平成28年度 前期 授業計画

平成28年度
前期
授業計画
健康栄養学部 管理栄養学科
修 文 大 学
SHUBUN UNIVERSITY
生活美学
授業科目名(英)
■授業計画
担当教員名
堀 義幸
教員室
7601
回
[ローマ字]
Hori Yoshiyuki
対象学生
4年生
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2
前期
選択
講義
1 ガイダンス
・講義概要の説明。
・美の定義を理解する。
2 色について(1)
・色彩について検証する。
科目区分
基礎教育科目
履修要件
オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付けます。
授業内容
到達目標
キーワード
光・色・形・五感・心理的効果
3 色について(2)
・色の系列を理解する。
授業概要
美とは何かという本質に触れながら、学生各々の身辺に広がる自然・芸術
及び周辺領域も含めた現空間に存在する美の構造を考察し体験する。
4 色について(3)
・色相環を理解する。
教育目標
視覚表現についての講義内容を理解した上で、各テーマに沿って表現技
術を段階的に習得する。色彩及び形態の理解を深める検証を行う事に
よって、美の構造を視覚的に体験し、本質を理解していく。
5 色について(4)
・色立体を理解する。
到達目標
各テーマに沿って生活空間を構成する美の定義を学び、色彩及び形態へ
の理解を深める。
6 色について(5)
・明度と彩度を理解する。
7 色について(6)
・陰影ついて理解する。
8 人体について(1)
・人体について検証する。
9 人体について(2)
・人体の骨格について学ぶ。
10 人体について(3)
・姿勢の変化による骨格の動きを学ぶ。
11 立体について(1)
・立体について検証する。
12 立体について(1)
・次元を理解する。
13 立体について(3)
・遠近法を理解する。
14 生活空間(1)
・生活空間を検証する。
15 生活空間(2)
・空間を理解する。
ホームワーク
教科書・教材
日々の生活空間全てに目を向け、自らの五感を働かせ感性を磨く事。
適宜資料配布。
参考書
成績評価方法
講義への取り組み姿勢(60%)、課題提出(40%)
社会心理学
Social Psychology
■授業計画
担当教員名
佐々木 政司
[ローマ字]
MASASHI SASAKI
対象学生
2年生
科目区分
履修要件
基礎教育科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
7621
オフィスアワー
水12:10~12:50於研究室
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2
前期
選択
講義
回
授業内容
1 社会心理学とは
・社会心理学の研究対象と方法について理解する。
・社会心理学を学ぶ意義を理解する。
2 対人認知
・対人パーソナリティ認知について理解する。
・印象形成過程について理解する。
3 対人魅力
・対人認知の結果としての対人魅力について理解する。
・対人魅力を決定する諸要因について理解する。
4 社会的推論
・帰属過程について理解する。
・社会的推論の誤りについて理解する。
5 社会的欲求
・生理的欲求と社会的欲求について理解する。
・社会的動機付けについて理解する。
6 態度
・態度の定義、態度と行動の関係について理解する。
・態度変容過程について理解する。
7 自己認知
・自己意識と没個性化について理解する。
・自己概念の形成過程について理解する。
8 自己評価
・社会的比較過程について理解する。
・自己評価維持機制について理解する。
9 社会的交換
・社会的交換理論とゲーム理論について理解する。
・信頼感の形成について理解する。
社会、心理
・社会心理学の基本的概念について講述し、あわせてそれに関連する理論
や根拠になった実験例などについても取り上げる。
・社会心理学の基本的概念と方法論を理解し、さまざまな社会的事象につ
いて心理学的観点から分析できるようになることを目標とする。
・社会心理学の基本的概念や理論について理解する。
・日常的な社会的事象について社会心理学的な考察ができる。
ホームワーク ・適宜アサインメントを出すが、各回の復習を欠かさないこと。
教科書・教材
指定しない
参考書
授業時紹介
試験、レポート、アサインメントの成績から総合的に判断する。
A:社会心理学の基本的概念や方法について理解し、日常的な社会的事象につい
て社会心理学的な考察ができる。
成績評価方法 B:社会心理学の基本的概念や方法について理解し、日常的な社会的事象につい
て科学的な理解ができる。
C:社会心理学の基本的概念や方法について理解している。
到達目標
10 対人関係
11 社会的影響
・対人関係の諸相について理解する。
・2者間の関係の発展・崩壊過程について理解する。
・対人関係を促進・抑制する要因について理解する。
・社会的促進と抑制について理解する。
・同調過程について理解する。
・さまざまな社会的勢力について理解する。
12 集団
・集団の定義、集団の構造について理解する。
・集団規範と集団凝集性について理解する。
13 集合行動
・流行現象、流言について理解する。
・群衆行動について理解する。
14 ストレス
・ソーシャルサポートによるストレスの緩和について理解する。
・援助行動とその抑制過程について理解する。
15 文化
・文化的自己観とその影響について理解する。
食文化論
授業科目名(英)food culture
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
長野宏子
NAGANO Hiroko
対象学生
4年
科目区分
履修要件
基礎教育科目
教員室
非常勤講師室
オフィスアワー 授業時にアポを取る
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2
前期
選択
講義
回
1
授業内容
食文化論は
到達目標
人々が工夫を重ねて形成した食に関する生活様式の多様な領域
を解説する。比較文化の観点から日本の食文化に影響を及ぼして
いる多様な要因についても講述する。
日本料理の原点は、新鮮な食材と、良い水がなければ成り立たず
2 日本の食文化形成と展開 地理的要因が大きい。四季のある日本において平安時代から室町
時代までの料理の変遷を歴史的背景を含め講述する。
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
ホームワーク
教科書・教材
参考書
食物史・料理様式・比較文化・食習慣
食文化は、民族の歴史や文化・地域の風土が反映されたものである。民
族の食行動や食事習慣、食の歴史・風土、年中行事等についての食生活
を、つまり長年、人々の知恵で受け継がれてきたことを学ぶ科目である。
世界の人々が伝え継いできた食(食文化)に興味を持ち、理解を深め、自
分の食生活に興味を持ち、実践への基礎となる事を教育目標とする。
安土・桃山時代から現代までの日本料理の変遷をその時代と料理
3 日本の食文化形成と展開 の系譜を説明し、和食の原型も考察する。
4
主食の文化
5
副食の文化
伝来した仏教の影響で肉食禁忌の時代があった。大豆、野菜など
の食され、飯と魚と野菜の日本型食事形態が形成された。また、独
特の魚介料理文化が発達した。
6
調理 だし(和食文化)
和食の要は、水、だし、食材である。昆布などのうまみは日本から
世界に認知された。ユネスコ無形文化遺産に登録された「日常食と
しての和食」の意味を改めて考える。
7
季節と郷土料理
温暖多湿なわが国の気候が育む食材(旬)を上手く生かした郷土
料理は地域の様々な条件のもと、生活環境や生業、宗教とも結びつ
いて、地域独特の食形態を形成した。例をあげて考察する。
8
日本の行事食
正月や節句の「ハレ」の食事に代表される年中行事や通過儀礼な
どを、家族の健康や豊作、季節の移り変わりの行事等に関わる食べ
物について学ぶ。
9
菓子・茶・酒
菓子(茶・酒)などの嗜好品は、その背景になる社会の状況によっ
て変動してきた。菓子は、南蛮菓子として大陸文化より伝来し、米な
どを加工した餅や団子は日本菓子の原型である事などを学ぶ。
我が国の気候風土が育み伝えてきた食文化の意義を理解し、自分から
次世代へと引き継ぐ課題を持つことができる事を到達目標とする。
・講義内容について自習行う内容を提示するので毎回必ず予習し、授業に
積極的に参加すること。
・毎回、授業の復習をし、プリント末尾に自身の考え、感想を簡潔にまとめ
ておく。
・図書館にある関連図書を有効活用し、理解を深める。
授業の資料を配布する。
「日本の食文化その伝承と食の教育」江原絢子、石川尚子-アイ・コーポレーショ
ン 「新・食文化入門」森枝卓士、南直人編-弘文堂、「世界の食文化」中国編・フラ
ンス編・イギリス編・アメリカ編-農文協 「西洋食物史」山本直文著-柴田書店他
1)筆記試験50%、レポート点30%、プレゼンテーションを含む受講態度
20%で評価する。
成績評価方法 2)授業配布資料に授業内容や調べて追加した各自のレポートを授業の最
後に提出。レポート点として評価する。
縄文時代後期から弥生時代に水田稲作が波及した。日常食は雑
穀を主食としていたが、日本の「主食は米」の考え方は根強い。米が
食文化に与えた影響を考える。
10
食の保存と発酵食品
(発酵調味料)
海の幸の海水から塩を採取し漬物などの食物の保存に応用し、さ
らに発酵食品へと発展させた。現在は世界の調味料が出回り、料理
も多様になっている。現代の食事の関わりも考察する。
台所や食卓は、食生活の内容を反映させる燃料、道具、住居、食
11 台所・食器・食卓の文化 料の流通形態などの影響を受けてきた。食器や調理諸道具は素材
機能など時代のニーズを反映し変化してきたことなどを学ぶ。
比べてみたら
(日本と隣の韓国)
韓国では三国時代(高句麗、百済、新羅)になると穀類を主食とす
る食生活の形態が確立され、韓国の食文化には陰陽五行と菜食同
源の思想が根付いている。共通点と異なる食文化について学ぶ。
比べてみたら
(日本とアジア諸国)
アジアにおける地域的文化の差異を地理的環境な面から、題材と
しては納豆、魚醤、麺などから考察する。
14
比べてみたら
(日本と欧米諸国)
15
食文化講義のまとめ
フランス料理の幕開けから大航海時代に地球上で各地域(国)の
気候風土に合わせ生産・消費されていた多くの食物が交換されるこ
とになった。食文化の広がりについて考察する。
人々の知恵の結晶である食文化、その変容、現代私たちが直面す
る食の問題点を討論する。そして、次世代に食文化として引き継ぎ
たいと思う事をまとめる。
12
13
日本国憲法
Constitution of Japan
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
対象学生
科目区分
履修要件
キーワード
早川 秋子
教員室
オフィスアワー
授業科目I
単位数
2
1年
開講時期
前期
基礎教育科目
必修・選択
選択
授業方法
講義
法についての基礎知識を理解し、物事を法的に考える力を養う。憲法
の理念を理解する。日々の出来事を法的・客観的に整理できるように
する。
授業内容
Hayakawa Akiko
授業概要
憲法の基本項目を身近な話題の中で整理・検討する。テキスト・プリント・ビデオなどを
利用して具体的に個々の問題について法がどのように作用しているのかを理解する。
日常生活の中での出来事を憲法の権利・義務の観念で他者に説明できる能力を養う。
教育目標
基本的人権・平和主義・国民主権の3本柱を中心に憲法の理念を整理させ、その知識
が机上の空論でなく、現実の私たちの生活の中で生かされていることを個々の事例の
中で確認し、今のありかたが自分の納得できるものなのか、法の実現の限界があるの
か、それぞれに考えさせる。
到達目標
回
正しい知識を身につけること。その上で現実の裁判や社会状況に照らし合わせて理解
する。さらに判例を丸暗記するのではなく、自身の考えと比較し「本当にこれでいいの
か」と考え、それを自分の言葉で他者に伝えることができるようにする。
新聞・ニュースなど積極的に情報を収集し、図書館やインターネットで
自分の興味ある時事問題を探してみよう。日々の生活の中にある法
ホームワーク 律問題を掘り起こし、自分ならこう解決する!特別な人だけでなく、私
たちみんなが法による解決を望み、実現できるのだと確認してみてほ
しい。
田中・大野編 『法学入門』 (成文堂) ISBN978-4-7923-0581-9
法とは何か。憲法とは何か。日本にはどんなルールがあるのかを整
1 憲法の概念・法とは 理してみる。六法や裁判についても確認する。(オリエンテーション)
2 憲法成立の由来
『基本的人権の事件簿』 (有斐閣選書) 他を講義の中で指示する。
成績評価方法
定期試験は論述形式で行う。設問の内容を正しく理解しているか、それに対し
て自分の考えを論理的に伝えることができているかが採点の基準となる。講
義中にランダムに行う小テストの中でコツをつかんでいってほしい。定期試験
の評価に占める割合は50パーセント。残りの50パーセントは講義の受講態
度、小テストなどを総合的に判断して決定する。
立憲主義とは何か。憲法の全文を確認し、個人の尊重、国民主権、平
和主義の実現などについての重要事項を整理する。象徴天皇制と国
事行為についても確認する。
人権には何かあるか。新しい人権(プライバシー権、環境権)は、いつ
3 基本的人権総論 頃、どのような経緯を経て認められるようになったについて、判例を基
に確認する。
4 事例研究 尊厳死 自己決定権とはどんな権利か。尊厳死を例に考えてみよう。
5 司法権
生きることさえ許されない・・死刑制度。その残虐性が憲法に違反すると言わ
れたこともあったが現在の私たちの感覚ではどうか。国民裁判員制度が開始
されて、私たち一般人も死刑判決を直視する状況になった。刑罰って何だろ
う。
6 違憲審査制度
裁判所には、違憲審査権、法令その他の処分が憲法に違背していな
いか(憲法適合性)を審査し公権的に判断する権限がある。三権分立
をイメージしながら、違憲判決を整理してみよう。
7 法の下の平等
法の下の平等について整理する。事例として民法の女性の再婚禁止
期間を定めた規定を考えてみる。あわせて子供の300日問題、代理母
問題も整理しよう。
8 表現の自由
表現の自由について、身近な問題を例にして考えてみよう。インター
ネットやいたずらメール、悪質なものは規制すべきだ!何が悪質で許
されないのか、誰が判断しどのように制限すればいいのか。
教科書・教材 他に、必要に応じてプリントを配布する。
参考書
到達目標
靖国神社公式参拝の是非について考える。マスコミで騒がれる原因
9 事例研究 靖国神社は何か。国内の視点と外国からの視点を整理して考える。
10 平和主義 1
ポツダム宣言の内容を受けて占領下にGHQによって作られた憲法。
その条文をどう理解するのか、解釈についての変化があるのを知って
いますか?
11 平和主義 2
自衛隊の合憲・違憲論の歴史を踏まえて国際社会の一員として日本
は国際貢献を求められる第2のステージに。どのように行うとよいか。
戦犯問題をどう処理するか。
12 生存権
生活に困ったら国がなんとかしてくれる。憲法25条生存権は社会保
障・社会福祉・公衆衛生の向上は国家の義務と規定しているが、その
財源は私たちの税金。どのように行えば納得できるのか。
国民主権と国民代表制について考える。主権が国民にあることと、国
民の代表者(国会議員)が公権力を行使することは両立できるのだろ
うか。外国人の参政権は必要なのか。
地方自治を憲法論として捉える。直接投票制により、住民主体の自治
が実現しやすいと言われています。地方が元気になるための眼力を
国民主権 2
養おう。
憲法の個人の尊重、国民主権、平和主義の最終確認を個々の事例を
憲法改正 (まとめ) 振り返りながら行う。私たち一人一人が望む国のありかた憲法とは何
か。
13 国民主権 1
14
15
社会福祉援助論
授業科目名(英) Introduction to Social Work
■授業計画
担当教員名
丹羽 正子
[ローマ字]
Niwa Masako
対象学生
2年
科目区分
履修要件
オフィスアワー
基礎教育科目
教員室
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
7609
2
前期
選択
講義
水曜日 13:00~14:00
キーワード
社会福祉、社会福祉における相談援助(ソーシャルワーク)、社会福祉における人
間理解、
授業概要
社会福祉における相談援助(ソーシャルワーク)における援助の方法等について
学ぶ。社会福祉概論で学習した内容をふまえて相談援助の特質について学ぶ。事
例、ワークを通して具体的に学ぶ。
教育目標
社会福祉における相談援助(ソーシャルワーク)とは何かについて習得する。相談
援助の方法、相談援助の対象と担い手、相談援助の展開等について習得する。事
例、ワークを通して具体的に習得する。
回
1
授業内容
社会福祉における相談
社会福祉にける相談援助(ソーシャルワーク)とは何かを理解する。
援助(ソーシャルワーク)
相談援助の原則と倫
2 理
直接援助技術(個別援助技術・集団援助技術)、間接援助技術(地域援
解する。
社会福祉援助技術の 欧米の社会福祉援助技術の歴史、日本の社会福祉援助技術の歴史的
発展過程を理解する。
4 歴史
相談の対象となる利用 相談の対象となる利用者の特性について理解する。
事例を通して具体的に理解する。
5 者
6 相談援助者
ホームワーク
・毎回、復習を欠かさないこと。
・日常生活のなかで、対人関係(人間関係)について、コミュニケーションについて
深く考えるようにする。
7 めに 1
教科書・教材
プリントを配布する。
相談援助者になるた
相談援助者になるた
参考書
適宜紹介する。
8 めに 2
成績評価方法
相談援助の担い手の種類と範囲について概観し、法的に位置づけられた
専門職について理解する。
自己覚知、他者理解について、ワークを通して理解する。
ライフヒストリーを通して人間を理解する。ジェノグラムとエコマップを通し
て人や社会との関係から自分を知る。ワークを通して具体的に理解する。
インテーク、アセスメント、援助のプランニング、援助の実施、評価・終結
9 相談援助の展開過程 までの全体の流れを理解する。
援助関係における
定期試験(70%)、小テスト・課題レポート(30%)
A :到達目標の達成が全般にわたり十分できている。
B :到達目標の達成がおおむねできている。
C :到達目標の達成が基本的な事項についてできている。
相談援助者に求められる「人間尊重」、利用者本位の価値観による原則
について理解する。
3 社会福祉援助の方法 助技術など)、関連援助技術(ケアマネジメントなど)について概要等を理
社会福祉における相談援助(ソーシャルワーク)とは何かについて修得することが
できる。相談援助の具体的な方法を修得することができる。相談援助の対象と担
い手、相談援助の展開等から対人援助について具体的に修得することができる。
到達目標
到達目標
10 コミュニケーション
相談援助の実践におけるコミュニケーションの役割、意味、要素等を理解
する。
11 面接技法
相談援助における面接の目的、面接の方法、面接の技法について理解
する。
12 記録、小テスト
相談援助における記録の目的、記録の書き方、記録の様式、個人情報保
護と情報共有について理解する。 小テスト(範囲 :第1回から第11回ま
で)。
13 事例 1
ショート事例から、高齢者施設における利用者支援について理解する。
14 事例 2
ショート事例から、高齢者施設における家族支援について理解する。
15 ネットワークと連携
複数の援助機関、複数の専門職、さらに地域住民等がネットワークや
チームを組み連携・協働して援助を展開することを理解する。
作物論Ⅰ(農園体験)
Seminar on Crop Science Ⅰ
■授業計画
担当教員名
佐々木 直
[ローマ字]
SASAKI TADASHI
対象学生
1年生
科目区分
履修要件
基礎教育科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
回
オフィスアワー
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
1
前期
選択
演習
栽培面積は少ないが、農作物の栽培方法を理論と実際面から学習するとと
もに、生産した農作物の利用について学ぶ。
農作物の栽培体験を通して春・夏野菜の旬の時期を知り、「食物と農業」や
「農産物の利用・加工」についての知識を得る。
食料生産のための作物栽培の重要性を理解するとともに、主要畑作物栽
培法の基礎知識や利用・加工について理解する。
参考書
成績評価方法
備考
到達目標
1 オリエンテーション ・農作物栽培の概要について理解する。
2 播種
・トマト、ナス、キュウリ、ピーマンなどの栽培について学ぶ。
・シュンギク、ニンジン、トウモロコシの播種について学ぶ。
3 播種
・ラッカセイの播種について学ぶ。
・夏野菜の植付けについて学ぶ。
4 播種・定植
・トマト、ナス、キュウリ、ピーマンなどの定植について学ぶ。
5 施肥
・肥料の種類、施肥の時期、方法について学ぶ。
・各作物の特性に従って栽培管理作業を行う。
6 害虫防除
・各作物における主要害虫の種類とその防除について学ぶ。
・各作物の特性に従って栽培管理作業を行う。
7 定植
・サツマイモの苗の定植を体験する。
・各作物の特性に従って栽培管理作業を行う。
8 栽培管理
・シュンギクの収穫を行う
・各作物の特性に従って栽培管理作業を行う。
9 栽培管理
・各作物の特性に従って栽培管理作業を行う。
10 除草
・除草の方法について学ぶ。
・除草作業を行う。
・ミニトマトの収穫を行う。
11 栽培管理
・各作物の特性に従って栽培管理作業を行う。
・ナス、トマト、キュウリなどの収穫を行う。
12 収穫
・ナス、トマト、キュウリ、ピーマンなどの収穫を行う。
13 収穫
・ナス、インゲンマメなどの収穫を行う。
14 収穫
・トウモロコシの収穫を行う。
・ゴマの播種を行う。
15 まとめ
・ニンジンの収穫を行う。
・各作物の栽培管理についてまとめる。
食物、農産物
ホームワーク 授業の中で指示する。
教科書・教材
授業内容
プリントなどを使用する。
授業内で紹介する。
出席状況、観察・体験レポート等で総合的に判断する。
A:農作物栽培の重要性、主要畑作物栽培・利用・加工についての基礎的な知識を取得しており、実際の
栽培過程を理解し、有効な栽培方法を計画できる。
B:農作物栽培の重要性、主要畑作物栽培・利用についての基礎的な知識を取得しており、実際の栽培
過程を理解できる。
C:農作物栽培の重要性、主要畑作物の栽培・利用についての基礎的な知識を習得している。
授業計画は天候その他の都合で変更する場合がある。
栽培する農作物(作物学演習Ⅰ・Ⅱ合わせて。作物の種類は変更することがある)
サツマイモ(甘藷)、ラッカセイ(落花生)、トウモロコシ(玉蜀黍)、トマト、キュウリ、ピーマン、、
ニンジン(人参)、ダイコン(大根)、シュンギク(春菊)、ナス(茄子)など。
事前播種期・植え付け期・品種などを調べておく。
基礎英語Ⅰ
Basic English I
■授業計画
担当教員名
平田 和人
[ローマ字]
Hirata Yorito
対象学生
全学年
科目区分
履修要件
基礎教育科目
なし
教員室
回
オフィスアワー
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
1
前期
必修
演習
キーワード
基本語彙、文法基礎、英語構文、読解
授業概要
英語の音声、基本語彙や構造、文法概念など基本的な事項について、理
解し定着させるための演習を行う。その際、適宜日本語との比較を通して
学習を進める。
教育目標
英語の音声、基本語彙や構造、文法概念などの基本的な事項について
復習させるとともに、演習を通して自ら学習を進める態度を育成する。
授業内容
到達目標
1 基本語彙、文法、
構文などを身に付け 基礎的な語彙、構文や文法概念(名詞、冠詞など)を理解するとと
るためのreading & もに日常的に用いる語彙や表現を演習を通して身につける。
2 Writing等 演習
3 基本語彙、文法、
到達目標
英語の音声、基本語彙や構造、文法概念など基本的な事項を身につけ、
基礎的な英語運用能力を身につける。
ホームワーク ・授業の予習及び復習を行うこと。
構文などを身に付け 基礎的な語彙、構文や文法概念(時制など)を理解するとともに
るためのreading & 日常的に用いる語彙や表現を演習を通して身につける。
4 Writing等 演習
5 基本語彙、文法、
構文などを身に付け 基礎的な語彙、構文や文法概念(否定など)を理解するとともに
るためのreading & 日常的に用いる語彙や表現を演習を通して身につける。
6 Writing等 演習
7 基本語彙、文法、
構文などを身に付け 基礎的な語彙、構文や文法概念(相など)を理解するとともに日
るためのreading & 常的に用いる語彙や表現を演習を通して身につける。
8 Writing等 演習
教科書・教材
参考書
成績評価方法
Simply Reading, Simply Writing及びハンドアウト
9 基本語彙、文法、
未定
・筆記試験を実施する。再試験は概ね30点以上を対象者とする。
・成績評価基準
A:到達目標の達成が全般にわたり十分できている。
B:到達目標の達成が十分でないところがあるが概ねできている。
C:到達目標の達成が基本的な事項においてできている。
構文などを身に付け 基礎的な語彙、構文や文法概念(形容詞、副詞詞など)を理解す
るためのreading & るとともに日常的に用いる語彙や表現を演習を通して身につける。
10 Writing等 演習
11 基本語彙、文法、
構文などを身に付け 基礎的な語彙、構文や文法概念(法など)を理解するとともに日
るためのreading & 常的に用いる語彙や表現を演習を通して身につける。
12 Writing等 演習
13 基本語彙、文法、
構文などを身に付け 基礎的な語彙、構文や文法概念(比較など)を理解するとともに
るためのreading & 日常的に用いる語彙や表現を演習を通して身につける。
14 Writing等 演習
15 まとめ
基礎的な英語構文や文法概念について整理するとともにReading
& Writing等の演習のまとめをする。
総合英語Ⅰ
Comprehensive English I
■授業計画
担当教員名
平田 和人
[ローマ字]
Hirata Yorito
対象学生
全学年
科目区分
履修要件
基礎教育科目
キーワード
基礎英語Ⅰ及び基礎英語Ⅱの単位修得
教員室
回
オフィスアワー
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
1
前期
必修
演習
授業内容
1 エッセイ①(健康)
の理解、文法の復
習、リスニングなど
2 の総合演習
授業概要
健康、先端的医療、社会を扱った様々なエッセイを用いて、語彙力の育成
や文法の確認をしながらリーディング、リスニングなどの総合演習を行う。
教育目標
語彙力の育成と文法の整理をすることで、リーディングびリスニング力を
向上させる。また、エッセイのテーマを通して様々なテーマについての理解
を深めさせる。
語彙や文法を身に付け、リーディングびリスニング力を向上させる。また、
エッセイの現代的テーマについての理解を深める。
ホームワーク ・授業の予習及び復習を行うこと。
の理解、文法の復
習、リスニングなど
4 の総合演習
5
6
7
8
教科書・教材
成績評価方法
リーディング、文法、リスニングなどの演習を通して、語彙力、文
法能力を身につけ読解力やリスニング能力を向上させる。また、
エッセイ②の理解を通して現代的テーマについての理解を深める。
エッセイ③(健康) リーディング、文法、リスニングなどの演習を通して、語彙力、文
の理解、ライティン 法能力を身につけ読解力やリスニング能力を向上させる。また、
グなどの総合演習 エッセイ③の理解を通して現代的テーマについての理解を深める。
エッセイ④(医療) リーディング、文法、リスニングなどの演習を通して、語彙力、文
の理解、ライティン 法能力を身につけ読解力やリスニング能力を向上させる。また、
グなどの総合演習 エッセイ④の理解を通して現代的テーマについての理解を深める。
Mindfulness及びハンドアウト
9
参考書
リーディング、文法、リスニングなどの演習を通して、語彙力、文
法能力を身につけ読解力やリスニング能力を向上させる。また、
エッセイ①の理解を通して現代的テーマについての理解を深める。
リーディング、文法の定着、リスニング、現代的テーマについての理解
3 エッセイ②(健康)
到達目標
到達目標
未定
・筆記試験を実施する。再試験は概ね30点以上を対象者とする。
・成績評価基準
A:到達目標の達成が全般にわたり十分できている。
B:到達目標の達成が十分でないところがあるが概ねできている。
C:到達目標の達成が基本的な事項においてできている。
10
11
12
エッセイ⑤(医療) リーディング、文法、リスニングなどの演習を通して、語彙力、文
の理解、ライティン 法能力を身につけ読解力やリスニング能力を向上させる。また、
グなどの総合演習 エッセイ⑤の理解を通して現代的テーマについての理解を深める。
エッセイ⑥(社会) リーディング、文法、リスニングなどの演習を通して、語彙力、文
の理解、ライティン 法能力を身につけ読解力やリスニング能力を向上させる。また、
グなどの総合演習 エッセイ⑥の理解を通して現代的テーマについての理解を深める。
13 エッセイ⑦(社会) リーディング、文法、リスニングなどの演習を通して、語彙力、文
14
の理解、ライティン
グなどの総合演習
15 まとめ
法能力を身につけ読解力やリスニング能力を向上させる。また、
エッセイ⑦の理解を通して現代的テーマについての理解を深める。
これまでの演習の整理をする。
応用英語Ⅰ
Applied English I
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
対象学生
科目区分
履修要件
平田 和人
教員室
回
オフィスアワー
授業科目ID
単位数
基礎教育科目
開講時期
基礎英語Ⅰ&Ⅱ、総合英語Ⅰ&Ⅱの単位を修得し、そ 必修・選択
の成績がすべてAまたはBであること
授業方法
授業内容
到達目標
Hirata Yorito
全学年
1
前期
選択
演習
1
科学テーマのエッ
エッセイの細部の理解、全体の要旨の把握をする力をつける。ま
2 セイ読解、トピック① た、同時にトピック①で取り上げられる科学関連分野の語彙や表現
を身につける。
キーワード
科学テーマ、エッセイ読解、語彙力育成
3
授業概要
教育目標
到達目標
科学テーマを取り上げたエッセイを用いて、現代科学のさまざまな分野で
用いられる関連語彙の学習とエッセイ全体の要旨の把握を行う。また、正
確に読み取る演習を通して読解力の向上を目指す。
専門分野の英語への橋渡しとなるような基礎的な英語力を育成する。科
学テーマを取り上げたエッセイ読解を通して論理的に展開する英文に慣れ
させるとともに科学関連分野の語彙を学習させる。
科学テーマを扱ったエッセイを通して、論理的な構成の英語に慣れるとと
もに、科学関連分野の語彙を身につける。
ホームワーク ・授業の予習及び復習を行うこと。
4
科学テーマのエッセ
5 イ読解、トピック②
6
7
科学テーマのエッセ
教科書・教材
未定
参考書
未定
エッセイの細部の理解、全体の要旨の把握をする力をつける。ま
た、同時にトピック②で取り上げられる科学関連分野の語彙や表現
を身につける。
8 イ読解、トピック③
エッセイの細部の理解、全体の要旨の把握をする力をつける。ま
た、同時にトピック③で取り上げられる科学関連分野の語彙や表現
を身につける。
9
成績評価方法
・筆記試験を実施する。
・成績評価基準
A:到達目標の達成が全般にわたり十分できている。
B:到達目標の達成が十分でないところがあるが概ねできている。
C:到達目標の達成が基本的な事項においてできている。
10
科学テーマのエッセ
11 イ読解、トピック④
エッセイの細部の理解、全体の要旨の把握をする力をつける。ま
た、同時にトピック④で取り上げられる科学関連分野の語彙や表現
を身につける。
12
13
科学テーマのエッセ
14 イ読解、トピック⑤
15
エッセイの細部の理解、全体の要旨の把握をする力をつける。ま
た、同時にトピック⑤で取り上げられる科学関連分野の語彙や表現
を身につける。
中国語Ⅰ
Chinese Ⅰ
■授業計画
担当教員名
山西 翼
[ローマ字]
Yamanishi Tsubasa
対象学生
1年
科目区分
履修要件
一般教育科目
キーワード
教員室
回
オフィスアワー
授業科目ID
単位数
開講時期
必修
授業方法
1
前期
選択
演習
授業概要
教育目標
中国語に興味を持ってもらい、日本語との異同点を注意しながら楽しく学んでもら
う。初歩的な中国語の知識を身につけてもらうばかりではなく、日本語や日本文化
に対する再発見も期待する。
中国語の発音記号であるピンインをマスターし、初歩的な文法知識を使って会話、
作文できるように。中国語検定試験準4級合格を目指す。
ホームワーク 習ったことをちゃんと復習して覚えるように。
教科書・教材
到達目標
1 第1課 発音 (1)
中国語について概説。声調、単母音、複母音
2 第2課 発音 (2)
前回の復習、子音
3 第3課 発音 (3)
前回の復習、鼻音を伴う母音、軽声、r 化
4 第4課 発音 (4)
前回の復習、声調変化、数字、挨拶言葉
中国語、中国文化、異文化コミュニケーション
まず中国語はどのような言語かを日本語や英語と比較しながら説明し、中国人の考え方や
価値観及び中国の様々な事情を説明する。発音記号であるピンインや基礎的な文法知識を
丁寧に指導する。
到達目標
授業内容
『中国語の並木道』(改訂版)。「中国語の並木道」編集部会編。
ISBN978-4-86398-004-0 C3887 2400円+税
5
第5課 新出単語、文法 人称代名詞、「是」 の文など
6
第5課 本文 (周先生との出会い)
7
第6課 新出単語、文法 指示詩、副詩「也」、「都」 など
8
第6課 本文 (図書館の閲覧室で)
9
第7課 新出単語、文法 反復疑問文、選択疑問文など
会話の意味を理解し、覚える
会話の意味を理解し、覚える
参考書
10 第7課 本文 (喫茶店) 会話の意味を理解し、覚える
成績評価方法
平常点(出席、課題)50%。 5回以上の欠席は平常点0。
期末テスト 50%。 定期試験で4割以上の得点がある場合のみ再試験対象。
11
第8課 新出単語、文法 様々な疑問詞、形容詩述語文など
12
第8課 本文 (再び喫茶店で)
13
第9課 新出単語、文法 連動文、量詩など
14
第9課 本文 (電話で約束)
15 総合復習、質疑応答
会話の意味を理解し、覚える
会話の意味を理解し、覚える
これまで習ったことを復習し、質問
フランス語Ⅰ
French I
■授業計画
教員室
担当教員名
竹本 江梨
講師控室
授業後にアポイン
オフィスアワー トをとった上で質問
回
授業内容
到達目標
に来てください。
[ローマ字]
Eri Takemoto
対象学生
1年
科目区分
履修要件
基礎教育科目
特になし
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
1
前期
選択
演習
1 教科書 Unité 1
・履修のガイダンス、アルファベット、発音、挨拶表現
・フランス本土の地理と風土(13の地域圏など)
2 Unité 2
・名詞の性数と不定冠詞/定冠詞 :本は男性、テーブルは女性?
・世界無形文化遺産「フランス料理」について
3 Unité 2
・部分冠詞:数えられる名詞と数えられない名詞。
クイズ:「魚は数えられるか?」
・パリ周辺(グラン・パリ地域圏)、特にベルサイユ宮殿について
キーワード
初級フランス語、フランス各地の特色と食文化
授業概要
食いしん坊のフランス人高校生ヴィルジニーが登場する教科書を使い、フランス語
の初級文法、語彙などを学習する。また、「フランス=パリ」というイメージを超え、
フランス各地の特色や魅力に触れる。その中でも特に各地の風土と食文化につい
て学び、知識を広げる。
4 Unité 3
・第一群規則動詞(–er動詞):歌手のセドリックが好きです・・・
・パリのビストロについて
教育目標
フランス語を学ぶことにより、英語圏以外の外国を意識する。また初級文法の学習
とともに、フランス各地の地理的特徴やそこに生まれた食文化などに触れ、異文化
について考えるきっかけとし、今後の専門的かつ多様な学習に生かす。
5 Unité 3
・第一群規則動詞(–er動詞)つづき&1~20までの数字
到達目標
アルファベットの読み方や挨拶、基本的な自己紹介、動詞や形容詞を使った現在
形の文が理解できるレベルまで進み、食に関する語彙も学ぶ。また、パリとその周
辺地域、風光明媚なミディ・ピレネー地方、南仏プロヴァンス地方などについて学
び、本やインターネットで「自ら調べ、レポートにまとめる」習慣を付ける。
6 Unité 4
・指示形容詞(この、その、あの)
・ラングドック・ルシヨン地域圏のミディ・ピレネー地方について
7 Unité 4
・所有形容詞(私の、君の・・・)
・ミディ・ピレネー地方(郷土料理、コースとセヴェンヌ周辺、特産の
チーズなど)
8 Unité 4
・指示形容詞と所有形容詞復習、数字1-10
9 Unité 5
・être動詞(~です):私はフランス人です、大学生です・・・
・パカ・コルス地域圏のコートダジュール地方、特にニース周辺
10 Unité 5
・avoir動詞(持つ):私は姉がいます、彼は車を持っています…
・ニースの郷土料理など)
11 Unité 5
・êtreと avoirの復習&否定形:ベアトリスが好きじゃないです。
・マントンのレモン祭りなど
12 Unité 6
・Il y a (~がある、いる):セドリックの写真がたくさんあります。
・プロヴァンス地方(アヴィニョン、アルルなど)
13 Unité 6
・C'est/Ce sont…(これは~です):これはタルトとケーキです。
・マルセイユと郷土料理について
14 Unité 6
・形容詞:セドリックは背が高いです、彼女はフランスの女優で
す・・・
15 Unité 6 ・特殊な形容:ベアトリスはきれいです、新しいアルバムです・・・
・既習の地域についてのまとめ
ホームワーク
予習・復習を兼ねて、毎回、学習項目に沿った会話の和訳などを課題とす
る。また、各地の特色について提示されたテーマを調べ、配布されたプリン
トにまとめる。授業中にDVDなどから新たに得た情報とともに整理し、提出
する。
教科書・教材
中島万紀子,一條由紀著:「ヴィルジニー!」,早美出版社,2010年.
(ISBN:978-4-86042-063-5)
参考書
一回目の授業で、仏和/和仏辞書をいくつか紹介する。
定期試験および通常の課題提出と、講義への積極性を総合して評価する。
定期試験では、既習の文法事項が正しく理解され、かつ講義で紹介された
各地の特色が学習できているかどうかが重視される。総合成績の割合は
成績評価方法
定期試験60%、課題40%、出席・授業への積極性は参考程度とする。再試
験は定期試験で5割以上の点数がある者、課題を定期的に提出している者
のみとする。
人間関係論
Interpersonal Relations
■授業計画
担当教員名
佐々木 直
[ローマ字]
SASAKI TADASHI
対象学生
1年生
科目区分
履修要件
基礎教育科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
回
オフィスアワー
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2
前期
必修
講義
親子関係・高齢社会について取り上げ、そこで生じる家族・親子関係・福祉
制度、生活等に触れ、社会学や心理学的に考察しつつ、望ましい人間関係
について考える。
参考書
高度成長世代の
・アラカン世代、人口構造の変化について理解する。
2 軌跡(55歳~65歳 ・時代の中で紡ぐ人生と家族について学ぶ。
代)
3 結婚への道
・青年期の異性交際、配偶者の選択について理解する。
・見合い結婚と恋愛結婚について学ぶ。
4 結婚と離婚
・未婚者の増加、結婚年齢の上昇、離婚の増加について学ぶ。
・日本の離婚制度、再婚の自由について理解する。
円滑な人間関係を築くために自己理解と他者理解を深める。
5
子どもの養育と社 ・子どもの養育、親子関係と子どもの社会化について理解する。
・現代家族の諸問題について学ぶ。
会化
6
子どもを取り巻く社 ・置き去りにされるこどもたちについて学ぶ。
・都市社会の特徴、都市社会の家族について理解する。
会問題
7
親子関係(母子関
係・父子関係)
8
写真に見る現代人 ・飾られた人物写真について考える。
・死者の写真、生者の単数・複数の写真について学ぶ。
の絆
9
飾られた写真(人) ・人物写真が飾られた部屋、写真への供物について理解する。
・飾られた人物写真の変化について学ぶ。
との人間関係
人間関係の在り方について認識できるようにする。
いま、この日本家族 弘文堂
講義ハンドブック家族社会学 世界思想社
新しい家族社会学 培風館
授業受講への取り組み、出欠および定期試験等から総合的に判断する。
A:家族、親子関係、高齢社会等における人間関係について理解し、自らの人間関
係を振り返り、望ましい人間関係を築くための努力ができる。
成績評価方法 B:家族、親子関係、高齢社会等における人間関係について理解し、これらの観点
から自らの人間関係を振り返ることができる。
C:家族、親子関係、高齢社会等における人間関係について理解している。
到達目標
1 オリエンテーション ・人間関係論で家族の問題を学ぶことについて理解する。
人間関係、親子関係、社会学
ホームワーク 講義の中で指示する。
教科書・教材
授業内容
10 高齢社会と家族
11
老後を子どもに期
待しない団塊世代
12
人間(死者)の尊厳
性と埋葬(葬送)
13
葬送の個人化と意
識の変化
14
家族形態の変化と
人間関係
15
家族機能の変化と
人間関係
・嫡出子と嫡出でない子(婚外子)について理解する。
・欧米と日本の違いについて理解する。
・人口の高齢化について理解する。
・孤独死のある社会について学ぶ。
・人生80年時代から90年時代への変化について理解する。
・団塊世代の親子関係について理解する。
・高齢者はどこに行くのか、個人としてどう生きるかについて考え
る。
・人の死と葬送について理解する。
・誰がどのような方法で葬儀を行うかについて学ぶ(墓地、墓、喪
主)。
・墓の承継と家族関係について理解する。
・共同墓の増加、散骨の増加について学ぶ。
・新しい社会的合意について考える。
・家族構成の変化=核家族化について理解する。
・家族規模の変化=小家族化について理解する。
・小家族化の国際比較について学ぶ。
・危機対応能力の弱化について理解する。
・新しい家族機能の出現について理解する。
・家族のゆくえについて考える。
組織の心理学
Organizational Psychology
■授業計画
担当教員名
佐々木 政司
[ローマ字]
MASASHI SASAKI
対象学生
3年生
科目区分
履修要件
基礎教育科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
7621
オフィスアワー
水12:10~12:50於研究
室
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2
前期
選択
講義
回
授業内容
1 組織とは
・組織心理学の研究対象と方法について理解する。
・組織とは何かを理解する。
2 モチベーション
・モチベーション研究の意義について理解する。
・科学的管理法について理解する。
3
・欲求段階説について理解する。
・X理論Y理論について理解する。
・二要因理論について理解する。
4
・公平理論について理解する。
・目標設定理論について理解する。
5
・選択理論について理解する。
・フロー理論について理解する。
6 リーダーシップ
・リーダーシップとは何かを理解する。
・リーダーシップ特性論について理解する。
7
・リーダーシップ行動論について理解する。
・リーダーシップ条件適応論について理解する。
8
・カリスマ的リーダーシップ論について理解する。
・変革的リーダーシップ論について理解する。
・サーバントリーダーシップ論について理解する。
9 消費者行動
・消費者行動研究の意義について理解する。
・マーケティングにおける消費者行動の基礎的内容について学ぶ。
10
・AIDMAモデルについて理解する。
・プロスペクト理論について理解する。
11 組織コミットメント
・組織コミットメントとは何かについて理解する。
・日本的経営と組織コミットメントの関係について理解する。
12
・組織社会化について理解する。
・組織コミットメントにおける集団主義について理解する。
13 キャリア
・キャリアとは何かについて理解する。
・キャリア発達とは何かについて理解する。
・キャリア発達の理論について学ぶ。
14
・組織内キャリア発達について学ぶ。
・ワークライフバランスについて考える。
15
・キャリア・トラジッションについて学ぶ。
・キャリア設計について学ぶ。
社会、組織、心理
・組織心理学の基本的概念について講述し、あわせてそれに関連する理論
や根拠になった実験例などについても取り上げる。
・組織心理学の基本的概念と方法論を理解し、組織における個人や集団の
さまざまな社会的事象について心理学的観点から分析できるようになるこ
とを目標とする。
・組織心理学の基本的概念や理論について理解する。
・組織における個人や集団の社会的事象について心理学的な考察ができ
る。
ホームワーク ・適宜アサインメントを出すが、各回の復習を欠かさないこと。
教科書・教材
指定しない
参考書
授業時紹介
試験、レポート、アサインメントの成績から総合的に判断する。
A:組織心理学の基本的概念や方法について理解し、組織における社会的事象に
ついて心理学的な考察、対処ができる。
成績評価方法 B:組織心理学の基本的概念や方法について理解し、組織における社会的事象に
ついて心理学的な理解ができる。
C:組織心理学の基本的概念や方法について理解している。
到達目標
カウンセリング論
Counseling
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
佐々木 政司
MASASHI SASAKI
対象学生
4年生
科目区分
履修要件
基礎教育科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
7621
オフィスアワー
水12:10~12:50於研究
室
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2
前期
選択
講義
カウンセリング、心理
カウンセリング、心理療法の基礎概念や理論、方法、役割などを解説する。また、心理療法
の代表的理論を取り上げて、それぞれの哲学的基盤、精神病理・心理障害の定義、面接課
程、治療者の役割と介入法などの観点から比較・検討することによって、カウンセリングにお
ける人間理解と援助について学ぶ。
カウンセリングや心理療法とは何か、カウンセリングの視点からの人間理解とはいかなるも
のかを理解させる。また、なぜ今カウンセリングの視点が重要なのか、その理論や方法、考
え方は社会でどのように利用可能であるかについて理解させる。
カウンセリング、心理療法の基本的知識を得て新しい視野から人間を見つめなおすことに
よって、その考え方や人間理解の仕方がいかに社会一般で有用であるかを理解する。また、
こうした視点を自分自身の現実生活へ結びつけることにより、円滑に人間関係を進める能力
を身につけることを目標とする。
回
授業内容
1 カウンセリングの概念
心理療法理論
2
心理療法の理解
3 精神分析療法
心理療法の理解
4 来談者中心療法
心理療法の理解
5 行動療法
心理療法の理解
6 認知療法
認知行動療法
心理療法の理解
ホームワーク ・適宜アサインメントを出すが、各回の復習を欠かさないこと。
7 遊戯療法
心理療法の理解
8 芸術療法
教科書・教材
松原達哉「臨床心理学の全てが分かる本」
心理療法の理解
9 箱庭療法
参考書
授業時紹介
心理療法の理解
試験、レポート、アサインメントの成績から総合的に判断する。
A:心理療法の各理論とコミュニケーションの理論について理解でき、その視点に
成績評価方法 基づいた人間理解ができている。
B:心理療法、コミュニケーションの理論の知識が備わっている。
C:心理療法、コミュニケーション理論の基本的事項について理解している。
10 家族療法
心理療法の理解
11 動作法
心理療法の理解
12 コミュニティへのアプ
ローチ
コミュニケーションの理
到達目標
・カウンセリング、心理療法とは何か、その定義を理解する。
・カウンセリング、心理療法が誕生した歴史を学ぶ。
・カウンセリング、心理療法が今なぜ必要なのか、その社会的背景について理解す
る。
・心理療法にはどのようなものがあるか概観する。
・それぞれの立場の背景と歴史を理解する。
・精神分析療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学
ぶ。
・精神分析療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。
・精神分析療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。
・来談者中心療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を
学ぶ。
・来談者中心療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。
・来談者中心療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。
・行動療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学ぶ。
・行動療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。
・行動療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。
・認知療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学ぶ。
・認知療法・認知行動療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。
・認知療法・認知行動療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。
・遊戯療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学ぶ。
・遊戯療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。
・遊戯療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。
・芸術療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学ぶ。
・芸術療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。
・芸術療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。
・箱庭療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学ぶ。
・箱庭療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。
・箱庭療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。
・家族療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学ぶ。
・家族療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。
・家族療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。
・動作法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学ぶ。
・動作法における治療者の役割と援助の方法を理解する。
・動作法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。
・コミュニティアプローチの概念について理解する。
・コミュニティアプローチの実際について学ぶ。
・コミュニティの視点をもつことの重要性を理解し、自身の生活を振り返る。
13 論
・カウンセリングの知識を踏まえ、コミュニケーションについてその考え方を学ぶ。
・コミュニケーションを円滑に進めるための代表的な理論を理解する。
14
・実例や実習を通してコミュニケーションの重要性を理解する。
・カウンセリングの知識や理論と、実際のコミュニケーションとのつながりを理解す
る。
まとめと栄養教育への
15 応用
・全講義についてまとめ、カウンセリングや心理療法について総合的に理解する。
・栄養教育などにおけるカウンセリングの視点の応用について考える。
体育講義
Physical Education,Lecuture
■授業計画
担当教員名
黒柳 淳
[ローマ字]
Kuroyanagi Atsushi
対象学生
1年
科目区分
履修要件
基礎教養科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
7620
オフィスアワー
月曜日昼休み黒柳研究室
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2単位
前期
必修
講義
回
1
体育講義で得た知識を活かし、健康の保持増進、体力の向上、疾病の予
防などが図れるよう、体育に関する基本的事項を理解する。また、各自の
体格、体力を理解し、維持向上に努める。
健康の定義
体育の概念
体の健康
2 心の健康
社会的な健康
運動、健康、トレーニング、休養
人間が生涯にわたる、健康の保持増進についての実践力の育成と、体力の向上の為の運
動について理解することを目的に体育講義を学ぶ。自他の健康及び社会生活における健康
を保持増進する為に、運動による健康づくりに対する理解を深めるとともに、健康な身体を作
る為のトレーニング方法について講義をする。
体育とは何か、その意義について理解する。また、健康の保持増進と体力の向上の為の運
動についての体育の役割について理解し、自他の健康及び社会生活における健康を保持増
進する為に、運動による健康づくりに対する理解を深める。さらに健康につながるトレーニン
グ方法を学ぶ。
授業内容
4
体育測定・評価の ・形態測定について学ぶ。
・筋力について学ぶ。
実際
5
体育測定・評価の ・柔軟性について学ぶ。
・持久力について学ぶ。
実際
6
体育測定・評価の ・敏捷性について学ぶ。
・巧緻性について学ぶ。
実際
7 T-score
・測定と評価とは何か。
・測定と評価の教育的意義を学ぶ。
・各自の体格、体力を理解する。(体力測定を含む)
・健康の保持増進の為の評価の仕方を学ぶ。
8
全面性の原理
個別性の原理
・基礎体力づくりを基本とした運動が大切な事を理解する。
・個人の体力に応じた運動が大切な事を理解する。
9
漸進性の原理
継続性の原理1
・運動量を徐々に増加させていかなければならない事を理解する。
・運動の継続が生理機能に対し効果が期待できる事を理解する。
授業時資料配布
参考書
・筆記試験70%(健康を保持増進する運動による健康づくり、健康な身体
を作る為のトレーニング方法、体格・体力を評価し改善していく能力の3つ
成績評価方法 の観点から理解出来ているかを採点)
・平常点30%(授業時の提出物等)
・身体の形態的側面と機能的側面を学ぶ。
・健康な心を作る為の条件を三つの面から考える。
・社会的な役割を果たす条件としての健康を学ぶ。
健康づくりの為の
測定と評価
・成人だけでなく、子どもや高齢者の健康にも目を向ける。
教科書・教材
・健康の定義について理解する。
・体育とは何か、その定義について学ぶ。
3
・健康につながる体の動かし方の理解を深める為に実践に移す。
ホームワーク ・常に新聞やテレビを通じて、健康に関する話題に興味を持つ。
到達目標
10 継続性の原理2
・健康には体のリズムを整える事が大切であると理解する。
・適当な休養期の取り入れ方を学ぶ。
11 過重負荷の原理
・各自の日常生活を基本とした、健康につながる体の動かし方の
強度設定が大切である事を理解する。
12
自覚性の原理
体力づくりの効果
13 子どもの健康
14 子どもの健康
15 高齢者の体力
・運動の目的とその効果を理解して実行に移す事を学ぶ。
・理論的に裏付けられたトレーニングによる好結果を学ぶ。
・子どもの健康について学ぶ。
・子どもを理解する事を知る。また、生理機能についての基本を学
ぶ。(体温、呼吸)
・子どもを理解する事を知る。また、生理機能についての基本を学
ぶ。(脈拍と血圧、睡眠)
・子どもの病気と異常について考える。
・高齢者の運動について理解する。
・高齢者の体力の特徴と加齢変化について学ぶ。
情報処理演習Ⅰ
Practice in Information ProcessingⅠ
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
佐藤 賢
Ken Sato
対象学生
1年
科目区分
履修要件
基礎教育科目
キーワード
教員室
7710
オフィスアワー
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
1
前期
必修
演習
回
2
3
授業概要
教育目標
到達目標
パソコンを利用していく上での、パソコン、OS、表計算ソフト及び記述統計についての基礎的
な知識を理解する。また、表計算ソフトを用いて、栄養計算を含めたさまざまな数値データを集
計・処理することができる。さらに、統計及びグラフ処理、データベース機能を利用できる。
ホームワーク
・コンピュータに関心を持ち、授業時間以外にもコンピュータに触れる機会をできるだけ多く持
つこと。
・予習のあり方:シラバスで次回の講義内容を確認し、予め自らの習熟度を把握しておくこと。
・復習のあり方:各回で学習した内容・操作方法について十分に理解を深めておくこと。
教科書・教材
授業時配付
参考書
授業時紹介
4
5
6
7
8
9
・授業中に課す課題および受講態度により評価する。
10
・成績評価基準
A:パソコン、表計算ソフト、統計についての基礎的な知識を理解しており、表計算ソフト
を用いてさまざまな数値データを統計、グラフ、データベースなどの機能を利用して
成績評価方法
11
適切に処理し、活用することができる。
B:パソコン、表計算ソフト、統計についての基礎的な知識を理解しており、表計算ソフト
を用いて数値データを統計、グラフ、データベースなどの機能を利用して集計・処理
することができる。
C:パソコン、表計算ソフト、統計についての基礎的な知識を理解しており、表計算ソフト
を用いて数値データを集計し、グラフ化することができる。
12
13
14
15
到達目標
情報とパソコンの基 ・情報・情報処理とは何かについて学ぶ。
・パソコンの処理の仕組みの基礎について理解する。
・OSの概念、動作システムについて学ぶ。
データの種類と管理 ・データ形式について理解する。
・拡張子によりファイル種別が規定されていることを理解する。
・さまざまな記録メディアについて理解する。
データ入力・編集
・表計算の基本概念について理解する。
・Excelにおけるデータの入力・編集について学ぶ。
・基本的な数式の入力について学ぶ。
表の作成
・セルの書式設定について学ぶ。
・行・列による編集について学ぶ。
・罫線の利用方法について学ぶ。
関数の利用
・関数による計算の仕組みについて理解する。
・ウィザード形式での関数の利用する方法について学ぶ。
・合計関数(sum)・平均(average)等の関数について学ぶ。
・さまざまな関数の種類と概要について学ぶ。
・基礎的な数学・統計関数について理解する。
・絶対参照と相対参照について理解する。
・端数処理の方法について学ぶ。
・順位付け、ソートについて学ぶ。
・日付、時間の計算について学ぶ
・条件分岐について理解する。
・論理関数について理解する。
・多重条件分岐の方法について学ぶ。
シート・ブック
・ブックとシートの関係について理解する。
・シートの操作方法について学ぶ。
・シート間での集計について学ぶ。
グラフ
・グラフ機能の概要について理解する。
・ウィザードによるグラフの作成について学ぶ。
・シート内でのグラフの利用について学ぶ。
データベース
・データベースの基礎的な知識を理解する。
・Excelにおけるデータベース機能について理解する。
・データベース関数の利用方法について理解する。
・データベースによる抽出・集計について学ぶ。
・論理関数と組み合わせた集計・抽出について学ぶ。
・抽出後のデータ処理について学ぶ。
基本的な統計処理 ・記述統計の必要性について理解する。
・代表値の代表性について理解する。
・平均値、中央値、最頻値の求め方について学ぶ。
・散布度について理解する。
・分散・標準偏差の求め方について学ぶ。
・正規分布における標準偏差の利用ついて理解する。
外部データの利用方 ・テキストデータの利用方法について学ぶ。
・OLEの利用について学ぶ。
法とまとめ
・全講義についてまとめ、表計算ソフトの活用方法について学ぶ。
1 礎知識
情報処理・ワープロ・表計算・プレゼンテーション・インターネット
パソコンについての基礎的な知識について理解させ、その上で、表計算ソフトExcelを用い
て、基本的な操作方法を習得させた後、簡単な統計処理などを通して表計算ソフトのさまざま
な機能の利用方法について演習する。また、ワープロWordとの連携方法を含め、さまざまな
データの表現方法についても解説する。
表計算ソフトExcelについて、その操作方法を習得することを目的とする。また、表計算ソフト
を単なる集計のためのソフトウェアとしてだけでなく、高度なデータ処理やグラフを代表とする
データ表現、データベースとしての機能を有することを理解させ、複合的な利用法について学
ばせる。
授業内容
情報処理演習Ⅲ
Practice in Information ProcessingⅢ
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
佐藤 賢
Ken Sato
対象学生
3年
科目区分
履修要件
基礎教育科目
キーワード
授業概要
教育目標
教員室
7710
オフィスアワー
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
回
授業内容
インターネットの基
1
前期
選択
演習
1 礎
・コンピュータ・ネットワークとは何かについて学ぶ。
・インターネットとは何かについて学ぶ。
2
・ネットワーク・プロトコルについて理解する。
・TCP/IPについて理解する。
3
・IPv4、IPv6について理解する。
・IPアドレス、DNSについて学ぶ。
4
・サーバ-クライアントシステムについて学ぶ。
・P2Pについて学ぶ。
情報処理・インターネット
パソコン及びインターネットについての基礎的な知識について理解させ、イン
ターネット上のサービスの利用法やホームページ等で利用されるHTMLなど
について演習する。
インターネットを利用した情報の検索・蓄積・発信などの活用法を習得するこ
とを目的とする。
WEB
5
到達目標
インターネットを利用していく上での、パソコンやインターネットについての基礎的な
知識を理解する。また、情報の検索・蓄積・発信をするための基礎的技術を習得す
る。
ホームワーク
・コンピュータに関心を持ち、授業時間以外にもコンピュータに触れる機会をできるだけ多く持
つこと。
・予習のあり方:シラバスで次回の講義内容を確認し、予め自らの習熟度を把握しておくこと。
・復習のあり方:各回で学習した内容・操作方法について十分に理解を深めておくこと。
教科書・教材
授業時配付
参考書
6
・URIの仕組みについて理解する。
・HTTPについて理解する。
・WWWについて学ぶ。
・HTMLの文法について学ぶ。
・HTMLのtagについて学ぶ。
8
・画像・音声ファイルの扱いについて理解する。
・MIMEについて学ぶ。
・漢字コードについて学ぶ。
・Proxy、CGIについて理解する。
・JAVAについて学ぶ。
9
・IPSec、SSLについて学ぶ。
・パケットフィルタリングについて学ぶ。
7
授業時紹介
授業中に課す課題及び全授業終了後に実施する試験により評価する。
成績評価基準
A:インターネットについての基礎的な知識を理解しており、インターネット上の様々なサービ
成績評価方法
到達目標
スを適切に活用でき、インターネット上の社会的ルールを守り、情報を適切に発信するこ
ソーシャル・メディア ・ソーシャル・メディアについて学ぶ。
・ソーシャル・グラフウィザードについて学ぶ。
・SNSの利用について学ぶ。
クラウド・コンピュー ・クラウド・コンピューティングの基礎的な知識を理解する。
11 ティング
・クラウド・サービスの利用について学ぶ。
10
とができる。
画像・音声・動画
B:インターネットについての基礎的な知識を理解しており、インターネット上の様々なサービ
スを適切に活用でき、また情報を適切に発信することができる。
C:インターネットについての基礎的な知識を理解しており、インターネット上の様々なサービ
スを適切に活用できる。
12
13
14
認証・暗号化とまと
15 め
・画像形式について理解する。
・画像形式の変換について学ぶ。
・用途に応じた画像の処理について学ぶ。
・音声形式について理解する。
・音声形式の変換について学ぶ。
・用途に応じた音声の処理について学ぶ。
・動画形式について理解する。
・動画形式の変換について学ぶ。
・用途に応じた動画の処理について学ぶ。
・個人識別と本人認証の方法について学ぶ。
・暗号化の方法について学ぶ。
・全講義についてまとめ、インターネットの活用法について考える。
情報処理演習Ⅳ
Practice in Information ProcessingⅣ
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
佐藤 賢
Ken Sato
対象学生
4年
科目区分
履修要件
基礎教育科目
キーワード
教員室
7710
オフィスアワー
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
回
授業内容
マルチメディアの基
1
前期
選択
演習
1 礎
・マルチメディアとは何かについて学ぶ。
・マルチメディアを利用することのメリット・デメリットについて学ぶ。
2
・アナログ情報とデジタル情報について理解する。
・符号化について学ぶ。
情報処理・インターネット
文字情報処理
3
授業概要
教育目標
パソコン及びインターネットにおけるマルチメディアコンテンツの基本的な知
識について理解させ、マルチメディアコンテンツの作成やAndroidアプリケー
ションの作成などについて演習する。
インターネットを利用した効果的な情報の発信の方法を習得することを目的
とする。
画像処理
4
ホームワーク
6
7
・画像の特殊効果について学ぶ。
・2値化について理解する。
パソコン及びインターネットにおけるマルチメディアコンテンツの基本的な知識につ
いて理解し、文字だけではない効果的な情報の発信ができる。
・コンピュータに関心を持ち、授業時間以外にもコンピュータに触れる機会をできるだけ多く持
つこと。
・予習のあり方:シラバスで次回の講義内容を確認し、予め自らの習熟度を把握しておくこと。
・復習のあり方:各回で学習した内容・操作方法について十分に理解を深めておくこと。
2D画像
3D画像
教科書・教材
参考書
成績評価方法
・文字コードについて理解する。
・テキストファイルについて理解する。
・文字フォントについて学ぶ。
・コンピュータによる色彩の処理方法を理解する。
・マンセルカラーシステムと色の数値化について理解する。
・画像サンプリングの仕組みについて理解する。
・ピクセル・画素数・解像度について理解する。
・画像の圧縮技術について学ぶ。
・ラスタ表現とベクタ表現について学ぶ。
・ペイントソフトとドローソフトについて学ぶ。
5
到達目標
到達目標
8
・3D画像とは何かについて理解する。
・幾何モデルとモデリングについて学ぶ。
9
・レンダリングについて学ぶ。
・シェーディングなどの効果について学ぶ。
授業時配付
授業時紹介
授業中に課す課題及び全授業終了後に実施する試験により評価する。
成績評価基準
A:マルチメディアコンテンツに関する基礎的な知識や効果的な情報発信の方法について
理解しており、また、WEBやマルチメディアを利用した効果的な情報発信ができる。
B:マルチメディアコンテンツに関する基礎的な知識や効果的な情報発信の方法について
理解しており、情報発信ができる。
C:マルチメディアコンテンツに関する基礎的な知識や効果的な情報発信の方法について
理解している。
3D表示
・両眼視差について理解する。
・アナグリフ式、偏光式、シャッター式について学ぶ。
音声
・音声サンプリングの仕組みについて理解する。
・サンプリングレートについて理解する。
・音声の圧縮技術について学ぶ。
・動画再生の仕組みについて理解する。
・動画ファイルの構成について学ぶ。
・動画の圧縮技術について学ぶ。
・Androidとは何かについて理解する。
・Androidアプリケーションについて学ぶ。
10
11
動画
12
13
14
15
Android
・Javaとは何かについて理解する。
・Java SEについて学ぶ。
・Eclipseについて学ぶ。
・簡単なAndroidアプリケーションを作成する。
・全講義についてまとめ、マルチメディアコンテンツの活用法につい
て考える。
生物学
授業科目名(英)Biology
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
矢部 富雄
Yabe Tomio
対象学生
1年
科目区分
履修要件
専門教育科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
非常勤
オフィスアワー
質問はメール(講義にて周知)で受け付けます。
授業科目I
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2
前期
必修
講義
回
1
生物を構成する物質の特徴や構造,機能といった情報と,現代社会を
取り巻く問題につながる事項までを概説し,生命の科学を理解する上で
必須となる基礎的な知識を理解させる。
細胞の基本構造を知り,細胞を構成する成分の構造と役割を理解す
る。遺伝子の構造と役割について理解を深める。生命とは何かを科学
的に追求し,健康との関係について理解する。
到達目標
ヒトの体とエネル 口から摂取した澱粉が腸から吸収されるまでの過程を理解す
る。
ギーの関係
ATPがエネルギーを蓄えているしくみを理解する。
2 糖の種類と性質
細胞・遺伝・代謝と生命現象・内部環境の維持・生態系と環境
管理栄養士を目指すものにとって,生物の特徴や構造,機能を知ることは必須である。
また,健康的な生涯を送るためには,地球環境や全生物圏について明確に知る必要が
ある。生物学を正しく理解するために,基礎となる知識を講義する。
授業内容
単糖類のグルコース,フルクトース,ガラクトースの特徴を理解
する。
3
糖からエネルギー
解糖系ではどのような変換が行われているか理解する。
を得るしくみ
4
脂質の構造と性
質
脂質と脂肪酸の違いを理解する。
コレステロールがヒトにとって必要である理由を理解する。
5
脂質の輸送と代
謝
脂肪酸の分解と合成との類似点と相違点を理解する。
6
ビタミンとミネラル 13種のビタミンを脂溶性と水溶性に分類できる。
体内でのミネラルのはたらきを理解する。
のはたらき
7
細胞の構造と機
能
真核細胞がもつ細胞内小器官の名称とそのはたらきを理解す
る。
DNAとRNAの構造上の違いを理解する。
ホームワーク
・予習のあり方:シラバスで次回の講義内容を確認し,テキスト等で基
礎的な知識を身につけておくこと。
・復習のあり方:各講義で学習した内容について,テキスト等を利用して
理解を深めておくこと。
8
教科書・教材
「大学で学ぶ身近な生物学」 吉村成弘/著
(羊土社) 2015年
(ISBN978-4-7581-2060-9)
DNAの構造とは
たらき
「ベーシック生物学」 武村政春・著 (裳華房) 2014年(978-4-7853-52288)
「基礎生物学」 岸本妙子・木戸康博/編 (講談社サイエンティフィク) 2011年
(978-4-06-155345-3)
9
DNAからタンパク リボソームがmRNAの塩基情報をアミノ酸情報に変換するしくみ
を理解する。
質へ
10
タンパク質のはた 小胞体のリボソームで合成されたタンパク質がたどる過程につ
いて理解する。
らき
11
細胞内外の情報
細胞内でのカルシウムのはたらきについて理解する。
伝達
12
細胞分裂のしくみ 真核細胞の細胞周期について,それぞれのフェーズで何が行
われるかを理解する。
と制御
参考書
成績評価方法
・全講義終了後,筆記試験を実施する。
・成績評価基準
80点以上 :生物学を理解するために必要な生理機能および生態環境について理解している。
70点〜79点:生物学を理解するために必要な生理機能を理解している。
60点〜69点:生物学を理解するために必要な用語について理解している。
【90%】全講義終了後の定期試験の得点 (再試験の受験条件:定期試験において30%以上の得点率)
【10%】参加姿勢の総合点
13 発生と分化
発生初期における体細胞分裂の特徴を理解する。
14
細胞のストレス応
抗酸化作用とは何か,活性酸素との関係において理解する。
答機構
15
免疫システムのし 獲得免疫における細胞性免疫と液性免疫の違いについて理解
する。
くみ
基礎生理学
授業科目名(英)Basic Physiology
■授業計画
担当教員名
Niwa Toshimitsu
対象学生
2年生
科目区分
履修要件
専門関連基礎分野
授業概要
教育目標
到達目標
10501
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2単位
前期
必修
講義
丹羽利充
[ローマ字]
キーワード
教員室
授業内容
1
栄養と代謝
炭水化物(糖質)、タンパク質、脂質の基礎を理解する。
ビタミン、ミネラルの基礎を理解する。
2
消化と吸収
消化器系の構造と機能の基礎を理解する。
胃液、膵液、消化管ホルモン、栄養素の吸収の基礎を理解する。
3
体液・血液
体液と血液、浸透圧、酸塩基平衡の基礎を理解する。
血液成分、リンパ系、凝固・線溶系の基礎を理解する。
4
循環器
5
腎・泌尿器
腎臓の糸球体と尿細管、水・電解質・酸塩基平衡の調節、クリアラ
ンス、腎とホルモン、尿路の基礎を理解する。
6
内分泌
下垂体、甲状腺、副甲状腺、膵臓、副腎、卵巣、精巣のホルモンの
基礎を理解する。
7
体温調節
体温の恒常性、日内リズム、熱の産生と放熱、体温調節と発汗、体
温の異常の基礎を理解する。
8
呼吸器
呼吸運動、呼吸中枢の基礎を理解する。
肺気量、ガス交換の基礎を理解する。
9
骨・筋肉
骨の構造と機能の基礎を理解する。
筋肉の構造と収縮の基礎を理解する。
10
脳・神経
ニューロン、中枢神経系の基礎を理解する。
自律神経系、伝達物質、反射の基礎を理解する。
11
記憶と睡眠
12
感覚器
13
生殖
女性の生殖機能、妊娠・分娩・授乳、男性の生殖機能、性ホルモン
の基礎を理解する。
14
細胞と遺伝
細胞の構造と機能、タンパク質合成、細胞分裂と染色体、遺伝形式
の基礎を理解する。
15
まとめ
生体機能、メカニズム、分子・細胞・臓器
人体の機能とそのメカニズムに関する基礎知識を講義する。
人体の機能とそのメカニズムに関する基礎知識を理解し習得する。
管理栄養士として必要な基礎生理学を身につける。
人体の機能とそのメカニズムの基礎を理解する。
教科書の予習・復習をする。
ホームワーク 課題提出を求めることもある。
教科書・教材
回
丹羽利充:「医療系学生のための図解生理学テキスト&ノート」 診断と治療
社 2014年 ISBN978-4-7878-2141-6
参考書
成績評価方法 授業態度・課題、定期試験の結果から総合的に判断する。
到達目標
心臓と循環、心筋と電気的興奮、心電図の基礎を理解する。
血圧、動脈、静脈、毛細血管、リンパ管の基礎を理解する。
記憶と海馬の基礎を理解する。
睡眠の種類、神経機構の基礎を理解する。
皮膚感覚、深部感覚、内臓感覚の基礎を理解する。
視覚、聴覚、平衡覚、味覚、嗅覚の基礎を理解する。
基礎生理学で学習した事項について整理・復習し理解を深める。
生理学Ⅰ
Physiology
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
中村正道
Nakamura Masamichi
対象学生
4年生
科目区分
履修要件
専門関連基礎分野
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
9502
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2単位
前期
選択必修
講義
回
授業内容
・生理学とは何か
1
システムとしての人体 ・人体と組織
2
骨・筋肉
3
血液・循環器
4
呼吸器
5
消化・吸収
6
腎臓と排尿
7
ホルモン
8
生殖
9
脳
10
免疫
11
代謝
体内現象 機能 個体 栄養と代謝
生体の機能としくみを知る
体内で起こる様々な現象を理解する
管理栄養士が習得すべき生理学の知識を身につける。
人体はどのようにできていて、どのような機能を持っているのかを概説でき
る
教科書の予習・復習をする。
ホームワーク 課題提出を求めることもある。
教科書・教材
参考書
到達目標
面白いほど理解できる生理学(TAC出版)
成績評価方法 全講義終了後、筆記試験を実施する(100点満点)
12
・細胞の仕組みと働き
・骨の仕組みと働き
・筋肉の仕組みと働き
・血液の働きと血管
・心臓の仕組みと働き
・血液の循環と調節
・呼吸運動の仕組みと調節
・肺の構造と働き
・肺胞とガス交換
・消化器系(胃、小腸、大腸)の仕組み
・排便のメカニズム
・血液のろ過と尿の生成
・排尿の仕組み
・腎臓の調節作用
・内分泌器官とは
・分泌器官と分泌ホルモン
・ホルモン作用と調節
・生殖器と性ホルモン
・性ホルモンの生成について
・女性の性周期と妊娠
・脳の仕組みと働き
・神経系の働き
・感覚器の仕組みと働き
・生態防御システム
・免疫の働きと異常
・リンパ系の仕組みと働き
・糖質、脂質、タンパク質の代謝
・エネルギー代謝
ビタミン・ミネラル ・ビタミン、ミネラルの吸収と働き
13
遺伝子
14
ホメオスタシス
15
総括
・細胞と遺伝情報
・DNAの複製
・転写、翻訳
・ホメオスタシスとは
・体温の調節
・浸透圧による体液の調節
・学習内容を整理し、理解を深めるために小討論を行う
有機化学
授業科目名(英) Organic Chemistry
■授業計画
担当教員名
伊藤要子
[ローマ字]
Itoh Youko
対象学生
1年
科目区分
履修要件
専門教育科目
教員室
9306
オフィスアワー 講義後、随時
授業科目ID
単位数
2
開講時期 前期
必修・選択 必須
授業方法 講義
回
授業内容
到達目標
有機化学についての
・講義の内容・受講のありかた・評価方法
1
イントロダクション
・有機化学とは -無機化学と何が違うの-
2
アルカン・アルケン・
アルキン
3
官能基
・大昔から知られていた有機化合物はお酒だ(アルコールを学ぶ)
・アルカン・アルケン・アルキンの構造とそれらの性質について学ぶ。
有機化合物、官能基、置換体、トランス・シス型、アノマー、エステル結合、グリコシド結合、
キーワード
糖、アミノ酸、タンパク質、飽和・不飽和脂肪酸、脂肪
有機化学は生体(糖、アミノ酸、タンパク質、脂肪、遺伝子)、食品、身の回りの生活に
授業概要
脂肪族炭化水素
4
・脂肪と脂肪酸
・ベンゼンとその誘導体を学ぶ。
芳香族炭化水素
専門科目の学習に役立てる有機化学 (糖、アミノ酸、タンパク質、脂肪、核酸、遺伝子)
・芳香族化合物を日常の医薬品や食品関連(解熱剤のアスピリン、消毒薬の
フェノール、防虫剤のナフタレン、人工甘味料のサッカリンなど)から学ぶ。
脂環式炭化水素と
・脂環式化合物の誘導体は植物・動物に含まれ、薬品など有益なものも多い
テルペン類
・カロテノイドは色の素、カロテノイドのおかげで世界は色気づいてる。
講義プリントを熟読し、理解する。
・ステロイド(コレステロール、テストステロン、エストロゲンなど)を学ぶ。
課題を確実に自分で解答できるようにする。
生化学の中の有機化学
・私たちのエネルギー源である高エネルギーリン酸化合物ATPを学ぶ。
・ATPの化学結合内に蓄えられた化学エネルギーを利用して生きている。
の知識を身につける。
6
ホームワーク
・(多)カルボン酸の化学構造と性質を学ぶ。
・油っぽく、じっとりと脂肪を化学的に学び、油汚れは、石けんで落とす。
・界面活性剤を学ぶ。
日常生活や自分の身体と関連づけ、興味を持って有機化学を学ぶ。
5
到達目標
からなる基本骨格に結合している官能基で決まる。
官能基の特徴、性質から有機化合物を学ぶ。
深く関連した学問である。特に管理栄養における有機化学は、栄養素を分子レベル
で学ぶ上で必須の知識であり、専門科目が理解できるよう基礎学力をつける。
生化学、食品化学、栄養学を学ぶために必要な有機化学の知識を理解・習得する。
教育目標
・各クラスや班には特徴があるように、有機化合物の性質は、炭素と水素
ペプチド結合、高分子化合物(ポリマー)、付加重合、縮重合、カロテノイド、遺伝子・DNA、
予習:教科書の関連分野、講義プリントを予め予習しておく。
7
・エネルギー代謝
復習:講義で学習したプリントを復習し、理解しておく。課題を復習する。
・化学発光を学ぶ。
・核酸(DNAとRNA) の正体は。塩基(ピリミジン及びプリン誘導体)と五単糖を学ぶ。
8
講義プリント
教科書・教材
「化学」(系統看護学講座 基礎分野) 医学書院
「食品を中心とした化学」(東京教学社)
・糖質
・糖の構造と性質を学ぶ。
・セルロース
・糖の消化・分解
・糖の還元性を学ぶ。
10
・糖の消化・分解
・アミノ酸およびタンパク質の構造と性質を学ぶ。
これらの総合点が60点以上を合格とする。
再試験受験要件としては、得点が定期試験最高得点の3割以上であること
11
及び課題で評価する。
・糖の結合、グリコシド結合、アノマー(α、β形)を学ぶ
・糖の定性反応であるフェーリング反応、銀鏡反応から糖の特性を学ぶ。
講義で行う課題、小テスト、および最終試験の成績を総合的に評価する。
成績評価方法
・遺伝子・DNAってなんだを化学する。
・アルカロイド(ニコチン、コカイン、モルヒネなど)を学ぶ。
食品・生体成分の有機化学・単糖類、二糖類、多糖類を学ぶ。
9
「初めて学ぶ有機化学」(化学同人)
参考書
・複素環化合物
食品・生体成分の有機化学・ニンヒドリン反応、キサントプロテイン反応、ビューレット反応からアミノ酸の特性を学ぶ。
・アミノ酸とタンパク質
・人体の60%は水分、20%は20種のアミノ酸からなるタンパク質だ。 ・タンパク質の合成と
・タンパク質のアミノ酸組成と立体構造(一次、二次、三次、四次構造)を学ぶ。
12
消化・分解
13
合成高分子化合物
14
濃度
酸とアルカリと中和
酸化と還元
・タンパク質の合成と消化・分解
・髪も、筋肉も、皮膚も、酵素もタンパク質だ。
・合成高分子化合物は天然高分子化合物をまねている。
・合成繊維、合成樹脂、生活に欠かせないポリマーを知る。
・イオン交換樹脂で脱イオンのメカニズム学ぶ。
・さあ、復習だ!
・希釈、%、モル、規定、濃度について再確認。
・酸とアルカリ、酸化と還元どちらも打ち消し中和だ。
15
まとめ
・有機化学も無機化学もまとめて化学
基礎化学
Basic Chemistry
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
伊藤 要子
Itoh Youko
対象学生
1 年
科目区分
履修要件
専門教育科目
教員室
9306
オフィスアワー 講義後、随時
授業科目ID
単位数
2
開講時期 前期
必修・選択 必須
授業方法 講義
回
到達目標
基礎化学の講義の進め方、内容を知る。
1 イントロダクション 身の回りの化学、化学変化に気づく。
2
元素、原子、イオン、分子、化学式、化学反応、化学結合、酸・アルカリ、酸化・還元、
キーワード
授業内容
中和滴定、モル、規定、浸透圧、緩衝液、放射線
3
(気づきは人生を変えるかも?)
様々な単位は、水の性質を利用している。 単位を学ぶ。
水から学ぶ
℃目盛り、熱量、比熱、比重、密度 などを理解し算出法を学ぶ。
(水(H2O)のすばらしさを知る)
希釈の方法と希釈後の濃度計算を理解し、確実に習得する
希釈と濃度と単位 (薄めたり、濃縮したりは化学でも調理でも必要です。)
自然界は、約100種の元素から 構成され、生体も食品もこれらの元素でできている。
授業概要
を踏まえて化学を学ぶ。
生化学、食品化学、栄養学を学ぶために必要な化学の基礎知識を理解・習得する。
教育目標
元素、原子、イオン、分子を理解する。
生体や食品の変化は全て化学的変化(化学反応)であり、これら日常の化学変化
4 元素、原子、分子 (難しそうだけど、突き詰めれば原子)
日常生活や健康そして自分の身体と関連づけ、興味を持って化学を学ぶ。
管理栄養士として必要な基礎化学を身につける。
5 化学式
専門科目の学習に役立てる化学の基礎知識を身につける。
到達目標
(化学式、%、モル濃度、pH、中和滴定、緩衝液、酸化・還元など)
6 分子量、濃度
高校で学習した化学を復習しておく。
予習:教科書・配布プリントの関連分野を予め予習しておく。
ホームワーク
復習:講義で学習した内容を復習し、理解しておく。
7 化学結合
講義での課題を復習する。
講義プリント
教科書・教材
「化学」(系統看護学講座 基礎分野) 医学書院
「これでわかる化学」 三共出版
参考書
「ゼロからはじめる化学」丸善(株)
高校の教科書
講義の最後に行う課題、および定期試験の成績を総合的に評価する。
成績評価方法
8 物質の三態
身の回りの物質の化学式を知る。
基本的な物質の化学式を学ぶ。
(化学式で示すとちょっとカッコイイ)
パーセント濃度計算を理解する。
モルの概念を理解し、モル濃度を計算する。
(濃いもうすいも数字で表そう)
原子と原子の結合には様々な化学結合があることを学ぶ。
イオン結合、共有結合、金属結合、水素結合を理解する。
(友達同士、結婚未満、結婚の関係(結合))
物質の存在には、気体・液体・固体の3態があることを学ぶ。
(ヒトも相手によって態度を変える)
これらの総合点が60点以上を合格とする。
再試験受験要件としては、得点が定期試験最高得点の3割以上であること
及び課題で評価する。
濃度
9 浸透圧
濃度計算を確実にし、濃度測定器(分光光度計)の原理を学ぶ。
浸透圧(低張・等張・高張)、コロイドを学ぶ。
(漬け物、マヨネーズ、ソフトクリーム、寒天など料理は化学だ)
化学反応式(化学変化を1つの式に表わしたもの)を理解する。
10 化学反応
化学反応は様々な法則に従って起こるので、それらの法則を学ぶ。
(彼氏の反応も予測できるかも?)
酸とアルカリの定義を学ぶ。
11 酸とアルカリと規定 規定、中和滴定を理解する。
(青から赤に変わったあの人は、酸性になったのか怒ったのか?)
水素イオン濃度「H+]、pHを理解する。
12 pHと緩衝液
13 酸化と還元
無機物質
14 放射線化学
15 なんでも化学
pHの変化を緩やかにする緩衝作用を理解し,緩衝液の作成法を学ぶ。
(ギスギスした社会には緩衝作用のある人が必要だ!)
酸化・還元反応を理解する。
鉄がさびるのも、物が燃えるのも、レタスが褐変するのも酸化反応。
(老化も酸化だ、君たちは若い!)
生体には微量だが金属元素が必要であることを学ぶ。
放射線とは何か、なぜ怖いのかを理解する。
(知ってから怖がろう)
上記で学んだことの復習とまとめ。
統計調査法
Research and Statistic analysis
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
佐々木 政司
MASASHI SASAKI
対象学生
2年生
科目区分
履修要件
専門関連基礎科目
キーワード
教員室
7621
オフィスアワー
水12:10~12:50於研究
室
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2
前期
選択
講義
回
授業内容
1 統計学の意義
2 代表値
統計、調査、実験、EBN
3 相関と回帰
授業概要
教育目標
到達目標
EBNと統計学の考え方と基本的な手法について講述する。
EBNと統計学の方法について理解し、収集されたデータに対して的確な分
析・結果整理ができるようになることを目標とする。
・EBNの概念や指標について理解する。
・基本統計量の意味、推定・検定の考え方を理解する。
・実験・観測データの基本的な解析法を身につける。
ホームワーク
・適宜アサインメントを出すが、各回の復習を欠かさないこと。
・数学(特に代数)についての理解が不足していると思う場合には各自勉強
すること。
・レポート課題として、各自の興味・関心に基づいた質問項目によるアン
ケート調査を行い、その結果を報告することを課す。
教科書・教材
・鈴木良雄・廣津信義「栄養科学シリーズNEXT 基礎統計学」講談社
・√計算ができる電卓を用意すること。
参考書
・前園宜彦 「概説確率統計」(サイエンス社)
・東京大学教養学部統計学教室 (編)「統計学入門 (基礎統計学)」東京大学出版会
・佐々木敏「わかりやすいEBNと栄養疫学」同文書院
試験、レポート、アサインメントの成績から総合的に判断する。
A:EBN、統計学の方法や指標について理解し、的確なデータ収集・分析及
び結果の整理ができる。
成績評価方法 B:EBN、統計学の方法や指標について理解し、収集されたデータに対して
的確な分析及び結果の整理ができる。
C:EBN、統計学の方法や指標について理解している。
到達目標
・EBN、統計学的なものの見方について理解する。
・調査的研究法と実験的研究法について理解する。
・記述統計学と推測統計学の違いについて理解する。
・分布とは何か、分布をどのように表現したらよいかについて理解
する。
・平均と分散、標準偏差の性質と算出方法について理解する。
・2変量の関係をどのように表現したらよいかについて理解する。
・積率相関係数、回帰係数、偏相関・重相関の算出方法について
理解する。
4 確率分布
・確率事象の生起分布について理解する。
・代表的な確率分布である正規分布について理解する。
5 標本抽出
・母集団と標本の関係について理解する。
・さまざまな標本抽出の方法について理解する。
6 実験計画法
7 推定
・データを効率的に収集するために、実験計画の三原則及び要因
計画法について理解する。
・ラテン方格法を中心に、直交表とその設計法について理解する。
・推定(点推定と区間推定)とその方法について理解する。
・中心極限定理について理解する。
・T 分布及びχ2分布について理解する。
8 検定の考え方
・帰無仮説と対立仮説、有意水準(危険率)等、検定の基本的な考
え方について理解する。
9 χ2検定
・度数分布における検定方法について理解する。
・連関係数について理解する。
10 t 検定
・2つの母平均の差の検定方法について理解する。
11 分散分析
・要因による効果を検定するための分散分析による検定方法につ
いて理解する。
12 重回帰分析
・複数の変数に基づいて予測するための重回帰分析の方法につい
て理解する。
13 meta-analysis
・fixed-effect modelにおけるMantel-Haenszel法を中心に、多くの
研究結果から総括的な評価するための meta-analysis について理
解する。
14 生存時間分析
・Kaplan-Meier法による生命表を基に、Log-Rank検定等を用いた
生存時間分析について理解する。
15 多変量解析
・因子分析、数量化分析、共分散構造分析について理解する。
公衆衛生学
Public Health
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
中村 正道
Nakamura Masamichi
対象学生
2年
科目区分
履修要件
専門教育科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
オフィスアワー
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
回
統計の概要
2単位
前期
必修
講義
公衆衛生は、地域社会の組織的な努力と活動によって、集団的レベルにお
ける健康の保持・増進のための施策が推進されている。これらの基盤とな
る各種公衆衛生活動の実際を解説する。
公衆衛生の目的である人の健康の保持・増進の方法、疾病の予防につい
て学ぶ。また人口問題、環境問題といった国家的あるいは地球的規模にお
ける諸問題について考える。
公衆衛生活動の実際を理解することにより、組織社会の中における一個人
としての、健康に関わる役割を知り、もって管理栄養士としての活動の基盤
を形成する。
・予習、復習を欠かさないこと。
1
保健統計の概要 人口静態統計
2
傷病統計
死因統計と分類
人口動態統計 (1) 死産、周産期死亡、乳児死亡、妊産婦死亡
3
人口動態統計 (2) 年齢調整死亡率
社会・環境と健康 公衆衛生学 2015年版(前年度のもの)
ISBN 978-4-263-70631-2
定義と領域
因果関係
4
疫学の概念
5
疫学指標
6
疫学の方法
7
スクリーニング
8
根拠に基づいた
保健対策
9
社会保障の概念 国、都道府県、市町村の役割
疾病頻度(罹患率、有病率、致命率)
暴露効果の指標(相対危険、オッズ比、寄与危険、生存率)
生態学的研究、横断研究
症例対照研究、コホート研究
介入研究
敏感度、特異度
陽性反応的中度、陰性反応的中度
ROC曲線
系統的レビューとメタアナリシス
ハイリスク戦略とポピュレーション戦略
定義と歴史
参考書
成績評価方法
到達目標
授業内容
保健統計 疫学 社会保障 集団レベルでの健康
ホームワーク ・課題提出を求めることもある。
教科書・教材
9502
10
医療制度
11
地域保健
12
母子保健
13
学校保健
14
産業保健
15
福祉制度
全講義終了後、筆記試験(100点満点)を実施する。
衛生法規
医療保険
医療費
医療施設と従事者
保健所と市町村保健センター
地域における資源と連携
健康危機管理
母子保健事業
乳幼児健康診査、育児指導、新生児マススクリーニング
健やか親子21
学校保健従事者と役割
児童・生徒の健康
学校保健統計
労働と健康
労働災害
産業保健従事者
社会福祉施設
障害者福祉
高齢者保健
健康管理概論
Introduction of Health Care
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
中村 正道
Nakamura Masamichi
対象学生
1年
科目区分
履修要件
専門教育科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
オフィスアワー
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2単位
前期
必修
講義
回
授業内容
1
社会と健康
2
環境と健康
3
環境汚染
4
環境衛生
5
生活習慣 (1)
6
生活習慣 (2)
上水道と下水道
廃棄物処理
気候、空気、温熱
生活習慣病の概念
健康日本21
健康の生物心理社会モデル
身体活動・運動の現状と健康影響
健康づくりのための運動の概念
7
生活習慣 (3)
喫煙行動
飲酒行動
8
生活習慣 (4)
9
疾患と予防 (1)
10
疾患と予防 (2)
11
疾患と予防 (3)
12
疾患と予防 (4)
高血圧
脳血管疾患
心疾患
肥満・メタボリックシンドローム
糖尿病
脂質異常症
骨・関節疾患
精神疾患
13
疾患と予防 (5)
感染症
14
疾患と予防 (6)
その他の疾患
不慮の事故、自殺
15
国際保健
環境 健康、生活習慣、感染症、予防医学
健康の定義、判定および現状について解説する。健康管理技術について
具体例をあげながら、管理の実際について述べる。
健康管理は、管理栄養士の業務として非常に重要な分野のひとつである。
それに関わる多くの事項について、普段の生活習慣を起点とし、健康管理
技術の考え方、方法等についての知識を獲得する
管理栄養士を目指す者が当然知っていなければならない、健康管理上の
重要な諸点について学び、理解を深める
・予習、復習を欠かさないこと。
ホームワーク ・課題提出を求めることもある。
教科書・教材
9502
社会・環境と健康 公衆衛生学 2016年版 医師薬出版
ISBN 978-4-263-70656-5
到達目標
健康の概念
公衆衛生の概念
予防医学の歴史
環境保全
ヒトと環境の相互作用
地球規模の環境と健康問題
大気汚染、水質汚濁、土壌汚染
公害
生活リズムと睡眠
ストレスと休養
歯科保健活動
主要部位のがん
がん検診
参考書
成績評価方法
・全講義終了後、筆記試験(100点満点)を実施する。
地球規模の健康問題
国際協力
社会福祉概論
授業科目名(英)Introductin to Social Welfare
■授業計画
担当教員名
丹羽 正子
教員室
[ローマ字]
Niwa Masako
対象学生
1年
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
専門教育科目
科目区分
履修要件
オフイスアワー 水曜日 13:00~14:00
7609
2
前期
必修
講義
キーワード
社会福祉、介護、社会保障
授業概要
現代における社会福祉・介護制度のしくみについて知ることを目的として、社会福
祉の理念や意義、役割、諸外国を含めた歴史的な展開、法体系等について学ぶ。
所得保障制度や医療保障制度等に関する社会保障制度の概要等について学ぶ。
教育目標
社会福祉、介護制度のしくみ、社会福祉の理念や意義、役割、諸外国を含めた歴
史的展開、法体系等について習得する。所得保障制度や医療保障制度等に関す
る社会保障制度の概要等について習得する。
到達目標
社会福祉、介護制度のしくみ、社会福祉の理念や意義、役割、歴史的展開、法体
系等について修得することができる。社会保障制度の概要等について修得するこ
とができる。
ホームワーク
・毎回、復習を欠かさないこと。
・福祉関連の新聞記事について必ず目を通し、現状を把握しておくこと。
・復習のあり方:各講義で学習した内容について、ノート・配布資料等を利用して理
解を深めておくこと。
教科書・教材
後藤卓郎編 「新選・社会福祉 第2版」 ㈱みらい 福祉小六法編集委員会編
「福祉小六法 2016年版」 ㈱みらい プリントを配布する。
回
授業内容
「食」と社会福祉、社会 栄養士が社会福祉を学ぶ意義と目的について理解する。社会福祉の概
念・基本理念について理解する。社会保障の全体像について理解する。
1 福祉・社会保障とは
2 社会福祉の歴史
社会福祉の法と実施
4 地域の福祉
社会福祉施設の体
5 系、社会福祉の担い
手
成績評価方法
地域福祉の概念、地域福祉の方法等について理解する。
社会福祉施設の体系と運営について理解する。社会福祉の専門職等担
い手について理解する。
6 児童・家庭の福祉
児童福祉の基本理念、児童福祉法・児童虐待防止法等児童福祉の法体
系について理解する。子育て家庭支援の新たな動向について理解する。
7 障害者の福祉 1
障害者(児童を含む)の実態について理解する。障害の概念、障害者福
祉の基本理念について理解する。障害者福祉の法体系について理解す
る。
8 小テスト
障害者総合支援法の障害者福祉サービスの体系について理解する。
小テスト(範囲 :第1回から第6回まで)
9 高齢者の福祉 1
高齢者をめぐる実態について理解する。高齢者福祉の基本理念、老人福
祉法、高齢者虐待防止法等の法体系について理解する。
10 高齢者の福祉 2
高齢者福祉施策の体系について理解する。高齢者福祉の動向と今後の
課題について理解する。
11 社会保険
社会保険制度について理解する。
医療保険制度、年金保険制度等について理解する。
12 介護保険
介護保険制度の背景と目的について理解する。介護保険法について理
解する。介護保険法による介護保険給付等について理解する。
13 生活困窮者の福祉
生活困窮者の実態について理解する。生活保護法、ホームレス自立支援
法、生活困窮者自立支援法について理解する。生活保護制度のしくみ、
生活保護の動向等について理解する。
適宜紹介する。
定期試験(70%)、小テスト(20%)、課題レポート(10%)
A :到達目標の達成が全般にわたり十分できている。
B :到達目標の達成がおおむねできている。
C :到達目標の達成が基本的な事項についてできている。
日本の社会福祉の歴史を理解する。諸外国の社会福祉の歴史を理解す
る。
社会福祉の法体系を理解する。社会福祉のしくみ(国の福祉行政組織・
3 のしくみ、社会福祉の 地方公共団体の福祉行政機関等)、社会福祉の財政について理解する。
財政
障害の福祉2、
参考書
到達目標
社会福祉の相談援
14 助、小テスト
社会福祉の分野で働く
15 栄養士
相談援助の多様な方法について理解する。
小テスト (範囲 :第7回から第13回まで)
高齢者施設と居宅サービス関連で働く管理栄養士・栄養士の役割につい
て理解する。児童福祉施設・障害者福祉施設で働く管理栄養士・栄養士
の役割について理解する。
医学概論
Basic Medicine
■授業計画
担当教員名
森 勇
[ローマ字]
ISAMU MORI
対象学生
1年
科目区分
履修要件
専門教育科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
9506
オフィスアワー 月火水12:10-12:40
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2
前期
必修
講義
人体 器官系 器官 組織 細胞 ホメオスターシス 疾患
生活習慣病 医療
細胞レベルから個体レベルにおける生命現象について学習する
ホメオスターシスの維持と破たん、疾病の成り立ちについて学習する
生活習慣病の概要について学習する
医学を学ぶ上で必要となる医学全般に関する基礎知識の習得
疾病の成り立ちと予防法・治療法に関する基礎知識の習得
生活習慣病の要因、病態、予防法に関する基礎知識の習得
生命現象、細胞、組織、器官、器官系、個体、ホメオスターシス、血液、循
環器、呼吸器、泌尿器、運動器、消化器、内分泌、生殖器、脳・神経、感覚
器に関する基本事項について、また生活習慣病について概説できる
回
授業内容
1 生命
個体の成り立ち(細胞、組織、器官、器官系)、細胞の構造と機能
(細胞膜、核、細胞小器官)、胚葉、上皮について説明できる
2 ホメオスターシス
ホメオスターシスおよびネガティヴフィードバックの概念、皮膚、発
汗、体温調節について説明できる
3 血液
血液の構成、血漿浸透圧、造血、赤血球、白血球、血小板、血液
型および貧血について概略を説明できる
4 循環器系
心臓の構造と機能、刺激伝導系、心電図、冠動脈、血圧調節、動
脈硬化、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)について概略を説明
できる
5 呼吸器系
呼吸器の構造と機能、呼吸運動、呼吸機能、呼吸の調節、呼吸器
の疾患(気管支喘息等)について概略を説明できる
6 泌尿器系
腎臓の構造と機能、レニンによる血圧調節、エリスロポエチンによ
る造血促進について概略を説明できる
7 運動器系
人体の概要、骨の構造と機能、筋の構造と機能、骨粗しょう症につ
いて概略を説明できる
8 消化器系①
咀嚼・嚥下および消化器の構造と機能(口腔、食道、腹腔、胃、十
二指腸、膵臓)について概略を説明できる
9 消化器系②
消化器の構造と機能(肝臓、胆嚢、小腸、大腸、門脈)について概
略を説明できる
10 内分泌系
内分泌の概念、視床下部、下垂体、甲状腺、副腎、内分泌疾患
(バセドウ病等)、メタボリック症候群、糖尿病について概略を説明
できる
11 生殖器系
染色体および生殖器の構造と機能、性周期、妊娠について概略を
説明できる
12 神経系①
神経系の構成、構造と機能、ニューロン、末梢神経系、中枢神経
系、自律神経について概略を説明できる
13 神経系②
大脳皮質、運動路、脳血管、脳血管障害(脳梗塞、脳出血)につい
て概略を説明できる
14 感覚器系
感覚器系の構造および機能、感覚神経、体性感覚、嗅覚、味覚、
視覚、聴覚、平衡感覚について概略を説明できる
15 総括
神経変性疾患、生活習慣病について概略を説明できる
医学概論で学習したすべての事項について整理、復習する
シラバスを参考にあらかじめ予習をしておくこと
ホームワーク 授業内容を、ノート、プリント、テキストを中心に復習すること
教科書・教材
イラストでまなぶ人体のしくみとはたらき 第2版 田中越郎著 医学書院
ISBN978-4-260-01507-3 オリジナルプリント
参考書
授業内容の理解度について、定期試験(100点満点)の得点を評価する
80点以上: A 70点以上: B 60点以上: C
成績評価方法 60点未満: D (不合格)
再試験受験要件:定期試験得点30点以上
到達目標
解剖生理学Ⅱ
Anatomical Physiology II
■授業計画
担当教員名
森 勇
[ローマ字]
ISAMU MORI
対象学生
2年
科目区分
履修要件
専門教育科目
キーワード
教員室
9506
オフィスアワー 月火水12:10-12:40
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2
前期
必修
講義
回
授業内容
1 消化器系①
2 消化器系②
消化器系 内分泌系 生殖系 神経系 感覚器系
3 消化器系③
授業概要
教育目標
到達目標
ヒトの身体の構造(解剖学)と機能(生理学)-特に消化器系、内分泌系、代
謝、生殖系、神経系、感覚器系ーについて、細胞から個体レベルにいたる
まで、疾病の成り立ちと関連づけ、提示する
解剖生理学に関する基本的知識の習得、考察能力の開発
病理・病態を理解するために必要な考察能力の開発
臨床的考察能力の開発
消化器系 内分泌系 生殖系 神経系 感覚器系の解剖生理学に関する
基本的事項について説明でき、さらに、病態生理学的および臨床的重要事
項について概説できる
シラバスを参考にあらかじめ予習をしておくこと
ホームワーク 授業内容を復習し、与えられた課題を中心に各自学習すること
教科書・教材
イラストでまなぶ人体のしくみとはたらき 第2版 田中越郎著 医学書院
ISBN978-4-260-01507-3 オリジナルプリント、課題プリント
4 消化器系④
咀嚼・嚥下について説明できる
口腔、食道、腹腔、縦隔、胃の解剖生理学について説明できる
疾患のメカニズム(胃食道逆流症等)について概説できる
十二指腸、膵、内分泌 外分泌の解剖生理学について説明できる
疾患のメカニズム(胃潰瘍・ダンピング症候群等)について概説でき
る
肝・胆の解剖生理学(ビリルビン代謝 糖質代謝 脂質代謝 アミノ
酸代謝を含む)について説明できる
黄疸について概説できる
小腸および大腸の解剖生理学について説明できる
腹部の脈管系について説明できる
プロバイオティクスについて概説できる
5 内分泌系①
内分泌系の解剖生理学(ネガティヴフィードバック、情報伝達を含
む)について説明できる
6 内分泌系②
疾患のメカニズム(バセドウ病、クッシング症候群、原発性アルドス
テロン症、尿崩症等)について概説できる
7 代謝①
糖代謝について説明できる
メタボリック症候群、糖尿病のメカニズムについて概説できる
8 代謝②
脂質代謝、核酸代謝について説明できる
疾患のメカニズム(脂質異常症、高尿酸血症)について概説できる
9 生殖系①
染色体による性の決定、生殖器の発生学について説明できる
染色体異常について概説できる
10 生殖系②
生殖器の解剖生理学について説明できる
性周期とホルモン、受精、妊娠、出産、周産期について説明できる
11 神経系①
ニューロン、静止膜電位および活動電位、神経伝達物質について
説明できる
12 神経系②
末梢神経(脳神経、脊髄神経)、自律神経の構成および機能につい
て説明できる
参考書
授業内容の理解度について、定期試験(100点満点)の得点を評価する
80点以上: A 70点以上: B 60点以上: C
成績評価方法 60点未満: D (不合格)
再試験受験要件:定期試験得点30点以上
到達目標
13 神経系③
中枢神経系の成り立ち、神経系の発生について説明できる
脳死について説明できる
14 感覚器系
感覚器および皮膚の解剖生理学および体性感覚、視覚、嗅覚、味
覚、聴覚、平衡感覚について説明できる
15 総括
神経疾患(パーキンソン病、アルツハイマー病等)について概説で
きる
学習したすべての事項について復習および考察する
解剖生理学実験Ⅰ
Experiment-Based Anatomical Physiology I
■授業計画
担当教員名
森 勇
[ローマ字]
ISAMU MORI
対象学生
2年
科目区分
履修要件
専門教育科目
「解剖生理学Ⅰ」の単位を取得済みであること
キーワード
教員室
9506
オフィスアワー 月火水12:10-12:40
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
1
前期
必修
実験
回
授業内容
到達目標
1 ガイダンス
実習の全体説明 注意事項
2 マウス①(解剖)
各臓器の配置について説明できる
各臓器の構造と機能について説明できる
細胞 組織 器官 器官系 個体 ホメオスターシス 生体反応
脳の基本構造(大脳・小脳・脳幹・脳室・脳神経)を説明できる
3 マウス②(脳・神経) 脳の発生について説明できる
授業概要
教育目標
到達目標
身体の構造(解剖学)と機能(生理学)について、実験用マウス、人体模型を
用い、また、人体生理学的および臨床医学的見地から、学習する
解剖生理学に関する基本的考察能力の開発
病理・病態を理解するために必要な考察能力の開発
臨床的考察能力の開発
人体の基本的構造について説明できる
ホメオスターシス維持について説明できる
種々の疾患の病態生理学について説明できる
シラバス、オリジナル実験テキストを参考に、あらかじめ授業内容を予習し、
ホームワーク 十分に理解し、レポートにまとめておくこと
4 人体(人体模型)
各臓器の配置について説明できる
各臓器の構造と機能について説明できる
細胞の基本構造について説明できる
5 細胞(細胞の染色) 上皮について説明できる
腎機能について説明できる
6 腎臓(尿定性試験) 腎機能検査について説明できる
動脈と静脈について説明できる
7 血管(動脈・静脈) 脈拍の原理、測定法について説明できる
動脈硬化のメカニズムについて説明できる
教科書
オリジナル実験テキスト
参考書
イラストでまなぶ人体のしくみとはたらき 第2版 田中越郎著 医学書院
ISBN978-4-260-01507-3
レポート内容(70点)と学習姿勢(30点)を総合評価する(100点満点)
80点以上: A 70点以上: B 60点以上: C
成績評価方法 60点未満: D (不合格)
学習姿勢に関し、欠席、遅刻等は減点の対象とする
8 動脈硬化(脈波測定) 動脈硬化のリスク、動脈硬化性疾患について説明できる
9 心臓(心音・心電図)
心周期・心リズムのメカニズムについて説明できる
心電図の生理学的および臨床的意義について説明できる
10 マウス③(免疫)
免疫・アレルギーのメカニズムについて説明できる
アナフィラキシーショックについて説明できる
血圧測定の基本的手技を習得する
11 血圧①(血圧測定) 血圧測定の原理および臨床的意義について説明できる
血圧調節のメカニズムについて説明できる
12 血圧②(起立試験) 血圧異常のメカニズムおよび診断について説明できる
呼吸の化学的調節について説明できる
13 呼吸(肺活量測定) 呼吸機能検査について説明できる
骨の構造と機能およびリモデリングについて説明できる
14 運動器(骨密度測定) 骨粗しょう症のメカニズムと診断について説明できる
15 総括
解剖生理学実験Ⅰで学習したすべての事項について整理・復習お
よび考察する
生化学Ⅰ
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
寺嶋 昌代
Terazima Masayo
対象学生
2年生
科目区分
履修要件
専門教育科目
教員室
9405
オフィスアワー 水(13~15時)
授業科目ID
単位数
2
開講時期
前期
必修・選択
必須
授業方法
講義
細胞、タンパク質、酵素、糖質、脂質、核酸、ATP産生
キーワード
回
授業内容
1 細胞の構造と機能
到達目標
細胞の基本構造を理解する。
細胞小器官の種類と機能を説明できる。
細胞膜の構造と機能を説明できる。
アミノ酸の構造と、タンパク質の1次構造、2次構造、3次構造、4次構造を
アミノ酸とタンパク質の 説明できる。
2 構造と機能
酵素:酵素のはたら
酵素の特性を説明できる、
素の分類
酵素反応式を理解できる。
3 き、酵素反応機構、酵 酵素の種類、補酵素を知っている。
授業概要
教育目標
到達目標
ホームワーク
教科書・教材
参考書
生化学は生命体を構成する分子に注目し、それらの相互作用の理解を基盤とし
て生命の理解をめざす。
生体の恒常性の維持に必要とされる基本物質の構造と機能およびそれらの代謝
に関する知識を習得する。
糖の基本的構造を理解する。
糖質代謝:糖質の構造 単糖類、二糖類、多糖類、複合多糖を説明できる。
4 と性質
糖質代謝:解糖系、
・アミノ酸、タンパク質の構造と機能、および代謝について説明できる。
・酵素の反応機構およびその活性の調節機構について説明できる。
・糖質や脂質の構造と機能およびその代謝について説明できる。
・糖質、タンパク質、脂質の代謝の相互関連性について説明できる。
・生体エネルギーの産生と消費について説明できる。
・核酸の構造と機能ならびにその代謝の概略を説明できる。
1.授業計画に従って、授業までに教科書の該当する箇所を予習。
2.学習課題をレポート。
3.整理ノート(付録)を解答。
4.キーワード帳をつくり、暗記。
予習復習に十分な時間を。
わかりやすい生化学 第4版 疾病と代謝・栄養の理解のために
石黒伊雄監修、ヌーベルヒロカワ
生化学のまとめ配布
ヴォート生化学(上、下)第4版 東京化学同人
ヴォート基礎生化学 東京化学同人
イラストレイテッド ハーパー・生化学 第29版 丸善
管理栄養士国家試験合格のためのワークノート150日
女子栄養大学国家試験対策委員会
レポート・小テスト20%、期末テスト80%
5 TCA回路
解糖系の基本を説明できる。
TCA回路の基本を説明できる。
電子伝達系の基本を説明できる。
6 糖質代謝:電子伝達系 ATP産生のメカニズムを説明できる。
糖質代謝:糖新生経
糖新生、グリコーゲン合成・分解、ペントースリン酸回路に関係する物質、およ
7 路、グリコーゲン合成・分 び酵素について説明できる。
解、ペントースリン酸回路
中性脂肪、複合脂質、誘導脂質などについて説明できる。
8 脂質の構造と機能
脂質の代謝:脂肪酸の 脂肪酸合成・分解、コレステロール代謝について、関係する臓器、細胞小器
9 合成・分解、コレステロール 官、関係物質、酵素について説明できる。エイコサノイドの機能を説明でき
代謝、エイコサノイド
る。
リポタンパク質の種類と特徴を説明できる。脂質代謝異常について説明
脂質の代謝:リポタンパ できる。
10 ク質と脂質代謝異常
タンパク質代謝:消化 タンパク質の消化酵素、吸収の特徴を説明できる。タンパク質の異化につ
11 と吸収、α-ケト酸への いて説明できる。
異化
成績評価方法
タンパク質代謝:尿素 尿素回路に関係する臓器、物質、酵素について説明できる。糖原性アミノ
12 回路、アミノ酸からの 酸とケト原性アミノ酸について説明できる。
糖新生
アミノ酸の代謝について説明できる。
タンパク質代謝:アミノ
13 酸の代謝と代謝異常 アミノ酸の代謝異常症について知る。
タンパク質代謝: ポル ポルフィリンの代謝について説明できる。タンパク質分解の機構について
14 フィリン代謝、プロテア 知る。
ソーム
核酸の種類、基本的構造と、機能について説明できる。
15 核酸の構造と機能
微生物学実験
Experiment in Microbiology
■授業計画
担当教員名
佐々木 裕子
[ローマ字]
Sasaki Hiroko
対象学生
2年
科目区分
履修要件
専門教育科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
オフィスアワー
講師室
授業後
授業科目I
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
1
前期
必修
実験
回
微生物の基本的な実験方法について身に付けさせ、微生物の形態や大きさなど、そ
の種類による違いについて学ばせる。また各種発酵の原理や、微生物代謝のメカニズ
ムについて理解させ、これら微生物がヒトの生活に密接に関わっていることを理解させ
る。
微生物は食品工業、発酵工業、医薬品工業など様々な分野で利用されている。本実
験では微生物をヒトの身体・生活環境に共生する生物という視点でとらえ、微生物の基
本的な取り扱い方から分離、培養、発酵といった応用的な実験を実施することで微生物
の性質を理解する。
・毎回、予習復習を欠かさないこと。
・予習のあり方:シラバスで次回の実験内容を確認し、事前に基礎的
ホームワーク な知識を身につけておくこと。
・復習のあり方:各実験で得られた結果について考察し、実験内容に
関する理解を深めておくこと。
ガイダンス
・微生物学実験を受講するにあたっての心構えを理解する
・実験全体のスケジュールについて理解する
・レポートの書き方について学ぶ
2
培地調製と植菌
・細菌、酵母、カビの種類による生育条件の違いについて理解する
・微生物の植菌方法について学ぶ
3
微生物の観察
担子菌の組織培養
・細菌、酵母、カビの生育状態を観察し、各微生物について顕微鏡観察を行
い、その形態や大きさの違いなどを学ぶ
・担子菌を用いて、組織培養の方法を学ぶ
4
ヨーグルトからの乳酸
菌の分離と観察
・乳酸菌の種類と生育条件について理解する
・市販ヨーグルトからの乳酸菌の分離方法を学ぶ
・ヨーグルトを顕微鏡観察し、微生物の形態や菌数を確認する
5
乳酸発酵(1)
・ヨーグルトより分離した乳酸菌を用い、乳酸発酵を行う
6
乳酸発酵(2)
・乳酸発酵(1)で製造したヨーグルトについて、pHや凝固状態を観察し、乳酸
発酵の原理を学ぶ
7
担子菌の純粋培養(1)
・担子菌を用いて、組織培養から純粋培養する方法を学ぶ
バイオアッセイによるビ
・ビオチン定量のためのバイオアッセイの原理と方法について学ぶ
タミンの定量(1)
8
バイオアッセイによるビ ・ビタミンの定量(1)の結果をまとめ、標準曲線の作成方法を学ぶ
タミンの定量(2)
・標準曲線より未知試料のビオチン濃度の求め方を学ぶ
納豆菌の分離
・納豆からの納豆菌の分離方法を学ぶ
9
・担子菌の純粋培養(1)で培養したものについて継代培養を行い、その方法
担子菌の純粋培養(2)
と必要性について理解する
納豆菌の液体培養
・分離した納豆菌の液体培養を行い、寒天培地と異なる培養の特徴を学ぶ
教科書・教材 プリントを配布
参考書
成績評価方法
林英生・松井徳光:「Nブックス 新版 微生物学」,建帛
社,2013,(ISBN978-4-7679-0386-6)
・レポート(100%) ・欠席や遅刻、早退、レポートの提出遅延は減点とする
・成績評価基準
80点以上:実験全般に対し、積極的に取り組んでおり、各実験の内容について理解してい
る。さらに実験結果に対して的確に考察している。
70~79点:実験全般に対し、積極的に取り組んでおり、各実験の内容について理解してい
る。 60~69点:実験全般に対し、興味を持って
積極的に取り組んでいる。
到達目標
1
微生物・発酵・バイオアッセイ・抗生物質・酵素
微生物の基本的な取り扱い方、各種の培養方法について理解する。また細菌、酵
母、カビの各微生物の形態や大きさ、適した培養条件などの違いについて実験を行う。
さらに発酵食品、医薬品の製造や発酵工業における微生物の利用について理解する。
授業内容
10
納豆菌の観察と納豆の ・納豆菌を顕微鏡を形態や大きさを学ぶ
製造
・液体培養を行った納豆菌を用いて納豆を製造し、その原理を理解する
11
担子菌の観察
・担子菌の純粋培養(2)で培養したものについて、顕微鏡観察によりその形
納豆の観察および線溶 態を学ぶ
酵素の検索
・製造した納豆を観察し、線溶酵素活性を測定する
12
アミノ酸発酵(1)
・グルタミン酸生産菌を培養し、アミノ酸発酵の原理を学ぶ
13
アミノ酸発酵(2)
・アミノ酸発酵(1)で培養したグルタミン酸生産菌を顕微鏡観察し、培養液の
グルタミン酸を定量する
14
抗生物質による抗菌試 ・細菌、酵母、カビの抗菌試験を行うための、ペーパーディスク法の実施方法
験(1)
とその原理について理解する
15
抗生物質による抗菌試 ・抗生物質による抗菌試験(1)の結果を測定し、抗生物質の各微生物での抗
験(2) まと 菌力の違いについて理解する
め
・ヒトと微生物との関わりについて、実験結果をとおして考察する
食品学実験
授業科目名(英)Food Analysis
■授業計画
担当教員名
丹羽 利夫
[ローマ字]
NIWA TOSHIO
対象学生
2年
科目区分
履修要件
食品学I単位取得者(非取得者は応相談)
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
ホームワーク
教科書・教材
参考書
成績評価方法
専門教育科目
教員室
9307
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
9309
1
前期
必修
実験
回
授業内容
到達目標
1
実験の全般的注
意
実験を行うに当たり必要な安全上気をつけるべきことや、ノートの
書き方がわかる
2
試薬の調製法
電子天秤やマグネティックスターラーなどが正しく使える
3
試薬の調製法(モ
ル濃度)
化学上の単位であるモル(mol)を理解する
4
容量分析(中和滴
定法)
中和滴定の操作及び起こっている事象を化学的に理解する
5
油脂の化学的試
験(酸価)
酸価の測定を通じて油脂(トリアシルグリセロール)の性質を理解
する
6
油脂の化学的試
験(過酸化物価)
過酸化物価の測定を通じて脂肪酸の性質を理解する
7
たんぱく質の定量
(I)
ケルダール法による定量(分解)
8
たんぱく質の定量
(II)
ケルダール法による定量(滴定)
9
お茶に含まれるカ 科学分析に汎用される高速液体クロマトグラフィーの原理について
理解するとともに、お茶のカテキンについて理解する
テキンの分析
分析、科学的データ
実験器具の取り扱いからレポート作成まで、基礎的な実験の流れを行う。
食品学Iで学んだことの復習と確認をする。
基礎的な実験手法を習得するとともに、身近な食品などを素材にした実験
を行い、得られたデータを整理し、レポートとしてまとめられるようにする。
自らが実験データを得ることにより、「差がある」ということの科学的意味を
習得する。
また世にあふれる「健康情報」を正しく読み取る力を養う。
自らの実験で得られた結果が、これまでの研究とあっているかどうか文献
を用いて検索する。調べたことを踏まえ、必要に応じて図を用いてわかりや
すい文章で、レポートを作成する。
質問等には随時対応するので積極的に聞きに来ること。
アイケイコーポレーション 健康を考えた食品学実験 渡辺 達夫 (著),
光 康次郎 (著) ISBN-10: 4874923267
森
なし
レポート、授業態度およびノートをもとに6:3:1を基本として評価を行ない、
追試は行わない。レポートは簡潔明瞭かつ科学的に記述する。
また3回以上欠席したものは特殊な事情がない限り評価対象外とする。
ビタミンCの抗酸化
10 性から見た熱安定
性
ビタミンCの特性について理解する
11
市販飲料に含まれ
る糖分分析
様々な種類の糖質について理解する
12
前半(第9回まで)
授業まとめ
レポートをふまえ、誤って理解しているところなどを復習する
13
食品色素の抽出
食品色素の特性について理解する
14
でんぷんの定量
でんぷんの定量をおこなうとともに構造を理解する
15
総まとめ
レポートをふまえ、誤って理解しているところなどを復習する
食品衛生学
授業科目名(英)
■授業計画
担当教員名
山下 照夫
[ローマ字]
Yamashita Teruo
対象学生
科目区分
履修要件
オフィスアワー
教員室
授業科目ID
単位数
2年
開講時期
専門教育科目
必修・選択
授業方法
火曜日 10:00~11:00および15:00~16:00 於9406研究室
9406
回
授業内容
2
前期
必修
講義
1 健康と食品衛生
到達目標
食品衛生の概念、食品の安全性の考え方、安全性確保の手段に
ついて学ぶ。
2 法規
衛生行政の組織、厚生労働省、地方衛生行政組織の役割、食品
取扱業者の責務について学ぶ。
食品衛生に関連した主な法規、国際規格について学ぶ。
食品衛生法・食中毒・食品添加物・衛生管理
3 食品と微生物
微生物の種類と性状、微生物の増殖、食品との関係について学
ぶ。
授業概要
食費衛生行政の仕組み、食中毒や寄生虫等のリスク要因、食品の変質、食品の保存法を学
ぶ。さらに食品添加物や1日許容摂取量、また農薬やダイオキシン等の汚染物質についても
学び、安全な食品を提供するための衛生管理手法についての知識を深める。
4 その防止
食品の変質・腐敗、油脂の酸敗、変質防止法について学ぶ。
教育目標
食品営業上守るべき法律を学ぶ。また、衛生学的知識の習得、食品に関わる病気
とその予防、食品の安全性を確保する施設及びシステムのあり方について学ばせ
る。
5 食中毒1
食中毒の定義と分類、食中毒の発生状況、細菌性食中毒につい
て学ぶ。
到達目標
人の健康を支えるのに必須の食品を安全に提供するために、食品に関わる危害
因子と予防するための知識及び衛生管理に関する認識を深める。
6 食中毒2
細菌性食中毒、ウイルス性食中毒、その他食中毒、食中毒原因物
質の解析法について学ぶ。
7 食中毒3
自然毒・科学性食中毒について学ぶ。食中毒原因物質の解析法
について学ぶ。
キーワード
ホームワーク
・毎回、予習復習を欠かさないこと。
・予習のあり方:シラバスで次回の講義内容を確認し、テキスト等で重要な言葉の
知識を身につけておくこと。
・復習のあり方:各講義で学習した内容について、ノートの内容を確認し、テキスト
等を利用して理解を深めておくこと。わからない箇所があった場合には必ず教員に
質問すること。
食品衛生行政関連
食品の変質と
食品媒介感染症
8 ・寄生虫
教科書・教材 新入門食品衛生学/和泉喬・小田隆弘/貞包治夫/堀井正治/松岡麻男共著/南江堂
主な消化器系感染症、寄生虫症、人獣共通感染症について学ぶ。
カビ毒、有害化学物質、重金属、放射性物質その他食品に混入す
9 食品中の汚染物質 る恐れのある有害物質について学ぶ。
参考書
成績評価方法
暮らしに役立つ食品表示ハンドブック/全国食品安全自治ネットワーク/群馬県(東
京官書普及株式会社取り扱い)
・全講義終了後、筆記試験を実施する。
・講義中に数回の小テストを行い、講義の参考とする。成績評価には反映させない。
・成績評価基準
80点以上:食品衛生法規、リスク要因、安全確保の手段について十分理解している。
70~79点:食品衛生法規、リスク要因、安全確保の手段について概ね理解している。
60~69点:食品安全性確保のための基本的な考え方と管理栄養士としての責務に
ついて理解している。
・再試験受験要件:定期試験点数25点以上
10 食品添加物
食品用の器具と
食品添加物のメリットとデメリット、安全性の評価について学ぶ。
11 容器の衛生
食品用の容器・器具の素材と衛生管理について学ぶ。
12 食品衛生管理1
食中毒の防止対策に関する一般的な衛生管理法について学ぶ。
13 食品衛生管理2
HACCPによる食品の衛生管理法について学ぶ。
輸入食品、遺伝子組み換え食品等最近の食品の安全性に関する
14 食品の安全性問題 事例の概要と対策について学ぶ。
15 まとめ
最近の感染症・食中毒事例に関する考察と全体のまとめ
食品加工学実習 授業科目名(英)Practice in Food Processing
■授業計画
担当教員名
丹羽 利夫
[ローマ字]
NIWA TOSHIO
対象学生
3年
科目区分
履修要件
食品学I単位取得者(非取得者は応相談)
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
専門教育科目
教員室
9307
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
9309
1
前期
必修
実験
回
授業内容
到達目標
1
たんぱく質の定量
(I)
ケルダール法による定量(分解)
2
たんぱく質の定量
(II)
ケルダール法による定量(滴定)
3
ジャムの製造
ジャム作りに必要な条件を理解する
4
豆腐の製造
豆腐作りを通してタンパク質の変性について理解する
5
コーヒーの焙煎
アミノカルボニル反応について理解する
6
わらびもちの製造
でんぷんの老化および抑制について理解する
7
食品添加物の検
出
食品添加物のメリット・デメリットについて理解する
8
アルコール発酵
「並行複発酵」などの意味を理解する
9
アルコールの蒸留
エタノールの共沸について理解する
10
食用油の製造
加工助剤について理解する
加工、保存
食品の加工を通して、基礎的な食品製造および工程について理解する。
またそれらの背景となる科学的事象について理解する。
食品加工の基礎的な技術を習得するとともに、食品添加物について理解
する。管理栄養士として栄養指導を行う際の「良い食品」についての基準
について考える。
食品製造における基礎的技術習得。
市販されている食品についてコスト、安全性等を意識した評価ができるよう
にするとともに、食品開発の基礎を習得する。
ホームワーク
市販されている商品などをみて、どのような工夫がされているかあるいは、
どのような改善法があるか考える。
質問等には随時対応するので積極的に聞きに来ること。
教科書・教材
なし(プリント使用)
参考書
菅原龍幸編著「改訂 食品加工学」 (建帛社:ISBN978-4-7679-04542)、吉田企世子 編/大野信子 ほか著「食品加工学実習・実験書」 (医
歯薬出版:ISBN978-4-263-70307-6)など
レポート、授業態度および第14回作品を6:3:1を基本として評価を行ない、
追試は行わない。
成績評価方法
また3回以上欠席したものは特殊な事情がない限り評価対象外とする。
11 グルテンのとりだし
小麦粉の性質と分類について理解する
12
エチレンガスの利
用
追熟について理解する
13
酸化防止剤の分
析
市販茶系飲料に含まれるアスコルビン酸の定量をおこない、役割
を理解する
14
自由作品
一定の時間と予算の中で作品を作り、相互に試食評価を行う
15
総まとめ
レポートをふまえ、誤って理解しているところなどを復習する
調理学
授業科目名(英)
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
舟橋 由美
Funahashi Yumi
対象学生
1年
科目区分
履修要件
専門教育科目
キーワード
教員室
オフィスアワー
9106
月曜日
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2
前期
必修
講義
回
授業内容
調理学の概要
1 食べ物と環境
食べ物のおいしさに関する要因について理解を深める。
調理操作の基礎
3
授業概要
教育目標
食文化を背景とした食事計画、調理と文化、安全性、栄養性、嗜好性について学
び、総合的に理解する。
到達目標
調理学の基礎知識を習得し、食物の栄養や嗜好に及ぼす調理の影響や食品の
調理性について説明できる力を身につけ、食事設計や調理の実践に役立てられ
るようにする。
日本の調理の歴史や現状を知り、調理の意義を理解する。
調理を取り巻く環境の変化、調理が環境に及ぼす影響を知り、環境に配
慮した調理について考える。
嗜好の要因と評価
2
食事設計 調理操作 栄養 食文化
食品が調理され摂取されるまでの過程の変化について科学的に理解する。ま
た、調理操作により食べ物の栄養性、安全性、生理機能性、嗜好性に及ぼす影
響を理解する。さらに、管理栄養士として実践に役立つ基礎的な知識を身につけ
る。
到達目標
調理操作の種類とその目的や特徴を理解する。
調理用器具・機器
4 調理システム
調理機器の種類と特徴、使い方を知る。
調理システムについて理解を深め、安全で衛生的な調理につなげる。
食事設計①
食品構成や食品成分表の活用方法を学び、献立設計の基本知識を身に
食品構成
つける。
食品成分表の活用
献立設計②
6 献立作成の手順 献立作成の条件や手順を学び献立設計の基本知識を身につける。
5
食材の調理機能①
授業ごとに復習を行い、学んだことの習得に努める。
ホームワーク 関連科目との相互理解に努める。
教科書・教材
参考書
森高初恵ら編「調理科学 第3版」 建帛社
授業時に紹介する
定期試験(80%)、確認テスト(10%)、課題提出物(10%)、授業中の学習態度を
総合的に評価する。
成績評価方法 再試験受験条件:定期試験で25点以上の得点があること。
7 食品成分の調理特性 食品成分の調理特性および穀類の調理特性について理解する。
穀類
食材の調理機能②
8 いも類・豆類・
種実類
食材の調理機能③
9 野菜類・果実類・
きのこ類・海藻類
食材の調理機能④
10 食肉類
いも類、豆類、種実類の調理特性を理解する。
野菜類、果実類、海藻類、きのこ類の調理特性を理解する。
食肉類の調理特性を理解する。
11
食材の調理機能⑤
魚介類
魚介類の調理特性を理解する。
12
食材の調理機能⑥
卵類・乳類
卵類、乳類の調理特性を理解する。
食材の調理機能⑦
でん粉・油脂類・
ゲル化素材
食材の調理機能⑧
14 調味料・香辛料・
嗜好品
第14回までの内容
15 の補足とまとめ
13
抽出食品素材(でん粉、油脂類、ゲル化素材)の調理特性を理解する。
調味料、香辛料、嗜好品の調理特性を理解する。
第14回までの講義内容を理解し、要点を把握する。
調理学実習Ⅰ
Food PreparationⅠ
■授業計画
担当教員名
舟橋 由美
[ローマ字]
Funahashi Yumi
対象学生
1年
科目区分
履修要件
専門教育科目
キーワード
教員室
オフィスアワー
9106
月曜日
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
1
前期
必修
実習
回
授業内容
到達目標
1 ガイダンス
調理学実習の目的、目標、授業の概要をを理解する。
計量、重量換算について学び、栄養価計算の仕方を習得する。
日本料理・西洋料理・中国料理の特徴、食文化について理解を深める。
2 調理の基本
正しい計量の仕方、皮むき、せん切りなど調理の基本を学ぶ。
廃棄率の求め方、適切な廃棄率を知る。
食事計画 調理の基礎 調理操作と栄養
炊飯の原理を理解する。
3 米・淡色野菜の調理 調味割合、調理にあった野菜の切り方を学ぶ。
授業概要
日本料理、西洋料理、中国料理を中心とした基礎および応用調理。
調理から試食までの一連の流れの中で、食品の旬や選び方、食文化、配膳、食
事のマナーなどについても学ぶ。
4 肉・淡色野菜の調理 調味割合、調理にあった野菜の切り方を学ぶ。
教育目標
給食経営管理論実習に向けて、栄養士として必要な調理の知識の習得と調理
技術の向上を目指し、衛生的で安全な食事作りができるようにする。
卵の鮮度、調理機能を知り、適切に調理する。
5 卵・緑黄色野菜の調理 青菜のゆで方に及ぼす因子について学び、適切に調理する。
到達目標
調理学で学んだ理論を実習を通して体得する。食品の特性を生かした調理法を
学び、バランスのよい食事をおいしく、無駄なく、手順よく整える能力を身につ
け、実践できるようにする。
6 魚・寒天の調理
旬の魚、新鮮な魚の選び方、魚の卸し方について学ぶ。
寒天の調理性や寒天ゼリーの特徴を理解する。
7 芋・豆の調理
芋と豆の種類と調理性について学ぶ。
豆の吸水と軟化方法を知り、料理に活かす。
8 米・卵の調理
もち米とうるち米の違いと調理性について学ぶ。
希釈卵液の熱凝固における塩類添加の影響と加熱条件を知る。
9 肉・卵の調理
鶏肉の部位別特徴と適する調理法を知る。
卵の起泡性に影響する因子について学ぶ。
10
でんぷんの種類と調理性を理解し、調理に活かす。
ゼラチンの調理性やゼラチンゼリーの特徴を理解する。
①実習ノートまとめ(調理のポイント整理、研究課題)をする。
②実習で作った料理の栄養価を計算する。
ホームワーク ③自宅でも調理習慣をもち、基本的な材料の切り方や調理法は反復練習をし、
技術向上をはかる。
宮下朋子編著「新調理学実習 一般調理から大量調理その基礎と展開」 同文書院
教科書・教材 「七訂食品成分表2016」 女子栄養大学出版部
だしの材料によるだしのとり方の相違、旨味の特徴を知る。
「調理のためのベーシックデータ 第4版」 女子栄養大学出版部
参考書
授業時に紹介する
調理技術・姿勢(衛生的な調理の実践、調理技術の向上など)…60%
調理理論の習得(筆記試験・課題)…40%
成績評価方法 ※欠席や遅刻は減点の対象とする
※再試験受験要件 筆記試験において25点以上の得点があること でんぷん・ゼラチンの調理
魚介の調理性を理解し、調理に活かす。
11 魚介・緑黄色野菜の調理 野菜の加熱法の違いによる栄養素の変化について知る。
肉類の油脂の特徴について学び、調理のコツを体得する。
12 肉・カラギーナンの調理 カラギーナンの調理性やカラギーナンゼリーの特徴を理解する。
乳・乳製品の調理性を理解し、料理のおいしさを追求する。
13 乳・乳製品・果物の調理 果物に含まれる酵素について学び、調理に活かす。
小麦粉と油脂の調理性を理解し、調理に活かす。
14 小麦粉・油脂の調理 ルーの調整方法やグルテン形成に及ぼす添加物の影響を学ぶ。
ハンバーグステーキにおけるひき肉料理の副材料の役割を理解し、
15 肉・緑黄色野菜の調理 適切な加熱方法を知る。
食品中の酵素について理解し、料理の品質低下を未然に防ぐ。
基礎栄養学実験
Experiment In Basic Nutrition
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
佐々木 裕子
Sasaki Hiroko
対象学生
2年
科目区分
履修要件
専門教育科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
オフィスアワー
講師室
授業後
授業科目I
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
1
前期
必須
実験
回
栄養学についての基本的知識を習得するため、各種栄養素の定性・
定量実験や消化実験などにより、栄養素の構造や性質、体内代謝に
ついて学ぶ。
各種栄養素の構造や生体内での機能を理解することを目的とし、生
体成分等の定性・定量実験をとおしてより確実に理解を深める。また
基礎的な実験技術や生体成分の取り扱い方についても身に付ける。
定性・定量実験の基礎的技術を身に付け、得られた結果から消化吸
収のメカニズムや各種栄養素の代謝、エネルギー代謝などについて
理解することにより、基本的な栄養学の知識を身に付けることができ
る。
・実験の心構えと実験内容、レポートの書き方について理解す
る ・実験に必要な試薬の調製法や濃度計算の方法につ
いて学ぶ
2 糖の定性実験
・単糖類や二糖類の定性実験により、各種糖質の構造や性質
について理解する
・中性脂肪やリン脂質、コレステロールの定性実験、ケン化に
3 脂質の定性実験 より、各脂質成分の構造や性質について理解する
4
血中脂質成分の ・血清中のリン脂質の定量実験を行い、検量線の作成の仕方
や試料中のリン脂質の求め方について学ぶ。
定量
5
肝グリコーゲンの
・肝臓より貯蔵型の糖質であるグリコーゲンの分離法について
分離
学ぶ
6
肝グリコーゲンの ・肝グリコーゲンの定量実験により、グリコーゲンの生体にお
ける役割について理解する
定量
7
タンパク質、アミノ ・各種タンパク質、アミノ酸の定性実験を行い、その構造や性
質について理解する
酸の定性実験
8
タンパク質の定量 ・各種タンパク質の定量実験を行い、その構造や性質を理解
する
実験
9
ビタミンの定性実
・各種ビタミンの定性実験を行い、その構造や性質を理解する
験
10
ビタミンの定性実 ・尿を試料としてビタミンCの定量実験を行い、生体のビタミンC
の摂取状態を考察する
験
11
ミネラルの定性実 ・尿を試料として、各種ミネラルの定性実験を行い、生体にお
けるミネラルの重要性について学ぶ
験
12
ミネラルの定量実
める ・血清鉄の定量実験を行い、血液中の鉄の役
験
割について理解する
・生体組織の取り扱い方について学ぶ
教科書・教材 田代操:「生化学実験」,化学同人,2012,(ISBN978-4-7598-0969-5)
中屋豊・宮本賢一:「基礎栄養学」,医歯薬出版株式会
社,2014(ISBN978-4-263-70476-9)
・レポート(70%)とテスト(30%)で評価する
・欠席や遅刻、早退、レポートの提出遅延は減点とする
成績評価方法 80点以上:実験の原理について十分理解し、結果に対し正しく考察している。
70~79点:実験内容について理解できており、結果に対し考察できている。
60~69点:実験内容について理解できている。
到達目標
ガイダンス
1 試薬調製法と濃
度計算
栄養素・消化吸収・代謝・生理作用・生体成分
・毎回の予習と復習を心がけること
・予習:シラバスで次回の実験内容を確認し、事前にテキストを読んで
ホームワーク おく ・復習:実験で得られた結果について考察し、さらに
理解を深める
参考書
授業内容
・尿中塩素の定量実験を行い、一日の食塩(相当)排泄量を求
・パンクレアチンによるデンプン、脂肪、タンパク質の消化実験
13 in vitro 消化実験 を行い、消化酵素の役割について学ぶ
14 エネルギー代謝
・メタボリックアナライザーを用いて安静時のエネルギー代謝
量を求め、エネルギー代謝に関する基本的知識を理解する
15 まとめ
・これまでの実験結果についてのまとめを実施する
応用栄養学Ⅰ
授業科目名(英)Applied NutritionⅠ
■授業計画
担当教員名
松谷康子
[ローマ字]
MATSUTANI YASUKO
対象学生
2年生
科目区分
履修要件
管理栄養士専門科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
7611
オフィスアワー 研究室に掲示
授業科目ID
単位数
2単位
開講時期
前期
必修・選択
必修
授業方法
講義
参考書
授業内容
到達目標
1
栄養ケア・マネジメント 栄養ケア・マネジメントの定義やプロセスについて理解する。
2
栄養スクリーニング
3
栄養アセスメント(1) アセスメントの意義および目的について理解する。
4
栄養アセスメント(2)
栄養アセスメントの指標、その内容について理解し、個人の栄養状
態の評価方法を学ぶ。
5
栄養ケア計画の作
成
栄養アセスメントの結果に基づき、問題解決のための栄養ケア計画
を立てる方法を理解し、計画の実施方法を学ぶ。、
6
栄養ケア計画の評
価
栄養ケア・マネジメントの評価について理解する。
7
食事摂取基準の概
要
食事摂取基準の策定方針と意義について理解する。
8
食事摂取基準策定
の基本的事項(1)
食事摂取基準の各指標を理解するための概念を学ぶ。
9
食事摂取基準策定
の基本的事項(2)
エネルギーおよび各栄養素の算定根拠について理解する。
10
食事摂取基準の活用 活用のための理論と方法を理解する。
11
食事摂取基準活用と
食事状況のアセスメ 食事摂取基準の活用と食事状況のアセスメントの概要を学ぶ。
ント
12
エネルギー・栄養素
エネルギー・栄養素の算定根拠について理解する。
別食事摂取基準(1)
13
エネルギー・栄養素
たんぱく質の算定根拠について理解する。
別食事摂取基準(2)
14
食事摂取基準活用
ライフステージ別 妊娠・授乳婦、乳児・小児の算定根拠
15
まとめ
学習内容のまとめ
栄養リスクの判定について理解する。
栄養マネジメント、栄養アセスメント、食事摂取基準
対象者の栄養状態を把握し、適切な栄養評価を行うための栄養スクリーニング・栄養アセスメントの必要
性、およびそれらの過程や方法を学び、栄養ケア・マネジメントについて総合的に理解する。日本人の食
事摂取基準(2015年版)の基本的な考え方、科学的根拠について学ぶ。
栄養状態を的確に把握し、その評価・判定をもとに栄養ケア・マネジメントが計画で
きるようにする。食事摂取基準の基本的な考えを理解し、活用法の手法を学ぶ。
栄養状態や身体状況に応じた栄養ケア・マネジメントの基本的な考え方を理解す
る。食事摂取基準策定の考え方や科学的根拠について理解する。
ホームワーク 授業の予習・復習を行い疑問点は理解しておく。
教科書・教材
回
厚生労働省「日本人の摂取基準(2015年版)」菱田 明、佐々木 敏 監修
第一出版 ISBN::978-4-8041-1312-8 C1077
授業時に提示
成績評価方法 定期試験 (60%)、小テスト(30%)、授業態度・授業への参加度(10%)
応用栄養学 Ⅲ
授業科目名(英)Applied Nutrition Ⅲ
■授業計画
担当教員名
松谷康子
[ローマ字]
MATSUTANI YASUKO
対象学生
3年生
科目区分
履修要件
専門科目
[応用栄養学Ⅱ]の単位取得済みであること
教員室
7611
オフィスアワー 研究室に掲示
授業科目ID
単位数
2単位
開講時期
前期
必修・選択
必修
授業方法
講義
キーワード
生活習慣病 特定健康診査・特定保健指導制度 高齢期
授業概要
成人期、高齢期の身体的状況の特性を理解した上で栄養管理のあり方を学ぶ。運
動時のエネルギー代謝や生理機能の変化を理解し、生活習慣病の予防、健康増
進を目的とした運動方法について学ぶ。さらに、ストレス、特殊環境の栄養ケアとリ
スク管理について理解を深める。
教育目標
健康維持・増進および疾病予防のための食事摂取基準に基づいた食事改
善の計画と実施、健康に影響を及ぼすリスクの管理について基本的な考え
方や方法を修得することを目標とする。
到達目標
成長、発達、加齢に伴う人体の構造や機能の変化と栄養状態との関係につ
いて理解し、栄養アセスメントとリスク管理について理解を深める。
ホームワーク 事前、事後の再確認を行い疑問点は理解しておく。
教科書・教材
新食品・栄養科学シリーズ ガイドライン準拠 Г応用栄養学 」 灘本知憲
監修
化学同人 ISBN978-4-7598^1638-9 C3347
参考書
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」 菱田 明・佐々木 敏
監修 第一出版
回
授業内容
到達目標
1
成人期の身体的
特徴 生活習慣
2
特定健康診査・特
特定健康診査・特定保健指導制度の仕組みについて理解する。
定保健指導制度
3
生活習慣病
4
5
6
7
生活習慣病の栄
養ケア ―糖尿
病ー
生活習慣病の栄
養ケア ―脂質異
常ー
生活習慣病の栄
養ケア ―高血圧
症ー
更年期の生理的
特徴・栄養ケア
成人期の身体的特徴および生活スタイルについて理解する。
生活習慣病、メタボリックシンドロームの発症、予防について理解す
る。
糖尿病予防を目的とした評価と栄養ケアを理解する。
脂質異常症の予防のための食事経過を理解する。
高血圧予防のための食事計画を理解する。
更年期の生理的特徴に応じた栄養ケアを理解する。
8
運動時のエネル
ギー代謝
運動時のエネルギー代謝経路を理解し、適切な運動量の算定方法
を理解する。
9
運動と健康増進
運動の種類と運動による身体機能の向上について理解する。
10
高齢期の生理機
能の変化
加齢に伴う高齢者の生理的特性や身体的変化について理解する。
11
高齢期の食事摂
取 基準
高齢者の食事摂取基準の概要を理解する。
12
高齢期の栄養管
理
高齢期のQOL向上を高める生活・食生活改善法について理解す
る。
13
ストレスと栄養
ストレス環境下における身体の応答、栄養ケアについて理解する。
14
特殊環境と栄養
(気温・気圧)
特殊環境(気温・気圧)における身体の変化と栄養ケアを理解する。
15
まとめ
学習内容のまとめ
成績評価方法 定期試験 60%、小テスト30%、授業態度・授業への参加度10%
応用栄養学実習Ⅱ
授業科目名(英)
■授業計画
担当教員名
橋本 和子
[ローマ字]
hashimoto kazuko
対象学生
3年
科目区分
専門教育科目
履修要件
応用栄養学実習Ⅰの単位取得済みであること。
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
教員室
7612
オフィスアワー 研究室に掲示
授業科目ID
単位数
1単位
開講時期
前期
必修・選択
必修
授業方法
実習・演習
食事調査法による栄養摂取量の把握及びライフステージ別の具体的事例に基づき、その栄
養状態、身体状況、生活環境などを評価、判断し、栄養ケアプランの作成方法などを修得す
る。
対象者の特性から個人を理解し、その栄養改善の方法を立案、実践できる
能力を養う。
ライフステージ別、生活環境・作業環境の特性を理解し、栄養状態や身体
状況を評価し、それに応じた栄養補給計画、献立作成ができるようにする。
竹中優「応用栄養学 栄養マネジメント演習・実習医」歯薬出版
ISBN978-4-263-70635-0 C3047
菱田明監修「日本人の食事摂取基準2015]第一出版
ISBN978-4-8041-1312-8 C1077
参考書
成績評価方法 テーマ別課題に対するレポート提出(40%)、筆記試験、実習態度、(60%)
授業内容
到達目標
1
食事調査の実際
①
3日間の食事記録法を用いた食生活の現状把握と栄養素摂取状
況からみた評価
2
食事調査の実際
②
食事頻度法(DHQ、FFQg)を用いた食生活の現状把握と栄養素摂
取状況からみた評価
3
食事調査の実際
③
24時間思い出し法を用いた食生活の現状把握と栄養素摂取状況
からみた評価
4
生活関連調査によ NSIチェックリストを用いた栄養状態のリスクのチェック
る評価
5
栄養ケアプランと
食事摂取基準①
具体的事例の栄養改善のための指標と栄養ケアプランニング(エ
ネルギー量の設定と食事摂取基準)
6
栄養ケアプランと
食事摂取基準②
具体的事例の栄養改善のための指標と栄養ケアプランニング(た
んぱく質の設定と食事摂取基準)
ライフステージ、栄養アセスメント、食事調査、食事摂取基準
ホームワーク 応用栄養学実習Ⅰで学んだことを復習しておく。
教科書・教材
回
ライフステージ別
7 の栄養アセスメント 幼児期・学童期の特性と栄養アセスメント
①
ライフステージ別
8 の栄養アセスメント 思春期の特性と栄養アセスメント
②
ライフステージ別
9 の栄養アセスメント
③
ライフステージ別
10 の栄養アセスメント
④
ライフステージ別
11 の栄養アセスメント
⑤
ライフステージ別
12 の栄養アセスメント
⑥
ライフステージ別
13 の栄養アセスメント
⑦
成人期の特性と栄養アセスメント
高齢期の特性と栄養アセスメント
高齢期の栄養にかかわる病態と疾病の栄養ケア
高齢者の低栄養状態の改善とその方法と内容
生活活動と栄養、スポーツと栄養、運動負荷量と栄養
14 特定保健指導
リスク者の抽出と動機付け支援、積極的支援の方法
15 まとめ
要点の把握とまとめ
栄養教育論Ⅱ
授業科目名(英)
■授業計画
担当教員名
佐喜眞 未帆
[ローマ字]
SAKIMA MIHO
対象学生
3年生
科目区分
履修要件
管理栄養士専門科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
「栄養教育論Ⅰ」の単位取得済みであること
教員室
9201
オフィスアワー 研究室に提示
授業科目ID
単位数 2単位
開講時期 前期
必修・選択 必修
授業方法 講義
人の行動変容を促す理論や技術と、科学的根拠に基づく栄養教育の方法について
修得し、単なる知識の詰め込みにならないよう、指導案の実例を交え、実践的に栄
養教育をマネジメントできる能力をつける授業を進めていく。
対象者に応じた栄養教育プログラムの作成・実施・評価を総合的にマネジ
メントできるような栄養教育(特に、行動科学やカウンセリング)の理論と方
法を習得する。
行動科学やカウンセリングの理論をもとに、対象者が主体的に実践でき、
さらに健康や生活の質(QOL)の向上につなげられる栄養教育プログラム
を作成・実施・評価できる能力を修得する。
必要に応じて、授業ノートを回収する。授業でまとめきれなかった部分は自
参考書
成績評価方法
授業内容
到達目標
1
オリエンテーション/栄養
教育の概念
本科目の内容(概要)を把握する。また、栄養教育の概念について
理解する。
2
行動科学理論と栄養教育
~個人の行動変容に関
する理論~
オペラント学習理論について学び,栄養教育への活用方法を理解
する。
3
行動科学理論と栄養教育
~個人の行動変容に関
する理論~
社会的学習理論(社会的認知理論)について学び,栄養教育への
活用方法を理解する。
4
行動科学理論と栄養教育
~個人の行動変容に関
する理論~
保健信念モデル(ヘルスビリーフモデル)について学び,栄養教育
への活用方法を理解する。
5
栄養マネジメント
栄養教育マネジメントの流れ(計画:plan-実施:do-評価:see)を復
習する。
6
栄養アセスメント①
栄養教育計画を立案するために必要なアセスメント事項について
理解を深め,食に関する問題行動の抽出方法を学ぶ。
7
栄養アセスメント②
栄養教育計画を立案するために必要なアセスメント事項について
理解を深め,食に関する問題行動の抽出方法を学ぶ。
8
栄養教育プランニング①
食に関する問題行動の要因分析方法と栄養教育計画の立案方法
を理解する。
9
栄養教育プランニング②
食に関する問題行動の要因分析方法と栄養教育計画の立案方法
を理解する。
10
栄養教育目標①
栄養教育の目標の種類と,その立て方について理解する。
11
栄養教育目標②
栄養教育の目標の種類と,その立て方について理解する。
12
栄養教育の教材と媒体/
学習形態
栄養教育に利用する教材や媒体の選定方法と,集団栄養教育の
学習形態について理解する。
13
栄養教育の評価①
栄養教育の評価デザインと評価の種類ついて理解する。
14
栄養教育の評価②
栄養教育の評価項目や評価手法の信頼性と妥当性ついて理解す
る。
15
栄養教育の評価③
栄養教育の評価項目や評価手法の信頼性と妥当性ついて理解す
る。
栄養教育マネジメント・食行動変容・栄養教育プログラム
ホームワーク 宅でノートをまとめ、いつでも提出できる状況にしておくこと。
教科書・教材
回
丸山千寿子・安達淑子・武見ゆかり編『栄養教育論』南江堂
(ISBN 978-4-524-26968-6)
適宜プリント配布
定期試験期間中に、筆記試験(100点満点)を実施する。
定期試験の得点が満点の20%未満の場合、再試験受験不可。
食育指導の理論と方法
授業科目名(英)
■授業計画
担当教員名
柵木嘉和
教員室
[ローマ字]
MASEGI YOSHIKAZU
対象学生
2年生
科目区分
履修要件
オフィスアワー
「学校栄養教育の理論と方法」の単位を取得していること
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
栄養教諭関連科目
回
2単位
前期
選択
講義・演習
授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。授業内でも受け付けます。
授業内容
1 オリエンテーション
到達目標
食育指導内容と指導方法について概観する。
給食の時間の指導
食育の目標を踏まえた指導内容、指導方法を理解し、給食時間に
おける献立を活かした指導案の作成。(小学校)
給食の時間の指導
2 (1)
学校における食育 食に関する指導 「生きた教材」を活用した指導
3 (2)
食育の目標を踏まえた指導内容、指導方法を理解し、給食時間に
おける献立を活かした指導案の作成。(中学校)
授業概要
児童生徒の望ましい食習慣形成のため、「学校栄養教育の理論と方法」で習得した、栄養教
諭としての食教育や給食実務の知識を踏まえ、食に関わる問題点を取り上げ、効果的に展
開する実践力を習得する。児童生徒に対して集団的及び個別的な指導、教育ができるよう
に実践演習に重点を置き、問題解決の方法を習得する。
4 実践演習①
第2回、3回で作成した指導案の発表、総合評価、改善
教育目標
児童生徒の食生活の実態を把握し、学校給食を生きた教材として活用した給食時
間の指導、教科等における指導、特別活動における指導、家庭・地域における指
導等を具体的に計画する。
5 指導
学級活動における食に関する指導の展開方法。指導案の作成。
到達目標
栄養教諭に求められる専門性と教育活動上の資質と能力を培い、実践的で有用
な指導力の習得。栄養教諭の専門性を生かした個別的な相談指導、家庭・地域と
の連携の方法等の習得。
6 実践演習②
第5回で作成した指導案の発表、総合評価、改善
ホームワーク
・予習、復習を欠かさないこと。
・実践演習では、最新の情報、資料の収集や児童生徒に応じた理解しやす
い授業方法の構築などが求められる。よって栄養教諭としての自覚と資質
を高められるよう常に向上心を持って受講すること。
キーワード
教科書・教材
参考書
・三訂 栄養教諭論 第2版 金田雅代編著 (建帛社)
・食に関する指導の手引き 第一次改訂版 文部科学省 (東山書房)
学級活動の時間の
7 各教科での指導(1) 家庭科と連携した食に関する指導の展開方法。指導案の作成。
技術家庭科と連携した食に関する指導の展開方法。指導案の作
8 各教科での指導(2) 成。
9 実践演習③
授業中に提示する
第7回、8回で作成した指導案の発表、総合評価、改善
体育科、保健体育科と連携した食に関する指導の展開方法。指導
10 各教科での指導(3) 案の作成。
定期試験、講義で作成した指導案、レポート、実践演習での発表から総合
成績評価方法 的に評価する。
11 実践演習④
第10回で作成した指導案の発表、総合評価、改善
12 集団指導
食に関わって発生する健康上の問題について。
集団指導の進め方、考え方。
13 個別的な相談指導
食に関わって発生する健康上の問題について。アレルギー等
個別的な相談指導の進め方、考え方。
定期試験(60%)、指導案(10%)、レポート(10%)、発表(20%)
学校・家庭・地域と
14 連携した指導
家庭・地域と連携した食に関する指導、情報提供について。
15 まとめ
相互批判と指導評価
栄養教育論実習Ⅰ
Practices of Nutriton Education Ⅰ
■授業計画
担当教員名
佐喜眞 未帆
[ローマ字]
SAKIMA MIHO
対象学生
3年生
科目区分
履修要件
専門教育科目
キーワード
「栄養教育論」の単位取得済みであること
教員室
9201
オフィスアワー 研究室に提示
授業科目ID
単位数
1
開講時期 前期
必修・選択 必修
授業方法 実習
回
1 オリエンテーション
栄養教育のためのア
2 セスメント1
栄養マネジメント、栄養教育カリキュラム、栄養教育媒体
授業概要
教育目標
到達目標
栄養教育実習の目的、進行の仕方、テーマ設定と選択等について理解
する。
ライフステージに沿った栄養教育の目標、方法を明らかにして、実施のた
めの基礎資料の収集を行う(グループ別)
栄養教育のための
3
栄養教育論実習は栄養学の社会的実践の一形態である。「栄養教育論」
で学習した理論や方法について統合化を図る。実習のなかでは具体的に
設定した対象者の条件に対応した教育目標をたて、立案、実施、評価する
ことを修得する。
対象者に応じた栄養教育目標、計画、実施、評価の過程を実践できる力
量をロールプレイング等を実施して実践力を修得する。
授業内容
アセスメント2
栄養教育のための
4 アセスメント3
収集した資料を活用するために整理する(グループ別)。
課題やテーマにあった情報を再度検討し整理する(グループ別)。
目標を明確にする。
栄養教育の計画1
目的・目標にあった栄養教育計画書の作成をする(グループ別)。
栄養教育の計画2
グループごとに目標にあった栄養計画書を決定し、クラスに発表する。
栄養教育の計画3
決定した栄養計画書を整理・作成し、分担の担当者等を決定する。
栄養教育の計画4
決定した栄養計画書を整理・作成し、分担の担当者等を決定する。
栄養教育の計画5
分担した担当ごとに教材などを作成する。
栄養教育の計画6
グループでのリハーサルを行い、発表時における問題点等を検討する。
11 栄養教育の実施1
クラス全体でロールプレイングにより発表を実施し、発表に対しての討議
と評価を行う。
12 栄養教育の実施2
発表した実施計画について修正して、新たな実施計画書作成のために情
報収集と整理をする。
5
到達目標
学校給食、事業所、福祉施設、病院等での栄養教育の場で対象者に応じ
た栄養教育目標、計画、実施、評価の過程を実践できる力量を修得する。
6
ホームワーク 実習後のレポート作成
7
8
教科書・教材
なし
9
参考書
授業中に堤示する
10
実習終了後の筆記試験、各実習毎のレポート提出、実習中の態度等を総
成績評価方法 合的に判断する。
定期試験の得点が満点の20%未満の場合、再試験受験不可。
新たに実施計画書の作成をする。
13 栄養教育の実施
クラス全体で評価を行い、臨地実習の場で活かすことのできる実践力を
14 栄養教育実習の評価 修得する。
15 まとめ
全体のまとめ
臨床栄養学 Ⅰ
Clinical Dietics Ⅰ
■授業計画
担当教員名
福井 富穂
[ローマ字]
Fukui Tomiho
対象学生
健康栄養部 管理栄養学科 2年
科目区分
履修要件
専門教育科目
教員室
9206
オフィスアワー 水曜12:10~12:50
授業科目ID
単位数
2
開講時期 前期
必修・選択 必須
授業方法 講義
回
授業内容
ガイダンス・医療の
1 現状と栄養管理
チーム医療における
到達目標
医療分野における管理栄養士のあり方と食事療法の重要性を理
解する。
チーム医療が重要視される背景の理解と管理栄養士の役割を理
2 管理栄養士の役割 解する。
と自覚
キーワード
栄養アセスメント・チーム医療・POS・テーラーメード医療・病診連携・未病
3
授業概要
病態時の栄養評価、必要栄養量の算出・栄養食事指導などに必要な情報
の把握および栄養アセスメントに基づく栄養補給量の決定など、臨床にお
ける基礎知識・技術を学習する。
教育目標
栄養状態の評価、栄養補給法・量、栄養教育、食品と医薬品の相互作用に
関する知識・技術を修得する。
到達目標
臨床栄養管理に必要な栄養アセスメントを行うための基礎知識を身につ
け、傷病者の栄養状態や疾病コントロール状況を把握する能力を身につけ
る。
ホームワーク 予習と復習
教科書・教材
参考書
イラスト症例からみた臨床栄養学 東京教学社
臨床栄養管理ポケツト辞典 建帛社
疾病に対する認識
人々の生活習慣病等慢性疾患に対する捉え方を学び、栄養教育
4 と社会生活上の問 のあり方を考える。
題点
5
情報社会と管理栄
栄養指導媒体としての情報管理について学ぶ。
養士・栄養士
6
食事調査法の特 疾病コントロール状況の把握に必要な食事調査法の特長を理解す
長と栄養食事指導 る。
POSによるカルテ
診療記録(カルテ)の記載内容と病状・病態の把握に必要なPOSの
7 記載と栄養食事指 理念を理解する。
導
8
筆記試験。ただし、定期試験において得点が30点未満の場合には再試験
SOAP形式による
記述内容
患者に対する栄養食事指導内容のカルテ記載に必要なSOAP形式
を理解する。
SOAPによる問題
SOAP形式による具体的な問題点の把握と患者に対する栄養ケア
9 点の分析と実践教 プランニングを理解する。
育
10
成績評価方法 の受験を認めない(再履修とする)。
食事療養制度と栄 健康保険法における食事療養制度と管理栄養士・栄養士に対する
評価が理解できる。
養食事指導
身体計測に基づく 身体計測値を用いた患者の栄養アセスメントの方法について学
栄養アセスメント ぶ。
栄養補給法・量と
栄養補給の方法と個人に必要なエネルギー量、たんぱく質量の算
11 栄養アセスメントの 出方法について学ぶ。
指標
12
食品と医薬品との 薬剤の吸収、作用、代謝などに食物摂取の時間や内容の影響、ま
た一方薬剤が食物摂取や栄養素に及ぼすなど、食物と薬剤の相
相互作用
互作用を理解する。
個別栄養管理の
テーラーメイド医療における栄養管理の必要性を理解し、管理栄養
13 必要性と栄養士業 士・栄養士業務との接点を考える。
務
地域連携と生活習 拡大している生活習慣病の予防に必要な病診連携と管理栄養士
14
慣病の予防対策 の役割について理解する。
15
在宅医療と管理栄 在院期間の短縮に伴う早期退院に伴う家庭看護・介護・栄養補給
の実態を理解する。
養士の役割
臨床栄養学Ⅲ
Clinical Dietetics Ⅲ
■授業計画
担当教員名
福井 富穂
[ローマ字]
Fukui Tomiho
対象学生
健康栄養部 管理栄養士学科 3年
科目区分
履修要件
専門教育科目
キーワード
授業概要
臨床栄養学ⅠおよびⅡが履修済みであること。
教員室
9206
オフィスアワー 水曜12:10~12:50
授業科目ID
単位数
2
開講時期 前期
必修・選択 必修
授業方法 講義
適切な栄養ケアプランの作成には、患者の特性を考慮した栄養治療計画
が必要であり、その計画に従って実践した結果を評価できる能力を養う。
発症の予防と治療、経過観察に必要な臨床データや栄養評価パラメーター
の解釈、栄養管理計画の立案、モニタリングと評価などについて学ぶ
到達目標
身体計測、各種検査結果から現在の栄養状態や疾病コントロール状況を
個別に評価できる能力を身につける。
ホームワーク 復習と予習
参考書
栄養ケア・マネジメント論-経済学からみた栄養管理- 化学同人
今日の病態栄養療法 改訂第2版 南江堂
筆記試験。ただし、定期試験において得点が30点未満の場合には再試験
到達目標
栄養ケア・マネジメン 栄養ケア・マネジメントの定義と栄養マネジメントサイクルを理解す
る。
クリニカルパスと栄
医療現場における診療計画書(クリニカルパス)による治療と医療
2 養管理
職種の役割を理解する。
3
栄養アセスメントの 対象者の栄養状態、とくにたんぱく質栄養状態を把握する能力を
身につける。
方法
4
栄養ケアプランニ
ングの実際
栄養スクリーニン
5 グと栄養アセスメ
ント
対象者の栄養アセスメントに基づく栄養補給量を算出する技術を
身につける。
栄養スクリーニングによるリスク管理とその栄養アセスメントの技術
を学ぶ。
6
臨床診査-SGAに SGA(主観的包括的アセスメント)による栄養アセスメントとその評
価方法を理解する。
よる栄養評価-
7
喫食量の把握方
法とその精度
8
身体各部の計測と 正しい身体計測の方法を知るとともにその測定技術を身につけ、
適切な栄養アセスメントが行える。
指標
9
疾病の特長と検査 疾病コントロール状況を適切にアセスメントできる能力を身につけ
る。
値による評価
イラスト症例からみた臨床栄養学 東京教学社
成績評価方法 の受験を認めない(再履修とする)。
授業内容
1 トの定義と構成
臨床栄養・栄養アセスメント・テーラーメード医療・チーム医療
教育目標
教科書・教材
回
食生活の実態を把握する方法とそれぞれの調査法による誤差範
囲を理解するとともに食事調査の技術を身につける>
体格指数による基
疾病コントロール状況を適切にアセスメントし、栄養ケアプランニン
10 礎代謝量の算出と グできる能力を身につける。
その利用
栄養状態の把握と
疾病の重症度を示すパラメーターを用いて個々の患者の栄養状態
11 評価のパラメー
を把握できる能力を身につける。
ター
12
糖尿病の食事療
法
エネルギーバランス食(糖尿病食品交換表に基づく食事療法)と低
炭水化物療法について理解する。
エネルギーバランス、低たんぱく質、食塩制限などの食事療法の
13 腎疾患の食事療法 意義を理解するとともに適切な栄養ケアプランニングの技術を学
高齢者に対する栄
14 養ケア・マネジメン
ト
特定保健指導の
15 積極的支援の方
法
ぶ。
低リスク・中リスク・高リスク者の栄養ケア・マネジメントサイクルに
基づいた栄養管理の技術を学ぶ。
メタボリックシンドロームの概念に基づくコウリスク(積極的支援)者
に対する栄養ケア・マネジメントサイクルに基づいた栄養管理の技
術を学ぶ。
臨床栄養学実習Ⅱ
Practice in Clinical NutritionⅡ
■授業計画
担当教員名
東森 佳子
[ローマ字]
Higashimori Yoshiko
対象学生
3年生
教員室
講師室
授業科目ID
単位数 1単位
開講時期 前 期
必修・選択 必 修
授業方法 演習・実習
専門教育科目
科目区分
臨床栄養学Ⅱおよび臨床栄養学実習Ⅰの単位を取得していること
履修要件
オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付ます。
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
回
授業内容
1 高齢者の食生活の特徴 咀嚼 嚥下の障害を理解し、その食形態を知る。
2 高齢者の栄養評価
低栄養状態のアセスメントとリスクの判定を行い、高齢者の食生活
の問題点と解決策を考える。
3 特定健診の栄養評価
メタボリック症候群の概念に基づく栄養評価と生活習慣病の発症・
進展の阻止を考える。
4 栄養障害
肥満 低栄養の症例に基づき栄養補給量を算出しケアプランを立
案、具体的な献立表を作成する。
5 糖尿病①
1型糖尿病・2型糖尿病の症例に基づき栄養補給量を算出しケアプ
ランを立案、具体的な献立表を作成する。
6 糖尿病②
糖尿病食品交換表を用いて献立表を作成する。調理実習の準備
7 調理実習①
エネルギーコントロール食の実習
疾病別栄養管理 食事療法 栄養補給量 栄養補給法 疾病コントロール
個別の治療食栄養基準の策定 献立作成 栄養管理計画の立案 病態、症状の変化に応じ
た栄養管理の実践に生かせる能力を育成する。
傷病者に対する食事の提供は、疾病治療のための食事であるとともに患者の生活
習慣や食習慣を尊重し、QOLを低下させない配慮することを学ぶ。
病状の改善、疾病の治療・回復など効果的な治療食について、献立立案することによって、
医療の場で活動するために必要な知識・技術を学び医療人としての自覚をもち、実践的な知
識と技術を修得する。
ホームワーク 予習と課題に基づく復習
教科書・教材
イラスト症例からみた臨床栄養学(東京教学社)・栄養ケア・マネジメント論(化学同
人)
参考書
臨床栄養管理ポケット辞典(建帛社)、糖尿病食事療法のための食品交換
表(文光堂)
到達目標
脂質異常症 高尿酸血症の症例に基づき栄養補給量を算出しケ
8 脂質異常症 高尿酸血症
アプランを立案、具体的な献立表を作成する。
9 消化管・炎症性腸疾患
胃十二指腸潰瘍・クローン病の症例に基づき栄養補給量を算出し
ケアプランを立案、具体的な献立表を作成する。
10 肝疾患・膵疾患
慢性肝炎 肝硬変 膵疾患の症例に基づき栄養補給量を算出しケ
アプランを立案、具体的な献立表を作成する。
11 心疾患・周術期
術前術後(経腸栄養心疾患・)の症例に基づき栄養補給量を算出し
ケアプランを立案、具体的な献立表を作成する。
成績評価方法 出席数 授業態度 筆記試験 レポート
高血圧症、心疾患 CKDの症例に基づき栄養補給量を算出しケア
12 高血圧症・CKD・腎疾患 プランを立案、具体的な献立表を作成する。
13 末期腎不全
末期腎不全の症例に基づき栄養補給量を算出しケアプランを立
案、具体的な献立表を作成する。調理実習の準備。
14 調理実習②
血液透析食調理実習
15 まとめ
治療食全般の復習
公衆栄養学Ⅰ
授業科目名(英)
■授業計画
担当教員名
小田 雅嗣
教員室
講師室
[ローマ字]
Oda Masashi
対象学生
3年生
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2
前期
必修
講義
科目区分
履修要件
オフィスアワー
専門教育科目
2年次までの必修単位を取得していること
木曜日の昼休み
回
授業内容
到達目標
1 オリエンテーション 公衆栄養学を学ぶ意義と目的
2
わが国の健康・栄
わが国の食生活の現状と公衆栄養活動
養の歴史と現状
キーワード
健康日本21 3
わが国の健康・栄
わが国の栄養の変遷及び現状と課題(Ⅰ)
養の課題(Ⅰ)
授業概要
「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」を中心に、地域や職域に
おける保健・医療・福祉・介護のシステムと関わって、栄養関連プログラムの作
成・実施・評価について理解する。
4
わが国の健康・栄
わが国の栄養の変遷及び現状と課題(Ⅱ)
養の課題(Ⅱ)
教育目標
職域や地域での公衆栄養活動において、健康づくり運動とりわけ食生活改善
活動のリーダーとなる管理栄養士にふさわしい力を身につけることをめざしま
す。
5 健康日本21(Ⅰ)
[健康日本21]と公衆栄養活動について理解する。保健活動
や地域栄養活動を実践する。
到達目標
実践の場で活用できる力をつける
6 健康日本21(Ⅱ)
[健康日本21]と公衆栄養活動について理解する。保健活動
や地域栄養活動を実践する。
ホームワーク 授業中に提示する
教科書・教材
参考書
酒井徹・郡俊之・山本茂編「公衆栄養学」第4版,講談社,ISBN978-4-06155376-7c3347
日本人の食事摂
7 取基準と公衆栄養 公衆栄養活動の指針(日本人の食事摂取基準活用)
活動(1)
日本人の食事摂
8 取基準と公衆栄養 公衆栄養活動の指針(日本人の食事摂取基準活用)
活動(2)
9
栄養士法と関係法
公衆栄養行政と関係法規(1)
規(Ⅰ)
10
栄養士法と関係法
公衆栄養行政と関係法規(2)
規(Ⅱ)
11
ヘルスプロモー
ションとは
適宜紹介する
期末定期試験及び中間小試験、提出物、授業中の学習態度等を総合的に
成績評価方法 評価する。
公衆栄養施策と栄養教育-ヘルス・プロモーションの取り組み-
プリシード・プロシー
12 ドモデルと公衆栄養 プリシード・プロシードモデルによる公衆栄養教育への活用(1)
プリシード・プロシー
13 ドモデルの活用
14
プリシード・プロシードモデルによる公衆栄養教育への活用(2)
世界の健康・栄養
世界の健康・栄養政策と管理栄養士の役割
政策
15 まとめ
要点とまとめ
給食管理論
Institutional Food Management
担当教員名
服部 尚子
[ローマ字]
Hattori Naoko
対象学生
健康栄養学部 管理栄養学科 2年
科目区分
履修要件
専門教育科目
キーワード
調理学、調理学実習Ⅰ・Ⅱの単位が取得済みであること。
■授業計画
教員室
7608
オフィスアワー 水曜12:10~12:50
授業科目ID
単位数
2
開講時期 前期
必修・選択 必修
授業方法 講義
回
給食の定義、給食の意義と目的・目標、給食施設における管理栄
養士の役割を理解する。
2 給食システム
システムの概念、トータルシステムとサブシステムを理解する。
特定給食施設 給食管理 安全・衛生管理
教育目標
到達目標
給食の意義・目的、特定給食施設に関連する関連法規や特徴などを
理解し、経営管理、栄養と食事管理、生産管理、安全管理を学習す
る。具体的に給食施設を運営するための基礎知識を解説する。
特定給食施設の特徴や、特定給食施設を運営するための基礎知識
を理解し、他の専門知識と関連させながら、給食業務全般をマネジメ
ントする能力を養う。
特定給食施設の特徴や各給食施設における栄養管理業務、安全・
安心な食事提供への管理について説明できる。また、給食経営管理
を総合的にマネジメントできる基礎知識を習得する。
ホームワーク テキストの予習と復習を行い、疑問点を解決しておく。
教科書・教材
参考書
給食経営管理論 -栄養・安全・経済面のマネジメント-第3版
(株)みらい
到達目標
1 給食の概要
3
授業概要
授業内容
給食を提供する施 健康増進法における特定給食施設の位置づけ、特定給食施設に
対する行政指導を理解する。
設と関連法規
4 経営管理の概念
5
給食管理のの意義、経営管理の機能・資源・形態、給食管理の評
価を理解する。
給食とマーケティン マーケティングとは、マーケティング・コンセプト、給食におけるマー
ケティングの活用を理解する。
グ
6 給食経営と組織
組織の構築と形態、給食組織と関連分野との連携を理解する。
7 栄養と食事管理
栄養と食事管理の概要を理解する。
8 栄養と食事管理
栄養スクリーニングと栄養アセスメントを理解する。
9 栄養と食事管理
栄養・食事管理の計画、実施、評価、改善を理解し、計画を立て
る。
10 給食の品質
品質の概念、PDCAサイクルを理解し、品質評価と改善が説明でき
る。
11 給食の生産
給食の食材や開発・流通を理解し、購買と検収、食材の原価管理
を理解する。
12 給食の生産
給食の生産管理とオペレーション、大量調理の方法と技術、調理と
提供の管理、生産の評価と生産性を理解する
授業時に提示
筆記試験、出席数、授業態度、レポートにより評価する。
成績評価方法 定期試験の得点が30点未満の場合、再試験受験不可。
安全と衛生の意義と目的、給食と食中毒、施設・設備の保守、リス
13 給食の安全・衛生 クマネジメントを理解する。
HACCPシステムの運用、大量調理施設衛生管理マニュアを理解す
14 給食の安全と衛生 る。、
15 事故・災害対策
事故・災害の種類、状況把握と対応方法が説明を理解する。
給食経営論
Institutional Food Service Management
担当教員名
服部 尚子
[ローマ字]
Hattori Naoko
対象学生
健康栄養学部 管理栄養学科 2年
科目区分
履修要件
専門教育科目
調理学、調理学実習Ⅰ・Ⅱの単位が取得済みであること。
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
■授業計画
教員室
7608
オフィスアワー 水曜12:10~12:50
授業科目ID
単位数
2
開講時期 前期
必修・選択 必修
授業方法 講義
授業内容
1 給食経営の基本
給食施設の「設備・機器管理」について基礎知識を講義する。また、フード
サービスのあり方を栄養・衛生・経営管理面から学び、顧客の満足度を充
足できる栄養・食事管理を適切に行うためのシステムについて学習する。
給食を安全かつ衛生的、効率的に生産し提供するための経営資源を理解
し、経営管理面からみた特定給食施設のフードサービスのあり方を理解す
る。満足度を焦点にしたマーケティング戦略が設定できる技術を習得する。
給食の施設・設備の特徴、作業動線とレイアウトについて説明できる。
財務諸表から会計情報の活用を説明できる。各給食施設におけるフード
サービスの特性が理解でき、経営資源の有効な活用が説明できる。
ホームワーク
教科書・教材
給食経営管理論 -栄養・安全・経営面のマネジメント- 第3版
(株)みらい
到達目標
給食経営の現状
給食施設・設備の基準と関連法規、給食施設の条件が理解でき
2 給食の施設・設備 る。
特定給食施設、原価、オペレーション、人事管理、財務管理 テキストの予習と復習を行い、疑問点を解決しておく。
献立立案を想定した食生活をこころがける。
特定給食施設におけるフードサービスに関する情報の収集、分析、報告な
どマーケティング・リサーチに興味を持つ。
参考書
回
給食施設内の設備、作業区域・作業動線と施設・設備のレイアウト
3 給食の施設・設備 が理解できる。
給食業務従事者の雇用形態、教育・訓練、業績と評価、事務につ
4 給食の人事・事務 いて理解する
5 給食の原価・会計 企業会計、財務諸表(貸借対照表)について理解する。
損益計算書と損益分岐点、キャッシュ・フロー計算書について理解
6 給食の原価・会計 する
7 給食の原価・会計 予算及び売上・原価と給食経営について理解する
8
病院給食における 病院給食の意義と目的、病院給食の種類と院内食事線規約、入院
時食事療養費について理解する。
給食経営
9
病院給食における 栄養管理に関わる診療報酬、病院給食の外部委託について理解
する。
給食経営
10
介護福祉施設にお 高齢者・介護福祉施設給食における栄養アセスメントと食事計画に
ついて理解する。
ける給食管理
11
児童福祉施設にお 児童福祉施設・障害者福祉施設給食の意義と目的、栄養ケアマネ
ジメントについて理解する
ける給食経営
12
学校給食における 学校給食の食事計画、学校給食を活用した食に関する指導を理解
する
給食経営
13
事業所給食におけ
事業所給食、その他の給食施設における経営形態を理解する。
る給食経営
14
フードサービスの
今後
授業時に提示
筆記試験、出席数、授業態度、レポートにより評価する。
成績評価方法 定期試験の得点が30点未満の場合、再試験受験不可。
15 総括
超高齢社会におけるフードサービスのあり方
全体のまとめ
栄養総合演習Ⅰ
授業科目名(英)
■授業計画
福井富穂 他
担当教員名
[ローマ字]
対象学生
3年生
科目区分
履修要件
オフィスアワー
専門教育科目
2年次までの必修単位を取得していること
教員室
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
回
2
前期
必修
講義
授業内容
到達目標
1 臨地実習とは
臨地実習の概要を把握する
2 学校給食(1)
子どもが抱える健康・栄養・食生活上の諸問題に対し、健康・
栄養教育に必要な栄養管理ができる。
キーワード
給食の運営 HACCP 管理栄養士の使命と役割
3 学校給食(2)
学校給食の献立作成、給食の時間で必要な学習指導案を作
成する。
授業概要
「給食経営管理論」の実践の場(学校・事業所等)に必要な知識と技能を修得す
ることを目的として、業務の概要を理解するとともに、給食計画や給食の実務
の実際についての理解を深める。
4 事業所(1)
喫食者の状況に対応したサービスの意義・役割を理解する。
教育目標
栄養アセスメント・評価に基づいた適正な栄養管理を行うために、給食経営管
理論、臨床栄養学、公衆栄養学、栄養教育論、応用栄養学で学んだ知識や技
能を統合し実践できる総合的能力を習得する。
5 事業所(2)
喫食者の栄養管理の目標設定、状況に応した献立作成、調
理・盛り付けの基本、従業員・施設の衛生管理を習得する。
到達目標
臨地実習の円滑化を図るための基本的事項について理解・習得する。
6 福祉施設(1)
7 福祉施設(2)
ホームワーク
教科書・教材
対象者の心身の特徴に基づいて、栄養状態の評価、栄養管
理の目標設定、献立作成、調理・盛り付け、食事の介助の基
本を習得する。
対象者の心身の特徴に基づいて、栄養状態の評価、栄養管
理の目標設定、献立作成、調理・盛り付け、食事の介助の基
本を習得する。
8 各実習先
個人情報の保護(守秘義務)について。対象者接遇に際して
の配慮事項と注意点。
9 実習ノート
業務日誌、報告書作成、まとめの発表等についての基本的
事項について。
10 出勤簿他
適切な身だしなみ、言葉遣いや礼儀について。
11 医療機関(1)
給食の運営としての医療施設
12 医療機関(2)
対象者の基本的権利、インフォームドコンセントについて
13 医療機関(3)
入院患者および外来患者の栄養指導データベースの作成
14 医療機関(4)
入院患者および外来患者の栄養指導データベースの作成
15 まとめ
要点を整理しまつめる。
プリント
参考書
出席状況、提出物、臨地実習前の課題発表、臨地実習後の報告会等を総
成績評価方法 合的に評価する。
卒業研究Ⅰ・Ⅱ
授業科目名(英)
担当教員名
学科専任教員
[ローマ字]
対象学生
科目区分
履修要件
オフィスアワー
キーワード
四年生
専門教育科目
専門演習の単位取得済であること
教員室
オフィスアワー
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
4
通年
選択必修
演習
卒業論文 卒業論文発表会 授業概要
教育目標
到達目標
ホームワーク
教科書・教材
参考書
前期:卒業研究発表。
後期:卒業論文作成し、主査及び副査の審査を実施し、卒業論文発表会
成績評価方法 後、総合的に評価する。
教職論
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
馬場 康雄
Yasuo Baba
対象学生
1年
科目区分
履修要件
教職科目
キーワード
教職の意義
教員室
授業後にアポイントを
オフィスアワー とり質問してください
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2
前期
選択
講義
回
2
3
授業概要
教育目標
到達目標
ホームワーク
教科書・教材
教職の意義、職務内容、役割等についての理解を深める。教職の制度の基
礎的な知識を習得する。、そして、今日の教育現場での様々な課題を理解
し、どのように対応するべきかを考え、教職への実践的な意識を高める。
・毎講義後に復習し、授業内容を十分理解しておくこと。
・授業内容についての小テストを随時行います。また、レポートを提出しても
らいます。テーマは授業時に示します。いずれも、授業内容をしっかり理解
しておくことが大切です。 また、本講義の理解の一助とするため、下記の
参考図書を各自読み進めてください。
4
5
6
7
8
プリント配布
9
参考書
佐藤晴雄著「『教職概論』第3次改訂版-教師を目指す人のために-」学陽書房
10
定期試験(50%)、レポート・小テスト・受講態度(50%)の総合評価
A :教職の意義、役割、資質、能力等について理解し、教育課題等に対して実践的
成績評価方法 な問題意識を有している。
B :教職の意義、役割、資質等や教育課題を理解し問題意識を有している。
C :教職の意義、役割、資質等や教育課題等を理解している。
11
12
13
14
15
到達目標
・授業の進め方、講義の内容を把握する。
・学校教育の概要について知る。
・教職とは何かについて考える。
・教職の楽しさと難しさを知る。
・関連法規などを通して教職の基本的なことを知る。
教職の意義 ・教職の意義について考える。
・教師聖職論、教師労働者論、教師専門職論について考える。
教職観の変遷と
・専門職観の変化と良い教師の条件について考える。
理想の教師像
・理想の教師像について考える。
・戦前及び戦後の教員養成制度ついて知る。
教師養成の歴史 ・現状の教員養成制度について知る。
・教員養成制度の動向について知る。
・教師の身分と任用について知る。
教師の任用と服務 ・教師の服務について知る。
・教師の身分保障と分限・懲戒について知る。
・教師の法的役割と役割意識を知る。
教師の役割と仕事 ・教師の仕事の特質と内容を知る。
・教師の仕事の実際について知る。
・栄養教諭の職務について知る。
栄養教諭の職務と ・栄養教諭と学校栄養職員との違いについて知る。
役割
・栄養教諭の配置で期待される効果について考える。
・教師の勤務実態について知る。
教師の職場環境 ・教師の悩みと不満について知る。
・学校の人間関係や教師のライフサイクルについて知る。
・校長の役割と権限について知る。
管理職・主任の
・副校長・教頭の役割とリーダーシップについて知る。
役割
・主幹教諭・主任等の種類と機能について知る。
・教師の資質・能力について考える。
教師の資質向上と ・教師の力量形成と研修制度を知る。
研修
・現職教育の実態を知る。
・急速に進む教育改革について知る。
教育改革と教師の ・開かれた学校づくりと教師の役割について考える。
役割
・学校間および地域、保護者の連携と教師の役割について考える。
・学校が抱える教育課題について知る。
教育課題への対応 ・子どもの学習意欲の向上と学力問題について考える。
学習指導と生徒指導 ・いじめ、不登校など生徒指導上の課題と教師の役割を考える。
教育の今日的課題 ・学校の安全と危機管理を考える。
・発達障害への対応と特別支援教育の現状と課題について知る。
への対応
・キャリア教育、情報教育、環境教育等の現状と課題について知
教育実習の意義と ・教育実習の意義と内容について知る。
・教育実習体験と意識の変化について知る。
進路選択
・進路選択について考える。
魅力ある教師をめ ・これからの教師に求められる適性と資質について考える。
・魅力があり信頼される教師となるための心構えについて考える。
ざして
・授業のまとめ
1 ガイダンス
教師の役割 問題解決能力
教育と教職の意義、教師の役割等について考察する。さらに、教師に求め
られている資質・能力について考える。そして、近年進められている教育改
革の動向や教育課題について教師の対応、役割について考える。
教師の身分、職務や役割を理解し、教育実践の基となる使命感や心構え、
教師として必要な資質や能力についての理解を深め、具体的な教育問題の
解決に向けた方策を考え、教職への意識や教育実践への適応性を高め
る。
授業内容
教育心理学
Educational Psychology
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
佐々木 政司
Sasaki Masashi
対象学生
1年
科目区分
履修要件
教職科目
キーワード
教員室
7621
オフィスアワー
水12:10~12:50於研究
室
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
(2)
前期
選択
講義
回
授業内容
教育心理学とは
心理学とはどのような学問であるかを理解する
教育心理学とはどのような学問であるかを理解する
発達の理論
発達という現象の意味について理解する
発達の理論について理解する
1
2
心理学 教育 学校
4
児童期の発達的特徴について理解する
青年期の発達的特徴について理解する
発達と教育の関連について学ぶ
基本的な人間の学習メカニズムについて学ぶ
条件づけの学習過程について理解する
5
さまざまな学習の過程について理解する
問題解決場面における学習のメカニズムについて学ぶ
3
授業概要
教育目標
到達目標
教育活動に携わる上で,人の心のしくみや働きやその発達についてよく理解してお
くことは重要である。ここでは,記憶や学習のメカニズム,発達のプロセスなど,教
育に関わる心理学の基本的知見について広く学んでいく。
教育心理学について全般的に理解させる。教育場面に対する心理学的な知見の
適用について,特にその理論的な理解を十分に深める。また,教育の意義や教師
の持つ役割についても考察を深める。
教師には,教育においてその営みが十分に行われるようにさまざまな役割が求め
られる。そのためには,教育場面において適切に活用できるように教育心理学につ
いての知識を取得し,理解する。
到達目標
学習のメカニズム
記憶の過程
記憶のメカニズムについて学ぶ
記憶のモデルについて理解する
知的能力と測定
7
人間の知的能力の様相について理解する
人間の知的機能について学ぶ
8
人間の能力を測定することの意味について学ぶ
人間の知的能力の測定方法について学ぶ
6
毎講義終了後に十分な復習を行い,授業内容の理解を進めること。
ホームワーク
教科書・教材
鎌原雅彦・竹綱誠一郎「やさしい教育心理学第4版 (有斐閣アルマ)」
動機づけ
9
参考書
動機づけのメカニズムについて学ぶ
人間の全般的な動機づけについて理解する
講義中に紹介
学習場面におけるさまざまな動機づけ理論について理解する
成績評価方法
全講義終了後に筆記試験を実施する
成績評価基準
A:教育心理学の理論や知見について十分に理解しており、教育場面におい
て積極的に活用していく能力と態度を持っている。
B:教育心理学の理論や知見について十分に理解しており、教育場面におい
て活用することができる。
C:教育心理学の理論や知見について十分に理解している。
10
児童・生徒の持つ学習動機づけの様態について理解する
学習意欲を促進するために教師のかかわりについて学ぶ
11
ストレスと適応
ストレスのモデルについて学ぶ
ストレスに対する対処法略について理解する
教室の人間関係
13
学級集団の特徴について学ぶ
学級集団の機能について理解する
14
教室における教師-生徒関係について学ぶ
生徒に及ぼす教師の影響について理解する
12
まとめ
15
授業全体のまとめを行い,教育心理学について概観する
教育社会学
授業科目名(英)Sociology of Education
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
対象学生
有働 真太郎
教員室
授業科目ID
単位数
3年
開講時期
教職科目
必修・選択
教育や教職に対する関心と思考を維持すること。 授業方法
7618
回
2
前期
選択
講義
1 か
Shintaro Udo
科目区分
履修要件
オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付ます。
授業内容
教育社会学とは何
・科学的教育学の発展について学習する。
・デュルケムの『自殺論』について考察する。
・いじめ問題、逸脱に関する研究動向について学ぶ。
教育社会学の研究
・子ども、子ども文化についての研究動向について学ぶ。
3 動向
・学歴研究の研究動向について学ぶ。
人間形成 教育理念 教育の組織化 教育の制度化
授業概要
教育を制度的・社会的事項との関連から検討して、社会学的に教育現象を分析する。教育社会学の基
礎となる見方や考え方を身につける。社会化、社会階層、学歴社会、ジェンダー、隠れたカリキュラム等
を中心に、現代的かつ身近な諸テーマを取上げながら、それらについて、これまでに蓄積された社会学
的知見を基に検討する。
4 いじめ問題
教育目標
逸脱、ジェンダー、学歴など、教育社会学に関する基礎的知識・概念を得させる。諸概念を理
解するとともに、これらに関する近年の研究動向についても把握させる。本講義を通して、教
師にとっての教育社会学を学ぶ意義について考えさせ、教育社会学的思考を獲得させる。
5 逸脱
到達目標
社会化、社会階層、学歴社会、ジェンダーなど、現在の教育を読み解くキーワードについて
理解する。また、これらのキーワードに関連する研究、新聞記事等の内容を理解する。そし
て、これらの用語、概念を用いて、現在直面している教育現象を自身の視点で分析する。
ホームワーク
・問題行動、非行、逸脱の定義について理解する。
・エスノグラフィーの方法について学ぶ。
6 子どもと社会化
7 ジェンダー
9 学歴と立身出世
参考書
10 近世の学習者
・教育家族の誕生とその特質について理解する。
・早期教育のブームとその背景について理解する。
・日本教育史の中の男女分離と男女共学について学ぶ。
・立身出世と良妻賢母の考え方について学ぶ。
・学校文化にみられる「男らしさ」・「女らしさ」について理解する。
・性分業意識について学ぶ。
・性分業に関する意識調査についての先行研究を知る。
・性分業意識が家庭の中でどのように作用しているのか理解す
る。
・メリトクラシーの概念について理解する。
・日本社会にみられるメリトクラシーについて学ぶ。
・学歴インフレについて理解する。
・近世僧侶の学習による社会移動について学ぶ。
・庶民の学習や学習意欲についてその様子を学ぶ。
・近世の人々にとって学習がどのような意味をなしたのかを理解する。
・基本的には定期考査の得点率による。
成績評価方法
・ラベリング理論について理解し、同理論に関する研究動向を捉える。
・社会化の概念について理解するとともに、先人の社会学研究について学ぶ。
第1回目での受講者数等の諸条件により決定する。
・小テストの得点や出席状況・授業態度を考慮することがある。
・いじめの定義について理解する。
・いじめに関する統計資料から、実態を把握する。
・いじめの構造に関する研究から、どのような対策が考えられるかを見出す。
8 性分業
教科書・教材
・教育社会学とはどのような学問領域なのかについて学ぶ。
・教育社会学がなぜ必要なのかを理解する。
2 教育社会学の歴史 ・デュルケムの社会学について理解する。
キーワード
・毎回、復習を欠かさないこと。
・教育関連の新聞記事を毎週各自で拾い、スクラップする。
・復習のあり方:各講義で学習した内容について、ノート・配付資料等を利
用して理解を深めておくこと。
到達目標
近代日本の教育拡
11 大
(明治期)
近代日本の教育拡
12 大
(大正期)
・明治期の教育拡大について統計的に把握する。
・これまでの教育拡大理論を理解する。
・明治期における教育拡大の諸要因について学ぶ。
・大正期の教育拡大について統計的に把握する。
・大正期にみられる教育家族について学習する。
・大正期における教育拡大の諸要因について学ぶ。
・戦前期における中等教育の進路決定について先行研究から学ぶ。
13 進路決定の要因
・現在の進路決定要因について学ぶ。
・大学生の進路決定について考察する。
・職業配分の概念を理解する。
・葛藤理論について理解する。
14 社会階層
・学歴と就職・昇進・結婚との関連性について学ぶ。
現代教育問題の解 ・教師にとっての教育社会学の意義について考察を行う。
・現代教育に関する課題を選び、教育社会学的な視点で考察を行う。
15 読
まとめ
・全講義についてまとめ、総合的に理解する
教育課程論
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
馬場 康雄
Yasuo Baba
対象学生
1年
科目区分
履修要件
教職科目
キーワード
授業概要
教育目標
到達目標
ホームワーク
教科書・教材
参考書
成績評価方法
教員室
授業後にアポイントを
オフィスアワー とり質問してください
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
2
前期
選択
講義
教育課程 カリキュラム 教育課程編成 学習指導要領
教育課程の意義、編成原理等について、理論的・制度史的な側面から学習
する。そして、教育課程の編成の基準である学習指導要領の変遷とその内
容 について、社会的側面から学習する。
学校の教育活動の全体的な計画である教育課程について、歴史や思想、そ
して制度的な側面から理解を深めることで、より効果的な教育課程の編成に
ついて考察する。
・教育課程の意義、編成原理、編成方法等について理解する。
・教育課程の基準である学習指導要領の変遷、内容について理解する。
・教育課程上の諸課題について理解し、受講者自身の問題意識をもつ。
・毎講義後、復習し授業内容を十分理解しておくこと。授業内容についての 小テストを随時行います。また、レポートを提出してもらいます。テーマは
授業時に示します。いずれも授業内容をしっかりと把握しておくことが大切
です。また、本講義の「教育課程論」の内容理解の一助とするため下記の
参考図書を各自で読み進めてください。
プリント配布
柴田義松 編著『教育課程論』第二版 学文社 2012年
文部科学省『小学校学習指導要領解説 総則編』東洋館出版社
同 『中学校学習指導要領解説 総則編』(株)ぎょうせい
定期試験(50%)、レポート・小テスト・授業態度(50%)による総合評価
A :教育課程に関する知識について体系的に理解し、現代の教育に関する問題意
識を明確に持っている。
B :教育課程に関する知識について体系的に理解している。
C :教育課程に関する基礎的知識について理解している。
回
授業内容
1 教育課程の意義
教育課程の歴史的
2 展開
我が国の教育課程
3 改革の歴史
4 教育課程行政
教育課程編成の原
5 理
教育課程編成の社
6 会的基礎
学習方法・形態と教
7 育課程の編成
教育課程編成の実
8 際と課題
小学校の教育課程
9 の構成
中学校・高等学校教
10 育課程の構成
障害児教育の推進と
11 課題
12 教育課程と学力問題
教育課程の経営と評
13 価
14 カリキュラム開発
15 教育課程論のまとめ
到達目標
・本講義の教職課程における意味と講義の仕組みについて理解する。
・教育課程とは何か、教育課程の意義について理解する。
・教育課程の基本問題について知る。
・近代までの教育課程論について知る。
・現代の教育課程論について知る。 ・生活経験カリキュラムや学問中心のカリキュラム等について知る。
・戦前の教育課程について知る。
・戦後「新教育」のカリキュラム改革について知る。
・学習指導要領の変遷の概要について理解する。
・教育課程行政の概略について知る。
・教育課程の基準の策定について理解する。
・教育課程の編成の主体について理解する。
・教育課程編成の意義について理解する。
・教育の目的、教育の目標とその関係法令等について理解する。
・教育課程編成の原則を理解する。
・教育課程の内容と社会的要請について考える。
・国際化、情報化、環境問題、人権教育など現代的な課題と教育課
程の編成について考える。
・学習方法や学習形態を検討する視点について考える。
・教育課程の編成と授業デザインについて考える。
・様々な学習形態の実際と特徴について理解する。
・現学習指導要領の基本的な方針を理解する。
・現学習指導要領の主な改善事項、特徴を理解する。
・「生きる力」育成の意義と課題について考える。
・小学校の学習指導要領の概要を理解する。
・小学校の学習指導要領の特徴について理解する。
・小学校の教育課程の特色と課題について考える。
・中学校・高等学校の学習指導要領の概要を理解する。
・中学校・高等学校の学習指導要領の特徴について理解する。
・中学校・高等学校の教育課程の特色と課題について考える。
・障害児教育の変遷について理解する。
・特別支援教育の意義と課題について理解する。
・特別支援教育の教育課程の特色と課題について考える。
・学力問題について考える。
・学力観の変遷について理解する。
・学力の構造と今後求められる学力の育成について考える。
・経営の対象としての教育課程について理解する。
・教育課程評価の理論と方法について理解する。
・工学的アプローチと羅生門的アプローチを理解する。
・カリキュラム・マネージメントのために必要な事項を理解する。
・指導計画の作成と学習指導案の作成について理解する。
・「健康」「栄養」に関する教育内容を収集し、教材化を試みる。
・教育課程の構造、編成原理、学習指導要領等の理解を深める。
・教育の諸課題について考える。
・授業のまとめ
教育の方法と技術
Method of Education
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
佐々木 政司
MASASHI SASAKI
対象学生
2年生
科目区分
履修要件
教職科目
キーワード
教職課程履修者
教員室
7621
オフィスアワー
水12:10~12:50於研究
室
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
(2)
前期
選択
講義
回
授業内容
オリエンテーション
1
学校教育とは
2
教育指導法、教育評価
教師とは
3
授業概要
教育目標
到達目標
・本講義では,学習指導法の原理を理解させた上で,講義・演習を通して情
報機器および教材の活用能力の育成を目的とする。
・学校および教師の役割について学び,教育において必要となる教育方
法・学習指導法・教材および情報技術の活用方法・教育評価の方法などを
取得させる。また,現代の学校教育を巡る諸問題についても理解をさせる。
・現代の学校教育の中で教育を行ううえでは,社会情勢の変化に応じて,
教師にも新たな教育技術が求められる。本講義では,そのような現代の教
育において必要な技術を取得することを目指す。
ホームワーク 適宜アサインメントを出すが、各回の復習を欠かさないこと。
教科書・教材
参考書
教育方法
到達目標
・学校と教師に関する基礎的な知識を取得する。
・他の教職科目との関連を理解する。
・学校教育の目的について学ぶ。
・学校教育の課題について学ぶ。
・現代の学校を巡る状況について理解する。
・教師の職務内容について学ぶ。
・教師を巡る現代的な諸問題について理解を深める。
4
・教育方法の歴史的変遷について学ぶ。
・カリキュラムの意義について理解する。
5
・授業の設計方法について理解する。
・さまざまな教材の特徴について学ぶ。
・さまざまな教材の利用法について学ぶ。
学習指導法
6
・知識・理解力を育成するための授業方法について学ぶ。
7
・思考・判断力を育成するための授業方法について学ぶ。
8
・技能を習得させるための授業方法について学ぶ。
9
・学習への意欲を育成するための授業法について学ぶ。
10 情報技術と教育
・教育において利用される情報機器について理解する。
・教育場面におけるメディアの利用について学ぶ。
11
・教育場面でのインターネットの利用法について学ぶ。
・インターネットの利用に際して考慮すべき諸問題について学ぶ。
12
・情報技術を利用する際の倫理的問題について理解する。
・個人情報保護等の情報技術利用における留意点について理解す
る。
平沢茂「改訂版教育の方法と技術」図書文化社
授業時紹介
試験、レポート、アサインメントの成績から総合的に判断する。
A:学習指導法の基本的概念について理解し、情報技術の活用法についても理解
し、教育目標に合わせた授業が設計できる。
成績評価方法 B:学習指導法の基本的概念について理解し、情報技術の活用法についても理解
している。
C:学習指導法の基本的概念について理解している。
13
測定と評価
・さまざまな評価の方法を学ぶ。
・教育目標に応じた評価の方法について学ぶ。
14
15
・個人差の測定に関する基礎的な知識を学ぶ。
・教育測定における統計的な基礎を学ぶ。
まとめ
・授業全体のまとめを行い、教育場面における教師の働きについて
理解する。
教育相談の理論と方法
Educational Counseling
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
佐々木 政司
Sasaki Masashi
対象学生
2年
科目区分
履修要件
教職科目
キーワード
教職課程履修者
教員室
7621
オフィスアワー
水12:10~12:50於研究
室
授業科目ID
単位数
開講時期
必修・選択
授業方法
(2)
前期
選択
講義
回
学校カウンセリングと
1 は
教育相談 カウンセリング 学校
教育目標
到達目標
本講義では、精神的健康に関する臨床心理学的な基礎知識に加え、学校カウンセリングの
基本的考え方と技法、発達障害、摂食障害、うつ、虐待といった、学校場面でみられる種々
のこころの問題について、事例を交えて学習する。
今、学校場面でどのようなこころの問題が起こっているかを理解させる。また、それらの問題
解決のために、学校カウンセリングがどのような役割を果たしているか、その考え方と援助の
方法を理解させる。
学校生活で起こるこころの問題を一つ一つ見ていくことによって、不適応に陥ったり、何らかの問題を生
じたりする児童・生徒がどのような思いを抱えているかを理解する。また、そうした状態に苦しんでいる児
童・生徒を支え、解決へと向けて援助する学校カウンセリングについて理解し、その有用性を認識するこ
とを目的とする。
参考書
学校カウンセリングの 学校カウンセリング実践におけるコンサルテーションの役割を理解する
コンサルテーションの方法、技法について理解する
コンサルテーション
5 技法
成績評価方法
一丸藤太郎・菅野信夫「学校教育相談 (MINERVA教職講座)」ミネルヴァ書房
全講義終了後に筆記試験を実施する
成績評価基準
A:臨床心理学の考え方と、学校カウンセリングの理論について理解でき、さらに
その視点に基づいた援助の実際についても理解できている。
B:臨床心理学の考え方と、学校カウンセリングの理論について理解できている。
C:臨床心理学の考え方と、学校カウンセリングの理論について、基本事項が理解
できている。
学校におけるこころの 発達障害について自閉症を中心にその特徴を学ぶ
自閉症を中心とした障害を抱える児童・生徒に対する学校の役割と学校
発達障害
カウンセリングの実際を学ぶ
軽度発達障害(アスペルガー障害)について、その特徴を学ぶ
アスペルガー障害を抱える児童・生徒に対する学校の役割と学校カウン
セリングの実際を学ぶ
軽度発達障害(AD/HD、LD)について、その特徴を学ぶ
AD/HD、LDを抱える児童・生徒に対する学校の役割と学校カウンセリン
グの実際を学ぶ
6 問題の理解
7
小学校学習指導要領解説道徳編/文部科学省
中学校学習指導要領解説道徳編/文部科学省
臨床心理学と学校カウ 臨床心理学についてその定義とこころの問題理解の仕方、具体的活動を
を学ぶ。
臨床心理学における学校カウンセリングの位置づけについて理解する。
学校カウンセリングの 学校カウンセリング実践におけるアセスメントの役割を理解する。
技法
アセスメントの方法、技法について理解する。
アセスメント
学校カウンセリングの 学校カウンセリング実践における心理面接の役割を理解する。
心理面接の方法、技法について理解する。
面接
8
教科書・教材
学校カウンセリングの概念についてその定義を理解する。
わが国における学校カウンセリングの歴史を理解する。
4 技法
毎講義終了後に十分な復習を行い,授業内容の理解を進めること。
ホームワーク
到達目標
2 ンセリング
3
授業概要
授業内容
学校におけるこころの うつ病についてその症状と治療法を理解する。
児童・生徒のうつ病について、その特徴を理解する。
うつ
うつ病を抱えた児童・生徒に対する学校カウンセリングの実際を学ぶ。
学校におけるこころの わが国における不登校問題の現状を認識する。
10 問題の理解
不登校についてその特徴と心理的背景を理解する。
不登校
不登校児童・生徒に対する学校カウンセリングの実際を学ぶ。
学校におけるこころの わが国における摂食障害問題の現状を認識する。
11 問題の理解
摂食障害についてその症状と治療法、心理的背景を理解する。
摂食障害
摂食障害を抱える児童・生徒に対する学校カウンセリングの実際を学ぶ。
学校におけるこころの わが国における児童虐待問題の現状を認識する。
12 問題の理解
虐待被害についてその精神的後遺症の症状と行動特徴とを理解する。
虐待
虐待被害に遭っている児童・生徒に対する学校カウンセリングの実際を学ぶ。
9 問題の理解
学校におけるこころの わが国における学校カウンセリングでは、児童・生徒のみならず、その保
護者等家族への対応を迫られる事態も起こりうる現状を認識する。
家族への援助
児童・生徒の家族に対する学校カウンセリングの実際を学ぶ。
学校におけるこころの 学校におけるこころの問題の解決にあたっての教師との協同関係を結ぶ
ことの重要性を認識する。
14 問題の理解
教師への援助
教師に対する学校カウンセリングの実際を学ぶ。
まとめ
授業全体のまとめを行い、学校カウンセリングについて概観する。
13 問題の理解
15
教職実践演習(栄養教諭)
授業科目名(英)Practical Seminar for Teaching Profession(Diet and Nutrition Teacher)
■授業計画
担当教員名
[ローマ字]
対象学生
科目区分
履修要件
オフィスアワー
教職科目担当全教員
教員室
授業科目ID
単位数
4年生(教育職員免許状取得見込者)
開講時期
必修・選択
教職課程履修カルテ・教育実習ノートを作成していること 授業方法
授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。
回
2
前期
選択
演習
授業内容
到達目標
1 振り返り
・教職実践演習の意義について理解する。
・学習履歴を基にこれまでの学習内容を振り返り、どのような知
識・能力を養ってきたかについて考える。
2 目指す教師像
・教育実習の振り返りから理想の教師像について考える(グループ
討論)。
キーワード
使命感 実践力
3 学校組織
・学校の組織や運営等について理解する(講義)。
・栄養教諭の職務内容について理解する(講義)。
授業概要
これまでの学習成果をより発展・統合し、栄養教諭としての使命感や実践
的な指導力の構築とその確認を行う。講義、演習、発表、ロールプレイ等を
組み合わせて実際の教育現場を想定した教育課題を取り扱う。
4 栄養教諭の意義
・教育職や栄養教諭の社会的役割について考える(グループ討
論)。
教育目標
栄養教諭としての使命感や責任感、倫理観を持って、学校において栄養に
係る教育を実践できる能力を身につけることを目標とする。
5 学校での栄養活動 グループ討論)。
到達目標
社会性や人間関係力、教育に対する使命感・責任感・倫理観を持ち、児童
生徒を理解し学級経営ができる基礎的な資質・能力を有しており、授業場
面を含め、栄養教諭としての指導力を発揮できること。
6 学校給食
ホームワーク
各自の課題を持ち、授業に参加するできるよう、テーマについて自分自身
の考えを整理しておくこと。
・学校における栄養活動の目的や内容について考える(事例研究・
・学校給食の目的や運営について考える(グループ討論)。
・教育実習の経験を振り返りも合わせて、現場見学の際の観点な
教科書・教材
参考書
成績評価方法
7 給食指導見学準備 どを考える(発表、グループ討論)。
8 給食指導見学
・学校現場での見学・調査を実施し、自らの観点に基づき検討する
(見学)。
9 給食指導発表
・自らの問題意識を基に現場見学で検討した結果を発表する(発
表・グループ討論)。
10 指導案の作成
・これまでの学習を基に、指導案を作成する(発表)。
11
・作成した指導案を基に模擬授業を行い、授業分析を行う(模擬授
業・ロールプレイ)。
指定しない
文部科学省 『小学校学習指導要領』
発表や授業内試験、授業内レポートなどを総合的に判断し評価する。
A:栄養教諭としての使命感と教育現場の視点を持ち、児童生徒理解や学級経営力、指導力、表現力の
基礎的資質と、自らその能力を高めていく態度を有している。
B:栄養教諭としての使命感と教育現場の視点を持ち、児童生徒理解や学級経営力、指導力、表現力の
基礎的資質を有している。
C:栄養教諭としての使命感を持ち、児童生徒理解や学級経営力、指導力の基礎的資質を有している。
授業研究
12
・作成した指導案を基に模擬授業を行い、授業分析を行う(模擬授
業・ロールプレイ)。
13
・模擬授業を基に指導技術について考える(グループ討論)。
14 論文作成
・理想とする栄養教諭像に対する自らの課題について考え、論文
作成を行う(試験)。
15 まとめ
・作成した論文を基にして望ましい教師となるための自己課題につ
いて発表する(発表)。