用語集(PDF:271KB)

資料4
用語集
(ア行)
● 生びん
一升びんやビールびんなど繰り返し使用可能なびんのこと。リターナブルびんともいう。
● エコマーク
(財)日本環境協会が、1989 年 2 月からエコマーク事業を開始した。
「私達の手で地球を守
ろう」という気持ちを表したもので、商品の製造・使用・廃棄等において環境保全に役立つ商
品につけられたマーク。消費者に環境問題に関する情報を提供し、環境保全型商品の普及、環
境保全意識の高揚を図ることを目的としている。
(カ行)
● 家庭系ごみ
一般家庭の日常生活から発生する廃棄物のこと。
● 合併処理浄化槽
浄化槽には、し尿のみを処理する単独処理浄化槽と、生活雑排水を併せて処理する合併処理
浄化槽がある。合併処理浄化槽は、単独処理浄化槽と比べて河川等へ放流される水質汚濁物質
の削減効果が高く、公共下水道等集合処理施設が整備されていない地域における有効な生活排
水処理施設となっている。
● 家電リサイクル法
特定家庭用機器再商品化法の略称。テレビ、エアコン、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機の家電を対
象に、消費者はリサイクル費用と収集・輸送費用の負担、小売業者は消費者からの引き取りと
製造業者等の引き渡し、製造業者等は引き取った廃家電の一定水準以上のリサイクルの実施を
それぞれ義務付けている。
● 環境負荷
人の活動により環境に加えられる影響で、環境を保全する上で支障をきたすおそれのあるも
の。工場からの排水、排ガスはもとより、家庭からの排水、ごみの排出、自動車の排気ガスな
ど、通常の事業活動や日常生活のあらゆる場面で環境への負荷が生じている。
● 機械式生ごみ処理機
76
生ごみ等の有機物を処理する家電製品。バイオ式生ごみ処理機と乾燥式生ごみ処理機がある。
● 協働
住民・事業者・行政が対等の立場で連携し、お互いの信頼関係のもと、力を合わせ、協力し
てまちづくりに働くこと。
● グリーン購入
環境への負荷が少ない製品やサービスを優先的に購入すること。
● ごみ減量推進員制度
地域ごとにごみ減量推進員を配置し、地域のリーダーとしてごみ減量、資源化、各種環境対
策の取り組み活動を行っていく制度。目的は、ごみ減量に取り組む意識を育て、不法投棄をさ
せない環境を作っていくとしている。
● ごみ減量協力事業所認定及び顕彰制度
ごみの減量、資源化に積極的な事業所をごみ減量協力事業所として認定し、顕著な活動をし
ている事業所に表彰する制度。平成24年4月から制度が開始された。
(サ行)
● サーマルリサイクル
廃棄物を単に焼却処理するだけではなく、焼却の際に発生するエネルギーを回収・利用する
こと。代表的な手法としてはごみ発電があるが、温水などの熱源や冷房用のエネルギーとして
利用することも多い。
● 最終処分
廃棄物は、資源化・再利用される場合を除き、最終的には埋立により処分される。本市の場
合、陶器くず等の不燃残渣や焼却灰等を埋立処分している。
● 在宅医療廃棄物
家庭等の医療機関以外の場所において医療措置を行うことにより排出される医療廃棄物。
● 残渣
不燃ごみや粗大ごみを破砕、選別処理した後に、再生利用できずに残ったもの。
77
● 事業系ごみ
事業活動に伴って生じる廃棄物で、事業系一般廃棄物と産業廃棄物に分けられる。本計画で
は事業系一般廃棄物をいう。
● 集団資源回収
自治会、子ども会、PTA、老人会など営利を目的としない団体が、集団で資源物の回収を
行うこと。
● し尿
人体から排出される大便と小便の混合物のこと。
● 収集運搬
家庭や事業所等から分別排出されたごみを集めて中間処理施設等へ搬入すること。
● 循環型社会
資源循環型社会とも言い、大量生産・大量消費・大量廃棄型社会などと対比して使われる。
太陽光や風力などの再生可能エネルギーの使用や、水や鉱物資源、石油資源などが何度も社会
の内部を循環する環境への負荷の少ない社会のこと。
● 循環型社会形成推進基本法
循環型社会を形成するための基本的な枠組みとなる法律で、廃棄物・リサイクル対策を総合
的かつ計画的に推進するための基盤を確立するとともに、個別の廃棄物・リサイクル関係法律
の整備、循環型社会の形成に向け実効ある取り組みの推進を図ることを目的としている。
● 浄化槽汚泥
浄化槽において微生物が汚水を浄化する際に発生する老廃物や分解されない浮遊物質などの
総称のこと。
● 使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律
レアメタル等の回収を目的として平成25年4月から施行された制度。全国の市町村は積極
的に回収する義務がある。
● 処理不適物
那須塩原クリーンセンターで処理できないごみで、コンクリート、タイヤ、消火器、スプリ
78
ング入りベッド、バッテリーなどをいう。
● 3R
「ごみを出さない」「一度使って不要になった製品や部品を再び使う」「出たごみはリサイク
ルする」という廃棄物処理やリサイクルの優先順位のこと。
「リデュース(Reduce=ごみの発生
抑制)
」
「リユース(Reuse=再使用)
」
「リサイクル(Recycle=再生利用)
」の頭文字を取ってこ
う呼ばれる。
● 生活系ごみ
家庭系ごみと集団資源回収を合わせたものをいう。
(タ行)
● 単独処理浄化槽
浄化槽には、し尿のみを処理する単独処理浄化槽と、生活雑排水を併せて処理する合併処理
浄化槽がある。単独処理浄化槽の設置は、浄化槽法に改正により平成 13 年 4 月より禁止されて
いる。
● 中間処理
収集したごみの焼却、不燃ごみや粗大ごみの破砕、選別処理、下水汚泥の脱水などによって、
できるだけごみの体積と重量を減らし、最終処分場に埋立てた後も環境に悪影響を与えないよ
うに処理すること。また、鉄やアルミなど資源として利用できるものを回収し、有効利用する
こと。
● 出前講座
市民のみなさんが学びたい内容を、市職員などが会場に出向いて講義を行うもの。
● 展開検査
ごみ処理施設に搬入されてくる一般廃棄物に不正に産業廃棄物等が混入していないかどうか
チェックすること。
(ナ行)
● 那須地区レジ袋削減推進協議会
レジ袋削減を目的に、平成21年度に那須塩原市、大田原市、那須町の消費者団体、商工会、
事業者、行政で組織し設立された。主に、レジ袋削減のキャンペーン、マイバッグ・ポスター・
79
標語コンテストを行っている。
● 生ごみ処理容器
台所から排出される生ごみを堆肥化、減量化するための容器のこと。
● 熱回収
サーマルリサイクルと呼ばれ、廃棄物を単に焼却処理せず、焼却の際に発生する熱エネルギ
ーを回収、利用することをいう。那須塩原クリーンセンターでは、熱エネルギーを利用して発
電している。
(ハ行)
● 廃棄物
廃棄物とは、その物を占有している者が自ら利用し、又は他人に有償で売却することができ
ないため不要となった物をいい、ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油などの固形状又は、液状
のものをいう。
廃棄物の中には、主として家庭から発生する生ごみなどの一般廃棄物と、主として工場から
発生する汚泥などの産業廃棄物の二つに大別される。
● 廃棄物の処理及び清掃に関する法律
廃棄物に関する基本的な法律であり、廃棄物の区分や処理責任の所在、処理方法の基準など
を規定している。
● 排出抑制
ごみとして出さず、店頭回収や集団資源回収などを利用し、ごみ排出量を抑制することをい
う。
● 廃食用油
家庭から排出される天ぷら油等のことで、バイオディーゼルエンジン用燃料(BDF)の原料とな
る。
● 発生抑制
買い物袋の持参や過剰包装の自粛、拒否などによって、ごみ発生量を抑制することをいう。
80
● BDF
バイオディーゼルとは生物由来油から作られるディーゼルエンジン用燃料の総称で、バイオ
マスエネルギーの一つ。Bio Diesel Fuel の頭文字をとって BDF と略される。
化石燃料を燃焼させることは、化石燃料に含まれる二酸化炭素を現代の大気中に新たに追加
させることになるが、バイオディーゼルは原料となる生物が成長過程で光合成により大気中の
二酸化炭素を吸収していることから、その生物から作られる燃料を燃焼させても、もともと大
気内に存在した以上の二酸化炭素を発生させることはない(カーボン・ニュートラル)と考え
られている。このため、バイオディーゼル燃料は、太陽光や風力などと同じく、循環型エネル
ギーに位置づけられている。
(ヤ行)
● 容器包装リサイクル法
容器包装廃棄物のリサイクルを促進するため、平成7年度に成立した法律。この法律では、
住民においては分別の協力を、市町村においては国が定める分別基準に適合する形での収集を、
事業者においては容器包装廃棄物を再資源化するという枠組みとなっている。
(ラ行)
● リターナブル製品
一回だけ使用して再使用されない「ワンウェイ製品」に対し、再使用可能な製品のこと。
● レアメタル
もとより埋蔵量自体が少なく、特定地域に偏在する希少な金属でコバルトやパナジウム等 31
鉱種ある。小型電子機器等の製造に不可欠になっている。
81