4月7日(土)クリニック近くの 蓬川公園にて、普段はご自宅からなかなか 外出できない患者様をお招きし、お花見会 を開きました。 少し肌寒い中、6分咲きの桜ではありました が、患者様・ご家族の皆様の笑顔と笑い声 で賑やかな会となりました。 【ボランティア演奏】 柴田 茂俊さん(52歳)と 娘: 真祏さん(18歳) この春大学生になったばか りの真祏さんの若々しい歌 声に、場がとても華やぎま した。 柴田さん親子の演奏後は、恒例の(?)長尾院長の 独壇場です! この日ご参加いただいた「つどい場さくらちゃん」の丸尾 多恵子さんにも「マイク持ったら離さないね~」とツッコ ミを入れられていました。 “なごり雪”や“上を向いて歩こう”などを熱唱しました。 次のプログラムは じゃんけんゲームです! 院長とのじゃんけんに勝った方に は豪華景品をプレゼント♪ 患者様も車椅子から腕をいっぱい に伸ばしてご参加いただきました。 続いてはスタッフによる リコーダー演奏です。 昼休みなどを利用して一生懸命練習して きました。また、4月のお誕生日の方に は“ハッピーバースデー”の歌のサプラ イズプレゼントもありました。 ご参加の皆様にお花見会の感想を伺いました。 【N・N様 K・N様ご夫妻】 奥様は4月10日がお誕生日。 思わぬハッピーバースデーソングのプレゼントも喜んでいただけたようです。 N様と長尾クリニックは共に歩んで18年になります。毎年のようにお花見会にご参加いただき、 「今年はいかがでしたか?」との質問に、「若い子が歌って賑やかで良かった」とのこと。笑 顔と温かいお言葉をいただきました。 【T・S様】 院長と笑顔いっぱいで記念撮影され、 「どのプログラムが一番良かったですか?」との質問に、「どれも良かった。楽しかった!」 とこれもまた笑顔で答えていただきました。 【H・M様】 飛び入り参加歓迎!との声に、颯爽と前に進まれたM様。 肺の病を患っていらっしゃるにも関わらず、見事な横笛を披露いただきました。 「このお花見にも出られるか分からなかった」という院長の紹介の後、「持っていた30本の笛 は京都の師匠に返してきました。この1本だけは、お棺に入れてもらいます。」との言葉には 皆驚きを隠せませんでした。 胸水がたまり、息を長く吐くことも辛いはずの演奏には、会場中の涙、感動を呼びました。 演奏後に一言、とお願いすると「桜の下で、皆さんに聞いていただけたことが何より幸せで す」との言葉。 私たちスタッフもその言葉から幸せを分けていただきました。
© Copyright 2024 Paperzz