科 目 名 単 位 数 スペイン語演習Ⅰ 備 考 2単位 渡 辺 暁 《スペイン語の文法と表現+スペイン語圏の文化と社会》 1.講義目標・講義内容等 この授業はスペイン語の応用編です。ねらいは次の四つです。 1)スペイン語の文法の知識を、過去形や接続法など、様々な時制にまで広げる 2)様々なテキストや音楽の歌詞、映画のスクリプトなどを通して表現を学ぶ。 3)それらの表現を応用して、自分でいいたいことをスペイン語にする。 4)ラテンアメリカの国々やスペインなど、スペイン語圏についての知識を深める。 必修のスペイン語の授業で文法をやったとしても、時間がたてば忘れてしまうしまた色々な文法事項が出てきて 混乱することもあったでしょう。この授業ではまず文法事項について復習し、また過去形や未来形、接続法等の 現在形以外の時制についても学びます。そして学んだ文法事項を日本語訳や作文を通して応用していくことで、 一回の授業で確実に一つはスペイン語の文法事項と重要表現を覚えてもらいます。 また、スペイン語圏は映画の製作が非常に盛んで、たくさんのスターを輩出しています。こうした映画を授業の 中で少しずつ見たり、あるいは音楽を聴いたりして、聞き取り能力や発音を磨いてもらうほか、映像を通して、 ラテンアメリカやスペインなど、スペイン語圏の社会や文化について知ってもらいたい、と考えています。 2.関連科目 スペイン語 I、 II、 III、 海外語学演習(スペイン語) 3.テキスト・参考書等 Conociendo el Patrimonio de la Humanidad(『初級~中級スペイン語世界遺産を訪ねて』朝日出版社 2010 年) を基本テキストとします。毎回スペイン語圏のどこかにある世界遺産について扱いながら、スペイン語の表現を 学んでいきます。また、文法内容を補足するプリントや、授業で聴く歌の歌詞なども、適宜配布する予定です。 4.成績評価方法 少人数制なので出席と授業への参加を重視し、平常点でつけます。学期末にはなんらかの形で成果を発表する場 を設けたいと思います。単位取得のための出席の目安は4/5以上としますが事情がある場合は申し出て下さい。 5.その他 この授業はスペイン語既習者向けの授業ですが、興味とやる気のある学生さんは初心者でも大いに歓迎します。 初回に相談にきてください。また、以前スペイン語演習をとった方も、再度履修が認められています。 授業計画 第1回 イントロダクション 第9回 未来形と未来完了形 第2回 現在形の復習(1) ser+estar+tener 第 10 回 過去未来形と丁寧表現 第3回 現在形の復習(2) 規則動詞 第 11 回 接続法(1)あいさつ 第4回 現在形の復習(3) 不規則動詞 第 12 回 接続法(2)願望 第5回 過去の表現の色々(1)現在完了 第 13 回 接続法(3)仮定 第6回 過去の表現の色々(2)点過去 第 14 回 まとめ 第7回 過去の表現の色々(3)線過去 第 15 回 試験 第8回 過去の表現の色々(4)過去完了+総合 ス-3
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