of Teaching Japanese as a ForeignLanguageII)
担当者
単位数
渡辺 誠治
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本語教育に関する基礎事項の確認と実際への応用の方法を学ぶ。
授業の概要
⑴
日本語と教育 」で学んだ基本事項を実際の授業の中で生かす方法を学ぶ。
⑵ 構造的なシラバスに基づいて作成されたテキストの編集の意図を分析する。
⑶ 教室活動の基礎を学ぶ。
授業計画
前期>
1.導入
2.テキスト分析①
3.テキスト分析②
4.テキスト分析①
5.テキスト分析②
6.テキスト分析③
7.テキスト分析④
8.教室活動論①
9.教室活動論②
10.教室活動論③
11.教室活動論④
12.教室活動と教案①
13.教室活動と教案②
14.教室活動と教案③
15.まとめ
試験・課題等の内容
期末試験(授業内容から出題する)
テキスト
授業中にコピーを配布する。
評価方法
期末試験
70%
小テスト・レポート 30%
参 文献
姫野昌子他『ここからはじまる日本語教育』ひつじ書房
小林ミナ『日本語教師・分野別マスターシリーズ よくわ
かる教授法』アルク
科目名
日本語と教育
(Method of Teaching Japaneseas aForeignLanguageIII)
担当者
単位数
渡辺 誠治
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本語教育の教室活動(授業)で必要とされる知識と技能の育成。
授業の概要
教室活動を設計・発表する。それに対して学生間でのフィードバックを行い、授業の組み立て、技法、態度など総合的に教
室活動を える。
授業計画
後期>
1.導入
2.教室活動論①
3.教室活動論②
4.教室活動論③
5.模擬授業とフィードバック
6.
〃
7.
〃
8.
〃
9.
〃
10.
〃
11.
〃
12.
〃
13.
〃
14.
〃
15.まとめ
試験・課題等の内容
模擬授業の内容と期末のレポート
テキスト
コミュニケーション論に関する文献をコピーして使用する。
評価方法
模擬授業 30%
レポート 70%
参 文献
青木直子「教師の役割」
『日本語教育学を学ぶ人のために』
p.182 世界思想社
村岡英裕『日本語教師の方法論』凡人社
八代他『異文化トレーニング』三修社
八代他『異文化コミュニケーションワークブック』三修社
98
科目名
日本語教育実習
(Practice of Teaching Japanese)
担当者
単位数
渡辺 誠治
2単位
授業の到達目標及びテーマ
海外の大学や国内の日本語学校等において日本語教育の諸業務、教壇実習を行い、日本語教員としての実践力を育成する。
授業の概要
実習先は複数準備されている。それぞれ実習の目的が異なるので、どこに参加するかは教員とよく相談して決定すること。
それぞれ実習に参加する前に8時間程度の事前指導を行う。また、実習中は、教案作成指導等の集中講座を毎日4時間程度
実施する。
授業計画
前期>
1.学内での事前指導
2.
〃
3.
〃
4.
〃
5.実習(授業観察・教案作成・教壇実習等)
6.
〃
7.
〃
8.
〃
9.
〃
10.
〃
11.
〃
12.
〃
13.
〃
14.
〃
15.振り返り
試験・課題等の内容
教案の作成、実習、振り返りシート
テキスト
使用しない。
評価方法
実習への主体的な取り組み態度 70%
レポート等 30%
参 文献
必要に応じて紹介する。
科目名
日本史講義
(Lecture on Japanese History I)
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
「日本古代仏教史概説」
をテーマとします。受講生が仏教に関する基本的な特徴と、日本人の多数が檀家であるところの鎌倉
新仏教が成立する歴史的前提を、理解することが到達目標です。
授業の概要
日本の政治・社会・思想に大きな影響を与え、今でも日本人の多くがその「信者」である仏教について、誕生から日本的仏
教諸宗の成立までの歴史的展開を、仏教哲学的な観点も多少は交えながら概観します。宗教と各時代社会の関係、特に政治・
社会との関係による宗教の歴史的変質の問題にも注意して下さい。
授業計画
前期>
1.仏教とは何か
2.仏教の誕生
3.インド部派仏教の教理と大乗仏教の発生
4.インドにおける大乗仏教の展開と中国伝来
5.中国における仏教の変容
6.仏教の日本伝来―古墳時代
7.飛鳥氏族仏教の発達と国家仏教への転換
8.飛鳥時代における国家仏教の展開
9.奈良時代における国家仏教の変化
10.最澄と空海―日本的仏教の原型
11.平安貴族仏教―密教と浄土教
12.顕密体制の成立と思想
13.鎌倉新仏教の誕生―日本的仏教諸宗の成立
14.中世仏教の問題点
15.おわりに
試験・課題等の内容
期末試験で、仏教に関する基礎知識、伝来後の日本におけ
る仏教の展開について、講義に即して理解できているかを
問います。
評価方法
期末試験70% 予習および授業中の様態30%
参 文献
成立期に関しては中村元『原始仏教 その思想と生活』
(NHK ブックス)
、仏教理論については定方 『空と無我』
(講談社現代新書)
、日本古代に関する概説としては速水侑
『日本仏教史 古代』
(吉川弘文館)
、 え方を深めるものと
して末木文美士『日本仏教史』
(新潮社)を勧めます。
99
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
日本史講義 (旧日本史 )
(Lecture on Japanese History II)
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
古代・中世・近世の史料になじみ、ある程度読めるようになることを目的とします。
授業の概要
歴史学の基本は史料を読むことです。この講義では古代・中世・近世の史料を読みながら、史料の性格を理解して、歴史情
報を読み取る方法を学びます。
授業計画
後期>
1.はじめに
2.古代史料(その1)
3.古代史料(その2)
4.古代史料(その3)
5.古代史料(その4)
6.中世史料(その1)
7.中世史料(その2)
8.中世史料(その3)
9.中世史料(その4)
10.近世史料(その1)
11.近世史料(その2)
12.近世史料(その3)
13.近世史料(その4)
14.近世史料(その5)
15.おわりに
試験・課題等の内容
史料を読み、その意味をとり、歴史情報を引き出せるかど
うかを、試験で見ます。
テキスト
適宜、史料等を配付する予定です。
評価方法
期末試験70%
参 文献
授業中に紹介します。
科目名
予習および授業中の様態30%
日本史講義
(Lecture on Japanese History III)
担当者
単位数
田渕 久美子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本の近代化におけるはじまりともいえる開国以後、日本の西洋化・近代化について歴史的な事実を理解し、またそれを支
えた国民教育の背景にある思想は何であったのかを知ることを通して、近代日本におけるナショナリズムとは何であったか
を える。取り扱う史料に慣れ、歴史に対する関心を深める。
授業の概要
日本史の中でも近代を中心に、幕末維新期以降、明治に始まる国家建設の課題が、どう実現されようとしたのか、福沢諭吉
の思想やその後の教育制度を支えた思想に焦点を当てて論じていく。高校で日本史の講義を受けていない人は、あらかじめ
日本の近現代史について通史(文庫などで出ているもの、受験参 書などで可)に目を通しておいてください(予習ノート
として提出があるともっといいです)
。
授業計画
後期>
1.近代とは―時代区分について
2.日本近代史における政治と教育
3.日本の近代史史料について
3.開国と不平等条約
4.幕末の教育制度
5.明治維新①
6.明治維新②
5.福沢諭吉『学問のすすめ』
6.福沢諭吉とその時代
7.岩倉使節団
8.学制の成立と理念
9.学制の実施と実態
10.国際社会における帝国主義の進展と日本のナショナリズム
11.福沢諭吉『脱亜論』
12.学制の廃止と『教学聖旨』
『教育議』
『教育勅語』
13.大日本帝国憲法
14.昭和期にかけての戦争とナショナリズム
15.戦後日本の動向と課題
試験・課題等の内容
① 講義へのコメント(M inute Sheet を提出してもらう)
② 講義の範囲に関連する年表を作成する。
③ 学期末のレポートと講義ノートを提出してもらう。ノー
トは予習・復習の内容に応じて加点する。
評価方法
受講態度・出席状況・講義へのコメント・ノートを30%
レポートの成績を70%として評価する。レポート執筆要領
は別途配布するので、その内容を守って書くこと。
100
テキスト
小熊英二『日本という国』理論社
ほか資料を配布する。
参 文献
・楠木誠一郎『日本史世界史同時比較年表』朝日新聞社
・鹿野政直『近代国家を構想した思想家たち』
岩波ジュニア新書
・田中彰『岩倉使節団「米欧回覧実記」
』岩波現代文庫
科目名
文化人類学講義
(Lectures on Cultural Anthropology II)
担当者
単位数
石井 奈緒
2単位
授業の到達目標及びテーマ
さまざまな文化の中で子どもがどのように育っていくかを観察すると、人間の子どもはどんな社会に生まれようとも、幅広
い可能性を内包しながら成長する力を持っています。そして大人にできるのは子どもが自ら育ってゆく力を信じて手を貸す
ことだけなのかもしれません。日本とは異なる文化に育つ子どもを通して子どもとは何かを えます。
授業の概要
この時間は狩猟民ヘアー・インディアン、ジャカルタに住むムスリムなどを事例として子どもについて えていく予定です。
授業計画
前期>
1.切ることと ること
2.一人で生きること
3.親子のつながり
4.あそび仲間
5.
「あそび」としての子育て
6.
「親にならない」という決断
7.厳しい自然の中の子育て
8.
「子どもぎらいの」文化
9.母系制社会の子ども
10.男女の分業
11.しつけの男女差
12.離婚と子ども
13.文化のなかの教育
14.観る・集める・ える
15.発見のためのフィールドワーク
試験・課題等の内容
下記のテキストを輪読しながら子どもおよび彼らをとりま
く環境、母親、家族について学び、参加者各自が発表する
形をとります。
テキスト
『子どもの文化人類学』原ひろ子 晶文社
『観る・集める・ える―発見のためのフィールドワーク』
カタツムリ社
評価方法
発表内容
40%
出席を含む参加態度 20%
学期末のレポート
40%
参 文献
『女の文化人類学』綾部恒雄編 弘文堂
『家族の文化誌』原ひろ子編 弘文堂
科目名
文芸 作
(Literary Creation II)
担当者
単位数
野中 和孝
2単位
授業の到達目標及びテーマ
和歌史(短歌史)を紐解きながら、日本古代から連綿として詠みつがれた文芸の意義を えます。あわせて、兼題をもとに
短歌を 作し、合評会を経て歌集を作成します。
授業の概要
和歌史をひも解き、日本人の抱き続けた「リズムとは」
「定型とは」を えます。また、毎回兼題をもとに短歌を 作し、合
評会を行いながら、実践を楽しみます。
授業計画
後期>
1.和歌史+短歌 作
2.
3.
↓
4.
↓
5.
↓
6.
↓
7.
↓
8.
↓
9.
↓
10.
↓
11.
↓
12.
↓
13.
↓
14.
↓
15.
総括
試験・課題等の内容
毎回兼題を出し、短歌を提出します。また、好きな歌人を
一人選択し、研究レポートを提出します。
テキスト
プリントを使用します。
評価方法
授業の理解・発表・討論(50%)
、自選歌集(40%)、およ
び出席状況(10%)で評価します。
参 文献
藤原定家著『初学百首』おうふう
前登志夫著『縄文記』短歌新聞社
101
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
身体表現論
(Physical Expression)
担当者
単位数
田中 俊廣
2単位
授業の到達目標及びテーマ
コミュニケーションの手段はことばだけではありません。身体の動きや表情も意思を伝達する大きな動きをします。現代は
この身体表現が希薄になってきています。また、文学などの芸術表現にも身体的表現が反映されています。そのような中か
ら個性的表現、つまり文体が生まれてきます。身体と文体というキーワードを中心にして、豊かな表現について えていき
ます。
授業の概要
日常の会話や対話の中で、身体表現の重要性を再認識したり、文学や演劇や映画などのジャンルの中で、身体表現や文体が
どのように活かされているかを 察していきます。
授業計画
前期>
1.身体表現概説
2.さまざまな表現
3.日常生活と表現
4.対話と会話
5.演劇⑴
6. 〃 ⑵
7.文体概説
8.井伏 二と林扶美子
9.太宰治と志賀直哉
10.石川 木と北原白秋
11.戦争と身体と文体
12.黒澤明の映画
13.小津安二郎の映画
14.小説と映画
15.身体表現と文体
試験・課題等の内容
レポート
テキスト
プリント
評価方法
レポート 80%
出席
20%
参 文献
平田オリザ『演劇入門』
(講談社現代新書)
太宰 治『人間失格』
四方田犬彦『日本映画100年』
(集英社新書)
科目名
映像文化論
(Film Studies)
担当者
単位数
服部 康喜
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本映画の巨匠たち(溝口健二・小津安二郎・黒澤 明)の作品を取り上げ、それらのテーマ、技法を分析することで、彼
らがなぜ世界的な評価を受けているのか、彼らが共有する現代社会の問題は何か、彼らの豊かな表現世界を可能ならしめた
伝統の蓄積とは何か、などについて 察する。
授業の概要
三人の巨匠たちの映像作品を取り上げて、上記の問題点を追求する。
授業計画
前期>
1.溝口健二「雨月物語」
2.
〃
「山椒大夫」
3.
〃
「近松物語」
4.(分析と評価)
5.小津安二郎「晩春」
6.
〃
「麦秋」
7.
〃
「東京物語」
8.(分析と評価)
9.黒澤 明「生きる」
10.
〃
「生きものの記録」
11.
〃
「赤ひげ」①
12.
〃
「赤ひげ」②
13.(分析と評価)
14.まとめと特選映像作品
15.まとめと特選映像作品
試験・課題等の内容
鑑賞した映像作品から一つを選んで、分析結果を、期末レ
ポート(400字詰7枚以上)にまとめる。
評価方法
出席30%、レポート70%
102
参 文献
適宜紹介、またはプリント配布する。
科目名
観光学
(Tourism Study)
担当者
単位数
深見
聡
2単位
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:1.観光を構成する要素や、現代社会において果たす役割について理解する。
2.観光現象をとらえる調査方法にふれ、その基本を習得する。
3.地域資源を活かした観光について、具体的な提言ができる。
テ ー マ:観光とまちづくりのかかわりを学び、持続可能な地域のあり方について える。
文
学
部
授業の概要
本講義では、自然や歴史、文化といった地域資源を活かした観光のもつ役割と課題を、地域社会との関わりの中から探って
いく。とくに、観光の基礎を理解するために、講義のなかで紹介する事例が単にローカルなものではなく、グローバルな視
点から問題意識を高める素材であることの理解を深める。
また、本講義に関連する時事ニュースについて新聞記事の配布等で随時紹介していくので、授業内容の理解促進に役立てて
ほしい。
授業計画
後期>
1.オリエンテーション
2.観光とは何か
3.観光へのアプローチ手法
4.観光と地域住民① ―
『篤姫』
『龍馬伝』と観光ボランティアガイド―
5.
② ―エコミュージアム―
〃
6.
③ ―世界自然遺産―
〃
7.
④ ―世界文化遺産―
〃
8.
⑤ ―近代化産業遺産―
〃
9.観光と地域社会① ―災害復興とアートマネジメント―
10.
② ―都市での展開―
〃
11.
③ ―島嶼での展開―
〃
12.海外の観光事情① ―韓国の事例―
13.
② ―中国安 省の事例―
〃
14.安全学からみた観光教育
15.地理・環境教育と観光
試験・課題等の内容
期末試験は、テキスト・ノート・配布プリント持ち込み可
とし、選択式及び記述式で実施する。
テキスト
深見 聡・井出
明編著『観光とまちづくり』
(2010年、古今書院)
評価方法
期末試験50%、授業への参加状況50%
参 文献
横山秀司著
『観光のための環境景観学』
(2006年、古今書院)
科目名
芸術と社会
(Arts and Society)
担当者
単位数
古賀 弥生
2単位
授業の到達目標及びテーマ
芸術はアーティストや一部の愛好者のみのものではなく、地域社会のさまざまな分野に関係し影響を及ぼしています。教育・
福祉・医療など身近な生活に関わる領域、観光や文化産業などの経済分野、都市の再開発やまちづくりの分野などで、芸術
の 造性を生かした活動が行われています。そしてこういった活動を担うのは行政だけでなく文化施設や、企業、市民、NPO
も重要な役割を果たしています。この講義では、芸術と社会の関係を数多くの事例から説き起こし、芸術と社会の豊かな関
係づくりを えます。
授業の概要
全国各地や海外も含め、芸術による人づくり・まちづくり、 造都市の事例について映像を交えて紹介しながら、その背景
にある理論や え方を学びます。前回の授業の中で、授業内容の要約等、小レポートの提出を求めます。
授業計画
前期>
1.イントロダクション/芸術と社会の関係とは?
2.芸術と「人づくり」
(教育・医療・福祉)①
3.芸術と「人づくり」
(教育・医療・福祉)②
4.芸術と「街づくり」
(過疎地域振興・地域課題解決)①
5.芸術と「街づくり」
(過疎地域振興・地域課題解決)②
6. 造都市論①
7. 造都市論②
8.文化施設①
9.文化施設②
10.文化行政
11.企業メセナ①
12.企業メセナ②
13.文化ボランティア
14.アート NPO
15.総括
試験・課題等の内容
毎回の授業中に作成する小レポートのほか、テーマに沿っ
た内容の課題レポート提出を課します。
テキスト
古賀弥生『芸術文化がまちをつくる 地域文化政策の担い
手たち』
(九州大学出版会 2008年)
評価方法
授業への参加姿勢
課題レポート
参 文献
授業のなかで適宜示します。
60%
40%
103
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
博物館概論
(An Introduction to Museology)
担当者
単位数
下川 達彌
2単位
授業の到達目標及びテーマ
生涯学習の一拠点としての博物館と現代社会を円滑に結びつけるために、専門的な役割を果たす学芸員への基本的な教育を
行う。
授業の概要
博物館の機能、体系を歴史的に眺め、今日の新しい管理体制(独立行政法人や指定管理者制度など)への移行を理解させる。
また日本の博物館が国際社会といかいに関わっていくべきかを紹介する。
授業計画
前期>
1.博物館とは何か
2.博物館の機能と体系
3.博物館発達史( )…欧米の博物館史
4.博物館発達史( )…日本の博物館史
5.博物館と行政の関わり
6.国立博物館の独立行政法人化
7.指定管理者制度と21世紀の博物館の在り方
8.国際博物館会議(イコム)倫理規定( )…博物館倫理
9.国際博物館会議(イコム)倫理規定( )…行動規範
10.博物館と地域社会
11.地域が求める博物館とは
12.博物館事業の推進体系
13.博物館職員の編成
14.学芸員の仕事
15.長崎の博物館
試験・課題等の内容
博物館社会の基本的な知識の把握を出題などで見る。
テキスト
なし(プリント配布)
評価方法
期末試験 70%
出席
30%
参 文献
加藤有次他編著『新版 博物館学講座』全15巻
(雄山閣出版)
科目名
生涯学習概論
(Intoroduction to Lifelong Learning)
担当者
単位数
山崎 滋夫
2単位
授業の到達目標及びテーマ
現代社会における教育統合の概念である「生涯学習」
「生涯教育」について基本的な理解を深めるとともに、みずからの生涯
にわたる学習への自覚と実践の態度を育てる。
身近に展開されている様々な学習への関心を高め、生涯学習の視点からそれらの意義を える幅広い教育観の基礎を培う。
授業の概要
授業計画に示した主題について講義を行う。可能であれば長崎市内の社会教育施設での学習現場の参観等を行う。
授業計画
後期>
1.
2.
生涯学習とは何か
3.
4.
5.
6.
7.
なぜ生涯学習なのか
8.
9.
10.
11.
12.
生涯学習の課題と
13.
これから
14.
15.
「学ぶ」ことと「教える」こと
「生涯教育」の誕生
生涯教育から「生涯学習へ」
学歴社会と学習社会
社会の変化と「学習」
職業(仕事)のための学び
「生きがい」を求めて
高齢社会を生きるために
各講義の主旨については別途プリントで示す。
「子育て」に必要な学び
国際化に伴う学び
大人の学びと子どもの学び
学習のための施設と機会
高学歴社会での学習
学びの成果と活用
女の一生、今昔
試験・課題等の内容
期末に筆記試験を行うほか、随時、講義にかかわる見聞や
体験、所感等をまとめる小レポートの提出を求める。
評価方法
筆記試験の結果、提出物の内容 80%
学習への姿勢と受講態度、出席状況 20%
104
テキスト
特になし
参 文献
必要により指示する
科目名
コンテンツマネジメント
(Content Management)
授業の到達目標及びテーマ
・インストラクショナルデザインの
担当者
単位数
川場
隆
2単位
え方と技術を習得し、さまざまなコンテンツを企画・
造できるようになる。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
文
学
部
授業計画
前期>
1.学習コンテンツとは
2.学習コンテンツの作成理論
3.学習教材のアイデアをまとめる
4.各種テストの位置付け
5.学習課題を分析する(課題分析図)
6.コンテンツの企画を報告書にまとめる
7.学習コンテンツの作成1
8.学習コンテンツの作成2
9.相互評価1
10.相互評価2
11.問題点の発見1
12.問題点の発見2
13.学習コンテンツの総仕上げ
14.発表1
15.発表2
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
試験・課題等の内容
・自分で 案した学習教材を作成する。
テキスト
・
「教材設計マニュアル―独学を支援するために―」
北大路書房
評価方法
・課題 100%
科目名
情報ネットワーク論
(Information Networking Analysis)
担当者
単位数
河又 貴洋
2単位
授業の到達目標及びテーマ
「情報」と「ネットワーク」という概念を理解し、情報通信技術の発達が現代の社会的諸関係にどのような影響をもたらして
いるのかを える力を養う。そして、情報社会において有効な関係性を構築できる理解力と判断力を培うことを目指す。
授業の概要
情報通信技術の目覚しい発展は、その経済的利用、さらに社会的利用により、我々の社会的諸関係および社会的行為に大き
な影響を与えつつある。本講義では、情報通信技術がもたらす社会経済的諸関係(社会経済システム)への影響を、
「情報」
と「ネットワーク」という概念から、紐解き、さらに検討を加える。そのための基本的な分析枠組みとして「グラフ理論」
の応用としての「ネットワーク分析」の概念、記述・分析する方法を教授するとともに、情報社会における社会経済活動の
ネットワーク化を支援する「ネットワーク産業」の構造や特性を理解させる。また、ネットワーク分析の概念を拡張し、今
日のグローバルな情報社会の構造変動から我々の身近な「人と人との関係」の中のネットワークの力についても講義する。
授業計画
前期>
1.はじめに…授業内容および進行についての説明:(情報ネットワーク社会とは?)
〔
「情報」の理論分析〕
2.情報の経済学的特質⑴: 情報」の概念と経済システムについて
3.情報の経済学的特質⑵: 情報財」と「情報支援財」について
4.情報の生産と技術:情報とモノやサービスとの関係、企業活動における情報の本質について
5.情報の流通と情報市場:情報財の特質と、情報財を扱う情報産業について
〔
「ネットワーク分析」の基本概念〕
6.ネットワーク分析(Network Analysis)
:さまざまな「関係」のパターン
7.ネットワークのデータとモデル⑴:ネットワークを記述する方法の修得
8.ネットワークのデータとモデル⑵:ネットワークを分析する方法の修得
9.ネットワーク分析の応用研究:ネットワーク分析の手法を用いた応用研究の紹介
〔
「ネットワーキング」への展開〕
10.ネットワーキングの経済学⑴: ネットワークの経済性」について
11.ネットワーキングの経済学⑵:産業と企業のネットワークの構造と展開について
12.ネットワーキングの政治経済学:国際関係論の視座
13.ネットワーキングの社会分析⑴:
『美と礼節の絆』
(池上英子著)を読む
14.ネットワーキングの社会分析⑵:
『人脈づくりの科学』
(安田 雪著)から
15.総括―情報ネットワーク社会の可能性と課題(レポート課題について)
試験・課題等の内容
「情報」
と
「ネットワーク」
の特性に関する課題として、ソー
シャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を受講生間
での意見交換や出席課題の提出に活用しながら、また関連
図書(新書レベル)の内容に関するグループ発表または小
レポート等を課すことにより、
「情報ネットワーク社会」
の
本質に関する理解を促し、最終的には総合的なレポートの
作成・提出を求める。
評価方法
授業への参加(出席)を平常点とし、平常時の小レポート
や期末レポートの内容に基づき総合的に評価する。
(期末レ
ポート55%、小レポート課題15%×2、出席15%)
テキスト
特に指定はしない
参 文献
福田 豊・須藤 修・早見
『情報経済論』有斐閣アル
マ、1997年(絶版)
【入門書】
安田 雪『ネットワーク分析−何が行為を決定するのか』
新曜社、1997年【入門書】
その他「グラフ理論」に関するものなど、主要参 文献を
講義の中で提示する。
105
科目名
視聴覚教育メディア論
(Audio-Visual Education and media)
担当者
単位数
草野 十四朗
2単位
授業の到達目標及びテーマ
今日、メディアの教育利用が進んでいる。本講座は、博学連携や学校図書館の情報センター化といった現状を踏まえ、メディ
アリテラシーをはじめとしたメディア環境の変化に対応する教育の理論と技術について学んでいく。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
後期>
1.情報化社会におけるリテラシー
2.リテラシーの時代のスキル
国際標準学力―フィンランドメソッドとマインドマップ等
3.視聴覚メディアの動向とその教育利用
4.図書館利用の教育1 調べ学習とデータベース検索
5.図書館利用の教育2 インフォメーションパワーと発展的学習
6.博物館利用の教育1 参加型展示と視聴覚メディア1
7.博物館利用の教育2 参加型展示と視聴覚メディア2
8.博物館利用の教育3 博学連携と教育普及活動
9.ワークシート(学芸員)またはパスファインダー(司書)の構想
10.ワークシートまたはパスファインダーの制作・発表
11.メディアリテラシーの理論
メディア利用教育からメディア・リテラシー教育へ
12.メディアリテラシーの授業実践事例
13.制作実習:教育メディア利用教育
14.情報モラルと著作権
15.制作発表:教育メディア利用教育
評価方法
期末試験は行わない。講義の内容を踏まえた以下のレポー
トおよび制作・実習を課す。
⑴ ワークシートまたはパスファインダーの制作実習
⑵ メディア利用教育・メディアリテラシーを課題とした
総合的学習の実習。
⑶ 著作権についての理解
⑷ その他
① 出席状況も判断の材料にする。
② 講義開始までにメールアカウントを取得しておくこと。
科目名
環境デザイン論
(Studies of Environmental Design)
担当者
単位数
宮原 和明
2単位
授業の到達目標及びテーマ
1990年代から地球温暖化など環境問題がクローズアップされ、いま我々のライフスタイルの転換と経済性や効率性を優先す
る成長社会から環境と経済が両立する持続可能な社会への変革が必須になってきている。また日本の伝統的生活文化を基盤
とする建築や都市の再生とそのデザイン再構築が求められている。この講義では「環境」という切り口で、建築、都市、自
然、生活の側面から環境デザインを 察し、スライド、映像等を用い、事例を示しながら授業を展開する。
〔テーマ〕
環境問
題は「関係性」の問題であり、人と人との豊かな「関係」をつくり、人(社会)と自然との関係を改善する。さらに国際的
な視野をもち市民社会で自立した人材になるような学びの場としたい。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
前期>
1.いまなぜ「持続可能な」
(sustainablility)の観点なのか?地球温暖化など環境問題から環境デザインを える。
2.ゴア前アメリカ副大統領はなぜノーベル平和賞を受賞したのか?
3.A・ガウディ(スペイン)の建築作品から環境デザインを える。
4.インドネシア・バリ島、中国・雲南省麗江の伝統的生活文化と街並みから環境デザインを える。
5.ヨーロッパの都市と建築[スウェーデン ストックホルム・フランス パリ]
6.ヨーロッパの都市と建築[イタリア ローマ、フィレンツェ、ヴェネチア・南フランス、スペイン、ポルトガル]
7.ヨーロッパの都市と建築[ドイツ ベルリン、ミュンヘン、シュッツトガルトなど]
8.アメリカ・カナダの都市と建築[アメリカ ツィンシティ、カナダ バンクーバーなど]
9.これからの持続可能な都市デザイン LRT など都市の交通システムから える
10.これからの持続可能な都市デザイン 水、緑、省エネルギーを組み込んだエコ建築など
11.これからのライフスタイルと地域社会
12.これからの建築と生活デザイン(住宅設計や伝統的街並みから える)
13.これからの建築と生活デザイン(住宅設計と生活デザイン)
14.これからのまち、建築、ライフスタイルを える(グループにわかれワークショップを行なう)
15.これからのまち、建築、ライフスタイルを える(グループ発表会)
試験・課題等の内容
課題を与えレポート提出
テキスト
なし、必要な資料はプリントして配布する。
評価方法
レポート内容
出席
参 文献
講義のとき紹介する。
106
70%
30%
科目名
中国古典
(Chinese Classics)
担当者
単位数
荒木 龍太郎
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本や東アジアの文化に影響を与えてきた「中国古典」の理解を深めると同時に、現代における意味も える。
文
学
部
授業の概要
・「中国古典」の基本文献(文学・思想・歴史・宗教)の読解を日本文化と関連させながら進める。
・漢文の「訓読」も行う。
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
授業計画
後期>
1.
「高校漢文」について
2.文学領域⑴
3.
⑵
4.
⑶
5.
⑷
6.思想領域⑴
7.
⑵
8.
⑶
9.歴史領域⑴
10.
⑵
11.宗教領域⑴
12.
⑵
13.文化領域⑴
14.
⑵
15.まとめ
試験・課題等の内容
試験は筆記試験
テキスト
中国思想文学通史」(明治書院)
評価方法
試験
50%
課題レポート 20%
出席
30%
参 文献
講義の時に紹介する。
科目名
社会教育計画
(Planning for Social Education)
担当者
単位数
下川 達彌
2単位
授業の到達目標及びテーマ
社会教育の遂行にあたって企画性あるいは 造性を養って、社会教育の目的とする事業についての専門的な素養を養う。
授業の概要
明るい社会を築くために家庭、学校、地域社会が今日抱えている問題を把握し、それらの解決の手段や方法などを検討して
実施案を作成する。
授業計画
前期>
1.学習社会への志向……社会教育とは
2.これからの社会教育の在り方
3.地域教育力の現状と課題
4.学社融合へ向けて
5.学社融合の推進方策
6.推進体制の整備・充実
7.奉仕活動・体験活動の推進
8.社会教育推進計画(案)
9.公民館活動
10.子供会と地域の役割
11.芸術文化活動
12.文化財愛護と地域の掘り起こし
13.社会体育
14.指導者の育成
15.まとめ
試験・課題等の内容
講義での質問やレポートで問う。
テキスト
なし(プリント配布)
評価方法
期末試験70%と出席30%
参 文献
そのつど指示する
107
科目名
専門演習c・d
(Technical Seminar c・d)
担当者
単位数
田中 俊廣
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
卒業制作(文芸 作)や研究の実践を積み重ねていく。 作や研究を発表し、それについて合評することによって 作の力
や鑑賞力を深めます。文庫を書くことは、文芸作品2はもとより、研究やレポートにおいても、自分と他者へのコミュニケー
ションの手段でもあります。だから、これらの積み重ねは社会生活におけるコミュニケーションへ発展していく要素も有し
ています。
授業の概要
作と作品の読解・鑑賞は密接な関連があります。 作の発表や研究発表について、合評形式でも授業を進めます。他者の
意見・ えを聞くことは、自己の表現の確認でもあり、高いステップへ上がるヒントにもなります。
授業計画
前期>
1.文芸 作実践概説
2.
〃
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9. 発表と合評
10.
11.
12.
13.
14.
15.
後期>
1.
2.
3.
4.
5.
6.
発表と合評
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.まとめ(小説)
14.まとめ(エッセイ)
15.まとめ(詩歌)
試験・課題等の内容
レポートと作品
テキスト
プリント
評価方法
レポートと作品 80%
出席
20%
参 文献
高橋源一郎『小説教室』
(岩波新書)
村田喜代子『名文を書かない文章講座』(葦書房)
谷川俊太郎『詩ってなんだろう』
(筑摩書房)
科目名
専門演習c・d
(Technical Seminar c・d)
担当者
単位数
服部 康喜
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
卒業論文の完成に向けて、基礎的な方法論と知識を確認しつつ、学習課程を自覚的にマネジメントする。
授業の概要
各自の選択した課題・作品研究を発表・討論する過程の中で、新しい課題と展開を発見する。
授業計画
前期>
1.卒論の構想の作成
2.
〃
3.
〃
4.卒論の具体的展開から作品論へ
5.
〃
6.
〃
7.
〃
8.作品論の完成に向けての基礎作業
9.
〃
10.
〃
11.
〃
12.作品論の作成
13.
〃
14.
〃
15.まとめと今後の課題の確認
後期>
1.作品論の完成
2.
〃
3.
〃
4.
〃
5.
〃
6.
〃
7.序論とまとめの作成
8.
〃
9.
〃
10.
〃
11.
〃
12.卒論の確認とプレゼンテーション
13.
〃
14.
〃
15.まとめ
試験・課題等の内容
各学期末レポート(400字詰15枚)。
テキスト
各自が取り組む作家の全集及び作品集
評価方法
出席30%、レポート70%
参 文献
各自が確認、リストアップする。
108
科目名
専門演習c・d
(Technical Seminar c・d)
担当者
単位数
野中 和孝
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
「まちづくりと市民」
「市民と子ども」
「都市と文化」「子どもと教育」「学童保育の現状と未来」
などのテーマで、地域マネジ
メントを えます。
授業の概要
前期は輪番でプレゼンを行い、自分のテーマを絞り込みます。後期は研究論文を調査し、必要な資料の整理および論述を行
います。
授業計画
前期>
1.受講生のテーマを調査し、どのように問題提起し、論
2.述するかを学びます。
3.
4.
↓
5.
↓
6.
↓
7.
↓
8.
↓
9.
↓
10.
↓
11.
↓
12.
↓
13.
↓
14.
↓
15.
総 括
後期>
1.各自の論立てを行い、論述推敲をして、最後に卒業制
2.作論文を仕上げます。
3.
4.
↓
5.
↓
6.
↓
7.
↓
8.
↓
9.
↓
10.
↓
11.
↓
12.
↓
13.
↓
14.
↓
15.
総 括
試験・課題等の内容
受講生の関心を見極め、一つ一つのテーマを追究し、分析
していきます。最後にその成果をレポートします。
テキスト
特に使用しません。
評価方法
授業の理解・発表・討論(50%)
、レポート(40%)、およ
び出席状況(10%)で評価します。
参 文献
授業中に個別に紹介します。
科目名
専門演習c・d
(Technical Seminar c・d)
担当者
単位数
高橋 敬一
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
日本語に関する各自の研究テーマ(敬語・方言・女性語・若者言葉など)について、調査研究したものを発表し、質疑応答
を経てレポートにまとめてもらいます。
授業の概要
発表者は、日本語に関連するテーマを設定し、それについて調査し、発表(レジュメを作成する)します。その後、受講生
との質疑応答を経てレポートにまとめてもらいます。
授業計画
前期>
1.日本語研究の方法⑴
2.日本語研究の方法⑵
3.日本語研究の方法⑶
4.標準語(共通語)と方言⑴
5.標準語(共通語)と方言⑵
6.標準語(共通語)と方言⑶
7.若者言葉の文法⑴
8.若者言葉の文法⑵
9.若者言葉の文法⑶
10.現代敬語の問題点⑴
11.現代敬語の問題点⑵
12.現代敬語の問題点⑶
13.女性語の歴史⑴
14.女性語の歴史⑵
15.女性語の歴史⑶
後期>
1.日本語研究の課題⑴
2.日本語研究の課題⑵
3.日本語研究の課題⑶
4.語法論⑴
5.語法論⑵
6.語法論⑶
7.意味論⑴
8.意味論⑵
9.意味論⑶
10.語彙論⑴
11.語彙論⑵
12.語彙論⑶
13.日本語研究の将来⑴
14.日本語研究の将来⑵
15.日本語研究の将来⑶
試験・課題等の内容
授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ
てレポートする。
テキスト
毎時間、資料を配付する。
評価方法
レポート内容 70%
参 文献
適宜、参 図書・論文などを紹介する。
授業への参加状況
30%
109
文
学
部
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
専門演習c・d
(Technical Seminar c・d)
担当者
単位数
石井 奈緒
2単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
4年間の学びの集大成として、必修となっている卒業論文を完成させることが目標です。
授業の概要
まず論文の書き方の基本を習得し、次に各々の受講生が関心をよせる分野での研究を進め、研究結果の発表と相互に検討を
重ねながら論 を深め、卒業論文を作成することを目的とします。10月の初めにはほぼできあがるくらいのペースでの進行
が目標です。
授業計画
前期>
1.セミナーガイダンス
2.
3. 卒業論文のまとめ方
4.
5.問題意識の明確化とテーマ設定
6.
7.
8.
9. 論文および書籍の講読
10.
11.
12.
13.
14. 論文のアウトラインの作成
15.
試験・課題等の内容
討議の発言内容
論文作成の進展度
評価方法
卒業論文への取り組み
各人の発表
提出物
出席
科目名
後期>
1.
2.
3.
4.
5.
6. 各人の発表
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
卒業論文の発表
14.
15.
テキスト
特になし
40%
30%
20%
10%
総合演習c・d
(Seminar in General Studies c・d)
参 文献
『岩波講座 文化人類学』岩波書店(全十三巻)
戸田山和久 2002年『論文の教室 レポートから卒論まで』
(日本放送出版協会)
木下是雄 1994年『レポートの組み立て方』
(ちくま学術文庫)
山内志郎 2001年『ぎりぎり合格への論文マニュアル』
(平凡社新書)
担当者
単位数
黒木
香
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
専門的な研究発表とは異なり、幅広い視野を持つことができるようにする。さまざまな課題についての文章をまとめ、人前
で発表することに慣れ、読む・書く・聞く・話す力を高める。
授業の概要
主として日本語日本文化コースを選択する人のための科目。専門演習と合わせて受講したり、卒業レポートを書く学生のた
めの科目。文章を読んで、内容を理解して短くまとめたり、出された課題にあわせて文章をまとめる技術を高める。同時に、
話す練習を行い、いろいろなシーンでの話し方に慣れる。
授業計画
前期>
1.わかりやすく伝える方法
2.
3.
4.
5.
「文章を読んでまとめる」
6.
「文章を書く」
7.
「わかりやすく話す」
8.
ことを課題に合せておこなう
9.
10.
11.
12.
13.後期課題の選定
14.後期課題の決定
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業時の課題
プレゼンテーション
レポート
評価方法
出席
プレゼンテーション
課題
期末レポート
110
後期>
1.
2.
3.
4.
各自の課題発表
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
「私」について
12.
13.
14.
15.まとめ
テキスト
池上彰『講談社現代新書2003 わかりやすく 伝える>技術』
(講談社)
20%
20%
30%
30%
参 文献
授業時に指示する。
科目名
文化資源論
(Cultural Resources)
担当者
単位数
荒木 龍太郎
2単位
授業の到達目標及びテーマ
・文化が後世に伝えられ、継承されて「資源」となることの意味を理解する。
文
学
部
授業の概要
・1550年∼1650年の間の中国浙江省の文化状況を事例として えていきます。
・現地調査で得た資料(写真など)を利用して進めます。
・長崎の歴史文化との関連も えます。
現
代
日
本
文
化
学
科
専
門
教
育
科
目
授業計画
前期>
1.
「文化資源」について
2.文化と継承
3.浙江省の文化資源
4.同
5.同
6.同
7.同
8.同
9.同
10.同
11.長崎と浙江省の文化
12.同
13.同
14.同
15.まとめ
試験・課題等の内容
・試験はレポート
テキスト
・未定
評価方法
・試験のレポート 60%
・出席状況
40%
参 文献
・講義の時に紹介。
111
文 学 部
人 間 関 係 学 科
人間関係学科 新・旧カリキュラム科目対照表
新科目の 名 称
旧科目の 名 称
医学概論
医学概論
医療福祉論
医学概論
備
文学部 人間関係学科専門教育科目
1年次開講科目>
人間関係基礎論Ⅴa・Ⅴb …… 123
人間関係基礎論 a・ b …… 113
心理学研究法
人間関係基礎論 a・ b …… 113
心
理
学
実
心 理 統 計 学
…… 114
心
理
学
実
・
・
3年次開講科目>
…… 124
教
育
心
理
学
…… 135
験
Ⅲ …… 124
人
格
心
理
学
…… 135
験
Ⅳ …… 125
生 涯 発 達 心 理 学
…… 136
心
理
学
実
験
…… 114
家
族
心
理
学 …… 125
社
会
心
理
学
…… 136
心
理
学
実
験
…… 115
心
理
面
接
法 …… 126
知
覚
心
理
学
…… 137
学 …… 115
心
理
検
査
法 …… 126
犯
罪
心
理
学
…… 137
論 …… 116
臨 床 医 学 各 論
感
情
医
心
理
学
概
社会福祉概論
・
…… 116
家
族
病
理
…… 127
論 …… 127
心理療法基礎演習
・
…… 138
臨床心理実務倫理論
…… 138
情
報
と
社
会 …… 117
チーム医療・福祉・介護組織論 …… 128
臨 床 医 学 各 論
…… 139
社
会
病
理
学 …… 117
地 域 保 健 福 祉 論
…… 128
精 神 保 健 学
…… 139
学 …… 118
社 会 調 査 法
…… 129
障
門 …… 118
ジ
論 …… 129
家
族
社
た …… 119
公共システム
・
…… 130
教
育
社
…… 119
行政システム
・
…… 130
日
本
史
講
義
…… 141
学 …… 131
日
本
史
講
義
…… 142
学 …… 131
日
本
史
講
義
Ⅲ
…… 142
会
教
育
計
社
歴
絵
会
史
画
学
の
入
見
か
自 然 地 理 学
・
人間関係特別講義 (就活ゼミ) …… 120
人
人間関係特別講義
ェ
ン
文
・
ダ
地
ー
理
者
支
援
論
…… 140
会
学
…… 140
会
学
…… 141
・
…… 120
地
人間関係特別演習
…… 121
日
本
史
概
説
…… 132
社
画
…… 143
人間関係特別演習
…… 122
日
本
史
概
説
…… 132
心理学セミナー a・ b
…… 143
社会学セミナー a・ b
…… 145
ド イ ツ 語
フランス語
誌
害
・
a ・
b …… 14
東 ア ジ ア 史 概 論 …… 133
a・
b …… 68
西
洋
涯
の
学
歴
中 国 語
a ・
b …… 67
生
韓 国 語
a ・
b …… 67
市民法システム
ド イ ツ 語
2年次開講科目>
フランス語
習
史 …… 133
概
・
論 …… 134
4年次開講科目>
…… 134
心理学セミナー a・ b
…… 147
a ・
b …… 24
社会学セミナー a・ b
…… 149
a・
b …… 90
人間関係基礎論Ⅲa・Ⅲb …… 122
中 国 語
a ・
b …… 89
人間関係基礎論Ⅳa・Ⅳb …… 123
韓 国 語
a ・
b …… 90
科目名
人間関係基礎論 a・ b
(Basic Subject for Human Relation Ia・Ib)
担当者
単位数
光富
隆
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
発達心理学の研究法、各発達段階の心理的な特徴を学び発達心理的なものの見方を養う。
授業の概要
前期に発達心理学の基本的な事項を学び、後期に各発達段階の心理的な特徴を学ぶ。
授業計画
前期>
1.発達の定義
2.発達の原理(発達の方向性)
3.発達の原理(発達の順序性)
4.発達の原理(発達の連続性)
5.発達の原理(発達の異速性)
6.発達段階
7.発達理論(ピアジェ)
8.発達理論(ヴィゴツキー)
9.発達理論(フロイト)
10.発達理論(エリクソン)
11.発達理論(社会的学習理論)
12.研究法(横断的研究と縦断的研究)
13.研究法(双生児研究法)
14.研究法(コホート研究法)
15.まとめ
試験・課題等の内容
レポートを提出する。
文
学
部
後期>
1.知覚と思 の発達(新生児期から青年期まで)
2.知覚と思 の発達(成人期から老年期まで)
3.自己意識の発達(新生児期から青年期まで)
4.自己意識の発達(成人期から老年期まで)
5.感情の発達(新生児期から青年期まで)
6.感情の発達(成人期から老年期まで)
7.言語の発達(新生児期から成人期まで)
8.言語の発達(成人期から老年期まで)
9.記憶の発達(新生児期から青年期まで)
10.記憶の発達(成人期から老年期まで)
11.人格と社会性の発達(新生児期から青年期まで)
12.人格と社会性の発達(成人期から老年期まで)
13.身体機能の発達(新生児期から青年期まで)
14.身体機能の発達(成人期から老年期まで)
15.まとめ
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
テキスト
なし
評価方法
レポート
60%
授業中の態度 20%
出席
20%
科目名
人間関係基礎論 a・ b
(Basic Subjects for Human Relations IIa・IIb)
担当者
単位数
福原 省三
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
心理学の領域から人間関係を捉え、これまでに明らかにされた人間に関する諸理論と法則を概説しながら、それらを日常生
活の人間関係に当てはめて えていく。
授業の概要
前期は、心理学が科学であることを説き、人の行動を数量的に分析する学問であることを理解させる。心理学的知見に基づ
いて人間関係を解説するが、最も基本的な人間関係の法則ともいうべき、対人間の空間的定位について説明する。
後期は、人間の攻撃的側面を取り上げ、戦争、残虐行為がどのようなメカニズムで起こるのか、実験例を用いて明らかにす
る。実際場面では、いじめの心理を取り上げ、クラスの友人関係、家族関係でのカウンセリング過程を紹介し、いじめ対処
法、解決法について える。最後に、最近の殺人事件の90%が身内殺人事件であることを取り上げ、距離が近ければ何故、
憎悪に至るのかを空間的定位の法則で説明する。
授業計画
前期>
1.心ほぐし(心理ゲーム)
2.心とは何か(オリエンテーション)
3.心とは何か(脳と心)
4.心理学とは何か(行動科学)
5.心理学の対象と研究法(実験)
6.人間関係とは何か(学級の人間関係)
7.
〃
(不登校・バランス理論)
8.人と人との間(親和欲求)
9.
〃
(親和欲求)
10.個人空間の実験からみた人間関係の法則
11.援助行動(ボランティア・模倣学習)
12.愛を乞う人(ビデオ・虐待)
13.
〃
(ビデオ・虐待)
14.まとめ(身内殺人事件)
15.まとめ(レポートについて)
後期>
1.蛍の墓(ビデオ・戦争)
2.蛍の墓(ビデオ・戦争)
3.人間の攻撃性(攻撃行動)
4.ナチス・ドイツの残虐性(ミルグラムの攻撃実験)
5.ナチス・ドイツの残虐性(ミルグラムの攻撃実験)
6.オウム真理教事件はなぜ起きたか
7.オウム真理教事件はなぜ起きたか
8.動物の闘争本能
9.動物の闘争本能
10.学級の中の人間関係
11.いじめ、バランス理論
12.いじめ、バランス理論
13.家族の中の人間関係
14.身内殺人事件(DV・虐待・保険金殺人)
15.まとめ(レポートについて)
試験・課題等の内容
レポート課題を幾つか与える。
ノートを中心に論理的にまとめる。
テキスト
プリント
評価方法
レポート
60%
授業中の態度 20%
出席
20%
参 文献
M.アーガイル/M.ヘンダーソン(著)、吉森護(翻訳)、
1992
『人間関係のスキルとルール』
(北大路書房)
113
科目名
心理統計学 ・
(Statistics for Psychology I・II)
担当者
単位数
加來 秀俊
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
心理・教育・社会系のための統計学を学び、データを分析・処理できるようにする。
授業の概要
心理統計学 では記述統計学についての基礎的な事柄を理解できるようにする。心理統計学 では記述統計学の知識をもと
に、推測統計学の基本的な事柄を学ぶ。
授業計画
前期>
1.心理学と統計
2.統計的な え方
3.測定値の取り扱い
4.変数
5.図やグラフの書き方
6.平 値と加算記号
7.代表値と散布度
8.平 値と標準偏差
9.正規分布
10.正規分布と偏差値
11.直線相関と相関係数
12.名義尺度の相関係数
13.順序尺度の相関係数
14.コンピュータによる記述統計
15.記述統計のまとめ
試験・課題等の内容
定期試験、演習・実習レポート
後期>
1.推測統計学
2.推計学の基礎
3.確率
4.標本平 と母平
5.2つの平 値の差の検定
6.対応がないデータの t 検定
7.対応があるデータの t 検定
8.分散分析⑴
9.分散分析⑵
10.分散分析⑶
11.ノンパラメトリック検定⑴
12.ノンパラメトリック検定⑵
13.コンピュータによる統計検定⑴
14.コンピュータによる統計検定⑵
15.推測統計のまとめ
テキスト
活水女子大学人間関係学科「心理・教育系学生に必要な統
計の え方」(2004)
評価方法
定期試験 70%
レポート 20%
出席
10%
科目名
心理学実験
(Psychological Experiment I)
担当者
単位数
福原 省三、光富
1単位
隆
授業の到達目標及びテーマ
科学的とは何か、実験や観察の意義と目的、得られたデータの客観的な分析とは何かについて、初歩的な知識を得る。その
ために必要な論理的思 の訓練をする。
授業の概要
科学的とは何か、なぜ実験が必要かを説明し、クイズ形式によって心理学に関する諸問題を解き、科学的思 法、態度を身
につける。
授業計画
前期>
1.心を科学的に捉えるとは
2.実験の意義と目的
3.3つのビン(思 の柔軟性)
4.金のボウシと銀のボウシ(論理思 )
5.大きいイヌと小さいイヌ(錯視)
6.不思議な文章(見出しのない文章)
7.目撃者の証言と事実の関係(先入観)
8.好意をもたれるには(対人魅力)
9.誰が好き(ソシオメトリー)
10.調査実験実習
11.
〃
12.
〃
13.
〃
14.実験結果のレポート作成と発表
15.
〃
試験・課題等の内容
発表課題をレポートにしてまとめる。
テキスト
プリント配布
評価方法
課題
60%
授業中の態度 20%
出席
20%
参 文献
授業中に指示する。
114
科目名
心理学実験
(Psychological Experiment II)
担当者
単位数
光富
隆、福原
1単位
省三
授業の到達目標及びテーマ
古典的な心理学の実験を行うことを通して、心理学的なものの見方を習得し、併せてデータの統計的な処理法、実験レポー
トの書き方を学ぶ。
授業の概要
古典的な実験を通して得られたデータを分析し、実験レポートを作成する。
文
学
部
授業計画
後期>
1.基礎実験1(ストループ効果)
2.基礎実験1(ストループ効果)
3.基礎実験1(ストループ効果)
4.基礎実験2(要求水準)
5.基礎実験2(要求水準)
6.基礎実験2(要求水準)
7.基礎実験3(自由再生)
8.基礎実験3(自由再生)
9.基礎実験3(自由再生)
10.基礎実験4(一対比較)
11.基礎実験4(一対比較)
12.基礎実験4(一対比較)
13.基礎実験5(Y−G検査)
14.基礎実験5(Y−G検査)
15.基礎実験5(Y−G検査)
試験・課題等の内容
実験レポートを作成する。
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
テキスト
プリント配布
評価方法
課題
60%
授業中の態度 20%
出席
20%
科目名
感情心理学
(Psychology of Emotions)
担当者
単位数
加來 秀俊
2単位
授業の到達目標及びテーマ
感情をとおして人間の理解を深めていく。古くから哲学、芸術、思索の対象であった感情が科学的に解明され始めたのは比
較的最近のことである。この講義では感情心理学の科学的研究による知見を紹介し、この新しい科学的研究領域への知的関
心を高めることをねらいとしている。
授業の概要
感情は喜怒哀楽をはじめ、罪悪感や羞恥心などさまざまな種類がある。人間の適応においても感情は不可欠であり、とっさ
の感情に基づく判断が命を救うこともある。また、感情が学習の動機づけとなったり、さまざまな人間関係を生み出したり
もする。感情は文化を超えて共通のものもあれば、感じ方やその表現において、文化に固有なものも見られる。この講義で
は、このような感情を心理学の視点からとらえ理解していく。
授業計画
前期>
1.感情心理学とは
2.感情の発達
3.感情の生理的指標
4.表情⑴
5.表情⑵
6.感情と認知⑴
7.感情と認知⑵
8.感情と認知⑶
9.感情と人間関係⑴
10.感情と人間関係⑵
11.心理臨床と感情⑴
12.心理臨床と感情⑵
13.感情と文化
14.感情と音楽
15.感情とパーソナリティ
試験・課題等の内容
期末試験、レポート
テキスト
関連資料をプリントして配付
評価方法
期末試験
60%
課題・提出物
20%
授業への参加状況 20%
115
科目名
医学概論
(General M edical Theory)
担当者
単位数
土山 眞一
2単位
授業の到達目標及びテーマ
医学の発達の歴史、医学と医療のしくみ、身体のしくみや機能といった医学一般の基礎知識を学び、全身のそれぞれの病気
について学習する。さらに内科、精神科と心療内科の実際の診療内容について理解を深めてもらう。
授業の概要
授業計画に従い講義形式で行う。
授業計画
前期>
1.医学の発達史
2.現代の医学
3.現代の医療
4.身体のしくみと機能
5.病気の現われ方
6.病気の診断
7.病気の治療
8.生活習慣病
9.動脈硬化性疾患
10.悪性腫瘍
11.呼吸器疾患、アレルギー
12.ストレス関連疾患(心身症)
13.精神疾患( )
14.精神疾患( )
15.病気の予防と健康
試験・課題等の内容
レポート提出の予定
テキスト
プリント等
評価方法
レポート 60%
出席状況、授業に対する取り組み方 40%
参 文献
そのつど示す。
科目名
社会福祉概論 ・
(Social Welfare I・II)
担当者
単位数
永野
司
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
・社会福祉の歴史やその基本理念を理解する
・社会福祉と私たちの生活との結びつきを制度・政策などから理解する
・社会福祉を支える仕事や専門職について理解する
テーマ:私たちの生活と社会福祉
授業の概要
私たちの生活と社会福祉は密接に関係しています。昨今のニュースで報じられているように仕事と住まいを同時に失う若い
人が日本中にたくさん生まれています。20年、30年前の日本社会では えられない出来事です。これも社会の構造や仕組み
が大きく変化してきていることを示しています。今日の社会構造の変容や地域社会における人間関係の希薄化などにより、
人の生き方が新たに問われる時代になってきました。しかし、今日の社会では一人ひとりが毎日の生活に価値を見出し、
「満
ち足りた生活」を送ることは個人の努力だけでは到底達成できるものではありません。
そこでこの講義では、
「福祉」
を目指す社会制度である社会福祉を、その理念や制度だけでなく、具体的援助体系や援助技術
も併せて学習していきます。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション
2.私たちの生活と社会福祉(その1)
3.私たちの生活と社会福祉(その2)
4.戦後日本の社会福祉の歩み
5.社会福祉の基本理念と概要
6.福祉サービスと利用について
7.福祉サービスの評価について
8.子どもと社会福祉
9.高齢者と社会福祉
10.障害者と社会福祉
11.バリアフリーと車椅子の体験(演習)
12.女性と社会福祉(その1)
13.女性と社会福祉(その2)
14.ボランティア活動について
15.まとめ
後期>
1.現代社会と社会福祉
2.地域福祉の え方と実際
3.社会福祉情報の収集と整理(演習)
4.社会保障及び関連制度の概要
5.社会福祉施設と社会福祉従事者
6.社会福祉援助技術(ケースワーク)
7.社会福祉援助技術(グループワーク)
8.社会福祉援助技術(コミュニティワーク)
9.グループ別研究
10.グループ別研究
11.グループ別研究発表・討議
12.グループ別研究発表・討議
13.福祉の仕事と職員の資質
14.社会福祉をめぐる近年の動向
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業内容の範囲で出します。
テキスト
使用しない
評価方法
期末試験50%・レポートおよび発表内容50%
参 文献
授業の中で随時紹介します
116
科目名
情報と社会
(Information and Society)
担当者
単位数
園井 ゆり
2単位
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:本講義の目的は、政治、経済、科学から文化、娯楽に至る社会の様々な問題状況において、何がなぜ問題とされ、
それはどのような内容の情報となって私たちに流されているのか、ということを、主として欧文文献に依拠しな
がら 察することである。インターネット等の多様なメディアが普及する現在、私たちは日々大量の情報に取り
囲まれて生活している。メディアによって、現実はどのように対象化され、構築されているのか。本授業では、
このような情報社会において情報を正しく分析する力を身に付けることを目的とする。
テ ー マ:情報社会に関する社会学的分析。
授業の概要
本授業では、第一に様々な社会の場面においてどのようなことがなぜ問題とされているのか、ということについて検討する。
第二に、社会における個々の問題状況は、メディアによってどのように対象化され、構築されているかについて 察する。
第三に、さまざまな情報に対する受け止め方、分析の仕方について 察する。授業は、欧文文献に基づき行う。また必要に
応じて、受講学生によるプレゼンテーションを行う。
授業計画
前期>
1.はじめに
2.問題の所在
3.社会とメディア
4.
〃
5.
〃
6.政治とメディア
7.
〃
8.
〃
9.経済とメディア
10.
〃
11.
〃
12.文化とメディア
13.
〃
14.情報社会と私たち
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業中に提出する課題、授業への参加態度、定期末試験な
どにもとづき総合的に行う。
テキスト
適宜指示する。
評価方法
期末試験
課題レポート
出席
参 文献
適宜指示する。
科目名
60%
20%
20%
社会病理学
(Social Pathology)
担当者
単位数
園井 ゆり
2単位
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:本授業では、高齢者介護の問題や児童虐待の問題など、現在、わが国で深刻な社会問題となっているさまざまな
状況について、問題の背景を整理・検討し、問題点の所在を明らかにすることを目的とする。そのうえで、今後、
個々の問題に対してどのように向き合っていけばよいか、ということを 察する。授業では、個々の事例を国内
外の文献にもとづき 察することで、日本の社会状況を客観的に 察することを主眼としている。
テ ー マ:社会問題に関する国内外の比較分析
授業の概要
第一に、高齢者介護や児童虐待などの問題を取り上げ、これらの問題の背景について整理・検討する。第二に、個々の事例
に関する現在の論点について 察する。第三に、海外の事例と比較 察しながら、今後日本ではどのような対応が検討され
るのか、ということについて 察する。授業は、欧文文献に基づき行う。また必要に応じて、受講学生によるプレゼンテー
ションを行う。
授業計画
後期>
1.はじめに
2.問題の所在
3.高齢者介護をめぐって
4.
〃
5.
〃
6.児童虐待と社会的養護
7.
〃
8.
〃
9.性と生殖に関する諸問題
10.
〃
11.
〃
12.課題 察
13.
〃
14.
〃
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業中に提出する課題、授業への参加態度、期末試験など
にもとづき総合的に行う。
テキスト
適宜指示する。
評価方法
期末試験
課題レポート
出席
参 文献
適宜指示する。
60%
20%
20%
117
文
学
部
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
社会学
(Sociology)
担当者
単位数
園井 ゆり
2単位
授業の到達目標及びテーマ
到達目標: 働く」という観点から、社会について える。
「働く」ということは、生きていくうえで必要不可欠な営みであ
る。本講義では、特に女性労働に焦点をあて、女性が人生のなかで「働く」ということはいかに位置づけられる
のか、ということについて 察する。労働に関する社会学の基礎概念について理解を深めながら、女性労働を軸
に、派遣労働や契約労働といった現代社会における雇用不安の問題や、女性労働と出生率との関わりなど、さま
ざまな課題についていて検討する。授業では、労働統計に関する資料を用いながら、基本的なデータの見方につ
いても 察する。
テ ー マ:女性労働に関する社会学的分析
授業の概要
女性労働という観点から、現代における雇用労働の実相を 察する。まず、日本における女性労働の現状を3つの観点から
把握する。第一に、いわゆる日本のM字型労働力率曲線に関する戦前から戦後に至る推移に関する分析を行い、第二に、女
性の労働力率に関する国際化比較を行う。そのうえで、第三に女性労働の出生コーホート別比較 察を行う。以上をふまえ、
続いて現代の女性労働を取り巻く様々な問題について、2つの観点から 察する。第一に、パート労働や派遣労働、また契
約労働といった非正規雇用労働に従事する女性が抱える問題点、第二に女性労働と出生率、即ち女性労働と少子化との関わ
りについて分析を行う。
授業計画
後期>
1.はじめに
2.女性労働力率の推移
3.
〃
4.
〃
5.
〃
6.女性労働力率の国際比較
7.
〃
8.出生コーホート別分析
9.
〃
10.非正規雇用労働と女性
11.
〃
12.
〃
13.女性労働と出生率
14.
〃
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業中に提出する課題、授業への参加態度、定期末試験な
どにもとづき総合的に行う。
テキスト
適宜指示する。
評価方法
期末試験
課題レポート
出席
参 文献
適宜指示する。
科目名
60%
20%
20%
歴史学入門
(Introduction to History)
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本の古代を素材に、歴史学の基本的な目的・研究のあり方を理解することを目標とします。よって必ずしも細かい知識の
修得は目的としません。授業はこの目的達成のため学生の理解度に合わせるので、状況を見て授業計画を変更する場合もあ
ります。
授業の概要
高等学校の日本史教科書には、歴史上の重要事件や重要語句がごく簡単な説明とともに載っています。しかし皆さんはどの
程度、そうした事件や語句が重要である理由を知っているでしょうか。この授業では教科書に太字で記された語句の背後に
ある諸研究を紹介しながら、日本社会の形成過程を、受講生の理解度にあわせて講義します。また受講生よりの質問、それ
への回答を重視します。
授業計画
後期>
1.オリエンテーション
2.古代国家の成立(その1)
3.古代国家の成立(その2)
4.古代国家の成立(その3)
5.古代国家の成立(その4)
6.古代国家の展開(その1)
7.古代国家の展開(その2)
8.古代国家の展開(その3)
9.古代国家の展開(その4)
10.古代国家の変質(その1)
11.古代国家の変質(その2)
12.古代国家の変質(その3)
13.古代国家の変質(その4)
14.古代国家の変質(その5)
15.おわりに
試験・課題等の内容
歴史学的な観点を身につけ、事件を単なる暗記ではなく、
歴史的に理解しているかを見ます。
テキスト
資料を適宜配布。
評価方法
期末試験 60%
受講状況(授業時の質問、およびコメント) 40%
参 文献
適宜紹介します。
118
科目名
絵画の見かた
(Looking at Pictures)
担当者
単位数
石塚
晃
2単位
授業の到達目標及びテーマ
絵画の見かたの基礎をしっかり学ぶことによって、絵画の世界という文化領域に親しめるようにし、そのことによって豊か
な人生を送る精神的基礎を築くことを目的とする。
授業の概要
最初に絵画の様々な見かたを紹介し、それらは学ぶことのできるものであることを理解する。次に絵画作品の形と意味の問
題を取り扱い、絵画作品の主題の理解のしかたを学ぶ。次に絵画の様々なジャンルごとに作品の見かたを学ぶ。PowerPoint
とスライドを使用。
授業計画
前期>
1.導入
2.絵画の見かたは習得できる
3.絵画の様々な見かた⑴
4.絵画の様々な見かた⑵
5.絵画のジャンル
6.神話画の見かた⑴
7.神話画の見かた⑵
8.宗教画の見かた⑴
9.宗教画の見かた⑵
10.寓意画の見かた
11.肖像画の見かた
12.風俗画の見かた
13.風景画の見かた
14.静物画の見かた
15.まとめ
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
試験・課題等の内容
学期末に筆記試験またはレポートを課す。試験を行う場合
は、授業内容を理解できているかを確認する内容とする。
試験を行う場合の教科書と自筆ノートの持込みについては、
学生と相談して決める予定である。
テキスト
ウッドフォード『絵画の見方』ミュージアム図書
評価方法
学期末 査の結果と平素の受講姿勢に基づき、総合的な評
価を行う。
期末 査
70%
平素の受講姿勢(私語・居眠り禁止)
・授業への積極的参加 30%
参 文献
聖書。その他、講義の中で適宜紹介する。
科目名
自然地理学 ・
(Physical Geography I・II)
担当者
単位数
島崎 賢一
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
・地理学の目標、課題、体系を理解する
・地形の形成と変化のプロセスについて理解する
・地形の類型について、基本的事項を理解する
・気候について、その基本的概論を理解する
・気候、植生、土壌の関係性について理解する
テーマ 自然地理学の基礎・基本 ∼自然環境と人間の関係性∼
授業の概要
人間生活の基盤となる地球及び自然環境について、地形学・陸水学・気候学・植生学・土壌地理学及び地図学等の基本的内
容の学びを通して、科学的認識の基礎・基本の習得を図る。
授業計画
前期>
1.はじめに(ガイダンス、目的、概要)
2.自然環境と人間 ∼環境の多様性と変化∼
3.地理学と自然環境 ∼目標と課題∼
4.地理学の体系と分類
5.地理学の歴史と推移 ①
6.
②
〃
7.生活舞台としての地球環境
8.地形営力 内的要因 ①
9.
外的要因 ②
〃
10.風化のプロセス
11.地形形成に伴う環境災害の危険性
12.日本列島の変動地形 ∼成り立ち、構造∼
13.地形の類型 ①山地、火山
講義
14.
〃
②平野、河川
レポート
15.
〃
③乾燥、氷河
発表、討議
文
学
部
後期>
1.気候学 ∼定義、内容、歴史の概論∼
2.気候要素と気候因子
3.気温 ∼その分布と特性、要因∼
4.降水量 ∼定義、分布、要因∼
5.気圧帯 ∼大気の大循環、風系∼
6.気候分類と気候区分
7.日本の気候 ∼特色と特異性∼
8.気候変動 ∼実態と要因∼
9.植生学と土壌学 ∼地形と気候の関係性∼
10.自然地域 ∼概念と区分∼
11.地域の特性 ①熱帯、乾燥
講義
12.
〃
②地中海森林、温帯草原
レポート
13.
〃
③温帯混合林、亜寒帯森林
発表
14.
〃
④ツンドラ、氷雪、高山
討議
15.終わりに ∼まとめと人文地理・地誌学へ向けて∼
試験・課題等の内容
学習内容の理解を図る。課題(レポート)の提出。
テキスト
必要に応じてプリント資料配布。指示するものあり。
評価方法
定期試験(70%)課題・レポート(20%)出席状況(10%)
参 文献
必要に応じて講義の中で紹介
119
科目名
人間関係特別講義 (就活ゼミ)
(Special Lecture for Human Relations I)
担当者
単位数
川場
2単位
隆
授業の到達目標及びテーマ
就活の実情とタイムスケジュールを理解し、適切に準備ができるようになる。また、取り組まなければならない事柄につい
て、インターネットの活用法や達成するために必要なその他の方法を理解し、自主的に取り組めるようになる。
授業計画
前期>
1.就活の実際と対策―就活とはどんなものか
2.SPI、ウェブテスト、一般教養試験の違い
3.企業研究―どうやって調べるか
4.インターネットで探すインターンシップ
5.自己分析の方法1―やれること、やりたいことを える
6.自己分析の方法2―やれること、やりたいことを える
7.企業研究1―業種と職種
8.企業研究2―企業選択の方法
9.就活ナビにエントリーする
10.試験対策1
11.試験対策2
12.試験対策3
13.インターンシップの活用と効果
14.就活ノートとエントリーシート
15.就活スケジュールの作成
試験・課題等の内容
・期末試験は実施しない
・毎回、授業のレポートを作成して提出すること
・自己分析レポート、企業研究レポート、エントリーシー
ト、就活スケジュールなどのレポートを課す
テキスト
なし。ただし、講義中に試験対策書を指示する
評価方法
課題の評価による
参 文献
なし
科目名
人間関係特別講義 ・
(Special Lecture for Human Relations I・II)
担当者
単位数
細井 浩志
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
日本の中世から近世にかけての歴史について、基礎的な歴史知識を確認し、その歴史的展開の基本を理解することを目的と
します。地理歴史・社会科の教職、もしくは学芸員志望者で、近代に関する基本的な事項について確認したい学生にお勧め
します。
授業の概要
中世・近世日本の、特に政治・社会の歴史について、上記目的にそって講義をします。受講生の状況を見て、計画を調整し
ます。
授業計画
前期>
1.はじめに
2.平安時代(その1)
3.平安時代(その2)
4.平安時代(その3)
5.鎌倉時代(その1)
6.鎌倉時代(その2)
7.鎌倉時代(その3)
8.南北朝時代(その1)
9.南北朝時代(その2)
10.南北朝時代(その3)
11.室町時代(その1)
12.室町時代(その2)
13.室町時代(その3)
14.室町時代(その4)
15.おわりに
後期>
1.はじめに
2.戦国時代(その1)
3.戦国時代(その2)
4.戦国時代(その3)
5.安土桃山時代(その1)
6.安土桃山時代(その2)
7.安土桃山時代(その3)
8.安土桃山時代(その4)
9.江戸時代(その1)
10.江戸時代(その2)
11.江戸時代(その3)
12.江戸時代(その4)
13.江戸時代(その5)
14.江戸時代(その6)
15.おわりに
試験・課題等の内容
テキスト
試験で、中近世日本史の基礎的知識、歴史的理解を問います。
高等学校教科書B
評価方法
試験80% 出席様態20%
120
参 文献
授業中に紹介します。
科目名
人間関係特別演習
(Special Seminar for Human Relations I)
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
近代日本の歴史について、基礎的な歴史知識を確認し、そのうえで現代に至るまでの歴史的展開の基本を理解することを目
的とします。地理歴史・社会科の教職、もしくは学芸員志望者で、近代に関する基本的な事項について確認したい学生にお
勧めします。
授業の概要
近代日本の、特に政治・社会の歴史について、上記目的にそって講義をします。受講生の状況を見て、計画を調整します。
授業計画
前期>
1.はじめに
2.明治時代(その1)
3.明治時代(その2)
4.明治時代(その3)
5.明治時代(その4)
6.大正期(その1)
7.大正期(その2)
8.大正期(その3)
9.昭和戦前期(その1)
10.昭和戦前期(その2)
11.昭和戦前期(その3)
12.昭和戦前期(その4)
13.戦後社会(その1)
14.戦後社会(その2)
15.おわりに
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
試験・課題等の内容
テキスト
試験で、近代日本史の基礎的知識、歴史的理解を問います。
高等学校教科書A
評価方法
試験80% 出席様態20%
科目名
人間関係特別演習 (教職・公務員総合演習)
(Special Seminar for Human Relations I)
参 文献
授業中に紹介します。
担当者
単位数
福原 省三
2単位
授業の到達目標及びテーマ
教職および公務員を目指す学生を対象に、現場が抱えるさまざまな問題について、現代社会の諸問題、国際理解、地域文化
など多面的な視点から捉える能力を高める。また、職務、身分上に基づく心得、責任感、使命感を自覚させる。
授業の概要
教育実習を通じて教育現場の実際を体験的に認識し、教師や教職に関する専門的知識と技術を、いかにして生徒の成長発達
の促進につなげるかを学び、問題解決や授業を工夫する能力を養う。事後指導として、実習体験を分析、評価しながら、今
後、取り組むべき課題を明確にし、公務員、教師としての適正と決意を確認させる。また、実際に教職に就くために、過去
の採用試験の問題を通して、理論的、実践的に教師としての資質を高める。
授業計画
前期>
1.公務員とは、教師になるとは
2.教育実習の意義と目的
3.学校現場の諸問題(学習、授業)
4.教材研究と学習指導案の作成
5.実習後の課題の明確化
6.学校現場の諸問題(生徒指導、カウンセリング)
7.学校現場の諸問題(保護者への対応)
8.日本社会の政治的諸問題と学校
9.日本社会の経済的諸問題と学校
10.日本社会の時事問題と学校(情報化)
11.日本社会の時事問題と学校(高齢化、少子化、福祉)
12.日本社会の時事問題と学校(環境)
13.地域社会の諸問題と学校
14.国際社会の諸問題と学校
15.文化の衝突と学校(平和と戦争)
試験・課題等の内容
毎回、テーマを出し、それについてプレゼンテーション、
議論を行った後に、採用試験の問題を解く。
文
学
部
テキスト
授業で紹介する。
評価方法
参 文献
プレゼンテーション、議論を50点、採用試験を50点とする。
授業で紹介する。
121
科目名
人間関係特別演習
(Special Seminar for Human Relations II)
担当者
単位数
加來 秀俊
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本心理学諸学会連合が主催する心理学検定試験が2008年に始まった。就職や大学院入学、各種心理資格取得などのキャリ
アアップのために「心理学検定」合格をめざし、心理学的知識・能力の定着をはかる。
授業の概要
心理学の問題を解きながら心理学の知識・能力を高めていく。練習問題で問われるポイントや背景、エピソードなどを紹介・
解説し心理学についての理解を深めていく。
授業計画
後期>
1.ガイダンス
2.心理学の学習と領域
3.原理・研究法・歴史
4.学習・認知・知覚
5.発達・教育
6.社会・感情・性格
7.臨床・障害
8.中間模擬テスト
9.神経・生理
10.統計・測定・評価
11.産業・組織
12.健康・福祉
13.犯罪・非行
14.最終模擬テスト
15.まとめ
試験・課題等の内容
中間と最終の模擬テスト
テキスト
「心理学検定 公式問題集」実務教育出版
「心理学検定 基本キーワード」実務教育出版
評価方法
模擬テスト 70%
出席
30%
科目名
人間関係基礎論 a・ b
(Basic Subjects for Human Relations IIIa・IIIb)
担当者
単位数
長尾
博
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
人間関係のあり方の基礎として、発達と病理の観点から心の健康・不健康と適応・不適応について学ぶ。
授業の概要
テキストに即して上記のテーマを詳しく取り扱う。
授業計画
前期>
1.心の健康と不健康
2.正常と異常の診断基準
3.適応と不適応
4.ストレスと予防
5.欧米の精神保健の歴史
6.日本の精神保健の歴史
7.乳児期の発達と不適応・障害
8.幼児期の
〃
9.児童期の
〃
10.青年期の
〃
11.成人期の
〃
12.中年期の
〃
13.老年期の
〃
14.死の受容
15.まとめ
後期>
1.家庭の精神保健
2.学校の精神保健
3.職場の精神保健
4.地域社会の精神保健
5.心の病の診断基準
6.自我の強さと心の病
7.神経症
8.心身症
9.パーソナリティ障害
10.精神病
11.精神保健福祉行政システム
12.不適応と心の病の治療
13.社会復帰にむけて
14.ビデオ1
15.ビデオ2
試験・課題等の内容
前期授業終了後試験を行う。
後期授業終了後試験を行う。持込みなし
テキスト
長尾 博
評価方法
試験 90%
出席 10%
参 文献
そのつど紹介する。
122
図表で学ぶ精神保健
培風館
科目名
人間関係基礎論 a・ b
(Basic Subjects of Human Relations IVa・IVb)
担当者
単位数
加來 秀俊
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
人間の行動を理解するための基礎として、
「学習心理学」と「認知心理学」を学ぶ。
「学習心理学」では、練習や経験による
比較的永続的な行動の変容と定義される「学習」のしくみを理解する。人間の行動は学習によって習得されたものが多く、
われわれの日常生活での行動を学習の観点からとらえていく。さらに、人間の認知機能がどのようなしくみで働いているの
かを明らかにするため、記憶、思 、問題解決などの認知機能を理解する。
授業の概要
生得的な行動と学習による行動の違いを理解した後、条件づけのしくみを通して学習の基本的な原理を学ぶ。さらに動機づ
けや学習性無力感などの話題をもとに、日常生活と関連づけて学習について える。また、記憶、思 などの認知機能を日
常生活と関連づけて講義していく。
授業計画
前期>
1.学習心理学とは
2.馴化と鋭敏化
3.古典的条件づけ⑴
4.古典的条件づけ⑵
5.オペラント条件づけ⑴
6.オペラント条件づけ⑵
7.動機づけと学習
8.内発的動機づけ
9.技能学習⑴
10.技能学習⑵
11.社会的学習⑴
12.社会的学習⑵
13.個人差と学習
14.学習性無力感
15.日常生活と学習
試験・課題等の内容
定期試験、レポート
評価方法
定期試験
レポート
出席
科目名
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
後期>
1.認知心理学とは
2.情報の認知
3.記憶のしくみ
4.情報の検索と忘却
5.概念と言語
6.知識と表象
7.イメージと空間の情報処理
8.任地の制御過程
9.文章の理解と記憶
10.思
11.思 と言語
12.推理
13.問題解決
14.意志決定
15.日常生活と認知心理学
テキスト
関連資料をプリントして配付
60%
30%
10%
人間関係基礎論 a・ b
(Basic Subjects for Human Relations Va・Vb)
担当者
単位数
園井 ゆり
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
到達目標: 結婚」は、人間が他者と深く関わる、人生のなかでも大きな出来事の一つである。この授業では、
「結婚」に焦
点をあて、社会における人間関係について 察する。人々の婚姻動向は、現在、日本においてますます進行しつ
つある「少子化」という現象とも密接に関わるため、婚姻動向について検討することは意義がある。そこで、講
義では第一に戦後の日本における婚姻傾向を把握しながら、
結婚に対する人々の え方の変容過程について、
様々
なデータにもとづき検討する。第二に、結婚を、社会における機能的役割の観点から 察する。そのうえで、第
三に、離婚や再婚、同性婚やドメスティックパートナー制度など現在の結婚をめぐる諸状況について 察する。
テ ー マ:婚姻動向と人間関係に関する 察
授業の概要
この授業では、社会における結婚の機能的意義について 察することを目的とする。前期の主眼は、結婚が一つの社会制度
であること、即ち、結婚が社会において果たす機能的役割において理解することである。後期の主眼は、結婚の破綻現象と
しての離婚や、また再婚の動向をおさえ、離婚や再婚がもたらす諸問題について 察するとともに、同性婚やドメスティッ
クパートナー制度といった多様化する結婚の状況について国際比較をもとに 察することである。
授業計画
前期>
1.はじめに
2.婚姻動向の分析
3.
〃
4.
〃
5.配偶者選択理論
6.
〃
7.
〃
8.結婚とは何か
9.
〃
10.
〃
11.結婚の機能
12.
〃
13.
〃
14.
〃
15.まとめ
後期>
1.はじめに
2.結婚をめぐる現在の動向
3.
〃
4.離婚・再婚の動向
5.
〃
6.
〃
7.離婚・再婚と子ども⑴:児童虐待
8.
〃
9.離婚・再婚と子ども⑵:里親制度
10.
〃
11.同性婚と DP 制度
12.
〃
13.
〃
14.結婚のゆくえ
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業中に提出する課題、授業への参加態度、定期末試験な
どにもとづき総合的に行う。
テキスト
湯沢雍彦
評価方法
期末試験
課題レポート
出席
参 文献
適宜指示する
60%
20%
20%
文
学
部
2003 『データで読む家族問題』
日本放送出版協会。
123
科目名
心理学研究法 ・
(M ethod of Psychological Research I・II)
担当者
単位数
加來 秀俊
前期2単位
後期1単位
授業の到達目標及びテーマ
心理学では、データの収集、分析、解釈に客観的な科学的方法が求められている。思弁的な 察に基づく研究や「内観法」
という手法で自分の意識を研究の対象としたこともあったが、現代の心理学は実験や観察といった科学的な手続きを用いて
人間の行動を理解しようとしている。そこで、心理学研究を進めていくときに必要となる基本的な研究方法を理解し、文献
を読んでその方法を理解できるとともに、自分で研究する際に適切な方法で行うことができるようにすることを目的にして
いる。
授業の概要
心理学は何をどう研究するのか、研究の進め方からはじめ、質的調査の え方と量的調査の方法について解説する。また、
それらの知識を踏まえて実践的に研究の方法を学んでいく。
授業計画
前期>
1.心理学の研究とは
2.心理学の歴史と研究法
3.質的調査とは何か
4.面接法
5.観察法
6.質的データの分析
7.量的調査の方法
8.質問紙法
9.信頼性と妥当性
10.実験の方法
11.実験計画
12.検査法
13.面接法
14.事例研究法
15.まとめ
試験・課題等の内容
定期試験、レポート
後期>
1.心理学研究の実習
2.質問紙調査の実習⑴
3.質問紙調査の実習⑵
4.質問紙調査の実習⑶
5.質問紙調査の実習⑷
6.観察法の実習⑴
7.観察法の実習⑵
8.検査法の実習⑴
9.検査法の実習⑵
10.検査法の実習⑶
11.検査法の実習⑷
12.検査法の実習⑸
13.事例研究法の実習
14.面接法の実習
15.まとめ
テキスト
関連する資料を配付
評価方法
定期試験
50%
実習レポート 30%
出席
20%
科目名
心理学実験
(Psychological Experiment III)
担当者
単位数
光富
1単位
隆、福原 省三
授業の到達目標及びテーマ
自分の興味に基づいて、実験のテーマを決めた後、実験計画を立案する。そして、データをとり、統計的な解析を行い、レ
ポートにまとめる。
授業の概要
自分の興味に基づいて、実験を行い、得られたデータを解析した後レポートにまとめる。
授業計画
前期>
1.心理学応用実験のガイダンス
2.心理学応用実験の計画
3.心理学応用実験の計画
4.心理学応用実験の計画
5.心理学応用実験の計画
6.実験によるデータの収集
7.実験によるデータの収集
8.実験によるテータの収集
9.データの処理と分析
10.データの処理と分析
11.データの処理と分析
12.発表資料の作成
13.発表資料の作成
14.応用実験の発表会
15.応用実験の発表会
試験・課題等の内容
実験レポートを作成する。
評価方法
レポート
60%
授業中の態度 20%
出席
20%
124
テキスト
プリント配布
科目名
心理学実験
(Psychological Experiment IV)
担当者
単位数
福原 省三、光富
1単位
隆
授業の到達目標及びテーマ
因果関係と相関関係の違いを理解し、科学的データを入手するには、実験が重要であることを知る。実験の意義と目的、実
験計画法、分析法、解釈について解説する。
授業の概要
具体的実験例について、実験計画法、手続き、手順、分析、解説について理解した後、各グループで実験・実習を行い、実
際のデータを入手、分析し、レポートにまとめる。
授業計画
後期>
1.科学的とは
2.実験の意義と目的
3.実験実習 対人関係におけるバランス理論
4.
〃
5.実験実習 集団におけるコミュニケーション回路
6.実験実習 対人魅力
7.
〃
8.実験実習 印象形成
9.実験実習 ストップ・ディスタンス
10.実験実習 パーソナル・スペース
11.実験実習 対人距離とアイ・コンタクト
12.
〃
13.実験実習 同調行動
14.レポート作成と発表
15.
〃
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
試験・課題等の内容
実験結果をレポートとしてまとめる。
評価方法
後期の実験実習ではレポートを提出する。
レポート 50%
研究発表 40%
出席
10%
科目名
家族心理学
(Family Paychology)
担当者
単位数
福原 省三
2単位
授業の到達目標及びテーマ
伝統的な家族形態が次第に崩れ、新しい価値観の下、新しい家族の在り方が出現しつつある。と同時に家族の危機が叫ばれ、
暴力、虐待、家出は年々その数を増している。社会の根源的な営みである家族とは何かを問い、どう対処し、どう在ればい
いのかを一緒に えていく。
授業の概要
伝導的家族と今日の家族、とりわけバブル崩壊以降に起きている家族の問題を取り上げる。赤ちゃんポスト、DV、虐待、保
険金殺人事件からモンスターペアレンツに至るまで、さまざまな社会現象を心理学的知見に基づいて解説する。母性、父性
を問い直し、家族の在り方をどうすれば良いかを、家族療法、バランス理論から えていく。
授業計画
前期>
1.家族とは何か
2.家族心理学の課題
3.家族形態の変化
4.動物家族(ビデオ)
5.野生チンパンジーに心を見た(ビデオ)
6.母性神話論
7.母性本能論
8.家族内のコミュニケーション1(方向性、誰が誰に)
9.家族内のコミュニケーション2(脈絡性、どんな文脈で)
10.家族内のコミュニケーション3(レベル性、どんな関係を)
11.二重束縛(大人は嘘つき)
12.二重束縛(大人になるまで我慢する)
13.家族療法(システム論)
14.家族療法(バランス理論)
15.まとめ(レポートについて)
試験・課題等の内容
レポート課題を幾つか与える
ノートを中心に論理的にまとめる
テキスト
プリント
評価方法
レポート
授業中の態度
出席
参 文献
授業で指示する
60%
20%
20%
文
学
部
125
科目名
心理面接法
(M ethods of Psychological Interview)
担当者
単位数
長尾
2単位
博
授業の到達目標及びテーマ
ロジャース, C. R. の非指示カウンセリングの話法、技法をロールプレイなどでマスターする。
授業の概要
テキストのレッスン26をロールプレイで行う。
リラックス法、ラポール形成、サイコドラマ、カウンセリングスキルを学ぶ。
授業計画
後期>
1.人間関係の改善法
2.ジョバリの窓
3.ロジャースのカウンセリング論
4.リラックス法
5.ラポール形成法
6.サイコドラマ1
7.サイコドラマ2
8.共感と受容
9.くり返し
10.明確化
11.支える
12.ロールプレイ1
13.
〃
2
14.
〃
3
15.
〃
4
試験・課題等の内容
各回ごと面接のロールプレイを行う。
評価方法
課題レポート 60%
授業中の態度 20%
科目名
出席
テキスト
長尾 博「やさしく学ぶカウンセリング26のレッスン」
金子書房
20%
心理検査法
(M ethods of Psychological Test)
担当者
単位数
長尾
2単位
博
授業の到達目標及びテーマ
心理検査を行う目的、方法、作成の背景にある理論を学び自分を知る。
授業の概要
具体的に心理検査の主なものを実施して自分についての特徴を知り、実施、解釈の方法を1つずつ学ぶ。
授業計画
前期>
1.心理検査法とは
2.その目的
3.パーソナリティ理論
4.質問紙法とは
5.Y-G テスト
6.エゴグラム
7.CM I
8.MM PI
9.MM PI
10.作業検査法とは
11.田中 BI 知能テスト
12.内田クレペリン作業テスト
13.投影法とは
14.バウムテスト
15.ロールシャッハテスト
試験・課題等の内容
各回ごと心理検査を実施する
評価方法
課題レポート 60%
授業中の態度 20%
126
テキスト
長尾 博「図表で学ぶ心理テスト」(ナカニシヤ)
参
出席
20%
文献
各回ごと紹介する
科目名
臨床医学各論
(Introduction of Clinical M edicine)
担当者
単位数
吉田 千里
2単位
授業の到達目標及びテーマ
人体の構造と仕組みを理解し、さらに現代医学の最新知識を専門的観点から学ぶ。
授業の概要
授業計画に準ずる。
文
学
部
授業計画
後期>
1.序説
2.免疫
3.アレルギー、自己免疫疾患
4.救急処置
5.循環器疾患
6.循環器疾患
7.悪性腫瘍
8.悪性腫瘍
9.消化器疾患
10.腎疾患
11.内視鏡手術
12.大脳
13.大脳
14.性病
15.尊厳死
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
試験・課題等の内容
講義に対する理解度を判断の上適宜行う。
評価方法
レポート内容 50%
科目名
授業への参加状況
テキスト
なし
50%
家族病理論
(Family Pathology)
参 文献
講義時に紹介
担当者
単位数
福原 省三
2単位
授業の到達目標及びテーマ
現代家族の危機が叫ばれている。暴力、虐待、家出は年々その数を増している。社会の根源的な営みである家族とは、家族
愛とは何かを問い、何が病んでいるのかを明らかにし、どう対処し、どう在ればいいのかを えていく。
授業の概要
問題を抱えた家族について、体験から得た臨床例を挙げて説明し、問題の根源について探る。また、一般的な精神障害、精
神科医療の現状について述べ、精神科医、カウンセラーが精神障害とともに障害に対する偏見と闘わなければならならない
現状を説く。最後に、親と子の世代間ギャップから生じる摩擦、夫婦の危機を取り上げ、健康な家族とは何かを問う。
授業計画
後期>
1.家族内の病理とは
2.現代の家族が抱える問題
3.夫婦・親子殺人事件(DV・虐待)
4.家出・少年犯罪
5.カッコウの巣の上で(ビデオ・精神病棟)
6.
〃
7.日本の精神医療
8.精神障害
9.アルコール、薬物、ギャンブル依存症
10.大人が若者を叱る(ビデオ討論)
11.パラサイト・シングル
12.ニート、フリーター
13.結婚とは?夫婦とは?親子とは?
14.夫婦の危機(マリッジカウンセリング)
15.まとめ(健康な家族を求めて)
試験・課題等の内容
レポート課題を幾つか与える
ノートを中心に理論的にまとめる
テキスト
プリント
評価方法
レポート
60%
授業中の態度 20%
出席
20%
参 文献
授業で指示する
127
科目名
チーム医療・福祉・介護組織論
(Cooperation of M edical & Welfare Field)
担当者
単位数
森 真貴子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
様々な立場・価値観、幾つもの職種からなる医療・福祉・介護の現場について え、理解することを目標とする。
又、対人援助における専門的な関わりとは何か(本当に人の助けになるとは何か)を自ら えることも大切なテーマである。
授業の概要
世の中は、様々な立場の人や沢山の価値観の上に成り立っている。医療や福祉の現場でも同様であり、幾つもの職種や専門
的な えの元に対人援助が行われている。その様な医療や福祉の現場がどの様なものかを講義する。
又、対人援助を行うのに「人として」
「地域での生活者」としての部分にも着目しながら、医療福祉の現場や地域社会の中に
おいての専門的な関わりとは何かを える場とする。
授業計画
後期>
1.ガイダンス
2.福祉とは
3.福祉とは
4.医療・福祉・介護について
5.医療・福祉の現場における関係職種
6.チーム医療とその実際
7.チーム医療とその実際
8.障害者福祉について
9.精神保健福祉
10.精神保健福祉
11.社会保障制度と関連法規
12.社会資源の種類と活用
13.地域(コミュニティ)の中の専門家
14.地域(コミュニティ)の中の専門家
15.まとめ
試験・課題等の内容
レポート提出1回
テキスト
特になし
評価方法
出席
課題提出
参 文献
講義の中で紹介する
科目名
30%
70%
地域保健福祉論
(Welfare Theory of Community I)
担当者
単位数
澤
宣夫
2単位
授業の到達目標及びテーマ
地域福祉という言葉、及び え方は現代の社会福祉を理解する上においてキーワードの1つとなっている。本講義において
は、福祉の基本理念としてのノーマライゼーションの理解を中心にしながら、地域社会における社会福祉実践という視点か
ら、社会福祉の歴史、動向・実践を多角的に理解、学習することを目的とする。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション 地域福祉と社会福祉を学ぶとは
2.生活と福祉を理解する
3
ともに生きる」思想を理解する(ビデオ グループホームで る生活)
4.地域社会の概念を理解する 1
5.日本の地域社会の変化を理解する
7.映画「家族」を通じて、
6.ノーマライゼーションの理念を理解する 1
7.ノーマライゼーションの理念を理解する 2
8.地域福祉の概念・構成要素を理解する
9.在宅福祉サービスの意義と内容を理解する 1(訪問サービス)
10.在宅福祉サービスの意義と内容を理解する 2(通所サービス)
11.地域組織活動の意義と内容を理解する 1(住民の組織活動)
12.地域組織活動の意義と内容を理解する 2(福祉施設・機関の組織活動)
13.環境改善サービスの内容と法的制度について理解する
14.社会福祉協議会活動について理解する
15.地域福祉の今後の展望 まとめ
試験・課題等の内容
講義内容に即した論述式の試験を課す。また、講義内容を
理解の上に立った受講者の意見を問うレポート提出を求め
ることがある。
テキスト
用いない。授業中にノートをとること
評価方法
前期末試験及び出席状況等を以下のように評価する。
前期 期末試験 70%
出席・授業時のリアクションペーパーの記入状況 30%
参 文献
適宜、紹介する
128
科目名
社会調査法 ・
(Methods of Social Research I・II)
担当者
単位数
園井 ゆり
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:実証科学として発展してきた社会学にとって、社会調査は、社会を実証的に知るための手段として非常に重要で
ある。本講義では、社会調査のなかでも、特に量的調査と呼ばれる手法に焦点をあて、調査票調査を実施する。
具体的には、調査票調査の設計から、調査票調査の作成、実査、データ集計、そしてデータ解析に至る一連の過
程を経験することで、量的調査に関する社会調査の基礎的手法を習得することを目的とする。
テ ー マ:計量分析に基づく社会調査手法の習得。
授業の概要
社会調査は、社会を読み解く方法の一つである。情報が氾濫する現代社会において、社会調査は物事の真相を見抜く一助と
なる。本演習では、社会調査の目的や意義をふまえたうえで、調査票の作成から実際のデータ処理の仕方に至る一連の量的
調査の過程に携わることで、計量分析に基づく社会調査の基本的な手法を学習する。本演習では、社会調査法 の履修の条
件として、
社会調査法 I を履修しているか、
または社会調査法 で学習した内容に関する背景的知識が十分備わっていること
を履修の必要条件とする。
授業計画
前期>
1.はじめに
2.社会調査の目的と意義
3.
〃
4.社会調査の諸類型
5.
〃
6.調査票調査の設計
7.
〃
8.
〃
9.調査票の作成
10.
〃
11.
〃
12.標本調査と検定
13.
〃
14.
〃
15.まとめ
後期>
1.はじめに
2.社会調査票の検討 プリテスト
3.
〃
4.実 査
5.データ集計とコーディング
6.
〃
7.
〃
8.データ分析と統計的検定
9.
〃
10.
〃
11.
〃
12.多変量データ解析
13.
〃
14.
〃
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業中に提出する課題や参加態度、定期末試験等にもとづ
き総合的に行う。
テキスト
岩永雅也ほか編
評価方法
期末試験
課題発表
出席
参 文献
ボーンシュテット&ノーキ 1990 海野道郎・中村隆監訳
『社会統計学』ハーベスト社。
科目名
60%
20%
20%
ジェンダー論
(Gender Studies)
担当者
単位数
2001『改訂版
社会調査の基礎』
放送大学教育振興会
園井 ゆり
2単位
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:本講義の目的は以下の四点である。第一に、ジェンダーとは何か。ジェンダーという概念の定義、成立背景、言
葉の持つ意義などを 察する。第二に、ジェンダーが現代社会にどのように具体的に現れているのかについて検
討する。即ち、現代社会におけるジェンダーの実相を浮き彫りにする。第三に、多様な性の世界を「性同一性障
害」などの具体的事例をまじえながら 察する。第四に、なぜジェンダーは現実社会において機能し続けている
のか、ジェンダーをめぐる現在の論点について 察する。いずれの観点も、理論分析だけではなく、適宜、デー
タや当事者の語りなど実証的な分析を通して総合的に学習する。
テ ー マ:性と性愛をめぐる理論的・実証的分析。
授業の概要
諸個人を区別する一つの指標として性別がある。性別は、個人をあらわす一つの見方にすぎないが、現代社会は様々なこと
が性別によって整理されている。本講義では、性とは何か、性差とは何か、また性別によって位置づけられている社会の仕
組みとはどのようなものか等について 察する。諸外国におけるジェンダー関連の状況を 察する場合もあるので、英語の
読解力を身につけていることが望ましい。クラスでのディスカッションならびに受講学生によるプレゼンテーションを適宜
行う。
授業計画
前期>
1.はじめに
2.テーマ①ジェンダーとは何か
3.
〃
4.
〃
5.テーマ②現代社会におけるジェンダー
6.
〃
7.
〃
8.
〃
9.テーマ③多様な性の世界
10.
〃
11.
〃
12.テーマ④ジェンダーをめぐる現在の論点
13.
〃
14.
〃
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業中に提出する課題、授業への参加態度、定期末試験な
どにもとづき総合的に行う。
評価方法
期末試験
課題レポート
出席
60%
20%
20%
テキスト
江原由美子ほか
1989『ジェンダーの社会学』新曜社.
参 文献
井上輝子・江原由美子編
4版〕
』有斐閣.
江原由美子・金井淑子編
ズム』新曜社.
2005『女性のデータブック〔第
1997 ワードマップ『フェミニ
129
文
学
部
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
公共システム ・
(Public Management System I・II)
担当者
単位数
渡邊
弘
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
日本国憲法に定められた、あるべき政治の姿と、実際の日本の政治の姿の比較を通して、主権者として必要な政治的判断能
力を身につけることを目標とします。
社会科・公民科の教職免許を取得したい学生、公務員試験の受験を目指している学生はぜひ受講して下さい。もちろん、そ
れ以外の学生の受講も歓迎します。
授業の概要
基本的人権、国民主権、権力分立、選挙、国会・内閣・裁判所、財政、地方自治について、近代立憲主義の理念に照らし合
わせながら、現実の政治の姿について えていきます。
授業計画
前期>
1.講義概要説明
2.近代立憲主義と日本国憲法
3.人権総論⑴
4.人権総論⑵
5.憲法保障⑴
6.憲法保障⑵
7.包括的基本権
8.平等権
9.精神的自由⑴
10.精神的自由⑵
11.精神的自由⑶
12.経済的自由⑴
13.経済的自由⑵
14.社会権⑴
15.社会権⑴
後期>
1.講義概要説明
2.国民主権の原理
3.権力分立の原理
4.選挙のしくみ⑴
5.選挙のしくみ⑵
6.国会⑴
7.国会⑵
8.内閣⑴
9.内閣⑵
10.裁判所⑴
11.裁判所⑵
12.財政⑴
13.財政⑵
14.地方自治⑴
15.地方自治⑵
試験・課題等の内容
ポートフォリオの作成と期末試験
テキスト
君塚正臣編『高校から大学への憲法』
(法律文化社)
『ポケット六法』
(有斐閣)※最新版を用意すること
評価方法
ポートフォリオ
期末試験
参 文献
憲法の標準的な書籍として、芦部信喜
『憲法
(第四版)
』
(岩
波書店)を勧める。
憲法判例について学ぶ際には、芦部信喜
『憲法判例を読む』
(岩波書店)
、ならびに、
『憲法判例百選 ・ (第5版)
』
(有斐閣)を参照すること。
科目名
20%
80%
行政システム ・
(Administration System I・II)
担当者
単位数
飯田 直樹
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
本講義を通じて日本の行政や行政法の仕組みを理解するとともに、法律が日常生活の中にどのように入り込んでいるかを感
じてもらいたいと えております。
法律的な え方や文章の書き方は、公務員試験等法律科目を利用して資格試験受験を目指す人のみならず、法律科目の試験
は受ける予定がないという人でも社会にでる上で有益であると思います。
授業の概要
本講義では、具体的な事例や裁判例を使用し、国や地方公共団体をめぐる法律関係や行政システム、実際に新聞等で取り上
げられているニュースの法的位置づけや問題点について学びます。
同時に、法律を解釈する上で最低限必要となる法律知識や法律的な文章の書き方を習得していきます。
授業計画
前期>
1.法律を学ぶ際の基礎知識
2.行政とは
3.行政と憲法⑴
4.行政と憲法⑵
5.行政と民法⑴
6.行政と民法⑵
7.行政と刑法
8.行政と特別法
9.行政裁量
10.行政指導
11.行政による規範定立
12.行政指導
13.情報公開法・個人情報保護法
14.非権力的行政行為
15.まとめ
後期>
1.法律を学ぶ際の基礎知識
2.行政と憲法
3.行政と民法
4.行政と刑法
5.行政と特別法
6.行政手続法
7.国家賠償法⑴
8.国家賠償法⑵
9.国家賠償法⑶
10.行政事件訴訟法⑴
11.行政事件訴訟法⑵
12.行政事件訴訟法⑶
13.行政事件訴訟法⑷
14.行政事件訴訟法⑸
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業感想レポート
期末試験
テキスト
特になし。毎回プリントを配布します。
評価方法
レポート
期末試験
授業態度
参 文献
特段用意は求めませんが、行政法に興味がある人は、行政
法の書籍を一読してみてください。
130
30%
40%
30%
科目名
人文地理学
(Human Geography)
担当者
単位数
島崎 賢一
2単位
授業の到達目標及びテーマ
・人文地理学の目標、課題、位置づけを理解する
・人文地理学の研究の視点・方法を身に付ける
・環境と人間について、諸視点から追究できる
・地球的環境問題に興味関心を持ち、解決策を 察しようとする
テーマ 人文地理学の基礎・基本 ∼環境と人間の相互作用∼
授業の概要
地球表面における人間生活の人文的諸現象である人口、集落、産業、交通、文化など、人間と自然の相互作用・関係につい
て学び、地域の諸問題について解決しようとする意識・方法論の習得を図る。
授業計画
前期>
1.ガイダンス(概要、目的、大綱)
2.人文地理学の位置づけ・定義
3.地理的見方・ え方とは何か
4.人文地理学研究の視点・方法
5.環境と人間の相互作用 ①乾燥・砂漠地域を例に
6.
②熱帯地域を例に
〃
7.人口問題 ①人口分布と人口問題
8.
②人種と民族、国家と領土
〃
9.居住、村落、都市と都市問題
講義
10.経済問題 ①食糧生産と消費
レポート
11.
②工業化と工業地域
発表
〃
討議
12.
③交通、通信、貿易問題
〃
13.地域開発、資源・エネルギー問題
14.環境問題 ∼生態系と人間活動・環境破壊∼
15.地域の結びつきと変化・世界の中の日本
試験・課題等の内容
学習内容の理解を図る。レポートの提出
テキスト
必要に応じてプリント・資料配布、指示するものあり
評価方法
定期試験(70%)課題・レポート(20%)出席状況(10%)
参 文献
講義の中で紹介
科目名
地誌学
(Reogional Geography)
授業の到達目標及びテーマ
・地誌学の目標、課題、位置づけを理解する
・地誌学の研究の視点・方法を身に付ける
・地域の規模に応じた調査、研究をレポートする
・地誌的 察とは何かについて 察できる
テーマ 地誌学の基礎・基本 ∼地誌的 察(地理的見方・
担当者
単位数
島崎 賢一
2単位
え方)とは何か∼
授業の概要
各地の風土とそこに住む人たちの生活様式を 察し、特定の地域、地方、国、などの自然的、人文的諸現象を分析し、その
地域の特性を解決するため、文献に学んだり、グループによる研究発表会や個人の自由研究発表・レポート報告などを通し
て、地誌学の方法論の習得を図る。
授業計画
後期>
1.地誌学を学ぶに当たって
2.風土について①風土論
3.文献 風土 ②長崎県の風土
4.
〃
③大地と人間の歴史
5.地域の規模に応じた調査研究の実践
6.アジア(講義) ∼その複雑性と多様性∼
7. 〃 発表1
8.アジア(講義) ∼歴史を踏まえて∼
9. 〃 発表2
10.個人自由研究・中間報告会
11.アジア(講義) ∼経済の重心・西洋から東洋へ∼
12. 〃 発表3
13.アジア(講義) ∼それぞれの国・地域の特色∼
14.個人自由研究・本発表会
15.終わりに ∼地理学の今後の在り方∼
試験・課題等の内容
学習内容の理解を図る。課題(レポート)の提出
テキスト
必要に応じてプリント資料配布。指示するものあり
評価方法
定期試験(50%) 課題・レポート(20%)
発表報告会の参加度(20%) 出席状況(10%)
参 文献
講義の中で紹介
131
文
学
部
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
日本史概説
(Introduction of Japanese History I)
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本史の基礎知識を確認し、日本社会の歴史的形成過程、および日本社会の展開過程をおおよそ理解することを目標としま
す。対象は原始∼中世です。
授業の概要
日本」と呼ばれる国家・社会が日本列島にどのように誕生し、その後展開したのかを概観します。
授業計画
前期>
1.
「日本」とは何か?
2.弥生時代以前の列島文化―縄文・弥生文化の誕生
3.弥生時代の列島社会―社会の複雑化と国家の誕生
4.日本列島における国家の成立―邪馬台国とは何か
5.ヤマト政権から律令国家へ
6.日本律令国家の成立―東アジアにおける「日本」の誕生
7.律令国家の変容と東アジア
8.武士の登場と院政
9.源平動乱
10.鎌倉幕府とモンゴル襲来
11.鎌倉幕府の滅亡
12.南北朝の動乱
13.室町時代の国家
14.日本とその周辺領域―北海道と沖縄
15.おわりに
試験・課題等の内容
重要な歴史用語、事件の内容を理解しているか、また日本
史・世界史上におけるその意味を理解しているか、社会の
歴史的展開を理解しているかを問います。この事件があっ
たのは西暦何年かのような細かい暗記は出題しません。
評価方法
原則として期末試験で評価します
(80%)
。ただし、小テス
トなどを含む受講様態(20%)を参 とします。
科目名
日本史概説
(Introduction of Japanese History II)
テキスト
『地図で訪ねる歴史の舞台
回要旨を配布します。
日本』
(帝国書院) この他、毎
参 文献
網野善彦『
「日本」とは何か』
(講談社)
。この他は適宜紹介
します。なお高校で日本史Bを選択しなかった受講生、も
しくは該当の時代を授業で習わなかった受講生は、講義前
にあらかじめ高校日本史Bの教科書(中学校の歴史的分野
の教科書でも可)を入手して、歴史用語に馴染んでおくこ
とが必要です。
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本史の基礎知識を確認し、日本社会の歴史的形成過程、および日本社会の展開過程をおおよそ理解することを目標としま
す。対象は中世末∼現代です。
授業の概要
日本の政治・社会が近世以後、どのように展開したのかを概観します。
授業計画
後期>
1.近世近代史研究の意味・戦国時代
2.戦国大名と織田政権
3.豊臣政権
4.江戸幕府の成立
5.幕藩体制の展開
6.幕藩体制の動揺
7.ペリー来航の前提
8.開国と幕府の滅亡
9.明治憲法体制の成立
10.日清・日露戦争と日本の変貌
11.第1次世界大戦と大正デモクラシー
12.昭和初期から日中戦争へ
13.太平洋戦争
14.戦後の日本
15.おわりに
試験・課題等の内容
重要な歴史用語、事件の内容を理解しているか、また日本
史・世界史上におけるその意味を理解しているか、社会の
歴史的展開を理解しているかを問います。この事件があっ
たのは西暦何年かのような細かい暗記は出題しません。
評価方法
原則として期末試験で評価します
(80%)
。ただし、小テス
トなどを含む受講様態(20%)を参 とします。
132
テキスト
『地図で訪ねる歴史の舞台
回要旨を配布します。
日本』
(帝国書院) この他、毎
参 文献
適宜紹介します。なお高校で日本史Bを選択しなかった受
講生、もしくは該当の時代を授業で習わなかった受講生は、
講義前にあらかじめ高校日本史Bの教科書(中学校の歴史
的分野の教科書でも可)を入手して、近世・近代に関する
歴史用語に馴染んでおくことが必要です。
科目名
東アジア史概論
(Introduction to East Asian History)
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
東アジア史に属する基本的な歴史用語を確認し、東アジア世界の歴史的形成過程の概略を理解することを目標とします。
授業の概要
我々が属する東アジア世界の成立と歴史的展開を、中国を中心に概観します。中華世界の成立に注目してください。また中
国と周辺諸国との相互作用にも注意を向けてください。
授業計画
後期>
1.はじめに―東アジア世界とは
2.殷周時代
3.秦の登場―
「中国」の成立
4.漢の成立―東アジア世界の形成
5.後漢の時代
6.魏晋南北朝―東アジア世界の変化と拡大
7.統一帝国隋の成立
8.唐の繁栄―東アジアの新秩序
9.五代十国と宋
10.モンゴル帝国の世界制覇
11.明の冊封体制
12.異民族国家清
13.欧米列強の東アジア進出―東アジア秩序の変動
14.辛亥革命と中華民国
15.中華人民共和国の成立
試験・課題等の内容
重要な歴史用語、事件の内容を理解しているか、また中国
の歴史的形成について理解しているかを問います。この事
件があったのは西暦何年かのような細かい暗記は出題しま
せん。
評価方法
期末試験70% 予習および授業中の様態30%
科目名
西洋の歴史
(European History)
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
テキスト
毎回要旨を配布します。
参 文献
高校世界史程度の知識を前提とします。必要があれば講義
前にあらかじめ高校世界史Bの教科書を入手して、歴史用
語に馴染んでおくことが必要です。この他は適宜紹介しま
す。
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
今日の我々にとって政治的・文化的模範とされることが多い西洋がどのようなものかを、歴史的に知ることを目的とします。
ごく基本的な歴史用語を覚え、ヨーロッパの歴史的形成過程の流れを理解できることが到達目標です。
授業の概要
ヨーロッパという概念の確認より始めて、今日のヨーロッパに関わる歴史的事象を述べ、ヨーロッパ地域・社会・文化の歴
史的形成を概観します。後半ではヨーロッパ世界の地球規模への拡大とその影響の概略を講義します。
授業計画
前期>
1.はじめに
2.地中海世界の成立 「西洋」の原型ギリシャ
3.ローマ帝国の登場
4.キリスト教の成立
5.ローマ帝国とキリスト教・ローマ帝国の解体
6.フランク王国の成立 「西欧」世界の成立
7.ヨーロッパ封建制の展開
8.ヨーロッパの隣人イスラム帝国
9.ルネサンス
10.宗教改革とヨーロッパの分裂
11.大航海時代と革命の時代
12.西欧諸国の世界征服 ヨーロッパ世界の拡大
13.第1次世界大戦とヨーロッパの動揺
14.第2次世界大戦
15.第2次大戦後のヨーロッパ
試験・課題等の内容
重要な歴史用語、事件の内容を理解しているか、またヨー
ロッパの歴史的形成について理解しているかを問います。
この事件があったのは西暦何年かのような細かい暗記は出
題しません。
評価方法
期末試験70% 予習および授業中の様態30%
文
学
部
テキスト
『地図で訪ねる歴史の舞台 世界』
(帝国書院)
『(新共同訳)聖書』
この他、毎回要旨を配布します。
参 文献
高校世界史程度の知識を前提とします。必要があれば講義
前にあらかじめ高校世界史Bの教科書を入手して、歴史用
語に馴染んでおくことが必要です。
133
科目名
生涯学習概論
(Intoroduction to Lifelong Learning)
担当者
単位数
山崎 滋夫
2単位
授業の到達目標及びテーマ
現代社会における教育統合の概念である「生涯学習」
「生涯教育」について基本的な理解を深めるとともに、みずからの生涯
にわたる学習への自覚と実践の態度を育てる。
身近に展開されている様々な学習への関心を高め、生涯学習の視点からそれらの意義を える幅広い教育観の基礎を培う。
授業の概要
授業計画に示した主題について講義を行う。可能であれば長崎市内の社会教育施設での学習現場の参観等を行う。
授業計画
後期>
1.
2.
生涯学習とは何か
3.
4.
5.
6.
7.
なぜ生涯学習なのか
8.
9.
10.
11.
12.
生涯学習の課題と
13.
これから
14.
15.
「学ぶ」ことと「教える」こと
「生涯教育」の誕生
生涯教育から「生涯学習へ」
学歴社会と学習社会
社会の変化と「学習」
職業(仕事)のための学び
「生きがい」を求めて
高齢社会を生きるために
各講義の主旨については別途プリントで示す。
「子育て」に必要な学び
国際化に伴う学び
大人の学びと子どもの学び
学習のための施設と機会
高学歴社会での学習
学びの成果と活用
女の一生、今昔
試験・課題等の内容
期末に筆記試験を行うほか、随時、講義にかかわる見聞や
体験、所感等をまとめる小レポートの提出を求める。
評価方法
筆記試験の結果、提出物の内容 80%
学習への姿勢と受講態度、出席状況 20%
科目名
市民法システム ・
(civil law system I・II)
テキスト
特になし
参 文献
必要により指示する
担当者
単位数
川添
志
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
前期:裁判員裁判制度がスタートし3年目を迎え、刑事裁判について、市民が裁判官と共に被告人を審理し、有罪か無罪か、
有罪の場合にはその量刑を決める役割を担うに至っている。将来裁判員になる可能性も踏まえ、刑法、刑事訴訟法の基礎を
中心に学習し、刑事裁判についての基礎知識を身につけていく。
後期:民法の基本的な え方を理解したうえで、日常生活において身近に起こりやすい法律問題やトラブルについて、消費
者契約法や特定商取引法など消費者関連法の基礎知識を身につける。
授業の概要
前期:講義中心であるが、実際に刑事裁判を傍聴の機会も設けていく。
後期:講義中心であるが、達成度や講義の予測可能性を図るために適宜小テストを実施していく。
授業計画
前期>
1.講義概要説明
2.刑法の基礎⑴
3.刑法の基礎⑵
4.刑法の基礎⑶
5.刑法の基礎⑷
6.刑法の基礎⑸
7.刑法の基礎⑹
8.刑事訴訟法の基礎⑴
9.刑事訴訟法の基礎⑵
10.刑事訴訟法の基礎⑶
11.刑事訴訟法の基礎⑷
12.刑事訴訟法の基礎⑸
13.少年法の基礎
14.犯罪被害者訴訟参加制度
15.まとめ
後期>
1.講義概要説明
2.民法総則⑴
3.民法総則⑵
4.民法総則⑶
5.民法総則⑷
6.民法総則⑸
7.特定商取引法⑴
8.特定商取引法⑵
9.特定商取引法⑶
10.割賦販売法
11.交通事故と損害保険⑴
12.交通事故と損害保険⑵
13.遺産相続と遺言⑴
14.遺産相続と遺言⑵
15.まとめ
試験・課題等の内容
定期試験、レポート提出
テキスト
講義中に指示する。
評価方法
出席 30%
参 文献
講義中に指示する。
134
試験
70%
科目名
教育心理学
(Educational Psychology)
担当者
単位数
加來 秀俊
2単位
授業の到達目標及びテーマ
非行の低年齢化・不登校・いじめなど、教育の世界は緊急の対応が迫られる問題が山積している。教師や親は現象に振りま
わされることなく、問題の原点に立ち戻って体系的に思 し、混乱の根源を洗い出す必要があるように思える。そうした思
を展開する軸としての教育心理学を講義していく。
授業の概要
教育の問題を心理学の立場から えていく。子どもの視点、教師の視点および両者の相互作用という観点から、具体的な問
題を通して教育心理学的な分析を加え えていく。
文
学
部
授業計画
前期>
1.初期経験
2.成熟の加速世代
3.知性をのばすもの
4.知能
5.人格形成を える
6.アイデンティティの原点
7.子どもの学習
8.意欲を育てる
9.適性処遇交互作用
10.教師との出会い
11.ピグマリオン効果
12.学習障害
13.教育目標と評価
14.子どもの悩み
15.子どもの世界
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
試験・課題等の内容
期末試験、レポート
テキスト
プリントを配付
評価方法
期末試験
60%
課題・提出物
20%
授業への参加状況 20%
科目名
人格心理学
(Personality Psychology)
担当者
単位数
光富
隆
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
子どもの人格の発達を理解するとともに、人格の異常を学び、このような人間にどのようなカウンセリングを行ったらいい
かについて学習する。
授業の概要
前期に子どもの人格の発達を学び、後期に人格の異常とカウンセリングについて学ぶ。
授業計画
前期>
1.人格の定義
2.人格の形成(遺伝と環境)
3.人格のとらえ方(類型論、特性論、力動論)
4.人格測定の方法
5.向社会的行動の発達
6.向社会的行動の発達
7.自己抑制と自己主張の発達
8.自己抑制と自己主張の発達
9.攻撃行動の発達
10.攻撃行動の発達
11.愛着行動について
12.愛着行動について
13.人格障害
14.人格障害
15.まとめ
試験・課題等の内容
講義内容をまとめたレポートを提出する。
後期>
1.カウンセリングの定義
2.カウンセリングの歴史
3.カウンセラーの適性
4.望ましいカウンセリングルーム
5.カウンセリングの基本的な技法
6.指示的カウンセリング
7.指示的カウンセリング
8.非指示的カウンセリング
9.非指示的カウンセリング
10.指示的カウンセリングと非指示的カウンセリングの違い
11.学校不適応について
12.いじめ
13.登校拒否
14.学業不振
15.まとめ
テキスト
なし
評価方法
レポート
60%
授業中の態度 20%
出席
20%
135
科目名
生涯発達心理学
(Life-span developmental Psychology)
担当者
単位数
光富
2単位
隆
授業の到達目標及びテーマ
子どもの自己の発達、社会性の発達に興味を持たせ、子どもの行動を支配する法則性を理解させる。
授業の概要
社会性、また、攻撃性といった社会性の問題や自己の発達の問題について概説する。
授業計画
前期>
1.
人格の理論
2.
3.
乳児の社会的関係
4.
5.
乳児の個性と自己の起源
6.
7.
仲間関係と反社会的行動の発達
8.
9.
大人―子ども間の関係と文化の伝達
10.
11.
児童期の個性と自己の発達
12.
13.
14. 青年期の社会関係
15.
試験・課題等の内容
授業で習ったことを理解する。暗記する必要はない。
テキスト
なし
評価方法
レポート 80%
出席
20%
参 文献
随時紹介
科目名
社会心理学
(Social Psychology)
担当者
単位数
福原 省三
2単位
授業の到達目標及びテーマ
社会・集団の中におけるわれわれの行動過程は複雑多岐にわたるが、詳細に分析していくと、それらが一定の法則に基づい
ていることが多い。ここでは社会心理学実験から得られた知見を日常生活に当てはめて検討していく。
授業の概要
グループ・ダイナミックス社会心理学の一部で実験領域であること、社会心理学の対象、目的、研究法、実験法を解説する。
特に、対人魅力、認知的不協和理論、説得理論などを取り上げ、それらを具体的な日常場面においてどのように役立つか解
説する。
授業計画
前期>
1.社会心理学とは何か
2.社会心理学の対象と方法論
3.社会心理学における研究法と実験方法
4.実験例
5.対人魅力理論(何が人をひきつけるのか)
6.対人魅力の応用(友人をつくるには)
7.
〃
8.認知的不協和理論
9.不協和理論の応用(カンニングは得になる?)
10.不協和理論の応用(止めろと言われればやりたくなる )
11.刑法39条(精神障害者の犯罪においては減刑もしくは無罪)
12.刑法39条(心理鑑定人と犯人の法廷闘争)
13.説得理論
14.説得理論の応用(相手を上手く納得させるには)
15.まとめ(振込め詐欺に騙されないために)
試験・課題等の内容
ノートと参 資料をまとめレポートにする
テキスト
プリント
評価方法
レポート
60%
授業中の態度 20%
出席
20%
参 文献
授業中に指示する
136
科目名
知覚心理学
(Psychology of Perception)
担当者
単位数
加來 秀俊
2単位
授業の到達目標及びテーマ
環境に適応して行動していくためには、環境や自己の状況を知っておく必要がある。このような環境からの情報を受け止め
るはたらきやその過程を知覚という。知覚は感覚器官を通して情報を得るが、環境の情報をそのまま写し取っているわけで
はない。環境から情報を取り入れる感覚の中でも視覚の問題を中心に人間の知覚の特徴を理解し、知覚研究の方法に対する
理解を深めることをねらいとしている。
授業の概要
目の網膜に外の世界の物体が映りさえすれば、ものが見えるようになるというわけではない。にもかかわらず、目の前にあ
るものを見るとき、それを一つの物体として見分け、それがどのような形か、そこに手を伸ばすと届くかどうか、あるいは
それが動いているかどうかさえ、いとも簡単に判断できる。知覚機能という側面からヒトの心の機能に迫ることは、知覚が
心の動きに与える影響を理解することになり、人間の行動の理解につながる。知覚心理学では、感覚と精神物理的測定法、
目の仕組みや構造、色の知覚、形の知覚、奥行きの知覚、運動の知覚などについて講義し、ものを見るときの複雑な過程と
メカニズムについて理解することをめざす。
授業計画
後期>
1.知覚心理学とは
2.感覚の測定
3.知覚の生理的基礎
4.眼の構造とはたらき
5.知覚の研究法
6.色覚の成り立ち
7.知覚の体制化⑴
8.知覚の体制化⑵
9.奥行き知覚
10.運動の知覚⑴
11.運動の知覚⑵
12.音の知覚
13.知覚の障害
14.知覚と思
15.知覚の発達
試験・課題等の内容
定期試験、レポート
評価方法
定期試験
レポート
出席
科目名
テキスト
プリントの資料を配付
50%
30%
20%
犯罪心理学
(Criminal Psychology)
担当者
単位数
平山 由美子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
【到達目標】
非行臨床やその心理背景等を教えることで、人間学科の学生が
・様々な犯罪(非行等)があることを理解し犯罪・被害防止の重要性を認識する
・人間理解と多様な関わりを学ぶことが出来る
ことを到達目標とする。
【テーマ】
犯罪(非行)臨床から見えること」
授業の概要
これまで本職が関わってきた非行(犯罪)臨床等を通して、発達・家族・社会等の領域に触れながら、犯罪(非行)の原因
と対策に迫る授業とする。
授業計画
前期>
1.少年犯罪(非行)の定義と非行情勢や動向
2.少年犯罪(非行)の原因と背景 ①
3.少年犯罪(非行)の原因と背景 ②
4.発達障害と非行
5.凶悪・粗暴な犯罪(非行)の前兆と背景
6.女子犯罪(非行)
7.思春期の臨床とその心理
8.集団(犯罪)非行とその心理
9.少年心理学
10.親子(家族)関係の病理
11.被害という観点から
12.青少年の問題への実践的アプローチ ①
13.青少年の問題への実践的アプローチ ②
14.犯罪(非行)防止エクササイズ ①
15.犯罪(非行)防止エクササイズ ②
試験・課題等の内容
レポート課題を与える。授業への参加状況。
テキスト
授業の都度随時用意し持参する予定。学生は特に準備なし。
評価方法
レポート内容60%、授業への参加状況40%。
参 文献
・少年非行の行動科学、非行予防エクササイズ、少年警察
関係文献等
137
文
学
部
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
心理療法基礎演習Ⅰ・Ⅱ
(Basic Psychotherapy Seminar I・II)
担当者
単位数
長尾
博
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
心理療法の基礎についてワークを通して学ぶ。
授業の概要
理論、ワーク12こ、アドバンス編の3部構成で心理療法についてを学ぶ。
授業計画
前期>
1.理論編
2.心理療法とは何か
3.心理療法の歴史
4.各種心理療法1
5.
2
〃
6.
3
〃
7.自我の強さについて
8.支持療法
9.関係療法
10.訓練療法
11.洞察療法
12.ワーク1
13.ワーク2
14.ワーク3
15.ワーク4
後期>
1.ワーク5
2.ワーク6
3.ワーク7
4.ワーク8
5.ワーク9
6.ワーク10
7.ワーク11
8.ワーク12
9.アドバンス編
10.心理療法の学び方
11.心理療法のモデル
12.心理療法の4つのキーワード1
13.
2
〃
14.
3
〃
15.
4
〃
試験・課題等の内容
各回ごと心理療法ワークを実施する。
評価方法
課題レポート
授業中の態度
科目名
60%
20%
出席
テキスト
長尾 博「心理・精神療法ワークブック」誠信書房
20%
臨床心理実務倫理論
(Ethics theory in clinical psychology)
担当者
単位数
大徳 朋子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
心理援助職を行っていく立場として必要な倫理観を身につける。
授業の概要
講義と実践ワーク、ディスカッションなどを通して、心理職の倫理の原則を学ぶ。
少人数グループでのやりとりを大切にしながら、自分で え、判断できるような講義を提供したい。
授業計画
後期>
1.授業へのオリエンテーション
2.私達の身の周りの倫理について
3.自己理解と他者理解
∼コラージュの作成を通して∼
4.自己理解と他者理解
∼実際のコラージュ作品をみる∼
5.心理臨床における倫理 ∼学会の倫理基準より∼
6.研究調査・発表時の倫理
7.心理臨床活動の中の倫理 パート1
◇守秘義務を守る
8.心理臨床活動の中の倫理 パート2
◇組織倫理と職業倫理
9.心理臨床活動の中の倫理 パート3
◇二重関係・多重関係について①
10.心理臨床活動の中の倫理
◇二重関係・多重関係について②
・転移・逆転移関係
11.映画の中の心理臨床と倫理
12.事例検討ワーク
13.事例検討ワーク
14.事例検討ワーク
15.講義のまとめ
試験・課題等の内容
心理臨床の倫理観についてのレポート」
評価方法
レポート内容60%、授業への参加状況40%
138
テキスト
水野修次郎著
参
文献
幹八郎著
よくわかるカウンセリング倫理
河出書房新社
2005
心理臨床とスーパーヴィジョン
ナカニシヤ出版
一丸藤太郎・栗原和彦編著 レクチャー心理臨床入門
元者
マリアン・コーリィ&ジェラルド・コーリィ著 下山晴彦
監訳 心理援助の専門家になるために:臨床心理士・カ
ウンセラー・PSW を目指す人の基本テキスト 金剛出版
科目名
臨床医学各論Ⅱ
(Clinical psychiatry)
担当者
単位数
塚崎
稔
2単位
授業の到達目標及びテーマ
臨床精神医学一般」を主なテーマとする。
代表的な精神疾患の症状、診断、治療、予防について講義し、精神障害に対する基礎的知識を学ぶことに授業の目標とする。
授業の概要
スライドを使って視覚的に精神医学の講義を行なう。人の脳の精神活動や精神病理について、分かり易く伝えたい。
文
学
部
授業計画
前期>
1.精神医学の歴史
2.精神障害の分類と診断法
3.精神障害者の人権(精神保健福祉法)
4.精神症状(不安、恐怖、幻覚、妄想、抑うつ等)
5.精神疾患における検査
6.認知症
7.不安障害
8.アルコール依存症
9.薬物依存症
10.児童・思春期精神障害
11.統合失調症
12.うつ病
13.精神疾患の治療法(薬物療法、精神療法)
14.精神疾患のリハビリテーション
15.まとめ
試験・課題等の内容
レポートを課題として提出してもらう。
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
テキスト
特になし。
評価方法
レポート内容60%、授業への参加状況40%
科目名
精神保健学 ・
(Science of Mental Health I・II)
担当者
単位数
長尾
博
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
精神保健学を臨床心理学を軸にして学ぶ。心理テストと心理療法の概要をマスターする。
授業の概要
前期は精神保健学。臨床心理学の定義、歴史、理論をふれ、後期は心理テストの種類、実施方法や心理療法のさまざまを発
表してもらい理解させる。現場の見学も行う。
授業計画
前期>
1.
2.
基礎編
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
実践編
10.
11.
12.
13.
14.
15.
精神保健学・臨床心理学とは
人間観とパーソナリティ論
各種心理テストについて
各種心理療法について
教育現場での心理臨床
医療現場での心理臨床
企業現場での心理臨床
矯正現場での心理臨床
開業心理臨床
試験・課題等の内容
レポート提出が課題
後期>
1.
2.
3. 研究編 臨床心理学は科学になりうるか
4.
臨床心理学の研究方法
5.
臨床心理学の主な研究テーマ
6.
7.
8.
9.
10.
11. 今後の課題 現代心理学との統合
12.
臨床家の組織づくりと市民への貢献
13.
14.
15.
テキスト
長尾 博『現代臨床心理学講座』(ナカニシヤ)
評価方法
レポート内容 60%
出席
40%
139
科目名
障害者支援論
(Supportive Theory of Disabled People)
担当者
単位数
中野 伸彦
2単位
授業の到達目標及びテーマ
「障害」
とは何か、また、それをどう定義するかは障害者支援論の根本問題でもある。何故なら、障害者の規定に始まる支援
(福祉実践)
の過程が、本来の目的でもある差別の克服に向かうか、それとも障害者を囲い込む手段に帰すかは、実は微妙な
問題だからである。今日の福祉制度は、近代の発想を起点として成り立っているため、合理主義の孕む一種の危うさ(差別
性)をも同時に抱え込んでしまった。それは、私達の日常性にも深く根を下ろし、福祉を担う人の意識とて例外ではない。
そこで、本講では、人が人を援助するという営みのもつ功罪にスポットを当て、主として差別論からの検証を中心に据えな
がら、
「障害」の意味が消失する豊かな人間関係の回復に向けての可能性と支援のしくみを模索する。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
前期>
1.本講座の視点と展開(ビデオ鑑賞)
2.障害者支援(福祉)の枠組(感性、理性、実践力、専門性と一般性)
3.障害者支援とボランタリズム
4.
「社会」とは何か(社会規範と常識性)
5.
「障害」とは何か(福祉の対象規定と二つの障害性)
6.近代合理主義と障害者観(スティグマと人間関係の歪み)
7.障害者差別の類型(偏見と差別)
8.事例としての障害者差別(ビデオ鑑賞)
9.障害者観の変遷(ICIDH から ICF へ)
10.障害者支援の変遷(理念としての当事者主義と統合)
11.障害者支援の現状(現状のデータと対応策)
12.障害者自立支援法の現状と課題
13.障害者自立支援法の展望
14.諸外国の動向(北欧、米国)
15.これからの障害者福祉(当事者主義と統合への支援)
試験・課題等の内容
本講で触れた内容が、学生自身の生き方の中にどう主題化
されてきたか(されているか)という点をレポートや論述
式の試験によって尋ねていく。
テキスト
特定のものは使用しない。適宜、資料・文献等を紹介する。
評価方法
期末のレポート内容
提出物 20% 出席
参 文献
木村 敏『異常の構造』
(講談社)
、
乙武洋匡『五体不満足』
(講談社)
、他
科目名
60%
20%
家族社会学
(Family Sociology)
担当者
単位数
園井 ゆり
2単位
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:家族の個人化、少子高齢化、未婚化・晩婚化等、様々な変化がいま家族において生じている。家族は崩壊した、
家族は変容した、といわれるが家族の何がなぜ変容し、家族はこれからどこへ向かおうとしているのか。本講義
では、第一に、家族の基本概念を学んだあとで、第二に戦前から戦後に至る家族の諸相を歴史的に概観する。第
三に、戦後における家族の変容過程を「近代家族」に着目しながら構造的に分析する。第四に、家族の何が変容
し、家族は今後どのような方向へ向かっていくのか、ということについて検討する。
テ ー マ:日本の家族に関する社会史的分析。
授業の概要
未婚化、晩婚化、少子化、高齢化、個人化など現代の家族を取り巻くキーワードを軸に、家族の何が変化してきたのかを、
戦前から戦後に至る歴史をとおして、社会史的に検討する。授業では高度経済成長期に成立した近代家族の成立とその変容
過程を中心に、現代家族の何がどのように変化したかを明らかにする。そのうえで、今後の家族のゆくえについて 察する。
授業では適宜、実証データを参照する。
授業計画
後期>
1.はじめに
2.テーマ①家族とは何か
3.
〃
4.
〃
5.テーマ②戦前期の家族
6.
〃
7.
〃
8.テーマ③家族の戦後史
9.
〃
10.
〃
11.
〃
12.テーマ④家族のゆくえ
13.
〃
14.
〃
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業中に提出する課題、授業への参加態度、定期末試験な
どにもとづき総合的に行う。
テキスト
木下謙治・保坂恵美子・園井ゆり編 2008『新版
会学 基礎と応用』九州大学出版会
評価方法
期末試験
課題レポート
出席
参 文献
落合恵美子『21世紀家族へ』
(有斐閣選書)
140
60%
20%
20%
家族社
科目名
教育社会学
(Sociology of Education)
担当者
単位数
園井 ゆり
2単位
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:本講義の目的はメデイアが教育現場に与える影響について主として欧文文献に依拠しながら 察することである。
インターネット等メディアの急速な普及は、私たちの日常生活に大きな影響を及ぼしている。インターネットや
テレビといったメディアは、日常生活だけではなく、教育現場にも様々な影響を及ぼしている。特に若年世代は
メディアに対する受容度が高い傾向にあるため、メディアから発信される膨大な情報に巻き込まれているのが現
状である。本講義では、メディアという切り口から教育現場が抱える諸問題について 察する。あわせて、メディ
アに対して今後どのように向き合っていくべきか等についても 察する。
テ ー マ:教育現場とメディアに関する社会学的分析。
授業の概要
本講義では、第一に、教育社会学の意義について検討を行う。第二に、メディアが社会に及ぼす影響について 察したうえ
で、第三に、メディアと教育現場との関わりについて 察する。同時に、メディアに対する主体的な向き合い方はいかにす
れば可能か、ということについても検討する。授業は、欧文文献に基づき行う。必要に応じて、受講学生によるプレゼンテー
ションを行う。
授業計画
前期>
1.はじめに
2.教育社会学の意義
3.
〃
4.問題の所在
5.
〃
6.メディアビジネス
7.
〃
8.メディアと社会
9.
〃
10.メディアと教育現場
11.
〃
12.
〃
13.教育現場の課題
14.
〃
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業中に提出する課題、授業への参加態度、定期末試験な
どにもとづき総合的に行う。
テキスト
適宜指示する。
評価方法
期末試験
課題レポート
出席
参 文献
適宜指示する。
科目名
60%
20%
20%
日本史講義
(Lecture on Japanese History I)
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
「日本古代仏教史概説」
をテーマとします。受講生が仏教に関する基本的な特徴と、日本人の多数が檀家であるところの鎌倉
新仏教が成立する歴史的前提を、理解することが到達目標です。
授業の概要
日本の政治・社会・思想に大きな影響を与え、今でも日本人の多くがその「信者」である仏教について、誕生から日本的仏
教諸宗の成立までの歴史的展開を、仏教哲学的な観点も多少は交えながら概観します。宗教と各時代社会の関係、特に政治・
社会との関係による宗教の歴史的変質の問題にも注意して下さい。
授業計画
前期>
1.仏教とは何か
2.仏教の誕生
3.インド部派仏教の教理と大乗仏教の発生
4.インドにおける大乗仏教の展開と中国伝来
5.中国における仏教の変容
6.仏教の日本伝来―古墳時代
7.飛鳥氏族仏教の発達と国家仏教への転換
8.飛鳥時代における国家仏教の展開
9.奈良時代における国家仏教の変化
10.最澄と空海―日本的仏教の原型
11.平安貴族仏教―密教と浄土教
12.顕密体制の成立と思想
13.鎌倉新仏教の誕生―日本的仏教諸宗の成立
14.中世仏教の問題点
15.おわりに
試験・課題等の内容
期末試験で、仏教に関する基礎知識、伝来後の日本におけ
る仏教の展開について、講義に即して理解できているかを
問います。
評価方法
期末試験70%
参 文献
成立期に関しては中村元『原始仏教 その思想と生活』
(NHK ブックス)
、仏教理論については定方 『空と無我』
(講談社現代新書)
、日本古代に関する概説としては速水侑
『日本仏教史 古代』
(吉川弘文館)
、 え方を深めるものと
しては末木文美士『日本仏教史』
(新潮社)を勧めます。
予習および授業中の様態30%
141
文
学
部
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
日本史講義 (旧日本史 )
(Lecture on Japanese History II)
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
古代・中世・近世の史料になじみ、ある程度読めるようになることを目的とします。
授業の概要
歴史学の基本は史料を読むことです。この講義では古代・中世・近世の史料を読みながら、史料の性格を理解して、歴史情
報を読み取る方法を学びます。
授業計画
後期>
1.はじめに
2.古代史料(その1)
3.古代史料(その2)
4.古代史料(その3)
5.古代史料(その4)
6.中世史料(その1)
7.中世史料(その2)
8.中世史料(その3)
9.中世史料(その4)
10.近世史料(その1)
11.近世史料(その2)
12.近世史料(その3)
13.近世史料(その4)
14.近世史料(その5)
15.おわりに
試験・課題等の内容
史料を読み、その意味をとり、歴史情報を引き出せるかど
うかを、試験で見ます。
テキスト
適宜、史料等を配付する予定です。
評価方法
期末試験70%
参 文献
授業中に紹介します。
科目名
予習および授業中の様態30%
日本史講義
(Lecture on Japanese History III)
担当者
単位数
田渕 久美子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本の近代化におけるはじまりともいえる開国以後、日本の西洋化・近代化について歴史的な事実を理解し、またそれを支
えた国民教育の背景にある思想は何であったのかを知ることを通して、近代日本におけるナショナリズムとは何であったか
を える。取り扱う史料に慣れ、歴史に対する関心を深める。
授業の概要
日本史の中でも近代を中心に、幕末維新期以降、明治に始まる国家建設の課題が、どう実現されようとしたのか、福沢諭吉
の思想やその後の教育制度を支えた思想に焦点を当てて論じていく。高校で日本史の講義を受けていない人は、あらかじめ
日本の近現代史について通史(文庫などで出ているもの、受験参 書などで可)に目を通しておいてください(予習ノート
として提出があるともっといいです)
。
授業計画
後期>
1.近代とは
時代区分について
2.日本近代史における政治と教育
3.日本の近代史史料について
3.開国と不平等条約
4.幕末の教育制度
5.明治維新①
6.明治維新②
5.福沢諭吉『学問のすゝめ』
6.福沢諭吉とその時代
7.岩倉使節団
8.学制の成立と理念
9.学制の実施と実態
10.国際社会における帝国主義の進展と日本のナショナリズム
11.福沢諭吉『脱亜論』
12.学制の廃止と『教学聖旨』
『教育議』
『教育勅語』
13.大日本帝国憲法
14.昭和期にかけての戦争とナショナリズム
15.戦後日本の動向と課題
試験・課題等の内容
① 講義へのコメント(M inute Sheet を提出してもらう)
② 講義の範囲に関連する年表を作成する。
③ 学期末のレポートと講義ノートを提出してもらう。
ノートは予習・復習の内容に応じて加点する。
評価方法
受講態度・出席状況・講義へのコメント・ノートを30%
レポートの成績を70%として評価する。レポート執筆要領
は別途配布するので、その内容を守って書くこと。
142
テキスト
小熊英二『日本という国』理論社
ほか資料を配布する。
参 文献
・楠木誠一郎『日本史世界史同時代比較年表』朝日新聞社
・鹿野政直『近代国家を構想した思想家たち』
岩波ジュニア新書
・田中彰『岩倉使節団「米欧回覧実記」
』岩波現代文庫
科目名
社会教育計画
(Planning for Social Education)
担当者
単位数
下川 達彌
2単位
授業の到達目標及びテーマ
社会教育の遂行にあたって企画性あるいは 造性を養って、社会教育の目的とする事業についての専門的な素養を養う。
授業の概要
明るい社会を築くために家庭、学校、地域社会が今日抱えている問題を把握し、それらの解決の手段や方法などを検討して
実施案を作成する。
授業計画
前期>
1.学習社会への志向……社会教育とは
2.これからの社会教育の在り方
3.地域教育力の現状と課題
4.学社融合へ向けて
5.学社融合の推進方策
6.推進体制の整備・充実
7.奉仕活動・体験活動の推進
8.社会教育推進計画(案)
9.公民館活動
10.子供会と地域の役割
11.芸術文化活動
12.文化財愛護と地域の掘り起こし
13.社会体育
14.指導者の育成
15.まとめ
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
試験・課題等の内容
講義での質問やレポートで問う。
テキスト
なし(プリント配布)
評価方法
期末試験70%と出席30%
参 文献
そのつど指示する
科目名
心理学セミナー a・ b
(Seminar in Psychology Ia・Ib)
担当者
単位数
福原 省三
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
講義が受身的であるのに対し、ゼミは自ら発信し、他者との議論の場であることを学ぶ。自己を主張し、他者を受容するた
めに、読む力、まとめる力、書く力、話す力、聞く力、話し合う力を養うことを目標とする。
授業の概要
前期は、先輩の残した卒論を選び、それを読んで紹介し、質問を受ける。後期は、自分の興味ある分野から、本あるいは論
文を探し出し、それらをまとめて紹介する。活発な議論になるよう指導する。
授業計画
前期>
1.
2.
3.
4.
卒論を読んで紹介する。
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12. 新聞記事を読んで討論する。
13.
14.
15.
文
学
部
後期>
1.
2.
3.
4.
自分の興味ある領域の本、論文を読んで紹介する。
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12. 自分のテーマに関する本・論文を紹介する。
13.
14.
15.
試験・課題等の内容
各自が課題について発表する
テキスト
各自の発表前に指示する(本・論文)
評価方法
発表レポート 60%
授業中の態度 20%
出席
20%
参 文献
各自の発表前に指示する(本・論文)
143
科目名
心理学セミナー a・ b
(Seminar in Psychology Ia・Ib)
担当者
単位数
長尾
博
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
セミナー の目的は、心理テストを実施し、自分についてを知ること。
セミナー の目的は、主に卒論のデザインをめざす。
授業の概要
心理学セミナー は、心理テストを20種類ぐらい実施してもらう。
心理学セミナー は、ひとりひとり卒論の検討、デザインを指導していく。
授業計画
前期>
1.
2.
3.
各個人の問題意識の明確化
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10. 「自分」についての心理テストの実施
11.
12. 「大学生になるきみへ」を輪読
13.
14.
15.
後期>
1.
2.
3.
4. 研究デザインの構築作業
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
個人レポートの作成と評価
12.
13.
14.
15.
試験・課題等の内容
最終的に後期にできあがった個人の研究レポートを評価と
する。
テキスト
中山茂「大学生になるきみへ」岩波ジュニア新書
評価方法
レポート内容 60%
出席
40%
参 文献
文献については、英語、日本文などをそのつど探索して読
んでいく。
科目名
心理学セミナー a・ b
(Seminar in Psychology Ia・Ib)
担当者
単位数
加來 秀俊
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
心理学研究のための方法・技術を習得することをめざすが、各自が研究成果としてまとめるための卒業論文のテーマを設定
できるようにする。
授業の概要
「心理学研究」や「教育心理学研究」などの学術論文を講読し研究論文のイメージをつかむ。自分の興味・関心にあわせて研
究テーマを設定し、関連する研究論文等を発表して問題点や議論を深めていく。
授業計画
前期>
1.セミナーガイダンス
2.図書館での文献検索
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9. 論文講読と討論
10.
11.
12.
13.
14.
15.
試験・課題等の内容
発表、レポート、討論への参加
評価方法
発表・レポート 50%
討論への参加
30%
出席
20%
144
後期>
1.セミナーガイダンス
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
研究テーマ関連の発表と討論
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
科目名
心理学セミナー a・ b
(Psychological Seminar Ia・Ib)
担当者
単位数
光富
隆
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
未来展望研究と自己制御研究について講義をし、卒論へとつなげる。
授業の概要
前期に未来展望研究を紹介し、後期に自己制御研究を紹介する。
授業計画
前期>
1.未来展望の講義(定義と研究意義)
2.未来展望の講義(定義と研究意義)
3.未来展望の講義(構造)
4.未来展望の講義(構造)
5.未来展望の講義(精神的健康との関係)
6.未来展望の講義(精神的健康との関係)
7.未来展望の講義(精神的健康との関係)
8.未来展望の講義(発達研究)
9.未来展望の講義(発達研究)
10.未来展望の講義(発達研究)
11.未来展望の講義(キャリア支援との関係)
12.未来展望の講義(キャリア支援との関係)
13.未来展望の講義(キャリア支援との関係)
14.未来展望研究の問題点
15.まとめ
後期>
1.自己制御行動の講義(定義と研究意義)
2.自己制御行動の講義(定義と研究意義)
3.自己制御行動の講義(発達研究)
4.自己制御行動の講義(発達研究)
5.自己制御行動の講義(発達研究)
6.自己制御行動の講義(人格変数との関係)
7.自己制御行動の講義(人格変数との関係)
8.自己制御行動の講義(人格変数との関係)
9.自己制御行動の講義(社会的適応との関係)
10.自己制御行動の講義(社会的適応との関係)
11.自己制御行動の講義(社会的適応との関係)
12.自己制御行動の講義(自己制御行動の生起メカニズム)
13.自己制御行動の講義(自己制御行動の生起メカニズム)
14.自己制御行動研究の問題点
15.まとめ
試験・課題等の内容
講義内容を基にして、レポートを書く。
評価方法
レポート
授業中の態度
出席
科目名
60%
20%
20%
社会学セミナー a・ b
(Seminar in Human and Society Ia・Ib)
担当者
単位数
石塚
晃
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
基本的文献の講読、美術作品の鑑賞、ディスカッション、美術展見学
(学外研修)
、課題提出等を通して、西洋美術の作家と
作品についての理解を深め、美術作品に対する感性を育むことを目的とする。
授業の概要
文献講読と視聴覚教材や図版による作品鑑賞を通して、多くの美術作家と美術作品を知り、理解を深め、ディスカッション
を通して美術作品について言葉で え、視覚的に提示される美術作品について自分の えを表現できるように訓練する。内
容の区切りごとに適宜課題提出を求める。
また、市内や県外において開催される美術展を適宜選んで、展覧会見学を行い、実作を見る機会をできるだけ多くもつ予定
である。
前期:西洋中世のうち、ビザンティン美術、ゴシック美術を主に学び、キリスト教美術の基礎的知識を伝授する。
後期:ルネサンス美術を学び、前期で学んだ伝統的表現における類型と様式のその後の展開、また、ルネサンスを代表する
美術作家について学ぶ。
授業計画
前期>
1.ガイダンス
2.文献講読、作品鑑賞、ディスカッション
3.
〃
4.
〃
5.
〃
6.
〃
7.
〃
8.
〃
9.
〃
10.
〃
11.
〃
12.
〃
13.
〃
14.
〃
15.総括
試験・課題等の内容
平素の授業における議論への参加と課題提出
評価方法
出席と授業への積極的な参加
課題提出とその内容
50%
50%
後期>
1.文献講読、作品鑑賞、ディスカッション
2.
〃
3.
〃
4.
〃
5.
〃
6.
〃
7.
〃
8.
〃
9.
〃
10.
〃
11.
〃
12.
〃
13.
〃
14.
〃
15.総括
テキスト
H.W.ジャンソン、A.F.ジャンソン『西洋美術の歴史』
元社
その他適宜紹介する。
参 文献
多数あり。授業中に適宜紹介する。
145
文
学
部
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
社会学セミナー a・ b
(Seminar in Sociology Ia・Ib)
担当者
単位数
園井 ゆり
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:本セミナーは、4年次における卒業論文作成を最終的な目標に据えている。本セミナーでは、第一に社会学の基
礎知識について習得する。第二に、社会学の専門雑誌に依拠しながら、社会学的な卒論テーマにふさわしい課題
の探究の仕方を学び、第三に論文構成や論文作成の仕方について基礎的技法を習得する。またあわせて、第四に、
文献リサーチの手法についても学習する。
テ ー マ:社会学的論文作成の習得
授業の概要
卒業論文作成を最終的な目標に据え、社会学の卒業論文としてふさわしい論文作成を目指す。第一に社会学の基本的な文献
を講読し、社会学的なものの見方について学ぶ。第二に、社会学の研究方法や社会学の課題設定の仕方について理解を深め
る。第三に、基本的なプレゼンテーション技法を鍛錬する。受講学生は、毎回、各自の研究課題について発表しなければな
らない。
授業の概要
前期>
1.オリエンテーション
2.社会学概論①
3.
〃
4.
〃
5.社会学概論②
6.
〃
7.
〃
8.社会学の方法論①
9.
〃
10.
〃
11.社会学の方法論②
12.
〃
13.
〃
14.卒論テーマ設定
15.
〃
試験・課題等の内容
社会学に関する理解力、思
仕方に関して行う。
評価方法
課題発表
出席
科目名
後期>
1.前学期の復習
2.論文の書き方・論文構成の仕方
3.
〃
4.
〃
5.
〃
6.
〃
7.
〃
8.
〃
9.卒論構想発表
10.
〃
11.
〃
12.
〃
13.
〃
14.
〃
15.全体討論
力及びプレゼンテーションの
80%
20%
社会学セミナーⅠa・Ⅰb
(Seminar in Sociology Ia・Ib)
テキスト
秋元律郎ほか 1990『社会学入門〔新版〕
』有斐閣新書
木下是雄 1990『レポートの組み立て方〔ちくまライブラ
リー36〕
』筑摩書房
参 文献
新睦人ほか『社会学のあゆみ』有斐閣新書
日本社会学会編集委員会編『社会学評論スタイルガイド』
担当者
単位数
川場
隆
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
専門的なプログラミング技術を習得する。
授業の概要
下記授業計画に従い、テーマを持って進めていく。
授業計画
前期>
1.学習の進め方について
2.プログラミング技術の学習(基礎)1
3.プログラミング技術の学習(基礎)2
4.プログラミング技術の学習(基礎)3
5.プログラミング技術の学習(基礎)4
6.プログラミング技術の学習(基礎)5
7.プログラミング技術の学習(基礎)6
8.プログラミング技術の学習(基礎)7
9.プログラミング技術の学習(基礎)8
10.プログラミング技術の学習(基礎)9
11.プログラミング技術の学習(基礎)10
12.プログラミング技術の学習(基礎)11
13.プログラミング技術の学習(基礎)12
14.プログラミング技術の学習(基礎)13
15.プログラミング演習
試験・課題等の内容
通過テスト、月次テスト、プログラミング演習
自主ゼミを週1回開催し、実施報告する(自主ゼミを入れ
てゼミは実質週2回です)
評価方法
前期、後期に各1冊のテキストを学習するが、テキストの
通過テスト及び月次テストの成績を評価とする。
ただし、学則に規定された正規の欠席以外で2回以上休ん
だ場合は「不可」とする。
146
後期>
1.プログラミング技術の学習(応用)1
2.プログラミング技術の学習(応用)2
3.プログラミング技術の学習(応用)3
4.プログラミング技術の学習(応用)4
5.プログラミング技術の学習(応用)5
6.プログラミング技術の学習(応用)6
7.プログラミング技術の学習(応用)7
8.プログラミング技術の学習(応用)8
9.プログラミング技術の学習(応用)9
10.プログラミング技術の学習(応用)10
11.プログラミング技術の学習(応用)11
12.プログラミング技術の学習(応用)12
13.プログラミング技術の学習(応用)13
14.プログラミング技術の学習(応用)14
15.プログラミング演習
テキスト
前期に1、後期に2を使う。
1.わかりやすい Java 入門編
秀和システム(川場隆)¥2600(税別)
2.わかりやすい Java オブジェクト指向編
秀和システム(川場隆)¥2600(税別)
参 文献
随時指示する。
科目名
心理学セミナー a・ b
(Seminar in Psychology IIa・IIb)
担当者
単位数
福原 省三
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
自分の興味に基づいて領域、テーマを決め、それについて本で調べまとめる。研究の仕方、枠組み、方法論を発表した後に、
実験または調査を実施する。得られたデータを分析し、結果、 察として卒論に仕上げる。
授業の概要
講義が受身的であるのに対し、ゼミは自ら発信し、他者との議論の場であることを学ぶ。自己を主張し、他者を受容するた
めに、読む力、まとめる力、書く力、話す力、聞く力、話し合う力を養うことを目標とする。
授業計画
前期>
1.
2.
3.
4.
卒論に関する領域をまとめ、発表する。
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
卒論に関するテーマ、枠組み、研究法、
12.
方法論をまとめ、発表する。
13.
14.
15.
後期>
1.
2.
3.
4. 卒論の「問題」
「方法」
「結果の予測」をまとめ、
5. 発表する。
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12. 「結果」
「 察」を含めた全体発表。
13.
14.
15.
試験・課題等の内容
発表レポート
テキスト
卒論に関する本、論文
評価方法
発表レポート・卒論 60%
授業中の態度
20%
出席
20%
参 文献
卒論に関する本、論文
授業中に指示する。
科目名
心理学セミナー a・ b
(Seminar in Psychology IIa・IIb)
担当者
単位数
長尾
博
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
セミナー の目的は、卒論のデザインの具体化をめざす。
セミナー の目的は、卒論の完成をめざす。
授業の概要
ひとりひとり卒論やその関連論文を発表してもらい皆で討議していく。
授業計画
前期>
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8. 各人の研究テーマと研究計画の発表と検討
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
後期>
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8. 研究結果の解析と 察、まとめ方の検討
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
試験・課題等の内容
テキスト
卒業論文についてどれだけ真剣に取り組むかを課題とする。
とくになし。
評価方法
レポート内容 60%
出席
40%
参 文献
そのつど紹介します。
147
文
学
部
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
科目名
心理学セミナー a・ b
(Seminar in Psychology IIa・IIb)
担当者
単位数
加來 秀俊
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
卒業論文の完成をめざし、研究をすすめていく。
授業の概要
卒業論文作成のための研究計画を発表し討論を重ねていくが、データ収集やデータ処理など細かい点に関しては個別指導を
中心に実施していく。
授業計画
前期>
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
研究テーマの設定、
8.
研究計画の発表と討論
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
後期>
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
データ収集とデータ処理、
8.
研究のまとめ
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
試験・課題等の内容
発表、レポート
評価方法
卒業論文への取り組み 50%
発表
20%
出席
30%
科目名
心理学セミナー a・ b
(Psychological Seminar IIa・IIb)
担当者
単位数
光富
隆
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
卒論を完成させる。
授業の概要
卒論の完成に向けて、研究計画を立案し、論文を書く。
授業計画
前期>
1.卒論と関係した文献を講読
2.卒論と関係した文献を講読
3.卒論と関係した文献を講読
4.卒論と関係した文献を講読
5.卒論と関係した文献を講読
6.過去の研究の問題点を発見
7.過去の研究の問題点を発見
8.過去の研究の問題点を発見
9.過去の研究の問題点を発見
10.過去の研究の問題点を発見
11.研究計画の立案
12.研究計画の立案
13.研究計画の立案
14.研究計画の立案
15.研究計画の立案
試験・課題等の内容
卒論を完成させる。
評価方法
卒論:
70%
授業中の態度:30%
148
後期>
1.データ収集
2.データ収集
3.データ収集
4.データ収集
5.データ収集
6.データ分析
7.データ分析
8.データ分析
9.データ分析
10.データ分析
11.論文作成
12.論文作成
13.論文作成
14.論文作成
15.論文作成
テキスト
なし
科目名
社会学セミナー a・ b
(Seminar in Human and Society IIa・IIb)
担当者
単位数
石塚
晃
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
セミナー a・ bで築いた基礎の上に、更に学びを深めていく。
授業の概要
文献講読と視聴覚教材や図版による作品鑑賞を通して、できるだけ多くの代表的美術作家と美術作品を知って理解を深め、
ディスカッションを通して美術作品について言葉で えたり述べたりして、視覚的に提示される美術作品について自分の
えを表現する力に更に磨きをかけていく。内容の区切りごとに適宜課題提出を求める。
また、市内や県外において開催される美術展を適宜選んで、展覧会見学を行い、実作を見る機会をできるだけ多くもつ予定
である。
授業計画
前期>
1.ガイダンス
2.文献講読、作品鑑賞、ディスカッション
3.
〃
4.
〃
5.
〃
6.
〃
7.
〃
8.
〃
9.
〃
10.
〃
11.
〃
12.
〃
13.
〃
14.
〃
15.総括
試験・課題等の内容
平素の授業における議論への参加と課題提出。
評価方法
出席と授業への積極的な参加
課題提出とその内容
科目名
50%
50%
社会科学セミナー a・ b
(Seminar in Sociology IIa・IIb)
人
間
関
係
学
科
専
門
教
育
科
目
後期>
1.文献講読、作品鑑賞、ディスカッション
2.
〃
3.
〃
4.
〃
5.
〃
6.
〃
7.
〃
8.
〃
9.
〃
10.
〃
11.
〃
12.
〃
13.
〃
14.
〃
15.総括
テキスト
H.W.ジャンソン、A.F.ジャンソン『西洋美術の歴史』
元社
その他適宜紹介する。
参 文献
多数あり。授業中に適宜紹介する。
担当者
単位数
園井 ゆり
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:卒業論文作成を最終的な目標に据える。本セミナーでは、第一に卒業論文の構想発表、第二に卒業論文のアウト
ライン作成、第三に卒業論文の作成という手順に従って、卒論を完成させる。最終的に、400字詰め原稿用紙換算
で100枚を執筆枚数基準とする。同時に、文献リストや傍注の仕方等も学術論文執筆の方法に従い作成することが
要求される。
テーマ:社会学分野での卒業論文作成。
授業の概要
本セミナーは、
「社会学セミナー a・ b」を受講した学生で、社会学領域での卒業論文執筆予定者のみを対象とする。本
セミナーでは、卒業論文作成に向けた具体的指導を行う。受講学生は、毎回、各自の研究課題について発表しなければなら
ない。
授業計画
前期>
1.オリエンテーション
2.卒論構想発表
3.
〃
4.
〃
5.
〃
6.
〃
7.
〃
8.
〃
9.卒論アウトライン作成
10.
〃
11.
〃
12.
〃
13.
〃
14.
〃
15.全体討論
試験・課題等の内容
社会学に関する理解力、思
仕方に関して行う。
評価方法
課題発表
出席
80%
20%
後期>
1.前学期の復習
2.卒論作成
3.
〃
4.
〃
5.
〃
6.
〃
7.
〃
8.
〃
9.
〃
10.
〃
11.卒論発表
12.
〃
13.
〃
14.
〃
15.全体討論
力及びプレゼンテーションの
テキスト
秋元律郎ほか 1990『社会学入門〔新版〕
』有斐閣新書
木下是雄 1990『レポートの組み立て方〔ちくまライブラ
リー36〕
』筑摩書房
新睦人ほか『社会学のあゆみ』有斐閣新書
参 文献
作田啓一ほか編
塩原勉ほか編
文
学
部
1986『命題コレクション社会学』
筑摩書房.
1978『社会学の基礎知識』有斐閣.
149
科目名
社会学セミナー a・ b
(Seminar in Sociology IIa・IIb)
担当者
単位数
川場
隆
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
プログラミング技術を作品作りに応用する。
新規性のある作品を作る。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
前期>
1.各自の研究テーマについての成果発表
2.各自の研究テーマについての成果発表
3.各自の研究テーマについての成果発表
4.各自の研究テーマについての成果発表
5.各自の研究テーマについての成果発表
6.各自の研究テーマについての成果発表
7.各自の研究テーマについての成果発表
8.各自の研究テーマについての成果発表
9.各自の研究テーマについての成果発表
10.各自の研究テーマについての成果発表
11.各自の研究テーマについての成果発表
12.各自の研究テーマについての成果発表
13.各自の研究テーマについての成果発表
14.各自の研究テーマについての成果発表
15.各自の研究テーマについての成果発表
後期>
1.卒業研究の作成
2.卒業研究の作成
3.卒業研究の作成
4.卒業研究の作成
5.卒業研究の作成
6.卒業研究の作成
7.卒業研究の作成
8.卒業研究の作成
9.卒業研究の作成
10.卒論発表会のための準備
11.卒論発表会のための準備
12.卒論発表会のための準備
13.卒論発表会のための準備
14.卒論発表会のための準備
15.卒論発表会のための準備
試験・課題等の内容
試験はない。発表の成果をもって成績とする。
テキスト
随時指示する。おおむね4∼5冊程度。
評価方法
卒業論文、卒業制作の成果を評価して成績とする。
ただし、学則に規定された正規の欠席以外で2回以上休ん
だ場合は「不可」とする。
参 文献
随時指示する。
150
大学院 文学研究科
英 文 学 専 攻
担
職名
氏
当 教
名
員
専門分野
担 当 科 目
英語学特別講義Ⅰ
教 授
B a rb a ra E a st o n
チュートリアル
英
語
学
教 授
S h eila N o r r i s
チュートリアル
准教授
狩
野
暁
洋
英語学演習Ⅰ
教 授
井
石
哲
也
英文学演習Ⅰ
准教授
香
川
実
成
講 師
Sergio M azzarelli
講 師
T im o t h y A l l a n
英
文
学
英文学特別講義Ⅰ
英文学特殊講義Ⅰ
米
文
学
米文学特別講義Ⅰ
大学院 文学研究科 英文学専攻科目
英 語 学 特 殊 講 義
…… 151
英
…… 151
語
学
演
習
英 語 学 特 別 講 義
…… 152
英 文 学 特 殊 講 義
…… 152
英
…… 153
文
学
演
習
英 文 学 特 別 講 義
…… 153
米 文 学 特 別 講 義
…… 154
チ ュ ー ト リ ア ル
…… 154
科目名
英語学特殊講義
(Special Lectures in English Linguistics
)
担当者
単位数
西原 俊明
4単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
第二言語習得研究の大枠を理解した上で、語学学習者の統語構造について深く 察してゆく。
授業の概要
前期は第二言語習得研究の概論を取り扱い、後期は第二言語習得を統語的な観点から深く 察する。原著論文も授業で取り
上げ、研究の具体的な問題点について論じてゆきたい。
授業計画
前期>
1.What is second language (L2) acquisition?
2.L1 acquisition and L2 acquisition
3.Data collection and analysis
4.The role of the native language (1)
5.The role of the native language (2)
6.Formal approaches
7.Typological and functional approaches
8.Looking at interlanguage processing
9.Interlanguage in context
10.Input, interaction and output
11.Instructed second language learning
12.Beyond the domain of language
13.The lexicon
14.An Integrated View of L2 Acquisition
15.調整日
試験・課題等の内容
後期に Research Paper を提出。
評価方法
授業への取り組み(宿題を含む) 60%
40%
Research Paper
科目名
英語学演習
(English Linguistics Seminar I)
後期>
1.Basic Syntax (1)
2.Basic Syntax (2)
3.Basic Syntax (3)
4.Basic Syntax (4)
5.Basic Syntax (5)
6.Basic Syntax (6)
7.Basic Syntax (7)
8.Universal grammar and language acquisition
9.Principles of universal grammar in L2 acquisition
10.The initial state
11.Grammars beyond the initial state
12.The transition problem, triggering and input
13.The morphology/syntax interface
14.Argument structure
15.Ultimate attainment
テキスト
S. Gass and L. Selinker, Second Language Acquisilion
L. White, Second Language Acquisition and Universal
Grammar
参 文献
授業で紹介します。
担当者
単位数
狩野 暁洋
4単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
統語論の基礎を学習し、それをベースにした第二言語習得研究を紹介します。具体的な授業内容はできるだけ受講者のバッ
クグラウンドやニーズを加味したいと思いますので、興味のある人は登録前に一度相談に来てください。
授業の概要
前期は統語論の基礎を勉強し、後期はそれをベースにした第二言語習得研究について学習します。研究の具体的な問題点に
ついても論じてゆきます。
授業計画
前期>
1.The Chomskian Perspective on Language Study
2.The Lexicon and Sentence Structure
3.Phrase Structure
4.Case Theory
5.Anaphoric Relations and Overt NPs
6.Non-Over Categories
7.Functional Categories
8.NP-M ovement
9.Wh-M ovement
10.An Inventory of Empty Categories
11.Logical Form
12.Barriers
13.Functional Heads and Head Movement
14.Relativized M inimality
15.Minimalist Approach 1
試験・課題等の内容
前期に期末試験を行い、後期に Research Paper を提出。
評価方法
期末試験
40%
40%
Research Paper
授業への取り組み(宿題を含む) 20%
後期>
1.M inimalist Approach 2
2.M inimalist Approach 3
3.言語習得と普遍文法
4.照応表現の解釈 1
5.照応表現の解釈 2
6.照応表現の解釈 3
7.Wh 移動の制約 1
8.Wh 移動の制約 2
9.Wh 移動の制約 3
10.文主語の義務化 1
11.文主語の義務化 2
12.文主語の義務化 3
13.M inimal Trees
14.Valueless Features
15.Full-Access Theories
テキスト
Introduction to Government and Binding Theory
(Blackwell)
第二言語習得研究入門(新曜社)
参 文献
授業で紹介します。
151
大
学
院
文
学
研
究
科
英
文
学
専
攻
科
目
科目名
英語学特別講義
(English Linguistics Special Lectures I)
担当者
単位数
Barbara Easton
2単位
Goals and Themes:
To understand how languages are used in societies
To investigate meaningful language data and present findings
Summary Outline:
In this course students will focus on sociolinguistics fo English.Classwork will involve discussions of general sociolinguistics topics as they may relate to students research interests. Both the professor and the students will guide
classroom discussions.
Contents:
First Semester
1.Introduction
2.The Social Study of Language
3.The Ethnography of Speaking
4.The Structure of Conversations
5.Politeness
6.Speech Communities
7.Dialects
8.Styles
9.Language and Gender
10.Social Stratification and Accommodation
11.Bilingualism and Code-switching
12.Societal M utlilingualism
13.Language Rights;Pidgins and Creoles
14.Applied Linguistice (1)
15.Applied Linguistice (2)
Assignments and Examinations:
Students will read both the textbook and outside reference materials,as appropriate,and prepare to discuss a
variety of sociolinguistic topics in English and write
answers to exercises. There will not be a final examination but a research report will be required.
Evaluation:
50%
Classwork
Research report 50%
Textbook(s):
Bernard Spolsky, Sociolinguistics (Oxford)
科目名
英文学特殊講義
(Special Lectures in English Literature I)
担当者
単位数
Sergio Mazzarelli
4単位(通年)
Goals and Themes:
Teaching students to understand the issues connected with the representation of the workings of political power in
Shakespeare s Richard III and Henry V.
Summary Outline:
This course will focus on two Shakespearean history plays,Richard III and Henry V. The former is a portrait of the
ascent and fall of a tyrant,while the latter purports to be a celebration of a model king. Students will learn to analyze
the representation of the workings of political power in each play. Various critical interpretations will be studied and
discussed. Attention will also be paid to the influence of these plays on contemporarymass culture through the medium
of film.
Contents:
First Semester
1.Introduction to Shakespeare
2.Introduction to the Histories
3.M achiavellianism
4.Richard III 1.1-1.2
5.Richard III 1.3-1.4
6.Richard III 2.1-2.3
7.Richard III 2.4-3.2
8.Richard III 3.3-3.6
9.Richard III 3.7-4.1
10.Richard III 4.2-4.4.185
11.Richard III 4.4.186-5.1
12.Richard III 5.2-5.5
13.Richard III 5.6-5.7
14.Review
15.Conclusion
Second Semester
1.Introduction
2.National Identity
3.Prince Henry in the Henry IV plays
4.Henry V Prologue-1.2.220
5.Henry V 1.2.221-2.3
6.Henry V 2.4-3.4
7.Henry V 3.5-3.7
8.Henry V 4.0-4.1
9.Henry V 4.2-4.7.86
10.Henry V 4.7.87-5.1
11.Henry V 5.2
12.Ambiguities in Henry V
13.Comparison between Henry V and Richard III
14.Review
15.Conclusion
Assignments and Examinations:
Students will be required to complete weekly assignments and submit two reports. There will be no examinations.
Evaluation:
20%
Class participation
Weekly assignments 40%
40%
Reports
Textbook(s):
William Shakespeare, Richard III, ed. John Jowett
(OUP)
William Shakespeare, Henry V, ed. Gary Taylor
(OUP)
Reference Materials:
A bibliography will be provided at the beginning of the
course.
152
科目名
英文学演習
(English Literature Seminar I)
担当者
単位数
井石 哲也
4単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
17世紀以降現代までを時代背景とした「イギリス人気質」について 察する。同時にイギリスの歴史的流れについて学ぶこ
とを目標とする。
授業の概要
J.B.Priestley,The English (1973)から第二章の Englishwomen を精読し、イギリス文化史に名を残した女性達の生き様に
ついて学びながら、古今のイギリス人気質の傾向について理解を深める。
授業計画
前期>
1.導入:近代イギリス史について
2.テキスト講読:現代イギリス人気質
3.
〃
4.
〃
5.
17世紀の英国女性
6.
〃
7.
〃
8.
〃
9.
〃
10.
〃
11.
〃
12.
〃
13.
18世紀の英国女性
14.
〃
15.
〃
後期>
1.前期の続き:
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.まとめ
18世紀の英国女性
〃
〃
〃
19世紀の英国女性
〃
〃
〃
〃
〃
〃
20世紀の英国女性
〃
〃
試験・課題等の内容
プレゼンテーション(講読)を主体とし、期末レポートを
課す。
テキスト
J.B. Priestley, Englishwomen(英光社)
評価方法
授業での演習および発表60%、期末レポート40%
参 文献
授業の中で詳しく指示する。
科目名
英文学特別講義
(Special Lectures on British Literature I)
担当者
単位数
大
学
院
文
学
研
究
科
英
文
学
専
攻
科
目
香川 実成
2単位
授業の到達目標及びテーマ
ノ−ベル文学賞受賞作家 Doris Lessing の1985年エッセイ集 Prisons We Choose to Live Inside を精読します。5篇のエッ
セイからなるこの著作は、現代社会における人間の思 (及びその結果としての行動)のあり様、戦争の原因ともなりうる
各個人・各集団・各時代の持つ独善性についての鋭い洞察に満ちており、Lessing 独特の明快な文体も併せて、時代を超えて
読み継がれるべきエッセイ集です。英文読解スキルの向上を目指しつつ、同時に、我々が生きる現在の社会洞察に対する批
評眼も育みたい。
授業の概要
各エッセイを収録順序に従って、2∼3回の授業回数で読みます。各々ペ−ジ数で20ページ弱、全体でも100ページに満たな
いものなので、半期で読み終えることを期待します。
授業計画
前期>
1.Doris Lessing について
2. When in the Future They Look Back on Us 精読
3. When in the Future They Look Back on Us 精読
4. When in the Future They Look Back on Us 精読
5. You Are Damned, We Are Saved 精読
6. You Are Damned, We Are Saved 精読
7. Switching Off to See Dallas 精読
8. Switching Off to See Dallas 精読
9. Switching Off to See Dallas 精読
10. Group M inds 精読
11. Group M inds 精読
12. Group M inds 精読
13. Laboratories of Social Change 精読
14. Laboratories of Social Change 精読
15.まとめ
試験・課題等の内容
講義ですが、演習形式で授業を進めますので、毎回の担当
箇所を相当読み込んでおくことが大前提となります。その
他、期末レポートもしくは定期試験を課します。
テキスト
Doris Lessing, Prisons We Choose to Live Inside
*ただしこちらで用意しますので、各自で購入する必要は
ありません。
評価方法
授業予習状況:50%、レポートもしくは定期試験:50%
参 文献
適宜指示します。
153
科目名
米文学特別講義
(American Literature Special Lectures I)
担当者
単位数
Timothy Allan
2単位
Goals and Themes:
M uch of the spirit and energy of American culture has been driven by the impulse to search for new identities in new
places with new values. These acts of creation and re-creation have been reflected in many classic literary works,
and we will examine the American spirit through these perspectives.
Summary Outline:
In this class, we will examine how writers from different eras, genders, races and socio-economic backgrounds have
tried to record American culture through many short stories, edited and guided by editor Joyce Carol Oates, herself
a latter-day storyteller of great note.
Contents:
Second Semester
1.Introduction, Profiles, Moodle
2.Wives of the Dead, Hawthorne
3.The Tell-Tale Heart, Poe
4.Cannibalism in the Cars, Twain
5.A Clean, Well-Lighted Place, Hemingway
6.An Alcoholic Case, Fitzgerald
7.Review Test
8.Red-Headed Baby, Hughes
9.There Will Come ... Bradbury
10.Something to Remember ... Bellow
11.The Death of Justina, Cheever
12.The Persistence of Desire, Updike
13.Actual Miles, Carver
14.Heat, Oates
15.Final Test, Survey, Preview
Assignments and Examinations:
There will be a Report, a M id-Term Review Test, and
a final Test in class time. There is no final examination.
Evaluation:
Participation:
Report:
Review Test:
Final Test:
Textbook(s):
Oates, Joyce Carol. Oxford Book of American Short
Stories. (Oxford University Press, 2004)
Reference Materials:
Teacher and student materials based in class M oodle
website.
科目名
チュートリアル
(Tutorial)
担当者
単位数
25%
25%
25%
25%
Barbara Easton, Sheila Norris
なし
Summary Outline:
The tutorial consists of two basic types of activity:first,group discussion of the works chosen bystudents for advanced
research and of themes shared by these works;and second, individual conferences with each student if she writes her
master s thesis in English.
154
講
義
要
講 義 要 綱
綱
活
水
女
子
大
学
文
学
部
大
学
院
専
門
教
育
科
目
活水女子大学 文学部 ・大学院
専門教育科目