学校いじめ防止基本方針

平成26
平成26年
26年4月改訂
学校いじめ
学校いじめ防止基本方針
いじめ防止基本方針
阿南市立富岡小学校
Ⅰ 学校の基本理念
いじめの定義
いじめの定義(
定義(いじめ防止対策推進法
いじめ防止対策推進法より
防止対策推進法より)
より)
「いじめ」を「児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等当該
児童生徒と一定の人的関係にある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与
える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となっ
た児童生徒が心身の苦痛を感じているもの」と定義すること。
1 基本理念
いじめは、
いじめは、 全ての児童
ての児童に
児童 に関係する
関係する問題
する問題である。いじめは、いじめを受けた児童の教育を受ける権
問題
利を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず、そ
すべての児童
の生命又は身体に重大な危険を生じさせる恐れがある。すべての
すべての児童が
児童 が安心して
安心 して学校生活
して 学校生活を
学校生活 を送
り、様々な活動に
活動に生き生きと取
きと取り組むことができる学校
むことができる学校を私たちはつくらなければならない。
学校
本校では、すべての児童がいじめを行わず、及び他の児童に対して行われるいじめを認識しな
がらこれを放置することがないよう、いじめが心身に及ぼす影響、その他のいじめの問題に関する
児童の理解を深めることを旨として、いじめの防止のための対策を行う。
「どの学級
どの学級でも
学級でも、
でも、どの児童
どの児童にも
児童にも起
にも起こり得
こり得る」という認識
という認識をもち,学校全体として次のことを実践する。
認識
2 基本的な
基本的な取り組み
(1) あらゆる教育活動を通じ、だれもが
だれもが、
だれもが、安心して
安心 して、
して、豊かに生活
かに生活できる
生活 できる学校
できる学校づくり
学校づくりをめざす。
づくり
(2) いじめは人権侵害であり、「「いじめを絶対
いじめを絶対に
絶対に許さない学校
さない学校」
学校」をつくる。
(3) 児童が主体となっていじめのない集団を形成するという意識を育むため、発達段階に応じてい
じめを防止する取り組みが実践できるよう指導、支援する。
(4) 常にいじめられている児童の立場に立ち、絶対に守り通す。
(5) いじめる児童に対しては、毅然とした対応と粘り強い指導を行い,いじめをしない児童に育てる。
(6) 保護者との信頼関係づくり、地域や関係機関との連携協力に努め、ともに解決できるようにす
る。
3 教職員の
教職員の基本的な
基本的な認識
「いじめ問題」にはどのような特質があるかを教職員自身が十分に認識し、学校生活のみならず
放課後や登下校時にも「「未然防止」
未然防止」と「早期発見」
早期発見」に取り組むとともに、いじめが認知された場合の
「早期対応」
早期対応」に的確に
的確に取り組み、「早期解決
、「早期解決」
早期解決」を図ること。
教職員は,以下の点について基本的な認識を持ち,いじめ防止・解決に向けて,学校全体で取り
組む。
① いじめはどの児童にも起こり得る問題である。
② いじめは学校における人権教育の中で重大
重大な
重大な人権課題であり
人権課題であり,
であり,人として決
として決して許
して許されない
問題である。
③ 大人には気づきにくい問題であることを認識し,早期発見・早期対応に努めることが解決
を図る最も大切なことである。
④ いじめは,
いじめは,いじめられる側
いじめられる側には問題
には問題はない
問題はない。
はない。いじめる側
いじめる側に問題がある
問題があるという認識を持つ。
がある
⑤ いじめはその行為の態様により暴行、恐喝、強要等の刑罰法規に抵触する。
⑥ いじめは学校、家庭、地域社会などすべての関係者がそれぞれの役割を果たし、一体とな
って取り組むべき問題である。
-1-
Ⅱ 未然防止
1 基本方針
いじめはどの児童
いじめはどの児童にも
児童にも起
にも起こりうるという認識をもち、全ての児童を対象に、いじめに向かわせない
こりうる
ための未然防止に取り組む。未然防止の基本は、児童が他者への思いやりや、心の通じ合うコミュ
ニケーション能力を育みながら、周囲
周囲の
周囲の友人や
友人 や教職員と
教職員と信頼できる
信頼できる関係
できる関係の
関係の中で、規律正しい
規律正しい態度
しい態度
で授業や
授業や行事に
行事に主体的に
主体的に参加・
参加・活躍できるような
活躍できるような授業
できるような授業づくりや
授業づくりや集団
づくりや集団づくり
集団づくりを行っていくことであると
づくり
考える。児童の自己有用感や自己肯定感、集団の一員としての自覚や自信を育むことより、互いを
いじめを見逃
認め合える人間関係・学校風土をつくる。また、教職員全員は共通理解の下、いじめを
いじめを見逃したり
見逃したり助
したり助
長したりすることのないよう、その指導の在り方に注意を払うなど、いじめ問題への対応力の向上に
したりすることのないよう
努めながら、児童が元気で明るく学校生活を送ることができる学校づくりを推進していくようにする。
2 具体的な
具体的な取り組み
(1) 望ましい人間関係
ましい人間関係や
人間関係や互いのよさを認
いのよさを認め合う環境をつくる。
環境
(2) 道徳・特別活動を通して規範意識や集団の在り方等についての学習を深め、いじめを生まない
人間関係や集団づくりを指導・推進する。
(3) 人権感覚・
人権感覚・人権意識を
人権意識 を高め、児童がいじめ問題を自分のこととして考え、自ら活動できる集団
をつくる。
(4) 発達障がい
発達障がい等
がい等の特性に
特性に係る教職員の
教職員の理解や
理解や専門性の
専門性の向上を図る。
向上
(5) 常に危機意識をもち、いじめ問題への取り組みを定期的に点検して、改善充実を図る。
(6) 学校生活での悩みの解消を図るために、スクールカウンセラー等を活用する。
(7) 教職員の
教職員の言動でいじめを
言動でいじめを誘発
でいじめを誘発・
誘発・助長・
助長・黙認することがない
黙認することがないよう細心の注意を払う。
することがない
(8) 教職員研修の充実、いじめ相談体制の整備、相談窓口の周知徹底を行う。
Ⅲ 早期発見
1 基本方針
「いじめは早期発見
いじめは早期発見、
早期発見、早期対応が
早期対応が重要」
重要」との認識
との認識の下、児童に関わる全ての大人(学校・家庭・地
認識
域)が連携し、児童の些細な変化にも気付くの考え方を基本として進めることが大切と考える。
いじめは大人の目に付きにくい時間や場所で行われたり、遊びやふざけあいを装って行われたり
するなど、大人が気付きにくく判断しにくい形で行われることが多いことを教職員は認識し、些細
些細な
些細な
兆候であっても
兆候 であっても、
であっても 、いじめではないかとの視点
いじめではないかとの視点を持って、早い段階から的確に関わりを持ち、いじめを
視点
隠したり軽視したりすることなく、いじめを積極的に認知する。
2 具体的な
具体的な取り組み
(1)児童の発するいじめのサインを見逃さないなど,学校全体がいじめの早期発見に危機意識をも
って取り組む。
(2)) 管理職・
管理職 ・生徒指導主任・
生徒指導主任 ・人権教育主事などが
人権教育主事 などが,
などが, 校内巡視を行い,学級担任と連携しながら,問
校内巡視
題の早期発見・早期解決に努める。
アンケート調査
(3)アンケート
アンケート調査の
調査の実施など、学校としてのいじめの実態把握・早期発見のための取り組みを実施
実施
する。
(4)連絡帳、電話、家庭訪問など,保護者との情報を共有し、児童の変化に気付く。
(5)地域行事の参加、関係機関との情報共有など,地域との連携を密にする。
Ⅳ 早期対応
1 基本方針
いじめ問題が生じたときには、詳細な事実確認に基づき早期に適切な対応を行い、関係する児
童や保護者が納得する解決をめざす。いじめを
いじめを受
いじめを受けた児童
けた児童やいじめを
児童やいじめを知
やいじめを知らせてきた児童
らせてきた児童の
児童の安全を
安全を
最優先に
最優先に 確保し、いじめたとされる児童や周囲の児童に対して事情を確認した上で、適切に指導
確保
を進める等の対応を、迅速かつ組織的に行う。また、家庭
家庭や
家庭や市教育委員会への
市教育委員会への連絡
への連絡・
連絡・相談や
相談や、事案
に応じ関係機関との
関係機関との連携
との連携を密にし,学校だけで問題を処理しないようにする。
連携
-2-
2 具体的な
具体的な取り組み
(1) いじめられている児童
いじめられている児童やその
児童やその保護者
やその保護者の
保護者の立場に立ち、詳細な事実確認を行う。
立場
(2) 学級担任だけが抱え込むことのないように、学校全体
学校全体で
学校全体で組織的に
組織的に対応する。
対応
(3) 事実に基づき、児童や保護者に学校としての説明責任を果たし、必ず解決することを伝える。
(4) いじめたとされる児童
いじめたとされる児童には
児童 には、
には 、行為の
行為 の 善悪をしっかり
善悪 をしっかり理解
をしっかり理解させ
理解 させ、
させ 、反省・
反省・謝罪をさせ
謝罪 をさせ,
をさせ, 児童の
児童の変容を
変容
図る。
(5) いじめが解消
いじめが解消した
解消した後
した後も、関係する
関係する保護者
する保護者と
保護者と継続的な連絡を行い、再発防止に努める。
継続的
Ⅴ いじめ根絶の校内指導体制
1 基本方針
「いじめは許
学校全体の
いじめは 許さない。
さない。いじめを根絶
いじめを根絶する
根絶 する」
する」という強い意志を持ち、学校全体
学校全体の組織的な
組織的 な取り組 みを
行う。いじめを生まない土壌を形成するための「予防的」「開発的」な取り組みを、すべての教育活
動において展開する。
本校においては、いじめ問題への組織的な取り組みを推進するため、問題に特化した機動的な
「いじめ対策委員会
いじめ対策委員会(
対策委員会(緊急会議)」
緊急会議)」を設置し、教職員全員で共通理解を図り、学校全体で総合的な
)」
いじめ対策を行う。また、組織が有効に機能しているかについて、定期的に点検・評価を行い、児童
の状況や地域の実態に応じた取り組みを展開する。
2 具体的な
具体的な取り組み
いじめ対策委員会
いじめ対策委員会(
対策委員会(緊急会議)
緊急会議)組織図
いじめ対策委員会
いじめ対策委員会(
対策委員会(緊急会議)
緊急会議)
各学年
校長・副校長・教頭
指示
特支学級団
※連絡・報告
指導教諭・学年主任・
人権教育主事・生徒指導主任・
養護教諭 等
※月1回企画委員会時に開催
(緊急会議)
いじめ発生・発見
※いじめ発生対応マニュアル
参照
職 員 会 議
※周知徹底
調
学
年
主
任
・ ※連絡
生 報告
徒
指
導
主
任
1年団
2年団
3年団
4年団
5年団
6年団
査
※事実確認
対
応
Ⅵ いじめが発生した場合の組織的対応
1 基本方針
いじめを認知
いじめを認知したときは
認知したときは、
したときは、担任等が
担任等が一人で
一人で抱え込まず、
まず、学年及び
学年及び学校全体で
学校全体で対応していく
対応していくことを
していく
徹底する。学級担任が一人で抱えこんでしまった場合、問題への対応が遅れたり、いじめがさらに
-3-
悪化していまったりすることがあり得る。さらに、保護者とのトラブルに発展し、学校や教師、また教育
全般に対する不信感をまねき、問題が解決しにくくなる。
そういった状況を避けるために、本校では,いじめ
いじめ対策委員会
いじめ対策委員会(
対策委員会(緊急会議)
緊急会議)を核として組織的
として組織的に
組織的に取
り組み、完全解決を図る。(いじめ発生対応マニュアル)
完全解決
2 具体的な
具体的な取り組み
いじめ発生対応
いじめ発生対応マニュアル
発生対応マニュアル
いじめの発生
いじめの発生・
発生・発見
発生時の
発生時の事実を
事実を明確化
◎誰が誰をいじめているか(加害者と被害者の確認)
◎いつ、どこで起こったか(時間と場所の確認)
◎どんないじめを受けたか(内容)
◎いじめの理由は何か(背景と要因)
◎いつ頃から,どれくらい続いているか(期間)
【客観的な事実を収集する】
報告
いじめ対策緊急会議
いじめ対策緊急会議
職
員
会
議
共通理解
報告
報告
調査方針、分担決定・調査班編成
(指導教諭・学年主任・人権教育主事・生徒指
導主任・養護教諭等)
共通理解
支援
教
育
委
員
会
事実関係の把握
※問題の収拾を図るべく、全ての情報を収集・管理し、
その状況を分析するとともに、対応方針の検討を行う。
いじめと判定
対応方針・対応班の決定
※ 対応方針の
対応方針 の決定後は
決定後は 、その決定
その決定をふまえ
決定 をふまえ、
をふまえ、対応班の
対応班 の
教職員が
教職員が指導・
指導・対応にあたる
対応にあたる。
にあたる。
報告
対応班によるいじめ解消に向けた指導
保
護 共に指導
者
連絡・相談
解消後,継続指導・経過観察
再発防止・未然防止指導
-4-
支援
関
係
機
関
※生命又は
生命又は心身の
心身の安全が
安全が脅かされるいじめが発生
かされるいじめが発生した
発生した場合
した場合
(1)いじめの現状、学校の指導方針を速やかに教育委員会へ報告する。管理職が中心となり、学校
全体で組織的に対応し、迅速に事案の解決にあたる。
(2)事案によっては、学年及び学校のすべての保護者に説明する必要の是非を教育委員会の指
示を仰ぎながら学校長が判断し、必要があれば、当事者の同意を得た上で、緊急保護者会の
開催を実施する。
(3)事案によっては、マスコミ対応も考えられる。管理職が対応窓口になり、誠実な対応に努める。
3 被害児童と
被害児童と加害児童・
加害児童・周りの児童
りの児童に
児童に対して
(1)被害児童への
被害児童への対応及
への対応及び
対応及び支援
被害児童への
被害児童への対応
への対応にあたっては
対応にあたっては、
にあたっては、被害児童を
被害児童を守り通すという姿勢の下、保護者と連携の上、以下
のような対応及び支援を講じていく。
つらい気持
①つらい
つらい気持ちを
気持ちを全面的
ちを全面的に
全面的に受け入れ、共感することで心の安定を図る。
共感
②児童を守り通すことや秘密を守ることを伝え、不安を除去した上で、いじめの事実関係
事実関係を
事実関係を複数の
複数の
教職員で
教職員で正確に
正確に聞き取る。
③必ず解決できる希望を持たせ、信頼のできる人物(親しい友人や教職員、家族)やスクールカウ
ンセラーなど外部専門家の協力を得ながら支援する。
④安心して学校生活や学習が取り組めるよう、落
落ち着いて学習
いて学習できる
学習できる環境
できる環境を
環境を整備する。
整備
⑤被害児童が、加害児童との関係改善を望む場合には、教職員や両保護者等が同席の下、謝罪・
和解の会を開くなどして、関係修復を図る。
⑥いじめが解決したと思われる場合でも継続
継続して
継続して見守
して見守り
見守り、十分な
十分 な注意を
注意を払いながら、
いながら、保護者とも
保護者とも日
とも日
々連絡を取り合いながら、必要な支援を行う。
連絡
(2)加害児童生徒に
加害児童生徒に対する措置
する措置
加害児童に
加害児童に対しては、
しては 、人格の
人格 の成長を
成長 を旨として、
として、家庭環境や
家庭環境や 性格(障がいの特性も含む)など、教
性格
育的配慮の下、以下のような措置を講じていく。
①複数の教職員で事実関係を聞き取り、いじめがあったことが確認された場合、教職員が連携し
ながら、必要に応じてスクールカウンセラーなどの外部専門家の協力を得ながら、再発防止の措
置を講ずる。
迅速に
②迅速
迅速に保護者に
保護者 に連絡し
連絡し、事実に
事実に対する保護者
する保護者の
保護者 の理解や納得を得た上で、連携して以後の対応
理解
を適切に行えるよう協力を求めるとともに、保護者に対して継続的な助言を行う。
重大な
③いじめは人格を傷つけ、生命、身体を脅かす最も重大
重大な人権侵害である
人権侵害である行為
である行為であることを
行為であることを十分
であることを十分
理解させ
理解させ、自らの行為の責任を自覚するよう指導する。
させ
④心理的な孤独感・疎外感を与えないようにするなど一定の教育的配慮のもと、毅然とした対応と
粘り強い指導を重ね、外部専門家と連携しながら個に応じた教育を講じる。
⑤教育上必要があると認めるときは、学校教育法第11条の規定に基づき、児童に対して、適切に
懲戒を加えることも考えられる。ただし、いじめには様々な要因があることに鑑み、懲戒を加える
際には、教育的配慮に十分に留意し、いじめた児童自ら行為を理解し、健全な人間関係を育む
ことができるよう成長を促す目的で行う。
(3)周りの児童
りの児童に
児童に対して
当事者だけの問題にとどめず、学級及び学年、学校全体の問題として考え、いじめの
いじめの傍観者
いじめの傍観者から
傍観者から
いじめを許
いじめを許さない集団
さない集団を形成する。
集団
①「いじめは決して許さない」という毅然とした姿勢を、学級・学年・学校全体に示す。
②「見て見ぬふりをする行為」も、いじめを肯定していることを理解させる。
③いじめを
いじめを訴
いじめを訴えることは、
えることは、正義に
正義に基づいた勇気
づいた勇気ある
勇気ある行動
ある行動であることを理解させるよう指導する。
行動
④人権教育
人権教育を
人権教育 を 根底に
根底に 置 いた学校
いた学校づくり
学校づくり、
づくり、学年、
学年 、学級づくり
学級づくりを再度強化し、人権感覚・人権意識の高
づくり
揚から、いじめができないよりよい仲間づくりを実践していく。
-5-
Ⅶ
地域・家庭・関係諸機関との連携
1 基本方針
児童の日常生活において、いじめをなくし健全育成を図っていくためには、児童の関わる学校関
係団体の地域組織や行政施設・機関等との幅広い連携・協力を進めていくことが不可欠である。ま
た、いじめの事案解決にあたっては、学校による対応の範囲を超える場合もあり、状況に応じて、行
政機関や専門機関との速やかな連携が図れるような関係づくりに取り組むことも重要である。さら
に、保護者は,児童の教育について第一義的責任を負い、規範意識等を養うための指導をより適
切に行うためには、地域を含めた家庭との連携の強化が重要であり、PTAや地域の関係団体等と
学校とが、いじめの問題も含めた児童の現状について共通理解に立ち、連携し協働で取り組むよう
に努めることが重要である。
本校においては、児童のよりよい学びのために、学校
学校が
学校が積極的に
積極的に家庭・
家庭・地域と
地域と連携して
連携して豊
して豊かな教
かな教
育環境の
育環境 の創出をめざす
創出 をめざす「
をめざす「地域とともに
地域 とともに歩
とともに歩 む学校」
学校」づくりを教育活動
づくりを 教育活動の
教育活動の基盤に据えている。この理念
基盤
の下、学校が家庭・地域と一体となって地域ぐるみで児童を育てる体制づくりを進めていく中で、い
じめの防止等についても、対応を図っていきたい。
2 具体的な
具体的な取り組み
PTAとの
(1)PTA
PTAとの共催
との共催により
共催により、
により、いじめの理解
いじめの理解や
理解や人権問題に
人権問題に関する説明会
する説明会・
説明会・研修会を企画・実施する。
研修会
(2)「学校いじめ防止基本方針」を、人権教育通信やホームページ等で紹介することを通じて、いじ
いじ
めの問題
めの問題の
問題の重要性の
重要性の認識を
認識を広めるとともに、家庭と緊密に連携する。
める
(3)児童が日常生活において、地域社会などのより多くの大人と関わることにより、いじめの未然防
止や早期発見につながる場合もあることから、学校や地域の状況を踏まえながら、児童に対して
地域行事の取り組みなどへの参加を促す。
(4)市教育委員会,校区内の警察署・交番等、児童相談所、公民館、等との連絡窓口の紹介や情
報交換などを行う。
Ⅷ いじめ防止指導計画の充実
1 基本方針
いじめの未然防止のためには、学校全体で「「心を育てる教育
てる教育」
教育」を組織的、
組織的、計画的に
計画的に取り組む必要
がある。そのため、年度当初に組織体制を整えると同時に、人権教育年間計画で、学校全体でい
じめ問題に取り組むようにする。
本校では、いじめ問題解決の重要性をすべての教職員が認識し、未然防止
未然防止の
未然防止 の「いじめを生
いじめを 生 まな
い土壌づくり
土壌づくり」(
づくり」(人権教育
」(人権教育、
人権教育、道徳教育、
道徳教育、体験教育、
体験教育、特別活動等)
特別活動等)に組織的に
組織的に取り組むようにする。いじ
めの態様や特質、原因、背景、具体的な指導上の留意点などについて職員会議や校内研修など
の場で練り上げ、教職員間の共通理解を図るようにする。いじめ問題について、特定の教職員が抱
報告・
え込んだり、事実を隠したりすることなく、報告
報告・連絡・
連絡・相談を
相談を確実に
確実に行い、学校全体で
学校全体で組織的に
組織的に対応
するようにする。教職員の研修、児童への指導、地域や保護者との連携などに留意し、 総合的に
いじめ対策を推進する。
さらに,人権教育
人権教育を
人権教育を基盤に
基盤に置いた学校教育
いた学校教育の
学校教育の推進を下に、職員研修・保護者啓発や研修を充実
推進
させる。いじめは、学校における人権侵害の最重要課題であり、「「相手の
相手の 人権を
人権 を踏みにじる行為
みにじる行為で
行為 で
あり、
あり、決して許
して許されるものではない」
されるものではない」ことを全教職員
ことを全教職員が
全教職員が共通理解し、人の痛みを思いやることができ
共通理解
るよう、人権教育の基盤である生命尊重の精神や人権感覚を育むとともに、人権意識の高揚を図
ることに重点を置く。
-6-
2 具体的な
具体的な取り組み
(1)全校での
全校での取
での取り組み計画
月
企画委員会
いじめ対策委員会
●学級・○職員会・研修等
保護者啓発
4月 各学年実態 「いじめ実態把握調査」の ○「学校いじめ防止基本方 人権教育通信
の報告
実施・検討会
針」の共通理解
(毎月発行)
● 人権を
人権を基盤とした
基盤 とした学校経
とした学校経
営・学級経営
●よりよい人間関係づくり
5月
○人権教育研修会
(いじめ防止基本方針の共
通理解・いじめ実態把握調
査)
●「いじめアンケートの実施
いじめアンケートの実施」
実施」
○「いじめ発見チェックリス
ト」考察
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
家庭におけるいじ
家庭 におけるいじ
め発見チェックリス
発見チェックリス
ト実施
保護者と児童の
人権アンケートの
実施
PTA人権教育推
PTA 人権教育推
進部による人権
教育推進委員会
○人権教育研修会
PTA 人 推部 によ
(個別人権課題の中のいじ る人権啓発講座
め問題)
「いじめ実態把握調査
いじめ実態把握調査」
」
の
○「いじめ発見チェックリス 家庭におけるいじ
家庭 におけるいじ
実態把握調査
ト」考察
め発見チェックリス
実施・・検討会
発見チェックリス
実施
ト実施
●「いじめアンケートの実施
いじめアンケートの実施」
実施」 PTA子育て支援
部による啓発後
援
○人権教育研修会
(学級の中の人権問題)
事案発生時・いじめ
対策緊急会議の開
催
●人権学習・人権集会(授 PTA
PTA人権学習授
人権学習授
業参観)の実施
業参観・
業参観 ・人権の
人権 の 学
級懇談会
「いじめ実態把握調査
いじめ実態把握調査」
実態把握調査」の ○「いじめ発見チェックリス 家庭におけるいじ
家庭 におけるいじ
実施・
ト」考察
め発見チェックリス
実施・検討会
発見チェックリス
ト実施
○人権教育研修会
PTA人権教育推
(人権学習授業研究会)
進部による人権
●「いじめアンケートの実施
いじめアンケートの実施」
実施」 教育推進委員会
新入 生保護 者へ
の人権教育の説
明
本年度のまとめ
来年度への課題
○本年度のまとめ
来年度への課題
-7-
本年度のまとめ
来年度への課題
(2)各学年での
各学年での学習
での学習の
学習の取り組み計画
学年
1 年
2 年
3
年
4
年
5
年
6
年
学 年 誰 とでも仲良
相手の
の気持ちを
差別の
の不合理さを
とでも仲良く
仲良 く, 楽 相手
気持ちを考
ちを考 お 互 い を 認 め , 助 差 別 や 偏 見 の 間 差別
不合理さを 同和問題 やいじ
目 標 しい
しい学級
学級をつくる
いに気
気づき,
学級をつくる え , 生命 や 人権 を け 合 い , 支 え 合 っ 違 いに
づき ,なく 認識 し , 自他 の 人 な ど , 様 々 な 人
大切にする
大切にする
て生
て生きる
していこうとする
権を尊重する
尊重する
4月
「ちょうの友達」(一 「ぼくは2年生」(思 「 生 き て い る し る 「いっぺんどなった 「 み ん な の 学 級 」
人ひとりの友達を いやりの心をもって し」(生命を大切に ろ か 」 ( 人 権 無 視 (偏見や差別のな
大切にする)
生活する)
する)
の行動に正しく注 い学級をつくる)
意ができる)
5月
「こんにちは」(仲 「ゆっ きと やっ ち」 「はじめて小鳥が 「 何で あ か んの 」
良く助け合って生 ( 友 達 と 仲 良 く し, とんだとき」(認め (男女平等にでき
活する)
助け合う)
合い,励まし合って る)
生活する)
6月
「 わ た し ら も よ せ 「ドッジボール」(仲
て」(友達の気持ち 間 外しに せ ず,仲
を 考 え て 生 活 す 良く遊ぶ)
る)
7月
8月
9月
「だからわるい」
(傍観することはい
じめと同じことに気
づく)
「 か お りの 決 心」
(いじめを許さな
い学級をつくって
いこうとする)
「権利って何だろ
う」(自他の権利
を尊重する)
「モムンとヘーテ」 「 泳 げ た 2 5 メ ー ト
( 友 達 と 仲 良 く し, ル」(互いに支え合
助け合う)
い,励まし合って生
活する)
「ぼくだけのルー
ルはいらない」(障
がいのある人と共
に生きる)
「守ろうインターネ
ット」(ネット上のい
じめを考え,差別
表現をなくしていこ
うとする)
「人権作文発表」
(自分の思いを
友達に伝え,人
権意識を高め
る)
「なかまはずし」
(いじめは許されな
いことに気づき,
仲良く助け合う)
「わたしのなやみ」
(差別に気づき,よ
い 仲間 づ くりが で
きる)
「娘とともに」(障が
いを理解し,尊重し
合って生活してい
こうとする)
同和問題
「うんどうかい」(友
達と力を合わせ
る)
10月
「およげないリスさ 「 楽 し い な 学 校 」
ん」(誰とでも仲良 ( 仲 間 外 し や い じ
く生活する)
わるを見つめ,楽し
い学校をつくる)
11月
「のろまなローラ」 「ひろみちゃんとゆ 「わたしと小鳥とす 「 悪 い と 決 め て い
(差別の間違いに みちゃん」(互いに ずと」(一人ひとり る」(偏見の誤りに
気づき,助け合う) 励 ま し 合 い , 助 け の違いやよさを認 気づき,力を合わ
合う)
め合う)
せて差別をなくす)
12月
「はしのうえのおお
かみ」(立場の弱
い者をいたわり,仲
良くする)
「 か ら す の お お さ 「こん虫博士」(誰
ま 」 (正 し い こと を に対しても校正公
見抜き,誇りを持っ 平に接する)
て行動する)
1月
「としちゃんのてが
み」(友達の気持
ちになって生活す
る)
「とべないホタル」
(弱い立場の友達
を思い,正しい行
動をする)
2月
「わたしのちいさい
とき」(自他の生命
を大切にしていこ
うとする)
「ほたるのいのち」 「 な い た 赤 お に 」
( 生 命 あ る も の を (相手の気持ちを
尊 重し,命を 大切 考え,助け合う)
にする)
3月
「不合理なしきた
り」(不合理と人権
侵害を考え,差別
を自ら解消してい
こうとする)
権問題 を 解決 し
ていこうとする
「ちがうことばんざ
い 」( 違い を 認 め,
よい仲間づくりをす
る)
「ぼくの心のそこ」
(心の中の差別心
か ら ,人 権 を 尊 重
して生活する)
「いじわる」(さべつ 「いのち」(いのちに 「ちがいのちがい」
やいじめに気づき, つ い て 考 え , 思 い (人権問題を自分
差別を解消してい やりの心をもつ)
の問題として生活
こうとする)
する)
「それでもわたし」
(自他のよいところ
を 見 つめ , 自信 を
もって生きる)
-8-
「育ちゆくわたし」
(男女差,個人差
を知り,互いに助け
合う)
「人権が大切にさ
れるまちづくりをめ
ざして」(差別のな
い世の中をつくっ
ていこうとする)
いじめ発見
いじめ発見チェックリスト
発見チェックリスト(
チェックリスト(教職員)
教職員)
(
登
下
校
・
授
業
開
始
前
授
業
中
休
み
時
間
・
放
課
後
教
室
内
・
集
団
)年
)年 (
□
□
□
□
□
□
□
遅刻・欠席・早退などが増えた。
登下校で,ランドセルや重い物,汚れたものを持たされる。
登校時に,体の不調を訴える。
衣服の汚れや擦り傷などが見られる。
朝の健康観察の返事に元気がない。
教室に入れず,保健室などで過ごす時間が増えた。
いつも忘れ物をしないのに,忘れ物が増えてきている。
□
□
□
□
□
□
□
発言すると冷やかされる。発言すると周囲がざわつく。
決められた座席と違う場所に座っている。
グループにするときに,机を離されたり避けられたりする。
保健室やトイレなどによく行くようになる。
班にすると机と机の間に必要以上の隙間がある。
授業中,教職員にばれないように消しゴム投げなどをしている。
教室移動のときに押したり,からかったりする。
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
休み時間に一人で過ごすことが増えた。
保健室によく行くようになる。
昼休みに他の学級担任の先生や養護の先生へのかかわりを求めにいく。
遊びの中で,いつも同じ役をしている(させられている)。
元気がなく浮かぬ顔をする。
挨拶をしなくなる。
教師と視線が合わず,うつむいている。
体調不良(頭痛,腹痛,吐き気等)を訴える。
遊びと称して友だちとふざけあっているが表情がさえない。
教職員がいないと掃除がきちんとできない。
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□
□
□
□
□
□
□
□
□
朝,いつも誰かの机が曲がっている。
掲示物が破れていたり落書きがあったりする。
学級やグループの中で絶えず周りの顔色をうかがう子どもがいる。
自分たちのグループだけでまとまり,他を寄せつけない雰囲気がある。
些細なことで冷やかしたりするグループがある。
特定の子どもに気を遣っている雰囲気がある。
持ち物や机,ロッカーなどに落書きをされる。
くつかくしがあったり,持ち物がなくなったり壊されたりすることがある。
用具・机・椅子などが散乱している。ごみや学用品などが散らかっている。
遊んでいるときも,特定の相手に必要以上に気を遣う。
教師が注意したことに対して、素直な心で話が聞けない。
)組
)組
※どれか一つでもチェックが入れば,いじめに向かう可能性がある、いじめがかげで行われ
ている可能性があると考えます。
-9-
家庭におけるいじめ
家庭におけるいじめ発見
におけるいじめ発見チェックリストについて
発見チェックリストについて
富岡小学校
日頃は,保護者の皆様には本校教育振興のためご支援・ご協力をたまわり,感謝申し上
げます。
富岡小学校は,いじめのない明るい学校をめざしています。いじめの早期発見のため,次
のチェックを各ご家庭で行ってみてください。該当する項目がありましたら,まずお子さんか
ら,話をよく聞いてください。お子さんが話しにくそうな場合や変化に気になることがございま
したら,迷わず学校までご相談ください。
起床から
起床から登校
から登校までの
登校までの変化
までの変化
□
□
□
□
1.学校へ行きたがらない。「転校したい」や「学校をやめたい」と言い出す。
2.いつもと違って,朝食を食べようとしない。
3.登校時間が近づくと,頭痛や腹痛,発熱,吐き気など体調不良を訴えて登校を渋る。
4.途中で家に戻ってくる。
帰宅時の
帰宅時の変化
□
□
□
□
1.いつもより帰宅が遅い。
2.服が汚れていたり,破れていたりして帰ってくる。
3.あざや擦り傷があってもその理由を言いたがらない。
4.すぐに自分の部屋にかけこみ,なかなか出てこない。外出したがらない。
持ち物・身体の
身体の変化
□
□
□
□
□
□
□
1.道具や持ち物に落書きがある。壊されている。
2.学用品や持ち物がなくなっていく。買い与えた覚えのない品物をもっている。
3.部屋にある持ち物がなくなっていく。
4.ノートなどに人権を無視するような言葉などの落書きが書かれている。
5.お風呂に入りたがらなかったり,裸になるのを嫌がる。
6.腹痛や頭痛など,身体の具合が悪いと訴える。トイレからなかなか出てこなくなる。
7.寝付きが悪かったり,眠れなかったりする日が続いている。
家庭での
家庭での生活
での生活の
生活の変化
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□
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□
□
□
□
□
□
1.成績が下がり,書く文字が普段とは違い乱雑になる。
2.お金の使い方が荒くなったり,無断で家から持ち出すようになったりする。
3.食欲がなくなる。ため息をつくことが多くなる。
4.友達から頻繁に電話がかかってきて外出が増える。
5.いじめの話をすると強く否定する。
6.親と視線を合わせない。
7.家族と話をしなくなる。学校の話をさけるようになる。
8.気力をなくしたり弟や妹をいじめたりするなど,急に乱暴になったり情緒不安定になる。
9.言葉遣いが乱暴になり,家族に反抗したり八つ当たりをする。
- 10 -
いじめについてのアンケート
ねん
(
くみ
)年(
とみおかしようがつこう
あか
な ま え
)組(名前
たの
)
がつこう
富 岡 小 学 校では,いじめのない,明るく楽しい学 校をめざしています。
にんげん
おこな
とみおかしようがつこう
ぜつたい
いじめは,人 間としてゆるされない 行 いです。富 岡 小 学 校は,いじめを絶 対にゆるしませ
たの
がつこう
つぎ
しつもん
ん。楽しい学 校にするために,次の質 問にあてはまるものをえらんで,○をつけてください。
とも
はな
あんしん
か
このことは,友だちには話しませんので,安 心して書いてください。
なんど
いじめとは,
いじめとは,このようなことを何度
このようなことを何度もされることです
何度もされることです。
もされることです。
ぐち
い
ぐち
い
①わる口を言われる。 からかわれる。
②かげ口を言われる。 うわさをされる。
③むしされる。
④なかまはずしにされる。
⑤おどされる。
⑥いじわるをされる。
⑦くつなどのものをかくされる。
ものをこわされる。
かね
⑧なぐられたり,けられたりされる。
⑨お金やものをとられる。
⑩いやなことやはずかしいこと,きけんなことをさせられる。
とうばん
しごと
⑪そうじ当 番や仕事をおしつけられる。
いま
がくねん
1 今 の学 年になって
年になって,
になって,いじめられたことがありますか。
いじめられたことがありますか。
①いじめられたことがある(
)
②いじめられたことがない(
)
ひと
き
2 ①の「いじめられたことがある」と,こたえた人だけに聞きます。
(1)どのようないじめにあいましたか。いくつ○をつけてもいいです。
ぐち
い
(
)わる口を言われる。
からかわれる。
ぐち
い
(
)かげ口を言われる。 うわさをされる。
(
)むしされる。
(
)なかまはずしにされる。
(
)おどされる。
(
)いじわるをされる。
(
)くつなどのものをかくされる。
ものをこわされる。
かね
(
)なぐられたり,けられたりされる。
(
)お金やものをとられる。
(
)いやなことやはずかしいこと,きけんなことをさせられる。
とうばん
しごと
(
)そうじ当 番や仕事をおしつけられる。
とも
(
)そのほか,友だちからいやなことをされて,なやんでいる。
なんにん
(2)何 人くらいのひとにいじめられましたか。
(
)一人
(
)二人
(
おお
)三人
(
)三人より多い
いま
(3)今も,そのいじめはつづいていますか。
いま
(
)今もいじめられている。
いま
がくねん
いま
(
)今はいじめられなくなった。
み
3 今 の学 年になって
,いじめを見
年になって,
になって
いじめを見たことがありますか。
たことがありますか。
み
①いじめを見たことがある(
)
み
②いじめを見たことがない(
)
ひと
とも
し
※①の
の
「
いじめを見
見
たことがある」
」
と
,
こたえた人
人
は
,
友
だちに知
知
られないようにたんにんの
※①
いじめを
たことがある
こたえた
だちに
せんせい
い
先 生に
生に言ってください。
ってください。
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