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大阪登山
研究集会
大阪
労山創立 50 周年記念
参加費:資料代 500 円
あの頃の未来にボクらは立っているのかなあ…
創立時の理念を振り返り展望をさぐりましょう
大阪労山は 50 周年。レセプションに引き続き「大阪登山研究集
会」を開催します。これまでの活動を振り返り、より一層の発展
をめざしましょう。4つの分科会では事故防止と会員拡大、平和
と労山を考えます。午後からの座談会では創立当時の先輩から、
描いた理想・理念を学び今これからの課題を展望します。そして
特別講演として西穂山荘支配人・気象予報士の粟澤徹氏に山の観
天望気や登山者への提言を語っていただきます。各会こぞってご
参加ください。
分科会のみ、講演会のみの参加もOK・分科会複数参加OK。
と き 2016 年 11 月 19 日㈯ 10 時∼ 17 時
ところ 大阪国労会館(大会議室・中会議室・小会議室)
大阪市北区錦町2-2 JR天満駅 徒歩5分 ☎ 06-6354-0661
申込み方法:午前分科会から1、午後分科会から1、講演会参加の有無…を記して下記までお申込みください(〆切 11/17)
午前3分科会 A事故の教訓 B事故のない身体づくり Cどうする どうなる組織拡大
午後2分科会 D座談会 E平和と登山 F講演会 申込み先 大阪労山事務局次長 高橋明代 ☎も可(090-2355-2677)
Email [email protected]
fax 06-6461-0767
こちらのフォームからも申込みできます https://ws.formzu.net/dist/S19276161/
10:00
開会
12:00
終了
大会議室
分科会
事故の教訓に立った改善の試み
成功あり失敗ありの話し合い
報告者:大阪ぽっぽ会
山の会 ROCKY
報告に続く討議ではじっくり話し
合い自分の問題としてとらえなお
し今後に備えていきましょう
中会議室
分科会
事故のない身体づくり
男も女も老いも若きも鍛えましょ
う∼
チャレンジ♪
100 歳になっても山登り
女性委員会の実践報告
あなたの体力は何歳?
小会議室
分科会
どうするどうなる組織拡大
教育で会員を増やし定着を目指す
報告者:泉州勤労者山岳会
豊中勤労者山岳会
大阪労山ハイキングセミナー
未組織登山者を労山の仲間として
定着させてきた実績や山岳会とし
ての教育実践を学び拡大への芽を
さぐります
休憩
座談会
12:45
開会
大阪労山の理念と運動の到達点と今
後の課題
分科会
平和と登山
あの頃の未来、今の未来、今後の未 核兵器ゼロをめざし国民平和大行
来をパネラーのみならず会場をも交 進は進む(報告者:佐々木雅博さん)
えた座談会形式で探ります
登山者9条の会・10 年の歴史(報
パネラー(瀧上肇さん、服部功さん、 告者:大西清見さん)
川上洋子さん他)
福島原発事故は何をもたらしたか
14:30
(報告者:菅野昭雄さん)
終了
会場整理
14:50
50 周年記念 大阪登山研究集会 特別講演(大会議室)
山上での実体験から語る 山岳気象講座:粟澤 徹さん
16:20
終了
16:
16:40
粟澤さんのご紹介:1962 年生まれ。北アルプス西穂山荘の常務取締役兼支配人。フェイスブックをとおし
て山の気象や登山者の安全に関する情報と山の魅力を発信する。
講師から:北アルプスで唯一通年営業している西穂山荘にいるからこそ知りうる事実や、遭難事例などにつ
いてお話ししたいと思います。
各分科会から報告 ( 大会議室)
閉会あいさつ
が、内容は夏の雷と、日本の冬山の気象の 点に絞ってお話ししたいと考えていま
す。雷については最も興味のあるところかと思いますし、役に立つ観天望気の話し
もできるかと思います。また冬山の気象については、北アルプスで唯一通年営業し
ている西穂山荘にいるからこそ知りうる事実や、遭難事例などについてお話しした
特別講演
山上での実体験から語る 山岳気象講座
いと思います。 あわざわ
とおる
11 月 19 日 14 時 50 分~
講師 粟澤 徹さん
・懇親会にもご参加いただけるそうです.お楽しみに.
・ご執筆:粟澤徹「やさしい山のお天気教室」,エイ出版, 年 月.
こんな方です.:HE ページから.
講師 粟澤 徹さん のご紹介
講師からのメッセージ
1962 年生.北アルプス西穂山荘の常務取締役兼支
山の気象は非常に複雑なものですので、限られた時
配人.信州大学理学部特別研究員.気象予報士.北ア
間の中でお話しすることには限界があります。冒頭に
ルプスの空を見続けるうち,雲の魅力に心を奪われる
山岳気象の特徴を簡単に解説しますが、内容は夏の雷
とともに山の気象を知る必要性を実感し,気象予報士
と、日本の冬山の気象の 2 点に絞ってお話ししたい
となる.フェイスブック「やさしい山のお天気教室」
,
と考えています。雷については最も興味のあるところ
「人と自然のために」をとおして,山の気象や登山者
かと思いますし、役に立つ観天望気の話しもできるか
の安全に関する情報と山の魅力を配信する.山荘現地
と思います。また冬山の気象については、北アルプス
での気象解説をはじめ,全国各地で天気教室や講演活
で唯一通年営業している西穂山荘にいるからこそ知り
動を行っている.(Web から引用)
うる事実や、遭難事例などについてお話ししたいと思
います。 ・懇親会にもご参加いただけるそうです.お楽しみに.
・ご執筆:粟澤徹
「やさしい山のお天気教室」,エイ出版,
2016 年 5 月
分科会 事故の教訓に立った改善の試み:成功あり失敗ありの話しあい
11 月 19 日 10 時~ 12 時 大会議室
主催:大阪労山 教育遭難対策部
12 回もの回を重ねた事故対策会議.討論の教訓に
ROCKY です.報告に続く討論では,じっくり話し合
立った改善の試みが多くの会で行われています.その
い,自分の問題としてとらえなおし,今後に備えてい
結果は成功あり,失敗あり,実にいろいろ.この分科
きましょう.どうぞ,ご参加下さい.
会では,それらの経験をまず生の声で報告していただ
きます.ご報告いただくのは大阪ぽっぽ会と山の会
分科会 事故のない身体づくり
11 月 19 日 10 時~ 12 時
中会議室 主催:大阪労山 女性委員会
男も女も、老いも若きも鍛えましょう
★筋力を育てるために
チャレンジ♪ 100 歳になっても山登り…
事例発表を行い石田先生からのアドバイスをもらいつ
つ
女性委員会は事故のない身体づくりをテーマに分科会
筋トレの内容に触れていきます
を担当します
・山筋を続け小さなつまづきがなくなった
・筋トレと膝痛の改善
あなたの体力年齢は何歳?(測ります)
・長距離縦走3回のチャレンジと筋トレ
★まずは自分を知ろう
・病気と筋力低下と山登り
★自分の弱点を知って鍛えよう
分科会 どうする どうなる 組織拡大
11 月 19 日 10 時~ 12 時
小会議室 主催:大阪労山 組織部
組織分科会をよろしく!
連ハイキングセミナーの3者となっております。いず
今回のテーマは「どうする どうなる組織拡大」…
れの発表者も、これまで今回のテーマにふさわしい取
教育で会員を増やし定着をめざすためにです。未組織
り組みを長年にわたって続けてこられています。当日
登山者を会に受けいれ、労山の仲間として定着させて
に向けて各々で準備していただいている資料も、ただ
いる実践の発表と、それについての談論です。安全・
ただ実践を振り返ったものではなく、
熱が入っていて、
技術面の指導はもちろんのこと、会・労山の仲間とし
今日から自分たちの会で参考にされ、使えるものばか
て、どう定着させているのか、また問題点はどんなも
りです。どうか各会からふるってのご参加をよろしく
のがあるのか、などの発表を受け、そして忌憚なく参
お願いします。当日午前 10 時に国労会館2階第二小
加者間で膝を突き合わせて話し合いたいと思います。
会議室の扉を開いてください。
発表者は泉州勤労者山岳会、豊中勤労者山岳会、府
座談会 大阪労山の理念と運動の到達点と今後の課題
11 月 19 日 12 時 45 分~ 14 時 30 分
大会議室 主催:大阪労山常任理事会
パネラー 滝上 肇 服部 功 川上洋子 さらに増え
仲間のエネルギーを源に全国の仲間に支えられ歩み続
る予定です
けてきました.この歩みを経て,私たちはどこまで来
司会 中川和道
たのでしょう?あの頃の未来に,私たちは立っている
私たちの大阪府連盟は 1960 年の準備会合(坂本・
のでしょうか?発足の当初に描いていた未来の少なか
藤田・沼島の各氏)をへて 1966 年 2 月 18 日第 1 回
らぬ部分はいろいろ実現されました.互助組織として
総会で産声を上げました.出席は 8 労山 12 名だった
の労山救助隊と特別基金の実現,登山学校の確立,事
といいます.初級登山学校が同年開校.中級登山学校
故防止活動のたゆまぬ試行錯誤,防災ヘリによる救助
の男子部女子部が 1968 年に同時開校.労山の心意気
の画期的な前進,クリーンハイクの圧倒的な広がり,
と世相が感じられますね.同年第 1 回代表者会議で
障がい者登山の確立,労山にも開かれた海外登山への
は喜多享会長があいさつ.威勢のいいあの真直ぐな声
道の実現,世界の山々の初登,自前の確保訓練やぐら
が聞こえてきそうです.1971 年清掃登山(クリーン
の建設・・・.では,私たちは,どこへ行こうとして
ハイクの呼称はもっとあと)開始.1974 年 3 月鹿島
いるのでしょう?労山発足の頃は,私たちも未組織登
槍ヶ岳での痛恨の二重遭難を機に救助隊結成.大阪府
山者でした.登山者教育から切り離され,多発する事
連の技術レベルの牽引役かつ安心の要となってきまし
故に悩まされ,休暇取得は今も昔も大変で,海外登山
た.1982 年 3 月大阪労山隊(安田一郎隊長)がプル
の認可を得る権利もほど遠かったのでした.
ビチャチュ 6658m 登頂.1984 年植村直己がマッキ
自立,互助,チャレンジ,権利などのキーワードを
ンリー冬期登頂後姿を消した頃,大阪労山は「大阪の
念頭に,
「あの頃の未来,今の未来,今後の未来」を,
屋根を歩こう」と称して 100km,60km,30km タ
パネラーのみならず会場をも交えた座談会形式で探っ
イムトライアルを始めました・・.かくして 1966 年
て行きます.どうぞ,ご参加を.
発足以来 2016 年まで 50 年,労山大阪府連は大阪の
分科会 平和と登山
11 月 19 日 12 時 45 分~ 14 時 30 分 中会議室 主催:大阪労山 平和と登山委員会
1.核兵器ゼロめざし「国民平和大行進」は進む 3.福島原発事故は何をもたらしたか
報告者:佐々木雅博(連盟副会長、豊中労山、
報告者:菅野昭雄(訴訟団副団長、ピトンの会)
山の会こもれび)
①「福島原発関西訴訟団」からの報告 ① 1950 年頃から始まった国民平和大行進
② 11 回の口頭弁論
② 運動は核兵器廃絶に向かって前進している
③ 今後の進展について
現状と未来について考察
③ 労山の平和運動と平和大行進
④ 大阪労山「国民平和大行進」の踏み跡を振り返る
事前学習会と平和大行進の取り組み
2.「登山者9条の会結成」10 年の歴史 報告者:大西清見 (平和と登山委員会代表、
泉州労山)
① 10 年間で 37 回の戦跡ハイキング等の催しを開催
②「戦争法」反対の運動と発動させない運動