【プランの内容】 1.あなたの を教えてください。 旅のテーマ 佐渡を知る旅

【プランの内容】
1.あなたの旅のテーマを教えてください。
佐渡を知る旅
2.誰と一緒に旅に行くのですか?
(旅人として誰を想定しているのか,どういう人たちにお勧めする旅なのかを教えてく
ださい。)
家族・友人同士・何度か来日している外国人を対象にゆっくりと回ることを想定
しています。
3.あなたの旅のプランを教えてください。
(1)訪れたい時期・季節
6月上旬
(2)その時期・季節を選んだ理由
佐渡島内の各種芸能・祭りの開催時期であり、佐渡の歴史文化を知る上でもっと
もよい時期であるから。
(3)旅の日数
2泊
3日
4.この旅をお薦めする理由,またはこの旅にまつわる「物語」や「想い出」などを教え
てください。
佐渡は日本の縮図と呼ばれ、各地域に独自の文化・歴史を持ち、今なおその伝統
を受け継ぎ、昔の日本を強く残しています。
佐渡は離島ということもあるため、情報の発信・伝達が難しく、あまり周知化さ
れておらず、島外者に佐渡のことを訪ねると県内の人ですら「佐渡は金山とトキの
島」というイメージしか持っていない人が多いのが現状です。
しかし実際に佐渡に来た人たちから感想を聞くと、佐渡のイメージが「歴史と文
化の島」に変わったという声を聞きます。ですがどこに行っていいか、どうすれば
様々な地域の歴史・文化・自然を知る事ができるのかわからないという苦情・要望
があります。そのため、来島した人たちが、佐渡を知るために回る初心者コースと、
より佐渡の事を知りたい方のためのコースを考えました。
5.具体的な旅の行程を御記入下さい。足りない場合はコピーしてお使い下さい。
○旅のテーマ
①総合一般コースA
○応募者・応募団体名
【第1日目】(全行程
旅の行程
(訪問先等)
旅のテーマ『佐渡案内』(初来島の方向き)
佐渡市教育委員会
2泊
3日のうち)
あなたの旅のテーマに
即した選定の理由
訪問先の特色
佐渡汽船
両津港着
レンタカー
二ツ亀・大野亀
日本海の荒波によって、長い
年月をかけて作られた巨岩。
大野亀
佐渡の秘境と呼ばれていた所
で、二ツ亀は二匹の亀が連なるよ
うに見え、普段は海で陸と分断さ
れているが干潮時には自然の橋が
でき、渡ることができる。大野亀
は一匹の亀がうずくまっているよ
うに見える。佐渡を代表する自然
的景観であり、特にこの時期の大
野亀は日本一の群生地である「ト
ビシマカンゾウ」の花が一面に咲
き、自然の美しさに感動する。脚
力に自信のある方は、大野亀の頂
上に登る事ができる 。(片道30
分程度)登った者にのみ見える景
色は疲れを忘れさせるほどの価値
がある。
大野亀
トビシマカンゾウ
二ツ亀
賽の河原
幼くして亡くなった子供の霊
の冥福を祈る霊場。
神秘的ではあるが、美しい二ツ
亀・大野亀とは対照的な印象を持
つ。現在でも信仰は続いており、
あの世とこの世をつなぐ
場所という不思議な雰囲気を感じ
ることができる。集落から徒歩で
少し距離があるが、行く途中の岩
場に咲く岩百合も非常に美しい。
レンタカー
尖閣湾
荒削りの断崖と岩礁からなる
海岸線で、一部は海中公園に指
定されている。遊覧船や海中透
視船で見学することができる。
先の二ツ亀・大野亀は柔らかな
自然を感じることができるが、遊
覧船・海中透視船に乗ると、荒々
しい自然の力を感じると共に、自
然の造形美の粋を見ることができ
る。
宿泊
佐渡では各地で温泉が沸き、相
川地区にも複数の温泉宿がある。
また相川は外海府海岸の新鮮な
海産物を中心とした食事を楽しむ
ことができる。
レンタカー
宿泊
相川地区の温泉
レンタカー
佐渡金山
佐渡を代表する史跡である佐
江戸時代、徳川幕府の財政を支
渡金山の坑道等を公開してい えた佐渡金山の歴史を学ぶと共
る。坑道内ではロボットが江戸 に、坑道内の見学で当時の作業の
時代の作業風景を演じている。 厳しさや、水替えのために連れて
資料館もあり、当時の資料を見 こられた無宿人達の悲哀を感じる
ることができる。
事ができる 。「道遊の割戸」と呼
ばれる山頂から二つに断ち割られ
た形の露天掘りの跡や、人が一人
で掘った狸堀の跡など金採掘に対
する当時の姿を見ることができ
る。資料館内に箱に入った金の延
べ棒を小さな穴から取り出すとい
う体験コーナーがあり、金の延べ
棒を触り、その重さを実感するこ
とができる。
道遊の割戸
坑道内
レンタカー
西三川
ゴールドパーク
昼食
レンタカー
砂金取りを体験できる。
西三川は平安時代に佐渡で最
初に金が発見された所で「今昔
物語集」に記載されている。
佐渡の金採掘開始場所で
あり、実際に体験すること
で、砂金取りを実感できる。
採取した砂金は持ち帰るこ
とができるため、旅のよい思い出
ができる。
宿根木
小木地区宿根木集落は、新潟
県唯一の「重要伝統的建造物群
保存地区」に選定されている。
江戸時代は北前船西回り航路
廻船基地として栄えた村で、船
主や船大工職人達が住んでい
た。小さな入江に質素な板壁の
家が100余軒肩を寄せ合って建
っていて、独特の風景をつくっ
ている。
公開されている民家が2軒あ
り、昔の暮らしぶりを知ること
ができる。
宿根木は佐渡島内でも他とは異
なる文化・歴史を持ち、現在でも
住人達の手によって昔の姿を保つ
だけでなく、復元している。居住
区であるにもかかわらず、観光客
などを受け入れている。公開して
いる民家では地元の方が説明して
くれ、佐渡の人情味あふれた所の
一つでもある。不思議と懐かしい
感じのする町並みである。
矢島は、良質の矢竹の産地と
して古くから知られ、源頼政が
「ヌエ退治」で使った矢もここ
のものと言われている。
経島は、日蓮の赦免状をたず
さえた高弟の日朗が難破してこ
こに漂着、読経して一夜をあか
したといわれている。たらい船
体験ができる。
佐渡の美しい岩場の海岸に、朱
色の橋が架かっているのが印象的
で、現在でも磯漁で使用されてい
る「たらい船」体験を楽しめる。
レンタカー
矢島・経島
レンタカー
宿泊
宿泊
真野地区
薪能鑑賞
両津地区原黒諏訪神社
新穂地区潟上牛尾神社
羽茂地区草刈神社
日程にあわせて薪能見学
佐渡には江戸時代、庶民の間
に能が広まり、佐渡島内には現
在も30以上の能舞台が残り、
大部分は神社に付属している。
各神社で庶民が能を奉納する行
事を現在も続けており、公開し
ている。
その名の通り、薪を焚いて行わ
れる「薪能」は、夕暮れから始ま
り、夕闇が濃くなるほどに幻想的
な雰囲気を増し、あまり能に興味
がなく、能の知識がなくとも見入
ってしまう。観光目的になりつつ
あるものの、伝統・歴史を肌で感
じられる。
レンタカー
佐渡博物館
佐渡の総合的な博物館で、簡
単に佐渡の歴史を知ることがで
きる施設。
佐渡の大まかな歴史の流れを知
り、これまで回ってきたところや、
また次に佐渡に来るときの情報収
集に役立つ。
妙宣寺は、承久の乱に敗れ、
佐渡に配流された順徳上皇に供
奉し佐渡に渡った北面の武士遠
藤佐衛門為盛が、上皇崩御のの
ち、鎌倉幕府によって流された
日蓮聖人を妻の千日尼とともに
世話し建立した寺と伝える。為
盛は出家して阿仏坊日得となっ
たため、この寺の別名を「阿仏
坊」という。もとは別の地にあ
り、ここは鎌倉時代から戦国時
代まで佐渡を治めた本間氏の雑
太城があったが、上杉景勝の佐
渡攻めにより本間氏滅亡後、こ
の地に移された。現在も雑太城
空堀跡が残されている。
境内には新潟県内で唯一の五
重の塔(江戸時代建立高さ24.0
m)や日中の変に連座し、13
25年北条高時によって佐渡に
流された日野資朝の墓がある。
佐渡島内には寺社が多く残り、
創建年代も古いものが多い。
また、佐渡の中世は幕府執権北
条氏一族の家臣であった佐渡本間
氏によって鎌倉時代から統治さ
れ、各地に館跡や城跡が多く残り、
戦乱の時代を生き抜いた姿と県内
唯一の五重塔があることなど、佐
渡の信仰の深さを感じることがで
きる。
レンタカー
妙宣寺
レンタカー
トキの森公園
日本で唯一「トキ」のいる施
設。
「新潟県トキ保護センター」
で飼育しているトキを「トキ資
料展示館」の観察通路から観察
することができ、トキの生態や
歴史を知ることができる。
国際保護鳥の「トキ」を見るこ
とができ、現在順調に繁殖し、人
間によって絶滅しかけたトキが、
人間の手によって再生していく姿
を見ることができる。
レンタカー
佐渡汽船
両津港発
※
訪問先の移動手段も記入してください。なお,交通機関については,公共交通機関,
タクシー,レンタカーなど,一般的に利用できると考えられるものを利用することを前
提にお考え下さい。